JPH08505185A - 金属ベルトの電解式片面被覆装置 - Google Patents
金属ベルトの電解式片面被覆装置Info
- Publication number
- JPH08505185A JPH08505185A JP6510552A JP51055294A JPH08505185A JP H08505185 A JPH08505185 A JP H08505185A JP 6510552 A JP6510552 A JP 6510552A JP 51055294 A JP51055294 A JP 51055294A JP H08505185 A JPH08505185 A JP H08505185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- belt
- coating device
- electrolytic
- cathode roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D7/00—Electroplating characterised by the article coated
- C25D7/06—Wires; Strips; Foils
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D7/00—Electroplating characterised by the article coated
- C25D7/06—Wires; Strips; Foils
- C25D7/0614—Strips or foils
- C25D7/0635—In radial cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/02—Electroplating of selected surface areas
- C25D5/028—Electroplating of selected surface areas one side electroplating, e.g. substrate conveyed in a bath with inhibited background plating
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
被覆処理を施すべき金属ベルト(2)が、回転する陰極ローラ(1)をめぐって接触しつつガイドされており、かつ前記陰極ローラの周りに間隙をおいてほぼ同心的に非溶解性の部分円筒形の陽極(3)が配置されている形式の金属ベルトの電解式片面被覆装置が提案される。この場合、陰極ローラ(1)に沿ってガイドされるベルト区分(21)と陽極(3)との間の間隙(4)は各ベルト縁部域(22)において、軸平行な方向に調整可能なシール部材(5)によって制限されている。前記間隙(4)を通って電解液は通流する。
Description
【発明の詳細な説明】
金属ベルトの電解式片面被覆装置
[技術分野]
本発明は、被覆処理を施すべき金属ベルトが、回転する陰極ローラをめぐって
接触しつつガイドされており、かつ、前記陰極ローラの周りに間隙をおいてほぼ
同心的に非溶解性の部分円筒形の陽極が配置されており、前記間隙を電解液が通
流するようになっている形式の金属ベルトの電解式片面被覆装置に関するもので
ある。
[背景技術]
米国特許第3900383号明細書に基づいて公知になっている前記形式の装
置では、陰極ローラと、該陰極ローラに約180゜巻掛けられて被覆処理の施さ
れる金属ベルトと、前記陰極ローラに対して間隔をおいて配置された部分円筒形
の陽極とがユニットとして、ほぼ前記陰極ローラの軸線まで処理槽内の電解浴に
浸漬されている。被覆処理を施すべき金属ベルト、特に著しく薄肉のベルトを陰
極ローラに常時接触させることによって得られる利点は、電界が専ら、同心配置
された陽極と陰極ローラもしくは該陰極ローラに接触する金属ベルトとの間で形
成されるので電圧降下が避けられる点にある。しかしながら前記公知の装置にお
け
る欠点は、被覆処理を施すべき金属ベルトによってカバーされていない側方領域
で陰極ローラに被覆処理を施す虞れがあることである。更にまた電解液が陰極ロ
ーラと金属ベルトとの間へ侵入して不都合な被覆層を惹起する虞れもある。特に
著しく薄肉のベルト、例えば金属箔の場合には、陰極ローラ幅をベルト幅よりも
小さくすることは不可能である。さもないと薄肉のベルトは支持されなくなるか
らである。このような構成では、側方へ張出したベルトも導電路を形成すること
になり、電圧降下が生じ、ひいてはベルトの縁部域に加熱が生じることになる。
ベルト幅がローラ幅よりも小さい場合には、ベルトから張出したローラ張出し
区域に亜鉛鍍金が施される。このような処理設備では種々異なった幅のベルト及
び箔に被覆処理が施されるので、ベルト幅に応じてローラ交換を行なうことが必
要になる。
冒頭で述べた形式の装置がやはり欧州特許出願公開第0125707号明細書
に基づいて公知になっているが、この場合は電解液は、部分円筒形の陽極と円筒
形の陰極ローラとの間の間隙(ギャップ)内を、強制乱流を維持した状態で導か
れる。
この公知技術の場合も、電解液と明らかに接触することになる陰極ローラに不
都合な被覆が生じる虞れがある。電解液は、陰極ローラの全幅にわたって延在す
る流入管を介して供給される。この公知の装置では電
解液は、端面側で陽極と陰極ローラとの間のギャップから、その下位に配置され
た槽内へ流出することができる。この場合もやはり、被覆処理を施すべき金属ベ
ルトと陰極ローラとの間へ電解液が侵入する虞れが多分に在る。
[発明の開示]
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の装置を改良して、電解液を陰極ローラの
表面と接触させないようにすることである。
前記課題を解決するための本発明の構成手段は、陰極ローラに沿ってガイドさ
れるベルト区分と陽極との間で各ベルト縁部域には、軸平行な方向に調整可能な
シール部材が設けられている点にある。このように構成すれば電解液室はベルト
幅に制限されるので、電解液で陰極ローラが濡らされるような事態は回避される
。被覆処理の施される金属ベルトの各幅に合わせて金属ベルトの両側のシール部
材を調整することが可能である。この場合、ほとんど被覆処理の施されないベル
ト縁部域が残存することになるが、当該ベルト縁部域は、このような金属ベルト
の製作の場合何れにしても断裁されるので問題はない。
陰極ローラに沿ってガイドされるベルト区分に対向するシール部材側を遮断水
で潤滑する構成も本発明の範囲内にある。この手段によって、場合によってはシ
ール部材を通過する電解液が陰極ローラに到達するよ
うな事態が防止される。
本発明の別の提案によれば、単数又は複数のスクイーズローラに対するシール
部材の端部域に電解液用サクション装置が配置されており、これによって、場合
によっては連行される電解液で、シール部材後方の相応域で陰極ローラを濡らす
ような事態は防止される。
[図面の簡単な説明]
図1は金属ベルトの電解式片面被覆装置の断面図である。
図2は図1のA−A線に沿った断面図である。
[発明を実施するための最良の形態]
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
駆動される陰極ローラ1をめぐって、外面に被覆処理を施すべき金属ベルト2
が、180゜よりも大きな巻掛け角度で接触しつつ矢印方向にガイドされている
。この場合、図1によれば右手から到来する金属ベルトは、陰極ローラ1に対し
て可能な限り僅かな間隔を有する変向ガイドローラ7を介してガイドされ、かつ
被覆処理後、対向側の変向ガイドローラ7を介して移送される。陰極ローラ1並
びに該陰極ローラに接している符号21で図示した金属ベルト2のベルト区分の
周囲には、部分円筒形の陽極3が設置されている。間隙4を通って相応の電解液
が導かれており、該電解液は、図1の右手側の入口41へ流入しかつ左手側の出
口42から引出される。
ベルト区分21と陽極3との間の間隙(ギャップ)4の両側面は、符号5で略
示した軸平行にシフト調整可能なシール部材によって制限される。
該シフト可能なシール部材5は調整可能なシール区分51でもって、被覆処理
を施すべきベルト区分21のベルト縁部域22に夫々係合する。外側に配置され
たシール部材52、例えばシールベローズは、陽極3の端面側を密封している。
電解液出口の上位には、変向ガイドローラ7又は適当なスクイーズローラの手
前で、場合によっては連行される電解液を排出するために、陰極ローラ全幅にわ
たって延在するサクション装置6或いはシール部材端部領域でのみシール部材で
もってベルト幅に調整可能なサクション装置6、を配置しておくのが殊に有利で
ある。
シール部材5の領域には、しかも特に被覆処理を施すべきベルト区分21に接
するシール区分21の領域には、所謂遮断水式潤滑手段を外側から設け、該遮断
水式潤滑手段によって、場合によっては流出する電解液が隣接陰極ローラ領域に
濡れ作用を及ぼすのを防止することも可能である。このようにすれば、場合によ
っては流出する電解液が洗い流され、或いは著しく希釈されることになるので、
もはや陰極ローラに被覆処理作用を及ぼすことはない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA,
CH,CZ,DK,ES,FI,GB,HU,JP,K
P,KR,KZ,LK,LU,MG,MN,MW,NL
,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,
SK,UA,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.被覆処理を施すべき金属ベルトが、回転する陰極ローラをめぐって接触しつ つガイドされており、かつ前記陰極ローラの周りに間隙をおいてほぼ同心的に非 溶解性の部分円筒形の陽極が配置されており、前記間隙を電解液が通流するよう になっている形式の金属ベルトの電解式片面被覆装置において、陰極ローラ(1 )に沿ってガイドされるベルト区分(21)と陽極(3)との間で各ベルト縁部 域(22)には、軸平行な方向に調整可能なシール部材(5)が設けられている ことを特徴とする、金属ベルトの電解式片面被覆装置。 2.陰極ローラ(1)に沿ってガイドされるベルト区分(21)に対向するシー ル部材側が遮断水で潤滑されている、請求項1記載の電解式片面被覆装置。 3.単数又は複数のスクイーズローラに対するシール部材の端部域に電解液用サ クション装置(6)が配置されている、請求項2記載の電解式片面被覆装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4236927A DE4236927A1 (de) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | Vorrichtung zum einseitigen elektrolytischen Beschichten von Metallbändern |
DE4236927.4 | 1992-10-31 | ||
PCT/DE1993/001015 WO1994010360A1 (de) | 1992-10-31 | 1993-10-22 | Vorrichtung zum einseitigen elektrolytischen beschichten von metallbändern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08505185A true JPH08505185A (ja) | 1996-06-04 |
JP3212606B2 JP3212606B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=6471885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51055294A Expired - Fee Related JP3212606B2 (ja) | 1992-10-31 | 1993-10-22 | 金属ベルトの電解式片面被覆装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5618391A (ja) |
EP (1) | EP0666936B1 (ja) |
JP (1) | JP3212606B2 (ja) |
KR (1) | KR100302171B1 (ja) |
AT (1) | ATE136593T1 (ja) |
AU (1) | AU5368294A (ja) |
DE (2) | DE4236927A1 (ja) |
ES (1) | ES2085801T3 (ja) |
WO (1) | WO1994010360A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19716369A1 (de) * | 1997-04-18 | 1998-10-22 | Hans Josef May | Vorrichtung zum Durchführen kontinuierlicher elektrolytischer Abscheidungsprozesse |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE397490A (ja) * | 1932-07-13 | |||
US3483098A (en) * | 1966-02-11 | 1969-12-09 | United States Steel Corp | Method and apparatus for electroplating a metallic strip |
US3634223A (en) * | 1970-02-25 | 1972-01-11 | United States Steel Corp | Contact assembly |
US4132617A (en) * | 1973-10-04 | 1979-01-02 | Galentan, A.G. | Apparatus for continuous application of strip-, ribbon- or patch-shaped coatings to a metal tape |
US3900383A (en) * | 1974-07-24 | 1975-08-19 | Nat Steel Corp | Apparatus for electroplating |
JPS5989790A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-24 | Nippon Steel Corp | 電気めつきにおける通電ロ−ルへの金属の電着を防止する方法 |
NL8300946A (nl) * | 1983-03-16 | 1984-10-16 | Hoogovens Groep Bv | Inrichting voor het tweezijdig electrolytisch bekleden van metaalband. |
US4582583A (en) * | 1984-12-07 | 1986-04-15 | National Semiconductor Corporation | Continuous stripe plating apparatus |
JPS61155372U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-26 | ||
US5069762A (en) * | 1991-01-18 | 1991-12-03 | Usx Corporation | Appartaus for improved current transfer in radial cell electroplating |
-
1992
- 1992-10-31 DE DE4236927A patent/DE4236927A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-10-22 WO PCT/DE1993/001015 patent/WO1994010360A1/de active IP Right Grant
- 1993-10-22 JP JP51055294A patent/JP3212606B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-22 ES ES93924004T patent/ES2085801T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-22 KR KR1019950701658A patent/KR100302171B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-10-22 EP EP93924004A patent/EP0666936B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-22 DE DE59302210T patent/DE59302210D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-22 US US08/433,420 patent/US5618391A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-22 AU AU53682/94A patent/AU5368294A/en not_active Abandoned
- 1993-10-22 AT AT93924004T patent/ATE136593T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3212606B2 (ja) | 2001-09-25 |
DE4236927A1 (de) | 1994-05-05 |
ES2085801T3 (es) | 1996-06-01 |
ATE136593T1 (de) | 1996-04-15 |
KR950704544A (ko) | 1995-11-20 |
DE59302210D1 (de) | 1996-05-15 |
EP0666936A1 (de) | 1995-08-16 |
KR100302171B1 (ko) | 2001-11-22 |
US5618391A (en) | 1997-04-08 |
WO1994010360A1 (de) | 1994-05-11 |
AU5368294A (en) | 1994-05-24 |
EP0666936B1 (de) | 1996-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4323441A (en) | Apparatus for electroplating strip material without current leakage | |
JPH08505185A (ja) | 金属ベルトの電解式片面被覆装置 | |
JPS6238436B2 (ja) | ||
JPS63227798A (ja) | 金属ストリツプの電解処理装置 | |
EP0125707B1 (en) | Method and apparatus for unilateral electroplating of a moving metal strip | |
US6217725B1 (en) | Method and apparatus for anodizing | |
JP5238414B2 (ja) | ウェブの処理方法、処理槽、連続電解めっき装置およびめっき膜付きプラスチックフィルムの製造方法 | |
JP3237762B2 (ja) | 連続電着プロセスを行うための装置 | |
JP2549557B2 (ja) | 電解処理装置 | |
JP3528453B2 (ja) | 金属ストリップの片面連続電気めっき装置 | |
JPS5940237B2 (ja) | ストリツプのラジアルセル通板めつき法 | |
JP4505113B2 (ja) | 帯状金属の電解処理装置 | |
JP2004232063A (ja) | 金属箔の表面メッキ装置 | |
JPH08158093A (ja) | エッジマスクを備えた水平型連続電解処理装置 | |
JPS607034B2 (ja) | メツキ方法及びその装置 | |
JP2005307250A (ja) | 錫めっき鋼帯の製造方法および水平型錫めっきセル | |
JP2618314B2 (ja) | クロメート無処理メッキ鋼板を得る方法 | |
JPH10298797A (ja) | 電解メッキ装置におけるエッジマスクの制御方法及びエッジマスクの追従装置 | |
JP2001279488A (ja) | 片面電解処理方法及び装置 | |
JPS61179896A (ja) | 竪型連続電気メツキラインにおける鋼板の蛇行修正方法 | |
JPH04224694A (ja) | 電気めっきにおけるエッジマスク制御方法 | |
JP3411762B2 (ja) | 電気めっき装置 | |
JPS6052595A (ja) | 電解処理方法並びにその装置 | |
KR19990047112A (ko) | 연속전기도금용 폭가변형 양극대 | |
JPH01309996A (ja) | 連続電気メッキのメッキ鋼帯線状疵防止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |