JPS60125397A - 帯状金属板の連続電解処理装置 - Google Patents

帯状金属板の連続電解処理装置

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JPS60125397A
JPS60125397A JP23041683A JP23041683A JPS60125397A JP S60125397 A JPS60125397 A JP S60125397A JP 23041683 A JP23041683 A JP 23041683A JP 23041683 A JP23041683 A JP 23041683A JP S60125397 A JPS60125397 A JP S60125397A
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metal plate
plates
plate
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JP23041683A
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Kazuaki Noda
和秋 野田
Teruo Mori
森 輝雄
Tsutomu Kakei
掛井 勤
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯状金属板の連続電解処理装置に係り、特に
電解槽を入口ロールと出口ロールに案内されて通過する
帯状金属板と該帯状金属板と平行に設けられた1つ又は
複数の電解用電極との間に電解液を介して通電すること
により帯状金属板の表面に電解処理を行なう帯状金属板
の連続電解処理装置に関する。
〔従来技術〕
アルミニューム、鉄などの金属表面処理方法として、電
解を応用する方法は、電気鍍金処理、電解研磨処理、電
解エツチング処理、陽極酸化処理、電解着色処理等があ
り、広汎に実用化されており、このような処理を帯状金
属板に対して連続的に処理する装置も知られている。例
えば第1図に示す電解処理装置では、帯状金属板IOは
電解槽12内の入口ロール14と出口ロール】6により
電解槽12内を案内される。一方電解槽12内には帯状
金属板10と平行に電極18が配され、この電極18と
帯状金属板IOとの間で電解液−’20を介して通電さ
せることにより帯状金属板10の電解処理面(第1図で
は下側)に電解処理が施される。しかしながら第1図に
示す電解処理装置は、処理速度が大きくなると帯状金属
板1oが電解液20の液流にあおられて、電極18との
間の距離を一定に保つことができず、処理面にムラ等が
生じて均一な処理面を得ることができない不具合があっ
た。また、このような不具合を防ぐために第2図で示す
特開昭56−123400号明II書に開示されている
電解処理装置では、帯状金属板10の上面側に多数の孔
を有する支持体22を設置し、発生ずる静圧により帯状
金属板を支持体22に接触搬送しながら電解処理する連
続電解処理装置が提案されている。しかし乍らこの第2
図で示す連続電解処理装置では帯状金属板10と電極1
8との間の極間距離は一定に保たれるものの支持体22
と接触する例の帯状金属板loの表面に擦り傷等が発生
し著しく商品価値を損なう不具合があった。
これらの欠点を解消するために帯状金属板の非処理面側
に大径のバンクア・7プロールを設け、その外周の一部
の該ロール表面から一定の距離を持って設置された対極
との間で通電を行い、バンクアップロールを帯状金属板
の搬送速度と等速で回転させながら電解処理する装置が
提案されているが、この装置は構造が複雑になり、設備
費が高くなると共に帯状金属板の通板や電極交換の作業
がやりにくいという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、簡単な
構造で帯状金属板の長手方向、中方向の両方向に亘って
均一な処理面を得ると共に、処理面及び非処理面大傷の
ない高品質の電解処理製品を得ることができる帯状金属
板の連続電解処理装置を提案することを目的としている
(発明の構成〕 本発明は前記目的を達成する為に、入口ロールと出口ロ
ールとの間で帯状金属板の移送方向に対して直角方向に
少なくとも1つの堰板を設け、堰板は電解液の流れを妨
害して電解液流の下方流れを生じさせ、堰板の下端部と
帯状金属板との間に隙間を形成することを特徴としてい
る。
〔実施例〕
以壬添イ」図面に従って本発明に係わる帯状金属板の連
続電解処理装置の好ましい実施態様を詳設する。
第3図は本発明に係る実施態様を示す帯状金属板の連続
電解処理装置の模式的断面図である。第3図に於いて帯
状金属板24は入側ガイドロール26及び入口ロール2
Bによって電解f&30が満たされた電解槽32へ導入
され、出口ロール34及び出側ガイドロール36によっ
て電解槽32から取り出される。帯状金属板24は電解
槽32内に於いて入口ロール28と出口ロール34との
間に於いては電解液30の中をほぼ水平に移送される。
又電解槽32内にはこの帯状金属板24と平行にな□る
ように電解用電極38が帯状金属板24の下側に所定距
離を置いて配置される。又ガイドロール26と対応して
給電ロール4oガ設けられ、更にガイドロール36と対
応して給電ロール42が設けられ、これら電極38、給
電ロール4o、42は電淵44と接続され、(!シ状金
属板24と電極38との間を通電するようになっている
。従って帯状金属板24は入口ロール28と出口ロール
34との間(電解ゾーン)を移送される際にその下側が
電解処理されることになる。
入口ロール28と出口ロール34との間には帯状金属板
24の上方に所定間隔で3枚の堰板46が配設される。
堰板46は第3図に示すように走行する帯状金属板24
の移送方向に対し直角方向に立設される。堰板46は第
4図並びに第5図にその詳細な構造が示されており、そ
の上縁48によって電解処理槽32の上縁で支持される
と共にその上端部両側に突起50.50が形成されこの
突起50.50が電解槽32の側壁に当接することによ
り堰板46は電解槽32に支持される。又第4図に示す
ように電解槽32の側壁と堰板46の側端との間には隙
間52が形成され、この隙間52から電解液の一部が流
れるようになっている。×、堰板46の下端と帯状金属
板24との間には若干の隙間が形成されるようになって
おり、この間を電解液が流れると帯状金属板24は下方
向の力を受けることになる。
又、第3図に示すようにタンク54内には濃度及び温度
の調節がなされ、ガス除去が行われた電解液が貯留され
ており、この電解液はポンプ56によって圧送され、配
管58を通って電解処理槽32の入口に送られる。電解
処理槽32の入口に送られた電解液は整流板60を通り
、この整流板60により中方向の流速を均一化され、電
解処理ゾーンへ供給される。尚、電解処理ゾーンを通っ
た電解液はオーバーフロー板62を溢流して配管64を
通ってタンク54に回収される。
前記の如く構成された本発明装置の作用は次の−通りで
ある。まず帯状金属板24は入口1」−ル28と出口ロ
ール34との間の電解処理ゾーンに於いて電解処理がな
される。電解液30は入口ロール28から出口ロール3
4に向けて流れるが、この際、堰板46の作用によりそ
の流れが妨害される。電解液は堰板46によって流れが
妨害されると、その大部分が帯状金属板24の左右へ回
り込み帯状金属板24の下方を通過するが、一部は堰板
4にと帯状金属板24との隙間を流れる。この隙間を流
れる電解液は堰板46の下端部と帯状金属板24との間
を離すことにより帯状金属板24の移動に伴う表面への
擦り傷の発生をなくし、更に帯状金属板24を下方へ付
勢する力となる。帯状金属板24はこの下方向の付勢力
を受けても帯状金属板には搬送張力により上向きの力が
発生しているのでこの二つの力がつりあう位置で安定に
保持され帯状金属板24は電極38との間の極間距離が
一定に保たれることになる。この為極間距離が不安定な
状態で発生ずる電流の分流は起こらないので処理ムラの
ない高品質の電解処理面が得られることになる。
堰板46の下端面の設置位置については若干の注意を払
う必要がある。即ち堰板46の下端面は入口ロール28
と出口ロール34の下端を結ぶ線よりも下方に設定する
と帯状金属板24にかかる張力により帯状金属板が堰板
46の下端に接触し擦り傷が発生する欠点がある。又逆
にこのロールを結ぶ線よりも堰板46の下端を上方に設
定し過ぎると下方向へ向かう電解液の液流が少なくなり
帯状金属板24は液流にあおられやすくなり処理ムラの
原因となる。従っ°ζ堰板46の下端面はこの様な不具
合を避けて設定しなければならない。
堰板46ば種々の形状が考えられる。rIllら第5図
に示す堰板46に限定されるものでなく第6図に示す様
な形状が考えられる。第6図(a)、(b)、(C)に
示す堰板46の下端部にはストレート板もしくは円弧板
からなる補助プレート66が設けられている。この補助
プレート6Gは帯状金属板24と堰板46との間に電解
液が流れ込み易くし、かつ電解液が保持され易くする効
果がある。又第6図(d)に示す様に隣接する堰板46
の補助プレート66同志を連結する構造でもよい。堰板
46の祠質は電解液に腐蝕されないでしかも電解液流に
対して変形しないものであれば制限はなく、プラスチッ
ク板、若しくは金属板の表面にプラスチックやゴムのラ
イニングをしたもの等が考えられる。
なお上記したような本発明の実施例は片面に対する処理
装置であったが、本発明装置は帯状金属板のパスライン
を折り返して被処理金属板の上面と下面とを反転させて
、片面ずつ遂次電解処理を行い、両面の電解処理品を製
造する装置においても有効であることはいうまでもない
。この場合、両面が製品処理面となることを考えると、
帯状金属板の上面、下面とも傷を生じることなく処理が
可能な本発明の効果は、さらに有効である。また両面処
理品の製造にあたっては、第7図に示すように帯状金属
板の上方と1方のそれぞれに電極38を配置することに
より、単一処理槽内で両面を同時に処理することも可能
で、折り返しバスで電解処理する方法に比べて設備が著
しくコンパクトになるとともに、処理ライン全体のレイ
アウトの合理化がはかれることになる。
次に本発明の実例を示す。第2図の静圧を利用した従来
の電解処理装置と第3図の本発明による電解処理装置を
用いて純度99.5%のアルミニウムストリップ(板厚
0.2ms+ 、板中10100O1の片面について連
続電解エツチング処理を実施した。電解液は濃度9g/
lの硝酸液で電源は周波数f3011zでサイリスター
により位相角制御をした交流電源を用いて処理を行い、
その時のストリップ搬送速度は13.2m 7分であっ
た。またその時の循環液量は90017分、アルミニウ
ム張力は350kg /mに調整し、アルミニウムスト
リップと電極間距離は101にセットした。また使用し
た堰板46は、第6図(a )のような補助プレート6
6をつけたもので、堰板46をアルミニウム上面からの
距離が零の位置に調整した。その結果得られた電解処理
面は従来の電解処理装置で処理した試料も本発明の電解
処理装置で処理した試料も、表面粗さIIa−0,70
μで、アルミニウムストリップの中方向、長手方向とも
、略均−な凹凸を有しており、良好な処理面が得られた
0次に同じ試料の非処理面側の擦り傷の状況についてみ
てみると、従来の電解処理装置で処理した試料には、ス
クラッチ状の擦り傷が多発していたが、本発明の方式で
処理した試料には擦り傷の発生が皆無であった。
尚、前記実施例では3枚の堰板を用いたのであるがこれ
に限定されるものではなく、1枚若しくは複数枚の堰板
を適宜用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る帯状金属板の連続電解
処理装置によれば帯状金属板の上方に、人1」ロールと
出口ロールとの間で帯状金属板の移送方向に対して直角
方向に少なくとも1つの堰板を設け、堰板は電解液の流
れを妨害して液流の下方流れを生じさせ、堰板の下端部
と帯状金属板との間に隙間を形成したので、帯状金属板
の電解処理に於いて処理ムラが生じず、また擦り傷が発
生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図並びに第2図は従来の帯状金属板の連続電解処理
装置の構造を示す側断面図、第3図は本発明装置の一例
の構造を示す側断面図、第4図は第3図上でIV−IV
線に沿う正断面図、第5図は堰板の斜視図、第6図は堰
板の変形例を示す側面図、第7図は本発明に係る他の実
施例装置の構造を示ず側断面図である。 24・・・帯状金属板、 28・・・入口ロール、30
・・・電解液、 32・・・電解槽、 34・・・出I
コロール、 38・・・電極、 46・・・堰板、 6
6・・・補助プレート。 代理人 弁理士 松浦憲三 第4図 50 第6図 (a) (b) (c) (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電解槽を入口ロールと出口ロールに案内されて通過する
    帯状金属板と、該帯状金属板と平行に設けられた1つ又
    は複数の電解用電極との間に電解液を介して通電するこ
    とにより帯状金属板の電解処理を行なう帯状金属板の連
    続電解処理装置に於いて、前記帯状金属板の上方に、入
    口ロールと出口ロールとの間で(1シ状金属板の移送方
    向に対して直角方向に少なくとも1つの堰板を設け、堰
    板は電解液の流れを妨害して液流の下方流れを生じさせ
    、IN板の下端部と帯状金属板との間に隙間を形成する
    ことを特徴とする帯状金属板の連続電解処理装置。
JP23041683A 1983-12-06 1983-12-06 帯状金属板の連続電解処理装置 Granted JPS60125397A (ja)

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JPH0125840B2 JPH0125840B2 (ja) 1989-05-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228595A (ja) * 1990-05-02 1992-08-18 Learonal Inc ブリキ板の高速電気めっき
KR20200070489A (ko) * 2018-12-07 2020-06-18 인하대학교 산학협력단 연속 전해연마장치
CN114016115A (zh) * 2021-12-16 2022-02-08 昆山硕凯自动化科技有限公司 一种微型贵金属连续选镀槽

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4956834A (ja) * 1972-07-13 1974-06-03

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CN114016115A (zh) * 2021-12-16 2022-02-08 昆山硕凯自动化科技有限公司 一种微型贵金属连续选镀槽

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