JPH08505167A - 多重ブロック共重合体を基材とする波長可変性発光ダイオード、それに適した重合体およびオリゴマー - Google Patents

多重ブロック共重合体を基材とする波長可変性発光ダイオード、それに適した重合体およびオリゴマー

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、400〜850nmの波長を有する光を発生し、エレクトロルミネセンス材、電極および所望ならば、担体材および/または反射材を含んで成る発光ダイオード(LED)において、前記エレクトロルミネセンス材が、非活性ブロックとその間に挟まれた活性ブロックとの少なくとも2つの種類のブロックから成る少なくとも1つのブロック共重合体を含んで成り、前記活性ブロックが、少なくとも2つそしてたかだか16の単量体単位のπ−共役ブロックであり、該π−共役ブロックが共重合体を通して実質的に均一なブロック長を有し、そして前記非活性ブロックがπ−共役を有さず、所望ならば、さらに付加的な電子および/または正孔輸送特性を備えることを特徴とするLEDに関し、このようなLEDを製造するのに適した重合体にも関し、加えて前記多重ブロック共重合休を製造するためのオリゴマーに関し、さらに種々な製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 多重ブロック共重合体を基材とする波長可変性発光ダイオード、それに適し た重合体およびオリゴマー 本発明は、多重ブロック共重合体に基づく波長可変(tunable)発光ダイオー ド(LED)、新規なチオフェン多重ブロック共重合体、該重合体を製造するの に適したチオフェンオリゴマー、該オリゴマーおよび該重合体の製造方法、さら にこれらの重合体を光電子光学(オプトエレクトロニックス)に使用することに 関する。 商業的なLED装置は、ほとんど全スペクトル領域を網羅するたとえばGaA s、GaP等の無機半導体から成る。有機材料(物質)が通常、より加工しやす いので、青色領域にエレクトロルミネセンス(電界発光)を有する有機材料を用 いることに利点があるであろう。 しかしながら、有機材料を用いる有効な青色LEDの製造は未だ達成されてい ない。これが代替材料を探す理由の1つである。低分子量有機材料は高い効率で ルミネセンス(発光)を与えることは知られているが、エレクトロルミネセンス 装置 にそれらが使用されることが報告されたのはつい最近のことである。低分子量有 機材料をこれらの装置に用いることの欠点は、それらが再結晶しやすいことであ る。 LEDの製造に有機材料を使用することは、特に加工性の観点からいくつかの 利点がある。 重合体LEDの最も重要な利点の1つは組立てのしやすさである。活性重合体 またはプレポリマは溶液から基板上へ流し込むことができる。そしてそれは広い 領域を有する装置を組立てることを可能にする。共役重合体は、重合体の選択お よび重合体の共役長を制御して発光波長の化学的同調により全スペクトル領域を 網羅することができる。別の有望な特徴は、導電性重合体を正孔注入電極として 付加的に用いることにより、充分に適用性のあるLEDとなる。 安定なオプトエレクトロニックス装置に応用できる適当な候補は、共役された 重合体である。重合体は比較的容易に加工でき、そして特に、広い領域を有する 構造物が可能である。最初の有望な結果は、ポリ(p−フェニレン ビニレン) およびポリ(p−フェニレン)をエレクトロルミネセンス層として使用したバー ロース(Burroughes)ら、グレム(Grem)ら(Nature,347 ,477(1992)),そしてブラウン(Braun)ら(Appl.Phys.Lett.58, 1982(1992))によって報告された。 注入ルミネセンスを与える基本要素は、図1に例示されるように、前方向きの バイヤスの許で作動されるp−n接合ダイオードである。 電子は正孔と再結合し、そして有界の励起子(エキサイトン)を与え、これら は放射しながら光子に崩壊する。理想状態では、注入された各電子が放射的再結 合に関与するが、実際にはこれは起こらない。可視光領域で発光する無機半導体 から成る装置の量子効率は、0.05〜4%の範囲にある。発された光子の波長 は、エネルギーバンドギャップ(理想状態)によって決定される。たとえばGa Asは1.43eVのバンドギャップを有する。可視放射を得るためには、エネ ルギーギャップは2eVよりも大きくなければならない。青色LEDには、3. 4eVのバンドギャップが要求される。これらの大きなバンドギャップを有する 炭化ケイ素(SiC)のような無機半導体は、高融点および構造安定性のため、 組立上の問題の他に高い比抵抗を示す傾向がある。 多数の有機材料は、全可視光スペクトル領域において非常に高い蛍光量子効率 を持つ。有機結晶 の主たる問題は、電荷を注入するのに要する高い電圧である。有意な光の出力を 得るための駆動電圧は100V以上の程度である。固体の薄層の使用は駆動電圧 を下げるが、量子効率はそれでも極端に低い。 最近、多重層構造を用いることによって有機物の薄膜からLEDを作ることが できることが報告された。1つの発光層が正孔および電子注入膜と組合わされる か、またはそれらの間に挟まれる。 こうして、10VのDC駆動電圧で、700cd/cm2の輝度の輝く青色光 を発光するLEDが達成された。残念ながら、素子の安定性はそれでもよくない 。おそらく、発生された熱による有機物層の再結晶が素子の劣化を引き起こすの であろう。 バーロースら(先に引用)およびブラウンら(先に引用)は、明瞭にLEDが 共役重合体から作ることができることを実証した。これらの非重合体性の有機半 導体に対する主な利点は広い領域構造を形成するように加工できる可能性である 。このようなLEDの構造は、図2および図3に示されている。 通常ガラスである基板は、正孔注入陰極として機能するたとえば酸化インジウ ム/スズ(ITO )で覆われている。発光層またはプレポリマは、この層の上にスピンコートされ 、そしてたとえばアルミニウムまたはカルシウムの電子注入陽極である上部電極 によって覆われる。電極の選択は重要である。低い作動機能(work function) の金属がより高い効率を有する。これらの電極の欠点は酸化的な不安定性である 。正孔注入電極として透明な加工性のあるポリアニリンによって覆われた重合体 基板であるポリエチレンテレフタレート(PET)を選ぶことによってジー.グ スタフソン(G.Gustafsson)ら(Nature,357、477(1992))は充 分に柔軟性のあるLEDを組立てた。前記の化学者達によって用いられたエレク トロルミネセンス重合体はポリ(p−フェニレン ビニレン)またはその可溶性 アルコキシ誘導体である。 これらの材料のエレクトロルミネセンススペクトルは、ホトルミネセンススペ クトルと非常によく似ている。PPVのホトルミネセンスは、分子内鎖状(intr achain)励起によって形成される一重項ポラロン励起子(中性バイボラロンとも 呼ばれる)の放射的結合によるものである。 エレクトロルミネセンスは同一の励起状態に由来し、そして構造の対向する側 から注入された正 孔と電子との再結合によって生じる。電荷キャリアはおそらくポラロンであろう 。PPVのホトルミネセンスの量子収率は約4%であるので、非放射的工程がL EDの効率を制限する。これは励起状態が非放射的再結合の中心として働く欠陥 位置へ移動するために引き起こされる。バーンらは、熱処理によって共役/非共 役重合体を完全に共役した重合体へ変換することができる共重合体を合成した。 共役/非共役重合体のエレクトロルミネセンスの量子収率は非常に増大した。励 起子のトラップとして働く非共役部分は、消光(クエンチング)位置への移動を 阻止する。 本発明は、400〜850の波長を有する光を発光し、エレクトロルミネセン ス材、電極および所望ならば担体材および/または反射材を含んで成る発光ダイ オード(LED)であり、該LEDが波長可変であり、安定であり、さらに低価 格で製造しやすい発光ダイオードを提供することを目的とする。 本発明によれば、前記エレクトロルミネセンス材は、エレクトロルミネセンス 物質、電極および所望ならば担体材および/または反射材を含んで成り、該エレ クトロルミネセンス物質は、非活性ブロックとその間に挟まれた活性ブロックと の少 なくとも2種類のブロックから成る少なくとも1つのブロックの共重合休から成 り、該活性ブロックは、少なくとも2そしてたかだか16の単量体単位のπ共役 ブロックであり、該π共役ブロックは共重合体を通して実質的に均一なブロック 長を有し、さらに該非活性ブロックはπ−共役を有しない。 本発明は、π−共役を有しないブロックの間に実質的に均一なブロック長を有 するπ−共役ブロックを挟むことによって、π−共役ブロックの長さが主に発光 の波長を決定し、発せられた光の波長を同調することが可能であることを見出し たことに基づいている。本発明によれば、π−共役を有しないブロックの間にπ −共役ブロックを挟むということの定義は、両者のブロックがπ−共役を持つが 、それによってブロック間にバンドギャップで大きな差が生じ、結果としてブロ ック間にπ−共役がなくなるというような状況をも含むことを意昧する。 いかなる組合わせで組合わされてもよいπ−共役ブロックおよびσ−共役ブロ ックの両部分の例は化学式シート(図4)に見出される。多重ブロック共重合体 が、バンドギャップにおいて大きな差異のある2つの型のπ−共役ブロックに基 づく 場合、2ないしそれ以上のπ−共役ブロック材料を組合わせることが可能である ことに注目すべきである。 オリゴチオフェン(π−共役)およびオリゴシランブロック(σ−共役)から 成るブロックを有する一連の多重ブロック共重合体がエレクトロルミネセンスに 関して試験されてきた。オリゴチオフェンおよびオリゴシランについて、それぞ れ共役長の関数としての吸収およびホトルミネセンスのデータは、この種類の材 料では、エレクトロルミネセンス装置の色がπ系の共役長を調節することによる のみだけでなく、またσ系(ポリシラン)の共役長を調節することによっても制 御できることを示す。さらに加えて、ポリシランが深色UVホトレジストである から、これらの材料は深色UVホトグラフィで処理できることも利点である。環 境状態および光電界の影響下での前記材料の安定性は、エレクトロルミネセンス 装置に最初に使用された重合体物質であるPPVの安定性と遜色はない。 オリゴマーブロックの機械的性質は良好でないが、これらのオリゴマーから作 られた多重ブロックの機械的性質は一般に優良であり、そしてブロックの数を調 節することによって容易に制御する ことができることは注目に値する。さらに、溶解度と同様に電気的および光学的 特性は、非活性ブロックおよびπ−共役ブロック上の置換基によって制御可能で ある。こうして、前記のアプローチは、多重ブロック共重合体中のオリゴマーの 長さと、ブロックの数と、そして側鎖基の化学的性質を調整することにより、機 械的だけでなく、光学的および電気的特性をうまく合わせるために充分に融通が きく。 適当なπ−共役ブロックは、短いブロックへ重合した後、π−共役をもたらす すべての種類の成分に基づくことができる。これらの例は、チオフェン、適当に 置換されたチオフェン、ビニレン、アリレン、ビニレン−アリレン、チオフェン −ビニレンおよびチオフェン−アリレンである。 本発明に使用されるオリゴマーの好適なグループは、置換されていてもよいオ リゴチオフェンである。他の適当なオリゴマーは、化学式シート(図4)に示さ れる様々な成分に基づくものである。 本発明によれば、実質的に均一なブロック長を有するよく定義されたπ−共役 ブロックを用いることが不可欠である。これは重合体中、すべてのまたは実質的 にすべてのπ−共役ブロックが同一数の単位を有することを意昧する。実際には 、こ れは少なくとも約90%、好ましくは少なくとも98%のπ−共役ブロックは同 一長を持つことを意昧する。所望ならば、2または3の異なるブロックの混合物 に基づくブロック共重合体を合成することもまた可能である。そのような場合、 各成分は実質的に同一のブロック長を有する。 π−共役ブロックは、重合によりπ−共役ブロックを与える成分から合成する ことができる。ブロック長が実質的に均一であることが重要な要素である。実質 的に均一なブロック長を得るために様々な方法がある。一般に、これらの方法は すべてまず実質的に均一なブロック長を有するオリゴマーを得ることに基づくも のである。これはたとえば、すでに比較的均一な生成物を与えるように制御され た様式で、単量体をオリゴマー化し、所望ならば、続いて要求される均一なブロ ック長を得るように精製することによって達成することができる。別のアプロー チは、成分がよく定義された生成物のみを与えるように反応を制御することであ る。 この後者のアプローチの一例は、2つの反応基を有する出発物質Rを提供し、 各々の反応基が別の反応体Sと反応して要求されるブロック長およびπ−共役( 所望ならば、さらなる処理、たとえ ば、置換基を除去しまたは付加した後)をもつ生成物S−R−Sを与えることで ある。 π−共役ブロックの間に挟むことのできる非活性ブロックは、π−共役を生ぜ ず、そしてπ−共役ブロックの間に挟み込むことができるならば、どのような成 分を有していてもよい。これらの例は、オリゴ−オルガノ−シラン、置換された シリシウム(Silicium)ブロックおよびオリゴスチレンさらにこれらの誘導体で ある。 中間グループの選択は、多重ブロック共重合体の特性に影響を及ぼす。好適な グループはビニルおよびアルキレン化合物のようなα、β−不飽和有機化合物お よびそれらの誘導体、ゲルマニウム化合物、シリシウム化合物さらに炭素化合物 である。 前記のブロックのための適当な物質は、シリシウム、ゲルマニウム、また炭素 −炭素オリゴマーに基づくものである。後者のグループのうち、特にオリゴスチ レンおよびスチレン誘導体のオリゴマー等のスチレン物質、ビニルカルバゾール のようなビニル化合物も同様に適当である。シリシウム、炭素またはゲルマニウ ムに基づく物質は好適には次式のタイプのものである。 式中、Xはシリコン、ゲルマニウム、炭素、一酸化ケイ素、または一酸化炭素 を表し、R7およびR8は同一か、または異なり、各々1〜6の炭素原子を有する 直鎖状または分岐したアルキル置換基または1ないしそれ以上のアルキル基およ び/またはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を示す。 ブロックおよびその長さの選択は確かにLEDの挙動に影響を与えるが、非活 性またはσ−共役ブロックはLEDの波長にそれほど強い影響を及ぼさない。適 当なブロック長は2〜8の範囲であり、該ブロック長は重合体鎖の一部となるσ −共役ブロックの中の原子数に基づく。 ケイ素を基材とするブロックは、ポリシランが深色UVホトレジストであるた め、深色UVホトリトグラフィを用いて加工処理することができるという利点が ある。シリシウムおよびゲルマニウムを基材とするブロックは、潜在的に正孔輸 送物質として作用し、そうして量子収率を改善する。こうして、その中で2種類 の非π−共役ブロックが存在し、すなわち1つの種類は正孔を有し、別 の種類が電子輸送能を有する3ブロック共重合体を合成することは可能である。 非π−共役ブロックは、ビニルまたはビニレンオリゴマーのように直接入手可 能な化合物であるかまたは別個に、または反応中(すなわち、ブロック共重合体 の組立ての間に)合成できるものである。 本発明によれば、新規の半導体性有機および/または有機−無機ブロック共重 合体を用いることができるが、それらの幾つかは図4に示されている。前記重合 体は、ブロック共重合体の自己会合の原理に基づいて異種(ヘテロ)構造を得る ために、オリゴチオフェン、オリゴビニレン、オリゴフェニレンおよびオリゴ( p−フェニレンビニレン)(π−共役ブロック)の所望ならば、アルキル化また はアルコキシル化されていてもよい活性ブロックと、オリゴシラン(σ−共役ブ ロック)、オリゴシラン、オリゴビニルピリジン、オリゴスチレン非活性ブロッ ク等とを、様々に組合わせて得ることができる。 活性ブロックは、非活性ブロック[(−Ax−By−)]z、(ここでAxおよび Byはそれぞれπ−共役そして非π−共役ブロックを表し、xおよびyはそれぞ れのブロック長であり、そしてzは 重合体中、−Ax−By−ブロックの数を示す)の間に挟まれる。x、yおよびz の値は、好ましくは重合体の分子量が2500〜500,000の間にあるよう に設定される。これらの値が低すぎると膜へ加工するのに問題が生じ、一方高す ぎると重合体の特性の点で付加的な長所がなくなり、高い分子量に由来する加工 上の困難を伴うことがある。 提案されたブロック共重合体は、様々な化学的、物理化学的に波長を合わせる 能力を提供し、そして波長可変な(同調可能な)LEDに関する以前に記載され た特性を改善する。π−共役ブロックおよび非活性ブロックの長さに依存して、 発光される光の波長は、400〜850の間の値に合わせられる。ブロック長は 、好適には2〜16単位の間で変化し、各単位は2つの炭素−炭素二重結合およ び2つの炭素−炭素一重結合からなる。ブロック長が短ければ、発光する光がよ り青色/緑色領域にあり、一方ブロック長が長ければより赤色側による。 さらに、ブロック共重合体が自己会合する能力は、分子レベル上、微相に分離 、配列された構造をもたらし、そして新しい装置設計、さらには新しい装置を得 る機会を提供する。 最近、ピー.エル.バーンら(P.L.Burn,(Nature,356.47(1992) )は、共役/非共役ブロック(PPV前駆体)の共重合体を用いるLEDの効率 の向上を報告した。重合体の合成は、2つの異なった脱離基(メトキシ、スルホ ニウム)を用いて前躯共重合体とし、それからこれらのうちの1つまたは両方と もが脱離し、完全に共役したポリ(p−フェニレンビニレン)(PPV)の共重 合体を与えることにより達成された。バーンらの系の大きな欠点は、よく定義さ れたブロック長を与えることができないことであり、そしてそのため脱離反応の 不規則性によりLEDの波長をうまく定義したものに合わせられないことにある 。 σ−共役ブロックはビニルまたはビニレンオリゴマーのような直接入手可能な 化合物であるか、または個別にあるいは反応中(ブロック共重合体の組立ての間 )合成することができる。ブロックは、公知の手法、たとえば、ブロック間の反 応により、直接1つの共重合体へまたは2以上の段階を経て、1つの共重合体へ 組立てることができる。 本発明の別の目的は、チオフェンおよびその誘導体の短いブロックを含み、光 電子光学、特定には、ここに記載するLEDに用いるのに適する新しい種類の多 重ブロック共重合体を提供すること である。 本発明のさらなる目的は、チオフェンおよびその誘導体の短いブロックを含み 、たとえばスピンコーティングで基板上薄層に加工することが容易である新しい 種類の多重ブロック共重合体を提供することである。 このブロック共重合休は、非チオフェンブロックBとその間に挟まれたチオフ ェンブロックAとの少なくとも2種類のブロックからなり、前記チオフェンブロ ックAが式1を有する。 (式中、m、nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m、nおよびpの 合計は少なくとも3であり、そしてR1〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる 。)。これは各ブロックの環の少なくとも1つが水素と異なる少なくとも1つの Rを有することを意昧する。 置換基R1〜R6は各々水素、分岐していてもよ い低級アルキル、すなわちC1〜C15および分岐していてもよい低級アルコシ基 から選択される。 ブロック中、置換基R1〜R6は各々のブロック内で変化してもよいことに注目 すべきである。チオフェンブロックであるブロックAは、非チオフェンブロック の間に[(−Ax−By−)]z式のように挟まれる。ここで、Ax、Byはそれぞ れπ−共役および非−π−共役ブロックを表し、xおよびyはそれぞれブロック 長であり、そしてzは重合体中、−Ax−By−ブロックの数を示す。x、yおよ びzの値は、好適には重合体の分子量が2500〜500,000の間にあるよ うに設定される。値が低すぎれば膜へ加工するのに問題が生じ、一方値が高すぎ ると重合体特性の点で付加的な長所がなくなり、高い分子量に由来する加工上の 困難を伴うことがある。 要求される特性に従って、チオフェン単位の数を選択することができる。置換 基のタイプおよび数も同様である。少なくとも1つチオフェン環は、置換される べきであることが好ましい。さもなければ加工性、特にスピンコーティングが不 充分である。好適には、各ブロック中の少なくとも2つの環がアルキル、アリー ル、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキシ等によって置換 されており、各々の置換基は1〜15の炭素原子を含む。本発明を実施する際、 置換基R1およびR2は、一般にR5およびR6と同一であり、一方R3およびR4は 異なっていてもよい。好適には、各環上の置換基の数は1を超えない。これは各 環上で少なくともR基の1つは水素を表す。置換基の選択はある程度、材料のエ レクトロルミネセンス特性に影響を及ぼす。材料の加工特性のためには、ブチル 、オクチルおよびドデシルなどの置換基の存在が非常に重要である。 適当な多重ブロック共重合体は、好適には、各々のチオフェンブロックに2〜 16またはそれ以上のチオフェン単位を含む。 本発明のこれらの多重ブロック共重合体を光電子光学、そして特定的に、エレ クトロルミネセンス装置に用いるとき、ブロックの長さは光の波長に甚大な影響 を及ぼすことに注意すべきである。また重要なことは、各種の置換基の選択であ る。 適当な多重共重合体は、好適には、5ないしはそれ以上のチオフェン単位を含 む。 中間グループ、すなわちグループBの選択もまた多重ブロック共重合体の特性 に影響を及ぼす。光電子光学分野に使用する場合、好適なグループはスチレンお よびその誘導体のようなα、β−不 飽和有機化合物、ゲルマニウム化合物およびシリシウム化合物である。 前記ブロックに適した材料は、LEDとの関連ですでに記載したものである。 ブロックは、公知の方法、たとえば直接1つの共重合体に、または2以上の工 程を経てのいずれかでブロック間の反応によって1つの重合体へ組立てることが できる。 本発明によれば、新規のLEDが新規の半導体性有機および/または有機−無 機ブロック共重合体に基づいて提供され、該重合体は、ブロック共重合体の自己 会合の原理に基づく異種構造を得るために、π−共役および非π−共役ブロック の様々な組合わせをすることによって得られる。 LEDおよび量子−井戸(quantum-well)装置に必要な電極に適した材料は、 活性多重ブロック共重合体の作動機能に従って適当に選択される。これらの材料 は、LEDの分野においてよく知られている。適当な材料は文献に記載され、そ して用いられるべき実際の形態に従って当業者によって選択されることができる 。 一般に、LEDは、たとえば酸化インジウム−スズおよび導電性金属のように 、2層の電極から成り、該2層の間に、エレクトロルミネセンス材 が挟まれる。エレクトロルミネセンス材は、好適には電極の表面にスピンコート される。柔軟なLEDが要求される場合、発光領域で透明な、正孔注入電極を形 成する重合体の薄層がたとえば、ポリエステルのような柔軟な基板上に適用され る。この2層材が、LEDの陰極を形成し、そしてそれはエレクトロルミネセン ス材と接触して配置される。陽極は、都合よく低い圧力で、エレクトロルミネセ ンス材の表面に蒸着することができる。適当な金属は、カルシウム、インジウム 、アルミニウム、スズ、マグネシウムおよびこれらの物質の合金である。 図面で、本発明の側面が説明される。 図1は、注入ルミネセンスを与える基本素子である前方方向へのバイヤスの許 で作動するp−n接合ダイオードを例示する。 図2および図3は、LEDの模式的構成を示し、そして図4は幾つかの多重ブ ロック共重合体の一般的構造を示す。 図5は、ブロック長が変化する多重ブロック共重合体の薄膜の分光学的な特性 を示す。 図6〜図9は、本発明に使用されるブロック共重合体を合成するのに用いられ る反応の幾つかを示す。 最後に、図10は、2つの異なった多重ブロック共重合休のエレクトロルミネ センスの波長パターンを示す。 本発明は以下の実施例および反応式を基にして説明されるが、もとよりこれら によって限定されるものではない。 ポリ「(シラニレン)チオフェン」の一般的構造 ルートA.オリゴチエニレンジリチウム塩とオリゴシラニレンのポリ縮合反応 (図9参照)。 ルートB.ビスチエニルシラニレンのグリニアール試薬とジブロモオリゴチエ ニレンのクロスカップリング反応(図9参照)。 R1、R2、R3、R4、R5、R6は、水素、C1〜C20直鎖状または分岐状アル キルまたはアルコキシアルキルであり、R7、R8は、C1〜C20直鎖状または分 岐状アルキル、アリールであり、nは0〜3であり、mは0〜4であり、qは1 〜8である。 実施例1 ポリ[(ジブチルシラニレン)テルチオフェン]の合成 10mlのジエチルエーテル中のジブチルジクロロシラン(5mmol)が、 25mlのジメト キシエタン中の2,2′:5′,5″−テルチオフェン(5mmol)に添加さ れた。1時間還流し、そして冷却メタノール中クロロホルムから結晶化し、さら にアセトンおよびメタノールから結晶化したところ、純粋な淡黄色の生成物(5 0%)が得られた。 実施例2 (T60ct2Si2Me4)nの合成 50mlのTHFに溶解された1.41g(5mmol)のビスチエニルテト ラメチルジシランに2等量のn−ブチルリチウム(n−BuLi)が加えられた 。ジエチルエーテル中の2等量のMgBr2・Et2Oを添加することによってジ リチウム塩がジグリニアール化合物に変換された。続いて1等量のジブロモジオ クチルテトラチエニレンおよび1%のNiCl2・dpppを添加すると、暗赤 色の溶液が得られこれは一夜撹拌された。粗反応混合物は過剰のメタノール中沈 殿された。暗赤色固体の沈殿物は真空中乾燥され、3.46g(83%)の重合 体を与えた。 3,3′′′−n−オクチルテトラチオフェンの合成 250mlのジエチルエーテル中の2−ヨード−3−オクチルチオフェン(1 12.8g、0. 35mmol)が、50mlのジエチルエーテル中0.70molのマグネシウ ム削りくずに、ゆっくり添加された(1時間)。この混合物が2時間還流された 。上澄みのグリニアール試薬が、200mlジエチルエーテル中0.14mol のジブロモビチエニル(45.4g、0.14mol)および1.5gのNiC l2・dpppに添加された。混合物は一夜撹拌され、1000mlの冷却した 5%NH4Cl水溶液に注がれた。水層が塩化メチレンで抽出された。合わせら れた有機層が水、飽和食塩水で洗浄され、そして硫酸マグネシウムで乾燥された 。溶媒を留去すると、褐色の粘着性のある油が得られ、それはフラッシュクラマ トグラフィ(酸化アルミニウム/ペンタン)で精製された。アセトン(50ml )から繰返し結晶化すると、50.5g(66%)の黄色固体が得られた。 5,5′′′−ジブロモ−3,3′′′−ジ−n−オクチルテトラチエニルの 合成 3,3′′′−ジ−n−オクチルテトラチオフェン(20g、36mmol) が酢酸/クロロホルム(150ml)に溶解された。この混合物に、NBS(1 2.8g、72mmol)が添加された。混合物は、45℃で1.5時間撹拌さ れた。 クロロホルム(200ml)を添加した後、混合物は苛性カリ溶液で中和された 。有機層は、水および飽和食塩水で洗浄され、硫酸マグネシウムで乾燥された。 溶媒を留去した後、粗生成物を塩化メチレン/アセトン(2/1)から結晶化す ると、20.2g(79%)の純粋な褐色−黄色の生成物が得られた。 膜の合成 重合体の薄膜は、酸化インジウム、スズ(ITO)で覆われたスライドガラス 上を有機溶媒中の様々な重合体の5〜15%溶液でスピンコーティングすること によって製造された。様々な金属電極(カルシウム、アルミニウム、インジウム 、スズ、マグネシウムおよびこれらの金属の合金)が低い圧力(10〜6トール )で蒸着された。これらの膜はLEDに組立てられた。2つの異なった多重ブロ ック共重合体のエレクトロルミネセンスの波長パターンは図10に示されている 。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.400〜850nmの波長を有する光を発生し、エレクトロルミネセンス 材の層、電極および所望ならば、担体材および/または反射材を含んで成る発光 ダイオード(LED)において、前記エレクトロルミネセンス材が、非活性ブロ ックとその間に挟まれた活性ブロックとの少なくとも2種類のブロックから成る 少なくとも1つのブロック共重合体を含んで成り、前記活性ブロックが、少なく とも2そしてたかだか16の単量体単位のπ−共役ブロックであり、該π−共役 ブロックが共重合体を通して実質的に均一なブロック長を有し、そして前記非活 性ブロックがπ−共役を有さないことを特徴とする発光ダイオード(LED)。 2.π−共役ブロックの単量体単位が、チオフェン、アルキル化、アルコキシ 化およびアリール化されたチオフェン、ビニレン、置換されていてもよいフェニ レン、置換されていてもよいp−フェニレン、置換されていてもよいp−フェニ レン−ビニレン、ビニレン−チオフェン、アルキル化、アルコキシ化およびアリ ール化されたビニレン−チオフェンそしてこれら単量体単位の2ないしそれ以上 の組み合わせからなる群より選ばれる請求項1記載のLED。 3.π−共役ブロックの単量体単位が、置換および無置換チオフェン、アルキ ル化、アルコキシ化そしてアリール化されたチオフェンからなる群より選ばれる 請求項2記載のLED。 4.非活性、非π−共役ブロックが、ビニルおよびアルキレン化合物等のα, β−不飽和有機化合物、オリゴビニレンおよびそれらの誘導体、ゲルマニウム化 合物、シリシウム化合物そして炭素化合物から成る群より選ばれる請求項1〜3 いずれかに記載のLED。 5.少なくとも1つのブロック共重合体が、少なくとも1/3ブロック、正孔 または電子輸送制御ブロックを含んで成る請求項1〜4のいずれかに記載のLE D。 6.正孔そして/または電子輸送制御特性を有する付加的な層が存在する請求 項1〜5のいずれかに記載のLED。 7.前記付加的な層の材料がポリシランである請求項6記載のLED。 8.前記エレクトロルミネセンス材が正孔移送特性に影響を及ぼす物質、たと えばポリシランとともに用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のLED。 9.発光領域で透明な正孔注入電極を形成する 重合体の薄層が柔軟な基板、たとえばポリエステルに付けられる請求項1〜8の いずれかに記載のLED。 10.非チオフェンブロックBとその間に挟まれたチオフェンブロックAとの少 なくとも2つの種類のブロックから成り、式 [(−Ax−By−)]z で表され、前記式中AxおよびByはそれぞれチオフェンおよび非チオフェンブロ ックを示し、xおよびyはそれぞれのブロック長であり、そしてzは重合休中の −Ax−By−ブロックの数を示し、前記チオフェンブロックAxは式1で表され 、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてブロックAxは、R1〜R6の少なくとも1つが 水素とは異なる少なくとも1つの環を含む。)ことを特徴とし、特に請求項1〜 9記 載の発光ダイオードに使用するのに適したブロック共重合体。 11.置換基R1〜R6が水素、アルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、 アルコキシ、アラルコキシから選ばれ、好適には水素、分岐していてもよい低級 アルキル、すなわちC1〜C15および分岐していてもよい低級アルコキシから選 ばれる請求項10記載のブロック共重合体。 12.x,yおよびzの値は、重合体の分子量が2,500から500,000 の間にあるように設定される請求項10または11記載のブロック共重合体。 13.各ブロックの少なくとも2つの環が、置換基の各々が1〜15の炭素原子 を含むアルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキ シ等で置換されている請求項10〜12記載のブロック共重合体。 14.各チオフェン環上の置換基の数が1を超えない請求項10〜13記載のブ ロック共重合体。 15.グループBがスチレンおよびその誘導体等のα,β−不飽和有機化合物、 ゲルマニウム化合物そしてシリシウム化合物から成る群より選ばれる請求項10 〜14記載のブロック共重合体。 16.グループBが式 (式中、R7およびR8は同一か異なっており、各々、1〜6の炭素原子を有する 直鎖状または分岐状のアルキル基、または1ないしそれ以上のアルキルおよび/ またはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を示す。)で表される請 求項15記載のブロック共重合体。 17.請求項10記載の多重ブロック共重合体を製造するのに適し、式1で表さ れることを特徴とするチオフェンオリゴマー。 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてブロック中の少なくとも1つの環においてR1 〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる。) 18.置換基R1〜R6が水素、アルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、 アルコキシ、アラルコキシから選ばれ、好適には、水素、分岐していてもよい低 級アルキル、すなわちC1〜C15、および分岐していてもよい低級アルコキシか ら選ばれる請求項17記載のチオフェンオリゴマー。 19.各ブロックの少なくとも2つの環が、置換基の各々が1〜15の炭素原子 を含むアルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキ シ等で置換されている請求項17または18記載のチオフェンオリゴマー。 20.各チオフェン環上の置換基の数が1を超えない請求項17〜19記載のチ オフェンオリゴマー。 21.非チオフェンブロックBとその間に挟まれたチオフェンブロックAとの少 なくとも2種類のブロックから成り、式 [(−Ax−By−)]z で表され、前記式中AxおよびByはそれぞれチオフェンおよび非チオフェンブロ ックを示し、xおよびyはそれぞれのブロック長であり、そしてzは重合体中の −Ax−By−ブロックの数を示し、前記チオフェンブロックAxは式1で表され る、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてブロックAxは、R1〜R6の少なくとも1つが 水素とは異なる少なくとも1つの環を含む。)ブロック共重合休の製造方法であ って、実質的に本明細書中に記載された方法。 22.チオフェンオリゴマーの製造方法であって、式1で表される、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そして少なくとも1つの環においてR1 〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる。)オリゴマーが製造される、実質的 に本明細書中に記載された方法。 23.請求項10〜16のいずれかに記載の多重ブロック共重合体を光電子光学 に使用。 24.所望ならば、基板上にある請求項10〜16のいずれかに記載の多重ブロ ック共重合体の膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // H05B 33/14 0380−3K (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ウィルドマン,ジュルゲン オランダ国 9747 アーゲー グロニンゲ ン ニジェンボルグ 16 シー/オー リ ュークスウニヴェルシテート テ グロニ ンゲン (72)発明者 ジル,リチャード オランダ国 9747 アーゲー グロニンゲ ン ニジェンボルグ 16 シー/オー リ ュークスウニヴェルシテート テ グロニ ンゲン (72)発明者 ヴィエリンガ,レイニ オランダ国 9747 アーゲー グロニンゲ ン ニジェンボルグ 16 シー/オー リ ュークスウニヴェルシテート テ グロニ ンゲン (72)発明者 マリアリス,ゲオルグ オランダ国 9747 アーゲー グロニンゲ ン ニジェンボルグ 16 シー/オー リ ュークスウニヴェルシテート テ グロニ ンゲン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.400〜850nmの波長を有する光を発生し、エレクトロルミネセンス 材の層、電極および所望ならば、担体材および/または反射材を含んで成る発光 ダイオード(LED)において、前記エレクトロルミネセンス材が、非活性ブロ ックとその間に挟まれた活性ブロックとの少なくとも2種類のブロックから成る 少なくとも1つのブロック共重合体を含んで成り、前記活性ブロックが、少なく とも2そしてたかだか16の単量体単位のπ−共役ブロックであり、該π−共役 ブロックが共重合体を通して実質的に均一なブロック長を有し、そして前記非活 性ブロックがπ−共役を有さないことを特徴とする発光ダイオード(LED)。 2.π−共役ブロックの単量体単位が、チオフェン、アルキル化、アルコキシ 化およびアリール化されたチオフェン、ビニレン、置換されていてもよいフェニ レン、置換されていてもよいp−フェニレン、置換されていてもよいp−フェニ レン−ビニレン、ビニレン−チオフェン、アルキル化、アルコキシ化およびアリ ール化されたビニレン−チオフェンそしてこれら単量体単位の2ないしそれ以上 の組み合わせからなる群より選ばれる請求項1記載のLED。 3.π−共役ブロックの単量体単位が、置換および無置換チオフェン、アルキ ル化、アルコキシ化そしてアリール化されたチオフェンからなる群より選ばれる 請求項2記載のLED。 4.非活性、非π−共役ブロックが、ビニルおよびアルキレン化合物等のα, β−不飽和有機化合物、オリゴビニレンおよびそれらの誘導体、ゲルマニウム化 合物、シリシウム化合物そして炭素化合物から成る群より選ばれる請求項1〜3 いずれかに記載のLED。 5.少なくとも1つのブロック共重合体が、少なくとも1/3ブロック、正孔 または電子輸送制御ブロックを含んで成る請求項1〜4のいずれかに記載のLE D。 6.正孔そして/または電子輸送制御特性を有する付加的な層が存在する請求 項1〜5のいずれかに記載のLED。 7.前記付加的な層の材料がポリシランである請求項6記載のLED。 8.前記エレクトロルミネセンス材が正孔移送特性に影響を及ぼす物質、たと えばポリシランとともに用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のLED。 9.発光領域で透明な正孔注入電極を形成する 重合体の薄層が柔軟な基板、たとえばポリエステルに付けられる請求項1〜8の いずれかに記載のLED。 10.非チオフェンブロックBとその間に挟まれたチオフェンブロックAとの少 なくとも2つの種類のブロックから成り、式 [(−Ax−By−)]z で表され、前記式中AxおよびByはそれぞれチオフェンおよび非チオフェンブロ ックを示し、xおよびyはそれぞれのブロック長であり、そしてzは重合体中の −Ax−By−ブロックの数を示し、前記チオフェンブロックAxは式1で表され 、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてR1〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる。 )ことを特徴とするブロック共重合体。 11.置換基R1〜R6が水素、アルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、 アルコキシ、アラルコキシから選ばれ、好適には水素、分岐していてもよい低級 アルキル、すなわちC1〜C15および分岐していてもよい低級アルコキシから選 ばれる請求項10記載のブロック共重合体。 12.x,yおよびzの値は、重合体の分子量が2,500から500,000 の間にあるように設定される請求項10または11記載のブロック共重合体。 13.各ブロックの少なくとも2つの環が、置換基の各々が1〜15の炭素原子 を含むアルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキ シ等で置換されている請求項10〜12記載のブロック共重合体。 14.各チオフェン環上の置換基の数が1を超えない請求項10〜13記載のブ ロック共重合体。 15.グループBがスチレンおよびその誘導体等のα,β−不飽和有機化合物、 ゲルマニウム化合物そしてシリシウム化合物から成る群より選ばれる請求項10 〜14記載のブロック共重合体。 16.グループBが式 (式中、R7およびR8は同一か異なっており、各々、1〜6の炭素原子を有する 直鎖状または分岐状のアルキル基、または1ないしそれ以上のアルキルおよび/ またはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を示す。)で表される請 求項15記載のブロック共重合体。 17.請求項10記載の多重ブロック共重合体を製造するのに適し、式1で表さ れることを特徴とするチオフェンオリゴマー。 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてR1〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる。 ) 18.置換基R1〜R6が水素、アルキル、アリー ル、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキシから選ばれ、好適には 、水素、分岐していてもよい低級アルキル、すなわちC1〜C15、および分岐し ていてもよい低級アルコキシから選ばれる請求項17記載のチオフェンオリゴマ ー。 19.各ブロックの少なくとも2つの環が、置換基の各々が1〜15の炭素原子 を含むアルキル、アリール、アルカリル、アラルキル、アルコキシ、アラルコキ シ等で置換されている請求項17または18記載のチオフェンオリゴマー。 20.各チオフェン環上の置換基の数が1を超えない請求項17〜19記載のチ オフェンオリゴマ。 21.非チオフェンブロックBとその間に挟まれたチオフェンブロックAとの少 なくとも2種類のブロックから成り、式 [(−Ax−By−)]z で表され、前記式中AxおよびByはそれぞれチオフェンおよび非チオフェンブロ ックを示し、xおよびyはそれぞれのブロック長であり、そしてzは重合体中の −Ax−By−ブロックの数を示し、前記チオフェンブロックAxは式1で表され る、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を表す整数であり、m,nおよびpの合計 は少なくとも4であり、そしてR1〜R6の少なくとも1つは水素とは異なる。) ブロック共重合体の製造方法であって、実質的に本明細書中に記載された方法。 22.チオフェンオリゴマーの製造方法であって、式1で表される、 (式中、m,nおよびpは0〜9の値を有する整数であり、m,nおよびpの合 計は少なくとも4であり、そしてR1〜R6の少なくとも1つは水素 とは異なる。)オリゴマーが製造される、実質的に本明細書中に記載された方法 。 23.請求項10〜16のいずれかに記載の多重ブロック共重合体を光電子光学 に使用。 24.所望ならば、基板上にある請求項10〜16のいずれかに記載の多重ブロ ック共重合体の膜。
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