JPH08503527A - 自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置 - Google Patents

自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置

Info

Publication number
JPH08503527A
JPH08503527A JP6512286A JP51228694A JPH08503527A JP H08503527 A JPH08503527 A JP H08503527A JP 6512286 A JP6512286 A JP 6512286A JP 51228694 A JP51228694 A JP 51228694A JP H08503527 A JPH08503527 A JP H08503527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
pin
fixed position
groove
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6512286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3236300B2 (ja
Inventor
サウター,ロバート・エイチ・ジュニア
Original Assignee
デューラ・コンバーチブル・システムズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デューラ・コンバーチブル・システムズ・インコーポレイテッド filed Critical デューラ・コンバーチブル・システムズ・インコーポレイテッド
Publication of JPH08503527A publication Critical patent/JPH08503527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3236300B2 publication Critical patent/JP3236300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/185Locking arrangements
    • B60J7/1851Locking arrangements for locking the foldable soft- or hard-top to the windshield header
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C5/00Fastening devices with bolts moving otherwise than only rectilinearly and only pivotally or rotatively
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/04Electrical
    • E05B81/06Electrical using rotary motors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S292/00Closure fasteners
    • Y10S292/05Automobile top latches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 コンバーチブルトップのトップヘッダ(24)を車輌の風防ヘッダ(18)に固定するためのラッチ機構(34)であって、風防ヘッダ(18)の両端に近接して設けられたラッチフック受け(124)と、それぞれフック(108)を支持する自由端を有する一対の可動のラッチ部材(104)とを含むラッチ機構。トップヘッダ(24)の両端に近接して固定された取付けブラケット(76)が細長いベース溝(96,98)とその外端に近接してこれに交差する曲線状の分岐溝(100,102)とを有する。それぞれラッチ部材(104)により担持された案内ピン(120)及び駆動ピン(114)が非固定位置に於てはそれぞれ溝(96,98)及び溝(100,102)に受けられる。電気的に駆動され又は手動操作される駆動リンク(66)が各ラッチ部材の駆動ピン(114)に接続されている。駆動リンク(66)が操作されることにより、駆動ピン(114)がベース溝(96,98)へ進入し、最終的には二つのピン(114,120)がベース溝(96,98)の内端へ向けて移動してラッチ部材(104)が非固定位置より固定位置へ移動するまでラッチ部材(104)が案内ピン(120)の周りに枢動する。この運動により各フックはトップヘッダ(24)内に収納される非固定位置とトップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に曲線状の複合経路(X,Y)に沿って移動する。

Description

【発明の詳細な説明】 自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置 発明の背景 本発明は、全体的には車輌のコンバーチブルトップに係り、更に詳細にはコン バーチブルトップのトップヘッダを車輌の風防ヘッダに固定するための自動収納 式ラッチ装置に係る。 コンバーチブルトップを有する車輌に於ては、一般に、トップヘッダの両側に Jフックと呼ばれるラツチフツクを有するラッチが設けられている。Jフックを 風防ヘッダに設けられたラッチ面に係合させラッチフックをトップヘッダに引入 れて二つのヘッダを互いに固定するようマニュアルハンドルが操作される。ハン ドルは最終的にはオーバセンタ式に移動され、これにより二つのヘッダが互いに 固定された位置に固定される。かかる構造が米国特許第3,216,763号に 記載されている。多くの他の型式のサイド固定構造が従来より開発されているが 、Jフック構造が最も広く使用されている。 サイドラッチ式のラッチ装置に於ては、複雑なリンク機構が使用され、別々に 操作されなければならないラッチフックやボルトが使用されている。そのため運 転者が補助席へ移動して左側のラッチを操作したり、補助席の乗員が左側のラッ チを操作しなければならない。かかる問題を解消すべく、運転者により容易に到 達し操作することのできる 中央操作手段により同時に操作し得るよう構成されたラッチ装置が開発されてい る。かかるラッチ装置が米国特許第2,560,459号に記載されている。し かし左右両側のラッチのための一つの操作手段を有するJフック式のラッチ装置 はいまだに市販されていない。 上述の米国特許第3,216,763号に記載された型式の現在のラッチ装置 に於ては、非固定位置にあるときにはヘッダより突出するJフック及びハンドル が使用されている。非固定位置に於てはヘッダより突出するフック及びハンドル がトップを収納する際の障害となり、トップの収納が可能になるよう収納し直さ なければならない。そのため左右両側のラッチハンドルがJフックをヘッダ内に 引入れ、これと同時に操作ハンドルを収納するよう操作されなければならない。 従って非固定位置にあるときにはJフックが自動的に収納されるよう構成され たコンバーチブルトップのためJフックラッチが必要とされている。 また運転席より離れることなく車輌の運転者により操作可能な一つのラッチ操 作手段により左右両側のJフックラッチを操作することができるよう改良された 操作機構が必要とされている。 発明の概要 本発明の一つの目的は、非固定位置にあるときにはJフックが自動的に収納さ れるよう構成されたコンバーチブル トップのためのJフックラッチを提供することである。 本発明の他の一つの目的は、運転席より離れることなく車輌の運転者により操 作可能な一つのラッチ操作手段により左右両側のJフックラッチを操作すること ができるよう改良された操作機構を提供することである。 本発明の一つの局面によれば、コンバーチブルトップのトップヘッダを車輌の 風防ヘッダに固定するためのラッチ機構は、風防ヘッダに設けられたラッチフッ ク受けと、フックを支持する自由端を有する可動のラッチ部材と、トップヘッダ 内に収納される非固定位置とフックがフック受けに係合し二つのヘッダを互いに クランプする状態にてトップヘッダより延在する固定位置との間に曲線状の複合 経路に沿って移動するようラッチ部材をトップヘッダに支持する取付手段と、非 固定位置と固定位置との間にラッチ部材を移動させる操作手段とを含んでいる。 好ましくは、取付手段は固定されたブラケットと、ラッチ部材及びブラケット に担持されフック受けに係合した後に於けるフックの所定の経路に沿う運動を制 御し、トップヘッダを前方且つ下方へ移動させて風防ヘッダと係合させる第一の ピン及び溝装置とを含み、操作手段は駆動ピンを支持する駆動リンクを含んでい る。また取付手段は非固定位置より固定位置への操作手段によるフックの運動を 、フック受けとの係合に至る最初の下方、前方、上方への円弧状部分と二つのヘ ッダが互いにクランプされる固定位置へ 至る最終的な後方への部分とを含む経路に沿う運動に拘束するよう構成されてい る。 また本発明の他の一つの局面によれば、コンバーチブルトップのトップヘッダ を車輌の風防ヘッダに固定するためのラッチ機構は、それぞれ風防ヘッダ(18 )の端部に近接して設けられたラッチフック受けと、それぞれフックを支持する 自由端を有する一対の可動のラッチ部材と、トップヘッダの両端に近接して配置 された取付けブラケットであって、トップヘッダ内に収納される非固定位置とフ ックがフック受けに係合し二つのヘッダを互いにクランプする状態にてトップヘ ッダより延在する固定位置との間に曲線状の複合経路に沿って運動するようラッ チ部材を支持する取付けブラケットとを含み、各ブラケット及び対応するラッチ 部材はフック受けに係合した後に於けるフックの所定の経路に沿う運動を制御し てトップヘッダを前方且つ下方へ移動させて風防ヘッダと係合させる駆動ピンを 含む第一のピン及び溝装置を有しており、操作手段はラッチ部材を非固定位置と 固定位置との間に移動させるよう対応する駆動ピンに接続されている。 本発明の一つの実施例に於ては、操作手段はトップヘッダの中央に設けられた 手動操作子と、対応するラッチ部材の駆動ピンに接続された駆動リンクと、操作 子を対応する駆動リンクに接続するリンク手段であって、ラッチ部材を固定位置 に固定するオーバセンタ装置を含むリンク手段と 含んでいる。 本発明の他の一つの実施例に於ては、操作手段はトップヘッダの中央に設けら れた電動機と、対応するラッチ部材の駆動ピンに接続された駆動リンクと、電動 機を駆動リンクに接続する動力変速機と含んでいる。 また好ましくは、第一のピン及び溝装置は、ブラケットに設けられた細長いベ ース溝及びその外端に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝と、ラッチ部材に より担持され駆動ピンより隔置された案内ピンであって、非固定位置に於ては案 内ピンはベース溝に受けられ、駆動ピンは分岐溝に受けられる案内ピンとを含み 、操作手段は駆動ピンがベース溝へ進入するまで最初のうちはラッチ部材を案内 ピンの周りに枢動させ、最終的に二つのピンをベース溝の内端へ向けて移動させ てラッチ部材を非固定位置より固定位置へ移動させるよう構成されている。 本発明のこれらの目的及び他の目的及び特徴は添付の図面に図示されている如 き好ましい実施例についての以下の詳細な説明を参照することにより明らかとな る。 図面の簡単な説明 図1はコンバーチブルトップが部分的に下降された状態にて本発明による動力 作動されるラッチ装置を有するコンバーチブル車輌を示す部分斜視図である。 図2は図1に示されたラッチ装置の一部を示す拡大平面図である。 図3は本発明によるラッチ装置の一方のラッチユニットを示す分解斜視図であ る。 図4は図2に示されたラッチユニットを示す平面図である。 図5は非固定位置にてラッチユニットを示す図3及び図4のラッチユニットの 側面図である。 図6はラッチが最初に風防ヘッダの当接部に係合する位置へ移動された後に於 けるラッチユニットを示す図5と同様の側面図である。 図7はラッチが固定位置へ移動された後に於けるラッチユニットを示す図6と 同様の側面図である。 図8は手動式に操作される修正されたラッチ装置の一部を非固定位置にて示す 拡大平面図である。 図9はラッチが固定位置にある状態にてラッチ装置の一部を示す図8と同様の 拡大平面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 添付の図1に於て、コンバーチブルの車輌10はピラー14及び16と風防ヘ ッダ18とにより形成されたフレームを有する風防12を有している。車輌10 は織物カバー22により覆われた一般的な関節型のフレーム(図示せず)を含み トップヘッダ24にて終わるコンバーチブルトップ20を有している。 トップ20は周知の要領にて手動により又は動力アクチュエータにより昇降さ れる。トップが上昇されると、トッ プヘッダ24を風防ヘッダ18に対し正確に位置決めすべく、トップヘッダ24 に設けられた二つの互いに隔置されたプローブ26及び28が風防ヘッダ18に 設けられた位置決め用孔30及び32に嵌められる。コンバーチブルトップ20 が上昇された位置にあるときには、ヘッダ18及び24は本発明によるラッチ装 置34により互いに固定される。 動力式に駆動されるラッチ装置34が図1乃至図7に図示されており、トップ ヘッダ24の中央に取り付けられた電動機36を含んでいる。電動機36は可撓 性を有する回転駆動軸42及び44により二つの左右対称のラッチユニット38 及び40に接続されており、トップヘッダに設けられたスイッチ46により作動 される。ラッチユニット38及び40は左右対称であるので、右側のラッチユニ ット40についてのみ詳細に説明する。 ラッチユニット40はウォームギヤ式の変速機48を含み、変速機48は駆動 軸44に接続された入力軸50と駆動ねじ52の形態をなす出力軸とを有してい る。駆動ナット54が駆動ねじ52に螺合しており、ピン56及び58により枢 着されている。ピン56及び58は駆動リンク66のトップフランジ64より垂 直に延在する互いに隔置されたブラケット60及び62により受けられている。 一対の互いに隔置された脚部68及び70がフランジ64より垂直に前方へ延在 している。脚部68及び70には一対の 互いに整合された傾斜した制御溝72及び74が形成されている。 U形をなす取付けブラケット76が互いに隔置された垂直の脚部78及び80 を含んでおり、これらの脚部は上端にて外側へ屈曲された取付けフランジ82及 び84を有している。フランジ82及び84にはトップヘッダ24にブラケット 76を取付ける締結要素を受ける四つの取付孔87が形成されている。脚部78 及び80の後方部には互いに整合された孔86及び88が形成されている。駆動 リンクの脚部68及び70はブラケットの脚部78及び80の間に配置され、孔 86、溝72及び74、孔88には駆動リンク66を取付けブラケット76に接 続するための制御ピン90が挿通されている。 取付けブラケットの脚部78及び80には互いに整合されたh形をなす案内溝 92及び94が形成されている。これらの溝はそれぞれベース溝96及び98と これと交差する曲線状の分岐溝100及び102とを含んでいる。ラッチ部材1 04がJ形のラッチフック、即ちJフック108を支持するベース106を含ん でいる。ベース106は互いに隔置された孔110及び112を有している。 駆動ピン114がラッチ部材の孔110を貫通して延在し、駆動リンクの脚部 68及び70の前端部に互いに整合して形成された孔116及び118に挿通さ れている。かくしてラッチ部材104は相対的に枢動可能に駆動リンク 66により支持されている。駆動ピン114の両端は取付けブラケットの案内溝 92及び94に挿通されている。 案内ピン120がラッチ部材の孔112に挿通れており、また両端にて取付け ブラケット76の案内溝92及び94に挿通されている。ラッチ部材104は駆 動リンク66に担持された駆動ピン114により前後方向に駆動される。駆動ピ ンが前後方向に駆動される際に於けるラッチフック108の運動は案内溝92及 び94に挿通された駆動ピン114及び案内ピン120を含む第一のピン及び溝 装置の運動により制御される。また駆動リンク66の運動は、溝72、74及び 制御ピン90を含む第二のピン及び溝装置により、また案内溝92及び94に挿 通された駆動ピン114の運動により制御される。 上述の如くラッチユニット38及び40は左右対称である。図1はほぼ完全に 上昇された位置、即ち風防ヘッダ18より部分的に後退された位置に持上げられ た状態にてトップ20を示している。トップヘッダ24が風防ヘッダ18に係合 すると、ラッチユニットは図5に示された状態になる。この非固定位置に於ては 、Jフック108はヘッダ24内の後退位置に収納されている。駆動ピン114 は分岐溝100及び102の前端に位置決めされ、案内ピン120はベース溝9 6及び98の前端に位置決めされる。 スイッチ46が操作されることにより電動機36が駆動され駆動軸44が回転 される。このことにより駆動ねじ5 2が回転されて駆動リンク66が後方へ移動され、これにより駆動ピン114が 後方へ引張られてラッチ部材104が分岐溝100及び102に沿って移動され る。その結果Jフック108が複合経路の下方、前方、上方への曲線状のセグメ ントXに沿ってトップヘッダ24に設けられた孔122を経て図5乃至図7で見 て反時計廻り方向へ回転する。駆動リンク66の前端の円弧運動は円弧状の分岐 溝100及び102に沿って駆動ピン114が移動することにより制御され、駆 動リンクの後端の運動は固定された制御ピン90に従って溝72及び74が移動 することによって制御される。 複合経路のセグメントXの端部に於ては、駆動ピン114がベース溝96及び 98の底に係合し、駆動リンク66が更に後方へ移動することにより図6に示さ れている如く複合経路のセグメントYに沿ってJフック108を後方へ移動し始 める。駆動ねじ52により駆動リンク66が更に後方へ移動されることにより、 Jフック108は図7に示されている如く風防ヘッダ18に設けられたラッチフ ック受け124のリップと接触するよう後方へ後退せしめられる。この段階に於 てはヘッダ18及び24はトップ20をその上昇位置に維持すべく互いに強固に クランプされた状態になる。 Jフック108の先端を経路セグメントに沿って後方且つ上方へ移動させるこ とによりフック受け124とクラン プ係合させることは、ピン114及び120を固定されたベース溝96及び98 へ移動することにより確保される。また駆動リンク66の運動はこれらのピンに より、また固定ピン90に従って制御溝72及び74が移動することにより制御 される。勿論ラッチユニット38の作動は上述の作動と同一である。 トップ20の下降は上述の運動とは逆の運動により達成される。スイッチ46 が操作されることにより電動機36が逆転され、これにより駆動ねじ52が回転 されて駆動リンクが前方へ移動される。これによりJフック108は図7の位置 より図5の位置へセグメントX及びYに沿って逆方向へ移動する。ピン114及 び120はベース溝96及び98に沿って前方へ移動し、案内ピン120がベー ス溝96及び98の前端に係合するまで制御溝72及び74はピン90に従って 移動する。駆動リンク66が更に前方へ移動することにより駆動ピンが分岐溝1 00及び102に沿って移動され、Jフック108がヘッダ24内に収納される 非固定位置まで孔122を経て経路セグメントXに沿って時計廻り方向へ回転す る。この場合のラッチユニット38の作動も上述の作動と同一である。 かくして本発明のラッチ装置によれば、車輌の運転者は容易にアクセス可能な スイッチ46を操作するだけでラッチユニット38及び40を作動させてトップ ヘッダ24を風防ヘッダ18に固定したりこれとの固定状態より解除し たりすることができる。Jフックは固定状態解除時に自動的にトップヘッダ内に 後退し、従ってトップの下降や上昇されたトップの固定は現在必要なラッチのリ セットを行う必要もなく行われる。 本発明のラッチ装置の一つの修正例が図8及び図9に於て符号130にて示さ れている。この修正例に於ては、取付けブラケット76′、駆動リンク66′、 ラッチ部材104′ は上述の実施例に於ける部材と同一であり、同一の符号に て示されている。 ラッチ装置130は手動式に操作され、トップヘッダ24′の中央に枢軸13 4により枢支されたマニュアルハンドル132を含んでいる。ハンドル132は 図8に示された非固定位置と図9に示された固定位置との間にオーバセンタ式に 移動し、引張りばね136により両方の位置に付勢される。駆動ロッド140が ハンドル132を左側のラッチユニット138に接続している。上述の実施例の 場合と同様、左側のラッチユニットと左右対称の右側のラッチユニット(図示せ ず)が設けられており、駆動ロッド142によりハンドル132に接続されてい る。 駆動ロッド140は枢軸ピン146によりトップヘッダ24′に取付けられた ベルクランク144に接続されている。接続リンク148が駆動リンク66′を 支持する駆動変換リンク150にベルクランク144を駆動接続している。ベル クランク144及びリンク148、150は上述 の実施例に於ける駆動ねじ52及び駆動ナット54と同一の機能を果たす。 ラッチ装置130の作動は手動式に行われる点を除き上述の実施例の作動と同 様である。ハンドル132が把持され、図8の位置より図9の位置へ約180度 枢動される。このことによりJフック108′が後退した位置、即ち非固定位置 より図5及び図7に示されている如き固定位置へ移動される。 固定位置及び非固定位置の何れに於てもハンドル132はトップヘッダ24′ の領域内に存在する。Jフックと同様、ハンドル132が非固定位置に於て自動 的に収納されることによりトップの昇降を容易に行うことができる。 以上に於ては好ましい実施例について説明したが、本発明の範囲内にて種々の 修正が行われてよい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年9月27日 【補正内容】 請求の範囲 1.風防ヘッダ(18)を含む風防(12)とトップヘッダ(24)を含むコ ンバーチブルトップ(20)とを有する車輌(10)に於て、前記二つのヘッダ (18,24)を互いに固定するためのラッチ機構(34又は130)にして、 前記風防ヘッダ(18)に設けられたラッチフック受け(124)と、フック (108)を支持する自由端を有する可動のラッチ部材(104)とを含み、 前記トップヘッダ(24)内に収納される非固定位置と前記フック(108) が前記フック受け(124)に係合し前記二つのヘッダ(18,24)を互いに クランプする状態にて前記トップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に 曲線状の複合経路(X,Y)に沿って移動するよう前記ラッチ部材(104)を 前記トップヘッダ(24)に支持する取付手段(66,76,114,120) と、 前記非固定位置と前記固定位置との間に前記ラッチ部材(104)を移動させ る操作手段(34,40)と、 を含んでいることを特徴とするラッチ機構。 2.請求項1のラッチ機構(34)に於て、前記取付手段(66,76,11 4,120)は前記非固定位置より前記固定位置への前記操作手段(34,40 )による前記フック(108)の運動を、前記フック受け(124)との係合に 至る最初の下方、前方、上方への円弧状部分(X)と前記二つのヘッダ(18、 24)を互いにクランプする 最終的な後方への部分(Y)とを含む経路(X,Y)に沿う運動に拘束するよう 構成されていることを特徴するラッチ機構。 3.請求項2のラッチ機構(34)に於て、前記取付手段(66,76,11 4,120)は固定されたブラケット(76)と、前記ラッチ部材(104)及 び前記ブラケット(76)に担持され前記フック受け(124)に係合した後に 於ける前記フック(108)の所定の経路(X,Y)に沿う運動を制御し、前記 トップヘッダ(24)を前方且つ下方へ移動させて前記風防ヘッダ(18)と係 合させる第一のピン及び溝装置(114,120,92,94)とを含んでいる ことを特徴とするラッチ機構。 4.請求項3のラッチ機構(34)に於て、前記第一のピン及び溝装置(11 4,120,92,94)は駆動ピン(114)を含み、前記操作手段(34, 40)は前記駆動ピン(114)を支持する駆動リンク(66)を含んでいるこ とを特徴とするラッチ機構。 5.請求項4のラッチ機構(34)に於て、前記駆動リンク(66)及び前記 ブラケット(76)は前記第一のピン及び溝装置(14,120,92,94) より隔置され前記第一のピン及び溝装置と共働して前記駆動リンク(6個6)の 運動を制御する第二のピン及び溝装置(72,74,90)を含んでいることを 特徴とするラッチ機構。 6.請求項2のラッチ機構(34)に於て、前記取付手 段(66,76,114,120)は、 前記トップヘッダ(24)に取付けられ、細長いベース溝(98)とその外端 に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(102)とを有する第一の溝手段( 92,94)を含むブラケット(76)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され、前記非固定位置に於ては前記分岐 溝(102)に受けられる駆動ピン(114)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記ベース溝(98)に受けられる 案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104)を前記案内ピン (120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,120)を前 記ベース溝(98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材(104)を前記 非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されていることを特徴とする ラッチ機構。 7.請求項6のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は前 記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部材(1 04)のための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は前記制御 溝(72,74)に受けられ前記駆動リンク(66)の運動を制御する制御ピン (90)を支持しているこ とを特徴とするラッチ機構。 8.請求項7のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は動 力源(36)を含み、前記駆動リンク(66)は前記動力源に接続されているこ とを特徴とするラッチ機構。 9.請求項1のラッチ機構(34又は130)に於て、 それぞれ前記風防ヘッダ(18)の端部に近接して設けられた一対のラッチフ ック受け(124)と、 それぞれフック(108)を支持する自由端を有する一対の可動のラッチ部材 (104)と、 を含み、前記取付手段(66,76,114,120)は前記トップヘッダ(2 4)の両端に近接して配置された取付けブラケット(76)であって、前記トッ プヘッダ(24)内に収納される非固定位置と前記フック(108)が前記フッ ク受け(124)に係合し前記二つのヘッダ(18,24)を互いにクランプす る状態にて前記トップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に曲線状の複 合経路(X,Y)に沿って運動するよう前記ラッチ部材(104)を支持する取 付けブラケット(76)を含み、各ブラケット(76)及び対応する前記ラッチ 部材(104)は前記フック受け(124)に係合した後に於ける前記フック( 108)の所定の経路(X,Y)に沿う運動を制御して前記トップヘッダ(24 )を前方且つ下方へ移動させて前記風防ヘッダ(18)と係合させる駆動ピン( 114) を含む第一のピン及び溝装置(114,120,92,94)を有しており、 前記操作手段(34,40)は前記ラッチ部材(104)を前記非固定位置と 前記固定位置との間に移動させるよう対応する駆動ピン(114)に接続されて いることを特徴とするラッチ機構。 10.請求項9のラッチ機構(130)に於て、前記操作手段(34,40) は前記トップヘッダ(24′)の中央に設けられた手動操作子(138)と、対 応するラッチ部材の駆動ピン(114)に接続された駆動リンク(66′)と、 前記操作子(138)を前記駆動リンク(66′)に接続するリンク手段であっ て、前記ラッチ部材(66′)を前記固定位置に固定するオーバセンタ装置(1 32〜136)を含むリンク手段(132〜152)と含んでいることを特徴と するラッチ機構。 11.請求項10のラッチ機構(130)に於て、前記第一のピン及び溝装置 (114,120,92,94)は、 前記ブラケット(76)に設けられた細長いベース溝(96,98)及びその 外端に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(100,102)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記駆動ピン(114)より隔置さ れた案内ピン(120)であって、前記非固定位置に於ては前記案内ピン(12 0)は前記ベース溝(96,98)に受けられ、前記駆動ピン(114) は前記分岐溝(100,102)に受けられる案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (96,98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104′)を前記 案内ピン(120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,12 0)を前記ベース溝(96,98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材( 104)を前記非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されているこ とを特徴とするラッチ機構。 12.請求項11のラッチ機構(130)に於て、前記操作手段(34,40 )は前記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部 材(104′)のための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は 前記制御溝(72,74)に受けられ前記駆動リンク(66)の運動を制御する 制御ピン(90)を支持していることを特徴とするラッチ機構。 13.請求項9のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は 前記トップヘッダ(24)の中央に設けられた電動機(36)と、対応するラッ チ部材の駆動ピン(114)に接続された駆動リンク(66)と、前記電動機( 36)を前記駆動リンク(66)に接続する動力変速機(44,48)と含んで いることを特徴とするラッチ機構。 14.請求項13のラッチ機構(34)に於て、前記第一のピン及び溝装置( 114,120,92,94)は、 前記ブラケット(76)に設けられた細長いベース溝(96,98)及びその 外端に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(100,102)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記駆動ピン(114)より隔置さ れた案内ピン(120)であって、前記非固定位置に於ては前記案内ピン(12 0)は前記ベース溝(96,98)に受けられ、前記駆動ピン(114)は前記 分岐溝(100,102)に受けられる案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (96,98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104)を前記案 内ピン(120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,120 )を前記ベース溝(96,98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材(1 04)を前記非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されていること を特徴とするラッチ機構。 15.請求項14のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40) は前記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部材 (104)のための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は前記 制御溝(72,74)に受けられ前記駆動リンク (66)の運動を制御する制御ピン(90)を支持しており、前記動力変速機( 44,48)は前記駆動リンク(66)に接続された出力軸を含んでいることを 特徴とするラッチ機構。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 固定位置へ移動するまでラッチ部材(104)が案内ピ ン(120)の周りに枢動する。この運動により各フッ クはトップヘッダ(24)内に収納される非固定位置と トップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に曲 線状の複合経路(X,Y)に沿って移動する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.風防ヘッダ(18)を含む風防(12)とトップヘッダ(24)を含むコ ンバーチブルトップ(20)とを有する車輌(10)に於て、前記二つのヘッダ (18,24)を互いに固定するためのラッチ機構(34又は130)にして、 前記風防ヘッダ(18)に設けられたラッチフック受け(124)と、 フック(108)を支持する自由端を有する可動のラッチ部材(104)と、 前記トップヘッダ(24)内に収納される非固定位置と前記フック(108) が前記フック受け(124)に係合し前記二つのヘッダ(18,24)を互いに クランプする状態にて前記トップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に 曲線状の複合経路(X,Y)に沿って移動するよう前記ラッチ部材(104)を 前記トップヘッダ(24)に支持する取付手段(66,76,114,120) と、 前記非固定位置と前記固定位置との間に前記ラッチ部材(104)を移動させ る操作手段(34,40)と、 を含むラッチ機構。 2.請求項1のラッチ機構(34)に於て、前記取付手段(66,76,11 4,120)は前記非固定位置より前記固定位置への前記操作手段(34,40 )による前記フック(108)の運動を、前記フック受け(124)と の係合に至る最初の下方、前方、上方への円弧状部分(X)と前記二つのヘッダ (18、24)を互いにクランプする最終的な後方への部分(Y)とを含む経路 (X,Y)に沿う運動に拘束するよう構成されていることを特徴するラッチ機構 。 3.請求項2のラッチ機構(34)に於て、前記取付手段(66,76,11 4,120)は固定されたブラケット(76)と、前記ラッチ部材(104)及 び前記ブラケット(76)に担持され前記フック受け(124)に係合した後に 於ける前記フック(108)の所定の経路(X,Y)に沿う運動を制御し、前記 トップヘッダ(24)を前方且つ下方へ移動させて前記風防ヘッダ(18)と係 合させる第一のピン及び溝装置(114,120,92,94)とを含んでいる ことを特徴とするラッチ機構。 4.請求項3のラッチ機構(34)に於て、前記第一のピン及び溝装置(11 4,120,92,94)は駆動ピン(114)を含み、前記操作手段(34, 40)は前記駆動ピン(114)を支持する駆動リンク(66)を含んでいるこ とを特徴とするラッチ機構。 5.請求項4のラッチ機構(34)に於て、前記駆動リンク(66)及び前記 ブラケット(76)は前記第一のピン及び溝装置(14,120,92,94) より隔置され前記第一のピン及び溝装置と共働して前記駆動リンク(6個6)の 運動を制御する第二のピン及び溝装置(72,7 4,90)を含んでいることを特徴とするラッチ機構。 6.請求項2のラッチ機構(34)に於て、前記取付手段(66,76,11 4,120)は、 前記トップヘッダ(24)に取付けられ、細長いベース溝(98)とその外端 に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(102)とを有する第一の溝手段( 92,94)を含むブラケット(76)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され、前記非固定位置に於ては前記分岐 溝(102)に受けられる駆動ピン(114)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記ベース溝(98)に受けられる 案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104)を前記案内ピン (120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,120)を前 記ベース溝(98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材(104)を前記 非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されていることを特徴とする ラッチ機構。 7.請求項6のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は前 記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部材(1 04)のための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は 前記制御溝(72,74)に受けられ前記駆動リンク(66)の運動を制御する 制御ピン(90)を支持していることを特徴とするラッチ機構。 8.請求項7のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は動 力源(36)を含み、前記駆動リンク(66)は前記動力源に接続されているこ とを特徴とするラッチ機構。 9.請求項1のラッチ機構(34又は130)に於て、 それぞれ前記風防ヘッダ(18)の端部に近接して一対のラッチフック受け( 124)が設けられており、 それぞれフック(108)を支持する自由端を有する一対の可動のラッチ部材 (104)が設けられており、 前記取付手段(66,76,114,120)は前記トップヘッダ(24)の 両端に近接して配置された取付けブラケット(76)であって、前記トップヘッ ダ(24)内に収納される非固定位置と前記フック(108)が前記フック受け (124)に係合し前記二つのヘッダ(18,24)を互いにクランプする状態 にて前記トップヘッダ(24)より延在する固定位置との間に曲線状の複合経路 (X,Y)に沿って運動するよう前記ラッチ部材(104)を支持する取付けブ ラケット(76)を含み、各ブラケット(76)及び対応する前記ラッチ部材( 104)は前記フック受け(124)に係合した後に於ける前記フック(108 )の所定の経路(X,Y)に沿う運動を制御して前記 トップヘッダ(24)を前方且つ下方へ移動させて前記風防ヘッダ(18)と係 合させる駆動ピン(114)を含む第一のピン及び溝装置(114,120,9 2,94)を有しており、 前記操作手段(34,40)は前記ラッチ部材(104)を前記非固定位置と 前記固定位置との間に移動させるよう対応する駆動ピン(114)に接続されて いることを特徴とするラッチ機構。 10.請求項9のラッチ機構(130)に於て、前記操作手段(34,40) は前記トップヘッダ(24′)の中央に設けられた手動操作子(138)と、対 応するラッチ部材の駆動ピン(114)に接続された駆動リンク(66′)と、 前記操作子(138)を前記駆動リンク(66′)に接続するリンク手段であっ て、前記ラッチ部材(66′)を前記固定位置に固定するオーバセンタ装置(1 32〜136)を含むリンク手段(132〜152)と含んでいることを特徴と するラッチ機構。 11.請求項10のラッチ機構(130)に於て、前記第一のピン及び溝装置 (114,120,92,94)は、 前記ブラケット(76)に設けられた細長いベース溝(96,98)及びその 外端に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(100,102)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記駆動ピン(114)より隔置さ れた案内ピン(120)であって、 前記非固定位置に於ては前記案内ピン(120)は前記ベース溝(96,98) に受けられ、前記駆動ピン(114)は前記分岐溝(100,102)に受けら れる案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (96,98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104′)を前記 案内ピン(120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,12 0)を前記ベース溝(96,98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材( 104)を前記非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されているこ とを特徴とするラッチ機構。 12.請求項11のラッチ機構(130)に於て、前記操作手段(34,40 )は前記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部 材(104′)のための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は 前記制御溝(72,74)に受けられ前記駆動リンク(66)の運動を制御する 制御ピン(90)を支持していることを特徴とするラッチ機構。 13.請求項9のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40)は 前記トップヘッダ(24)の中央に設けられた電動機(36)と、対応するラッ チ部材の駆動ピン(114)に接続された駆動リンク(66)と、前記電動機( 36)を前記駆動リンク(66)に接続する動力 変速機(44,48)と含んでいることを特徴とするラッチ機構。 14.請求項13のラッチ機構(34)に於て、前記第一のピン及び溝装置( 114,120,92,94)は、 前記ブラケット(76)に設けられた細長いベース溝(96,98)及びその 外端に近接してこれと交差する曲線状の分岐溝(100,102)と、 前記ラッチ部材(104)により担持され前記駆動ピン(114)より隔置さ れた案内ピン(120)であって、前記非固定位置に於ては前記案内ピン(12 0)は前記ベース溝(96,98)に受けられ、前記駆動ピン(114)は前記 分岐溝(100,102)に受けられる案内ピン(120)と、 を含み、前記操作手段(34,40)は前記駆動ピン(114)が前記ベース溝 (96,98)へ進入するまで最初のうちは前記ラッチ部材(104)を前記案 内ピン(120)の周りに枢動させ、最終的に前記二つのピン(114,120 )を前記ベース溝(96,98)の内端へ向けて移動させて前記ラッチ部材(1 04)を前記非固定位置より前記固定位置へ移動させるよう構成されていること を特徴とするラッチ機構。 15.請求項14のラッチ機構(34)に於て、前記操作手段(34,40) は前記駆動ピン(114)を支持し制御溝(72,74)を含む前記ラッチ部材 (104)の ための駆動リンク(66)を含み、前記ブラケット(76)は前記制御溝(72 ,74)に受けられ前記駆動リンク(66)の運動を制御する制御ピン(90) を支持しており、前記動力変速機(44,48)は前記駆動リンク(66)に接 続された出力軸を含んでいることを特徴とするラッチ機構。
JP51228694A 1992-11-16 1993-11-08 自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置 Expired - Fee Related JP3236300B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/977,096 1992-11-16
US977,096 1992-11-16
US07/977,096 US5284378A (en) 1992-11-16 1992-11-16 Self-storing convertible top latch system
PCT/US1993/010795 WO1994011601A1 (en) 1992-11-16 1993-11-08 Self-storing convertible top latch system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08503527A true JPH08503527A (ja) 1996-04-16
JP3236300B2 JP3236300B2 (ja) 2001-12-10

Family

ID=25524817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51228694A Expired - Fee Related JP3236300B2 (ja) 1992-11-16 1993-11-08 自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5284378A (ja)
EP (1) EP0668955B1 (ja)
JP (1) JP3236300B2 (ja)
KR (1) KR100281956B1 (ja)
AU (1) AU675265B2 (ja)
CA (1) CA2148471C (ja)
DE (1) DE69302584T2 (ja)
MX (1) MX9307127A (ja)
WO (1) WO1994011601A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001234655A (ja) * 2000-01-01 2001-08-31 Webasto Vehicle Systems Internatl Gmbh コンバーチブルトップ用ロック装置

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1259541B (it) * 1992-04-14 1996-03-20 Roltra Morse Spa Dispositivo di aggancio e chiusura per tetti apribili di veicoli
DE19507431C1 (de) * 1995-03-03 1996-08-01 Daimler Benz Ag Hardtop-Fahrzeug
US5620226A (en) * 1995-12-07 1997-04-15 Dura Convertible Systems, Inc. Simplified automated top operator
DE19721229B4 (de) * 1997-05-21 2005-05-04 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Verschluß für ein Verdeck eines Fahrzeuges, insbesondere eines Personenkraftwagens
DE19738829C1 (de) * 1997-09-05 1999-02-18 Daimler Benz Ag Aus zwei Dachteilen bestehende Dachanordnung
DE19809061A1 (de) * 1998-03-04 1999-09-09 Porsche Ag Verfahren zum Steuern eines zu öffnenden Daches mit einer Verschlußeinrichtung
DE19810022C1 (de) * 1998-03-09 1999-06-17 Cts Fahrzeug Dachsysteme Gmbh Verdeck für ein Fahrzeug, insbesondere Personenkraftwagen
FR2791007B1 (fr) * 1999-03-16 2001-05-25 France Design Toit repliable pour vehicule decouvrable
DE19927235C1 (de) * 1999-06-15 2000-10-12 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Verschlußvorrichtung
DE19927236C1 (de) * 1999-06-15 2000-10-12 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Verschlußvorrichtung
DE19960022C1 (de) * 1999-12-13 2001-06-07 Edscha Cabrio Verdecksys Gmbh Entriegelungssperre für Fahrzeugverdecke
FR2829433B1 (fr) * 2001-09-13 2005-09-16 Wagon Automotive Sa Ensemble de liaison liberable d'un premier organe de structure amovible sur un second organe de structure, et vehicule automobile le comportant
DE10202780B4 (de) * 2002-01-25 2004-07-08 Edscha Cabrio-Dachsysteme Gmbh Verschlußvorrichtung für ein Cabriolet-Verdeck
DE10205144B4 (de) * 2002-02-07 2005-06-16 Webasto Ag Verriegelungsvorrichtung für ein Faltdach eines Fahrzeugs
US6758511B2 (en) 2002-07-31 2004-07-06 Asc Incorporated Vehicle latch mechanism for convertible tops
US6767047B2 (en) * 2002-08-15 2004-07-27 Asc Incorporated Convertible roof latch
US6837535B2 (en) * 2002-08-15 2005-01-04 Asc Incorporated Convertible roof system
US7021696B2 (en) 2002-11-14 2006-04-04 Asc Incorporated Convertible top latch
DE10300883B3 (de) * 2003-01-13 2004-03-11 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Abdeckung für einen Verschluß eines Verdecks
DE10300882B4 (de) * 2003-01-13 2005-07-21 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Verdeckverschluss eines Fahrzeugs
US6935675B2 (en) * 2003-06-30 2005-08-30 Johnan Manufacturing Co., Ltd. Retractable roof fixing apparatus
US7040674B2 (en) * 2004-02-09 2006-05-09 Hti Technology & Industries, Corp Powered latch assembly
EP1718489A4 (en) * 2004-02-27 2009-11-11 Cts Fahrzeug Dachsysteme Gmbh LOCKING SYSTEM FOR A KABRIOVERDECK
US7029052B2 (en) * 2004-03-19 2006-04-18 Bestop, Inc. Convertible soft top for a sport utility or similar vehicle
US7559585B2 (en) * 2004-08-20 2009-07-14 Wilhelm Karmann Gmbh Support frame for header latch assembly
JP2007120076A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Toyo Seat Co Ltd ロック装置
DE102010044702A1 (de) * 2010-09-08 2012-03-08 Magna Car Top Systems Gmbh Verschlusseinrichtung
US8960767B1 (en) * 2013-12-13 2015-02-24 GM Global Technology Operations LLC Mechanism for latching a vehicle convertible top
EP3388267B1 (de) 2017-04-12 2021-06-02 Webasto SE Verschlussvorrichtung mit verschlusshaken und schlitten, der an einem verschlussträger verfahrbar ist

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2486905A (en) * 1946-01-17 1949-11-01 John W J Ackermans Convertible top latching means
US2560459A (en) * 1947-09-10 1951-07-10 Briggs Mfg Co Locking mechanism for convertible tops
US2570260A (en) * 1948-02-19 1951-10-09 Jacobs Co F L Latch assembly for convertible automobile tops
US2993731A (en) * 1958-07-28 1961-07-25 Dura Corp Header lock
US2916327A (en) * 1958-12-29 1959-12-08 Gen Motors Corp Power operated convertible top header latch
US3089719A (en) * 1960-07-22 1963-05-14 Dura Corp Power operated latch for convertible tops
US3216763A (en) * 1963-03-13 1965-11-09 Gen Motors Corp Latch mechanism for convertible automotive vehicle
US3266838A (en) * 1964-11-03 1966-08-16 Gen Motors Corp Automatic latch mechanism for foldable convertible top
US3348876A (en) * 1965-10-23 1967-10-24 Gen Motors Corp Convertible top latch mechanism
DE3413379C2 (de) * 1984-04-10 1986-02-13 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart Verriegelungsvorrichtung für ein Verdeck am Windschutzscheibenrahmen eines Kraftfahrzeuges
DE3940839C1 (ja) * 1989-12-11 1991-01-31 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart, De
US5058939A (en) * 1990-11-28 1991-10-22 Asc Incorporated Power latch system
DE59005474D1 (de) * 1990-12-22 1994-06-01 Design & Technik Gmbh Vorrichtung zum Niederholen des freien Endes eines Fahrzeugverdecks oder dergleichen.
US5154479A (en) * 1991-02-28 1992-10-13 Wickes Manufacturing Company Power header latch for convertible top

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001234655A (ja) * 2000-01-01 2001-08-31 Webasto Vehicle Systems Internatl Gmbh コンバーチブルトップ用ロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU675265B2 (en) 1997-01-30
CA2148471C (en) 1998-12-08
EP0668955A1 (en) 1995-08-30
WO1994011601A1 (en) 1994-05-26
KR100281956B1 (ko) 2001-02-15
EP0668955B1 (en) 1996-05-08
JP3236300B2 (ja) 2001-12-10
AU5596994A (en) 1994-06-08
CA2148471A1 (en) 1994-05-26
DE69302584D1 (de) 1996-06-13
DE69302584T2 (de) 1996-09-12
MX9307127A (es) 1995-01-31
KR950704589A (ko) 1995-11-20
US5284378A (en) 1994-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08503527A (ja) 自動収納式コンバーチブルトップ用ラッチ装置
KR100500869B1 (ko) 차량루프용저장공간덮개
EP0309065A2 (en) Convertible header latch mechanism
JP2580457B2 (ja) ラッチ機構
US5998948A (en) Convertible roof actuation mechanism
US5975619A (en) Folding top for vehicles
US6193300B1 (en) Opening and closing device for a truck lid of a vehicle
JP4292354B2 (ja) 車両用パッケージトレイ
KR930000747B1 (ko) 자동차의 캔버스톱
US4695089A (en) Upper body structure of an open-top vehicle
JPH07195944A (ja) 自動車のフードとフードボックス蓋用の操作装置
JP2011168275A (ja) 開放可能な車両ルーフ
JPH09109688A (ja) 車両用の幌
EP0351378A1 (en) A flexible hood for a convertible motor vehicle, provided with a safety hook for the rear arch of the hood frame
JPH089298B2 (ja) カブリオレ用の折畳み幌に用いられる閉鎖装置
JP2004106830A (ja) ロック装置を備えたキャブリオレのルーフ
US4343508A (en) Latch mechanism for vehicle seat convertible to bed
JPH0811502B2 (ja) 車輌の制御コンソ−ル
JP2001030765A (ja) 車両ルーフ
US4209158A (en) Seat adjuster
JPS62295736A (ja) 自動車などのシ−ト構造体
US4731888A (en) Convertible van sofa
JP2009504487A (ja) キャブリオレ車両用の折畳みキャノピ
US20080277975A1 (en) Locking Mechanism for a Folding Top Compartment Cover of a Convertible
JP3640841B2 (ja) サンルーフ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080928

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090928

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090928

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees