JPH08502546A - プロテアーゼ酵素と漂白剤とを有する粒状洗剤 - Google Patents

プロテアーゼ酵素と漂白剤とを有する粒状洗剤

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JPH08502546A JP6511119A JP51111994A JPH08502546A JP H08502546 A JPH08502546 A JP H08502546A JP 6511119 A JP6511119 A JP 6511119A JP 51111994 A JP51111994 A JP 51111994A JP H08502546 A JPH08502546 A JP H08502546A
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Abstract

(57)【要約】 或る量の洗剤界面活性剤、漂白剤およびプロテアーゼ酵素を含む粒状洗剤組成物を提示する。漂白剤は、実質上不溶性有機ペルオキシ酸または漂白活性剤および過酸素漂白化合物である。

Description

【発明の詳細な説明】 プロテアーゼ酵素と漂白剤とを有する粒状洗剤 技術分野 本発明は、或る量の漂白剤、プロテアーゼ酵素、および洗剤界面活性剤を含む 粒状洗剤組成物に関する。漂白剤は、実質上水不溶性有機ペルオキシ酸または或 る漂白活性剤と過酸化水素を生成できる過酸素漂白化合物との組み合わせである 。 背景技術 或る量の実質上水不溶性ペルオキシ酸漂白剤、および/または漂白活性剤/過 酸素漂白化合物は、粒状洗剤組成物で或る量のプロテアーゼ酵素と併用して驚異 的に有効なクリーニングを得ることができることが見出された。漂白するペルオ キシ酸およびタンパク質をベースとするしみを加水分解するプロテアーゼの組み 合わせ効果は、この粒状洗剤組成物においては、特に漂白剤が酵素を酸化するこ とが既知であるという事実に徴して予想されるものより大きい。理論によって限 定することを意味せずに、これらの量においては、2つの組み合わせクリーニン グ効果が別個に各々の1つの相加効果より大きいようにペルオキシ酸とプロテア ーゼとの間の相乗作用があると考えられる。 1990年3月21日公告のEP第0 359 087号明細書は、過酸素源 と一緒にプロテアーゼおよび所定のエステル基質を含む水性媒体中での過酸のそ の場発生用活性化オキシダント系を記載している。 1976年8月10日発行のウェインの米国特許第3,974,082号明細 書は、ペル化合物、アシル−アルキルエステル、およびエステル加水分解酵素を 利用する漂白組成物および方法を記載している。 発明の開示 本発明は、布類の特に有効な表面クリーニングを与える粒状洗剤組成物に関す る。また、本発明は、かかる洗剤組成物を使用して布帛をクリーニングするため の方法に関する。 本発明の粒状洗剤組成物は、 a)有機ペルオキシ酸0.5%〜20%であるか、漂白活性剤0.5%〜20 %と組成物から調製する漂白液中で有機ペルオキシ酸をその場で生成するように 活性剤と反応できる過酸化水素を生成することができる過酸素化合物との組み合 わせであるかのいずれかである漂白剤; b)組成物1g当たり約0.064〜約0.64mgの活性プロテアーゼ酵素( プロテアーゼ酵素は組成物100g当たりの活性プロテアーゼのmg対ペルオキシ 酸の理論有効O2ppmの比率約1:1か ら約20:1を与えるのに十分な量で存在する);および c)組成物の約1〜約40重量%の、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性 剤、両性界面活性剤またば双性界面活性剤、またばそれらの組み合わせであるこ とができる洗剤界面活性剤 を含む。 組成物中にあるか活性剤と過酸素化合物との組み合わせによって生成する過酸 は、疎水性親油性バランス値約3〜約6.5を有する対応カルボン酸を有する。 組成物が活性剤と過酸素化合物との組み合わせを利用する時には、過酸素化合物 によって生成する過酸化水素対活性剤のモル比は、約1.5より大きい。更に、 かかる活性剤/過酸素化合物組み合わせを利用する時には、活性剤は、式 (式中、Rは炭素数約5〜約18のアルキル基であり、カルボニル炭素から延長 し且つカルボニル炭素を包含す る最長の線状アルキル鎖は約6〜約10個の炭素原子を有し;R1は炭素数約6 〜約12のアルキル基であり;R2は炭素数1〜約6のアルキレンであり;R5は Hまたは炭素数約1〜約10のアルキル、アリール、またはアルカリールであり ;Lは離脱基であり、それの共役酸はpKa約6〜約13を有する) を有することができる。 発明を実施するための最良の形態 本発明の粒状洗剤組成物(前記の発明の開示参照)は、好ましくは、汚れた洗 濯物の良好なクリーニングのために漂白剤と酵素との両方を含有する非ホスフェ ート粒状(粉末)洗濯洗剤である。本発明の目的では、「粒状」なる用語は、好 適な固体形の洗剤組成物、例えば、粒状物、粉末、凝集体、洗濯固形物などを意 味する。 本発明の粒状洗濯洗剤組成物は、広範囲の洗濯洗浄温度にわたって布類、特に グラス(grass)しみの有効な効率的な表面クリーニングを与える。洗濯洗浄液 は、好ましくは、このクリーニング上の利益のために、約5℃〜約80℃、好ま しくは約10℃〜約60℃の温度である。 A.漂白剤 本発明の粒状洗剤組成物は漂白剤を含有し、漂白剤は好ましくは洗剤組成物の 約0.5〜約20重量%を占める。漂白剤は、実質上不溶性、好ましくは固形の 有機ペルオキシ酸、または漂白活性剤および過酸化水素を生成 することができる過酸素漂白化合物のいずれか、または両方の組み合わせである 。 1.漂白活性剤および過酸素漂白化合物 漂白活性剤は、下記の構造 (式中、Rは炭素数約5〜約18のアルキル基であり、カルボニル炭素から延長 し且つカルボニル炭素を包含する最長の線状アルキル鎖は約6〜約10個の炭素 原子を有し、Lは離脱基であり、それの共役酸はpKa約6〜約13、好ましく は約7〜約11、最も好ましくは約8〜約11を有する) を有する。 Lは、本質上いかなる好適な離脱基であることもできる。離脱基は、ペルヒド ロキシド陰イオンによる漂白活性剤上の求核攻撃の結果として漂白活性剤から置 換される基である。このこと、過加水分解反応は、過カルボン酸を生成する。一 般に、基が好適な離脱基であるためには、電子求引効果を示さなければならない 。このことは、ペルヒドロキシド陰イオンによる求核攻撃を容易にする。 L基は、反応が最適の時間枠(例えば、洗浄サイクル)内で生ずるように十分 な程反応性でなければならない。 しかしながら、Lが余りに反応性であるならば、この活 性剤は、安定化することが困難であろう。これらの特性は、一般に、離脱基の共 役酸のpKaに平行である(このコンベンションの例外が既知であるが)。 好ましい漂白活性剤は、一般式 〔式中、R1は炭素数約6〜約12のアルキル基であり、R2は炭素数1〜約6の アルキレンであり、R5はHまたは炭素数約1〜約10のアルキル、アリール、 またはアルカリールであり、Lは (式中、R6は灰素数約1〜約14のアルキレン、アリーレン、またはアルカリ ーレン基であり、R3は灰素数約1〜約8のアルキル鎖であり、R4はHまたはR3 であり、YはHまたは可溶化基である) からなる群から選ばれる〕 のものである。Yは、好ましくは、−−SO3−M+、−−COO−M+、−− SO4−M+、(−−N+R′3)X−およびO←N(R′3)(式中、R′は炭 素数約1〜約4のアルキル鎖であり、Mは溶解度を漂白活性剤に与える陽イオン であり、Xは溶解度を漂白活性剤に与える陰イオンである)からなる群から選ば れる。好ましくは、Mは、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム 陽イオンであり、ナトリウム およびカリウムが最も好ましく、Xはハライド、ヒドロキシド、メチルサルフェ ートおよびアセテート陰イオンからなる群から選ばれる陰イオンである。より好 ましくは、Yは−−SO3−M+、−−COO−M+である。 可溶化基を含有しない離脱基を有する漂白活性剤は、溶解を助長するために漂白 液によく分散すべきであることに留意すべきである。式 〔式中、R3は上に定義の通りであり、Yは −−SO3−M+または−−COO−M+(式中、Mは上に定義の通りである) である〕 のものが好ましい。 特に好ましい漂白活性剤は、R1が炭素数約6〜約12の線状アルキル鎖であ り、R2は炭素数約2〜約6の線状アルキレン鎖であり、R5はHであり、Lは (式中、R3は上に定義の通りであり、Yは −−SO3−M+または−−COO−M+であり、Mは 上に定義の通りである) からなる群から選ばれるものである。 好ましい漂白活性剤は、 (式中、RはH)アルキル、アリールまたはアルカリールである) である。これは、ホッジ等の米国特許第4,966,723号明細書(ここに参 考文献として編入)に記載されている。 好ましい漂白活性剤は、 (式中、R1はHまたは炭素数約1〜約6のアルキル基であり、R2は炭素数約1 〜約6のアルキル基であり、Lは上に定義の通りである) である。 好ましい漂白活性剤は、Lが一般式で定義の通りであり、R1がHまたは炭素 数約1〜約4のアルキル基であ り且つR2が炭素数約1〜約4のアルキル基である前記一般式のものでもある。 Lが一般式で定義の通りであり且つR1がHである前記一般式の漂白活性剤が 、一層好ましい。 より好ましい漂白活性剤は、 である。 より好ましい漂白活性剤は、Rが炭素数約5〜約9、好ましくは約6〜約8の 線状アルキル鎖であり且つLが (式中、R、R2、R3およびYは上に定義の通りである) からなる群から選ばれる前記一般式のものである。 特に好ましい漂白活性剤は、Rが炭素数約5〜約12のアルキル基であり、カ ルボニル炭素から延長し且つカルボニル炭素を包含するアルキル鎖の最長の線状 部分が約6〜約10個の炭素原子であり且つLが (式中、R2は炭素数約1〜約8のアルキル鎖であり、Yは−−SO3−M+また は−−COO−M+(式中、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモ ニウム陽イオンである) からなる群から選ばれる前記一般式のものである。 特に好ましい漂白活性剤は、Rが炭素数約5〜約9、好ましくは約6〜約8の 線状アルキル鎖であり且つLが 〔式中、R2は上に定義の通りであり、Yは −−SO−3M+または−−COO−M+(式中、Mは上に定義の通りである) である〕 からなる群から選ばれる前記一般式のものである。 最も好ましい漂白活性剤は、式 (式中、Rは炭素数約5〜約9、好ましくは約6〜約8の線状アルキル鎖であり 、Mはナトリウムまたはカリウムである) を有する。 本発明の組成物内の漂白活性剤の量は、好ましくは、組成物の約0.5〜約2 0重量%、より好ましくは約1〜約10重量%、最も好ましくは約2〜約7重量 %である。 一般に漂白機構および特に表面漂白機構は、完全には理解されていない。しか しながら、漂白活性剤は過酸素漂白剤によって発生される過酸化水素から発生す るペルヒドロキシド陰イオンによる求核攻撃を受けて、ペルオキシカルボン酸を 生成すると一般に考えられる。この反応は、過加水分解と通常称する。 活性剤を使用する時には、最適の表面漂白性能は、洗浄液のpHが過加水分解 反応を容易にするために約8.5〜10.5、好ましくは9.5〜10.5であ る洗浄液を使用して得られる。かかるpHは、緩衝剤として通常既知の物質(本 発明の漂白組成物の任意成分)を 使用して得ることができる。 好ましくは、本発明の漂白活性剤は、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナ トリウム(NOBS)またはベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム( BOBS)である。 過酸素漂白化合物によって生成する過酸化水素対漂白活性剤のモル比は、約1 .5より大きく、好ましくは約2.0〜約10である。好ましくは、本発明の洗 剤組成物は、過酸素漂白化合物約0.5〜約20重量%、最も好ましくは約1〜 約10重量%を含む。 過ホウ酸および過炭酸の塩類が、ここで使用するのに好ましい過酸素漂白化合 物である。過ホウ酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウム過酸化水素化物が、最も好 ましい。 ペルオキシ酸は、過酸素漂白化合物と漂白活性剤との組み合わせによって洗濯 洗浄水中でその場で生成することが好ましい。 2.ペルオキシ酸 本発明のペルオキシ酸は、洗剤組成物の約0.5〜約20重量%、好ましくは 約1〜約10重量%、最も好ましくは2〜7重量%を占める。 好ましい有機ペルオキシ酸は、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸 、6−(ノニルアミノ)−6−オキソペルオキシカプロン酸、1,12−ジペル オキシドデカンジオン酸、ヘプチルスルホニルペルプロピオン 酸、デシルスルホニルペルプロピオン酸、ヘプチルスルホニルペル酪酸、オクチ ルスルホニルペル酪酸、ノニルスルホニルペル酪酸、デシルスルホニルペル酪酸 、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。 有機ペルオキシ酸のうち、アミドペルオキシ酸(アミド置換ペルオキシカルボ ン酸)が、好ましい。ここで使用するのに好適なアミドペルオキシ酸は、それぞ れ1987年1月6日および1987年8月11日発行のバーンズ等の米国特許 第4,634,551号明細書および第4,686,063号明細書(両方とも ここに参考文献として編入)に記載されている。好適なアミドペルオキシ酸は、 式 (式中、R1は炭素数約6〜約12のアルキル基であり、R2は炭素数1〜約6の アルキレンである) を有する。好ましくは、R1は炭素数約8〜約10のアルキル基であり、R2は炭 素数約2〜約4のアルキレン基である。 また、1989年8月1日発行のバーンズ等の米国特許第4,852,989 号明細書(ここに参考文献として編入)に記載のペルオキシフマレートおよびそ れぞれ1988年7月19日、1989年4月25日および 1991年4月2日発行のドライオフ等の米国特許第4,758,369号明細 書、第4,824,591号明細書、および第5,004,558号明細書(す べてをここに参考文献として編入)に記載のスルホンペルオキシ酸(スルホンペ ルオキシカルボン酸)は、ここで使用するのに好適である。 米国特許第4,686,063号明細書の例Iは、第8欄第40行〜第9欄第 5行でNAPSAの合成の説明、第9欄第15行〜第9欄第65行でNAPAA の合成の説明を含む。アミドペルオキシ酸合成の終わりで、反応混合物は、水で 急冷し、濾過し、水洗して若干の過剰の硫酸(またはペルオキシ酸を生成する際 に使用する他の強酸)を除去し、再度濾過する。 かくして得られたアミドペルオキシ酸湿潤ケークは、1990年3月20日発 行のサドロースキー等の米国特許第4,909,953号明細書(ここに参考文 献として編入)に従ってpH約3.5〜6、好ましくは約4〜5でホスフェート 緩衝液と接触できる。 貯蔵安定化または発熱制御用の他の薬剤は、最終製品への配合前にアミドペル オキシ酸に添加できる。例えば、ホウ酸、1987年8月11日発行のバーンズ の米国特許第4,686,063号明細書(ここに編入)に開示の発熱制御剤は 、過酸対ホウ酸の比率約2:1でアミドペルオキシ酸(ホスフェート緩衝液中で 洗浄されている) と混合できる。ホスフェート緩衝液洗浄アミドペルオキシ酸は、適量のジピコリ ン酸およびピロリン酸四ナトリウム、キレート化安定化系とも混合できる。キレ ート化剤は、場合によって、湿潤ケークとの接触前にホスフェート緩衝液に配合 できる。 湿潤ケークは、好ましくは、平均粒径約0.1〜約260μ、好ましくは約1 0〜約100μ、最も好ましくは約30〜約60μを有する粒子から構成される 。小粒径NAPAA結晶は、ここで望ましい。1991年10月8日発行のゲッ ティー等の米国特許第5,055,218号明細書(ここに参考文献として編入 )参照。 本発明のNAPAA濾過ケークは、好ましくは、ホスフェート緩衝液中で2回 洗浄する。2回の逐次ホスフェート緩衝液洗浄は、最適の安定性をNAPAAに 与えることが見出された。 理論AvO(有効酸素)約3〜約12、最も好ましくは5〜7を有する粒状( 固体)有機ペルオキシ酸が、好ましい。 NAPAAが、ここで使用するのに最も好ましい。ペルオキシアジピン酸のノ ニルアミド(「NAPAA」)の別名は、6−(ノニルアミノ)−6−オキソペ ルオキシカプロン酸である。NAPAAの化学式は、 である。NAPAAの分子量は、287.4である。 NAPAAを含有する洗剤組成物および漂白組成物は、布類の極めて有効な効 率的な表面漂白を与える。しみおよび/または汚れは、布類から除去される。こ れらの組成物は、黒ずんだ汚れを布類から除去する際に特に有効である。 NAPAAの極性アミドまたは置換アミド部分は、非常に低い蒸気圧を有し且 つかくて低いにおいプロフィール並びに優秀な漂白性能を保有するペルオキシ酸 を生ずる。アミド基の極性は、ペルオキシ酸の蒸気圧の減少および融点の増大を 生ずると考えられる。 NAPAAは、漂白剤として直接使用できる。それは、洗濯応用において減少 された蒸気圧および良好なにおいプロフィールを有する。 NAPAAは、例えば、次の通り生成できる。先ず、NAAA(アジピン酸の モノノニルアミド)と硫酸と過酸化水素とを反応させる。反応生成物は、氷水へ の添加によって急冷した後に、濾過し、蒸留水で洗浄し、最終吸引濾過に付して 湿潤ケークを回収する。濾液のpHが中性になるまで、洗浄は、続けることがで きる。 また、NAPAApH(水中固形分10%)は、約4.2〜4.8であること が好ましい。驚異的なことに、このpHは、より熱的に安定な粒子を生ずる。 理論によって限定しようとはしないが、本発明は、汚 れ/布帛界面で濃縮し且つプロテアーゼ酵素から性能上の利益を高めると考えら れる比較的疎水性(親油性)過酸(活性剤から、または予備生成ペルオキシ酸と して)の使用に基づく。本発明で有用である所定のペルオキシ酸(活性剤から、 または予備生成ペルオキシ酸として)を特徴づけるために使用できる方法は、「 HLBスケール」、例えば、J.T.デービーズのProc. 2ndInternat. Congr. Surface Activity 1,426,ロンドンのバターワース(1957)(ここに 参考文献として編入)に記載のものである。かかるHLBスケール(親水性親油 性バランス)は、親水(水様)相と親油(油様)相との間の界面活性剤の分布の 関連を示す手段として界面活性剤の研究で使用されてきた。このようにして、H LB値は、洗浄液中の活性漂白種の親油(疎水)特性の指摘として使用できる( 即ち、洗浄液から分配し且つ汚れ/布帛界面で濃縮するペルオキシ酸の能力)。 所定のペルオキシ酸(対応カルボン酸として)に計算されたHLB値は、表A に後述する。HLB値を計算するために使用する式は、次の通り記載できる: HLB=和(親水基数)−和(疎水基数)+7 親水基数の値は、〔−C(O)OH&−N(H)C(O)−=2.1〕であり 且つ疎水基数の値は〔脂肪族/芳香族炭素=0.475&極性基間の脂肪族炭素 原子=炭化水素鎖中の脂肪族炭素の値の1/2 =(0.475)/2〕である。参考のために、HLB値>7は、物質が優先的 に水溶性であることを示し且つHLB値<7は増大する表面活性および疎水性を 示す。 本発明のペルオキシ酸(直接加えるかその場で発生するかのどちらか)の場合 のHLB値の好ましい範囲(カルボン酸として)は、約3.0〜約6.5である 。本発明で有用なペルオキシ酸(直接加えるかその場で発生するかのどちらか) の場合のHLB値のより好ましい範囲(カルボン酸として)は、約4.0〜約6 .5である。本発明のペルオキシ酸(直接加えるかその場で発生するかのどちら か)の場合のHLB値の最も好ましい範囲(カルボン酸として)は、約4.0〜 約6.0である。 B.プロテアーゼ酵素 本発明の洗剤組成物は、組成物1g当たり約0.064〜約0.64mg、好ま しくは約0.096〜0.32mgの活性プロテアーゼ酵素も含む。 タンパク分解酵素(プロテアーゼ)の混合物も、包含される。タンパク分解酵 素は、動物、植物または微生物(好ましい)起源を有することができる。細菌起 源のセリンタンパク分解酵素が、より好ましい。精製または非精製形のこの酵素 は、使用してもよい。近い構造酵素変異体と同様に、化学的または遺伝学的に修 飾された突然変異体によって産生されるタンパク分解酵素は、定義のよって包含 される。 好適なプロテアーゼとしては、市販されているアルカ BPN′(好ましい)が挙げられる。また、修飾細菌セリンプロテアーゼ、例え ば、1987年4月28日出願の欧州特許出願第87 303761.8号明細 書(特に第17頁、第24頁および第98頁)に記載のもの(ここで「プロテア ーゼB」と呼ばれる)および1986年10月29日公告のベネガスの欧州特許 出願第199,404号明細書に記載のもの(ここで「プロテアーゼA」と呼ば れる修飾細菌セリンタンパク分解酵素を意味する)も、好適である。バチルスか らアルカリ性セリンプロテアーゼの三重変異体(トリプシンが104位でバリン に取って代わり、セリンが123位でアスパラギンに取って代わり、アラニンが 274位でトレオニンに取って代わる)である「プロテアーゼC」とここで呼ば れるものが、最も好ましい。プロテアーゼCは、1991年5月16日公告のE P第90915958:4号明細書(WO第91/06637号明細書に対応) (ここに参考文献として編入)に記載されている。遺伝学的に修飾された変異体 、特にプロテアーゼCの変異体も、ここに包含される。 プロテアーゼCおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる。プロテアーゼB およびプロテアーゼCが、最も好ましい。枯草菌および/またはBacilluslichen iformisから得られる細菌セリンプロテアーゼ酵素が、好ましい。 本発明の酵素は、布類上のしみおよび/または汚れの有効な効率的な除去を与 える。酵素は、タンパク質をベースとするしみおよび/または汚れを布類から除 去する際に特に効率的である。理論によって限定しようとはしないが、表面活性 漂白剤は、必要であると考えられる。 その理由は、本発明の酵素がしみおよび/または汚れを布帛表面から除去し、そ れによって布帛表面におけるしみおよび/または汚れ負荷を減少し且つ漂白剤と 酵素との両方の効率的な使用を生ずるからである。 本発明によって与えられる改良クリーニング性能が比較的疎水性の過酸とプロ テアーゼ酵素との間の相乗効果から生ずると考えられるので、プロテアーゼ酵素 およびペルオキシ酸(直接加えるか、その場で発生するかのどちらか)の好まし い濃度を所定範囲の比率並びに個々にプロテアーゼおよび漂白剤の濃度範囲とし て表現することが可能である。この比率を表現する好ましい方法は、〔組成物1 00g当たりの活性プロテアーゼmg/洗浄液中のペルオキシ酸からの活性酸素p pm(AvO2ppm)〕であり且つ酵素対漂白剤比(E/b比)と称 するであろう。活性プロテアーゼ対ペルオキシ酸AvO2の比率(E/B)の好 ましい範囲は、約1〜約20である。 C.洗剤界面活性剤 また、本発明の組成物は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、双性界 面活性剤、両性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選ばれるペル オキシ酸安定性水溶性洗剤界面活性剤約1〜約40重量%を包含する。洗剤界面 活性剤約2〜約25重量%が好ましく、約5〜約15重量%が最も好ましい。陰 イオン界面活性剤が好ましく、C11〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸の塩、 C12〜16アルキル硫酸の塩および/またはメチルエステルスルホン酸の塩がより 好ましい。C12〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびC14〜15 アルキル硫酸ナトリウム約2〜約25重量%が、最も好ましい。 ここで有用な洗剤界面活性剤は、1972年5月23日発行のノリスの米国特 許第3,664,961号明細書および1975年12月30日発行のローリン 等の米国特許第3,919,678号明細書(両方ともここに参考文献として編 入)に記載されている。下記のものは、本組成物で有用な洗剤界面活性剤の代表 例である。 高級脂肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」は、本組成物で有用な陰イオン界面活 性剤である。これとしては、ア ルカリ金属石鹸、例えば、炭素数約8〜約24、好ましくは炭素数約12〜約1 8の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルキルア ンモニウム塩が挙げられる。石鹸は、油脂の直接ケン化により、または遊離脂肪 酸の中和により生成できる。ヤシ油およびタローに由来する脂肪酸の混合物のナ トリウム塩およびカリウム塩、即ち、ナトリウムまたはカリウムのタロー石鹸お よびココナツ石鹸が、特に有用である。 また、有用な陰イオン界面活性剤としては、分子構造中に炭素数約10〜約2 0のアルキル基およびスルホン酸エステル基または硫酸エステル基を有する有機 硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属塩、アンモニウム塩および アルキロールアンモニウム塩が挙げられる(「アルキル」なる用語にはアシル基 のアルキル部分が包含される)。この群の合成界面活性剤の例は、アルキル硫酸 ナトリウムおよびアルキル硫酸カリウム、特に高級アルコール(C8〜C18炭素 原子)、例えば、タローまたはヤシ油のグリセリドを還元することにより生成さ れたものを硫酸化することによって得られるもの;およびアルキル基が直鎖また は分枝鎖配置に約9〜約15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば、米国特許第2 ,220,099号明細書および第2,477,383号明細書に記載の種類の ものであ る。アルキル基中の炭素原子の平均数が約11〜13である線状直鎖アルキルベ ンゼンスルホネート(略称C11〜13LAS)が、特に価値がある。 本発明の他の陰イオン界面活性剤は、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸 ナトリウム、特にタローおよびヤシ油に由来する高級アルコールのエーテル;ヤ シ油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよびヤシ油脂肪酸モノグリセ リド硫酸ナトリウム;1分子当たり約1〜約10単位のエチレンオキシドを含有 し且つアルキル基が約8〜約12個の炭素原子を有するアルキルフェノールエチ レンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム塩;および1分子当た り約1〜約10単位のエチレンオキシドを含有し且つアルキル基が約10〜約2 0個の炭素原子を有するアルキルエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩 またはカリウム塩である。 ここで有用な他の陰イオン界面活性剤としては、脂肪酸基中に約6〜20個の 炭素原子を有し且つエステル基中に約1〜10個の炭素原子を有するα−スルホ ン化脂肪酸のエステルの水溶性塩;アシル基中に約2〜9個の炭素原子を有し且 つアルカン部分中に約9〜約23個の炭素原子を有する2−アシルオキシアルカ ン−1−スルホン酸の水溶性塩;約12〜20個の炭素原子を有するオレフィン スルホン酸およびパラフィンスルホン酸の水溶性塩;およびアルキル基中に約1 〜3個の炭素原子を 有し且つアルカン部分中に約8〜20個の炭素原子を有するβ−アルキルオキシ アルカンスルホネートが挙げられる。 水溶性非イオン界面活性剤も、本発明の組成物で有用である。かかる非イオン 物質としては、アルキレンオキシド基(性状が親水性)と性状が脂肪族またはア ルキル芳香族であってもよい有機疎水性化合物との縮合によって生成される化合 物が挙げられる。特定の疎水基と縮合されるポリオキシアルキレン基の長さは、 親水性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバランス度を有する水溶性 化合物を生成するように容易に調節できる。 好適な非イオン界面活性剤としては、アルキルフェノールのポリエチレンオキ シド縮合物、例えば、直鎖または分枝配置のいずれかに約6〜15個の炭素原子 を有するアルキル基を有するアルキルフェノールとアルキルフェノール1モル当 たり3〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物が挙げられる。 好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖または分枝配置のいずれかに8〜22個 の炭素原子を有する脂肪族アルコールとアルコール1モル当たり3〜12モルの エチレンオキシドとの水溶性および水分散性縮合物である。炭素数約9〜15の アルキル基を有するアルコールとアルコール1モル当たり約4〜8モルのエチレ ンオキシドとの縮合物が、特に好ましい。 半極性非イオン界面活性剤としては、炭素数約10〜18のアルキル部分1個 および炭素数約1〜約3のアルキルおよびヒドロキシアルキル部分の群から選ば れる部分2個を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜18のアルキル 部分1個および炭素数約1〜3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からな る群から選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオキシド;および炭素数 約10〜18のアルキル部分1個および炭素数約1〜3のアルキルおよびヒドロ キシアルキル部分からなる群から選ばれる部分1個を含有する水溶性スルホキシ ドが挙げられる。 両性界面活性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分枝であることができ、脂 肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有し且つ少なくとも1つの脂肪族 置換基が陰イオン水溶化基を含有する脂肪族第二級および第三級アミンの誘導体 または複素環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられる。 双性界面活性剤としては、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有 する脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の誘導 体が挙げられる。 D.任意の洗浄性ビルダー 洗浄性ビルダー1〜約80重量%、好ましくは約20〜約70重量%は、場合 によって、ここに配合でき、好 ましくは配合する。無機並びに有機ビルダーが使用できる。 無機洗浄性ビルダーとしては、限定せずに、ポリリン酸(トリポリホスフェー ト、ピロホスフェート、およびガラス状高分子メタホスフェートによって例証) 、ホスホン酸、フィチン酸、ケイ酸、炭酸(重炭酸およびセスキ炭酸を含めて) 、硫酸、およびアルミノケイ酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびアルカ ノールアンモニウム塩が挙げられる。ボレートビルダー並びに洗剤貯蔵または洗 浄条件下でボレートを生成できるボレート生成性物質を含有するビルダー(以下 で集合的に「ボレートビルダー」)も、使用できる。好ましくは、非ボレートビ ルダーは、約50℃以下、特に約40℃以下の洗浄条件下で使用しようとする本 発明の組成物で使用される。 シリケートビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特にSiO2:Na2O比 1.6:1から3.2:1を有するものおよび層状シリケート、例えば、H.P .リッケに1987年5月12日発行の米国特許第4,664,839号明細書 (ここに参考文献として編入)に記載の層状ケイ酸ナトリウムである。しかしな がら、他のシリケートも有用であることもある。 カーボネートビルダーの例は、炭酸ナトリウムおよびセスキ炭酸ナトリウムお よびそれらと1973年11月15日に公告の独国特許出願第2,321,00 1号明 細書(その開示をここに参考文献として編入)に開示のような超微細炭酸カルシ ウムとの混合物を含めて、アルカリ土類金属およびアルカリ金属の炭酸塩である 。 アルミノシリケートビルダーは、本発明で特に有用である。アルミノシリケー トビルダーとしては、実験式 Mz(zAlO2・ySiO2) (式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであ り、zは約0.5〜約2であり;yは1である) を有するものが挙げられ、この物質は無水アルミノシリケート1g当たりCaC O3硬度少なくとも約50mg当量のマグネシウムイオン交換容量を有する。好ま しいアルミノシリケートは、式 Naz〔(AlO2z(SiO2y〕・XH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約 0.5の範囲内であり、xは約15〜約264の整数である) を有するゼオライトビルダーである。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノ シリケートイオン交換物質は、呼称ゼオライトA)ゼオライトP(B)、および ゼオライトXで入手できる。 ポリホスフェートの特定例は、アルカリ金属トリポリリン酸塩、ナトリウム、 カリウムおよびアンモニウムのピロリン酸塩、ナトリウム、カリウムおよびアン モニウ ムのピロリン酸塩、ナトリウムおよびカリウムのオルトリン酸塩、重合度が約6 〜約21であるポリメタリン酸ナトリウム、およびフィチン酸の塩である。 本発明の目的で好ましい有機洗浄性ビルダーとしては、複数のカルボキシレー ト基、好ましくは少なくとも3個のカルボキシレートを有するポリカルボキシレ ート化合物が挙げられる。ポリカルボキシレートビルダーは、一般に、組成物に 酸形で添加できるが、中和塩の形でも添加できる。塩形で利用する時には、ナト リウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩、またはアルカノール アンモニウム塩が、好ましい。 1つの重要なカテゴリーのポリカルボキシレートビルダーは、エーテルポリカ ルボキシレートを包含する。有用なエーテルポリカルボキシレートの例としては 、1964年4月7日発行のベルグの米国特許第3,128,287号明細書お よび1972年1月18日発行のランベルチ等の米国特許第3,635,830 号明細書に開示のようなオキシジスクシネートが挙げられる(両方ともここに参 考文献として編入)。 本発明でビルダーとして有用な特定の種類のエーテルポリカルボキシレートと しては、一般式 CH(A)(COOX)-CH(COOX)-O-CH(COOX)-CH(COOX)(B) (式中、AはHまたはOHであり;BはHまたは−O−CH(COOX)−CH2 (COOX)であり、 XはHまたは塩形成陽イオンである) を有するものも挙げられる。これらのビルダーの好適な例は、1987年5月5 日にブッシュ等に発行の米国特許第4,663,071号明細書に開示されてい る。 また、好適なエーテルポリカルボキシレートとしては、環式化合物、特に脂環 式化合物、例えば、米国特許第3,923,679号明細書、第3,835,1 63号明細書、第4,158,635号明細書、第4,120,874号明細書 および第4,102,903号明細書(これらのすべてをここに参考文献として 編入)に記載のものが挙げられる。 他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシレー トおよび無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとの共重合体、 1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカ ルボキシメチルオキシコハク酸が挙げられる。 有機ポリカルボキシレートビルダーとしては、ポリ酢酸の各種のアルカリ金属 塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩も挙げられる。例としては、エチ レンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸のナトリウム塩、カリウム塩、リチウ ム塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げられる。 また、メリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリ マレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコ ハク酸などのポリカルボキシレート、およびそれらの可溶性塩も包含される。 クエン酸系ビルダー、例えば、クエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム 塩)は、粒状組成物でも使用できるポリカルボキシレートビルダーである。 他のカルボキシレートビルダーとしては、1973年3月28日発行のディー ルの米国特許第3,723,322号明細書(ここに参考文献として編入)に開 示のカルボキシル化炭水化物が挙げられる。 また、1986年1月28日発行のブッシュの米国特許第4,566,984 号明細書(ここに参考文献として編入)に開示の3,3−ジカルボキシ−4−オ キサ−1,6−ヘキサンジオエートおよび関連化合物は、本発明の洗剤組成物で 好適である。有用なコハク酸ビルダーとしては、C5〜C20アルキルコハク酸お よびそれらの塩が挙げられる。スクシネートビルダーは、好ましくは、ナトリウ ム塩、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩を含めて 水溶性塩の形で使用される。 また、有用なビルダーの例としては、ナトリウムおよびカリウムのカルボキシ メチルオキシマロン酸塩、カルボキシメチルオキシコハク酸塩、cis−シクロ ヘキサンヘキサカルボン酸塩、cis−シクロペンタンテトラ カルボン酸塩、水溶性ポリアクリル酸塩、および無水マレイン酸とビニルメチル エーテルまたはエチレンとの共重合体の塩が挙げられる。 他の好適なポリカルボキシレートは、1979年3月13日発行のクルッチフ ィールド等の米国特許第4,144,226号明細書(ここに参考文献として編 入)に開示のポリアセタールカルボキシレートである。 ポリカルボキシレートビルダーは、1967年3月7日発行のディールの米国 特許第3,308,067号明細書(ここに参考文献として編入)にも開示され ている。かかる物質としては、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸 、アコニット酸、シトラコン酸、メチレンマロン酸などの脂肪族カルボン酸の単 独重合体および共重合体の水溶性塩が挙げられる。 技術上既知の他の有機ビルダーも、使用できる。例えば、長鎖ヒドロカルビル を有するモノカルボン酸およびそれらの可溶性塩は、利用できる。これらとして は、一般に「石鹸」と称される物質が挙げられるであろう。 C10〜C20の鎖長が、典型的には利用される。ヒドロカルビルは、飽和または不 飽和であることができる。 好ましくは、本発明の洗浄性ビルダーは、炭酸、ケイ酸、硫酸、リン酸、アル ミノケイ酸、クエン酸の塩、好ましくはナトリウム塩およびそれらの混合物から なる群から選ばれる。 E.第二酵素 任意の好ましい成分としては、第二酵素、特にペルオキシダーゼ、セルラーゼ 、およびそれらの混合物が挙げられる。「第二酵素」とは、プロテアーゼに加え て組成物に添加もする1種以上の酵素を意味する。 組成物で使用する第二酵素の量は、酵素の種類および所期の用途に応じて変化 する。一般に、活性基準で約0.0001〜約1.0重量%、より好ましくは約 0.001〜約0.5重量%のこれらの第二酵素は、好ましくは使用される。 精製または非精製形のこれらの酵素は、使用してもよい。近い構造酵素変異体 と同様に、化学的または遺伝学的に修飾された突然変異体によって産生される酵 素は、定義のよって包含される。 F.他の成分 本組成物で使用するのに好適な他の成分、例えば、水、香料、増白剤、コンデ ィショナー、例えば、ヒュームドシリカ、ポリエチレングリコール、染料および 着色剤、およびペルオキシ酸は、包含できる。好ましい成分は、組成物の約0. 5〜約5重量%のポリエチレングリコール(好ましくは分子量5,000〜10 ,000)最も好ましくは8,000を有する)、蛍光増白剤および/または増 白剤約0.01〜約0.7重量%、および香料約0.01〜約1.0重量%であ る。 本発明の洗剤組成物は、活性酸素製造を遅延するか漂白液中で適宜多量の活性 酸素を達成するために第四級アンモニウム塩を含有することは必要ではない。従 って、かかる組成物は、第四級アンモニウム塩を実質上含まなくてもよい。 粒状洗剤組成物は、洗浄液に通常1/4〜1カップの量で加える。 本発明は、最も好ましくは、組成物の重量で (a)ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)約2〜約7重量% および過ホウ酸ナトリウム約2〜約7重量%; (b)組成物1g当たり約0.096〜約0.32の活性プロテアーゼC;お よび (c)C12〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびC14〜15ア ルキル硫酸ナトリウム約2〜約25重量% を含む非ホスフェート粒状洗濯洗剤組成物を提供する。 更に、本発明は、布帛を、有効量の前記洗剤組成物を含有する洗浄液と接触す ることによって洗浄液中で布帛をクリーニングするための方法を提供する。 攪拌は、好ましくは、良好なクリーニングのために洗濯機中で与える。洗浄後 、好ましくは、ぬれた布帛を通常の布乾燥機中で乾燥する。洗濯機中の有効量の 粒状洗剤組成物は、好ましくは、約500〜約7000ppm、 より好ましくは約1000〜約3000ppmである。 下記の例は、本発明の組成物を例示するが、必ずしも本発明の範囲を限定する かさもなければ規定することを意味しない。 ここで使用するすべての部、%および比率は、特に断らない限り、重量基準で ある。 例I 数種のプロテアーゼの洗浄性能は、下記の組成に従って調製された非ホスフェ ート洗剤粒状物中でn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)/ 過ホウ酸ナトリウム(PB1)漂白剤系の存在下で評価する。材料 重量%11〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 15.33 ナトリウム C14〜15アルキル硫酸ナトリウム 6.57 アルミノケイ酸ナトリウム 31.52 炭酸ナトリウム 12.93 硫酸ナトリウム、水分および雑多な成分 30.92 下記のプロテアーゼを漂白剤含有洗剤粒状物に製品〔マキサカル ex IB IS;バチルスからのアルカリ性セリンプロテアーゼの三重変異体(トリプシン は104位でバリンに取って代わり、セリンは123位でアスパラギンに取って 代わり、アラニンは274位でトレオニンに取って代わる)(EP第90915 958: 4号明細書に記載)(以下プロテアーゼCと称し、プロテアーゼの変異体を以下 プロテアーゼC1と称する)〕100g当たり64mgの活性酵素の量で加える。 n−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートの漂白性能およびプロテアーゼの 酵素性能は、アルカリ性洗剤粒状物(前記組成物)単独を含有する処理剤の布帛 増白およびしみ抜きを洗剤粒状物とペルオキシ酸とを含有する処理剤、洗剤粒状 物とプロテアーゼとを含有する処理剤、洗剤粒状物とペルオキシ酸とプロテアー ゼとを含有する処理剤と比較する一連の実験で測定する。 かくて、4つのトップ装入自動洗濯機の各々に、自然に汚れたバラスト布帛5 ポンドおよび硬度6グレン/ガロンを有する95゜Fの水道水64リットルを加 える。1つの洗濯機に洗剤粒状物87gのみを加える。第二洗濯機に洗剤粒状物 87gおよび洗浄液中に4.2ppmの有効酸素(AvO2)量を生ずるのに十 分なNOBS/PBIを加える。第三洗濯機に洗剤粒状物87gおよび最終製品 100g当たり64mgの活性酵素の量のプロテアーゼを加える。第四洗濯機に洗 剤粒状物87gおよびそれぞれ第二および第三洗濯機と同じ量の漂白剤およびプ ロテアーゼを加える。処理剤の各々のE/B比は、15.2である。 前記洗浄液の各々に2組の自然に汚れた白色布帛および2組の人工的に汚した 見本を加える。次いで、洗濯機 を通常の洗浄およびすすぎサイクルを完了させるようにさせ、バラストおよび試 験布帛を乾燥機乾燥する。各反復実験に異なる一連のバラスト布帛、自然に汚れ た白色布帛および人工的に汚した見本を使用して、この方法を4回繰り返す。 4つの反復実験の完了後、布帛および見本をよごれ除去およびしみ抜きの比較 のために好適な照明下に配置する。3人の定性化等級者は、下記のスケールを使 用して汚れおよびしみの除去の程度を比較する: 0:2つの見本間に差なし 1.差があると考えられる 2:差を確信 3:大差を確信 4:非常に大きい差を確信 この等級化によって、自然に汚れた白色布帛を白色度の改善について比較し、 人工的に汚した見本をしみ抜きについて比較する。次いで、得られた等級を平均 し、標準化して結果を生ずる。グラスしみについての洗浄性能データを表1に示 す。 s=すべての他の処理剤と比較しての統計的有意差(信頼水準95%) このデータは、グラスしみのクリーニングに対して漂白剤とプロテアーゼとの 間の予想外の相乗作用を示す。試験されたすべてのプロテアーゼは、表1Aが示 すように漂白剤およびプロテアーゼの添加単一寄与が予測するより多くの性能上 の利益を示した。 例II 本例においては、漂白剤含有洗剤製品100g当たり32mgの活性酵素の量の プロテアーゼを例Iと同様に試験する。これらの処理剤のE/B比は、7.6で ある。 もう一度、予想外の相乗作用がグラスしみに対する漂白剤(NOBS/PBI) とプロテアーゼとの間に存在する。結果を表2に示す。 s=すべての他の処理剤と比較しての統計的有意差(信頼水準95%) 表2Aは、この洗浄性能試験に従って、漂白剤+プロテアーゼ試料 (D)が 試験されたプロテアーゼに対して漂白剤試料(B)およびプロテアーゼ試料(C )の添加単一寄与より有意に良く遂行することを示す。 り32mgの活性酵素の量のプロテアーゼCをベンゾイルオキシベンゼンスルホネ ート(BOBS)/PB1およびテトラアセチルエチレンジアミン(TAED) /PB1漂白剤系(E/B比7.6)の存在下で試験する。また、プロテアーゼ Cはモノペルオキシアジピン酸(NAPAA)のノニルアミドの存在下で最終製 品100g当たり6.4mgの活性酵素の量で試験する(E/B比1.5)。プロ テアーゼC1をNAPAAの存在下で製品100g当たり64mgの活性酵素の量 で評価する(E/B比15.2)。この試験においては、4.2ppmの有効酸 素量を生ずるのに十分な量の漂白剤を加える。グラスしみに対する性能データを 表3に示す。 s=すべての他の処理剤と比較しての統計的有意差(信頼水準95%) データ は、TAED/PBI漂白剤系 を除いて、予想外の相乗作用がこれらの条件下で漂白剤とプロテアーゼとの間に 存在することを示す。 表3Aは、この洗浄性能試験に従って、漂白剤+プロテアーゼ試料 (D)が 試験されたプロテアーゼに対して漂白剤試料(B)(TAEDを除いて)および プロテアーゼ試料(C)の相加寄与より有意に良く遂行することを示す。 例IV プロテアーゼCを減少されたNOBS/PB1量(AvO 2.7 ppm) および低温で製品100g当たり12.8mgの活性酵素の量で試験する(例Iと 同じ方法および同じ洗剤組成物)。本例のE/B比は、4.7である。洗浄性能 を70゜Fおよび硬度8グレン/ガロンで行う。結果を表4に報告する。 s=すべての他の処理剤と比較しての統計的有意差(信頼水準95%) もう一度、データは、予想外の相乗作用が表4に示すようにグラス、グレービ ーおよびβ−カロテンしみに対してプロテアーゼと漂白剤(この減少された漂白 剤量で)との間に存在することを示す。 表4A B+C グラス 2.62 3.39s グレービー -0.13 0.74s β−カロテン 1.11 2.49s 表4Aは、この洗浄性能試験に従って、漂白剤+プロテアーゼ試料(D)が漂 白剤試料(B)プラスプロテアーゼ試料(C)の相加寄与より有意に良く遂行す ることを示す。 他のプロテアーゼ、例えば、プロテアーゼB、マキサ カル、およびBPN′は、プロテーゼと交換できる。プロテーゼ量は、組成物1 g当たり約0.064〜約0.64mgの活性酵素で変更できる。 他の漂白剤、例えば、BOBS、NAPAA、ペルオキシコハク酸のノニルア ミド(NAPSA)、および6−ノニルアミノ−6−オキシカプロン酸のフェニ ルスルホネート塩および他のNAPAA様活性剤は、BOBSと交換できる。漂 白剤の量は、組成物の約0.5〜約20重量%で変更できる。炭酸ナトリウム過 酸化水素化物は、組成物の約0.5〜約20重量%の量で過ホウ酸ナトリウムの 代わりに使用できる。 例V 本発明の組成物は、次の通りである。材料 重量%11〜C13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 10.36 ナトリウム C14〜C15アルキル硫酸ナトリウム 2.96 C14〜C15アルキルエトキシ硫酸ナトリウム 1.48 アルミノケイ酸ナトリウム 21.30 炭酸ナトリウム 25.30 クエン酸 3.00 n−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナ 4.73 トリウム 過ホウ酸ナトリウム1水和物 3.54 プロテアーゼC 0.11 ポリエチレングリコール 1.06 ポリアクリル酸ナトリウム 2.72 ケイ酸ナトリウム 1.85 蛍光増白剤、水分、雑多な成分 11.97 組成物1g当たりの活性酵素mgを示す 他の漂白剤、例えば、BOBS、NAPAA、およびNAPSA(すべて上に 定義)は、NOBSの代わりに使用できる。他のプロテアーゼ、例えば、プロテ アーゼ 代わりに使用できる。 例VI 汚れた布帛を手洗いするのに好適な洗濯固形物は、標準押出法によって調製し 、下記の成分からなる。 洗剤洗濯固形物は、技術上常用されているような通常の石鹸または洗剤固形物 製造装置中で加工する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,L V,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 ゴーシュ,チャンチャル クマー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ヨーク、レイン、3107

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 布類の特に有効な表面クリーニングを与える粒状洗剤組成物であって、 (A)組成物の0.5〜20重量%の、実質上不溶性有機ペルオキシ酸(その 対応カルボン酸は親水性親油性バランス値3〜6.5、好ましくは4.0〜6. 5を有する)である漂白剤; (B)組成物1g当たり0.064〜0.64mg、好ましくは0.096〜0 .32mgの活性プロテアーゼ酵素(該プロテアーゼ酵素は更に組成物100g当 たりの活性プロテアーゼのmg対ペルオキシ酸の理論有効O2ppmの比率1:1 から20:1を与えるのに十分な量で存在する);および (C)組成物の1〜40重量%の、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤 、両性界面活性剤および双性界面活性剤およびそれらの組み合わせから選ばれる 洗剤界面活性剤、好ましくは陰イオン界面活性剤2〜20重量% を含むことを特徴とする組成物。 2. (A)有機ペルオキシ酸が4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸、6 −(ノニルアミノ)− 6−オキソペルオキシカプロン酸、1,12−ジペルオキシドデカンジオン酸、 ヘプチルスルホニルペルプロピオン酸、デシルスルホニルペルプロピオン酸、ヘ プチルスルホニルペル酪酸、オクチルスルホニルペル酪酸、ノニルスルホニルペ ル酪酸、デシルスルホニルペル酪酸、および前記ペルオキシ酸の組み合わせから 選ばれ; (B)活性プロテアーゼ酵素が枯草菌またはBacilluslicheniformisから得ら れる修飾細菌セリンプロテアーゼ酵素からなり; (C)陰イオン界面活性剤がC11〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、C12 〜16 アルキル硫酸、メチルエステルスルホン酸の塩およびこれらの界面活性剤の 組み合わせから選ばれ;且つ (D)組成物が組成物の20〜70重量%の洗浄性ビルダーを更に含む、 請求項1に記載の洗剤組成物。 3. 布類の特に有効な表面クリーニングを与える粒状洗剤組成物であって、 (A)組成物の0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%の漂白活性剤 (活性剤は組成物から調製する漂白液中で有機ペルオキシ酸をその場で生成する ように活性剤と反応できる過酸化水素を生成することができる過酸素化合物との 組 み合わせで存在する)を含む漂白剤成分〔 i)前記漂白活性剤は (式中、Rは炭素数約5〜約18のアルキル基であり、カルボニル炭素から延長 し且つカルボニル炭素を包含する最長の線状アルキル鎖は6〜10個の炭素原子 を有し;R1は炭素数6〜12のアルキル基であり;R2は炭素数1〜6のアルキ レンであり;R5はHまたは炭素数1〜10のアルキル、アリール、またはアル カリールであり;Lは離脱基であり、それの共役酸はpKa6〜13を有する) から選ばれる式を有し; ii)前記過酸素化合物によって生成する過酸化水素対前記活性剤のモル比が1. 5より大きく; iii)その場で生成するペルオキシ酸に対応するカルボン酸の親水性親油性バラ ンス値が3 〜6.5、好ましくは4.0〜6.5である〕;および (B)組成物1g当たり0.064〜0.64mg、好ましくは0.096〜0 .32mgの活性プロテアーゼ酵素(該プロテアーゼ酵素は更に組成物100g当 たりの活性プロテアーゼのmg対ペルオキシ酸の理論有効O2ppmの比率1:1 から20:1を与えるのに十分な量で存在する);および (C)組成物の1〜40重量%の、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤 、両性界面活性剤および双性界面活性剤およびそれらの組み合わせから選ばれる 洗剤界面活性剤、好ましくは組成物の2〜25重量%の陰イオン界面活性剤 を含むことを特徴とする組成物。 4. 活性剤が構造Iを有する時には、かかる構造中、Rは炭素数5〜12の アルキル基であり、カルボニル炭素から延長し且つカルボニル炭素を包含するア ルキル鎖の最長の線状部分は6〜10個の炭素原子であり、Lは 〔式中、R2は炭素数1〜8のアルキル鎖であり、Yは−−SO−3M+または− −COO−M+(式中、Mは アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンである)である〕 からなる群から選ばれる、請求項3に記載の洗剤組成物。 5. 活性剤が構造IIまたはIIIを有する時には、かかる構造中、離脱基Lは および (式中、R6は炭素数1〜14のアルキレン、アリーレン、またはアルカリーレ ン基であり、R3は炭素数1〜8のアルキル鎖であり、R4はHまたはR3であり 、YはHまたは可溶化基である) から選ばれる、請求項3に記載の洗剤組成物。 6. 離脱基の構造中、Yは−−SO3−M+、−−COO−M+、−−SO4 −M+、(−−N+R′3)X−およびO←N(R′3)(式中、R′は炭素数1 〜4のアルキル鎖であり、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニ ウム陽イオンであり、Xはハライド、ヒドロキシド、メチルサルフェートおよび アセテート陰イオンからなる群から選ばれる陰イオンである)からなる群から選 ばれる、請求項5に記載の洗剤組成物。 7. (A)活性剤がノナノイルオキジベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびベンゾ イルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムから選ばれ; (B)過酸素化合物が過ホウ酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウム過酸化水素化 物から選ばれ且つ組成物の1〜10重量%の量で存在し; (C)過酸素化合物によって生成する過酸化水素対漂白活性剤のモル比が2. 0〜10であり; (D)活性プロテアーゼ酵素が枯草菌またはBacilluslicheniformisから得ら れる修飾細菌セリンプロテアーゼ酵素からなり; (E)陰イオン界面活性剤がC11〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、C12 〜16 アルキル硫酸、メチルエステルスルホン酸の塩およびこれらの界面活性剤の 組み合わせから選ばれ;且つ (F)組成物が組成物の20〜70重量%の洗浄性ビルダーを更に含む、 請求項3に記載の洗剤組成物。 8. 布類の特に有効な表面クリーニングを与える粒状洗剤組成物であって、 (A)組成物の1〜10重量%の、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ 酪酸、6−(ノニルアミノ)−6−オキソペルオキシカプロン酸、1,12−ジ ペルオキシドデカンジオン酸、ヘプチルスルホニルペルプロピオン酸、デシルス ルホニルペルプロピオン酸、ヘプチルスルホニルペル酪酸、オクチルスルホニル ペル酪酸、ノニル スルホニルペル酪酸、デシルスルホニルペル酪酸、およびかかるペルオキシ酸の 組み合わせからなる群から選ばれる実質上不溶性有機ペルオキシ酸漂白剤、好ま しくはペルオキシアジピン酸のノニルアミドまたは1,2−ジペルオキシドデカ ンジオン酸; (B)組成物1g当たり0.096〜0.32mgの細菌起源のセリンタンパク 分解酵素;および (C)組成物の2〜25重量%の、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤 およびそれらの組み合わせから選ばれる洗剤界面活性剤 を含むことを特徴とする組成物。 9. (A)組成物の1〜10重量%の、過ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム過酸 化水素化物およびそれらの組み合わせから選ばれる過酸素漂白化合物; (B)組成物の1〜10重量%の、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナト リウムおよびベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムから選ばれる漂白 活性剤; (C)組成物1g当たり0.096〜0.32mgの細菌起源のセリンタンパク 分解酵素;および (D)組成物の2〜25重量%の、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤 およびそれらの組み合 わせから選ばれる洗剤界面活性剤 を含むことを特徴とする粒状洗剤組成物。 10. ゼB、プロテアーゼCまたはそれらの組み合わせから選ばれ;且つ (B)洗剤界面活性剤がアルカリ金属直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア ルカリ金属アルキルエチレンオキシドエーテル硫酸塩、アルカリ金属アルキルエ チレンオキシドエーテル硫酸塩、アルカリ金属アルキル硫酸塩またはこれらの界 面活性剤の組み合わせから選ばれる、 請求項8または請求項9に記載の洗剤組成物。 11. 組成物が組成物の20〜70重量%のカーボネート、シリケート、サ ルフェート、ホスフェート、アルミノシリケート、サイトレートおよびそれらの 組み合わせから選ばれる洗浄性ビルダーを更に含む、請求項8、9または10の いずれか1項に記載の洗剤組成物。 12. (a)組成物の2〜7重量%のノナノイルオキシベンゼンスルホネートおよび 組成物の2〜7重量%の過ホウ酸ナトリウム; (b)組成物1g当たり0.096〜0.32mgの活 性プロテアーゼC;および (c)組成物の2〜25重量%のC12〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナ トリウムおよびC14〜15アルキル硫酸ナトリウムを含む、請求項9に記載の非ホ スフェート粒状洗濯洗剤組成物。 13. 布帛を、請求項1、3、8または9のいずれか1項に記載の有効量の 洗剤組成物を含有する洗浄液と接触することを特徴とする洗浄液中で布帛をクリ ーニングするための方法。
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