JPH0849472A - 枠体の取付け装置および枠体の取付け方法 - Google Patents

枠体の取付け装置および枠体の取付け方法

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JPH0849472A
JPH0849472A JP18493894A JP18493894A JPH0849472A JP H0849472 A JPH0849472 A JP H0849472A JP 18493894 A JP18493894 A JP 18493894A JP 18493894 A JP18493894 A JP 18493894A JP H0849472 A JPH0849472 A JP H0849472A
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JP
Japan
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frame
opening
peripheral surface
frame body
inner peripheral
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Application number
JP18493894A
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English (en)
Inventor
Yoji Makino
野 洋 二 牧
Masaru Yamazaki
崎 勝 山
Koki Hayashi
光 喜 林
Takeshi Tanaka
中 武 司 田
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に精度の良い取付けを行うことができ、
工期の短縮化やコストの低減化を実現する枠体の取付け
装置および枠体の取付け方法を提供する。 【構成】 枠体1に装着される装置本体11に、躯体開
口部Bの一方の内周面と直交する方向の軸4に回動可能
に支持された回動体12を設けると共に、回動体12
に、躯体開口部Bの一方の内周面と直交する他方の内周
面に向けて突出可能に保持されかつ先端が他方の内周面
に当接する移動体13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅やビルにおける窓
や出入り口などの躯体開口部に、サッシ枠やドア枠など
の各種枠体を取付けるのに利用される枠体の取付け装置
および枠体の取付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、躯体開口部に枠体を取付けるに
は、躯体開口部内に組み込んだ枠体を楔やスペーサ類を
用いて支持し、さらに枠体の垂直、水平および前後の倒
れを水準器などにより確認しつつ、躯体開口部の周囲に
マーキングされた芯墨、陸墨および出入墨などの基準線
に従い、楔の打込み量を調整することにより枠体の取付
け位置を決定する。
【0003】そして、躯体側に予め固定されて躯体開口
部の内周面に突出しているアンカー用差金に、枠体に取
付けた金具を溶接により連結したのち、枠体と躯体との
間にモルタルを詰め込むことにより枠体を取付けるよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の枠体の取付けにあっては、楔を用いた枠体の
位置調整作業がかなり難しく、熟練した作業者が必要で
あると共に、アンカー用差金と枠体側の金具とを溶接に
より連結する都合上、作業員の溶接作業資格に係わる問
題があるうえ、溶接機の搬入・搬出、電源配線工事が煩
雑であることや、溶接の火花から枠体を保護するために
枠体に養生が必要であること、あるいは、決定した取付
け位置に熱歪みによる狂いが生じる可能性があることな
どの問題もあり、熟練した作業員の確保が極めて困難な
最近の状況下においては、これらの問題を解決すること
が工期の短縮化およびコストの低減化を図るうえでの課
題になっていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目してな
されたもので、煩雑な調整作業や溶接作業を必要とせず
に、簡単に精度の良い取付けを行うことができ、工期の
短縮化やコストの低減化を図ることができる枠体の取付
け装置および枠体の取付け方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る発明は、躯体開口部内の所定位置に枠体を取付ける装
置であって、枠体に装着される装置本体に、躯体開口部
の一方の内周面と直交する方向の軸に回動可能に支持さ
れた回動体を設けると共に、回動体に、躯体開口部の一
方の内周面と直交する他方の内周面に向けて突出可能に
保持されかつ先端がその他方の開口部内周面に当接する
移動体を設けた構成とし、請求項2として、移動体は、
回動体に、躯体開口部の内周面に向けて突出可能に弾性
保持されている構成とし、請求項3として、回動体およ
び移動体のいずれか一方に、移動体の長手方向に沿うラ
ックを設けると共に、回動体および移動体のいずれか他
方に、ラックに対して相対的に摺動可能な弾性係合部を
設けた構成とし、いずれの場合にも適用される好ましい
実施態様である請求項4では、装置本体に、この装置本
体を枠体に取外し可能に装着する装着部分を設けた構成
とし、この場合必要に応じて採用される実施態様である
請求項5において、装着部分は、枠体に係止可能とした
固定係止部と、この固定係止部に対して近接・離間可能
でかつ枠体に係止可能としたスライダと、このスライダ
を貫通して固定係止部に螺入されて固定係止部に対して
スライダと一体で移動するスライダ移動用ねじを備えて
いる構成としており、上記構成を課題を解決するための
手段としている。
【0007】また、本発明に係わる枠体の取付け装置
は、請求項6において、回動体の装置本体に対する回動
動作を規制する回動規制手段を設けた構成としており、
上記構成を課題を解決するための手段としている。
【0008】さらに、本発明に係わる枠体の取付け装置
は、請求項7として、装置本体に、開口部出入り方向に
移動可能としたスライダを設けると共に、このスライダ
の移動操作部を開口部出入り方向に臨ませて設け、スラ
イダおよび回動体のいずれか一方には、いずれか他方に
向く係合ピンを設けると共に、スライダおよび回動体の
いずれか他方には、係合ピンと係合してスライダの開口
部出入り方向への移動に回動体を追従させる長孔を設け
た構成としており、一実施態様である請求項8におい
て、移動操作部は、軸方向の移動を規制されて装置本体
に保持されかつ開口部出入り方向からスライダにねじ込
まれる調整用ねじである構成としており、上記構成を課
題を解決するための手段としている。
【0009】さらにまた、本発明に係わる枠体の取付け
装置は、請求項9として、躯体開口部の内周面に、移動
体の突出先端部が開口部内周面の周方向に摺動自在に係
合しかつ突出先端部の開口部出入り方向の移動を規制す
る係合部を設けた構成とし、請求項10として、移動体
の突出先端部を尖頭状に形成し、躯体開口部の内周面
に、移動体の突出先端部が開口部内周面の周方向に摺動
自在に係合しかつ突出先端部の開口部出入り方向の移動
を規制する複数の溝を設けた構成としており、上記構成
を課題を解決するための手段としている。
【0010】さらにまた、本発明に係わる枠体の取付け
装置は、請求項11として、回動体に、位置調整された
移動体の動きを規制する固定手段を設けた構成とし、請
求項12として、移動体の突出方向と直交する方向に進
退可能でかつ開口部内周面に当接して開口部内周面と枠
体外周面との隙間長さを調整する調整具を設けた構成と
しており、上記構成を課題を解決するための手段として
いる。
【0011】一方、本発明の請求項13に係わる発明
は、躯体開口部内の所定位置に枠体を取り付ける方法で
あって、枠体の周囲に請求項4〜請求項12のいずれか
に記載の枠体の取付け装置を複数個配置して躯体開口部
内に建込むと共に、各枠体の取付け装置における移動体
の先端を開口部内周面にそれぞれ当接させて躯体開口部
内の所定位置において枠体を仮固定し、躯体開口部と枠
体との間にモルタル内に埋め込み可能なスペーサを挿入
して枠体を保持したのち、複数個の枠体の取付け装置を
枠体から取り外して躯体開口部と枠体との間にモルタル
を充填する構成としており、上記の構成を課題を解決す
るための手段としている。
【0012】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる枠体の取付け
装置では、装置本体をあらかじめ枠体側に装着してお
き、躯体開口部に対する枠体の建込みと共に、開口部内
周面に移動体の先端部を当接させる。これにより、枠体
は開口部出入り方向の動きが一旦規制され、この状態で
枠体の上下方向または横方向の位置調整が行われ、さら
に、回動体を装置本体に対して回動させると、開口部出
入り方向の位置調整が行われる。なお、移動体を横方向
に突出させた場合には、横方向の位置調整が行われるこ
ととなり、このとき、移動体が突出状態で保持されてい
るので、枠体を横方向に位置調整しても移動体と開口部
内周面との当接状態は維持される。
【0013】請求項2に係わる枠体の取付け装置では、
躯体開口部に対する枠体の建込みと共に、開口部内周面
に移動体の先端部を当接させると、枠体は開口部出入り
方向の動きが一旦規制されることとなり、このとき、移
動体は突出状態で弾性保持されているので、移動体を横
方向に突出させて枠体を横方向に位置調整しても、移動
体と開口部内周面との当接状態は確実に維持されること
となる。
【0014】請求項3に係わる枠体の取付け装置では、
躯体開口部に対する枠体の建込みと共に、開口部内周面
に移動体の先端部を当接させると、回動体(あるいは移
動体)のラックに対して移動体(あるいは回動体)の弾
性係合部が噛合って、移動体の突出状態が確実に維持さ
れることとなる。
【0015】請求項4に係わる枠体の取付け装置では、
移動体の先端を開口部内周面にそれぞれ当接させて躯体
開口部内の所定位置において枠体を仮固定した際に、例
えば、躯体開口部と枠体との間にモルタル内に埋め込み
可能なスペーサを挿入して枠体を保持したのち、枠体か
ら取り外すと、枠体の取付け装置の再使用が実現するこ
ととなり、請求項5に係わる枠体の取付け装置では、装
置本体の枠体に対する装着および取外しが容易に行われ
ることとなる。
【0016】請求項6に係わる枠体の取付け装置では、
回動体を装置本体に対して回動させて開口部出入り方向
の位置調整を行ったのち、回動規制手段により回動体の
装置本体に対する回動動作を規制すると、枠体の開口部
出入り方向の動きが規制されることとなる。
【0017】請求項7および8に係わる枠体の取付け装
置では、移動操作部(請求項8では調整用ねじ)を操作
することにより、装置本体に対してスライダを開口部出
入り方向に移動させると、スライダ(あるいは回動体)
の長孔と、回動体(あるいはスライダ)の係合ピンが係
合していることから、回動体がスライダの移動に追従し
て回動することとなり、その結果、枠体の開口部出入り
方向の位置調整がなされると同時に動きも規制されるこ
ととなる。
【0018】請求項9に係わる枠体の取付け装置では、
例えば、移動体を横方向に突出させている場合では、係
合部に対して移動体が上下方向に摺動自在であって、枠
体の上下の位置調整に対応し、とくに、請求項6〜8に
係わる枠体の取付け装置の場合では、回動体の回動操作
により開口部出入り方向の位置調整を行うと、上記の状
態で移動体と係合部との係合により回動体の開口部出入
り方向の動きが規制されているので、その結果、装置本
体が枠体とともに動くこととなり、枠体の開口部出入り
方向の位置調整がなされることとなる。
【0019】請求項10に係わる枠体の取付け装置にお
いて、例えば、移動体を横方向に突出させている場合で
は、溝に対して移動体の尖頭状先端部が上下方向に摺動
自在であって、枠体の上下の位置調整に対応し、同じ
く、請求項6〜8に係わる枠体の取付け装置の場合で
は、回動体の回動により開口部出入り方向の位置調整を
行うと、上記の状態で移動体の尖頭状先端部と溝との係
合により回動体の開口部出入り方向の動きが規制されて
いるので、装置本体が枠体とともに動いて枠体の開口部
出入り方向の位置調整がなされることとなる。つまり、
例えば、複数の溝を有するプレートを躯体開口部の内周
面に接着剤などにより張り付ければ、請求項9に係わる
枠体の取付け装置における係合部と同等の機能が得られ
ることとなり、開口部内周面に係合部を設けるのを忘れ
た場合に、応急的かつ迅速な対応がなされることとな
る。
【0020】請求項11に係わる枠体の取付け装置で
は、移動体の突出方向における枠体の位置調整後におい
て、固定手段により移動体の動きを規制すると、移動体
と開口部内周面との当接状態あるいは係合状態が確実に
保たれるので、枠体は調整後の位置に拘束されることと
なり、請求項12に係わる枠体の取付け装置では、調整
具の長さを変化させることにより、例えば調整具を開口
部内周面の下面に当接させている場合には、開口部と枠
体上下面との隙間長さ調整、すなわち、枠体の開口部内
での上下方向の位置調整がなされることとなる。
【0021】また、請求項13に係わる枠体の取付け方
法では、枠体の所定位置への仮固定が簡単になされるう
え、枠体の取付け装置の再使用が実現することとなる。
【0022】
【実施例】図1〜図9は、本発明の請求項1,2,4,
9,11に係わる枠体の取付け装置および請求項13に
係わる枠体の取付け方法の一実施例を示す図である。
【0023】すなわち、枠体の取付け装置は、図1に示
すように、躯体Aに形成した躯体開口部B内の所定位置
に枠体(例えばサッシ枠)1を取付ける装置であって、
この実施例の場合には枠体1の上部両側に設けてある。
【0024】取付け装置は、枠体1を構成する上枠材2
に装着される装置本体11と、この装置本体11に開口
部出入り方向に回動可能に設けた回動体12と、回動体
12に開口部内周面に向けて突出可能に弾性保持された
移動体13を備えると共に、開口部内周面に、移動体1
3の突出先端部が当接係合する係合部14を設けた構成
になっている。
【0025】装置本体11は、図2にも示すように、上
枠材対向面に、上枠材2の一対の相対向する鉤部2a,
2aにそれぞれ係合する係止部(装着部分)11a,1
1aを備えると共に、一方の端部寄りの部分に、回動体
取付け用の凹部11bおよびねじ挿通用の貫通孔11c
を同軸に備えており、この装置本体11は、上枠材2に
設けられた切欠部2b(図4に示す)に、係止部11
a,11aの部分を落とし込んで、一対の相対向する鉤
部2a,2aに係止部11a,11aを係合させつつ竪
枠材6側に移動させ、図示しないストッパで固定するこ
とにより、枠体1に装着されるようになっている。
【0026】回動体12は、長尺状をなす部材であっ
て、一方の端部に、開口部上下方向に開放された本体組
付け用貫通孔12aを有すると共に、中間部から他方の
端部にかけての部分に、開口部左右方向に開放された移
動体用貫通孔12bを有しており、この部分の室内側と
なる面には、移動体用貫通孔12bに連通するめねじ孔
が形成してあって、このめねじ孔には、位置調整された
移動体13に当接してその動きを規制する固定用ねじ
(固定手段)15がねじ込んである。
【0027】この場合、図3に示すように、回動体12
の本体組付け用貫通孔12aにその上方からキャップ3
を挿入すると共に、このキャップ3の中空部分3aにそ
の下方から回動軸4を回動可能に嵌合し、回動軸4の凸
部4aを装置本体11の凹部11bに嵌合させて、キャ
ップ3に設けた上部貫通孔3bおよび装置本体11の貫
通孔11cを挿通する皿ねじ5,5を回動軸4の両端部
に設けたねじ孔4b,4bにそれぞれねじ込むことによ
り、回動体12は装置本体11に対して回動可能に組付
けられるようになっている。
【0028】移動体13は、開口部内周面側となる先端
部にゴムや硬質スポンジなどの緩衝材よりなる大径部1
6を有する棒状部材であって、回動体12と大径部16
との間に圧縮コイルばね17を介装した状態で回動体1
2の貫通孔12bに貫通状態に挿設され、貫通孔12b
の反対側から突出する端部には抜け止め用のストップリ
ング18が装着してある。
【0029】この実施例の係合部14は、躯体開口部B
を形成する際に躯体Aに埋設されたブラケット19によ
り構成してあって、開口部内周面の竪の面において上下
方向の溝状をなしており、移動体13の先端部である大
径部16が開口部内周面の周方向(この実施例では上下
方向)に摺動自在に係合しかつこの大径部16の開口部
出入り方向の移動を規制する。
【0030】装置本体11,回動体12および移動体1
3はあらかじめ互いに組合わされ、図5に示すように、
枠体1の上部両側において、装置本体11の係止部11
a,11aを上枠材2の切欠部2bから落とし込んで鉤
部2a,2aにそれぞれ係合させ、ストッパを嵌めて枠
体1に装着する。
【0031】このとき、圧縮コイルばね17を圧縮させ
つつ移動体13の大径部16を枠体1側に寄せておき、
固定用ねじ15を締付けて移動体13の動きを規制して
おくとより良い。また、この実施例では、枠体1の上部
中央および左右の中間に、アンカー部材20を設けると
共に、下部に複数(この実施例では3個)の支持具21
を設けており、図7に示すように、アンカー部材20
は、開口部内周面に接着剤で固定されるアンカー用ブロ
ック22と係合し、支持具21は、同じく開口部内周面
に接着剤で固定される支持用ブロック25と係合するよ
うになっている。この場合、支持具21は、図9に示す
ように、下枠材23の一対の鉤部23a,23a間に係
合する一対の係止部21a,21aを有する基部21b
と、基部21bの一端部に連続する垂下片21cと、基
部21bの他端部に連続するL型の支持片21dを備え
ると共に、支持片21dには頭部を下側にした状態で支
持ボルト24が設けてある。
【0032】装置本体11,回動体12および移動体1
3ならびにアンカー部材20および支持具21を装着し
た枠体1を、図6に示すように、躯体開口部B内に建込
み、固定用ねじ15を緩めて移動体13を開口部内周面
に向けて突出させ、開口部内周面の係合部14に移動体
13の大径部16を係合させる。このとき、枠体1の下
端部は、各支持具21の支持ボルト24により支えられ
ている。
【0033】これにより、枠体1は開口部出入り方向の
動きが一旦規制され、この状態で上下方向および横方向
の位置調整を行う。つまり、支持具21に対する支持ボ
ルト24のねじ込み位置を変えることによって枠体1の
上下方向の位置調整を行い、横方向にあっては枠体1を
直接移動させる。さらに、回動体12を装置本体11に
対して回動させて、枠体1の開口部出入り方向の位置調
整を行う。
【0034】このとき、この取付け装置では、移動体1
3の大径部16を係合部14に対して上下に摺動自在に
係合させたことにより、枠体1の上下方向の位置調整に
対応し、また、同移動体13を圧縮コイルばね17によ
り弾性保持しているので、枠体1を横方向に位置調整し
ても、移動体13と係合部14との係合状態は維持さ
れ、さらに、回動体12の回動により開口部出入り方向
に位置調整する場合には、このとき既に移動体13と係
合部14との係合によって回動体12の開口部出入り方
向の動きが規制されているので、装置本体11とともに
枠体1が動く結果となり、枠体1の開口部出入り方向の
位置調整がなされ、こののち、固定用ねじ15を締め付
けて、移動体13の動きを規制して上下方向,横方向お
よび開口部出入り方向に位置調整された枠体1を拘束す
る。
【0035】上記の位置調整を行ったのちには、図7に
示すように、アンカー部材20とアンカー用ブロック2
2とを係合させると共に、支持具21と支持用ブロック
25とを係合させ、これらを接着剤により連結して枠体
1を完全に固定する。
【0036】次いで、圧縮コイルばね17を圧縮させつ
つ移動体13の各大径部16を枠体1側に寄せて係合部
14からそれぞれ離脱させるのに続いて、ストッパを外
して装置本体11を上枠材2の切欠部2bに移動させて
その係止部11a,11aを鉤部2a,2aからそれぞ
れ外すことによって、上枠材2から両取付け装置を取外
し、最終的には、図8に示すように、開口部内周面と枠
体1の間にモルタル26を充填し、係合部14,アンカ
ー部材20および支持具21をモルタル26に埋設す
る。
【0037】つまり、上記取付け装置の再使用が実現す
る。
【0038】上記実施例では、枠体1の上部両側に取付
け装置を設けた場合を示したが、例えば図10に示すよ
うに、上部両側および下部両側の合計4か所に取付け装
置を設けることができ、この場合、支持具21などを併
用することも可能である。
【0039】また、図10において、下部両側の取付け
装置は、本発明の請求項12に係わる取付け装置の一実
施例によるものであって、回動体12に、移動体13の
突出方向と直交する方向に進退可能で、すなわち、上下
方向に進退可能で、かつ、開口部内周面の下面に当接し
て開口部内周面との隙間長さを調整する調整具70を設
けている。この場合、調整具70を開口部内周面の下面
に対して進退させることによって枠体1の上下方向の位
置調整がなされることとなる。
【0040】図11および図12は、本発明の請求項
1,2,4,6,9,11に係わる枠体の取付け装置の
一実施例を説明する図である。なお、先の実施例と同一
の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0041】この実施例の装置本体31は、その中間部
分に、回動体32の回動軸4を中心とする略円弧状をな
す案内長孔(回動規制手段)31dを有している。
【0042】回動体32は、装置本体31の案内長孔3
1dに対応する位置にボルト挿通用の貫通孔32cを有
しており、この貫通孔32cを挿通させた案内長孔31
dの孔幅よりも大きい径のボルト(回動規制手段)35
を案内長孔31dにねじ込むことにより、装置本体31
に固定可能となっている。
【0043】つまり、この取付け装置では、移動体13
の動きを規制して上下方向および横方向に位置調整した
枠体1を拘束した状態において、回動体32を装置本体
31に対して回動させて、装置本体32の開口部出入り
方向の位置調整を行うと、既に移動体13と係合部14
との係合によって回動体32の開口部出入り方向の動き
が規制されているので、装置本体31とともに枠体1が
動く結果となり、枠体1の開口部出入り方向の位置調整
がなされることとなり、この調整ののち、回動体32の
貫通孔32cを挿通させたボルト35を案内長孔31d
にねじ込んで、回動体32を装置本体31に固定する
と、枠体1は、上下方向,横方向および開口部出入り方
向に位置調整された状態で拘束されることとなる。
【0044】図13〜図16は、本発明の請求項1,
2,4,7〜9,11に係わる枠体の取付け装置の一実
施例を示す図であり、先の実施例と同一の構成部位は、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0045】この実施例の装置本体41は、図15およ
び図16に示すように、その中間部分に、回動体42の
回動軸4を中心とする略円弧状をなす案内長孔41dを
有していると共に、案内長孔41dの四方を壁41eで
取り囲んでなる開口部出入り方向の案内部41fを有し
ており、この案内部41fには、スライダ44が抜け落
ちを規制された状態でかつ開口部出入り方向に移動可能
に嵌め込んである。この案内部41fの室内外側の壁4
1e,41eには、U形の切欠部41g,41gがそれ
ぞれ形成してあり、室内側の切欠部41gには、スライ
ダ44に対して開口部出入り方向に螺入される調整用ね
じ(移動操作部)45の抜け止め付頭部が、軸方向の移
動を規制された状態で係合するようになっている。
【0046】回動体42は、案内長孔41dに摺動自在
に係合する係合ピン42dを備えており、この場合、ス
ライダ44には、上枠材2の長手方向に沿う長孔44a
が設けてあって、図13および図14に示すように、回
動体42の係合ピン42dとスライダ44の長孔44a
とを係合させることにより、回動体42はスライダ44
の開口部出入り方向の移動に追従して回動するものとな
っている。
【0047】つまり、この取付け装置では、移動体13
の動きを規制して上下方向および横方向に位置調整した
枠体1を拘束した状態において、調整用ねじ45をドラ
イバーなどの工具により回転操作することにより、スラ
イダ44を装置本体41の案内部41fに沿って開口部
出入り方向に移動させると、スライダ44の長孔44a
と、回動体42の係合ピン42dが係合していることか
ら、回動体42がスライダ44の移動に追従して回動す
ることとなり、このとき既に移動体13と係合部14と
の係合によって回動体42の開口部出入り方向の動きが
規制されているので、装置本体41とともに枠体1が動
く結果となり、枠体1の開口部出入り方向の位置調整が
なされると同時に動きも規制されて拘束されることとな
る。
【0048】図17は、本発明の請求項1,2,4,1
0,11に係わる枠体の取付け装置の一実施例を簡略的
に示す図であり、先の実施例と同一の構成部位は、同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0049】この実施例の移動体53はその突出先端部
56が尖頭状をなすもので、回動体52の図示しない貫
通孔に抜け止めされた状態で挿設してあり、突出先端部
56側に装着したストップリング55と回動体52との
間に圧縮コイルばね57が嵌装してある。
【0050】一方、躯体開口部の内周面には、移動体5
3の突出先端部56が開口部内周面の周方向に摺動自在
に係合しかつ同突出先端部の開口部出入り方向の移動を
規制する複数の溝54aを有するプレート54が、接着
剤により装着してある。
【0051】この取付け装置において、例えば、移動体
53を横方向に突出させている場合、プレート54の溝
54aに対して移動体53の尖頭状の突出先端部56が
上下方向に摺動自在であって、枠体1の上下の位置調整
に対応し、同じく、回動体52の回動操作により装置本
体11の開口部出入り方向の位置調整を行うと、上記の
状態で移動体53の突出先端部56と溝54aとの係合
により、装置本体11とともに枠体1が動く結果とな
り、枠体1の開口部出入り方向の位置調整もなされるこ
ととなる。この際、複数の溝54aを有するプレート5
4では、上記取付け装置における係合部14と同等の機
能が得られることとなり、したがって、開口部内周面に
係合部14を設けるのを忘れた場合などに、応急的かつ
迅速な対応がなされることとなる。
【0052】なお、この実施例では、プレート54に開
口部内周面の周方向に沿う溝54aを複数設けた構成を
示したが、これに限定されるものではなく、プレート5
4に溝54aとともにこれと直交する溝を設ける構成と
しても良い。
【0053】また、上記した各実施例では、いずれも装
置本体を枠体1の上枠材2に装着すると共に、移動体を
横方向に突出させる構成としたが、装置本体を竪枠材に
取付けると共に、移動体を上下方向に突出させるように
することも可能である。
【0054】さらに、上記各実施例では、移動体が、回
動体に、躯体開口部の内周面に向けて突出可能に弾性保
持されている場合を示したが、他の構成として、回動体
(あるいは移動体)に、移動体の長手方向に沿うラック
を設けると共に、移動体(あるいは回動体)に、ラック
に対して相対的に摺動可能な弾性係合部を設ける構成と
することも可能である。
【0055】さらにまた、上記各実施例では、装着部分
が係止部である場合を示したが、装着部分が、枠体に係
止可能とした固定係止部と、この固定係止部に対して近
接・離間可能でかつ枠体に係止可能としたスライダと、
このスライダを貫通して固定係止部に螺入されて固定係
止部に対してスライダと一体で移動するスライダ移動用
ねじを備えている構成とすることも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1〜3に係わる枠体の取付け装置によれば、枠体の煩
雑な調整作業や溶接作業が不要であって、作業者の熟練
度にも左右されることなく、枠体を上下方向,左右方向
および開口部出入り方向に簡単にそして精度よく位置決
めして取付けることができるので、工期の短縮化やコス
トの低減化を図ることができるという非常に優れた効果
がもたらされる。
【0057】また、請求項4に係わる枠体の取付け装置
では、移動体の先端を開口部内周面に当接させて躯体開
口部内の所定位置において枠体を仮固定した際には、例
えば、躯体開口部と枠体との間にモルタル内に埋め込み
可能なスペーサを挿入して枠体を保持したのち、装着部
分を枠体から離脱させて装置本体を取り外すようにすれ
ば、枠体の取付け装置の再使用が可能になり、請求項5
に係わる枠体の取付け装置では、枠体に対する装着およ
び取外しを極めて簡単に行うことができ、請求項6に係
わる枠体の取付け装置では、回動体を装置本体に対して
回動させて枠体の開口部出入り方向の位置調整を行った
のちにおいて、回動体の動きを規制して枠体を保持して
おくことができ、請求項7および8に係わる枠体の取付
け装置において、装置本体の移動操作部(請求項8では
調整用ねじ)を操作することにより、枠体の開口部出入
り方向の位置調整および位置調整後の保持を極めて簡単
に行うことができるという非常に優れた効果がもたらさ
れる。
【0058】さらに、請求項9に係わる枠体の取付け装
置において、例えば、移動体を横方向に突出させている
場合では、係合部に対して移動体が上下方向に摺動自在
であって、枠体の上下の位置調整に対応し、とくに、請
求項6〜8に係わる枠体の取付け装置に適用した場合に
おいて、回動体を装置本体に対して回動させて装置本体
の開口部出入り方向の位置調整を行うと、上記の状態で
移動体と係合部との係合により回動体の開口部出入り方
向の動きが規制されているので、その結果、装置本体が
枠体とともに動いて枠体の開口部出入り方向の位置調整
を極めて簡単に行うことができ、請求項10に係わる枠
体の取付け装置では、同じく、枠体の開口部出入り方向
の位置調整が簡単に行え、とくに、請求項9に係わる枠
体の取付け装置における係合部を開口部内周面に設ける
のを忘れたりした場合に、応急的かつ迅速な対応が可能
であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0059】さらにまた、請求項11に係わる枠体の取
付け装置では、固定手段の操作により、枠体を躯体開口
部に建込む際に移動体の突出量を小さくした状態で保持
して移動体が邪魔になるのを防ぐことができると共に、
位置調整後においては移動体の動きを規制して枠体を保
持しておくことができ、枠体の取付け作業性をより一層
高めることが可能であり、請求項12に係わる枠体の取
付け装置では、調整具の操作により、枠体の上下方向あ
るいは横方向の位置調整をも簡単に行うことができ、し
かも、枠体下部に配置すれば、この調整具で枠体を支持
することができ、これにより、他の枠体支持手段が不要
になるので、枠体取付けに係わる機器点数の削減を実現
できるという非常にすぐれた効果がもたらされる。
【0060】さらにまた、本発明の請求項13に係わる
枠体の取付け方法によれば、枠体の所定位置への仮固定
を簡単に行うことができるのに加えて、枠体の取付け装
置の再使用が可能になるという非常に優れた効果がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1,2,4,9,11に係わる
枠体の取付け装置および請求項13に係わる枠体の取付
け方法の一実施例を示す要部の正面説明図である。
【図2】図1における取付け装置の装置本体を説明する
平面図(a)および側面図(b)である。
【図3】図1における取付け装置の装置本体と回動体と
の組み立て要領を示す部分側面説明図である。
【図4】図1における取付け装置の装置本体を上枠材に
装着する際に使用する上枠材の切欠部を示す部分斜視説
明図である。
【図5】図1に示す取付け装置をセットした枠体を躯体
開口部に建込む状態を示す斜視説明図である。
【図6】図5に続いて枠体を躯体開口部に建込んだ状態
の正面説明図である。
【図7】枠体を仮固定した状態の正面説明図である。
【図8】枠体と開口部内周面との間にモルタルを充填し
た状態の正面説明図である。
【図9】支持具および支持用ブロックを説明する正面図
(a)および側面図(b)である。
【図10】図1に示す取付け装置を上部両側にセットし
た枠体の下部両側に本発明の請求項12に係わる取付け
装置をセットした場合の正面説明図である。
【図11】本発明の請求項1,2,4,6,9,11に
係わる枠体の取付け装置の一実施例を示す要部の正面説
明図である。
【図12】図11に示す取付け装置の平面説明図であ
る。
【図13】本発明の請求項1,2,4,7〜9,11に
係わる枠体の取付け装置の一実施例を示す要部の正面説
明図である。
【図14】図13に示す取付け装置の平面説明図であ
る。
【図15】(a)図13に示す取付け装置における装置
本体の平面説明図である。 (b)装置本体に組み込まれるスライダの平面説明図で
ある。 (c)スライダの正面説明図である。
【図16】図13における取付け装置の組み立て要領を
示す分解斜視説明図である。
【図17】本発明の請求項1,2,4,10,11に係
わる枠体の取付け装置の一実施例を示す斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
A 躯体 B 躯体開口部 1 枠体 4 回動軸 11,31,41 装置本体 11a 係止部(装着部分) 12,32,42,52 回動体 13,53 移動体 14 係合部 15 固定用ねじ(固定部) 20 アンカー部材(スペーサ) 21 支持具(スペーサ) 31d 案内長孔(回動規制部) 35 ボルト(回動規制部) 42d 係合ピン 44 スライダ 44a 長孔 45 調整用ねじ(移動操作部) 54a 溝 56 突出先端部 70 調整具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 中 武 司 富山県高岡市早川70番地 三協アルミニウ ム工業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体開口部内の所定位置に枠体を取付け
    る装置であって、枠体に装着される装置本体に、躯体開
    口部の一方の内周面と直交する方向の軸に回動可能に支
    持された回動体を設けると共に、回動体に、躯体開口部
    の一方の内周面と直交する他方の内周面に向けて突出可
    能に保持されかつ先端がその他方の開口部内周面に当接
    する移動体を設けたことを特徴とする枠体の取付け装
    置。
  2. 【請求項2】 移動体は、回動体に、躯体開口部の内周
    面に向けて突出可能に弾性保持されている請求項1に記
    載の枠体の取付け装置。
  3. 【請求項3】 回動体および移動体のいずれか一方に、
    移動体の長手方向に沿うラックを設けると共に、回動体
    および移動体のいずれか他方に、ラックに対して相対的
    に摺動可能な弾性係合部を設けた請求項1に記載の枠体
    の取付け装置。
  4. 【請求項4】 装置本体に、この装置本体を枠体に取外
    し可能に装着する装着部分を設けた請求項1〜3のいず
    れかに記載の枠体の取付け装置。
  5. 【請求項5】 装着部分は、枠体に係止可能とした固定
    係止部と、この固定係止部に対して近接・離間可能でか
    つ枠体に係止可能としたスライダと、このスライダを貫
    通して固定係止部に螺入されて固定係止部に対してスラ
    イダと一体で移動するスライダ移動用ねじを備えている
    請求項4に記載の枠体の取付け装置。
  6. 【請求項6】 回動体の装置本体に対する回動動作を規
    制する回動規制手段を設けた請求項1〜5に記載の枠体
    の取付け装置。
  7. 【請求項7】 装置本体に、開口部出入り方向に移動可
    能としたスライダを設けると共に、このスライダの移動
    操作部を開口部出入り方向に臨ませて設け、スライダお
    よび回動体のいずれか一方には、いずれか他方に向く係
    合ピンを設けると共に、スライダおよび回動体のいずれ
    か他方には、係合ピンと係合してスライダの開口部出入
    り方向への移動に回動体を追従させる長孔を設けた請求
    項1〜5のいずれかに記載の枠体の取付け装置。
  8. 【請求項8】 移動操作部は、軸方向の移動を規制され
    て装置本体に保持されかつ開口部出入り方向からスライ
    ダにねじ込まれる調整用ねじである請求項7に記載の枠
    体の取付け装置。
  9. 【請求項9】 躯体開口部の内周面に、移動体の突出先
    端部が開口部内周面の周方向に摺動自在に係合しかつ突
    出先端部の開口部出入り方向の移動を規制する係合部を
    設けた請求項1〜8のいずれかに記載の枠体の取付け装
    置。
  10. 【請求項10】 移動体の突出先端部を尖頭状に形成
    し、躯体開口部の内周面に、移動体の突出先端部が開口
    部内周面の周方向に摺動自在に係合しかつ突出先端部の
    開口部出入り方向の移動を規制する複数の溝を設けた請
    求項1〜8のいずれかに記載の枠体の取付け装置。
  11. 【請求項11】 回動体に、位置調整された移動体の動
    きを規制する固定手段を設けた請求項1〜10のいずれ
    かに記載の枠体の取付け装置。
  12. 【請求項12】 移動体の突出方向と直交する方向に進
    退可能でかつ開口部内周面に当接して開口部内周面と枠
    体外周面との隙間長さを調整する調整具を設けた請求項
    1〜11のいずれかに記載の枠体の取付け装置。
  13. 【請求項13】 躯体開口部内の所定位置に枠体を取り
    付ける方法であって、枠体の周囲に請求項4〜12のい
    ずれかに記載の枠体の取付け装置を複数個配置して躯体
    開口部内に建込むと共に、各枠体の取付け装置における
    移動体の先端を開口部内周面にそれぞれ当接させて躯体
    開口部内の所定位置において枠体を仮固定し、躯体開口
    部と枠体との間にモルタル内に埋め込み可能なスペーサ
    を挿入して枠体を保持したのち、複数個の枠体の取付け
    装置を枠体から取り外して躯体開口部と枠体との間にモ
    ルタルを充填することを特徴とする枠体の取付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002088503A1 (fr) * 2001-04-26 2002-11-07 Kouji Iijima Procede pour fixer un chassis de fenetre et structure de fixation d'un chassis de fenetre
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CN108204190A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 陈海水 可移式门套
US10384760B2 (en) 2015-07-06 2019-08-20 Gulfstream Aerospace Corporation Self-adjusting door jamb for an aircraft door

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