JP2564552B2 - 帯鋼板の酸洗装置 - Google Patents
帯鋼板の酸洗装置Info
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- JP2564552B2 JP2564552B2 JP62142801A JP14280187A JP2564552B2 JP 2564552 B2 JP2564552 B2 JP 2564552B2 JP 62142801 A JP62142801 A JP 62142801A JP 14280187 A JP14280187 A JP 14280187A JP 2564552 B2 JP2564552 B2 JP 2564552B2
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- Japan
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- strip steel
- steel plate
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G3/00—Apparatus for cleaning or pickling metallic material
- C23G3/02—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
- C23G3/021—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously by dipping
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は連続酸洗装置に関し、特に帯状の長い薄鋼板
を、ライン方向に配置された複数の酸洗槽に浸漬させな
がら、前槽から後槽へと連続的に通過せしめていく形式
の、帯鋼板の連続酸洗装置に関する。
を、ライン方向に配置された複数の酸洗槽に浸漬させな
がら、前槽から後槽へと連続的に通過せしめていく形式
の、帯鋼板の連続酸洗装置に関する。
（従来技術） 近年の熱間圧延鋼板の酸洗装置では、酸洗槽を複数個
ライン方向に並べて配置し、各酸洗装置内で帯鋼板を停
止することなく連続的に各槽を通過させていく方式がと
られる。この酸洗方式による連続酸洗装置においては、
その槽型式として深浸漬型とシャロー型がある。深浸漬
型酸洗槽は第３図に示すように底の深い酸洗槽21をダム
22と称する区画壁でライン方向に複数個に区画し、帯鋼
板９を後槽の出側から引張力を与えつつダム22の上部を
またぐようにして順次前方槽から後方槽へと送り、その
間で各区画室内の酸洗液20に浸漬させる構造となってい
る。これに対しシャロー型の酸洗槽21は、第４図に示す
ように、深浸漬型に比べて浅底の、かつ全長の長い槽構
造を有し、槽底部に張り渡したレンガライニング８に沿
うように帯鋼板９を槽入側から出側へ走行させる。第４
図で７は酸洗液の戻り口であり、適当なポンプ装置で酸
洗液20の循環、補給を行うようにしている。４は液面で
ある。シャロー型もライン方向に複数個の槽が配置され
るが、いずれも前方の槽内酸洗液の酸濃度が後段槽より
も高くなるように設定している。
ライン方向に並べて配置し、各酸洗装置内で帯鋼板を停
止することなく連続的に各槽を通過させていく方式がと
られる。この酸洗方式による連続酸洗装置においては、
その槽型式として深浸漬型とシャロー型がある。深浸漬
型酸洗槽は第３図に示すように底の深い酸洗槽21をダム
22と称する区画壁でライン方向に複数個に区画し、帯鋼
板９を後槽の出側から引張力を与えつつダム22の上部を
またぐようにして順次前方槽から後方槽へと送り、その
間で各区画室内の酸洗液20に浸漬させる構造となってい
る。これに対しシャロー型の酸洗槽21は、第４図に示す
ように、深浸漬型に比べて浅底の、かつ全長の長い槽構
造を有し、槽底部に張り渡したレンガライニング８に沿
うように帯鋼板９を槽入側から出側へ走行させる。第４
図で７は酸洗液の戻り口であり、適当なポンプ装置で酸
洗液20の循環、補給を行うようにしている。４は液面で
ある。シャロー型もライン方向に複数個の槽が配置され
るが、いずれも前方の槽内酸洗液の酸濃度が後段槽より
も高くなるように設定している。
（発明が解決しようとする問題点） 従来の連続酸洗設備において、深浸漬型の場合は、各
区画槽で液中に深く垂れ下らせるので槽内の処理液量を
多く必要とし、コスト高となるばかりでなく、帯鋼板の
張力変動により第３図のＡ部分に示すように槽内でカテ
ナリが上下に躍り、帯鋼板の酸液内浸漬長さがＬ〜ｌに
変動するので酸洗むらが生じる。特に帯鋼板を高速移動
させる場合帯鋼板の上面の酸洗むらがはげしい。これを
防止するためにディップロールと称する浸漬ロールを各
槽の入側および出側に設けることも提案されているが
（例えば特開昭59−166685号、特開昭49−29261号）、
この方式は帯鋼板引動のために大動力を必要とする難点
がある。さらに深浸漬型の場合は複数のダムをまたいで
帯鋼板が走行するので、この走行によるポンプ作用で各
槽間の酸洗液が互いに混合し、前方槽と後方槽間での液
の濃度差が小さくなり、酸洗品質が劣ってくる欠点があ
る。
区画槽で液中に深く垂れ下らせるので槽内の処理液量を
多く必要とし、コスト高となるばかりでなく、帯鋼板の
張力変動により第３図のＡ部分に示すように槽内でカテ
ナリが上下に躍り、帯鋼板の酸液内浸漬長さがＬ〜ｌに
変動するので酸洗むらが生じる。特に帯鋼板を高速移動
させる場合帯鋼板の上面の酸洗むらがはげしい。これを
防止するためにディップロールと称する浸漬ロールを各
槽の入側および出側に設けることも提案されているが
（例えば特開昭59−166685号、特開昭49−29261号）、
この方式は帯鋼板引動のために大動力を必要とする難点
がある。さらに深浸漬型の場合は複数のダムをまたいで
帯鋼板が走行するので、この走行によるポンプ作用で各
槽間の酸洗液が互いに混合し、前方槽と後方槽間での液
の濃度差が小さくなり、酸洗品質が劣ってくる欠点があ
る。
またシャロー型の酸洗槽では、液量が少ない点では省
エネルギ上、および酸濃度制御上有利であるものの、高
速運転時に帯鋼板が液面から浮き上り易く、帯鋼板上表
面の酸洗が確実に行われない欠点がある。
エネルギ上、および酸濃度制御上有利であるものの、高
速運転時に帯鋼板が液面から浮き上り易く、帯鋼板上表
面の酸洗が確実に行われない欠点がある。
本発明は、上述した欠点をなくし、酸液量を少なくし
て酸液の効率化を図り、高速酸洗においても酸洗槽内で
の浸漬状態を確保して確実な酸洗を行い得る酸洗装置を
提供することにある。
て酸液の効率化を図り、高速酸洗においても酸洗槽内で
の浸漬状態を確保して確実な酸洗を行い得る酸洗装置を
提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明による帯鋼板の酸洗装置は、酸洗槽の上縁に設
けたスキッド上にシールロールを設け、帯鋼板が前記ス
キッドと前記シールロールとの間の隙間を通過するよう
にし、かつ、前記槽内の液面を前記シールロールの下面
より高くなるように保持し、前記隙間から流れ出た酸液
をポンプシステムで槽内に戻し、循環させるようにした
ものである。
けたスキッド上にシールロールを設け、帯鋼板が前記ス
キッドと前記シールロールとの間の隙間を通過するよう
にし、かつ、前記槽内の液面を前記シールロールの下面
より高くなるように保持し、前記隙間から流れ出た酸液
をポンプシステムで槽内に戻し、循環させるようにした
ものである。
（実施例） 次に、本発明を、図面を参照して実施例につき説明す
る。
る。
第１図は本発明の第１の実施例による酸洗装置の部分
的な側面断面図である。本実施例の酸洗装置は、酸洗槽
が帯鋼板のライン方向に２〜５槽連らなって構成される
が、第１図では最初の第１槽と第２槽の前半部分のみを
示してある。酸洗槽15は内面にレンガライニング８が施
されており、その上側に該ライニングの保護および帯鋼
板９の傷付き防止のために保護スキッド６が取り付けら
れている。複数個連らなる各酸洗槽15の前端および後端
の上縁部にスキッド５が設けられ、このスキッド５の上
方に、該スキッド５に対して極くわずかな隙間を有し
て、大径のシールロール１が軸支されている。さらに第
１図の実施例では、各酸洗槽15間にロール製スキッドダ
ム16が設けられ、該スキッドダム16により各槽の間で帯
鋼板９を支持するようになっている。各槽15内には槽出
側近くに酸液供給口17が、また槽入側近くに酸液のオー
バーフロー18がそれぞれ設けられ、さらに各槽15の前後
端外側の下部に酸液戻り口７が設けられ、これらの供給
口17、オーバーフロー口18および酸液戻り口７が図示の
如く配管19により副酸液槽10、ポンプ11、熱交換器12か
ら成るポンプシステムに接続され、酸洗液20が各槽15の
酸液供給口17から槽内へ供給され、カスケードフローさ
せて槽前方のオーバーフロー口18および戻り口７から排
出され、前記ポンプシステムによりこの間を循環するよ
うになっている。
的な側面断面図である。本実施例の酸洗装置は、酸洗槽
が帯鋼板のライン方向に２〜５槽連らなって構成される
が、第１図では最初の第１槽と第２槽の前半部分のみを
示してある。酸洗槽15は内面にレンガライニング８が施
されており、その上側に該ライニングの保護および帯鋼
板９の傷付き防止のために保護スキッド６が取り付けら
れている。複数個連らなる各酸洗槽15の前端および後端
の上縁部にスキッド５が設けられ、このスキッド５の上
方に、該スキッド５に対して極くわずかな隙間を有し
て、大径のシールロール１が軸支されている。さらに第
１図の実施例では、各酸洗槽15間にロール製スキッドダ
ム16が設けられ、該スキッドダム16により各槽の間で帯
鋼板９を支持するようになっている。各槽15内には槽出
側近くに酸液供給口17が、また槽入側近くに酸液のオー
バーフロー18がそれぞれ設けられ、さらに各槽15の前後
端外側の下部に酸液戻り口７が設けられ、これらの供給
口17、オーバーフロー口18および酸液戻り口７が図示の
如く配管19により副酸液槽10、ポンプ11、熱交換器12か
ら成るポンプシステムに接続され、酸洗液20が各槽15の
酸液供給口17から槽内へ供給され、カスケードフローさ
せて槽前方のオーバーフロー口18および戻り口７から排
出され、前記ポンプシステムによりこの間を循環するよ
うになっている。
酸洗槽15内には、前記シールロール１の下側面より液
面４が高くなるように酸洗液20が供給され、かつ常時こ
の液面に保たれるように前記ポンプシステムで制御され
ている。また前記ロール製スキッドダム16はその上面
（帯鋼板支持面）が前記液面４と概ね同じ高さとなるよ
うに設置されている。
面４が高くなるように酸洗液20が供給され、かつ常時こ
の液面に保たれるように前記ポンプシステムで制御され
ている。また前記ロール製スキッドダム16はその上面
（帯鋼板支持面）が前記液面４と概ね同じ高さとなるよ
うに設置されている。
このような構成で被処理材である帯鋼板９は第１槽入
側のピンチロール23にガイドされつつ該槽15のスキッド
５とシールロール１との間を通過して槽内に入り、該槽
出側のスキッド、シールロール間から出て、ロール製ス
キッドダム16を経て第２槽の、同様にスキッド５、シー
ルロール１の間から槽内に入り、このようにして順次、
後続槽へと移動していく。前述の如く酸洗槽15内の液面
４の高さはシールロール下側面より高く維持されてお
り、また槽間におけるロール製スキッドダムの帯鋼板支
持位置が槽内液面と略同じ高さとなっているので、各槽
内における帯鋼板の液面からの垂下量が小さくても帯鋼
板の張力変動発生時に帯鋼板９が槽入側および出側で液
外への浮き上りが起らず、安定した酸洗処理が達成でき
る。また帯鋼板９の槽内最垂下点とロール製スキッドダ
ム支持点との上下差（折れ曲り量）が少くなり、帯鋼板
引動用の必要動力が小さくてすみ、省エネルギ化が図ら
れるだけでなく、抗張力の小さな薄鋼板に対しても浸漬
酸洗が可能となる。なお上記実施例のロール製スキッド
ダムは、ロール状でなく通常の平形スキッドダムあるい
はわん曲形のスキッドダムで構成してもよい。シールロ
ール１およびロール製スキッドダム16は、その周速が帯
鋼板９の移動速度と略同等となるように回転駆動され
る。
側のピンチロール23にガイドされつつ該槽15のスキッド
５とシールロール１との間を通過して槽内に入り、該槽
出側のスキッド、シールロール間から出て、ロール製ス
キッドダム16を経て第２槽の、同様にスキッド５、シー
ルロール１の間から槽内に入り、このようにして順次、
後続槽へと移動していく。前述の如く酸洗槽15内の液面
４の高さはシールロール下側面より高く維持されてお
り、また槽間におけるロール製スキッドダムの帯鋼板支
持位置が槽内液面と略同じ高さとなっているので、各槽
内における帯鋼板の液面からの垂下量が小さくても帯鋼
板の張力変動発生時に帯鋼板９が槽入側および出側で液
外への浮き上りが起らず、安定した酸洗処理が達成でき
る。また帯鋼板９の槽内最垂下点とロール製スキッドダ
ム支持点との上下差（折れ曲り量）が少くなり、帯鋼板
引動用の必要動力が小さくてすみ、省エネルギ化が図ら
れるだけでなく、抗張力の小さな薄鋼板に対しても浸漬
酸洗が可能となる。なお上記実施例のロール製スキッド
ダムは、ロール状でなく通常の平形スキッドダムあるい
はわん曲形のスキッドダムで構成してもよい。シールロ
ール１およびロール製スキッドダム16は、その周速が帯
鋼板９の移動速度と略同等となるように回転駆動され
る。
第２図は本発明の第２の実施例を示した第１図と同様
部分における側面断面図である。この実施例は、第１の
実施例のロール製スキッドダムに代えて、帯鋼板９と略
同じ周速で回転駆動される一対のリンガーロール２を設
けた例である。前槽を出た帯鋼板９をこのリンガーロー
ル２で挟み付けて帯鋼板に付着した酸洗液を絞り取るよ
うにしている。これによって酸洗液が帯鋼板にのって隣
接の酸洗槽に移送されるのが防止される。リンガーロー
ル２の帯鋼板挟み付け位置も前述のロール製スキッドダ
ムと同様に槽内の液面高さと略同じ高さ位置に設定され
る。本発明では帯鋼板に付いた酸洗液の次槽への流入は
スキッド５とシールロール１間の通過時にも除去される
が、特に第２の実施例ではリンガーロール２で積極的に
絞り取るので、一層液の混合が少くなり、後方槽におい
て高濃度酸による仕上げ酸洗が可能となる。
部分における側面断面図である。この実施例は、第１の
実施例のロール製スキッドダムに代えて、帯鋼板９と略
同じ周速で回転駆動される一対のリンガーロール２を設
けた例である。前槽を出た帯鋼板９をこのリンガーロー
ル２で挟み付けて帯鋼板に付着した酸洗液を絞り取るよ
うにしている。これによって酸洗液が帯鋼板にのって隣
接の酸洗槽に移送されるのが防止される。リンガーロー
ル２の帯鋼板挟み付け位置も前述のロール製スキッドダ
ムと同様に槽内の液面高さと略同じ高さ位置に設定され
る。本発明では帯鋼板に付いた酸洗液の次槽への流入は
スキッド５とシールロール１間の通過時にも除去される
が、特に第２の実施例ではリンガーロール２で積極的に
絞り取るので、一層液の混合が少くなり、後方槽におい
て高濃度酸による仕上げ酸洗が可能となる。
（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、被処理材がシー
ルロールにより液中に保持されるため槽が浅くても浮き
上りによる上表面の酸洗不良が発生せず、槽内の液量も
従来の深浸漬型に比べて半分以下にすることができ、被
処理材の引動力減少と相まってコスト低減がもたらされ
る。ポンプシステムによる処理液の攪拌作用、液面維持
により酸洗効率が向上し、高速酸洗、仕上げ酸洗が可能
となるなど多大の効果がもたらされる。
ルロールにより液中に保持されるため槽が浅くても浮き
上りによる上表面の酸洗不良が発生せず、槽内の液量も
従来の深浸漬型に比べて半分以下にすることができ、被
処理材の引動力減少と相まってコスト低減がもたらされ
る。ポンプシステムによる処理液の攪拌作用、液面維持
により酸洗効率が向上し、高速酸洗、仕上げ酸洗が可能
となるなど多大の効果がもたらされる。
第１図は本発明の第１の実施例の部分的な側面断面図、
第２図は本発明の第２の実施例の第１図と同様な側面断
面図、第３図は従来の深浸漬型酸洗槽による酸洗状態を
示す側面断面図、第４図は従来のシャロー型酸洗槽の側
面断面図である。 １……シールロール、２……リンガーロール、 ３……オーバーフロー口、４……液面、５……スキッ
ド、 ６……保護スキッド、７……液戻り口、 ８……レンガライニング、９……帯鋼板、 15……酸洗槽、16……ロール製スキッドダム、 17……酸液供給口、18……オーバーフロー口、 20……酸洗液。
第２図は本発明の第２の実施例の第１図と同様な側面断
面図、第３図は従来の深浸漬型酸洗槽による酸洗状態を
示す側面断面図、第４図は従来のシャロー型酸洗槽の側
面断面図である。 １……シールロール、２……リンガーロール、 ３……オーバーフロー口、４……液面、５……スキッ
ド、 ６……保護スキッド、７……液戻り口、 ８……レンガライニング、９……帯鋼板、 15……酸洗槽、16……ロール製スキッドダム、 17……酸液供給口、18……オーバーフロー口、 20……酸洗液。
Claims (3)
- 【請求項１】酸洗槽の上縁に設けたスキッド上にシール
ロールを設け、帯鋼板が前記スキッドと前記シールロー
ルとの間の隙間を通過するようにし、かつ、前記槽内の
液面を前記シールロールの下面より高くなるように保持
し、前記隙間から流れ出た酸液をポンプシステムで槽内
に戻し、循環させるようにしたことを特徴とする帯鋼板
の酸洗装置。 - 【請求項２】前記酸洗槽を前記帯鋼板の移動方向に複数
個配列し、該酸洗槽と酸洗槽との間に前記帯鋼板をはさ
み付けるリンガーロールを設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載した帯鋼板の酸洗装置。 - 【請求項３】前記酸洗槽を前記帯鋼板の移動方向に複数
個配列し、該槽間に前記帯鋼板を槽内液面と略同じ高さ
に支持するスキッドダムを設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載した帯鋼板の酸洗装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62142801A JP2564552B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 帯鋼板の酸洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62142801A JP2564552B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 帯鋼板の酸洗装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307287A JPS63307287A (ja) | 1988-12-14 |
| JP2564552B2 true JP2564552B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=15323949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62142801A Expired - Lifetime JP2564552B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 帯鋼板の酸洗装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564552B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2785495B2 (ja) * | 1990-12-25 | 1998-08-13 | 住友金属工業株式会社 | 横型酸洗装置 |
| FR2784998B1 (fr) * | 1998-10-22 | 2001-01-12 | Kvaerner Metals Clecim | Installation de decapage d'une bande metallique |
| AT408765B (de) * | 1999-03-05 | 2002-03-25 | Andritz Ag Maschf | Anlage zur kontinuierlichen behandlung von stahlbändern |
| CN103451669B (zh) * | 2013-08-19 | 2015-06-17 | 浙江大学 | 一种酸洗液循环的不锈钢酸洗抑雾系统及其酸洗工艺 |
| CN104438214A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-03-25 | 中航电测仪器股份有限公司 | 一种超薄成卷带材连续清洗装置及清洗工艺 |
| WO2021035837A1 (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | 中冶南方工程技术有限公司 | 节能环保型酸洗装置及带材处理系统 |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP62142801A patent/JP2564552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63307287A (ja) | 1988-12-14 |
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