JPH08502222A - 油圧ブレーキシステム用の駆動ユニット - Google Patents

油圧ブレーキシステム用の駆動ユニット

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JPH08502222A
JPH08502222A JP5509751A JP50975193A JPH08502222A JP H08502222 A JPH08502222 A JP H08502222A JP 5509751 A JP5509751 A JP 5509751A JP 50975193 A JP50975193 A JP 50975193A JP H08502222 A JPH08502222 A JP H08502222A
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drive unit
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chamber
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JP5509751A
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バクナー、ビルフリート
シール、ロタール
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Continental Teves AG and Co oHG
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Abstract

(57)【要約】 空気圧ブレーキパワーブースタと、この下流に機能的に接続される、油圧室を画する少なくとも1つのピストンを有するマスタブレーキシリンダとからなり、上記ピストンに機能的に接続される大径の環状ピストンで、上記圧力室に接続可能な充填室を画するものを有する油圧ブレーキシステム用の駆動ユニットに関するものである。駆動ユニットが正確に規定可能な切替え圧力により作動し、またロストトラベルを駆動速度に関係なくするために、本発明では、上記環状ピストン(23)は、これに作用する油圧が予め決められる所定の値に達したときに、上記ピストン(19)から分離されるようになっている。こうして、上記環状ピストンによる充填容量の変化は、マスタシリンダの全ストロークに影響されないようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 油圧ブレーキシステム用の駆動ユニット [技術分野] 本発明は、空気圧ブレーキパワーブースタと、この下流に機能的に接続される 、油圧室を画する少なくとも1つのピストンを有するマスタブレーキシリンダと からなり、上記ピストンに機能的に接続される大径の環状ピストンで、上記圧力 室に接続可能な充填室を画するものを有する油圧ブレーキシステム用の駆動ユニ ットに関するものである。 [背景技術] この種の駆動ユニットは、ドイツ特許3317996で公知である。 公知の駆動ユニットの環状ピストンは、中空で、円筒内壁と円筒外壁とからな り、これらは一端で接続され、他端側に開いた中空の環状室を画している。そし て、円筒外壁は、マスタシリンダハウジング内に設けられたシール部材を介して 、マスタブレーキシリンダのブレーキパワーブースタに近い端部の環状断面の充 填室内に動き、また充填室はマスタブレーキシリンダの第1圧力室と同心で半径 方向外側に設けられており、上記マスタブレーキシリンダは第1ピストンを形成 する底で仕切られ、また円筒内壁を閉じている。 上記の公知の駆動ユニットは、全長が長く、全体の構成が 複雑であるという不都合な点を有している。また、他の欠点として、作動に際し 、圧力媒体は環状ピストンにより複雑な弁を介して、マスタブレーキシリンダの 全ストロークに亘り、供給リザーバ内に動かされることである。動作が緩慢だと 、上述の圧力媒体量は、弁に設けられた絞り孔を通って、供給リザーバ内に流れ るので、充填効果が得られず、結果として駆動トラベルは短くならない。一方、 動作が速いと、動的な圧力が充填室内に広がり、第1ピストンをシールするシー ルカップが溢れ、また第1圧力室内の圧力が、動的圧力により弁が開けられるま で、上る。しかし、これは結果として、充填室内の圧力により、充填割合が異な ることになる。最後に、ゆっくりしたリリース動作は、公知の駆動ユニットでは 、不都合であると見なされている。その間、第1室および充填室の両者は専ら、 上述の絞り孔を介してのみ満たされる。 [発明の開示] それ故、本発明の目的は、上述の油圧ブレーキシステム用の駆動ユニットで、 精密に規定された切替圧力で作動し、またロストトラベルが動作速度に影響され ないものを提供することである。さらに、環状ピストンによる充填容量の変化が 、マスタシリンダの全ストロークに亘り影響されないことである。 この目的は、本発明では、上記環状ピストンは、これに作用する油圧が予め決 められる所定の値に達したときに、上記ピストンから分離されることにより達せ られる。上記環状ピ ストンに作用する圧力は、上記マスタブレーキシリンダの圧力室内の油圧である ことが望ましい。かくして、充填ステージは所定の圧力に達するまでのみなされ る。また、その後は、完全に不作動になる。それ故、全駆動ユニットは小さくな り、従って安価になる。 環状ピストンの最大可能ストロークの制限、これは圧力室に接続される油圧回 路の故障時に予測される、は、例えば、本発明の好ましい改良によってなされる 。すなわち、上記環状ピストンは、分離された後、上記ピストンの上をスライド でき、またストップと協同する。 本発明の好ましい例では、上記充填室は、上記ピストンにより画された油圧室 への油圧供給室として作用する。こうして、動作時に、マスタブレーキシリンダ の圧力室内のロストトラベルを除くことができ、従って、生ずる許容誤差を小さ くできる。 本発明の、特にアンチロック(ABS)ブレーキシステムに好適な、他の変形 例では、ピストンに配置される中央弁は上記充填室と圧力室との間に設けられて いる。 本発明の好ましい例では、上記中央弁は、上記ピストンの長手方向軸に直角に 、設けられたピンにより駆動されるようになっている。これにより、環状ピスト ンのマスタシリンダピストン上の案内が大幅に改善される。 本発明の他の例では、更に、軸方向の全長が短くなっている。これでは、上記 中央弁は、上記ピストンの長手方向軸に直角に設けられたピンにより駆動される ようになっており、 このピンはピストン上をスリップするリングに設けられ、上記圧力室内の油圧が 予め決められた圧力に達した時点で上記環状ピストンに当接するようになってい る。 本発明の好ましい他の例では、係脱可能なロック装置が、上記ピストンと上記 環状ピストンとの間に設けられており、所定の圧力に達するまで、上記環状ピス トンは上記ピストンに係止されるようになっている。こうして、環状ピストンは 、マスタシリンダピストンの全駆動ストロークをカバーする必要は無くなり、従 って、環状ピストンをシールするシール部材の作用が取り除かれる。同時に、こ の対策は、全長を短くする。 本発明の変形例では、製造コストを低下させる。これでは、上記ロック装置は 、1又は複数の弾性付勢されたボールで、それぞれ上記ピストン又は上記環状ピ ストン内を案内され、またそれぞれ上記環状ピストン又は上記ピストンに形成さ れたスロープと協同するもので構成されている。 本発明の他の例では、環状ピストンに作用する切替え圧力の、特に正確な調整 ができるようになっている。これでは、上記ロック装置は、上記ピストンの半径 方向孔内に配置された1又は複数のロック部材により構成されており、一方では 上記環状ピストン内に設けられた第1スロープと協同し、他方では第2スロープ と協同するようになっており、この第2スロープは、上記ピストン内をスライド 案内される弾性付勢された駆動ピストンで、上記圧力室内の圧力を受けるものに 設けられている。 また、本発明では特に安価に製造できる設計になっている。これでは、上記ロ ック装置は、上記ピストン上をスリップする半径方向に膨脹可能なスリーブで構 成されており、上記スリーブの半径方向カラーは上記ピストンに形成された環状 溝と協同するようになっている。そして、好ましくは、上記環状溝は、2つの斜 めに延びる異なった傾斜のフランクにより画されており、また上記半径方向カラ ーは半径方向内側で第1の円錐環状面により画されており、これに隣接する第2 の円錐環状面は急な勾配のフランクと協同するようになっている。これらの構成 により、環状ピストンとピストンとは係脱可能に接続され、また分離後は摩擦が 最小になる。 本発明の他の好ましい例では、ばねが上記環状ピストンと上記スリーブとの間 に配設されており、上記スリーブからの力を上記環状ピストンに伝達するように なっている。かくして、上記の2つのピストンの間に作用するロック解除力は正 確に限定でき、必要な場合には調整もできる。 本発明の好ましい改善では、上記環状ピストンは半径方向環状溝を有しており 、動作時に上記ばねの力がオーバカムされると、上記スリーブが半径方向に膨脹 できるようになっている。上述の摩擦は、スリーブのカラーのガイド部と環状ピ ストンの半径方向環状溝との間の移行形状及びばね力により、影響される。 本発明の他の例では、スリーブと環状ピストンとの間の力の伝達が改善されて いる。すなわち、上記ばねが上記カラーに当接するガイド部に支持されており、 このガイド部の円筒 面は上記環状ピストン内に形成された上記半径方向環状溝の底にガイドされるよ うになっている。 本発明の更に好ましい例では、上記スリーブのカラーは切頭円錐状部に移行し ており、この円錐状部に続いて、上記ピストンの直径に対応する内径を有する円 筒部がある。そして、上記スリーブは、周方向に等配され、上記カラーを、セグ メントに分割する複数の軸方向のスロットを有しており、これらスロットは上記 切頭円錐状部の円筒部への移行部で終わっている。これらにより、スリーブをピ ストンに適合させやすくなり、同時にスリーブの膨脹により2つのピストンの分 離が容易になる。 最後に、上記スリーブをプラスチックス製にすることにより、スリーブは低騒 音及び低磨耗構造となる。 本発明の他の例では、圧力媒体は、圧力室に接続されたブレーキ回路に邪魔さ れることなく流れ、この場合、上記充填室は、上記圧力室内の圧力が予め決めら れた圧力に達するまで、上記圧力室に接続されている。この構成により、更に、 切替え圧力は正確に限定される。 本発明の好ましい改善例では、上記環状ピストンに作用する圧力は、上記充填 室に充満している油圧である。これにより、充填ステージが終了後、充填室での 好ましくない量の変動は生じない。この際、次の構成にすると特に便利である。 すなわち、上記中央弁は、上記ピストンの長手方向軸に直角に、リング設けられ たピンにより駆動されるようになっており、上記リングは上記ピストン上をスリ ップするようになっ ており、上記ピンは、リリース位置でマスタシリンダハウジングに形成されたス トップに当接するようになっている。また、この構成は、中央弁のオープンメカ ニズムに関して大きい自由度を与える。 本発明の好ましい構成により、上記ロック装置が解除された時点での中央弁の 閉トラベルの同調がなされる。すなわち、上記中央弁は、その閉止部材と上記ピ ストン中をガイドされる駆動ピストンとの間の力の伝達により作動されるように なっている。 上記ピストンの上記圧力室を画する領域での直径は、上記環状ピストンのガイ ド部での直径と等しくなっているか、又は直径より大きくなっている。 充填ステージが終った後に、環状ピストンを初期位置に位置させるために、上 記ストップと環状ピストンとの間に圧縮ばねが設けられている。 最後に、本発明の駆動ユニットを備えた自動車の安全性は、次により強化され る。すなわち、上記環状ピストンの当接領域に接触装置が設けられ、これにより 警報装置が作動されるようになっている。この警報装置は、運転者の視野内に設 けられた表示ランプで、運転者にブレーキシテスムでの初期故障を知らせる。 本発明の詳細、特徴、及び効果は、以下の図面を参照しての6つの実施例の説 明により明らかになる。 [図面の簡単な説明] 第1図は、本発明の駆動ユニットの第1の実施例、 第2図は、本発明の駆動ユニットのマスタシリンダの第2の実施例、 第3図〜第6図は、本発明の駆動ユニットのマスタブレーキシリンダの第3、 第4、第5、及び第6の実施例、 第7図は、第6図に示す第6のマスタブレーキシリンダの作動状態、 第8図は、第6及び7図に示す実施例でロック装置として作用するスリーブの 軸方向図、 第9図は、第8図のA−A矢視でのスリーブの断面図である。 [実 施 例] 図に示す駆動ユニットは、図示しないブレーキペダルによる入力部材3により 操作される真空ブレーキパワーブースタ1と、この真空ブレーキパワーブースタ 1の下流側に接続されるマスタブレーキシリンダとからなり、このマスタブレー キシリンダは、好ましくはタンデムマスタシリンダ2で、図示しない圧力媒体供 給リザーバに接続されている。 真空ブレーキパワーブースタ1は、2つのシェルタイプのハウジング部56、 57からなり、これらはオープンサイドで結合され、ブースタハウジング10を 形成している。 図1で左側のハウジング部56には、詳細には示されてない、空気ポートが設 けられており、タンデムマスタブレーキ シリンダ2に剛に接続されている。一方、制御弁4を収容した制御ハウジング1 2は右側のハウジング部57にシールしてガイドされている。 ブースタハウジング10は、ハウジング内に設けられた第1の可動壁7により 可真空室5と作動室6に分けられている。上記可動壁7は、ダイアフラムプレー ト8と、その上に当接するローリングダイアフラム9とから構成されている。作 動室6は、真空室5又は、制御弁4が操作されたときに、大気に接続されるよう になっている。 制御弁4は公知の構成で、入力部材3に接続された弁ピストン17により作動 され、また制御弁4のシールシート11を有しており、第2のシールシート18 は制御ハウジング12内に設けられている。 リセットばね16が模式的に示されており、これはブースタハウジング10の 真空側端壁のフランジに支持されて、可動壁7を初期位置に保持している。 制御ハウジング12の前側凹部内に設けられたゴム弾性反作用デイスク13及 びヘッドフランジ15を有するプッシュロッド14を介して、ブレーキ力は、第 2ピストン20と協同する、タンデムマスタシリンダ2の第1ピストン19に伝 達される。ピストン19、20はマスタシリンダハウジング30内に、圧力室2 1、22を画している。上記マスタシリンダハウジング30には、図示しないブ レーキ回路が接続されている。 大きい直径を有する環状ピストン23が、第1ピストン 19に対して同芯に配置され、マスタシリンダハウジング30内に断面環状の充 填室24を画している。この充填室24は、一方では、圧力媒体通路25を介し て、図示しない圧力媒体供給リザーバに接続されるようになっており、他方では 、好ましくは第1ピストン19内に配置された、中央弁26を介して、第1圧力 室21に接続可能になっている。従って、充填室24は、同時に、第1圧力室2 1に対する供給室の作用をする。 環状ピストン23は、マスタシリンダハウジング30に対し、シールカップ2 7によりシールされ、また係脱可能なロック装置28を介して第1ピストン19 に力伝達接続され、またマスタシリンダハウジング30内に設けられた段により 形成されたストップ31と協同する。このストップ31に圧縮バネ29が支持さ れており、環状ピストン23を、動作方向に反対側に付勢している。リリース位 置、又はロック装置28がリリースされた後の動作位置では、環状ピストン23 は圧縮ばね29により第2ストップ58に押圧される。更に、環状ピストン23 には、軸方向延長部32が設けられ、この中に中央弁26を駆動するピン33が 支持されている。 ロック装置28は、例えば1又は複数の弾性付勢されたボール34で形成され 、このボール34は、第1ピストン19内をガイドされ、また環状ピストン23 内に形成されたスロープ35と協同する。 上述の駆動装置をアンチロックブレーキシステムに採用するに際し、第2ピス トン20を、マスタシリンダハウジング 30内に配置された、動かないシールカップ36と協同するプランジャピストン とすると、特に好都合である。 以下に、第1図に示す本発明の駆動ユニットの作用について説明する。 入力部材3が、図示しないブレーキペダルを介して動作方向、図で左側、に動 かされると、弁ピストン17上に設けられたシールシート11が開けられ、作動 室6に通気される。真空室5は、動作中、常に適当な真空源に接続されているの で、可動壁7に空気差圧が作用し、この可動壁7に接続された制御ハウジング1 2を動作方向に動かす。この動きは、反作用ディスク13及びプッシュロッド1 4を介して、第1ピストン19に伝達される。 第1ピストン19と環状ピストン23とは動作的に接続されているので、環状 ピストン23は第1ピストン19により引張られ、閉止部材37がピン33に当 接することにより、中央弁26は開いたままに保たれる。この結果、油圧は、環 状ピストン23の上に設けられたシールカップ27を通って、充填室24及び第 1圧力室21に伝播する。この圧力は、第2ピストン20を動作方向に動かす。 圧力室(21+24)に伝播した油圧が所定の値になると、ロック装置28の ボール34に、環状ピストン23に形成されたスロープ35を介して作用する力 が、ボール34に作用する圧縮ばね38の力に打勝ち、ロック装置28はリリー スされる。従って、環状ピストン23と第1ピストン19との力伝達係合は解除 され、環状ピストン23は圧縮ばね29の 作用により、ストップ58の上の初期位置にリセットされる。同時に、中央弁2 6の閉止部材37がピン33から離れる。従って、第1圧力室21は充填室24 から分離され、更に第1圧力室21内の圧力は、第1ピストン19のシール部材 を介して上昇する。 環状ピストン23のストップ31の領域に、図示しない接触装置を設けること もできる。これにより、光学的な警報装置、好ましくは制御ランプを、例えば運 転者の視野の中で、作動させる。 図2及び3に示す例では、中央弁26の開機構を構成するピン33が、マスタ シリンダ2の長手軸に直角に配置され、第1ピストン19の上をスリップするリ ング39に支持されている。このリング39は、駆動ユニットのリリース位置で は、一方では、第1ピストン19上に形成された半径方向環状面40に軸方向で 当接し、他方では、環状ピストン23に当接している。 図2でのロック装置28の構成は、図1に示すものに対応し、図3でのロック 装置28は、環状ピストン23の中をガイドされる1又は複数のボール41で、 スロープ42と協同するものから構成され、このスロープ42は、第1ピストン 19に設けられ、半径方向溝43により形成されている。 図4に示す例では、図2及び3の例で述べたリング39は、マスタシリンダハ ウジングに固定されたストップに当接している。このストップは、例えば、環状 ピストン23のストップ領域に設けられた環状ディスク44により形成されてい る。 その結果、第1圧力室21及び充填室24は、動作開始時点で、既に分離されて いる。従って、第1ピストン19上に配置されたシールカップ45は、充填動作 中、液によりオーバフローされる。このために、第1ピストン19には、軸方向 孔46が開けられ、一方、環状ディスク44には通路47が開けられている。 図5に示す変形例では、中央弁26の閉止部材37は、駆動ピストン48の端 面に当接している。この駆動ピストン48は、第1ピストン19内をシールして ガイドされ、円筒室49を画している。この円筒室49は、例えば、図に示すよ うに、第1ピストン19内に設けられた孔50を介して、ブレーキパワーブース タ1の真空室5に通じている。室49には、駆動ピストン48を中央弁26の閉 止方向と反対方向に付勢する圧縮ばね51が設けられている。 この例では、ロック装置28は、ロック部材52により形成され、このロック 部材52は、第1ピストン19の半径方向孔63内に配置され、環状ピストン2 3中に設けられた第1スロープ54及び駆動ピストン48の上に設けられた第2 のスロープ55と協同する。 前述のように、駆動に際し、圧力室(21+24)に油圧が伝播し、この圧力 が駆動ピストン48に作用し、圧縮ばね51の力に抗する力が生ずる。このばね 力がオーバカムされると、駆動ピストン48が図上で右に動き、こうして中央弁 26が閉じられる。 同時に、ロックボール52が、第2スロープ55上を半径 方向内側に動き始め、環状ピストン23内に形成された第1スロープ54から外 れる。この結果、環状ピストン23は、第1ピストン19から離れ、前述のよう に、圧縮ばね29により初期位置に位置される。 最後に、図6〜9に示すように、この例でのロック装置28は、スリーブ60 で形成されている。このスリーブ60は、好ましくは、プラスチック製で、ピス トン19上をスリップするとき、半径方向に膨脹する。 このスリーブ60は、半径方向カラー61を有しており、その半径方向内側に 配置された直径の小さい領域は、第1の円錐環状面64(図7)により画され、 リリース位置では、ピストン19に形成された環状溝59内に受止められる。 この環状溝59は、2つの好ましくは横断して延びる、異なった勾配のフラン ク62、63を有している。カラー61の第1円錐環状面59は、ピストン19 の動作時に、第2円錐環状面65へと延び、図の右側に示されている、急な勾配 のフランク63と協同する。 カラー61の半径方向外側の大径部は、円筒面73により形成されている。そ の直径は、環状ピストン23の内径に対応している。そして、スリーブ60の、 環状ピストン23への半径方向支持の作用をしている。 スリーブ60と環状ピストン23との間の力の伝達は、それらの間に挿入され たばね66によりなされる。そのスリーブ側端部は、カラー61に軸方向で当接 するガイド部67に支持されている。環状ピストンには、長方形断面形状の半径 方向環状溝68が設けられており、ばね66の力がオーバカムされ、また2つの ピストン23、19が分離された後、スリーブ60が半径方向に膨脹できるよう になっており、かくてロック装置28がアンロックされる。同時に、環状溝68 の底は、ガイド部67のガイド面として機能する。 図8及び9から明らかなように、切頭円錐領域69が、上述のスリーブの半径 方向カラー61に隣接してあり、円筒部70に移行している。この円筒部70の 内径は、ピストン19の外径に対応している。 ロック装置28のアンロック中の、スリーブ60の半径方向の膨脹は、スリー ブ60の周囲に等配された複数の軸方向スロット71により容易になる。その端 部は、円筒部70と切頭円錐領域69との移行部に達し、カラー61及び領域6 9を、半径方向の弾性セグメント72に分割する。 上述のロック装置28の作用は、図1〜5に関して説明したロック装置の作用 とほぼ同じである。 ピストン19が駆動方向に動かされると、このピストン19に軸方向に作用す る力は、環状溝59の傾斜フランク63を介して、カラー61の第2の環状面6 5に伝達される。従って、環状ピストン23は、ばね66及びガイド部67によ り係止される。同時に、半径方向外向きに作用する力成分が生じ、ばね66の力 がオーバカムされると、ロック装置28は解除され、カラー61及び環状ピスト ン23に形成された環状溝68内のセグメント72は半径方向に膨脹する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.空気圧ブレーキパワーブースタと、この下流に機能的に接続される、油圧 室を画する少なくとも1つのピストンを有するマスタブレーキシリンダとからな り、上記ピストンに機能的に接続される大径の環状ピストンで、圧力室に接続可 能な充填室を画するものを有する油圧ブレーキシステム用の駆動ユニットにおい て、 上記環状ピストン(23)は、これに作用する油圧が予め決められる所定の値 に達したときに、上記ピストン(19)から分離されるようになっていることを 特徴とする油圧ブレーキシステム用の駆動ユニット。 2.上記環状ピストン(23)に作用する圧力は、上記マスタブレーキシリン ダ(2)の圧力室(21)内の油圧である請求項1に記載の駆動ユニット。 3.上記環状ピストン(23)は、分離された後、上記ピストン(19)の上 をスライドでき、またストップ(31、58)と協同するようになっている請求 項1又は2に記載の駆動ユニット。 4.上記充填室(24)は、上記ピストン(19)により画された油圧室(2 1)への油圧供給室として作用する請求項1乃至3のいずれか1つに記載の駆動 ユニット。 5.中央弁(26)が、上記ピストン(19)の中で、上記充填室(24)と 上記圧力室(21)との間に設けられている請求項1乃至4のいずれか1つに記 載の駆動ユニット。 6.上記中央弁(26)は、上記環状ピストン(23)の軸方向延長部(32 )に、上記ピストン(19)の長手方向軸に直角に設けられたピン(33)によ り駆動されるようになっている請求項5に記載の駆動ユニット。 7.上記中央弁(26)は、上記ピストン(19)の長手方向軸に直角に、リ ング(39)設けられたピン(33)により駆動されるようになっており、上記 リング(39)は上記ピストン(19)上をスリップし、上記圧力室(21)内 の油圧が予め決められた圧力に達した時点で上記環状ピストン(23)に当接す るようになっている請求項5に記載の駆動ユニット。 8.係脱可能なロック装置(28)が、上記ピストン(19)と上記環状ピス トン(23)との間に設けられており、所定の圧力に達するまで、上記環状ピス トン(23)は上記ピストン(19)に係止されるようになっている上記請求項 のいずれか1つに記載の駆動ユニット。 9.上記ロック装置(28)は、1又は複数の弾性付勢されたボール(34、 41)で、それぞれ上記ピストン(19)又は上記環状ピストン(23)内を案 内され、またそれぞれ上記環状ピストン(23)又は上記ピストン(19)に形 成されたスロープ(35、42)と協同するもので構成されている請求項8に記 載の駆動ユニット。 10.上記ロック装置(28)は、上記ピストン(19)の半径方向孔(53 )内に配置された1又は複数のロック部材(52)により構成されており、一方 では上記環状ピスト ン(23)内に設けられた第1スロープ(54)と協同し、他方では第2スロー プ(55)と協同するようになっており、この第2スロープ(55)は、上記ピ ストン(19)内をスライド案内される弾性付勢された駆動ピストン(48)で 、上記圧力室(21)内の圧力を受けるものに設けられている請求項8に記載の 駆動ユニット。 11.上記ロック装置(28)は、上記ピストン(19)上をスリップする半 径方向に膨脹可能なスリーブ(60)で構成されており、上記スリーブの半径方 向カラー(61)は上記ピストン(19)に形成された環状溝(59)と協同す る請求項8に記載の駆動ユニット。 12.上記環状溝(59)は、2つの斜めに延びる異なつた傾斜のフランク( 62、63)により画されており、また上記半径方向カラー(61)は半径方向 内側で第1の円錐環状面(64)により画されており、これに隣接する第2の円 錐環状面(65)は急な勾配のフランク(63)と協同する請求項11に記載の 駆動ユニット。 13.ばね(66)が上記環状ピストン(23)と上記スリーブ(60)との 間に配設されており、上記スリーブ(60)からの力を上記環状ピストン(23 )に伝達するようになっている請求項11に記載の駆動ユニット。 14.上記環状ピストン(23)は半径方向環状溝(68)を有しており、動 作時に上記ばね(66)の力がオーバカムされると、上記スリーブ(60)が半 径方向に膨脹できるようになっている請求項11乃至13のいずれか1つに記載 の 駆動ユニット。 15.上記ばね(66)が上記カラー(61)に当接するガイド部(67)に 支持されており、このガイド部の円筒面は上記環状ピストン(23)内に形成さ れた上記半径方向環状溝(68)底にガイドされるようになっている請求項14 に記載の駆動ユニット。 16.上記スリーブ(60)のカラー(61)は切頭円錐状部(69)に移行 しており、この円錐状部に続いて、上記ピストン(19)の直径に対応する内径 を有する円筒部(70)がある上記請求項のいずれか1つに記載の駆動ユニット 。 17.上記スリーブ(60)は、周方向に等配され、上記カラー(61)を、 セグメント(72)に分割する複数の軸方向のスロット(71)を有しており、 これらスロットは上記切頭円錐状部(69)の円筒部(70)への移行部で終わ っている上記請求項のいずれか1つに記載の駆動ユニット。 18.上記スリーブ(60)がプラスチックス製である上記請求項のいずれか 1つに記載の駆動ユニット。 19.上記充填室(24)は、上記圧力室(21)内の圧力が予め決められた 圧力に達するまで、上記圧力室(21)に接続されている上記請求項のいずれか 1つに記載の駆動ユニット。 20.上記環状ピストン(23)に作用する圧力は、上記充填室(24)に充 満している油圧である上記請求項のいずれか1つに記載の駆動ユニット。 21.上記中央弁(26)は、上記ピストン(19)の長手方向軸に直角に、 リング(39)設けられたピン(33)により駆動されるようになっており、上 記リング(39)は上記ピストン(19)上をスリップするようになっており、 上記ピン(33)は、リリース位置でマスタシリンダハウジングに形成されたス トップ(44)に当接するようになっている請求項5及び20のいずれかに記載 の駆動ユニット。 22.上記中央弁(26)は、その閉止部材(37)と駆動ピストン(48) との間の力の伝達により作動されるようになっている請求項5及び10のいずれ かに記載の駆動ユニット。 23.上記ピストン(19)の上記圧力室(21)を画する領域での直径は、 上記環状ピストン(23)のガイド部での直径と等しくなっている請求項19又 は22のいずれかに記載の駆動ユニット。 24.上記ピストン(19)の上記圧力室(21)を画する領域での直径は、 上記環状ピストン(23)のガイド部での直径より大きくなっている請求項19 又は22のいずれかに記載の駆動ユニット。 25.上記ストップ(31)と環状ピストン(23)との間に圧縮バネ(29 )が設けられている請求項23又は24のいずれかに記載の駆動ユニット。 26.上記マスタブレーキシリンダ(2)はタンデムマスタシリンダであり、 その第1ピストン(19)は上記環状ピストン(23)と協同する上記請求項の いずれか1つに記載 の駆動ユニット。 27.第2ピストン(20)はプランジャピストンであり、動かないシールカ ップ(36)と協同する請求項26に記載の駆動ユニット。 28.上記環状ピストン(23)の当接領域に接触装置が設けられ、これによ り警報装置が作動されるようになっている上記請求項のいずれか1つに記載の駆 動ユニット。
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