JPH0568597A - ミデイバリアントdna鋳型の増幅 - Google Patents

ミデイバリアントdna鋳型の増幅

Info

Publication number
JPH0568597A
JPH0568597A JP3209029A JP20902991A JPH0568597A JP H0568597 A JPH0568597 A JP H0568597A JP 3209029 A JP3209029 A JP 3209029A JP 20902991 A JP20902991 A JP 20902991A JP H0568597 A JPH0568597 A JP H0568597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
nucleic acid
acid sequence
target
amplification method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3209029A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard A Martinelli
エム マーテイネリ リチヤード
Jeffrey J Donahue
ジエイ ドナヒユー ジエフリー
John T Unger
テイー アンガー ジヨン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Ciba Corning Diagnosys Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Corning Diagnosys Corp filed Critical Ciba Corning Diagnosys Corp
Publication of JPH0568597A publication Critical patent/JPH0568597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6816Hybridisation assays characterised by the detection means
    • C12Q1/682Signal amplification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6844Nucleic acid amplification reactions
    • C12Q1/6867Replicase-based amplification, e.g. using Q-beta replicase

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料中のターゲット核酸配列の存在を検出で
きる様にするための、挿入されたターゲット特異性核酸
配列を含むミディバリアントDNAの増幅方法を提供す
る。 【構成】 それぞれがミディバリアントDNAの異なっ
た複製できない部分およびその試料中のターゲット核酸
配列に対して相補的な異なったターゲット特異性核酸配
列を含む、少なくとも2つのミディバリアントDNA/
プローブ配合体をターゲット核酸配列に対してハイブリ
ダイゼーションし、それらの配合体を結合させて複製可
能なDNA鋳型を形成し、この鋳型を複製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には増幅方法に
関し、より詳しくは、ミディバリアントDNA/プロー
ブ配合体(conjugate) を含む増幅に関する。
【0002】
【従来の技術】核酸を利用した試験評価分析は、特異性
および感度の点で従来の免疫評価分析法よりも明らかに
優れている。核酸を利用した試験評価分析の本質的な特
徴は、ターゲット特異性核酸配列(プローブ)の、試料
中のそれらの相補的なターゲット核酸配列に対するハイ
ブリダイゼーションである。プローブの特異性は、そ
の、ターゲットと非ターゲット核酸配列とを区別する能
力に関連する。プローブ特異性は、絶対的(すなわち、
プローブがターゲット核酸配列と非ターゲット核酸配列
とを区別することができる)である場合もあれば、機能
的(すなわち、プローブがターゲット核酸配列と、その
試料中に通常存在する他のすべての核酸配列とを区別す
ることができる)である場合もある。試験評価分析にお
ける試料のターゲット核酸配列とは、試料中の存在を確
認すべき遺伝要素に相当するヌクレオチド塩基配列を有
する単ストランドポリヌクレオチドの分節を意味する。
試料とは一つ以上のターゲット核酸を含み、精製した、
または精製していない形の試料を指す。試料の供給源
は、生理学的および非生理学的DNAまたはRNA(合
成または天然)、等を含むが、これらに限定するもので
はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2つの個別の、ただし
関連した生物の全抗原決定因子は免疫評価分析では区別
できないのに対し、ユニーク遺伝子配列は核酸試験評価
分析により識別され、区別されることが記載されている
(米国特許第4,851,336 号参照)。また、ウイルス性タ
ーゲット、すなわちHIV感染の場合は、ウイルス性配
列が宿主遺伝子に挿入されていてもウイルス性抗原に対
する抗体は検出されないことがあるが、必要な感度を有
する検出(増幅)方法論が考案されれば、その挿入によ
り有力な診断上のマーカーが得られる。本発明は、必要
な感度を有する増幅方法論を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】さて、核酸を利用した試
験評価分析の感度に関する十分な能力は、試料中にター
ゲット核酸配列が存在することを示唆する検出可能な分
子を増幅するための方法によってのみ達成されることが
分かった。
【0005】ポリメラーゼ連鎖反応(PCR) は、ターゲッ
ト配列を先ず増幅し、次いで遊離する型の増幅方法であ
る。PCR 増幅はこの過程の早期に起こるので、ターゲッ
ト以外の配列も増幅することがある。実際のターゲット
を識別するには、増幅した配列の分析が必要である(米
国特許第4,683,195 号および4,683,202 号参照)。
【0006】米国特許第4,786,660 および4,957,858号
はQBレプリカーゼによる組換えRNAの自触媒複製を
記載しているが、これはターゲット配列を先ず遊離し、
次いで増幅する、別の型の増幅方法である。QB増幅の
この方法の欠点は、ターゲット核酸配列にハイブリダイ
ゼーションしていないプローブを分解に対して傷付き易
く、すなわち複製不可能にしておく必要があることであ
る(「Q−ベータレプリカーゼによる増幅プローブ評価
分析」バイオ/テクノロジー1989:7(6)、609-10(Eng.)
および「Q−ベータ増幅」J . Clin. Lab. Anal.4:318(1
990)(レター)参照)。
【0007】最初の工程として2つの異なった複製でき
ないミディバリアントDNA/プローブ配合体(conjuga
tes)を試料中のターゲット核酸配列にハイブリダイゼー
ションする増幅方法を開示する。試料は、必要であれ
ば、予め処理してターゲット核酸配列を解放しておく。
これらの配合体はそれぞれ少なくとも2つの部分を含む
が、一方の部分は、ハイブリダイゼーション条件下で、
ターゲット核酸配列と相補的なターゲット特異性の核酸
配列(プローブ)からなり、もう一方の部分は、ミディ
バリアントDNAの複製できない部分である。一つの配
合体は、ミディバリアントDNAの一つのストランドの
5'末端の部分を含み、もう一つの配合体はミディバリア
ントDNAの、その3'末端までの残りの複製できない部
分を含む。配合体のプローブは、ターゲット分子に対す
るハイブリダイゼーションにより、2つのプローブが互
いに近接して同列に並ぶ様に選択する。次の工程では、
プローブをT4DNAリガーゼにより共有的に結合し、
複製のための基材を発生させる。酵素QBレプリカーゼ
はミディバリアントDNAを鋳型として使用し、ターゲ
ット特異性配列を挿入したRNAミディバリアント配列
のコピーを作製する。この複製の生成物が検出されれ
ば、試料中にターゲット分子の存在を示すことになる。
【0008】変形した増幅方法では、一つの配合体の複
製できないミディバリアントDNAの部分の一つが付加
RNAポリメラーゼプロモーターを含む。RNAポリメ
ラーゼプロモーターは二重ストランド分子として作用す
る。ハイブリダイゼーションおよびリゲーションに続い
て、DNA鋳型はRNAに転写される。次いで、このR
NA転写をQBレプリカーゼにより複製し、その複製生
成物を検出する。
【0009】本発明の増幅方法で使用するための、配合
体および配合体の対を説明する。
【0010】ここで説明するミディバリアントDNA/
プローブ配合体および他の成分は、増幅法を実行するた
めのテストキットに収められる様になっている。
【0011】本発明の主目的は、ミディバリアントDN
Aを含む増幅方法を提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、ミディバリアントD
NAの複製できない部分およびターゲット特異性核酸配
列を含む配合体を提供することである。
【0013】本発明のもう一つの目的は、それぞれがミ
ディバリアントDNAの異なった複製できない部分およ
び異なったターゲット特異性核酸配列を含む2つの異な
った配合体を提供することであるが、両ターゲット特異
性核酸配列を試料中のターゲット核酸配列にハイブリダ
イゼーションすることにより、プローブが結合され、次
いでミディバリアントDNAの部分が複製のための鋳型
として作用し、その複製生成物を検出する。
【0014】本発明の他の目的は、試料中の200 未満の
ターゲット分子を検出できる、ハイブリダイゼーショ
ン、リゲーションおよび複製工程を含む増幅方法を提供
することである。
【0015】本発明のさらに別の目的は、試料中の1個
のターゲット分子を検出できる、ハイブリダイゼーショ
ン、リゲーション、転写および複製工程を含む変形増幅
方法を提供することである。
【0016】本発明のもう一つの目的は、試料中のター
ゲット核酸配列の存在を示す複製生成物を検出するため
に、増幅方法を実行するためのテストキットを提供する
ことである。
【0017】本発明の別の目的は、免疫評価分析と比較
して、感度が著しく優れた増幅方法を提供することであ
る。
【0018】本発明の上記の、および他の目的および利
点を、以下に添付の図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0019】下記の実施例において、本増幅方法の複製
工程の生成物は放射性同位元素技術により検出する。し
かし、好ましい実施形態では、増幅の複製工程の生成物
は化学発光法により検出する(米国特許第4,745,181 号
参照)。プローブ技術の場合にこの方法論を代表する免
疫評価分析形態は、試料中に存在すると思われる問題の
ターゲット分子に向けられる相補的「試薬」配列を常磁
性粒子(PMP) (チバコーニング ディアグノスティック
ス コーポレーション)、固相、の上に固定し、ターゲ
ット分子に対する第二の相補的「試薬」配列に、アクリ
ジニウムエステル(チバ コーニング ディアグノステ
ィックス コーポレーション)で標識を付ける。これら
の試薬を試料で処理すると、ターゲット分子とサンドイ
ッチ複合体を形成する。磁界をかけてPMP を溶液から分
離するが、これによって、結合していない、アクリジニ
ウムエステル標識を付けた相補的試薬配列が、PMP 上の
分析物に特異的に結合した試薬配列から分離される。こ
の分離工程の後、PMP に結合したままの、標識を付けた
相補的試薬配列の化学発光反応により、ターゲット配列
を検出する。本発明では、この化学発光法、複製生成物
の検出に応用できる。この増幅方法は免疫評価分析にも
応用できる。
【0020】別の検出方法では、「全内部反射」により
放射を伝達する光学装置を使用し、その装置と、屈折率
の低い試験媒体との間の界面で凋落波を発生させる。ハ
リック、N.J.、「内部反射分光法」、ハリック サイエ
ンティフィック コーポレーション、オシニングN.Y.
(第三版)(1987)および米国特許第4,880,752 号参照。
凋落波は、一般に波長未満で試験媒体中に達する電磁波
形である。しかし、凋落波成分と試験媒体中のターゲッ
トとの間に相互作用を起こすには、この浸透で十分であ
る。あるいは、ターゲットをセンサーに付けることもで
きる。この方法を本発明に応用すれば、凋落波センサー
に反応物質を被覆し、そこから生成物を凋落区域で感知
することにより、増幅方法の複製生成物の分析を行うこ
とができる。反応物被覆とは、被覆手段により、試験媒
体中の相補的分子に対して受容的な分子を付加し、結合
対を作ることと定義されるが、その被覆過程は非共有結
合または共有結合を含む。
【0021】各種試料中の特定病原体に対して特異性が
あり、それらの病原体を示す核酸配列が報告されてい
る。試料中のターゲット核酸配列の供給源には、細胞、
ウイルスおよび類ウイルス体があるが、これらに限定す
るものではない。定量培養方法により、107 〜109 もの
大量の感染性微生物が含まれることが示されている試料
もあるが、サルモネ 試料の中には、グラムあたり1000
個の微生物しか存在しないことが示されているものもあ
る。
【0022】化学発光による検出方法の現在の感度限界
は約100 amol(6000 万分子)である。この水準の感度
は、化学発光標識を付けたDNAオリゴマーをカンピロ
バクター16S リボソームRNAに対してハイブリダイゼ
ーションした評価分析について観察されている。例え
ば、感染性病原体に対する、これらの評価分析の必要な
感度は1000分子程度なので、化学発光検出法で検出する
には、ターゲット分子は少なくとも104 〜105 増幅する
必要がある。
【0023】これらの試験評価分析に必要な感度を得る
ための手段には、酵素QBレプリカーゼの使用を含む増
幅方法がある(「組換えRNAの自触媒複製」J. Mol.
Bio.171:281-95(1983)参照)。QBウイルスはRNAフ
ァージであり、そのゲノムは約4400リボヌクレオチドの
ストランドからなる。ブルーメンタール、(1982)「ザエ
ンザイム」(第XV巻、B章)(P.D. ボイヤー、編集)26
7 ページ、アカデミックプレス、ニューヨーク参照。Q
Bレプリカーゼの役目は、このRNA鋳型からRNAの
相補的ストランドを合成する過程に触媒作用することで
ある。この酵素は4つの小単位からなり、その中の一つ
だけがウイルス性ゲノムにより実際にコード化され、他
の小単位はバクテリア性宿主に由来する。QBレプリカ
ーゼは、複製のための相補的ストランド合成に鋳型とし
てQBRNAだけを使用する狭い特異性を示すが(他の
ウイルス性RNAは複製されない)、より短い、天然の
QBRNAの突然変異体も複製のための鋳型として作用
することができる。これらのより短い鋳型には、長さが
90リボヌクレオチドである「ナノバリアント」RNAお
よび長さが220 ヌクレオチドである「ミディバリアン
ト」RNAがある。
【0024】図1に関して、QBレプリカーゼの作用は
次の様に説明される。すなわち、予想される二次構造の
ステムおよびループモデルにより記号化したミディバリ
アント(MDV) RNAの単コピーから出発し、ストランド
は相補的なマイナスストランドの合成に鋳型として使用
される。N回の複製後、それぞれの初期鋳型ストランド
に対して2N ストランドが造られる。この酵素が、生産
されたRNAストランド全体に渡ってモル量で過剰に存
在する限り、生成物RNAが指数的に生産される。
【0025】本発明の好ましい増幅方法では、ミディバ
リアント(+) DNA鋳型は、例えばプラスストランドの
5'末端から塩基61で、2つの複製できない部分に分けら
れる。このミディバリアントDNAの2つの部分のそれ
ぞれに、ターゲット核酸配列と相補的な、異なった特異
性核酸配列が付加する。ミディバリアント(-) DNAの
類似の相補的配列も同様に使用できる。これら2つの配
合体をそれぞれプローブAおよびプローブBとする(図
2参照)。プローブAはPMP 上に固定してある。しか
し、配合体を固体支持体上に固定することは、本発明の
必要条件でも制限でもない。この試料を溶解してターゲ
ット核酸配列を放出する。放出されたターゲット核酸配
列はハイブリダイゼーション条件下で、プローブAおよ
びプローブBとハイブリダイゼーションする。ターゲッ
ト特異性配列は、そのターゲットにハイブリダイゼーシ
ョンすることにより、2つのターゲット特異性配列が互
いに隣接して並ぶ様に選択する。ハイブリダイゼーショ
ン後、PMP は試料成分およびハイブリダイゼーションし
ていないプローブBおよびターゲットに結合していない
核酸配列から分離する。
【0026】次いで、ターゲット配列にハイブリダイゼ
ーションしたプローブAおよびプローブBは、2つのプ
ローブ間のホスホジエステル結合の形成に触媒作用する
DNAリガーゼの作用により共有的に結合される(図2
B参照)。配合体は、リゲーション工程の前または後に
固相から解放することができる。このリゲーション工程
に続いて、試料中のターゲット分子の存在に応じた様式
で、ミディバリアント(+) DNA鋳型が生じている。こ
のミディバリアント(+) DNA配列には、プローブAお
よびプローブBから組み合わせたターゲット特異性配列
が挿入される。これで、ターゲット特異性配列を挿入し
たミディバリアント鋳型をQBレプリカーゼで複製する
ことができる。複製生成物は検出可能であり、それによ
って、試料中のターゲットの存在が示される。このリゲ
ーション−複製方法では、プローブAもプローブBも単
独では複製可能な鋳型として作用しないのが望ましい。
さらに、選択した位置でミディバリアント鋳型へターゲ
ット特異性配列を挿入することにより、QBレプリカー
ゼがそれを認識するのに必要なこれらの特徴が過度に掻
き乱されてはならない(図2C参照)。
【0027】この増幅方法の変形では、リゲーションし
たミディバリアントDNAをRNAに転写してから、Q
Bレプリカーゼで複製する。転写工程の前に、ポリメラ
ーゼプロモーターをミディバリアントDNAの複製でき
ない部分に付加する。このリゲーション−転写−複製方
法により、単鋳型の検出が可能である(図3参照)。す
べて標準的な方法により、ミディバリアント配列を含む
プラスミド(pMDV)(プロメガ、マディソン、WI) を使用
して微生物細胞(JM107) を形質転換し、その形質転換し
た細胞を培養基中で成長させ、培養した細胞を収穫して
溶解し、プラスミドを精製した(実施例1参照)。pMDV
の試料を制限酵素Pst I 、Sma I 、Xho I 、またはこれ
らの酵素の組合わせで消化し、図4の制限地図に示す様
にpMDVの分節を得た。pMDVは、プラスストランドの位置
61で10塩基対Xho I リンカーを含んでいた。
【0028】他の型のミディバリアント配列を調製し、
それらの複製鋳型として作用する能力を試験した。異な
ったターゲット特異性配列を挿入するには、Xho I 制限
部位の優位性を得た。挿入したターゲット特異性配列に
より組換え分子がRNA合成のための鋳型として作用で
きる限り、自然のミディバリアント配列中に行った挿入
を使用して、望ましいターゲット配列とハイブリダイゼ
ーションさせ、増幅方法にミディバリアントDNAを使
用し易くすることができる。表IにXho I 制限部位で挿
入した配列の例を示す。
【0029】すべての型のミディバリアントDNAを塩
基処理し、可能なRNA汚染物を除去してから複製反応
を行った。無傷のプラスミドおよび制限酵素で消化した
プラスミドを、汚染RNA鋳型を除去するために、1N N
aOH 中、80℃で15分間処理し、当量のHCl を加えて中和
してからレプリカーゼ反応に投入した。考えられるDN
A鋳型の各試料もDNase(プロメガ)で消化し、消化し
た鋳型を、QBレプリカーゼ用の基材として作用する残
留能力について試験した。
【0030】次いで、ミディバリアントDNA試料をQ
BレプリカーゼによるRNA合成のための鋳型として作
用する能力について試験した。レプリカーゼ反応には、
100mMのトリス-HCl、pH7.5 、15 mM のMgCl2 、各1mM
のATP 、GTP 、UTP 、およびCTP を使用した。合成され
たRNA生成物を検出するための標識としてアルファ32
P-CTP (ニューイングランドニュークリア)を使用し
た。QBレプリカーゼ濃度は20ug/ml で、反応は37℃で1
時間行った。複製反応は、反応のアリコートをGFF フィ
ルター(ホワットマン)上に置き、フィルターを氷冷し
た10% トリクロロ酢酸/1%ピロリン酸ナトリウムに浸漬
して、合成されたRNAを沈殿させた。フィルターを氷
冷した5%トリクロロ酢酸で4回洗浄し、次いで液体シン
チレーションにより計数した。表IIに示すこれらの複製
実験の結果は、直線状でも閉じた円形でも、無傷のミデ
ィバリアントDNA配列の、QBレプリカーゼによるR
NA合成のための鋳型として作用する能力を立証してい
る。さらに、ミディバリアントDNA鋳型から合成され
たRNA生成物はpMDVとハイブリダイゼーションする
が、ナノバリアントDNA配列を含むプラスミドとはハ
イブリダイゼーションしないことが観察された(データ
は示していない)。
【0031】挿入された配列を有するミディバリアント
鋳型の複製感度を試験するために、配列を、上記のミデ
ィバリアント配列を含むプラスミドのXho 部位にクロー
ニングした。これらのミディバリアントDNA鋳型の複
製反応感度を表III に示す。これらのデータは、RNA
複製生成物中への32P-CTP の取り込みを測定して得た。
これらのデータは、リゲーション−複製図(図2参照)
の最終生成物がQBレプリカーゼのための鋳型であり、
僅か160 個までの鋳型分子(MDV-SA2) を検出できること
を示している。複製生成物はさらにノーザンブロット法
により定性し、挿入されたターゲット特異性配列は側方
に位置するミディバリアント配列に沿って複製されるこ
とが分かった(データは示していない)。
【0032】使用したQBレプリカーゼ酵素製剤がDNas
e 汚染を含んでいることが分かった。この汚染はDNA
鋳型を劣化させることにより複製感度を下げることがあ
る。汚染がある場合には、精製によるDNase 汚染物の除
去、またはDNase 防止剤の使用が必要になる場合があ
る。複製感度を高めるための別の方法は、QBレプリカ
ーゼよりもDNA鋳型をより効率的に複製する酵素を得
ることである。QBレプリカーゼ自体は、部位特異的変
異誘導により変性し、より有効な酵素を生じることが有
ろう。
【0033】QBレプリカーゼと各種ミディバリアント
DNA鋳型の反応生成物は、さらに変性ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動により定性した。幾つかの32P 標識を
付けたミディバリアント複製生成物の電気泳動結果を図
5に示す。ミディバリアントDNA鋳型はQBレプリカ
ーゼで30℃で2時間処理した。各反応から得た試料は、
7M尿素を含む緩衝液中で70℃で5分間処理した。試料
は、トリスホウ酸塩EDTA緩衝液中に7M尿素を含む6%ポリ
アクリルアミドゲル上で電気泳動にかけた。電気泳動の
後、これらのバンドをオートラジオグラフィーで目に見
える様にした。図5に関して、各レーン(左から右へ)
に付けた試料は、レーン1がサイズマーカーとして123
bpラダー(BRL) 、レーン2がゼロ鋳型比較、レーン3が
pMDV鋳型からの複製生成物、レーン4がMDV 鋳型からの
複製生成物、レーン5がMDV-CA 116鋳型からの複製生成
物、レーン6がMDV-CA 29 鋳型からの複製生成物、レー
ン7がMDV-ポリ鋳型からの複製生成物である。予想され
たサイズの全長複製生成物に加えて、各鋳型について、
全長生成物よりも速く移動した他の多くの生成物が観察
された。より速く移動したバンドは、ミディバリアント
プラスストランドおよびマイナスストランドの部分と相
補的なプローブとハイブリダイゼーションすることを示
している(データは示していない)。ミディバリアント
鋳型から複製した生成物は、さらにノーザンブロット法
により定性し、挿入された配列が側方に位置するミディ
バリアント配列と共に複製されたかどうかを確認した。
これらのブロットは、カンピロバクター配列の挿入物を
含む鋳型のためのカンピロバクター特異性プローブ、PM
238(プロメガ)、またはポリリンカー特異性プローブ、
PM905(プロメガ)により検査した(表I参照)。MDV-CA
29 およびMDV-CA 116からの複製生成物はPM238 とハイ
ブリダイゼーションしたのに対し、MDV-ポリからの複製
生成物はPM905とハイブリダイゼーションした(データ
は示していない)。これらの結果は、挿入された配列が
側方に位置するミディバリアント配列と共に複製するこ
とを立証している。
【0034】
【実施例1】ミディバリアントDNA鋳 型の複製感度 ミディバリアント(pMDV)配列を含み、Xho I リンカーを
発生するために10塩基対挿入物を有するプラスミドをプ
ロメガ社、マディソン、WIから入手した。制限部位によ
り、望ましいターゲット特異性配列をMDV DNA のプラス
ストランドにおける塩基61に挿入できる。Xho I サイト
で各種の挿入物を含むMDV プラスミドからなるクローン
を調製した。MDV DNA 鋳型は精製プラスミドのPst I/Sm
a I 消化により調製し、調製用アガロースゲル電気泳動
法により精製した。鋳型の濃度はアガロースゲル電気泳
動により分析した精製鋳型の臭化エチジウムで着色した
バンドの蛍光強度により推定した。また、鋳型は、T7RN
Aポリメラーゼによりプラスストランド鋳型を転写でき
るT7プロモーター配列をも含んでいた。MDV DNA 鋳型は
1 N NaOHで80℃で15分間塩基処理し、次いで当量のHCl
で中和した。この処理によりRNA汚染物をすべて分解
し、鋳型を単ストランドDNAに変性した。
【0035】複製反応は、変性した単ストランド並びに
自然の二重ストランドの両方の、様々な量のMDV DNA 鋳
型を、100 mMのトリス-HCl、pH7.5 、15 mM のMgCl2
各1mMのATP 、GTP 、UTP 、およびCTP に加えた20 ug/
mlのQBレプリカーゼ(ロットM202、プロメガ)で処理
することにより行った。アルファ32P-CTP(アメルシャ
ム)800 Ci/mmol を加えて105 cpm/nmol CTPのオーダー
の特異的活性を与えた。反応は30℃で2時間行った。32
P-CTP は、氷冷10% トリクロロ酢酸/1%ピロリン酸ナト
リウムの存在下で、ガラス繊維フィルター(ホワットマ
ン)上に反応溶液のアリコートを沈殿させることにより
複製生成物へ組み込んだ。組み込まれなかったCTP は、
フィルターを氷冷5%トリクロロ酢酸で洗浄して除去し
た。組み込まれたCTP は、液体シンチレーション計数に
より測定した。陰性比較試料(鋳型を加えていない)も
実験に含めた。結果を表III に示す。これらの実験か
ら、複製感度(複製により検出された鋳型の数)は、変
性した、単ストランドDNA鋳型に対して500 以上、自
然の二重ストランドDNA鋳型に対しては200 未満であ
った。
【0036】
【実施例2】ミディバリアントプローブ の複製 実施例1のMDV DNA の各種分節を、それらの、QBレプ
リカーゼで複製するための鋳型として作用する能力につ
いて試験した。アプライド バイオシステム391 PCR-Ma
teDNA合成装置を使用してオリゴマーを合成した。オ
リゴマーはRP-HPLC で精製した。下記のオリゴマーを合
成した。
【0037】MB2 : プラスストランドMDV DNA の塩基
120-221 MB1SA1: MDV(+)DNA の塩基62-119の5'末端に付加した
ルモネラ特異性配列の24塩基 MASA5: MDV(+)DNA の塩基1-64の5'末端に付加した非特
異性配列の10塩基、3'末端に付加したサルモネラ配列の
24塩基 MBSA: MB2 およびMB1SA1を一つに結合したもの(下記
参照) MDSA1: MDV(-)DNA の塩基161-220 の5'末端に付加した
サルモネラ特異性配列の24塩基 MC2SA5: MDV(-)DNA の塩基85-160の3'末端に付加した
ルモネラ特異性配列の24塩基 合成により調製したMDV 鋳型の分節は、QBレプリカー
ゼのための鋳型として試験した。考えられる鋳型を100
mMのトリス-HCl、pH7.5 、15 mM のMgCl2 、および各1
mMのATP 、GTP 、UTP 、およびCTP 中で、20 ug/mlのQ
Bレプリカーゼ(ロットM202、プロメガ)で、30℃で2
時間処理した。アルファ32P-CTP(アメルシャム)800 Ci
/mmol を加えて105 cpm/nmolCTPのオーダーの特異的活
性を与えた。CTP の取り込みは実施例1に記載する様に
して測定した。これらの実験の結果を表IVに示す。これ
らの結果から、試験した水準では、MDV(+)またはMDV(-)
の分節のどれもQBレプリカーゼのための鋳型として作
用しないことが分かる。
【0038】
【実施例3】ハイブリダイゼーション− リゲーション−複製の立証 PM2058(プロメガ)、プローブのサルモネラ部分と相補
的な配列を有する48塩基合成オリゴマーを、24 ug MASA
5-PMP(PMP 、チバ コーニング ディアグノスティック
ス コーポレーション)および500 fmol MBSA1(MB2およ
びMB1SA1を結合したもの)で、4X SSC、10mMトリス-HC
l、pH7.5 、0.1% BSA、0.02% Tween-20、および5%硫酸
デキストリンを含む100 ul中で、56℃で1時間処理し
た。MBSA1 は、5'リン酸化MB2(10 pmol)およびMB1SA1(1
7pmol)の、MB2 およびMB1SA1と配列で相補的な33ヌクレ
オチド合成オリゴマーとのハイブリダイゼーションによ
り調製した。このハイブリダイゼーションにより、MB1S
A1の3'末端におけるミディバリアント配列がMB2の5'末
端におけるミディバリアント配列に隣接して同列に配置
される。これら2つのオリゴマーをT4 DNAリガーゼ(プ
ロメガ)により結合した。結合したMBSA1 は、調製用6%
変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動により精製した。
ゼロターゲット比較用として、PMP およびMBSA1 だけ
を、同じ条件下で、PM2058を加えずに処理した。PMP を
分離し、上澄み液を除去した。このPMP を2XSSC/0.1% T
ween-20で2回洗浄した。
【0039】PMP を、20 U T4 DNA リガーゼ(BRL) を含
むリガーゼ緩衝液(BRL) の100 ul中に分散し、室温で1
時間処理した。結合の必要性を決定するための比較試料
として、ハイブリダイゼーションしたPMP の同等の試料
を、T4 DNAリガーゼを含まないリガーゼ緩衝液で処理し
た。PMP を分離し、上澄み液を除去し、次いでPMP を2X
SSC/0.1% Tween-20で洗浄し、100 ulの水中に再分散し
た。
【0040】各リゲーション試料から得た1ulのアリコ
ートを、100mMのトリス-HCl、pH7.5 、15 mM のMgC
l2 、および各1mMのATP 、GTP 、UTP 、およびCTP 中
で、20 ug/mlのQBレプリカーゼ(ロットM202)(プロメ
ガ)で処理した。アルファ32P-CTP(アメルシャム)800
Ci/mmol を加えて105 cpm/nmol CTPのオーダーの特異的
活性を与えた。CTP の取り込みは実施例1に記載する様
にして測定した。変性6%ポリアクリルアミドゲル電気泳
動により、変性複製反応も分析した。
【0041】CTP の取り込み結果を表Vに示し、ゲル電
気泳動の結果を図6に示す。図6に関して、各レーン
(左から右へ)に付けた試料は、レーン1がサイズマー
カーとして123 bpラダー(BRL) 、レーン2が結合した鋳
型複製生成物、レーン3がマイナスPM2058比較、複製生
成物、レーン4がマイナスリガーゼ比較、複製生成物で
ある。陰性比較試料中に複製が無いことから、試験評価
分析の条件かではプローブは複製しないという実施例2
の結果が確認される。
【0042】
【実施例3】配列転写−複写の感度 例えばサルモネラシゲラ、およびカンピロバクター
始めとする、ターゲット特異性挿入物を含むミディバリ
アントプラスミドのPst I/Sma I 分節を調製し、ゲル精
製した。これらのPst I/Sma I 分節は、ミディバリアン
ト鋳型のプラスストランドをT7 RNAポリメラーゼにより
複製することができるT7プロモーターを含む。Pst I/Sm
a I 分節の希釈物を、T7 RNAポリメラーゼ(プロメガ)
3 U/ulにより、1時間、37℃で、40mMのトリス-HCl、pH
8.0 、10mMの NaCl 、6mM のMgCl2 、2mM のスペルミジ
ン、10mMのジチオトレストールおよび各3mM のATP 、CT
P、GTP 、およびUTP 中で、総量25ulで処理した。転写
反応生成物の2 ulアリコートを、処理を1時間、37℃で
行った以外は上記実施例に記載する標準複製反応条件下
で、QBレプリカーゼで処理した。CTP の取り込みは実
施例1に記載する様にして測定した。転写−複製反応の
結果を図7、8および9に、それぞれMDV-CA83、MDV-SH
およびMDV-SA2 について示す。これらのデータは、存在
する鋳型が最低量でも転写が起こり、DNA鋳型あたり
10〜100 のRNAコピーが造られることを示している。
RNA転写は、QBレプリカーゼにより効率的に複製さ
れる。転写−複製の組み合わせにより、鋳型を単分子水
準で検出することができる。
【0043】無論、当業者には、本発明の範囲および構
成から逸脱することなく、ここに記載する内容の各種の
変形が明らかであり、容易にそれを実行することができ
る。しかし、請求項の範囲はここに記載する内容に限定
するものではなく、請求項は、本発明が関連する当業者
が同等のものと認めるすべての特徴を含めて、本発明中
にある特許権を受けられる新規性のすべての特徴を含む
ものである。また、ここに記載する実施例は、本発明を
説明するためであって、制限するものではない。
【0044】
【表I】ポリ: 26 bp ポリリンカー配列(プロメガ) SA1 : 48 bp サルモネラ配列(プロメガ) SA2 : 48 bp サルモネラ配列(プロメガ) SH : 60 bp シゲラ配列(プロメガ) CA : 60 bp カンピロバクター配列(プロメガ) CA29: 29 bp カンピロバクター16S rRNA配列 CA83: 83 bp カンピロバクター16S rRNA配列 CA116 :116bp カンピロバクター16S rRNA配列
【0045】
【表II】 ミディバリアントプラスミド分節の複製 鋳 型 処 理 (pmol) pMDV 塩基 720 pMDV 塩基/DNase 14 pMDV/Pst I 塩基 420 pMDV/Pst I 塩基/DNase 10 pMDV/Sma I 塩基 460 pMDV/Sma I 塩基/DNase 7 MDV 塩基 590 MDV 塩基/DNase 22 pMDV/Xho 1/Pvu I より大きな分節 塩基 0 pMDV/Xho 1/Pvu I より小さな分節 塩基 28
【0046】
【表III】 DNA鋳型の複製感度 鋳 型 挿入物 特異性 感度 サイズ、bp 分子 MDV1 、ss2 1000 MDV1 -SA1、ss2 48 サルモネラ 1500 MDV1 -SA2、ds3 48 サルモネラ 160 MDV1 -CA 、ss2 60 カンピロバクター 2000 MDV1 -CA83 、ss2 83 カンピロバクター 1500 MDV1 -CA29 、ss2 29 カンピロバクター 2000 MDV1 -SH 、ss2 60 シゲラ 5001 鋳型は、対応するミディバリアントプラスミドのPs
t 1/Sma I 分節を精製することにより分離した。
【0047】2 制限分節は塩基処理により変性した。
【0048】3 この鋳型は塩基処理しなかった。
【0049】
【表IV】
ミディバリアント分節の複製鋳 型 CTP 取り込み、pmols MB2 、1pmol 0 MB1SA1、8 fmol 0 MASA5 、10 fmol 0 MB1SA1-MB2、600 amol 0 MDSA1 、1pmol 0 MC2SA5、1pmol 0
【0050】
【表V】 複製生成物へのCTP の取り込み 試 料1 取り込まれたCTP 2 、pmols 結合された鋳型 180 マイナスPM2058比較 0 マイナスリガーゼ比較 01 結合された鋳型試料に対する鋳型(1 fmol)の量は、
ハイブリダイゼーションおよびリゲーション工程の効率
が100%であると仮定して、複製反応中の鋳型の総量であ
る。
【0051】2 取り込まれたCTP の量は、総量50 UL
から得た複製反応の5 ulアリコートに対してである。
【図面の簡単な説明】
【図1】QBレプリカーゼにより触媒作用させた複製を
示す模式図
【図2】本発明のハイブリダイゼーション−リゲーショ
ン−複製方法を示す模式図
【図3】本発明のハイブリダイゼーション−リゲーショ
ン−転写−複製方法を示す模式図
【図4】pMDVの部分制限地図
【図5】本発明の複製生成物のゲル電気泳動写真
【図6】実施例3のハイブリダイゼーション−リゲーシ
ョン−複製反応に対するゲル電気泳動写真
【図7】実施例4のMDV−CA83による転写−複製
反応の結果を示すグラフ
【図8】実施例4のMDV−SHによる転写−複写反応
の結果を示すグラフ
【図9】実施例4のMDV−SA2による転写−複写反
応の結果を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエフリー ジエイ ドナヒユー アメリカ合衆国 マサチユーセツツ州 01778 ウエイランド コール ロード 5 (72)発明者 ジヨン テイー アンガー アメリカ合衆国 マサチユーセツツ州 02052 メツドフイールド フイツチタ ロード 29

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料中のターゲット核酸配列の存在を検
    出するための方法であって、それぞれがミディバリアン
    トDNAの異なった複製できない部分およびその試料中
    のターゲット核酸配列に対して相補的な異なったターゲ
    ット特異性核酸配列を含む、少なくとも2つのミディバ
    リアントDNA/プローブ配合体をターゲット核酸配列
    に対してハイブリダイゼーションすること、それらの配
    合体を結合させて複製可能なDNA鋳型を形成するこ
    と、およびこの鋳型を複製すること、を特徴とする増幅
    方法。
  2. 【請求項2】 前記方法がさらに複製生成物の検出を含
    むことを特徴とする請求項1の増幅方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つの配合体が、付加された
    ポリメラーゼプロモーターを含むことを特徴とする請求
    項1の増幅方法。
  4. 【請求項4】 前記方法が、複製の前に、さらにミディ
    バリアントDNA鋳型のRNAへの転写を含むことを特
    徴とする請求項3の増幅方法。
  5. 【請求項5】 前記ターゲット核酸配列が試料中に存在
    することを特徴とする請求項1の増幅方法。
  6. 【請求項6】 複製がQBレプリカーゼにより触媒作用
    を受けることを特徴とする請求項1の増幅方法。
  7. 【請求項7】 複製がQBレプリカーゼにより触媒作用
    を受けることを特徴とする請求項4の増幅方法。
  8. 【請求項8】 前記ミディバリアントDNA/プローブ
    配合体のターゲット核酸配列に対するハイブリダイゼー
    ションにより、プローブが隣接して同列に並ぶことを特
    徴とする請求項1の増幅方法。
  9. 【請求項9】 プローブがT4 DNAリガーゼにより結合さ
    れることを特徴とする請求項8の増幅方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つのミディバリアントD
    NA/プローブ配合体が固体支持体上に固定されている
    ことを特徴とする請求項1の増幅方法。
  11. 【請求項11】 プローブのリゲーションの前または後
    に、配合体が固体相から解放されることを特徴とする請
    求項10の増幅方法。
  12. 【請求項12】 前記固体支持体が常磁性粒子を含むこ
    とを特徴とする請求項10の増幅方法。
  13. 【請求項13】 前記検出方法が導波管の使用を含むこ
    とを特徴とする請求項2の増幅方法。
  14. 【請求項14】 ハイブリダイゼーションに続いて、ハ
    イブリダイゼーションされたミディバリアントDNA/
    プローブ配合体が、磁気分離により、ハイブリダイゼー
    ションされていないミディバリアントDNA/プローブ
    配合体および試料の他の成分から分離されることを特徴
    とする請求項12の増幅方法。
  15. 【請求項15】 前記ポリメラーゼプロモーターがT7 R
    NAポリメラーゼプロモーターであることを特徴とする請
    求項3の増幅方法。
  16. 【請求項16】 ミディバリアントDNAの複製できな
    い部分がミディバリアント(+) DNAの5'末端の最初の
    61ヌクレオチドであり、ミディバリアントDNAの他の
    複製できない部分がミディバリアント(+) DNAの残り
    の3'ヌクレオチドであることを特徴とする請求項1の増
    幅方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つの配合体がさらにその
    5'末端で非特異性塩基配列を含み、その非特異性塩基配
    列が少なくとも一つのヌクレオチドを含み、少なくとも
    一つのヌクレオチドが反応性基を含むことを特徴とする
    請求項1の増幅方法。
  18. 【請求項18】 前記反応性基が第一級アミンを含むこ
    とを特徴とする請求項17の増幅方法。
  19. 【請求項19】 試料中のターゲット核酸配列を検出す
    るための方法であって、 a)ターゲット核酸配列を、ハイブリダイゼーション条
    件下で、それぞれが前記ターゲット核酸配列に対して相
    補的な異なった核酸配列およびミディバリアントDNA
    の異なった複製できない部分を含む、2つのミディバリ
    アントDNA/プローブ配合体と接触させ、配合体のハ
    イブリダイゼーションにより、プローブを隣接して同列
    に並べること、 b)プローブを結合させ、鋳型を形成すること、 c)DNA鋳型をRNAに転写すること、 d)RNA転写を複製すること、および e)工程dの複製生成物を検出すること からなる方法。
  20. 【請求項20】 ターゲット特異性核酸配列およびミデ
    ィバリアントDNAの複製できない部分からなり、増幅
    方法の成分である配合体。
  21. 【請求項21】 前記ターゲット特異性核酸配列がオリ
    ゴヌクレオチドを含むことを特徴とする請求項20の配
    合体。
  22. 【請求項22】 前記ターゲット特異性核酸配列が、ハ
    イブリダイゼーション条件下で、試料中のターゲット核
    酸配列に対して相補的であることを特徴とする請求項2
    0の配合体。
  23. 【請求項23】 前記配合体がさらにT7 RNAポリメラー
    ゼプロモーターを含むことを特徴とする請求項20の配
    合体。
  24. 【請求項24】 前記配合体がさらに、ミディバリアン
    トDNAの複製できない部分の末端に付加した、少なく
    とも一つのヌクレオチドを有する非特異性塩基配列を含
    み、その非特異性配列がヌクレオチドに付加した反応基
    を含むことを特徴とする請求項20の配合体。
  25. 【請求項25】 前記配合体が固体支持体上に固定され
    ていることを特徴とする請求項20の配合体。
  26. 【請求項26】 前記固体支持体が常磁性粒子を含むこ
    とを特徴とする請求項25の増幅方法。
  27. 【請求項27】 前記検出方法が導波管の使用を含むこ
    とを特徴とする請求項19の増幅方法。
  28. 【請求項28】 ミディバリアントDNAの複製できな
    い部分がミディバリアント(-) DNAの3"末端の最初の
    61ヌクレオチドであること、およびミディバリアントD
    NAの他の複製できない部分がミディバリアント(-) D
    NAの残りの5'ヌクレオチドであることを特徴とする請
    求項1の増幅方法。
  29. 【請求項29】 試料中のターゲット核酸配列を検出す
    るための一対の配合体であって、 a)第一の配合体がターゲット特異性核酸配列およびミ
    ディバリアントDNAの複製できない部分を含み、 b)第二の配合体がターゲット特異性核酸配列およびミ
    ディバリアントDNAの複製できない部分を含み、第一
    の配合体および第二の配合体のターゲット特異性核酸配
    列が互いに異なっており、両配列が、ハイブリダイゼー
    ション条件下で、同じターゲットに対して相補的であ
    り、第一および第二の配合体のミディバリアントDNA
    の複製できない部分が互いに異なっていることを特徴と
    する一対の配合体。
  30. 【請求項30】 試料中のターゲット核酸配列を検出す
    るためのテストキットであって、 a)ターゲット核酸配列を解放するための溶液、 b)それぞれがハイブリダイゼーション条件下でターゲ
    ット核酸配列に対して相補的な異なったターゲット特異
    性核酸配列、およびミディバリアントDNAの異なった
    複製できない部分を含む、少なくとも2つの配合体、 c)DNA鋳型を形成するための配合体のリゲーション
    に触媒作用させるための酵素、および d)複製生成物が検出可能である鋳型の複製に触媒作用
    させるための酵素 からなることを特徴とするテストキット。
  31. 【請求項31】 一つの配合体がさらに、ミディバリア
    ントDNAの複製できない部分の末端に付加したRNA
    ポリメラーゼプロモーターを含むこと、および前記プロ
    モーターにより、結合したDNA鋳型がRNAに転写さ
    れることを特徴とする請求項30のテストキット。
  32. 【請求項32】 前記リガーゼがT4 DNAリガーゼである
    ことを特徴とする請求項30のテストキット。
  33. 【請求項33】 前記プロモーターがT7 RNAポリメラー
    ゼであることを特徴とする請求項31のテストキット。
  34. 【請求項34】 一つの配合体のミディバリアントDN
    Aの複製できない部分がミディバリアント(+) DNAの
    5'末端の最初の61ヌクレオチドを含むことを特徴とする
    請求項30のテストキット。
  35. 【請求項35】 前記配合体がさらに、ミディバリアン
    トDNAの複製できない部分に付加した、少なくとも一
    つのヌクレオチドからなる非特異性配列を含み、その非
    特異性配列がヌクレオチドに付加した反応基を含むこと
    を特徴とする請求項34のテストキット。
  36. 【請求項36】 前記配合体が固体支持体上に固定され
    ていることを特徴とする請求項35のテストキット。
  37. 【請求項37】 前記固体支持体が常磁性粒子を含むこ
    とを特徴とする請求項36の増幅方法。
  38. 【請求項38】 他の配合体のミディバリアント(+) D
    NAの複製できない部分が、ミディバリアントDNAの
    残りの3'ヌクレオチドを含むことを特徴とする請求項3
    4の増幅方法。
JP3209029A 1990-10-16 1991-08-21 ミデイバリアントdna鋳型の増幅 Pending JPH0568597A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59826990A 1990-10-16 1990-10-16
US598269 1990-10-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568597A true JPH0568597A (ja) 1993-03-23

Family

ID=24394897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3209029A Pending JPH0568597A (ja) 1990-10-16 1991-08-21 ミデイバリアントdna鋳型の増幅

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5407798A (ja)
EP (2) EP0481704B1 (ja)
JP (1) JPH0568597A (ja)
KR (1) KR920008196A (ja)
AU (1) AU635142B2 (ja)
CA (1) CA2046713A1 (ja)
DE (1) DE69122346T2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6083689A (en) * 1990-10-16 2000-07-04 Bayer Corporation Sensitive immunoassays utilizing antibody conjugates with replicable DNA templates
EP0682715B1 (en) * 1993-01-15 2006-04-05 The Public Health Research Institute of the City of New York, Inc. Diagnostic assays and kits for detecting rna using rna binary probes and an rna-directed rna ligase
WO1994016105A1 (en) * 1993-01-15 1994-07-21 The Public Health Research Institute Of The City Of New York, Inc. Rna assays using rna binary probes and ribozyme ligase
US5395752A (en) * 1993-03-19 1995-03-07 Ciba Corning Diagnostics Corp. Long emission wavelength chemiluminescent compounds and their use in test assays
EP0754241B1 (en) * 1994-04-04 1998-12-02 Ciba Corning Diagnostics Corp. Hibridization-ligation assays for the detection of specific nucleic acid sequences
US20070269799A9 (en) * 1994-06-22 2007-11-22 Zhang David Y Nucleic acid amplification methods
USRE38442E1 (en) * 1994-06-22 2004-02-24 Mount Sinai School Of Medicine Nucleic acid amplification method hybridization signal amplification method (HSAM)
WO1995035390A1 (en) * 1994-06-22 1995-12-28 Mount Sinai School Of Medicine Of The City University Of New York Ligation-dependent amplification for the detection of infectious pathogens and abnormal genes
US5942391A (en) 1994-06-22 1999-08-24 Mount Sinai School Of Medicine Nucleic acid amplification method: ramification-extension amplification method (RAM)
US6593086B2 (en) 1996-05-20 2003-07-15 Mount Sinai School Of Medicine Of New York University Nucleic acid amplification methods
US5876924A (en) * 1994-06-22 1999-03-02 Mount Sinai School Of Medicine Nucleic acid amplification method hybridization signal amplification method (HSAM)
USRE43097E1 (en) 1994-10-13 2012-01-10 Illumina, Inc. Massively parallel signature sequencing by ligation of encoded adaptors
US5783453A (en) * 1995-06-29 1998-07-21 Chiron Diagnostics Corporation Non-separation specific binding chemiluminescent assay
US20020150921A1 (en) * 1996-02-09 2002-10-17 Francis Barany Detection of nucleic acid sequence differences using the ligase detection reaction with addressable arrays
US6852487B1 (en) 1996-02-09 2005-02-08 Cornell Research Foundation, Inc. Detection of nucleic acid sequence differences using the ligase detection reaction with addressable arrays
EP1736554B1 (en) * 1996-05-29 2013-10-09 Cornell Research Foundation, Inc. Detection of nucleic acid sequence differences using coupled ligase detection and polymerase chain reactions
US5804384A (en) * 1996-12-06 1998-09-08 Vysis, Inc. Devices and methods for detecting multiple analytes in samples
US5837466A (en) * 1996-12-16 1998-11-17 Vysis, Inc. Devices and methods for detecting nucleic acid analytes in samples
US6001570A (en) * 1997-02-18 1999-12-14 Invitro Diagnostics, Inc. Compositions, methods, kits and apparatus for determining the presence or absence of target molecules
CA2291180A1 (en) 1997-05-23 1998-11-26 Lynx Therapeutics, Inc. System and apparatus for sequential processing of analytes
ATE423314T1 (de) 1998-06-24 2009-03-15 Illumina Inc Dekodierung von matrixartig-angeordneten sensoren durch mikropartikel
US7014994B1 (en) 1999-03-19 2006-03-21 Cornell Research Foundation,Inc. Coupled polymerase chain reaction-restriction-endonuclease digestion-ligase detection reaction process
US6506594B1 (en) * 1999-03-19 2003-01-14 Cornell Res Foundation Inc Detection of nucleic acid sequence differences using the ligase detection reaction with addressable arrays
WO2000075373A2 (en) 1999-05-20 2000-12-14 Illumina, Inc. Combinatorial decoding of random nucleic acid arrays
US20020098485A1 (en) * 2000-02-08 2002-07-25 Morello Ann M. Method for nucleic acid detection via Qbeta replicase
US6368801B1 (en) 2000-04-12 2002-04-09 Molecular Staging, Inc. Detection and amplification of RNA using target-mediated ligation of DNA by RNA ligase
AU2001293366A1 (en) 2000-04-14 2001-10-30 Cornell Research Foundation, Inc. Method of designing addressable array for detection of nucleic acid sequence differences using ligase detection reaction
US6562575B1 (en) * 2000-06-26 2003-05-13 Epicentre Technologies Corporation Analyte-specific assays based on formation of a replicase substrate
US6770472B2 (en) * 2000-11-17 2004-08-03 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Direct DNA sequencing with a transcription protein and a nanometer scale electrometer
US6949340B2 (en) * 2001-03-28 2005-09-27 Creative Mines Llc Optical phase modulator
US7514270B2 (en) * 2002-04-12 2009-04-07 Instrumentation Laboratory Company Immunoassay probe
US9487823B2 (en) 2002-12-20 2016-11-08 Qiagen Gmbh Nucleic acid amplification
US8043834B2 (en) 2003-03-31 2011-10-25 Qiagen Gmbh Universal reagents for rolling circle amplification and methods of use
US8211386B2 (en) * 2004-06-08 2012-07-03 Biokit, S.A. Tapered cuvette and method of collecting magnetic particles
EP1863908B1 (de) 2005-04-01 2010-11-17 Qiagen GmbH Reverse transkription und amplifikation von rna bei simultaner degradierung von dna
EP1762627A1 (de) 2005-09-09 2007-03-14 Qiagen GmbH Verfahren zur Aktivierung einer Nukleinsäure für eine Polymerase-Reaktion
US20070065834A1 (en) * 2005-09-19 2007-03-22 Hillis William D Method and sequences for determinate nucleic acid hybridization
US9416414B2 (en) * 2013-10-24 2016-08-16 Pacific Biosciences Of California, Inc. Delaying real-time sequencing

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4786600A (en) * 1984-05-25 1988-11-22 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Autocatalytic replication of recombinant RNA
US4883750A (en) * 1984-12-13 1989-11-28 Applied Biosystems, Inc. Detection of specific sequences in nucleic acids
CA1339991C (en) * 1988-09-08 1998-08-11 The Trustees Of Columbia University Replicative rna-based amplification/detection system
US5118801A (en) * 1988-09-30 1992-06-02 The Public Health Research Institute Nucleic acid process containing improved molecular switch
JP3276955B2 (ja) * 1988-09-30 2002-04-22 ジーン−トラック・システムス Rnaの鋳型の末端に結合したプローブ構造およびその使用方法
WO1990006376A1 (en) * 1988-12-05 1990-06-14 The Salk Institute For Biological Studies Target nucleic acid amplification/detection systems
CA2008096A1 (en) * 1989-01-19 1990-07-19 Samuel Rose Nucleic acid amplification using single primer
US5112734A (en) * 1989-05-26 1992-05-12 Gene-Trak Systems Target-dependent synthesis of an artificial gene for the synthesis of a replicatable rna

Also Published As

Publication number Publication date
US5407798A (en) 1995-04-18
AU635142B2 (en) 1993-03-11
KR920008196A (ko) 1992-05-27
EP0481704A1 (en) 1992-04-22
AU8045391A (en) 1992-04-30
CA2046713A1 (en) 1992-04-17
EP0481704B1 (en) 1996-09-25
US5959095A (en) 1999-09-28
EP0692541A1 (en) 1996-01-17
DE69122346T2 (de) 1997-02-06
DE69122346D1 (de) 1996-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0568597A (ja) ミデイバリアントdna鋳型の増幅
EP0361983B1 (en) RNA template end-linked probe constructs and methods for use
US5759773A (en) Sensitive nucleic acid sandwich hybridization assay
US5403711A (en) Nucleic acid hybridization and amplification method for detection of specific sequences in which a complementary labeled nucleic acid probe is cleaved
KR0145908B1 (ko) 핵산 증폭 검출방법
AU623642B2 (en) Catalytic hybridization systems for the detection of nucleic acid sequences based on their activity as cofactors in catalytic reactions in which a complementary labeled nucleic acid probe is cleaved
US5629153A (en) Use of DNA-dependent RNA polymerase transcripts as reporter molecules for signal amplification in nucleic acid hybridization assays
KR100231383B1 (ko) Rna 레플리카제의 dna-의존성 rna 폴리머라제 활성을 이용한 핵산 증폭
US6083689A (en) Sensitive immunoassays utilizing antibody conjugates with replicable DNA templates
JP2807202B2 (ja) 核酸の高感度検出方法
CA2070632A1 (en) Use of dna-dependent rna polymerase transcripts as reporter molecules for signal amplification in nucleic acid hybridization assays
JPH048292A (ja) 転写可能なヘアピンプローブを用いた核酸の増巾方法
JPH11514850A (ja) 特異的捕捉および検出が可能なヌクレオチドプローブを用いた核酸検出法
JP2005508599A (ja) 核酸の増幅方法
WO1989009835A1 (en) Ligase-based amplification method
JP2001514483A (ja) 核酸増幅法:分枝―伸長増幅方法(ram)
JP2005511030A (ja) 核酸の増幅方法
AU710326B2 (en) Method for the detection of telomerase activity
WO1998036100A1 (en) Compositions, methods, kits and apparatus for determining the presence or absence of target molecules
JPH04500457A (ja) 複製rnaに基づく増幅/検出系
CA2246238A1 (en) A method for the amplification and detection of a nucleic acid fragment of interest
JPH07503859A (ja) 挿入エレメントおよび増幅可能な核酸
Sweden Tyagi et a
Sweden et al. Lizardi et al.

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002