JPS6052595A - 電解処理方法並びにその装置 - Google Patents

電解処理方法並びにその装置

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JPS6052595A
JPS6052595A JP16166583A JP16166583A JPS6052595A JP S6052595 A JPS6052595 A JP S6052595A JP 16166583 A JP16166583 A JP 16166583A JP 16166583 A JP16166583 A JP 16166583A JP S6052595 A JPS6052595 A JP S6052595A
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strip
gap
electrolytic
electrolytic treatment
rotating drum
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JP16166583A
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JPS6354798B2 (ja
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Yoshio Kon
今 芳雄
Kazutaka Oda
和孝 小田
Tsutomu Kakei
掛井 勤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解処理方法並びにその装置に係り、特に走行
するストリップの表面に均一な速度で電解液を流すこと
ができるラジアルセル型電解処理方法並びにその装置に
関する。
アルミニウム、鉄などの金属ストリップの表面に電解を
応用する方法は、例えば鍍金処理、電解粗面化処理、電
解エツチング処理、陽極酸化処理、電解着色、梨地処理
等広汎に実用化されている。またこれらの処理の為に従
来から種々の電解処理装置が提案されている。例えば第
1図に示すように通電用回転ドラム10の一部を電解液
12が入った電解槽14内に浸漬し、ストリップ16を
回転ドラム10に密着させて走行させる。電解槽14内
には電極18が配置されており、この回転ドラム10と
電極18との間で電解液12を介して過電させ、ストリ
ップ16に電解処理が施される。しかしながら第1図に
示す電解処理装置はストリップ16の表面の電解液の流
れを調整できない欠点がある。
第2図では別のtiL来の電h1!処理装置が示されて
いる。第2図に示す従来の電量!処理装置においては回
転ドラム20の外周側にこの回転ドラム20と半径方向
のギャップGを隔てて電極22が設けられ、この回転ド
ラム20と電極22との間の間隙には管24から上方に
向りて電解液が流される。ストリップ26は回転ドラム
20の外周に接触しながら走行し、電解処理が施される
。しかしながら第2図に示す従来例においてば電解液の
流速は変化させることができるものの、下方から」二方
に向けて電解液を流しているため、ストリップのアンプ
バス部とダウンパス部とでは液の相対速度が異なる。こ
の為アップパス部とダウンパス部とでは流量が異なり、
均一な電解処理を施すことができない不具合がある。ま
た第1図、第2図に示す従来の電解処理装置では回転ド
ラム10.20の側面と電解槽との間に電解液が流れ込
み、電解液の流れる方向がストリップの中央部と側縁部
とで異なってくる。このように電解液の流れる方向が異
なると均一な電解処理が得られない欠点となる。
本発明はこのような事情に鑑みて為されたもので、スト
リップのアップパス部とダウンパス部とにおいて電解液
の流速を均一にし、しかも電解液の流れる方向もストリ
ップの全中に亘って同一にし、均一な電解処理が得られ
る電解処理方法並びにその装置を提案とすることを目的
としている。
本発明は前記目的を達成するために、通電用回転ドラム
の外周に接しその回転と同期して走行するストリップと
、このストリップに対し半径方向のギャップを隔てる電
極との間で該ギヤツブに導入した電解液を介し通電して
上記ストリップに電解処理を行なうラジアル型電解処理
方法において、該電解液を該ストリップの走行方向に同
一方向に相対速度0.5〜1.5 m/secの範囲で
流すことを特徴としている。また本発明は通電用回転ド
ラムの外周に接しその回転と同期して走行するストリッ
プと、このストリップに対し半径方向のギャップを隔て
る電極との間で該ギャップに導入した電解液を介し通電
して−に記ストリップに電解処理を行なうラジアル型電
解処理装置において、該通電用回転ドラムの該ストリッ
プ侵入側に給液槽を設け、■、つ該ラジアルセル内部の
該ストリップ中方向両端部に回転ドラム側面とラジアル
セル側面との隙間に対向する邪魔板を設けたことを特徴
としている。
以下添付図面に従って本発明に係る電解処理方法並びに
その装置の好ましい実施例を詳説する。
第3図では本発明に係る実施例の構造が示され、第4図
は第3図JJ−IV線に沿う断面図である。第3図、第
4図において28は回転ドラム、30ばこの回転ドラム
28の下半分外周側に位置し回転ドラム28と半径方向
のギヤツブGを保って配置された電極30であり、32
は入側ガイドロール、34は出側ガイドロールである。
ストリップ36ば入側ガイドロール32から回転ドラム
28外周面に接触し、出側ガイドロール34にガイドさ
れて送られる。ストリップ36は回転ドラム28に接触
している間に電極30から電解液を介して通電され、電
解処理される。第3図において38は給液槽を示し、こ
の給液槽38には給水管40、整流板42を介して電解
液が送られる。給液槽38からヘッド差により電解液は
回転ドラム28と電極30とのギヤツブGを通って廃水
部44に送られるようになっている。
第4図に示すように回転ドラム28と電解槽の側板46
との間には間隙gが形成されており、この間隙gと対向
するように邪魔板48.48が配設される。邪魔板48
.48は第3図に示すように半リング状に形成され、回
転ドラム28と電極30とのギヤ・7プGに位置してい
る。また回転ドラム28の第3図上で左上側にも同様に
1/4円周に相当する邪魔板50.50が配され、側板
46と回転ドラム28の側面との間の隙間gに多量の電
解液が流れ込まないようにしている。
本発明において電解液としては例えば硝酸、塩酸、硫酸
等が用いられる。
前記の如く構成された本発明に係る電解エツチングの実
施例の作用は次の通りである。まず被エツチング材料で
あるストリップ36は入口側ガイドロール32にガイド
されて回転ドラム28に接触し、回転ドラム28と同期
して走行しながら出側ガイドロール34によって送られ
る。また電解液は給液槽38からヘッド差により回転ド
ラJ228と電極30との間のギャップGを通り、廃水
部44に送られる。ストリップ36と電解液との相対速
度は0.5〜1.5m/secに設定される。その相り
・1速度がQ、5m/seC以下であると水素ガスが発
生してエソヂング効率が低下し、また1、5 m/se
c以上になるとエツチングが不均一になる不具合がある
からである。
更に給液槽38から邪魔板48.48.50.50の作
用により電解液が回転ドラム28と側板46との間隙g
に多量に流れることはない。邪魔板48.48並びに邪
魔板50.50の作用について第5図並びに第6図にお
いて説明する。第5図ではストリップ上を流れる電解液
の流れ方向を示しており、第5図(A)では邪魔板48
.50を設けない従来の電解処理装置の電解液の流れを
示し、入口(図上で下側)から出た流れは一端ストリッ
プの中方向に向かって流れ、出口(図上で上側)側に向
かうにつれて再び中央部に向けて流れるようになる。ま
た第5図(B)では邪魔板48.48のみが設けられた
電解処理装置の電解液の流れを示し、電解液の流れは出
口側直前までストリップ走行方向と同一方向に流れ、出
口側において中央部に向けて曲がるようになる。第5図
(C)では邪魔板48.48と邪魔板50.50とを両
方設けた場合が示されており、図に示すように入口側か
ら出口側にかけて電解液の流れはストリップ走行方向と
同方向に流れるようになる。第5図(A)、(B)、(
C)から判るように邪魔板48.48.50.50を設
けると電解液の流れは回転ドラムの側面と側板46との
間隙gの影響を受けず、ストリップ走行方向と同方向に
流れるようになる。
更に第6図では電解槽の出口部の流量分布を示しており
、Aで示す曲線は邪魔板48.50を設けない従来の電
解処理装置を示し、Bで示す曲線は邪魔板48.48の
みを設けた電解処理槽を示し、Cで示す曲線は邪魔板4
8.48と邪魔板50.50とを設けた場合の電解処理
槽の出口部の流量分布を示している。第6図から111
るように邪魔板48.50を設けない従来の電解処理装
置では流量は11方向の中央部が多く、両端に行くに従
って急激に少なくなっている。このため従来の電解処理
装置では均一なエツチング処理を得ることが困難である
。ところが本実施例に係る曲線B、曲線Cにおいては中
央部から両端にかけて流量分布は略同−となり、均一な
エツチング処理が得られる。
以上説明したように本発明に係る電解処理方法において
は、電解液をストリップの走行方向と同一方向に相対速
度0.5〜1.5 m/seeの範囲で流すので、ガス
が発生せず、効率が悪化するようなこともなく処理が均
一に行なわれる。また本発明に係る電解処理装置によれ
ば、回転ドラムと側板とのギャップに対向して邪魔板を
設けたので回転ドラムと側板とのギャップが電解液の流
れに悪影響を与えるようなことはなく、ストリップ走行
方向と同一方向に流れ、従って均一な電解処理を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はで従来の電解処理装置の構造を示す断
面図、第3図は本発明の実施例の構造を示す断面図、第
4図は第3図上でIV−IV線に沿う断面図、第5図は
従来例と本発明の実施例の電解液の流れ方向を示す説明
図、第6図は従来例と本発明の実施例の電解槽出口部の
流量分布を示す説明図である。 28・・・回転ドラム、 30・・・電極、 36・・
・スト’J 、yプ、 38・・・給液槽、 46・・
・側板、 48・・・邪魔板、50・・・邪魔板。 代理人 弁理士 松浦憲三 第5図 (A) (B) (C) 第6図 槽暢万百 手続補正書 1、事件の表示 昭和58年特許願第161665号 2、発明の名称 電解処理方法並びにその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県南足柄市中沼2 ]、 O番地名 称
 (520)富士写真フィルム株式会社代表者 大 西
 實 4、代理人 住 所 東京都豊島区東池袋−丁目20番地5自 宛 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書第3頁第15行の「流量が異なり」を「異
なる電解処理が行われ」と補正する。 (3)明細書第7頁第8行の「水素ガスが発生して」を
「液中の水素ガスが大となり」と補正する。 (4)明細書第7頁第9行の[また1、、5m/sec
 Jを[また相対速度が1.5m/sec Jと補正す
る。 (5)明細書第7頁第9行の「になると」の後に1液流
の乱れが増加し」を挿入する。 (6)明細書第7頁第18行の1(図上で下側)」を1
(図上で下側)」と補正する。 (7)明細書第9頁第12行の「ガスが発生せず」を「
液中のガス比を低くおさえられ」と補正する。 (8)図面のうち第3図を添付のものと取り替える。 特許請求の範囲 (1)珂斬上旦太の外周に接しその回転と同期して走行
するストリップと、このストリップに対し半径方向のギ
ャップを隔てる電極との間で、該ギャップに導入した電
解液を介し通電して上記ストリップに電解処理を行なう
ラジアル型電解処理方法において、該電解液を該スI・
リップの走行方向と同一方向にストリップに対し相対速
度0.5〜1.5m/secの範囲で流すことを特徴と
する電解処理径方向のギャップを隔てる電極との間で、
該ギャップに導入した電解液を介し通電して上記ストリ
ップに電解処理を行なうラジアル型電解処理装置におい
て、該刊上工旦大の該ストリップ侵入側に給液槽を設け
、かつ該ラジアルセル内部の該ストリップ中方向両端部
に、回転ドラム側面とラジアルセル側面との隙間に対向
する邪魔板を設けたことを特徴とする電解処理装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通電用回転ドラムの外周に接しその回転と同期し
    て走行するストリップと、このストリップに対し半径方
    向のギャップを隔てる電極との間で、該ギャップに導入
    した電解液を介し通電して上記ストリップに電解処理を
    行なうラジアル型電解処理方法において、該電解液を該
    ストリップの走行方向と同一方向にストリップに対し相
    対速度0.5〜1.5 m/secの範囲で流すことを
    特徴とする電解処理方法。
  2. (2)通電用回転ドラムの外周に接しその回転と同期し
    て走行するストリップと、このストリップに対し半径方
    向のギャップを隔てる電極との間で、該ギャップに導入
    した電解液を介し通電して上記ストリップに電解処理を
    行なうラジアル型電解処理装置において、該通電用回転
    ドラムの該ストリップ侵入側に給液槽を設け、かつ該ラ
    ジアルセル内部の該ストリップ中方向両端部に、回転ド
    ラム側面とラジアルセル側面との隙間に対向する邪魔板
    を設けたことを特徴とする電解処理装置。
JP16166583A 1983-09-02 1983-09-02 電解処理方法並びにその装置 Granted JPS6052595A (ja)

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JPS6052595A true JPS6052595A (ja) 1985-03-25
JPS6354798B2 JPS6354798B2 (ja) 1988-10-31

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