JPH08503606A - 検定法 - Google Patents

検定法

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JPH08503606A
JPH08503606A JP6511088A JP51108894A JPH08503606A JP H08503606 A JPH08503606 A JP H08503606A JP 6511088 A JP6511088 A JP 6511088A JP 51108894 A JP51108894 A JP 51108894A JP H08503606 A JPH08503606 A JP H08503606A
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キング,ウォルター
リュー,ジン
スミス,ジェームズ
サーペ,ユージン
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Abstract

(57)【要約】 サンドイッチ検定を実施するための新規の方法を開示した。該検定は、二重捕捉プローブを用い且つ捕捉プローブに対する検出プローブの非特異的結合の結果生じたノイズを消去する。

Description

【発明の詳細な説明】 検定法 発明の分野 本発明は、試料中の標的分子を検出する方法およびキットに関する。特に、標 的分子は臨床試料からの核酸フラグメントでありうる。本発明の実施態様は、標 的核酸の迅速且つ敏感な検出法を提供する。 背景 臨床診断において標的核酸配列を検出する有用性は、十分に確立されている。 様々な方法論は、標的生物の存在の徴候としての特定の標的核酸配列の検出に関 して開発されてきた。これらには、標的核酸中の核酸配列に対してハイブリッド 形成しうるまたは結合しうる1種類またはそれ以上の注文通りの核酸プローブに 頼るハイブリッド形成検定がある。 これまでに開発されたハイブリッド形成検定は、検定中に発生し、しかも捕捉 された標的核酸によって生じたシグナルと競合する人為的シグナルまたはノイズ の存在のために制限されたままである。例えば、標的核酸中の相互に排他的な核 酸配列に対してハイブリッド形成しうる2種類の別個の核酸プローブを用いるサ ンドイッチハイブリッド形成検定が開発された。検出プローブである一方のプロ ーブは、捕捉された標的の検出を可能にする検出可能な標識部分を有するように 構築される。捕捉プローブである第二のプローブは、支持体並びに標的に対して 結合できるように構築されて、試料精製および捕捉された標的の単離を容易にす る。ハイブリッド形成または結合の条件下において、2種類のプローブは標的核 酸とハイブリッド形成して、捕捉プローブ:標的:検出プローブの三重複合体を 生成する。結合条件下での支持体の導入は、支持体による三重複合体の捕捉を引 起こす。次に、検出プローブを単離し且つ測定して、試料中の標的の存在または 量を決定することができる。 しかしながら、このようなサンドイッチハイブリッド形成検定の感度は、試料 中に標的が存在しないにもかかわらず検出プローブが検定支持体に対して直接的 に結合するので制限されることが知られている。標的不存在における支持体に対 する直接的な検出プローブの結合を非特異的結合と称する。更に、検定される試 料は、標的として選択された配列に対して若干の類似点を有する、偽標的として 知られた他の核酸配列を有することがある。検出プローブと高水準で結合したこ れらの偽標的は、検定支持体に対して非特異的に結合し、そして更に、検出プロ ーブに対して結合することがあり、それによって標的不存在下において検出プロ ーブを支持体に対して結合させ且つノイズを発生する。更に、検出プローブと結 合した偽標的は、捕捉プローブに対して若干のミスマッチを伴ってハイブリッド 形成することがあり、このようにして検定支持体上に捕捉されることがある。標 的と同様の核酸配列による支持体に対する検出プローブの結合を非特異的ハイブ リッド形成と称する。非特異的結合および非特異的ハイブリッド形成は、三重複 合体および標的の捕捉によって生じたシグナルと一緒に累積される検出可能なシ グナルまたはノイズを発生する。非特異的結合および非特異的ハイブリッド形成 によるノイズの問題は、検定において標的:検出プローブハイブリッド形成の迅 速且つ完全な形成を促進するための過剰な検出プローブの存在によってしばしば 悪化する。 従来のサンドイッチハイブリッド形成検定は、約108標的の限界まで検出す ることができる。しかしながら、診断用検定は、従来の検定によって現在可能な 108標的限界よりはるかに低い濃度で試料中に存在している標的の存在を検出 することをしばしば要求する。研究者は、サンドイッチハイブリッド形成検定に よるノイズを消去するかまたは少なくとも減少させることを試みてきた。以下、 可逆的標的捕捉またはRTCと称する一つの方法は、このようなバックグラウン ドノイズを減少させるのに有効であった。可逆的標的捕捉は、一連の支持体から の三重複合体の捕捉および解放のサイクルを必要とする。 最初に、検出のために標的核酸を暴露する従来の試料調製の後に、捕捉および 検出プローブを試料媒質に対して加える。標的の存在下においておよび結合条件 の賦課によって三重複合体が形成される。適当な支持体の導入により、三重複合 体は支持体によって捕捉される。しかしながら、若干の量の検出プローブは支持 体に対して非特異的に結合する。次に、支持体および結合した三重複合体を試料 媒質から取出し、典型的に洗浄した後、第二試料媒質に導入する。次に、解放条 件を賦課して、三重複合体を支持体から解放する。次に、元の支持体を第二試料 媒質から取出し、それによって若干の非特異的に結合した検出プローブを検定か ら除去する。 次に、第二支持体を第二試料媒質に導入し、結合条件を再度賦課し、そして複 合体を含む三重標的を再度捕捉する。元の支持体に対して非特異的に結合した若 干の検出プローブは、解放条件の賦課によって第二試料媒質中に解放されていて 、したがって第二支持体に対する非特異的結合に利用可能でありうるので、追加 の解放および捕捉サイクルは、検定の最大感度を達成するのに不可欠でありうる 。典型的に、従来のサンドイッチハイブリッド形成検定形式においてノイズを検 出可能限界未満に減少させるには、3サイクルの標的捕捉で十分である。検出プ ローブの非特異的結合の結果生じたノイズを減少させることを目的とした可逆的 標的捕捉および他の方法は、欧州特許出願第87309308.2号明細書(公 開第0265244号)、Analytical Biochemistry, 181,345〜359(1989)およびAnalytical Bioch emistry ,181,360〜370(1989)に詳細に記載されている 。いずれも本明細書によって参考として包含される。 可逆的標的捕捉を補足したサンドイッチハイブリッド形成検定は、感度レベル を約106標的まで拡大することができる。しかしながら、これらの技法の成功 にもかかわらず、当業者は検定の感度を増大させる更に別の方法を追及し続けて きた。これらには、検定によって生じた標的またはシグナルを更に増幅させる増 幅スキームの使用がある。例えば、欧州特許出願第88312135.2号明細 書(公開第0328829号)は、標的ポリペプチドを検出する前にそれを増幅 させる改良された検定法を記載している。増幅は、ポリメラーゼ酵素を用いて酵 素によって達成される。例えば、標的DNAおよび酵素コアRNAポリメラーゼ を用いて標的DNAに対するRNA相補体を生成することができる。次に、RN A相補体を検出する。同様に、標的RNAを、検出の前にQβレプリカーゼおよ び逆転写酵素などの酵素によって複製することができる。これらの技法は可逆的 標的捕捉と十分に適合し、そして検定感度を約106標的まで増大させるのに用 いることができる。これらの技法は、本明細書中に参考として包含されている欧 州特許出願第88312135.2号明細書に更に十分に記載されている。 或いは、検定感度は、検出プローブによって生じたシグナルまたは、更に詳し くは、検出プローブそれ自体を増幅させることによって増大させることができる 。これは、検出プローブとして用いるのに中間変異型(MDV−1)を採用する ことによって達成することができる。中間変異型様RNAは、Qβレプリカーゼ の鋳型として役立つことができ、それによって複製することができる。したがっ て、検出プローブをQβレプリカーゼによる増幅用に構築して、検定を更に向上 させることができる。核酸サンドイッチハイブリッド形成検定において検定感度 を約106標的まで増大させるのにQβ−レプリカーゼ増幅を用いることは、本 明細書中に参考として包含されているカーヒル(Cahill)ら、Clini cal Chemistry ,37,1482(1991)に記載されている。 これまでの進歩にもかかわらず、核酸サンドイッチハイブリッド形成検定の感 度は、検定中に生じたバックグラウンドノイズによって制限されたままである。 したがって、標的からのシグナルを検出する検定の能力によってのみ検定感度が 制限され、検定中に生じたバックグラウンドノイズによって制限されない点まで 検定感度を増加させることは有益であろう。したがって、本発明の目的は、増大 した感度のサンドイッチハイブリッド形成検定を提供することである。本発明の もう一つの目的は、検定感度が標的によって生じたシグナルによって制限される が検定中に生じたバックグラウンドノイズによって制限されないサンドイッチハ イブリッド形成検定を提供することである。 発明の概要 ここで、可逆的標的捕捉検定法を若干修正した場合に有意の一層感度の高いサ ンドイッチハイブリッド形成検定が得られることを発見した。新規の検定の感度 は、検出された標的の結果として生じたシグナルによって制限されるが、バック グラウンドノイズによって制限されない。検出プローブ中のRNA様鋳型を増幅 するのにQβレプリカーゼを用いるようなシグナル増幅スキームを用いるハイブ リッド形成検定に新規の検定法を導入することにより、検定感度を103倍まで 増大させることが可能である。したがって、最大3桁まで感度を増加させること ができる。 サンドイッチハイブリッド形成検定におけるバックグラウンドノイズを減少さ せることを目的とした従来の研究は、検定において用いられた支持体に対する標 識検定プローブの非特異的結合の結果として生じたノイズを減少させることに向 けられてきた。可逆的標的捕捉のような技法はこのようなノイズを減少させるの に有効であるが、残留ノイズが検定に残る。ここで、この残留ノイズが完全に消 去される点までそれを有意に減少させることができることを発見した。この残留 ノイズは、2種類またはそれ以上の別個の捕捉プローブおよびRTC形式の変型 を用いることによって消去することができることが分かった。 新規の検定形式は、捕捉プローブに対する検出プローブの非特異的結合による ノイズを消去すると考えられる。従来の可逆的標的捕捉法は単一の捕捉プローブ を用い且つ捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合体を検定の間中保存した 。したがって、捕捉プローブに対して非特異的に結合した検出プローブは、RT Cの標的解放および再捕捉サイクルの間中維持され且つ検定の最後に存在して、 捕捉された標的によって生じたシグナルと競合したノイズを発生する。標的解放 および再捕捉中の検定において残存するこのノイズを周期性ノイズと称する。本 明細書中に記載の方法は、周期性ノイズ、更には、支持体に対する検出プローブ の非特異的結合によって生じたノイズを除去するのに有効である。実際に、該方 法は、バックグラウンドノイズの全く無いサンドイッチハイブリッド形成検定を 生じることができる。 本発明は、2種類の二重捕捉検定を含む。クラスIの方法は、試料と、第一捕 捉プローブと、標的存在下において標的に対して結合する検出プローブとを接触 させて第一捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合体を生成し;該三重複合 体の標的:検出プローブセグメントを第一捕捉プローブから分離し;標的に対し て結合する第二捕捉プローブと試料を接触させて第二捕捉プローブ:標的:検出 プローブ三重複合体を生成し;第二捕捉プローブに対して非特異的に結合した検 出プローブの量を最小限にし;そして検出プローブの存在または不存在に関して 第二の三重複合体を監視する工程を含む。 クラスIIの方法は、試料と、第一プローブと、標的存在下において標的に対 して結合する第二捕捉プローブとを接触させて標的複合体を生成し;試料中に存 在する第二捕捉プローブの量を最小限にし;検出プローブと、標的存在下におい て標的に対して結合する新たな第一捕捉プローブと試料を接触させて、第二捕捉 プローブ:標的:検出プローブの第二標的複合体を含み且つ第一捕捉プローブを 結合した四重複合体を生成し;該第二標的複合体の第二捕捉プローブに対して結 合した検出プローブの量を最小限にし;そして検出プローブの存在または不存在 に関して第二標的複合体を監視する工程を含む。 更に詳しくは、本発明のクラスIの方法の好ましい実施態様は、標的に関して 検定される試料媒質と、第一捕捉プローブと、標的存在下において標的に対して 結合する検出プローブとを接触させて、第一捕捉プローブ:標的:検出プローブ の第一三重複合体を生成し;試料と、第一支持体が第一捕捉プローブに対して結 合している該第一支持体とを接触させることによって第一三重複合体を該支持体 に対して結合し;第一支持体および第一三重複合体を試料媒質から実質的に分離 し;第一支持体および第一三重複合体を第二媒質に導入し且つ第一三重複合体の 標的:検出プローブセグメントを第一支持体および捕捉プローブから解放し;第 一支持体および捕捉プローブを第二媒質から実質的に分離し;第二支持体および 第二捕捉プローブを第二媒質に導入して、第二支持体に結合した第二捕捉プロー ブ:標的:検出プローブの第二三重複合体を生成し;第二支持体および第二三重 複合体を第二媒質から実質的に分離し;第二支持体および第二三重複合体を第三 媒質に導入し且つ第二三重複合体を第二支持体から解放し;第二支持体を第三媒 質から実質的に分離し;そして第三媒質中の標的の存在を検出する工程を含む。 標的捕捉および解放の追加のサイクルを必要に応じて実施して、支持体に対する 検出プローブの非特異的結合によるノイズの減少を達成することができる。 クラスIIの方法の好ましい実施態様は、検定される試料と、第一捕捉プロー ブおよび第二捕捉プローブが標的に対して結合している該第一および第二捕捉プ ローブとを接触させて標的複合体を生成し;試料と、第二捕捉プローブに対して 結合する第二支持体とを接触させることによって該標的複合体を第二支持体に対 して結合し;第二支持体および結合した標的複合体を試料から実質的に分離し; 第二支持体および結合した標的複合体を第二媒質中に導入し且つ標的複合体を第 二支持体から解放し;第二支持体を第二媒質から実質的に分離し;第一捕捉プロ ーブに対して結合する第一支持体と第二媒質を接触させることによって標的複合 体を結合し;第一支持体および結合した標的複合体を第二媒質から実質的に分離 し;第一支持体および結合した標的複合体を第三媒質中に導入し且つ標的複合体 の第二捕捉プローブ:標的セグメントを第一支持体および第一捕捉プローブから 解放し;第一支持体および第一捕捉プローブを第三媒質から実質的に分離し;第 三媒質と、検出プローブと、標的存在下において標的に結合する新たな第一捕捉 プローブとを接触させて、第二捕捉プローブ:標的:検出プローブの第二標的複 合体を含み且つ第一捕捉プローブを結合した四重複合体を生成し;第三媒質と、 第一捕捉プローブと結合する新たな第一支持体とを接触させて四重複合体を結合 し;第一支持体および結合した四重複合体を第三媒質から実質的に分離し;第一 支持体および結合した四重複合体を第四媒質中に導入し且つ第二標的複合体を第 一支持体および第一捕捉プローブから解放し;第一支持体および結合した第一捕 捉プローブを第四媒質から実質的に分離し;第四媒質と、第二捕捉プローブに対 して結合する第二支持体とを接触させ;第二支持体および結合した第二標的複合 体を第四媒質から実質的に分離し;第二支持体および結合した第二標的複合体を 第五媒質中に導入し且つ第二標的複合体を第二支持体から解放し;第二支持体を 第五媒質から実質的に分離し;そして検出プローブの存在または不存在に関して 第二標的複合体を監視する工程を含む。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の二重捕捉クラスI方法論および標準的な可逆的標的捕捉方法 論を用いて、トラコーマクラミジア(Chlamydia trachomat is)からの標的に関する核酸ハイブリッド形成検定のシグナルおよびノイズ発 生を実証する実験マトリックスによる結果を比較のために平行して示す。 図2は、本発明の二重捕捉クラスI方法論の別個の実施態様を用いて、トラコ ーマクラミジアからの標的に関する核酸ハイブリッド形成検定のシグナルおよび ノイズ発生を実証する実験マトリックスによる結果を、比較のために平行して示 す。 図3は、本発明の二重捕捉クラスII方法論および比較しうる可逆的標的捕捉 方法論を用いて、トラコーマクラミジアからの標的に関する核酸ハイブリッド形 成検定のシグナルおよびノイズ発生を実証する実験マトリックスによる結果を比 較のために平行して示す。 発明の詳細な説明 ここで、サンドイッチ検定の感度を、例えば、欧州特許出願第8730930 82号明細書に記載された可逆的標的捕捉技術を用いる従来のサンドイッチ検定 の変法である検定法を用いてかなり増大させることができることを発見した。こ こで開示された方法は、別の状況では検定中に発生し、それによって検定の感度 を制限するであろうバックグラウンドノイズを実質的に消去する。実際に、ここ で開示された方法により、検定の感度は最大3桁まで拡大され且つノイズよりも むしろ真のシグナル応答によって感度が制限された検定が得られる。 本発明の方法は、概して、サンドイッチ検定に適合しうる。それらは、特に、 核酸標的に関するサンドイッチハイブリッド形成検定において好都合である。該 方法は、更に、キット、自動化および機器化に従う。したがって、本明細書中に おいて開示された方法により、従来の検定標的に関する迅速で好都合且つ感度の 高いサンドイッチ検定が可能である。 本明細書中において開示された検定法は、これまで認識されなかったサンドイ ッチ検定のノイズ成分に取組んでいるので、それらは好都合である。従来、検定 法は、サンドイッチ検定で用いられた支持体に対するおよび実際の標的と多少類 似した試料中の材料に対する検出プローブの非特異的結合の結果として生じたノ イズを減少させるように開発されてきた。核酸ハイブリッド形成検定において、 これらは、標的に対して若干の類似性を有する核酸配列でありうる。 概して、本発明の検定法を二重捕捉クラスIおよびクラスII検定と称する。 単一の捕捉プローブを検定の間中用いる従来のサンドイッチ検定とは対照的に、 二重捕捉検定は、検定において多数の捕捉プローブを用いる。更に、捕捉プロー ブは、検定において用いられる支持体および標的双方に対して結合しうることが 不可欠であり、更に、本発明の特徴は、検定において用いるための捕捉プローブ を、あるものは標的よりも検定支持体に対して強く結合し、したがって支持体に 結合したままの状態で標的から分離することができ、そして他のものは支持体よ りも標的に対して強く結合し、したがって標的に結合したままの状態で支持体か ら分離することができるように構築し且つ選択することである。 例えば、二重捕捉クラスI検定において、捕捉プローブは、標的の同じかまた は異なる部分に対して結合することができるが、更に、第一捕捉プローブは、そ れが結合している支持体よりも標的から容易に分離され、そして第二捕捉プロー ブは標的よりも支持体から容易に分離されるように構築される。最初に、第一捕 捉プローブおよび検出プローブを試料と接触させ、そして標的と結合させて第一 の三重複合体を生成する。次に、第一捕捉プローブに対して結合している第一支 持体を試料と接触させる。次に、標的および検出プローブを、第一捕捉プローブ を介して支持体に捕捉させる。第一支持体および結合した第一三重複合体を試料 媒質から実質的に分離し且つ第二媒質に導入する。次に、三重複合体の標的およ び検出プローブを解放し、そして引き続き第二媒質から除去される第一捕捉プロ ーブおよび支持体から分離する。おそらく、支持体および第一捕捉プローブの除 去は、支持体および捕捉プローブに対して非特異的に結合した検出プローブを除 去し、それによってバックグラウンドノイズを検定から除去するであろう。 次に、第二捕捉プローブを最初に第二試料媒質に導入することによって標的お よび検出プローブを捕捉して三重複合体を生成した後、第二支持体を導入する。 その後、第二支持体および第二三重捕捉プローブ:標的:検出プローブ複合体を 、処理のために第三媒質に移すことができる。次に、第二支持体を第二の三重複 合体から分離し且つ第三媒質から分離することができる。次に、三重複合体を検 出プローブの存在または不存在に関して監視する。標的が元の試料中に存在する 場合、検出プローブが検出される。おそらく、第二支持体の第三媒質からの分離 は、第二支持体に対して非特異的に結合した検出プローブを除去するであろう。 第一および第二捕捉プローブを用いる捕捉および解放は、どちらかの順でも実 施することができる。更に、捕捉プローブかまたは更にもう一つの捕捉プローブ を用いる追加の捕捉および解放サイクルを必要に応じて実施して、バックグラウ ンドノイズを更に減少させることができる。実施例1で例証したように、第一捕 捉プローブを用いる1サイクルおよび第二捕捉プローブを用いる2サイクルは、 バックグラウンドノイズをほとんど全部消去する。 同様に、二重捕捉クラスIIの方法もまた、別個の捕捉プローブを用いてバッ クグラウンドノイズを除去する。この方法において、それぞれの捕捉プローブは 標的の別々の部分に対して結合する。更に、それぞれの捕捉プローブは、一方は 標的よりも支持体に対して強く結合するが、もう一方は支持体よりも標的に対し て強く結合するように構築される。更に、捕捉プローブおよび支持体は、それら の間の交差反応性が最小であるように選択される。第一捕捉プローブおよび第一 支持体は、それぞれ第二支持体および第二捕捉プローブに対して最小の親和性を 有するように選択される。 クラスIIの方法において、両方のプローブを標的に対して結合して検定を開 始する。捕捉プローブの一方を、検定の完了において標的捕捉および解放サイク ルに用いる。したがって、検定からのどんなに過剰の捕捉プローブでも、すなわ ち、標的に対して非特異的に結合したいずれの捕捉プローブでも、検出プローブ を検定に導入する前にその量を最小にする工程を行なう。 例えば、第一および第二捕捉プローブを、標的と混合し且つそれに対して結合 して標的複合体を生成する。標的に対して結合していない過剰の第一捕捉プロー ブは、第二捕捉プローブには特異的であるが第一捕捉プローブに対して親和性で ない第二支持体によって標的複合体を捕捉することにより除去することができる 。第二支持体およびおよび捕捉された標的複合体を試料媒質から分離し且つ更に 処理するために第二媒質に移すことができる。第二捕捉プローブを、第二支持体 よりも標的に対して強く結合するように構築する。このようにして次に、標的複 合体を第二支持体から分離することができる。第二支持体は第二媒質から分離す ることができる。 その後、標的複合体を、第一捕捉プローブに特異的な第一支持体によって捕捉 することができる。この第一捕捉プローブは、標的に対するよりも第一支持体に 対して強く結合するように構築される。したがって、第一支持体および捕捉され た標的複合体を第二媒質から分離し且つ更に処理するために第三媒質中に導入す ることができる。次に、標的および第二捕捉プローブを第一支持体および第一捕 捉プローブから解放することができる。次に、第一支持体および第一捕捉プロー ブを第三媒質から分離することができ、おそらくは、検定においてノイズを引起 こすことがある第一支持体に対して非特異的に結合した過剰の第二捕捉プローブ が除去されるであろう。 次に、標的および第二捕捉プローブを、検出プローブの存在下において最初に 第一捕捉プローブの新たな供給によって捕捉した後、第一支持体によって捕捉す ることができる。第一支持体と、第二捕捉プローブ:標的:検出プローブの第二 標的複合体および結合した第一捕捉プローブを含む捕捉された四重複合体とを第 三媒質から分離し且つ第四試料処理媒質に導入することができる。次に、第二標 的複合体を第一支持体および第一捕捉プローブから解放することができる。これ らを試料媒質から分離し、それによって、第一支持体および第一捕捉プローブに 対して非特異的に結合した過剰の検出プローブを除去し且つ検定からバッククラ ウンドノイズを減少させることができる。 次に、第二標的複合体の捕捉および解放の1サイクルまたはそれ以上を対応す る第二支持体を用いて実施して、バッククラウンドノイズを更に減少させること ができる。更に、第一捕捉プローブおよび第一支持体を用いる1サイクルまたは それ以上の捕捉および解放サイクルを実施することもできる。追加の捕捉および 解放サイクルはいずれの順で実施してもよい。 最後に、元の試料中の標的の存在または不存在を示す検出プローブの存在また は不存在に関して第二標的複合体を監視する。 当業者は、支持体および標的に対するプローブの結合が適当な結合条件の賦課 によって促進されることを理解するであろう。同様に、標的およびプローブの支 持体からの解放は、解放条件の賦課によって促進されることができる。結合およ び解放条件、例えば試料溶液中の試料温度および塩濃度の調節は、当該技術分野 において周知である。当業者は、更に、両方の二重捕捉検定形式における捕捉お よび解放工程の間に洗浄工程を挿入してバックグラウンドノイズを更に減少させ ることができることを理解するであろう。更に、当業者は、検定の便宜上、しば しば捕捉プローブを対応する支持体とは別個に加えて複合体形成を容易にするこ とを理解するであろう。しかしながら、捕捉プローブおよび支持体は、別の状況 で検定の実施を中断することなく同時に加えることができる。 本発明の二重捕捉法は、従来のサンドイッチ検定法と適合しうる。該方法は、 広範囲の一連の支持体、例えば、フィルター、ディップスティックおよび分散性 粒子と適合しうる。該方法は、従来のサンドイッチ検定標的、例えば、抗原およ び核酸配列、更にはプローブとしてのそれらの対応する抗体および核酸結合性パ ートナーと適合しうる。該方法は、従来の標識部分および検出スキームと適合し うる。 二重捕捉法は、特に、核酸ハイブリッド形成検定に十分適合する。該方法は、 DNAおよびRNA標的に関する検定に等しく十分適合する。核酸プローブおよ び支持体は、二重捕捉に必要とされる結合特性を伴って容易に構築される。例え ば、標的特異的核酸配列は、ビオチンなどのリガンド結合対の一方のメンバーに よって誘導化することができる。ビオチンに対するストレプトアビジンなどのリ ガンド結合対のもう一方のメンバーによって誘導化された支持体と一緒に用いた 場合、このようなプローブは標的よりも支持体に対して強く結合するように、標 的および支持体双方に結合する。すなわち、プローブが粒子ではなく標的から分 離されるように条件を賦課することができる。同様に、このようなプローブおよ び支持体は、標的特異的核酸配列をデアザデオキシグアノシン残基によって誘導 化し且つ対応する支持体をデオキシシチジン残基によって誘導化することにより 製造することができる。当業者は、他のプローブ−支持体の組合せを不可欠の性 質を伴って考案することができることを理解するであろう。 支持体よりも標的に対して強く結合するプローブは周知であり、従来のサンド イッチハイブリッド形成検定において日常的に用いられている。例えば、標的特 異的核酸配列は、デオキシアデニル酸塩残基dAなどの特異的ヌクレオチド残基 のホモポリマー末端によって誘導化することができる。デオキシチミジン残基d Tで誘導化された支持体と一緒に用いた場合、このようなdA末端付きプローブ は、支持体よりも標的に対して強く結合するように、標的およびdT誘導化支持 体双方に対して結合する。すなわち、プローブが標的ではなく支持体から分離さ れるように条件を賦課することができる。 核酸ハイブリッド形成検定は、更に、試料媒質中で分散性である支持体と適合 しうる。このような支持体は捕捉プローブおよび支持体間の迅速なハイブリッド 形成を可能にし、したがって一層迅速な検定操作を可能にするので、それらは特 に好都合である。このような支持体の例は、ポリスチレンビーズおよび磁性粒子 である。しかしながら、当業者は、このような支持体全部を試料媒質から捕捉し 且つ分離することは困難であることを理解するであろう。それにもかかわらず、 当業者は、検定に支障をきたすことなくこのような支持体の実質的に全部を分離 することができるであろう。 本発明の方法はキットとともに使用することができる。このようなキットは、 用いられるクラスIまたはクラスIIの方法に特異的な第一および第二捕捉プロ ーブの供給を含む。更に、キットは検出プローブの供給を含む。全てのプローブ は検出される標的に特異的である。更に、キットは、検定中の結合、解放および 洗浄を容易にする適当な支持体および試薬の供給を含むことができる。実施例 材料 オリゴdT14およびdC14によって誘導化された常磁性粒子を実施例で用いる ために以下のように調製した。サブミクロン酸化第二鉄粒子(アドバンスド・マ グネティクス・インコーポレーテッド(Advanced Magnetics ,Inc.)、ケンブリッジ、MA)を、モリセリー(Morrissery) 、Anal.Biochem.,181:345〜349(1989)によって 記載された方法を用いてdT14またはdC14オリゴマーによって誘導化した。ビ ーズを、ビーズブロッキングバッファー(Bead Blocking Buf fer)[100mMトリス 4.9%BSA(ウシ血清アルブミン、シグマ( Sigma)フラクション5、0.5%サルコシル(Sarkosyl)(シグ マ)、10mM EDTA、0.05%ブロノポル(Bronopol)(イノ レクス(Inolex)、フィラデルフィア、PA)、0.01%消泡剤[ダウ ・コーニング(Dow−Corning)FG−10]、ph7.8中において 65℃で4時間ブロックした。粒子の最終懸濁液は、結合能力が300ピコモル (デオキシアデニル酸塩)dA50/mgである0.25%(W/V)固体であっ た。使用直前に、粒子を緩衝液から分離し、そして新たなビーズブロッキングバ ッファー中並びにビーズブロッキングバッファーおよび4Mグアニジン塩酸塩( GuH C1)中0.045%にした。 ストレプトアビジンによって誘導化された常磁性粒子は、プロメガ(Prom ega)(マディソン、WI)から入手した。トラコーマクラミジア由来の精製 16S rRNAを全実施例において標的として用いた。16S rRNAは、 従来の技法を用いて精製された。 種々の核酸配列を、実施例で用いられるプローブ中に組込む。これらは、 である。 核酸配列3018、781および1660は、従来のβ−シアノエチルホスホ ルアミダイト化学および従来の核酸合成機装置、例えば、380−Bシンセサイ ザー(アプライド・バイオシステムズ(Applied Biosystems )、フォスター・シティー、CA)を用いて製造された。該配列を捕捉および検 出プローブとして用いるために以下のように修飾した。 配列3018(配列番号1)を、最初に、第一アミンを含むように配列301 8(配列番号1)の5′末端を修飾することによってビオチニル化してプローブ B−3018を生成した。これは、アミノ−プロピル修飾シスチジンホスホルア ミダイトを加えることによって達成された。リン酸塩およびヌクレオチド塩基の 脱保護は、標準的な方法によって達成された。粗オリゴヌクレオチド混合物を逆 相高速液体クロマトグラフィーによって精製した。アミノ修飾オリゴヌクレオチ ドを、フルオレポータービオチンラベリングキット(Fluo Reporte r Biotin Labeling Kit)F−2610(モレキュラー・ プローブズ・インコーポレーテッド(Molecular Probes,In c.))を用いてビオチンで標識した。 配列781(配列番号2)および1660(配列番号3)は、各配列の3′末 端を約150デオキシアデニル酸塩残基でテーリングして、プローブdA−78 1およびdA−1660を生成した。これは、末端デオキシヌクレオチジルトラ ンスフェラーゼ(ライフ・サイエンシズ・インコーポレーテッド(Life S ciences,Inc.)と一緒にインキュベーション後、ネルソン(Nel son)ら、Methods in Enzymology,68:41〜47 ,1979の方法によって達成された。更に、配列3018(配列番号1)は、 その配列の3′末端を約150デアザデオキシグアノシン残基(C7dG)でテ ーリングしてプローブC7dG−3018を生成した。これはネルソンらによっ て記載された方法を用いて達成された。 配列C29(配列番号4)を、更に修飾することなく全実施例において検出プ ローブとして用いた。RNA配列C29(配列番号4)は、従来の方法によって 製造されたC29(配列番号4)に対して相補的なDNA配列から製造された。 相補的配列を転写酵素ベクター中にクローン化した。C29を、T7 RNAポ リメラーゼキット(プロメガ)を用いてクローン化DNAから転写した。 実施例1〜3は、本発明の種々の実施態様、特徴および利点を例証するマトリ ックス実験を実証する。例えば、実施例1は、本発明のクラスI二重捕捉方法論 と、標準的な可逆的標的捕捉方法論との平行した比較を提供する。該実施例は、 比較のため、これらの検定方法論を用いる標的の検出およびこれらの検定中に生 じたノイズの種々の成分を実証する。実施例1は、支持体に対する検出プローブ およ び捕捉プローブに対する検出プローブの非特異的結合に起因する検定中に生じた ノイズを実証する。実施例1 この実施例は、トラコーマクラミジアの検出における本発明の二重捕捉クラス I方法論によるシグナルおよびノイズと、標準的な可逆的標的捕捉方法論による それらとを比較する。二重捕捉検定ではB−3018およびdA−781捕捉プ ローブを用いた。RTC検定ではdA−781捕捉プローブのみを用いた。検定 は以下のように行なった。 5種類の溶液を調製した。 溶液1は、4Mグアニジン塩酸塩(GuHC1)、125mMトリスpH7.8 および16mM EDTA中に、1.4*106精製標的分子、B−3018捕 捉プローブ70ngNC29検出プローブ1.4*1012分子を含む700マイ クロリットルに調製した。 溶液2は、4M GuHC1、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.4*106精製標的分子、dA−781捕捉プローブ70ng、C 29検出プローブ1.4*1012分子を含む700マイクロリットルに調製した 。 溶液3は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、C29検出プローブ1.4*1012分子を含む700マイクロリットル に調製した。 溶液4は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、B−3018捕捉プローブ160ng、C29検出プローブ3.2*1 012分子を含む1600マイクロリットルに調製した。 溶液5は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、dA−781捕捉プローブ160ng、C29検出プローブ3.2*1 012分子を含む1600マイクロリットルに調製した。 1.5mlポリプロピレン試験管(ミクロニクス(Micronics)、フ ロー・ラボラトリーズ(Flow Laboratories)、マクリーン、 VA)用に8(A−H)x12(1〜12)96ウェルラックを組立てた。溶液 1〜5のアリコー卜50マイクロリットルを以下のように試験管に加えた。 溶液1の50μl(105標的分子およびプローブ)を試験管A−Bの1〜6に 加えた。 溶液2の50μl(105標的分子およびプローブ)を試験管A−Bの7〜12 に加えた。 溶液3の50μlを試験管C1〜12に加えた。 溶液4の50μlを試験管D−Hの1〜6に加えた。 溶液5の50μlを試験管D−Hの7〜12に加えた。 ラックの内容は以下のように図示することができる。ラックのセットアップ 全試験管を37℃で30分間インキュベートして、該クラミジア属標的を捕捉 プローブおよび検出プローブに対してハイブリッド形成させた。インキュベーシ ョン後、ビーズブロッキングバッファー[4%BSA(ウシ血清アルブミン、シ グマ・フラクション5)、0.5%サルコシル、100mMトリス、20mM EDTA、0.01%消泡剤]、pH8.0中0.023%ストレプトアビジン 誘導化粒子の懸濁液350μlを試験管A−Hの1〜6それぞれに加えた。4M GuHCl含有ビーズブロッキングバッファー中0.045%dT14誘導化粒子 の懸濁液100μlを試験管A〜Hの7〜12それぞれに加えた。プラットホー ムボルテックス上で混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして三重捕 捉プローブ:標的:検出プローブ複合体を捕捉した。粒子および捕捉された三重 複合体を、本明細書中に参考として包含されているリー(Li)らの米国特許第 4,988,618号明細書に記載の磁性分離装置を用いて試験管の側面に集め た。上澄みを吸引除去した。 次に、粒子を洗浄して、標的に結合していない検出プローブを除去した。ウォ ッシュバッファー[300mM NaCl、0.5%サルコシル、100mMト リス、20mM EDTA、0.5%BSA、0.1%消泡剤]、pH8.1の 200マイクロリットルを各試験管に加えた。試験管を混合し且つ37℃で2分 間インキュベートした。粒子および捕捉された三重複合体を、上記に記載したよ うに試験管の側面に集めた。上澄みを吸引除去した。同様の方法で粒子を2回以 上洗浄した。 次に、グアニジンチオシアネート(GuSCN)バッファー[2.5M Gu SCN)100mMトリス、10mM EDTA、0.5%サルコシルおよび0 .5%BSA]、pH7.8の160μlを各試験管に加えた。混合後、試験管 を37℃で5分間インキュベートした。これによって、試験管A〜Hの1〜6に おいて三重複合体の標的:検出プローブセグメントは解放され、そして試験管A 〜Hの7〜12において捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合体が解放さ れた。B−3018捕捉プローブは、試験管A〜Hの1〜6においてストレプト アビジン粒子に結合したまま残る。5分後、上記に記載の磁性分離装置を用いて 粒子を試験管の側面に集めた。上澄みを清浄な試験管に移した。 次に、10mMトリス、1mM EDTA中500ng/mlのdA−781 捕捉プローブ40μlを試験管A〜Hの1〜6の各上澄みに加えた。10mMト リスおよび1mM EDTAの40マイクロリットルを、試験管A〜Hの7〜1 2の各上澄みに加えた。試験管を37℃で30分間インキュベートして、試験管 A〜Hの1〜6においてdA−781捕捉プローブを標的:検出プローブセグメ ントにハイブリッド形成させた。ビーズブロッキングバッファー中0.05%d T14粒子の300マイクロリットルを全部の試験管に加えた。三重複合体をdT14 粒子上に捕捉させた。粒子を上記に記載したように試験管の側面に集め、 そして上澄みを吸引除去した。次に、粒子を上記に記載のウォッシュバッファー で洗浄して、標的に結合していない検出プローブを除去した。上澄みを吸引除去 した。 次に、三重複合体を、上記に記載したようにリリースバッファー[25mMN aCl、100mMトリス、20mM EDTA、0.2%サルコシル、0.0 5%ブロノポルおよび0.05%BSA]、pH8.1の100μlを加えるこ とによって粒子から解放した。解放された三重複合体を含む上澄みを清浄な試験 管に移した。 次に、バッファーA[4%BSA、4M GuHCl、100mMトリス、2 0mM EDTA、0.5%サルコシルおよび0.1%消泡剤]、pH7.8中 0.045%オリゴdT14粒子の懸濁液200μlを、解放された上澄みそれぞ れに加えた。三重複合体を上記のように粒子上に捕捉させた。粒子を上記のよう に試験管の側面に集め、そして上澄みを吸引除去した。 次に、粒子をプレAmpウォッシュバッファー[300mM KCl、50m Mトリス、1mM EDTA]、pH8.0中で2回洗浄した。上澄みを吸引除 去した。次に、プレAmpリリースバッファー[50mMトリス、1mM ED TA)0.5%NP−40]150μlを各試験管に加えた。混合後、試験管を 37℃でインキュベートした。これによって三重複合体を解放した。粒子を上記 のように上澄みから分離した。 標的の存在は、インターカレート染料ヨウ化プロピジウム存在下でQβレプリ カーゼによってMDV様C29検出プローブを複製し且つ陽性反応を生じるのに 必要な時間を測定することによって決定された。更に詳しくは、各試験管からの 上澄み100μlを、220mMトリスpH7.8、40mM MgCl2、そ れそれ600μMのヌクレオチド三リン酸ATP、CTP、GTPおよびUTP (ファーマシア(Pharmacia))、ヨウ化プロピジウム50ngおよび 精製Qβレプリカーゼ(比活性2,000単位/mg)1μgの混合物100μ lに加えた。Qβレプリカーゼは、本明細書中に参考として包含される米国特許 第5,141,857号明細書に記載されたように得られた。試験管に蓋をし且 つ測定するまで氷上で保持した。 96本の試験管を同時に処理した。各試験管を37℃±0.25℃で維持した 。各試験管を510nmで励起させ且つ610nmで40秒毎に45分間読取っ た。発生蛍光の反応時間を数字によって分析した。反応時間は蛍光反応とベース ライン(反応なし)の交点として得られた。交点は、蛍光反応に適合する3次元 多項式を用いて決定された。ベースラインを平均した。反応時間は、試料中に存 在する鋳型分子数の対数に反比例するため、標的の存在の定量化しうる測定値を 表わす。カーヒルら、Clin.Chem.37:1482〜1485,199 1。 図1は、それぞれの方法の累積結果を示す。この図は、本発明の二重捕捉形式 および標準RTC形式を用いる検定によって生じた反応を示す。更に、図1は、 標的存在下(真のシグナル)および標的不存在下(ノイズ)における検定によっ て生じた反応時間を示す。 標的を含む二重捕捉法の12本の試験管(A〜Bの1〜6)の内の10本が測 定された。10本全部が陽性反応を生じた。これらは、Tの上の縦列のスポット によって示される。標的を含む標準RTC法の12本の試験管(A〜Bの7〜1 2)の内の11本が測定された。11本全部が陽性反応を示した。 捕捉プローブおよび検出プローブを含むが標的を省いた二重捕捉法の30本の 試験管(D〜Hの1〜6)の内の23本が測定された。23本の内の1本だけが 陽性反応を生じた。これは、CNの上の縦列のスポットによって示される。反応 は、捕捉プローブに対するC29検出プローブの非特異的結合の結果生じた周期 性ノイズに起因する。捕捉プローブおよび検出プローブを含むが標的をを省いた 標準RTC法の30本の試験管(D〜Hの7〜12)の内の28本が測定された 。28本全部が、周期性ノイズに起因する陽性反応を生じた。 C29検出プローブを含むが標的および捕捉プローブを除いた各検定法の6本 の試験管(二重捕捉:C1〜6;RTC:C7〜12)の6本全部が測定された 。ここでの反応は、検定において用いられた支持体に対する検出プローブの非特 異的結合および/またはハイブリッド形成に起因すると考えられる。しかしなが ら、どの方法の試験管も陽性反応を生じたものはなかった。これは、NSHの上 に縦列のスポットが存在しないことによって示される。 図1で示された結果は、本発明の二重捕捉クラスI方法論が標準RTC方法論 よりも優れていることを実証する。図1が実証するように、両方の方法論で、標 的存在下において生じたシグナルを検出することができる。同様に、両方の方法 で、検定支持体に対する検出プローブの非特異的結合によって生じたバックグラ ウンドシグナル(ノイズ)を消去することができる。しかしながら、二重捕捉方 法論は、周期性ノイズによって生じたバックグラウンドシグナルを消去するかま たは実質的に減少させるのに明らかに優れている。図1は、RTC法で観察され たこのような周期性ノイズが、105標的で生じたシグナルと競合することを実 証する。従って、検定の感度は、周期性シグナルによって約105標的に制限さ れる。対照的に、二重捕捉検定で生じた周期性ノイズはほとんど完全に消去され 、しかも105標的で生じたシグナルと明らかに区別される。図1は、二重捕捉 検定が標準RTC法よりもはるかに感度が高いことを実証する。実施例2 この実施例は、トラコーマクラミジアの検出における二重捕捉クラスI方法の 別個の実施態様のシグナルおよび周期性ノイズを比較する。検定の一つのセット は、実施例1の場合と同様にB−3018およびdA−781捕捉プローブを用 いて行なった。検定の第二のセットは、C7dG−3018およびdA−781 捕捉プローブを用いて行なった。両方のセットでC29検出プローブを用いた。 検定は以下のように行なった。 5種類の溶液を調製した。 溶液1は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8および16mM E DTA中に、1.4*106精製標的分子、B−3018捕捉プローブ140n g、C29検出プローブ2.8*1012分子を含む1400μlに調製した。 溶液2は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.4*106精製標的分子、C7dG−3018捕捉プローブ140 ng、C29検出プローブ2.8*1012分子を含む1400μlに調製した。 溶液3は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、C29検出プローブ2.8*1012分子を含む1400μlに調製した 。 溶液4は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、B−3018捕捉プローブ320ng、C29検出プローブ6.4*1 012分子を含む3200μlに調製した。 溶液5は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、C7dG−3018捕捉プローブ320ngNC29検出プローブ6. 4*1012分子を含む3200μlに調製した。 1.5mlポリプロピレン試験管(ミクロニクス、フロー・ラボラトリーズ) 用に8(A〜H)x12(1〜12)96ウェルラックを組立てた。溶液1〜5 のアリコート100マイクロリットルを以下のように試験管に加えた。 溶液1の100μl(105標的分子およびプローブ)を試験管AおよびBの1 〜6に加えた。 溶液2の100μl(105標的分子およびプローブ)を試験管AおよびBの7 〜12に加えた。 溶液3の100μlを試験管C1〜12に加えた。 溶液4の100μlを試験管D〜Hの1〜6に加えた。 溶液5の100μlを試験管D〜Hの7〜12に加えた。 すなわち、試験管A〜Hの1〜6は、B−3018捕捉プローブを用いる二重 捕捉法の態様を実証し;試験管A〜Hの7〜12は、C7dG−3018捕捉プ ローブを用いる態様を実証する。 次に、全試験管を37℃で30分間インキュベートして、該クラミジア属標的 を捕捉プローブおよび検出プローブに対してハイブリッド形成させた。インキュ ベーション後、ビーズブロッキングバッファー[4%BSA(ウシ血清アルブミ ン、シグマ・フラクション5)、0.5%サルコシル、100mMトリス、20 mM EDTA、0.01%消泡剤]、pH8.0中0.027%ストレプトア ビジン誘導化粒子の懸濁液300μlを、試験管A〜Hの1〜6それぞれに加え た。4M GuHCl含有ビーズブロッキングバッファー中0.045%d(C )14誘導化粒子の懸濁液200μlを試験管A〜Hの7〜12それぞれに加えた 。混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして、三重捕捉プローブ:標 的:検出プローブハイブリッドを捕捉した。次に、粒子を、米国特許第 4,988,618号明細書に記載の磁性分離装置を用いて試験管の側面に集め た。上澄みを吸引除去した。 次に、全部の試験管の粒子を洗浄して、標的に結合していない検出プローブを 除去した。ローソルトウォッシュ/リリースバッファー[25mM NaCl、 0.2%サルコシル、25mMトリス、5mM EDTA、0.05%BSA) 0.05%ブロノポール]、pH8.1の200マイクロリットルを各試験管に 加えた。次に、試験管をプラットホームボルテックス上で30秒間混合し且つ3 7℃で2分間インキュベートした。粒子および捕捉されたハイブリッドを、上記 に記載の磁性分離装置を用いて試験管の側面に集めた。上澄みを吸引除去した。 同様の方法で粒子を2回以上洗浄した。 次に、グアニジンチオシアネート(GuSCN)バッファー[2.5M Gu SCN)100mMトリス、10mM EDTA、0.5%サルコシルおよび0 .5%BSA]、pH7.8の100μlを各試験管に加えた。混合後、試験管 を37℃で5分間インキュベートした。この結果として三重複合体の標的:検出 プローブセグメントが解放されたが、それはB−3018およびC7dG−30 185捕捉プローブが標的からではなく粒子から解離することによる。5分後、 上記に記載の磁性分離装置を用いて粒子を試験管の側面に集めた。上澄みを清浄 な試験管に移した。 次に、10mM EDTA中300ng/mlのdA−781捕捉プローブ5 0μlを各上澄みに加えた。試験管を37℃で30分間インキュベートして、d A−781捕捉プローブを標的:検出プローブにハイブリッド形成させた。ビー ズブロッキングバッファー中0.05%dT14粒子の200マイクロリットルを 全部の試験管に加えた。三重複合体をdT14粒子上に捕捉させた。次に、粒子を 上記に記載したように試験管の側面に集め、そして上澄みを吸引除去した。次に 、粒子をハイソルトウォッシュバッファー[300mM NaCl、0.5%サ ルコシル、100mMトリス、20mM EDTA)0.5%BSA、0.1% 消泡剤]、pH8.1で洗浄して、標的に結合していない検出プローブを除去し た。 次に、三重複合体を、上記に記載のローソルトウォッシュ/リリースバッファ ー100μl/試験管中に放出した。放出された上澄みを清浄な試験管に移した 。次に、バッファーA[4%BSA、4M GuHCl)100mMトリス、2 0mM EDTA)0.5%サルコシルおよび0.1%消泡剤]、pH7.8中 のdT14粒子懸濁液200μlを各試験管に加えた。三重複合体を上記のように 粒子上に捕捉させた。粒子を上記のように試験管の側面に集め、そして上澄みを 吸引除去した。 次に、粒子をハイソルトウォッシュバッファー中で2回洗浄した。次に、三重 複合体をローソルトウォッシュ/リリースバッファー100μl中に放出した。 放出された上澄みを清浄な試験管に移した。 次に、バッファーA中のdT14粒子懸濁液200μlをそれぞれの上澄みに加 え、そして三重複合体を捕捉させた。粒子を前記のように試験管の側面に集め、 そして上澄みを吸引除去した。次に、粒子を前記のようにプレAmpバッファー [300μM KCl)50μMトリス、1mM EDTA]、pH8.0中で 2回洗浄した。最後に、三重複合体を、前記に記載のプレAmpリリースバッフ ァー[50mMトリス、1mM EDTAおよび0.5%NP−40]150μ l中に放出した。粒子を前記のように上澄みから分離した。 標的の存在は実施例1の場合と同様に決定された。図2は、標的の存在下にお いて(T欄)および周期性ノイズによって(CN欄)生じた反応に関する各方法 の累積結果を示す。 標的、捕捉および検出プローブを含む各検定の12本の試験管(試験管A〜B の1〜6はB−3018捕捉プローブを用い且つA〜Bの7〜12はC7dG− 3018捕捉プローブを用いる)の12本全部が測定された。全部の試験管が陽 性反応を示した。 捕捉および検出プローブを含むが標的を省いた試験管(B−3018捕捉プロ ーブにはD〜Hの1〜6、C7dG−3018捕捉プローブにはD〜Hの7〜1 2)全部が測定された。B−3018捕捉プローブを用いる30本の試験管の内 の7本だけが陽性反応を生じた。C7dG−3018捕捉プローブを用いる30 本の試験管の内の3本だけが陽性反応を生じた。これらの反応は周期性ノイズに 起因する。 図2の結果は、標的から生じたシグナルを周期性ノイズに起因するシグナルに 相対して区別する能力においてそれらの検定が同様であることを実証する。実施例3 この実施例は、本発明の二重捕捉クラスII方法論からのシグナルおよびノイ ズと、匹敵するRTC法からのそれらとを比較する。二重捕捉クラスII検定で はB−3018およびdA−1660捕捉プローブを用いた。これらのプローブ は、標的トラコーマクラミジア16SrRNAの独特の配列に対してハイブリッ ド形成する。核酸配列1660(配列番号3)は、16S真正細菌rRNAに対 して普遍的な配列である。RTC検定ではdA−1660捕捉プローブのみを用 いた。検定は以下のように行なった。 9種類の溶液を以下のように調製した。 溶液1は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.1*107精製標的分子、B−3018捕捉プローブ110ngお よびdA−1660捕捉プローブ110ngを含む1100μlに調製した。 溶液2は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.1*107精製標的分子およびdA−1660捕捉プローブ110 ngを含む1100μlに調製した。 溶液3は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.1*106精製標的分子、B−3018捕捉プローブ110ngお よびdA−1660捕捉プローブ110ngを含む1100μlに調製した。 溶液4は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、1.1*106精製標的分子およびdA−1660捕捉プローブ110 ngを含む1100μlに調製した。 溶液5は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDT A中に、B−3018捕捉プローブ160ngおよびdA−1660捕捉プロー ブ160ngを含む1600μlに調製した。 溶液6は、4M GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM EDTA中に、dA−1660捕捉プローブ160ngを含む1600μlに調 製した。 溶液7は、4mM GuHCl、125mMトリスpH7.8、16mM ED TAを含む1100μlに調製した。 溶液8は、10mMトリス、1mM EDTA、pH8.0中に、B−3018 捕捉プローブ750ngおよびC29検出プローブ3.8*1012分子を含む2 500μlに調製した。 溶液9は、10mMトリス、1mM EDTA、pH7.8中に、dA−781 捕捉プローブ750ngおよびC29検出プローブ3.8*1012分子を含む2 500μlに調製した。 1.5mlポリプロピレン試験管用の8x12の96ウェルラックの8(A〜 H)x10(1〜10)ウェルを組立てた。溶液1〜7のアリコート100マイ クロリットルを以下のように試験管に加えた。 溶液1の100μl(105標的分子および捕捉プローブ)を試験管A〜Bの1 〜5に加えた。 溶液2の100μl(105標的分子および捕捉プローブ)を試験管A〜Bの6 〜10に加えた。 溶液3の100μl(105標的分子および捕捉プローブ)を試験管C〜Dの1 〜5に加えた。 溶液4の100μl(105標的分子および捕捉プローブ)を試験管C〜Dの6 〜20に加えた。 溶液5の100μlを試験管E〜Gの1〜5に加えた。 溶液6の100μlを試験管E〜Gの6〜10に加えた。 溶液7の100μlを試験管H1〜10に加えた。 全試験管を37℃で30分間インキュベートして、該クラミジア属標的を捕捉 プローブに対してハイブリッド形成させた。インキュベーション後、4M Gu HCl含有ビーズブロッキングバッファー、pH7.8中、0.045%d(T )14誘導化粒子懸濁液200μlを各試験管に加えた。プラットホームボルテッ クス上で混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして、捕捉プロー ブ:標的ハイブリッドを捕捉した。粒子を、前記の磁性分離装置を用いて試験管 の側面に集めた。上澄みを吸引除去した。 次に、粒子を洗浄して、標的に結合していない捕捉プローブを除去した。ハイ ソルトウォッシュバッファー[300mM NaCl、0.5%サルコシル、1 00mMトリス、20mM EDTA、0.5%BSA、0.1%消泡剤]、p H8.1の200マイクロリットルを各試験管に加えた。試験管をプラットホー ムボルテックス上で混合し且つ37℃で2分間インキュベートした。粒子および 捕捉されたハイブリッドを、米国特許第4,988,618号明細書に記載の磁 性分離装置を用いて試験管の側面に集めた。上澄みを吸引除去した。粒子および ハイブリッドを同様のハイソルトウォッシュバッファー中で再度洗浄した。 次に、ローソルトウォッシュ/リリースバッファー[25mM NaCl、0 .2%サルコシル、25mMトリス、5mM EDTA、0.5%BSA)0. 05%ブロノポール]、pH8.1の100マイクロリットルを全部の試験管に 加えた。混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして、捕捉プローブハ イブリッドを粒子から解放した。粒子を試験管の側面に集めた。上澄みを新規の 試験管に移した。 次に、1M GuHClを更に含むビーズブロッキングバッファー中0.04 %ストレプトアビジン誘導化常磁性粒子の懸濁液100μlを各試験管に加えた 。混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして、標的捕捉プローブハイ ブリッドを再捕捉した。次に、粒子を試験管の側面に集め、そして上澄みを吸引 除去した。次に、粒子および捕捉されたハイブリッドをハイソルトウォッシュバ ッファーおよびローソルトウォッシュバッファーで各1回洗浄して、標的に結合 していない捕捉プローブを除去した。 次に、グアニジンチオシアネート(GuSCN)バッファー[2.5M Gu SCN)100mMトリス、10mM EDTA、0.5%サルコシルおよび0 .5%BSA]、pH7.8の100μlを全部の試験管に加えた。混合後、試 験管を37℃で5分間インキュベートして、標的:dA−1660捕捉プローブ ハイブリッドを解放した。これらの条件下で、二重捕捉クラスII検定で用いら れたB−3018捕捉プローブは、ストレプトアビジン粒子に結合したまま残 る。次に、粒子を前記のように試験管の側面に集めた。上澄みを清浄な試験管に 移した。 次に、溶液8(B−3018捕捉プローブおよび検出プローブを含む)50μ lを試験管A〜Hの1〜5に加えた。同様に、溶液9(dA−781捕捉プロー ブおよび検出プローブを含む)50μlを試験管A〜Hの6〜10に加えた。試 験管を37℃で30分間インキュベートして、三重捕捉プローブ:標的:検出プ ローブ複合体を生成させた。 次に、ビーズブロッキングバッファー中0.04%ストレプトアビジン誘導化 粒子の懸濁液150μlを試験管A〜Hの1〜5それぞれに加えた。同様にビー ズブロッキングバッファー中0.05%d(T)14誘導化粒子の懸濁液300μ lを試験管A〜Hの6〜10それぞれに加えた。試験管を37℃で5分間インキ ュベートして、三重複合体を粒子に捕捉させた。粒子および捕捉された三重複合 体を前記のように試験管の側面に集めた。上澄みを吸引除去した。次に、粒子を 記載のハイソルトウォッシュバッファーで洗浄して、標的に結合していない検出 プローブを除去した。 次に、2.5M GuSCNバッファー100μlを全部の試験管に加えた。 混合後、試験管を37℃で5分間インキュベートして、三重複合体を解放させた 。更に詳しくは、試験管A〜Hの1〜5において、三重dA−1660捕捉プロ ーブ:標的:検出プローブ複合体は該バッファー中に放出されるが、B−301 8捕捉プローブは粒子に結合したまま残る。試験管A〜Hの6〜10において、 複合体は2種類の捕捉プローブ、標的および検出プローブを含む。粒子を試験管 の側面に集め、そして上澄みを清浄な試験管に移した。 次に、ビーズブロッキングバッファー中0.045%dT14誘導化粒子の懸濁 液200μlをそれぞれの上澄みに加えた。複合体を前記のように粒子上に捕捉 させた。粒子を試験管の側面に集め、そして上澄みを吸引除去した。粒子をハイ ソルトウォッシュバッファー中で2回洗浄した。次に、三重複合体をローソルト ウォッシュ/リリースバッファー100μl中に放出した。上澄みの三重複合体 を清浄な試験管に移した。 次に、バッファーA中のdT14粒子懸濁液200μlをそれぞれの上澄みに加 えた。複合体を前記のように粒子上に再捕捉させた。粒子を上澄みから分離し且 つプレAmpウォッシュバッファー[300μM KCl、50μMトリス、1 mM EDTA]、pH8.0中で2回洗浄した。三重捕捉プローブ:標的:検 出プローブ複合体を、前記のプレAmpリリースバッファー[50mMトリス、 1mM EDTAおよび0.5%NP−40]150μl中に放出した。粒子を 前記のように上澄みから分離した。 標的の存在は、実施例1および2の場合と同様に決定された。図3は、106 標的分子(A〜Hの1〜10)および105標的分子(C−Dの1〜10)の標 的の存在下において並びに周期性ノイズによって(E〜Gの1〜10)生じた反 応に関する各方法の累積結果を、それぞれT6、T5およびCNの欄に示す。 標的(106および105標的)、捕捉および検出プローブに関する各二重捕捉 クラスII検定の10本の試験管の10本全部が測定された。全部の試験管が陽 性反応を示した。106標的、捕捉および検出プローブに関するRTC検定法の 10本の試験管全部が測定された。10本全部が陽性反応を示した。105標的 、捕捉および検出プローブに関するRTC法の10本の試験管の内の9本が測定 された。9本全部が陽性反応を示した。 捕捉および検出プローブを含むが標的を除いた15本の試験管の内の14本が 各検定法に関して測定された。二重捕捉クラスII方法を用いる14本の試験管 の内の1本だけが陽性反応を示した。対照的に、比較しうるRTC法を用いる1 4本の試験管の14本全部が陽性反応を示した。更に重要なことに、周期性ノイ ズに起因するこのシグナルは、105標的によって生じたシグナルに匹敵し且つ それと区別がつかない。従って、ここで例証したRTC法の感度は周期性ノイズ によって制限される。しかしながら、二重捕捉クラスII方法の感度はそのよう に制限されないし、しかも105標的を容易に越える。 【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:26塩基 配列の型:塩基配列 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNAプローブ 配列の特徴:CHLAMYDIA TRACHOMATIS 16S rRNAに特異的なプローブ 第1捕捉用 記号:GTS OLIGO NUMBER 3018 配列: 配列番号:2 配列の長さ:36塩基 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNAプローブ 配列の特徴:CHLAMYDIA TRACHOMATIS 16S rRNAに特異的なプローブ 第2捕捉用 記号:GTS OLIGO NUMBER 781 配列: 配列番号:3 配列の長さ:45塩基 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNAプローブ 配列の特徴:主要な真正細菌16S rRNA用のバクテリアプローブ クラスII検定用 記号:GTS OLIGO NUMBER 1660 配列: 配列番号:4 配列の長さ:280塩基 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:RNAプローブ 配列の特徴:CHLAMYDIA 16S rRNA 検出プローブ Q−BETAレプリカーゼによりインビトロ複製可能 記号:GTS OLIGO NUMBER 1126,C29 RNA MOLECULE 配列:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュー,ジン アメリカ合衆国マサチューセッツ州02154, ウォルサム,ベッドフォード・ストリート 53 (72)発明者 スミス,ジェームズ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01545, シュルースバリー,サウス・ストリート 237―1 (72)発明者 サーペ,ユージン アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27103,ウィンストン―セーレム,ロック ランド・アベニュー 865 (72)発明者 ポポフ,ソンヤ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01778, ウェイランド,レイク・ロード 53

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 標的に関して試料を検定する方法であって、 a.試料と、第一捕捉プローブと、標的存在下において標的に対して結合する 検出プローブとを接触させて、第一捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合 体を生成し; b.該三重複合体の標的:検出プローブセグメントを第一捕捉プローブから分 離し; c.試料と、標的存在下において標的に対して結合する第二捕捉プローブとを 接触させて第二捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合体を生成し; d.第二捕捉プローブに対して非特異的に結合した検出プローブの量を最小限 にし;そして e.検出プローブの存在または不存在に関して第二三重複合体を監視する工程 を含む上記方法。 2. a.試料と、第一捕捉プローブに対して結合する第一支持体とを接触さ せ; b.第一支持体および結合した第一三重複合体を試料から実質的に分離し; c.第一支持体および結合した第一三重複合体を第二媒質に導入し且つ第一三 重複合体の標的:検出プローブセグメントを第一支持体および第一捕捉プローブ から解放し; d.第一支持体および第一捕捉プローブを第二媒質から実質的に分離し; e.標的存在下において標的に対して結合する第二捕捉プローブを第二媒質に 導入して第二捕捉プローブ:標的:検出プローブ三重複合体を生成し; f.第二媒質と、第二捕捉プローブに対して結合する第二支持体とを接触させ ; g.第二支持体および結合した第二三重複合体を第二媒質から実質的に分離し ; h.第二支持体および結合した第二三重複合体を第三媒質に導入し且つ第二三 重複合体を第二支持体から解放し;そして i.第二支持体を第三媒質から実質的に分離することを含む工程によって、三 重複合体の標的:検出プローブセグメントを第一捕捉プローブから分離し且つ第 二捕捉プローブに対して非特異的に結合した検出プローブの量を最小限にする請 求項1に記載の方法。 3. 標的がポリヌクレオチドである請求項1に記載の方法。 4. 1種類またはそれ以上の分散性支持体を用いる請求項1に記載の方法。 5. a.第三媒質と、第三支持体が第二捕捉プローブに対して結合している 該第三支持体とを接触させ; b.第三支持体および結合した第二三重複合体を第三媒質から実質的に分離し ; c.第三支持体および結合した第二三重複合体を第四媒質中に導入し且つ第二 三重複合体を第三支持体から解放し;そして d.第三支持体を第四媒質から実質的に分離することを含む工程の1サイクル またはそれ以上を更に含む請求項2に記載の方法。 6. 標的がポリヌクレオチドである請求項5に記載の方法。 7. 支持体が試料媒質中において分散性である請求項5に記載の方法。 8. 標的捕捉および解放の2サイクルを更に含む請求項2に記載の方法。 9. 標的に関して試料を検定する方法であって、 a.試料と、第一捕捉プローブと、標的存在下において標的に対して結合する 第二捕捉プローブとを接触させて標的複合体を生成し; b.試料中に存在する第二捕捉プローブの量を最小限にし; c.試料と、検出プローブと、標的存在下において標的に対して結合する新た な第一捕捉プローブとを接触させて、第二捕捉プローブ:標的:検出プローブの 第二標的複合体および結合した第一捕捉プローブを含む四重複合体を生成し; d.第二標的複合体の第二捕捉プローブに対して結合した検出プローブの量を 最小限にし;そして e.検出プローブの存在または不存在に関して第二標的複合体を監視する工程 を含む上記方法。 10.a.試料と、第二捕捉プローブに対して結合する第二支持体とを接触さ せ; b.第二支持体および結合した標的複合体を試料から実質的に分離し; c.第二支持体および結合した標的複合体を第二媒質中に導入し且つ標的複合 体を第二支持体から解放し; d.第二支持体を第二媒質から実質的に分離し; e.標的複合体を含む第二媒質と、第一捕捉プローブに対して結合する第一支 持体とを接触させ; f.第一支持体および結合した標的複合体を第二媒質から実質的に分離し; g.第一支持体および結合した標的複合体を第三媒質中に導入し且つ標的複合 体の第二捕捉プローブ:標的セグメントを第一支持体および第一捕捉プローブか ら解放し;そして h.第一支持体および第一捕捉プローブを第三媒質から実質的に分離すること を含む工程によって、試料中に存在する第二捕捉プローブの量を最小限にする請 求項9に記載の方法。 11.a.第三媒質と、第一捕捉プローブと結合する新たな第一支持体とを接 触させ; b.第一支持体および結合した四重複合体を第三媒質から実質的に分離し; c.第一支持体および結合した四重複合体を第四媒質中に導入し且つ第二標的 複合体を第一支持体および結合した第一捕捉プローブから解放し;そして d.第一支持体および結合した第一捕捉プローブを第四媒質から実質的に分離 することを含む工程によって、第二標的複合体の第二捕捉プローブに対して結合 した検出プローブの量を最小限にする請求項10に記載の方法。 12.a.第四媒質と、第二捕捉プローブに対して結合する第二支持体とを接 触させ; b.第二支持体および結合した第二標的複合体を第四媒質から実質的に分離し c.第二支持体および結合した第二標的複合体を第五媒質中に導入し且つ第二 標的複合体を第二支持体から解放し;そして d.第二支持体を第五媒質から実質的に分離することを含む工程の1サイクル またはそれ以上を更に含む請求項11に記載の方法。 13.1サイクルまたはそれ以上の追加の標的捕捉および解放サイクルを更に 含む請求項11に記載の方法。 14.支持体が試料媒質中において分散性である請求項11に記載の方法。 15.標的がポリヌクレオチドである請求項9に記載の方法。 16.第一捕捉プローブの供給、別個の第二捕捉プローブの供給および検出プ ローブの供給を含む請求項1に記載の方法を実施するためのキット。 17.第一捕捉プローブの供給、第二捕捉プローブの供給および検出プローブ の供給を含む請求項9に記載の方法を実施するためのキット。
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