JPH08500951A - 無線周波数干渉を制御する拡張マイクロコンピュータ・システム - Google Patents

無線周波数干渉を制御する拡張マイクロコンピュータ・システム

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JPH08500951A JP7503480A JP50348095A JPH08500951A JP H08500951 A JPH08500951 A JP H08500951A JP 7503480 A JP7503480 A JP 7503480A JP 50348095 A JP50348095 A JP 50348095A JP H08500951 A JPH08500951 A JP H08500951A
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Abstract

(57)【要約】 RF信号を受信する無線受信機40は、RF信号を受信および復調する受信回路構成42と、受信回路構成42に結合されて所定の時刻に受信回路構成42を動作可能および動作不能にするマイクロコンピュータ44とによって構成される。無線受信機40は、マイクロコンピュータ44に結合され、それによって制御されて、マイクロコンピュータ44との通信を行い、RF信号をさらに処理する拡張チップ68によってさらに構成される。マイクロコンピュータ44と拡張チップ68との間の通信は、受信回路構成42が動作可能なときには第1速度で行われ、受信回路構成42が動作不能の場合には第1速度よりも速い第2速度で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 無線周波数干渉を制御する拡張マイクロコンピュータ・システム 発明の分野 本発明は、一般にマイクロコンピュータに関し、さらに詳しくは、無線周波数 干渉制御を行う拡張マイクロコンピュータ・システムに関する。 発明の背景 マイクロコンピュータは、ページング受信機や、その他のいくつかの無線周波 数(RF)通信装置に広く用いられている。近年、ページング受信機には英数字 ディスプレイやリアルタイム・クロックなどの数多くの機能が含まれるようにな っているので、追加動作に対応するために複雑な回路構成が加えられている。し かしながら同時に、ページング受信機は、より小型になってきている。そのため に、時には非常に複雑になる追加の回路構成がマイクロコンピュータに集積内蔵 されることが多く、その結果としてより大型で、効率の悪いマイクロコンピュー タとなり、対費用効果の良い方法で実現することができなくなっている。 この問題を解決するための1つの方法は、たとえば処理ユニット,ランダム・ アクセス・メモリ(RAM),読み取り専用メモリ(ROM),プログラム可能 素子などの回路が2つ以上のチップに統合される拡張マイクロコンピュータ・シ ステムを用いることである。たとえば、マスタ・マイクロコンピュータなどの第 1チップには、その中に中央処理装置,メモリおよびその他の種々の処理素子を 入れることができ、スレーブ・マイクロコンピュータまたは他の種類の拡張チッ プなどの第2チップを用いて、拡張ROMなどの追加の処理素子を内蔵すること ができる。これらの2つのチップは、その間に双方向の通信を行う通信バスによ り相互接続される。しかし、この解決策は、ページング受信機などのRF通信装 置で用いるには無理なことがある。それは、通信バスが強力なRF干渉を発生し て、そのために受信機の動作が妨害されるからである。この干渉は非常に強いこ とが多いので、ページング受信機に送信される情報が誤受信されたり、全体が欠 落してしまうことがある。 そのため、通信バスによりマイクロコンピュータに相互接続された1つまたは それ以上のチップを有する拡張マイクロコンピュータにおいて、RF干渉を制御 する方法および装置が必要とされる。 発明の概要 本発明のある側面により、無線周波数(RF)信号を受信する無線受信機は、 RF信号を受信および復調する受信回路構成と、この受信回路構成に結合されて 所定の時刻に受信回路構成を動作可能および動作不能にするマイクロコンピュー タとによって構成される。無線受信機は、マイクロコンピュータに結合され、そ れによって制御されて、マイクロコンピュータとの通信を行い、RF信号をさら に処理する拡張チップによってさらに構成される。受信回路構成が動作可能のと きは、マイクロコンピュータと拡張チップとの間の通信は、第1速度で行われ、 受信機回路構成が非動作時には、第1速度よりも速い第2速度で行われる。 本発明の別の側面により、拡張マイクロコンピュータ・システムは、通信バス によって拡張チップに結合され、それと通信を行って受信回路構成により受信さ れたRF信号を処理するマイクロコンピュータを有する。拡張マイクロコンピユ ータ・システム内でRF干渉を制御する方法は、第1の所定の時刻に受信回路構 成を動作可能にして、受信回路構成がRF信号を受信できるようにする段階と、 受信回路構成が動作可能のときに第1速度において拡張チップと通信する段階と によって構成される。この方法は、第2の所定の時刻に受信回路構成を非動作状 態にして、受信回路構成がRF信号を受信できないようにする段階と、受信回路 構成が非動作のときに第1速度よりも速い第2速度において拡張チップと通信す る段階とによってさらに構成される。 本発明のさらに別の側面により、RF信号を受信する無線受信機は、RF信号 を受信および復調する受信回路構成と、受信回路構成に結合されて所定の時刻に 受信回路構成を動作可能および非動作にするマイクロコンピュータとによって構 成される。無線受信機は、マイクロコンピュータに結合され、それにより制御さ れて、マイクロコンピュータとの通信を行い、RF信号をさらに処理する拡張チ ップによりさらに構成される。受信回路構成が動作可能のときは、マイクロコン ピュータと拡張チップとの間の通信は禁止され、受信回路構成が非動作のときは 、マイクロコンピュータ拡張チップとの間の通信が可能になる。 図面の簡単な説明 第1図は、マイクロコンピュータが通信バスにより拡張チップに結合される従 来の拡張マイクロコンピュータ・システムの図である。 第2図は、本発明の好適な実施例による、通信バスにより拡張チップに結合さ れたマイクロコンピュータを有する無線受信機の電気ブロック図である。 第3図は、本発明の好適な実施例による、第2図の無線受信機に含まれる受信 回路構成のオン時間と、第2図の通信バス上で行われる通信のタイミングとを示 すタイミング図である。 第4図は、本発明の好適な実施例による、第2図の通信バスで用いる双方向二 重速度のバス・ドライバ回路の電気回路図である。 第5図は、本発明の好適な実施例による、第4図の双方向二重速度バス・ドラ イバ回路の種々のノードおよびトランジスタの状態を示す真理値表である。 第6図は、本発明の好適な実施例により、バス制御信号が低のときに第4図の バス・ドライバ回路に印加されるデータ信号とそれから得られる出力信号とを示 す信号図である。 第7図は、本発明の好適な実施例により、バス制御信号が高のときに第4図の バス・ドライバ回路に印加されるデータ信号とそれから得られる出力信号とを示 す信号図である。 第8図は、本発明の第1の代替の実施例による単方向二重速度バス・ドライバ 回路の電気回路図である。 第9図は、本発明の第1の代替の実施例による、第8図のバス・ドライバ回路 の種々のノードおよびトランジスタの状態を示す真理値表である。 第10図は、無線受信機に含まれる受信回路構成のオン時間と、本発明の第2 の代替の実施例による通信バス上で行われる通信のタイミングとを示すタイミン グ図である。 好適な実施例の説明 第1図は、無線受信機またはその他の無線周波数(RF) 通信装置に含まれる従来の拡張マイクロコンピュータ・システムの図である。図 示されるように、マイクロコンピュータ10は、無線受信機の動作を制御する中 央処理装置(CPU)12によって構成される。マイクロコンピュータ10は、 タイミング素子14,ランダム・アクセス・メモリ(RAM)16,読み取り専 用メモリ(ROM)18,たとえば受信機(図示せず)などの周辺回路構成に信 号を送り、そこから信号を受信する入力/出力(I/O)ポート20などのその 他の従来の素子によってさらに構成される。 近年、無線受信機は、リアルタイム・クロック,英数字ディスプレイ,無音( 触覚)警告など、すべてが追加の処理回路構成を必要とする機能をより多く含む ように設計されている。これらの追加された処理回路構成は、単独チップのマイ クロコンピュータに経済的に追加することができる回路構成の量を越えることが 多い。その結果、たとえば「スレーブ」マイクロコンピュータなどの拡張チップ 22を、通信バス23を介してマイクロコンピュータ10に結合させ、それによ って拡張マイクロコンピュータ・システムを形成する。拡張チップ22は、論理 素子24,追加RAM26,追加ROM28,EEPROM(電気的に消去プロ グラム可能な読み取り専用メモリ)30などの追加の回路素子によって構成され る。各チップ、すなわちマイクロコンピュータ10および拡張チップ22に含ま れるバス・インターフェース32,34は、通信バス23上を送信されるデータ で通信バス23を駆 動する。このように、マイクロコンピュータ10は、拡張チップ22内に格納さ れた情報に容易にアクセスすることができる。 複数のチップ間に通信を行う従来の拡張マイクロコンピュータ・システムは、 その寸法を制限することが有利であり、そのために無線受信機を制御するマイク ロコンピュータ10の効率が増大される。しかし、拡張マイクロコンピュータ・ システムを用いることの欠点は、バス23上の通信により無線受信機のRF性能 が妨害される場合があるということである。2つのチップ間の通信は、通常、高 いデータ速度で行われるので、データの立ち上がり時間および立ち下がり時間が 比較的速くなり、その結果として、ノイズが発生して、無線受信機の感度を落と すことがある。この干渉が充分に強いと、無線受信機のRF性能は、情報が誤受 信されたり欠落してしまうほど低下することがある。 第2図は、本発明の好適な実施例による無線受信機40の電気ブロック図であ る。説明のために、Golay SequentialCode(GSC)また はPost Office Code Standardization A dvisory Group (POCSAG)コード信号化プロトコルなどの 既知のページング信号化プロトコルの1つを利用して、無線受信機40に情報を 送付することとする。POCSAG信号化プロトコルなどの信号化プロトコルを 用いて、選択呼のメッセージをRF信号に符号化すると、このメッセージはメッ セージが宛てられる無線受信機 40を識別するアドレスと共に符号化され、その後でRF信号が送信される。送 信されたRF信号は、RF信号を受信回路構成42に結合するアンテナ41によ り遮断される。受信回路構成42は、当業者には周知の方法でRF信号を処理し て、そこからデジタル・データのストリームを回復し、このストリームが、無線 受信機40の動作を制御するマイクロコンピュータ44に対して、入力/出力( I/O)ポート43を介して送られる。 マイクロコンピュータ44は、好ましくは、マイクロコンピュータ44の動作 に利用されるタイミング信号を生成する発振器46によって構成される。水晶4 8または水晶発振器(図示せず)が発振器46の入力に結合されて、マイクロコ ンピュータのタイミングを設定する基準信号を提供する。タイマ/カウンタ50 は発振器46に結合して、無線受信機40の動作の制御に利用されるプログラム 可能なタイミング機能を提供する。RAM52は、回復された信号の処理中に導 かれた変数を格納し、ROM54は、マイクロコンピュータ44により実行され るサブルーチンの少なくとも一部を格納する。発振器46,タイマ/カウンタ5 0,RAM52およびROM54は、内部バス56を通じて、中央処理装置(C PU)58に結合し、CPU58がROM54内に格納されたサブルーチンを実 行してマイクロコンピュータ44の動作を制御する。 回復されたアドレスおよびメッセージ情報は、前述のよう に受信回路構成42の出力から、マイクロコンピュータ44に結合される。アド レス情報はCPU58により処理され、回復されたアドレスが、I/Oポート4 3を介してマイクロコンピュータ44に結合されたコード・メモリ60に格納さ れたアドレスと同じものである場合には、メッセージ情報がRAM52に格納さ れる。次に、警告が発生されて、メッセージ情報は表示されるが、これについて は下記により詳細に説明する。 たとえば携帯用ページャなどの無線受信機40は、バッテリ62により電力を 得る。バッテリ62により発生された電圧を、マイクロコンピュータ44の動作 に必要とされるようなより高いレベル(VDD)に高める電圧変換器64が設け られる。本発明により、無線受信機40は、周知のバッテリ節約の技術および方 法を利用して、バッテリ62の電流ドレインを下げ、それによってバッテリ62 の寿命を延ばす。バッテリ節約動作は、内部バス56上をI/Oポート43に送 られるバッテリ節約信号でCPU58により制御され、I/Oポート43は電源 スイッチ66に結合する。電力は、電源スイッチ66により定期的に受信回路構 成42に供給され、それによって所定の時刻に受信回路構成42の動作が可能に なり、この間に、無線受信機40に宛てられた選択呼メッセージが送信される。 メッセージが無線受信機40に通常は送信されない、その他の所定の時間の間は 、受信回路構成42は電源スイッチ66によりバッテリ62から切り離されてい る。 前述のように、マイクロコンピュータ44に含まれる回路構成の量と複雑さを 制限することが望ましい。そのために、無線受信機40は、追加的なページング 機能を提供する追加の回路構成を組み込むための「スレーブ」または周辺回路な どの拡張チップ68によってさらに構成される。たとえば、図示される拡張チッ プ68には、無線受信機40の記憶機能を拡張するROM70と、そこから情報 を検索してデータ信号を生成しマイクロコンピュータ44に送信する専用コント ローラ72が含まれる。好ましくは、データ信号は、外部通信バス78によって マイクロコンピュータ44の内部にあるバス・インターフェース76に結合され るバス・インターフェース74に送られる。拡張チップ68は、マイクロコンピ ュータ44により提供されるデータを一時的に格納するRAM80によってさら に構成される。マイクロコンピュータ44により提供されるデータには、たとえ ば警告信号が含まれ、これに応答して警告発生器82はトランスデューサ・ドラ イバ84にトランスデューサ86を起動するよう命令し、それによって選択呼メ ッセージの受信を無線受信機40の使用者に告知する。次に、マイクロコンピュ ータ44は、通信バス78上で選択呼メッセージを拡張チップ68に送る。選択 呼メッセージは、LCDなどのディスプレイ90を起動するディスプレイ・ドラ イバ88に転送される。これに応答して、選択呼メッセージが視覚的に提示され る。このように、マイ クロコンピュータ44と、拡張チップ68と、それらの間に結合された通信バス 78とが、受信されたメッセージを処理するための拡張マイクロコンピュータ・ システムを形成する。 従来の多重チップ・システムとは異なり、本発明による拡張マイクロコンピュ ータ・システムは、通信バス78のクロック周波数と立ち上がり時間および立ち 下がり時間の両方を制御することにより、受信回路構成42との干渉が制御され 、最小限に抑えられるように動作する。上記に簡単に説明されたように、従来の 無線装置の性能は、2個以上のチップまたはマイクロコンピュータ間の通信によ り発生するノイズのために低下することが多い。本発明においては、受信回路構 成42が動作可能であるときは通信バス78上の通信が制限されるので、この種 のノイズは軽減される。これは第3図を参照するとより良く理解される。 第3図は、本発明の好適な実施例による、受信回路構成42の動作と回路構成 42に関わるバス通信のタイミングとを示すタイミング図である。図示されるよ うに、受信回路構成42は、上記のように第1の所定の時刻t1において動作可 能になり、それに続いて、無線受信機40によって受信されることを意図したメ ッセージが受信される。その後の時刻t2で、受信回路構成42は非動作状態不 能(状態)になり、バッテリ節約を実行して、それによりバッテリ62(第2図 )のドレインを削減する。本発明の好適な実施例により、マイクロコンピュータ ー44と拡張チップ68との間に通信バス7 8上で行われる通信は、受信回路構成42がオンである間は低いデータ速度で行 われる。この間、通信バス78上を送信されるデータ信号の立ち上がり時間およ び立ち下がり時間が大きくなり、すなわちデータ速度が遅くなり、発生するRF 干渉は最小限に抑えられる。デジタル波形により発生される高周波調波信号の大 きさは、信号の立ち上がり時間および立ち下がり時間に反比例することはよく知 られている。そのため、信号の立ち上がり時間および立ち下がり時間を大きくす ることによって、受信回路構成42のRF性能が最大になり、受信回路構成42 の感度が下がるために情報が失われることはない。t2で受信回路構成42が動 作不能になった後で、t2とt3により定義される時間間隔の間、高いデータ速度 で通信バス78上に通信が行われる。この間は、データ信号の立ち上がり時間お よび立ち下がり時間は大幅に減少する、すなわちデータ速度は大幅に速くなる。 立ち上がり時間および立ち下がり時間が遅くなるとRF干渉は強くなるが、受信 回路構成42が動作不能であるので、干渉が無線受信機40の性能に影響を与え ることはない。 第2図に戻るが、データ速度は、受信回路構成42が動作可能であるか動作不 能であるかによって適切な「速度制御」信号を発生するCPU58により選択さ れる。受信回路構成42が動作不能であるとき、CPU58は低速のデータ信号 と低電圧レベルを有する速度制御信号とを内部バス56上にバス・インターフェ ース76に送る。さらに、低電圧を有す る速度制御信号が外部線路92上をコントローラ72に送られ、それに応答して 、コントローラ72は、低電圧速度制御信号をバス・インターフェース74に送 り、低速で送信される任意のデータ信号を生成する。逆に、受信回路構成42が 動作不能のときは、高電圧レベルを有する速度制御信号がバスインターフェース 74,76に送られ、コントローラ72およびCPU58により生成されたデー タ信号は、それより速い速度で生成される。さらに、下記により詳細に説明され るように、マイクロコンピュータ44が拡張チップ68に情報を送信しようとす る場合、CPU58は高電圧レベルを有する「イネーブル(動作可能)」信号を 内部バス56上でバス・インターフェース76に送る。あるいは、拡張チップ6 8がマイクロコンピュータ44に情報を送信しようとするときには、CPU58 は、外部線路92上で、イネーブル信号を拡張チップ68のコントローラ72に 送信し、これに応答して、コントローラ72はイネーブル信号をバス・インター フェース74に送る。 マイクロコンピュータ44と拡張チップ68との間に二重速度通信を行うこと ができる好適な方法は、バス・インターフェース74,76の各々に二重速度の 双方向バス・ドライバ回路94を設けることである。これは第4図を参照すると より良く理解されるだろう。第4図は、本発明の好適な実施例による二重速度双 方向バス・ドライバ回路94の電気回路図である。バス・ドライバ回路94は、 データ信号(DS) を受信する第1端子100と、CPU58により生成されたイネーブル信号を受 信する第2端子105と、CPU58により生成された速度制御信号(SC)を 受信する第3端子108とによって構成される。すべての信号、すなわちデータ 信号,速度制御信号およびイネーブル信号は、高電圧および低電圧レベルで受信 することができる。 第1端子100は、第IANDゲート110の第1入力と、第2ANDゲート 115の第1入力と、第1インバータ120の入力と、第2インバータ125の 入力とに結合される。第1インバータ120の出力は、第INANDゲート13 0の第1入力に結合され、第2インバータ125の出力は、第2NANDゲート 135の第1入力に結合される。第2端子105は、ANDゲート110の第2 入力と、NANDゲート135の第2入力とに結合される。第3端子108は、 ANDゲート115の第2入力と、NANDゲート130の第2入力とに結合さ れる。 NANDゲート130の出力は、第1トランジスタ145のゲート電極140 に結合される。このトランジスタ145は、nチャネル電界効果トランジスタ( FET)であることが好ましい。さらに、NANDゲート135の出力は、第2 トランジスタ155のゲート電極150に結合される。このトランジスタ155 もnチャネルFETであることが好ましい。ANDゲート110の出力は、第3 トランジスタ165のゲート電極160に結合され、このトランジスタ165は 、 pチャネルFETであることが好ましい。さらに、ANDゲート115の出力は 、第4トランジスタ175のゲート電極170に結合され、このトランジスタ1 75はpチャネルFETであることが好ましい。 本発明により、トランジスタ145,155の各々のソース電極180,18 5は、第4端子190に結合され、トランジスタ165,175の各々のソース 電極195,200は、第5端子205に結合される。好ましくは、第4端子1 90には正の電圧(V+)が設けられ、ほぼゼロ・ボルトの電源電圧、すなわち 接地が、第5端子205に設けられる。第6端子208は、通信バス78(第2 図)上に出力信号(OS)を供給して、4個のトランジスタ145,155,1 65,175の各々のドレイン電極210,215,220,225にそれぞれ 結合される。 本発明の好適な実施例により、バス・ドライバ回路94の回路素子はマイクロ コンピュータ44および拡張チップ68上に集積される。しかし、あるいは、バ ス・ドライバ回路94の回路素子は、モトローラ社(Shaumburg, I llinois)により製造される次のような個別の部品により実現することも できることを認識されたい:回路素子 部品番号 インバータ120,125 HC04 ANDゲート110,115 HC08A NANDゲート130,135 HC00A トランジスタ145,155,165,175 MPM3004 第4図と共に第5図をさらに参照することによって、バス・ドライバ回路94 の信号の流れを容易に追うことができる。第5図は、端子100にデータ信号( SD)が、端子105にイネーブル信号が、そして端子108に速度制御信号( SC)が供給されたときのノードa,b,c,d,e,fの状態と、トランジス タ145,155,165,175の動作状態とを示す真理値表である。前述の ように、各装置内のバス・ドライバ回路94が動作可能になり、情報を送信して 、情報が受信されているときは動作不能になる。好ましくは、バス・ドライバ回 路94は、イネーブル信号が低で速度制御信号が低のとき、動作不能になる。イ ネーブル信号が低で、NANDゲート135の出力(ノードc)が高のとき、ト ランジスタ155は非導電状態となり、ANDゲート110の出力(ノードf) が低のとき、トランジスタ165が非導電状態になる。同様に速度制御信号が低 のとき、NANDゲート130の出力(ノードd)は高となり、これによってト ランジスタ145が非導電状態になる。さらに、速度制御信号が低のとき、AN Dゲート115の出力(ノードe)は低に なり、それによってトランジスタ175は非導電状態になる。その結果、出力信 号が提供される端子208は、V+にも接地にも結合されないままになり、事実 上バス・ドライバ回路94を動作不能にする。 好ましくは、バス・ドライバ回路94が出力信号を生成しようとするときは、 バス・ドライバ回路94は端子105において高電圧レベルを有するイネーブル 信号を受信する。高イネーブル信号に加えて、バス・ドライバ回路94に端子1 08で低電圧速度制御信号が与えられると、バス・ドライバ回路94は動作可能 になり低速の通信を行う。 前述のように、速度制御信号が低のとき、NANDゲート130とANDゲー ト115の出力(ノードd,e)は、イネーブル信号およびデータ信号の電圧レ ベルに関わりなく非導電状態のままになる。しかし、イネーブル信号とデータ信 号の電圧レベルが可変すると、ノードc,fの状態は可変する。イネーブル信号 が高で、データ信号が低のとき、インバータ125の出力(ノードa)は高で、 NANDゲート135の出力(ノードc)は低になり、それによってトランジス タ155は導電状態になる。同時に、NANDゲート110の出力(ノードf) が低になって、トランジスタ165を非導電状態にする。そのため、この状況で トランジスタ155はV+を端子208に結合させ、それにより、たとえばマイ クロコンピュータ44または拡張チップ68など、端子208に結合された容量 性負荷を事実上充電する第1の所定の電 流を提供する。イネーブル信号とデータ信号の両方が高のとき、インバータ12 5の出力(ノードa)は低となり、NANDゲート135の出力(ノードc)は 高となって、トランジスタ155を非導電状態にする。しかし、ANDゲート1 10の出力(ノードf)は高で、トランジスタ165を導電状態にする。その結 果、端子208はトランジスタ165を介して接地に結合され、それによって容 量性負荷が事実上放電される。 第6図は、イネーブル信号が高で速度制御信号が低のとき、端子100に与え られるデータ信号(破線で図示)とその結果として得られる端子208の出力信 号(実線で図示)とを示す信号図である。端子208に結合された容量性負荷、 すなわちマイクロコンピュータ44(第2図)または拡張チップ68は、データ 信号が低になると充電され、高になると放電され、結果として出力信号の所定の 立ち上がり時間および立ち下がり時間となる。本発明の好適な実施例により、出 力信号の立ち上がり時間および立ち下がり時間は、速度制御信号が低のとき、す なわち受信回路構成42が動作可能のときは比較的遅くなるが、これはバス・イ ンターフェース出力208が比較的低い出力電流を発生および低下させるためで ある。トランジスタ155,165の幾何学形状を選択することによって立ち上 がり時間および立ち下がり時間を調整して、ドレイン−ソース抵抗(RDs)と、 バス・ドライバ回路94が動作する結果的な電流とを制御することができること は、 当業者には認識頂けよう。 第4図および第5図に戻るが、CPU58(第2図)は、バス78上の通信を 高データ速度で行おうとするときには、高電圧レベルを有する速度制御信号を端 子108に送る。速度制御信号が高でデータ信号が低のとき、インバータ120 の出力(ノードb)は高となり、NANDゲート130の出力(ノードd)は低 となる。その結果、トランジスタ145は導電状態になる。前述のように、同時 にイネーブル信号が高の場合は、トランジスタ155も導電状態になる。そのた め、トランジスタ145,155は両方ともV+を端子208に結合させる。ト ランジスタ145,155が同等の電流処理能力を有し、同等のRDsを有すると きには、端子208に結合された容量性負荷は、トランジスタ155だけが導電 状態になったときのほぼ2倍の速さで充電される。しかし、容量性負荷が充電さ れる速度は、トランジスタ145,150の幾何学形状の選択により決まること を理解されたい。 3つすべての信号、すなわち速度制御信号,イネーブル信号およびデータ信号 が高のとき、インバータ125,120の出力(ノードa,b)は低となり、そ の結果、NANDゲート130,135の出力(ノードc,d)は高となる。そ のため、トランジスタ145,155は両方とも非導電状態になる。しかし、A NDゲート110,115の出力(ノードe,f)は高となり、それによってト ランジスタ165,175は導電状態になる。この状況では、トランジスタ16 5,175は端子208を接地に結合させ、それによって、速度制御信号が低の ときのようにトランジスタ165だけが端子208と接地との間に経路を設ける 場合よりも速い速度で容量性負荷を放電させる。 次に第7図の信号図は、速度制御信号が高で、イネーブル信号が高のときのデ ータ信号(破線で図示)と、その結果の出力信号(実線で図示)とを示す。図示 されるように、出力信号の立ち上がり時間および立ち下がり時間は、第6図の信 号に比べると比較的速いが、これは速度制御信号が高のとき、2個のトランジス タが一度に平行に動作して、それによりバス・ドライバ回路94(第4図)はよ り高い電流動作を行うためである。逆に、速度制御信号が低でイネーブル信号が 高のときは、トランジスタ145,175は動作から切り離されて、回路94が 利用する電流量はもっと少なくなる。 このように、メッセージが無線受信機40(第2図)により受信されていると きのように受信回路構成42が動作可能になると、バス・ドライバ回路94に供 給される速度制御信号は低になる。その結果、バス・ドライバ回路94は前述の ように低電流,低速モードで動作して、出力信号の立ち上がり時間および立ち下 がり時間は比較的遅くなり、データは通信バス78上を比較的遅いデータ速度、 たとえば10kbpsないし30kbpsで転送される。このとき、立ち上がり 時間および立ち下がり時間は、好ましくは充分に遅くなり、通信バス78(第2 図)上の通信は、受信回路構成42の性 能に干渉しない。一方、受信回路構成42が動作不能のときは、CPU58(第 2図)は高速の制御信号を提供し、その結果としてバス・ドライバ回路94の動 作は高電流,高速度になる。このモードでは、出力信号の立ち上がり時間および 立ち下がり時間は比較的速くなり、通信バス78上のデータ転送は高いデータ速 度、たとえば1Mbpsないし10Mbpsで行われる。高いデータ速度の通信 が充分速いので、大きなRFノイズが発生されるが、受信回路構成42が動作不 能であるために、発生されるノイズ量は関与しない。 第4図および第5図に戻るが、バス・ドライバ回路94は、所望の場合は第4 モードで動作することができる。このモードでは、第5図の真理値表に示される ようにイネーブル信号が低、速度制御信号が高になる。しかし、バス・ドライバ 回路94は、イネーブル信号が高のときしか動作しないようになっており、マイ クロコンピュータ44はイネーブル信号が低のときは速度制御信号を低に保持し て、それにより真理値表に示されるようにバス・ドライバ回路94を動作不能に する。 第8図には、本発明の代替の実施例による単方向二重速度バス・ドライバ回路 94’が示される。この単方向バス・ドライバ回路94’は、たとえば、マイク ロコンピュータ44などの第1装置が2つの異なる速度で他の装置に連続して情 報を送信する場合に利用することができる。バス・ドライバ回路94’は、高お よび低の電圧レベルを有するデータ信号 (DS)を受信する第1端子400と、送信装置により生成される速度制御信号 (BC)を受信する第2端子405とによって構成される。第1端子400は、 ANDゲート410の第1入力とインバータ415の入力とに結合され、インバ ータ415の出力はNANDゲート420の第1入力に結合される。第2端子4 05は、ANDゲート410の第2入力とNANDゲート420の第2入力とに 結合される。 第1端子400は、さらに、好ましくはnチャネル電界効果トランジスタ(F ET)である第1トランジスタ430のゲート電極425と、好ましくはpチャ ネルFETである第2トランジスタ440のゲート電極435とに結合される。 また、NANDゲート420の出力は、好ましくはnチャネルFETである第3 トランジスタ450のゲート電極445に結合される。好ましくはpチャネルF ETである第4トランジスタ460のゲート電極455は、ANDゲート410 の出力に結合される。本発明の代替の実施例により、正の電圧(V+)が与えら れる第3端子461は、トランジスタ430,450の各々のソース電極465 ,470に結合され、トランジスタ440,460の各々のソース電極475, 480は、第4端子462に結合される。ほぼゼロ・ボルトの電源電圧、すなわ ち接地が、好ましくは第4端子462に結合される。第5端子482は、通信バ ス上に出力信号(OS)を供給し、4個のトランジスタ430,440,450 ,460の各々のドレイン電極484,486,488,490 にそれぞれ結合される。 バス・ドライバ回路94’の信号の流れは、第8図および第9図の両方をさら に参照すると簡単に追うことができる。第9図は、端子400にデータ信号(D S)が、端子405に速度制御信号(BC)が供給されたときのノードa,b, cの状態と、トランジスタ430,440,450,460の動作状態とを示す 真理値表である。速度制御信号が低で、受信回路構成(図示せず)が動作可能で あることが示されるときには、NANDゲート420の出力(ノードb)は常に 高であり、その結果、トランジスタ450は非導電状態のままになる。また、A NDゲート410の出力(ノードc)は低になり、それによって端子400に供 給されるデータ信号の電圧に関わらずトランジスタ460は非導電状態になる。 トランジスタ430,440の状態は、速度制御信号が低のときは、端子40 0の電圧によって変化する。端子400に供給されるデータ信号が低のとき、ト ランジスタ430は導電状態になり、トランジスタ440は非導電状態になる。 この場合、V+はトランジスタ430によって端子482に結合され、そのため に第1の所定の電流が提供されて、端子482に結合された容量性負荷を事実上 充電する。データ信号が高のとき、トランジスタ430は非導電状態、トランジ スタ440は導電状態になる。その結果、端子482はトランジスタ440を通 じて接地に結合され、それにより容量性負荷を事実上放電させる。 速度制御信号が高で、受信回路構成(図示せず)が動作不能であることが示さ れ、データ信号が低であるときには、インバータ415の出力(ノードa)は高 になる。そのためにNANDゲート420の出力(ノードb)が低になって、ト ランジスタ450を導電状態にする。ANDゲート410の出力(ノードc)は 低になり、その結果、トランジスタ460は非導電状態になる。同時に、トラン ジスタ430が導電状態になり、トランジスタ440は低データ信号によって非 導電状態になる。そのために、速度制御信号が高でデータ信号が低のときは、ト ランジスタ430,450は両方ともV+を端子482に結合させ、それによっ てトランジスタ430だけが導電状態のときよりも速く容量性負荷を充電する。 速度制御信号が高でデータ信号が高のとき、インバータ415の出力(ノード a)は低である。そのため、NANDゲート120の出力(ノードb)が高にな り、トランジスタ450は非導電状態になる。同時にANDゲート110の出力 (ノードc)が高になり、トランジスタ460は導電状態になる。さらに、デー タ信号が高であると、トランジスタ430は非導電状態に、トランジスタ440 は導電状態になる。その結果、トランジスタ430,450は両方とも開となり 、端子482からV+を分離させて、トランジスタ440,460は導電状態に なって端子482を接地に結合して容量性負荷を放電させる。この場合、容量性 負荷は、速度制御信号が低のときのようにトランジスタ440だけが端子482 と 接地との間の経路を提供する場合よりも速い速度で放電される。 第10図は、本発明の第2の代替の実施例によるタイミング図で、無線受信機 に含まれる受信回路構成のオン時間と、マイクロコンピュータと通信バスによっ てマイクロコンピュータに結合された拡張チップとの間のバス通信のタイミング とを示す。本発明の代替の実施例により、受信回路構成が時刻t1で動作可能に なると、通信バス上の通信が禁止され、これは時刻t2で受信回路構成が動作不 能になるまで続く。そのため受信回路構成が動作可能の間は、通信バスによって RFノイズが発生されることはなく、無線受信機のRF性能は低下しない。受信 回路構成がt2で動作不能になると、通信バス上の通信がt2とt3の間で再開す る。この時間間隔の間、マイクロコンピュータと拡張チップとの間の通信は高い データ速度で行われる。この代替の実施例により、バス・ドライバ回路94(第 4図)ではなく、従来のバス駆動回路構成を利用することができる。これは通信 が単独の高い速度のみで行われるためである。しかしマイクロコンピュータと拡 張チップとの間の通信を必要とする解読または表示などの操作は、受信回路構成 が動作不能になるまでは実行することができない。 まとめると、前述の無線受信機は、従来のバッテリ節約技術を利用して、所定 の時刻に受信回路構成を動作可能および動作不能にする。受信回路構成が動作可 能になると、マイク ロコンピュータと拡張チップとの間のデータ転送は比較的遅いデータ速度で行わ れ、このときデータ信号は遅い立ち上がり時間および立ち下がり時間を有する。 その結果、生成されるRFノイズは最小限に抑えられ、受信回路構成はデータ信 号により感度が落ちることはない。あるいは、受信回路構成が動作不能のときは 、マイクロコンピュータと拡張チップとの間の通信が高いデータ速度で再開され 、強いRFノイズが生成される。しかし、受信回路構成は情報を受信していない ので、無線受信機の性能には影響がない。 従来の無線受信機においては、通信バス上の通信は、無線受信機内の受信回路 構成が動作可能のときでさえも高いデータ速度で行われる。この高速の通信によ り強いRF干渉が発生し、これが受信回路構成の性能を大幅に低下させることが ある。この結果、無線受信機により受信されるべき情報が誤受信されたり、ある いは全体が欠落してしまうことがある。 以上、通信バスによってマイクロコンピュータと相互接続された1つまたはそ れ以上のチップを有する拡張マイクロコンピユータ・システム内でRF干渉を制 御するための方法および装置が提供されたことが理解頂けよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AT,AU,BB,BG,B R,BY,CA,CZ,DE,DK,ES,FI,GB ,HU,JP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN, MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.RF信号を受信する無線受信機(40)であって: RF信号を受信および復調する受信回路構成(42); 前記受信回路構成(42)に結合されて、所定の時刻に前記受信回路構成(4 2)を動作可能および動作不能にするマイクロコンピュータ(44);および 前記マイクロコンピュータ(44)に結合され、それによって制御されて、マ イクロコンピュータ(44)との通信を行いRF信号をさらに処理する拡張チッ プ(68); によって構成され、 前記マイクロコンピュータ(44)と前記拡張チップ(68)との間の通信が 、前記受信回路構成(42)が動作可能のときには第1速度で、前記受信回路構 成(42)が動作不能のときには前記第1速度よりも速い第2速度で行われるこ とを特徴とする無線受信機(40)。 2.前記マイクロコンピュータ(44)と前記拡張チップ(68)との間に結 合され、その上で前記第1および第2速度で通信を行う通信バス(78)によっ てさらに構成される請求項1記載の無線受信機(40)。 3.前記マイクロコンピュータ (44)が: 前記受信回路構成(42)が動作不能のときと動作可能のときにそれぞれ、第 1および第2電圧レベルを有して前記拡張チップ(68)に送信されるデータ信 号を生成し、さらに 第3および第4電圧信号を有する速度制御信号を生成する処理ユニット(58) ;および 前記処理ユニット(58)および前記通信バス(78)に結合され、データ信 号を処理して、前記通信バス(78)上を送信される出力信号を生成するバス・ インターフエース(76)であって、前記出力信号は前記速度制御信号が第3電 圧レベルにあるときに第1の所定の立ち上がり時間および立ち下がり時間を持つ ことを特徴とし、前記速度制御信号が第4電圧レベルにあるときには第2の所定 の立ち上がり時間および立ち下がり時間を持つことを特徴とし、また前記の第2 の所定の立ち上がり時間および立ち下がり時間は前記の第1の所定の立ち上がり 時間および立ち下がり時間よりも速いバス・インターフェース(76); によって構成される請求項2記載の無線受信機(40)。 4.前記バス・インターフエース(76)が: 前記データ信号を受信する第1端子(100); 前記速度制御信号を受信する第2端子(108); 前記通信バス (78)に結合され、そこに前記出力信号を提供する第3端子 (208);および 前記第1,第2および第3端子(100,108,208)の間に結合され、 前記速度制御信号が第3電圧レベルにあるときには第1電流で前記通信バス(7 8)を駆動し、前記速度制御信号が第4電圧レベルにあるときには前記第1電流 よりも高い第2電流で前記通信バス(78)を駆動する駆動手 段; によって構成される二重速度バス・ドライバ回路(94)から成る請求項3記 載の無線受信機(40)。 5.前記駆動手段が: 前記データ信号が第1電圧レベルにあるときに、正の電圧を前記第3端子( 208)に結合し、それによって前記第3端子(208)に前記第1電流を供給 する第1トランジスタ(155);および 前記データ信号が第2電圧レベルにあるときに、前記第3端子(208)を 接地に結合する第2トランジスタ (165); によって構成される低速トランジスタ段から成る請求項4記載の無線受信機( 40)。 6.前記駆動手段が: 前記データ信号が第1電圧レベルにあり、前記速度制御信号が第4電圧レベル にあるときに、正の電圧を前記第3端子(208)に結合して、それにより前記 第3端子(208)に前記第2電流を供給する第3トランジスタ(145);お よび 前記データ信号が第2電圧レベルにあり、前記速度制御信号が第4電圧レベ ルにあるときに、前記第3端子(208)を接地に結合する第4トランジスタ( 175); によって構成される高速トランジスタ段から成る請求項5記載の無線受信機( 40)。 7.前記第2電圧レベルが前記第1電圧レベルよりも大きく、前記第4電圧レ ベルが前記第3電圧レベルよりも大きい請求項6記載の無線受信機(40)。 8.前記第1および第3トランジスタ(155,145)がnチャネル電界効 果トランジスタであり、前記第2および第4トランジスタ(175,165)が pチャネル電界効果トランジスタである請求項6記載の無線受信機(40)。 9.前記駆動手段が: 前記第1端子(100)に結合された入力を有して前記データ信号を反転する インバータ(120); 前記第1端子(108)および前記インバータ(120)の出力に結合された 第1および第2入力を有し、前記第3トランジスタ(145)のゲート電極(1 40)に結合された出力を有するNANDゲート(130);および 前記第1および第2端子(100,108)に結合された第1および第2入力 と、前記第4トランジスタ(175)のゲート電極(170)に結合された出力 とを有するANDゲート; によってさらに構成され、 前記第1端子(100)は前記第1および第2トランジスタ(155,165 )のゲート電極(150,160)に結合され、前記第1および第3トランジス タ(145,155)のソース電極(180,185)が正の電圧に結合され、 前記第2および第4トランジスタ(165,175)のソース 電極(195,200)が接地に結合され、前記第1,第2,第3および第4ト ランジスタ(145,155,165,175)のドレイン電極(195,20 0,210,215)が前記第3端子(208)に結合される請求項6記載の無 線受信機(40)。 10.前記処理ユニット(58)が第5および第6電圧レベルを有するイネー ブル信号を発生すること; 二重バス・ドライバ回路(94)が前記イネーブル信号を受信する第4端子( 105)によって構成されること; 前記イネーブル信号が第5電圧レベルにあり、前記速度制御信号が第3電圧レ ベルにあるときに前記駆動手段が動作不能になること;および 前記第6電圧レベルは前記第5電圧レベルよりも大きく、前記第4電圧レベル が前記第3電圧レベルよりも大きいこと; を特徴とする請求項6記載の無線受信機(40)。
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