JPH0849439A - はりの支持構造及びはりの支持部の組立方法 - Google Patents

はりの支持構造及びはりの支持部の組立方法

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JPH0849439A
JPH0849439A JP20914394A JP20914394A JPH0849439A JP H0849439 A JPH0849439 A JP H0849439A JP 20914394 A JP20914394 A JP 20914394A JP 20914394 A JP20914394 A JP 20914394A JP H0849439 A JPH0849439 A JP H0849439A
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flange plate
fixed
piece
shaped steel
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JP20914394A
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Motoichi Iwami
源市 岩見
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Naigai Technica Co Ltd
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Naigai Technica Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷重に対する構造耐力を上げて支柱の変形を
防止すること。 【構成】 支柱1の上部のコーナー部41に連結体43
を固着する。この連結体43とH形鋼2とを連結板45
を介して連結固定する。これにより支柱1のコーナー部
41の突出方向とH形鋼2の長手方向とが同方向とな
る。支柱1の各コーナー部41にH形鋼2を連結固定し
た場合には、各コーナー部41を結ぶ線上にH形鋼2が
配設される形となり、H形鋼2にかかる荷重を支柱1の
コーナー部41で受ける。したがって、コーナー部41
にかかる荷重は支柱1の側辺を介して他のH形鋼2へと
分散されて構造耐力を上げることができる。これにより
支柱1の変形を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2層や3層等の複数層
の立体駐車場に用いられるはりの支持構造及びはりの支
持部の組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は立体駐車場における従来のはり
の支持部の分解斜視図を示しており、鉄製で四角筒状の
支柱1の各側面にH形鋼(はり)2をそれぞれ連結固定
するものである。上記H形鋼2は支柱1の上部にX方
向、Y方向にそれぞれ架橋され、四方のH形鋼2で囲ま
れる空間に床パネル(図示せず)が敷設され、該床パネ
ルの上面に自動車を駐車させるようにしている。図18
に示す支柱1は、例えば1階に立設される支柱1であ
り、その支柱1の上端に上階(2階)部分の支柱1aを
連結固定するようになっている。
【0003】下階の支柱1の上端よりH形鋼2の高さ寸
法と同程度の下方の位置には、鉄板で形成された第1の
フランジ板3’が溶接等で固着されるようになってい
る。この第1のフランジ板3’は図22に示すように、
略四角状に形成されていて、その中央に支柱1に通すた
めの開口部4が穿孔してある。また、第1のフランジ板
3’の周囲にはH形鋼2を載置するための載置片5が、
それぞれ略山状に形成されている。さらに、第1のフラ
ンジ板3’の各載置片5の端部の両側にはH形鋼2を連
結固定するためのボルトを挿通する穴6がそれぞれ穿孔
してある。
【0004】支柱1の上端面には図21に示すような第
2のフランジ板7が溶接等で固着されるようになってお
り、この第2のフランジ板7は鉄製で略十字状に形成さ
れている。第2のフランジ板7の中央には水を落下させ
るための穴8が穿設されている。また、第2のフランジ
板7の四方にはH形鋼2側と連結するための連結部9が
形成されており、この四角状の連結部9にもその両側に
ボルトを挿通するための穴10がそれぞれ穿孔されてい
る。この第2のフランジ板7の連結部9と連結するため
の連結板20が図18に示すように、H形鋼2の上片1
9の端部に溶接等で固着してある。
【0005】なお、当該支柱1の上にも上階の支柱1a
を立設する場合には、下階の支柱1の上面開口面を覆設
するように固着した第2のフランジ板7の上面に支柱1
aの下端を溶接等で固着するようになっている。
【0006】上記第1のフランジ板3’と第2のフラン
ジ板7との間であって、支柱1の各側面の中央部分には
鉄製の第2の連結板11が溶接等で上下方向に固着され
るようになっている。この第2の連結板11の外側の端
部には上下方向に3つの穴12がそれぞれ穿設されてい
て、図20に示すように、この穴12にボルト36を挿
通しナット37を螺着することで、H形鋼2の中央片2
2と連結固定するようになっている。
【0007】また上記第1のフランジ板3’の下方であ
って、支柱1の各側面の中央部分には鉄製の第3の連結
板13が溶接等で上下方向に固着されている。この第3
の連結板13の外側の端部には上下方向に複数の穴14
がそれぞれ穿孔されており、この穴14にボルトを挿通
してブラケット15と連結固定するようになっている。
【0008】ここで図19は支柱1の各側面がわと四方
からのH形鋼2とをそれぞれ連結した状態で第2のフラ
ンジ板7の上面から見た図であり、また、図20は第2
のフランジ板7の下方の位置での断面図を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】今、図20において右
側のH形鋼2に荷重がかかった場合には、その荷重は第
2,第3の連結板11,13を介して支柱1の側面で受
けて支柱1の他の側面や第1のフランジ板3’や第2の
フランジ板7を介して他のH形鋼2へ荷重を分散させて
構造耐力を持たせるようにしている。また、上記第1の
フランジ板3’は外ダイヤの機能を持たせており、その
ため、図22に示すように隣接する載置片5間の幅寸法
aをできる限り大きくする必要がある。
【0010】かかる従来例においてはH形鋼2にかかる
荷重を主に支柱1の側面で受けているために、支柱1が
変形し易いという問題があり、また、この変形を防止す
るためには支柱1の板厚を厚くする必要があり、そのた
め、支柱1のコストが上昇するという問題があった。
【0011】また、図22に示すように第1のフランジ
板3’の隣接する載置片5間の幅寸法aを大きくしなけ
ればならないため、第1のフランジ板3’の形状が大き
くなり、重量が重くなることで以下のような問題を有し
ている。すなわち、まず第1のフランジ板3’の形状が
大きいことから、単板から取り得る第1のフランジ板
3’の枚数が少なくなり、その分コストが上昇する。ま
た、立体駐車場に使用されるH形鋼2や支柱1等を含め
第1のフランジ板3’は溶融亜鉛メッキを施しており、
このメッキ処理も重量でコストが計算されることから、
メッキにかかるコストがやはり上昇することになる。
【0012】さらに、第1のフランジ板3’の重量が重
いことからトラック等で輸送する場合に、積載制限から
積載できる第1のフランジ板3’の数が限られてきて、
コストが高くなる。つまり、単板から第1のフランジ板
3’の形状に切断するために鉄工所等への輸送、鉄工所
からメッキ工場への輸送、メッキ工場から保管場所、保
管場所から施工現場への輸送等がある。したがって輸送
工程が何回もあることから輸送コストが非常に上昇する
という問題がある。
【0013】ところで、図23は上記のようにH形鋼2
をX方向、Y方向に架橋して形成される開口面に敷設さ
れる床パネルの枠体61の斜視図を示している。また、
図23に示す枠体61は上下面を逆にした図であり、断
面をL型としたアングル62を4本用いて枠体61を構
成している。また、枠体61の内側には図示していない
が角パイプやエキスパンドメタル等が配設されるように
なっている。なお図23に示す床パネルは多数ある種類
のうちの1つである。上記アングル62の水平片63を
支柱1間に架橋されているH形鋼2の上面に載置されて
枠体61(床パネル)を敷設するものであるが、H形鋼
2の端部は上述のように支柱1の側面がわに固着される
ため、以下の如く問題が生じる。
【0014】すなわち、床パネルつまり枠体61をH形
鋼2に敷設する場合、図24に示すように支柱1のコー
ナー部41が枠体61の隅部側に突出するために枠体6
1の隅部を切断する必要がある。図23の破線が切断線
であり、また図24の斜線部分で示す部分が切断部分で
ある。そして隣接するアングル62の垂直片64の端部
同士を溶接等で固着しているが、この固着部分の垂直片
64は枠体61の構造材であり、この構造材の部分を切
断することから図24に示すように補強部材65をアン
グル62間に補強する必要がある。そのため、床パネル
(枠体61)の組立性、施工性が非常に悪いという問題
があった。
【0015】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、荷重に対する構造耐力を上げて支柱の変形を防
止したり、第1のフランジ板の形状を小さくして重量を
軽量化することでコストを削減することを目的としたは
りの支持構造及びはりの支持部の組立方法を提供するも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
記載のはりの支持構造では、四角筒状の支柱1の上部間
にはり2の端部を連結固定するようにしたはりの支持構
造において、上記支柱1のコーナー部41に対してはり
2の端部を連結固定し、上記コーナー部41の突出方向
とはり2の長手方向とを同方向としたことを特徴として
いる。
【0017】また、請求項2記載のはりの支持構造で
は、四角筒状の支柱1の上部間にはり2の端部を連結固
定するようにしたはりの支持構造において、上記支柱1
の各コーナー部41の外側面に連結体43をそれぞれ設
け、この連結体43とはり2の端部を連結板45を介し
てそれぞれ連結固定し、上記コーナー部41の突出方向
とはり2の長手方向とを同方向としたことを特徴として
いる。
【0018】請求項3記載のはりの支持構造では、四角
筒状の支柱1の上部間にはり2の端部を連結固定するよ
うにしたはりの支持構造において、上記支柱1と、この
支柱1の上端よりやや下方に設けられ上記はり2の端部
を載置する載置片5を上記支柱1のコーナー部41に対
応して形成した第1のフランジ板3と、上記支柱1の上
端面に設けられ該支柱1のコーナー部41に対応して形
成した連結部9を備えた第2のフランジ板7と、上記は
り2の上面の端部に固着された連結板20とを備え、上
記はり2と第1のフランジ板3とを連結固定すると共
に、上記はり2に形成した連結板20と第2のフランジ
板7の連結部9とを連結固定し、、上記コーナー部41
の突出方向とはり2の長手方向とを同方向としたことを
特徴としている。
【0019】また、請求項4記載のはりの支持構造で
は、四角筒状の支柱1の上部間にH形鋼2の端部を連結
固定するようにしたはりの支持構造において、上記支柱
1と、この支柱1の上端よりやや下方に設けられ上記H
形鋼2の下片24の端部を載置する載置片5を上記支柱
1のコーナー部41に対応して形成した第1のフランジ
板3と、上記支柱1の上端面に設けられ該支柱1のコー
ナー部41に対応して形成した連結部9を備えた第2の
フランジ板7と、上記H形鋼2の上片19の端部に固着
された連結板20とを備え、上記H形鋼2の下片24と
第1のフランジ板3の載置片5とを連結固定すると共
に、上記H形鋼2の上片19に形成した連結板20と第
2のフランジ板7の連結部9とを連結固定し、上記コー
ナー部41の突出方向とH形鋼2の長手方向とを同方向
としたことを特徴としている。
【0020】さらに、請求項5記載のはりの支持構造で
は、四角筒状の支柱1の上部間にH形鋼2の端部を連結
固定するようにしたはりの支持構造において、上記支柱
1と、この支柱1の上端よりやや下方に設けられ上記四
方からのH形鋼2の下片24の端部をそれぞれ載置する
載置片5を上記支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対
応して形成した第1のフランジ板3と、上記支柱1の上
端面に設けられ該支柱1の各コーナー部41にそれぞれ
対応して形成した連結部9を備えた第2のフランジ板7
と、上記H形鋼2の上片19の端部に固着された連結板
20とを備え、上記四方からのH形鋼2の下片24と第
1のフランジ板3の載置片5とをそれぞれ連結固定し、
上記H形鋼2に上片19に形成した四方からの連結板2
0と第2のフランジ板7の四方の連結部9とをそれぞれ
連結固定し、上記コーナー部41の突出方向とH形鋼2
の長手方向とを同方向としたことを特徴としている。
【0021】請求項6記載のはりの支持構造では、四角
筒状の支柱1の上部間にH形鋼2の端部を連結固定する
ようにしたはりの支持構造において、上記支柱1と、こ
の支柱1の上端よりやや下方に設けられ上記四方からの
H形鋼2の下片24の端部をそれぞれ載置する載置片5
を上記支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対応して形
成した第1のフランジ板3と、上記支柱1の上端面に設
けられ該支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対応して
形成した連結部9を備えた第2のフランジ板7と、上記
H形鋼2の上片19の端部に固着された連結板20と、
上記第2のフランジ板7と第1のフランジ板3との間で
あって支柱1の各コーナー部41の外側縁42にそれぞ
れ設けた第2の連結板11とを備え、上記四方からのH
形鋼2の下片24と第1のフランジ板3の載置片5とを
それぞれ連結固定し、上記H形鋼2に上片19に形成し
た四方からの連結板20と第2のフランジ板7の四方の
連結部9とをそれぞれ連結固定し、上記第2の連結板1
1とH形鋼2の中央片22とをそれぞれ連結固定し、上
記コーナー部41の突出方向とH形鋼2の長手方向とを
同方向としたことを特徴としている。
【0022】また、請求項7記載のはりの支持構造で
は、四角筒状の支柱1の上部間にH形鋼2の端部を連結
固定するようにしたはりの支持構造において、上記支柱
1と、この支柱1の上端よりやや下方に設けられ上記四
方からのH形鋼2の下片24の端部をそれぞれ載置する
載置片5を上記支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対
応して形成した第1のフランジ板3と、上記支柱1の上
端面に設けられ該支柱1の各コーナー部41にそれぞれ
対応して形成した連結部9を備えた第2のフランジ板7
と、上記H形鋼2の上片19の端部に固着された連結板
20と、上記第2のフランジ板7と第1のフランジ板3
との間であって支柱1の各コーナー部41の外側縁42
にそれぞれ設けた第2の連結板11と、上記第1のフラ
ンジ板3の下方であって支柱1の各コーナー部41の外
側縁42にそれぞれ設けた第3の連結板13と、上記H
形鋼2を支持するブラケット15とを備え、上記四方か
らのH形鋼2の下片24と第1のフランジ板3の載置片
5とをそれぞれ連結固定し、上記H形鋼2に上片19に
形成した四方からの連結板20と第2のフランジ板7の
四方の連結部9とをそれぞれ連結固定し、上記第2の連
結板11とH形鋼2の中央片22とをそれぞれ連結固定
し、上記ブラケット15の一端とH形鋼2の下片24と
をそれぞれ連結固定すると共に、ブラケット15の他端
と第3の連結板13とをそれぞれ連結固定し、上記コー
ナー部41の突出方向とH形鋼2の長手方向とを同方向
としたことを特徴としている。
【0023】請求項8記載のはりの支持構造では、上記
支柱1の上端面に設けた第2のフランジ板7の上面に上
階となる支柱1aを連結固定して立設したことを特徴と
している。
【0024】また、請求項9記載のはりの支持構造で
は、四角筒状の支柱1の上部間にH形鋼2の端部を連結
固定するようにしたはりの支持構造において、上記支柱
1と、この支柱1に対して上階に配設される四角筒状の
支柱1aと、上記支柱1の上端よりやや下方に設けられ
上記四方からのH形鋼2の下片24の端部をそれぞれ載
置する載置片5を上記支柱1の各コーナー部41にそれ
ぞれ対応して形成した第1のフランジ板3と、上記支柱
1aの下面に設けられ支柱1aの各コーナー部41にそ
れぞれ対応して連結部9を形成した第2のフランジ板7
と、上記支柱1の上端と第1のフランジ板3との間であ
って支柱1の各コーナー部41の外側縁42にそれぞれ
設けた第2の連結板11と、上記第1のフランジ板3の
下方であって支柱1の各コーナー部41の外側縁42に
それぞれ設けた第3の連結板13と、上記H形鋼2を支
持するブラケット15とを備え、上記四方からのH形鋼
2の下片24と第1のフランジ板3の載置片5とをそれ
ぞれ連結固定し、上記第2の連結板11とH形鋼2の中
央片22とをそれぞれ連結固定し、上記ブラケット15
の一端とH形鋼2の下片24とをそれぞれ連結固定する
と共に、ブラケット15の他端と第3の連結板13とを
それぞれ連結固定し、上記支柱1aの下面に設けた第2
のフランジ板7の連結部9と四方からのH形鋼2の上片
19とをそれぞれ連結固定し、支柱1,1aのコーナー
部41,41の突出方向とH形鋼2の長手方向とを同方
向としたことを特徴としている。
【0025】また、請求項10記載のはりの支持構造で
は、自動車が走行する通路46,47側と自動車を駐車
させる駐車スペース側との少なくともいずれか一方側に
支柱1のコーナー部41が突出する形で支柱1を立設し
ていることを特徴としている。
【0026】さらに、請求項11記載のはりの支持構造
では、支柱1のコーナー部41を中央にして該支柱1の
両側面にかけて支柱1認識用のステッカー49を貼設し
たことを特徴としている。
【0027】請求項12記載のはりの支持部の組立方法
では、予めH形鋼2の上片19の端部に連結板20を配
設しておき、また、予め四角筒状の支柱1の上端面より
やや下方であって該支柱1の各コーナー部41にそれぞ
れ対応して載置片5を形成した第1のフランジ板3と、
支柱1の上端面に該支柱1の各コーナー部41に対応し
てそれぞれ連結部9を形成した第2のフランジ板7と、
上記両フランジ板73の間であって支柱1の各コーナー
部41の外側縁42に第2の連結板11と、第1のフラ
ンジ板3の下方であって支柱1の各コーナー部41の外
側縁42に第3の連結板13とをそれぞれ支柱1に形成
しておき、その後上記支柱1のコーナー部41が対向す
るように支柱1を対向立設し、H形鋼2の下片24を第
1のフランジ板3の載置片5上に載置して、H形鋼2の
連結板20と第2のフランジ板7の連結部9、H形鋼2
の中央片22と第2の連結板11、H形鋼2の下片24
と第1のフランジ板3の載置片5とをそれぞれ連結固定
し、次に、ブラケット15の一端とH形鋼2の下片24
と、該ブラケット15の他端と上記第3の連結板13と
をそれぞれ連結固定し、上記コーナー部41の突出方向
とH形鋼2の長手方向とを同方向とするようにしたこと
を特徴としている。
【0028】
【作用】本発明の請求項1記載のはりの支持構造によれ
ば、はり2の端部を支柱1のコーナー部41に対して連
結固定し、コーナー部41の突出方向とはり2の長手方
向とを同方向とすることで、はり2に加わった荷重は従
来のように支柱1の側面で受けるのではなく、支柱1の
コーナー部41で荷重を受けて、その荷重を支柱1の側
辺を介して分散させることができて支柱1の構造耐力を
上げることができる。そのため、支柱1の変形を防止す
ることができる。
【0029】請求項2記載のはりの支持構造によれば、
支柱1の各コーナー部41を結ぶ線上に連結体43を設
けた形となり、その各連結体43にはり2をそのまま連
結固定する。したがって、支柱1のコーナー部41の突
出方向とはり2の長手方向とが同方向となり、はり2に
加わった荷重は従来のように支柱1の側面で受けるので
はなく、支柱1のコーナー部41で荷重を受けて、その
荷重を支柱1の側辺を介して分散させることができて支
柱1の構造耐力を上げることができる。そのため、支柱
1の変形を防止することができる。また、連結体を支柱
1に設けているので、はり2の端部は支柱1のコーナー
部41の形状に合わせた加工を施す必要がなく、そのま
まはり2の端部を連結板45を介して連結体43に連結
固定すれば良く、組立施工性が向上する。
【0030】また、請求項3記載のはりの支持構造によ
れば、はり2を支柱1に連結する場合には、はり2の下
片を第1のフランジ板3の載置片5の上に載置して、は
り2と第1のフランジ板3とを連結固定すると共に、は
り2に形成した連結板と第2のフランジ板7の連結部と
を連結固定する。この場合第1のフランジ板3の載置片
5は支柱1のコーナー部41に対応して形成されている
ことで、はり2は支柱1のコーナー部41側と連結固定
された形となる。したがって、支柱1のコーナー部41
の突出方向とはり2の長手方向とが同方向となり、はり
2に加わった荷重は従来のように支柱1の側面で受ける
のではなく、支柱1のコーナー部41で荷重を受けて、
その荷重を支柱1の側辺を介して分散させることができ
て支柱1の構造耐力を上げることができる。そのため、
支柱1の変形を防止することができる。また、はり2に
加わる荷重は従来のように第1のフランジ板3を介して
分散させるのではなく、主に支柱1の側辺を介して分散
させているので、第1のフランジ板3の載置片5の間の
部分の幅を必要最小限の幅にすることができる。そのた
め、第1のフランジ板3を従来より小さくすることがで
き、第1のフランジ板3を軽量化できる。したがって第
1のフランジ板3を形成する場合、単板から従来より多
く形成でき、また重量が軽くなることから、トラック等
に多くの第1のフランジ板3を積載でき、輸送コストを
削減することができる。更には、第1のフランジ板3を
メッキする場合にも、重量からくるメッキ処理にかかる
コストを低く抑えることができるものである。
【0031】さらに、請求項4記載のはりの支持構造に
よれば、H形鋼2を支柱1に連結する場合には、H形鋼
2の下片24の端部を第1のフランジ板3の載置片5上
に載置して、H形鋼2の下片24と第1のフランジ板3
とを連結固定すると共に、H形鋼2の上片19に形成し
た連結板20と第2のフランジ板7とを連結固定する。
この場合第1のフランジ板3の載置片5は支柱1のコー
ナー部41に対応して形成されていることで、H形鋼2
は支柱1のコーナー部41側と連結固定された形とな
る。したがって、支柱1のコーナー部41の突出方向と
H形鋼2の長手方向とが同方向となり、H形鋼2に加わ
った荷重は従来のように支柱1の側面で受けるのではな
く、支柱1のコーナー部41で荷重を受けて、その荷重
を支柱1の側辺を介して分散させることができて支柱1
の構造耐力を上げることができる。そのため、支柱1の
変形を防止することができる。また、H形鋼2に加わる
荷重は従来のように第1のフランジ板3を介して分散さ
せるのではなく、主に支柱1の側辺を介して分散させて
いるので、第1のフランジ板3の載置片5の間の部分の
幅を必要最小限の幅にすることができる。そのため、第
1のフランジ板3を従来より小さくすることができ、第
1のフランジ板3を軽量化できる。したがって第1のフ
ランジ板3を形成する場合、単板から従来より多く形成
でき、また重量が軽くなることから、トラック等に多く
の第1のフランジ板3を積載でき、輸送コストを削減す
ることができる。更には、第1のフランジ板3をメッキ
する場合にも、重量からくるメッキ処理にかかるコスト
を低く抑えることができるものである。
【0032】請求項5記載のはりの支持構造によれば、
四方からのH形鋼2を支柱1に連結する場合には、H形
鋼2の下片24の端部を第1のフランジ板3の載置片5
に載置して、H形鋼2の下片24と第1のフランジ板3
とをそれぞれ連結固定すると共に、H形鋼2の上片19
に形成した連結板20と第2のフランジ板7とをそれぞ
れ連結固定する。この場合、第1のフランジ板3の各載
置片5は支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対応して
形成されていることで、支柱1の対向するコーナー部4
1を結ぶ線上にH形鋼2が連結固定された略十字形状の
形となる。したがって、支柱1のコーナー部41の突出
方向とH形鋼2の長手方向とが同方向となり、H形鋼2
に加わった荷重は従来のように支柱1の側面で受けるの
ではなく、支柱1のコーナー部41で荷重を受けて、そ
の荷重を支柱1の側辺を介して分散させることができて
支柱1の構造耐力を上げることができる。そのため、支
柱1の変形を防止することができる。また、H形鋼2に
加わる荷重は従来のように第1のフランジ板3を介して
分散させるのではなく、主に支柱1の側辺を介して分散
させているので、第1のフランジ板3の載置片5の間の
部分の幅を必要最小限の幅にすることができる。そのた
め、第1のフランジ板3を従来より小さくすることがで
き、第1のフランジ板3を軽量化できる。したがって第
1のフランジ板3を形成する場合、単板から従来より多
く形成でき、また重量が軽くなることから、トラック等
に多くの第1のフランジ板3を積載でき、輸送コストを
削減することができる。更には、第1のフランジ板3を
メッキする場合にも、重量からくるメッキ処理にかかる
コストを低く抑えることができるものである。
【0033】また、請求項6記載のはりの支持構造によ
れば、四方からのH形鋼2を支柱1に連結する場合に
は、H形鋼2の下片24の端部を第1のフランジ板3の
載置片5に載置して、H形鋼2の下片24と第1のフラ
ンジ板3とをそれぞれ連結固定すると共に、H形鋼2の
上片19に形成した連結板20と第2のフランジ板7と
をそれぞれ連結固定する。さらに第2の連結板11とH
形鋼2の中央片22とを連結固定する。この場合、第1
のフランジ板3の各載置片5は支柱1の各コーナー部4
1にそれぞれ対応して形成されていることで、支柱1の
対向するコーナー部41を結ぶ線上にH形鋼2が連結固
定された略十字形状の形となる。したがって、支柱1の
コーナー部41の突出方向とH形鋼2の長手方向とが同
方向となり、H形鋼2に加わった荷重は従来のように支
柱1の側面で受けるのではなく、支柱1のコーナー部4
1で荷重を受けて、その荷重を支柱1の側辺を介して分
散させることができて支柱1の構造耐力を上げることが
できる。そのため、支柱1の変形を防止することができ
る。また、H形鋼2に加わる荷重は従来のように第1の
フランジ板3を介して分散させるのではなく、主に支柱
1の側辺を介して分散させているので、第1のフランジ
板3の載置片5の間の部分の幅を必要最小限の幅にする
ことができる。そのため、第1のフランジ板3を従来よ
り小さくすることができ、第1のフランジ板3を軽量化
できる。したがって第1のフランジ板3を形成する場
合、単板から従来より多く形成でき、また重量が軽くな
ることから、トラック等に多くの第1のフランジ板3を
積載でき、輸送コストを削減することができる。更に
は、第1のフランジ板3をメッキする場合にも、重量か
らくるメッキ処理にかかるコストを低く抑えることがで
きるものである。
【0034】請求項7記載のはりの支持構造によれば、
四方からのH形鋼2を支柱1に連結する場合には、H形
鋼2の下片24の端部を第1のフランジ板3の載置片5
に載置して、H形鋼2の下片24と第1のフランジ板3
とをそれぞれ連結固定すると共に、H形鋼2の上片19
に形成した連結板20と第2のフランジ板7とをそれぞ
れ連結固定する。さらに第2の連結板11とH形鋼2の
中央片22とを連結固定し、ブラケット15の一端とH
形鋼2の下片24とを連結固定すると共に、ブラケット
15の他端と第3の連結板13とをそれぞれ連結固定す
る。この場合、第1のフランジ板3の各載置片5は支柱
1の各コーナー部41にそれぞれ対応して形成されてい
ることで、支柱1の対向するコーナー部41を結ぶ線上
にH形鋼2が連結固定された略十字形状の形となる。し
たがって、支柱1のコーナー部41の突出方向とH形鋼
2の長手方向とが同方向となり、H形鋼2に加わった荷
重は従来のように支柱1の側面で受けるのではなく、支
柱1のコーナー部41で荷重を受けて、その荷重を支柱
1の側辺を介して分散させることができて支柱1の構造
耐力を上げることができる。そのため、支柱1の変形を
防止することができる。また、H形鋼2に加わる荷重は
従来のように第1のフランジ板3を介して分散させるの
ではなく、主に支柱1の側辺を介して分散させているの
で、第1のフランジ板3の載置片5の間の部分の幅を必
要最小限の幅にすることができる。そのため、第1のフ
ランジ板3を従来より小さくすることができ、第1のフ
ランジ板3を軽量化できる。したがって第1のフランジ
板3を形成する場合、単板から従来より多く形成でき、
また重量が軽くなることから、トラック等に多くの第1
のフランジ板3を積載でき、輸送コストを削減すること
ができる。更には、第1のフランジ板3をメッキする場
合にも、重量からくるメッキ処理にかかるコストを低く
抑えることができるものである。
【0035】請求項8記載のはりの支持構造によれば、
支柱1の上端面に設けた第2のフランジ板7の上面に上
階となる支柱1aを連結固定しているので、2層(2階
建て)から容易に3層(3階建て)以上の例えば立体駐
車場を容易に構成することが可能となる。
【0036】また、請求項9記載のはりの支持構造によ
れば、2層、3層以上に組み立てる場合であっては、ま
ず下階側の支柱1に四方からのH形鋼2を連結する場合
に、H形鋼2の下片24の端部を第1のフランジ板3の
載置片5に載置して、H形鋼2の下片24と第1のフラ
ンジ板3とをそれぞれ連結固定し、さらに第2の連結板
11とH形鋼2の中央片22とを連結固定し、ブラケッ
ト15の一端とH形鋼2の下片24とを連結固定すると
共に、ブラケット15の他端と第3の連結板13とをそ
れぞれ連結固定する。この場合、第1のフランジ板3の
各載置片5は支柱1の各コーナー部41にそれぞれ対応
して形成されていることで、支柱1の対向するコーナー
部41を結ぶ線上にH形鋼2が連結固定された略十字形
状の形となる。したがって、支柱1のコーナー部41の
突出方向とH形鋼2の長手方向とが同方向となり、H形
鋼2に加わった荷重は従来のように支柱1の側面で受け
るのではなく、支柱1のコーナー部41で荷重を受け
て、その荷重を支柱1の側辺を介して分散させることが
できて支柱1の構造耐力を上げることができる。そのた
め、支柱1の変形を防止することができる。また、H形
鋼2に加わる荷重は従来のように第1のフランジ板3を
介して分散させるのではなく、主に支柱1の側辺を介し
て分散させているので、第1のフランジ板3の載置片5
の間の部分の幅を必要最小限の幅にすることができる。
そのため、第1のフランジ板3を従来より小さくするこ
とができ、第1のフランジ板3を軽量化できる。したが
って第1のフランジ板3を形成する場合、単板から従来
より多く形成でき、また重量が軽くなることから、トラ
ック等に多くの第1のフランジ板3を積載でき、輸送コ
ストを削減することができる。更には、第1のフランジ
板3をメッキする場合にも、重量からくるメッキ処理に
かかるコストを低く抑えることができるものである。
【0037】また、H形鋼2の下片24の端部を第1の
フランジ板3の載置片5に載置して組立施工するため、
H形鋼2と第1のフランジ板3との一部を固定するだけ
で、H形鋼2を完全に固定するまでクレーン等で吊設し
ておく必要がなく、組立施工を迅速に行うことができ
る。さらに、支柱1の上面に第2のフランジ板7を設け
た上階側の支柱1aを配置して、支柱1a側の第2のフ
ランジ板7の連結部9とH形鋼2の上片19とをそれぞ
れ連結固定することで、上階の支柱1aを下階の支柱1
に対して容易に組み立てることができる。そのため、2
層、3層、4層・・・等多層化に容易に対応することが
可能となる。また、第2のフランジ板7が支柱1の内ダ
イヤの機能を持たせることができ、H形鋼2を介してか
かる荷重を上記のように支柱1の側辺を介して四方に分
散させることができて構造耐力を上げることができる。
したがって、下階の支柱1の上に上階となる支柱1aを
立設しても、荷重による支柱1の変形を防止することが
できる。また、H形鋼2と支柱1との連結固定は、支柱
1側の第1のフランジ板3、支柱1側の第2のフランジ
板7及び第2の連結板11と、H形鋼2の下片24、上
片19、中央片22とを、また、H形鋼2と支柱1との
間をブラケット15によりそれぞれ連結固定しているた
めに、H形鋼2の支持部をより強固にすることができ、
支持部の構造耐力を向上させることができる。したがっ
て例えば立体駐車場に適用した場合にも、比較的重量が
ある自動車を駐車させても十分な堅牢性を有しているも
のである。
【0038】請求項10記載のはりの支持構造によれ
ば、自動車が走行する通路46,47側に支柱1のコー
ナー部41が突出する形で支柱1を立設しているので、
自動車が通路46,47に沿って曲がる場合に自動車の
側面と支柱1の側面とが対面した形となって、支柱1の
コーナー部41が対向した場合より自動車と支柱1との
間の距離を大きくとることができる。したがって支柱1
に対して自動車が接触しにくくなり、スムーズに自動車
を通路46,47に沿って曲がることができるものであ
る。また、通路47と共に略T字型に形成される駐車ス
ペースにあっては、支柱1のコーナー部41が駐車スペ
ース側と通路47側とにそれぞれ突出した形となり、そ
のため、駐車スペースへの出入り時に自動車の側面が支
柱1の側面と略平行、つまり対面するので、支柱1のコ
ーナー部41が対向した場合より自動車と支柱1との間
の距離を大きくとることができる。したがって、支柱1
に対して自動車が接触しにくくなり、スムーズに自動車
を曲折することができ、駐車スペースへの自動車の出入
りが行い易くなる。また、通路46,47に対しては支
柱1のコーナー部41が突出した形状となっているた
め、従来のように通路46,47に対して支柱1の側面
が対面しているのとは異なり、見た目にも斬新な形とな
って意匠的効果を発揮するものである。
【0039】また、請求項11記載のはりの支持構造に
よれば、支柱1のコーナー部41を中央にして該支柱1
の両側面にかけて支柱1認識用のステッカー49を貼設
していることで、従来のように支柱1の側面だけステッ
カー49を貼設した場合には、その貼設した支柱1の側
面がわだけしか良く認識できないが、3方向からステッ
カー49を良く認識することができる。そのため、従来
では支柱1の各側面、つまり4枚のステッカー49を貼
設しなければならないが、本発明では少なくとも支柱1
の対向するコーナー部41に貼設するステッカー49を
2枚とすることができ、ステッカー49に対するコスト
を1/2以下にできると同時に、ステッカー49により
支柱1を認識できて支柱1との衝突や接触事故を防止で
き、安全運転を促すことができるものである。
【0040】さらに請求項12記載のはりの支持部の組
立方法によれば、予めH形鋼2の上面の端部に連結板2
0を配設しておき、また、予め支柱1の上端面よりやや
下方に第1のフランジ板3と、支柱1の上端面に連結部
9を形成した平板状の第2のフランジ板7と、上記両フ
ランジ板の間であって支柱1のコーナー部41の外側縁
42に第2の連結板11と、第2のフランジ板7の下方
であって支柱1のコーナー部41の外側縁42に第3の
連結板13とを支柱1にそれぞれ形成しておき、上記支
柱1を対向して立設し、H形鋼2を第1のフランジ板3
の載置片5上に載置して、H形鋼2の連結板20と第2
のフランジ板7の連結部9、H形鋼2の中央片22と第
2の連結板11、H形鋼2の下片24と第1のフランジ
板3とをそれぞれ連結固定し、次に、平板状のブラケッ
ト15の一端をH形鋼2の下片24と、ブラケット15
の他端と第3の連結板13とをそれぞれ連結固定する。
したがって、H形鋼2を完全に固定するまでクレーン等
で吊設しておく必要がなく、組立施工を迅速に行うこと
ができる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は実施例1を示し、支柱1は所定の
間隔毎に多数立設されている。つまり、上記支柱1は立
体駐車場に立設されるものであり、2層、3層等の多層
階の立体駐車場に適用されるものである。従来の支柱1
の立て方と比べて本発明は45°回転させた位置で立設
しているのを特徴としている。
【0042】H形鋼2をX方向、Y方向と支柱1の上部
間に架橋する場合に、図1に示すように、鉄製で四角筒
状の支柱1のコーナー部41がH形鋼2側に突出するよ
うな形で支柱1を立設するものである。支柱1の上部に
は断面をH字型の連結体43を溶接等で固着するもので
あり、この連結体43は、はり(H形鋼2)に使用する
H形鋼を所定の長さに切断して使用するようにしてい
る。上記連結体43の一端側は、支柱1のコーナー部4
1の形状に合わせて略V字型に切り込みを入れて接続部
44を形成している。連結体43の接続部44は支柱1
のコーナー部41の外側面に固着するものであり、支柱
1の各コーナー部41にそれぞれ固着している。なお上
記連結体43は工場等で予め溶接等により固着してお
く。
【0043】所定の位置に支柱1を立設し、対向する支
柱1間にH形鋼2を架橋するが、支柱1の連結体43と
H形鋼2との連結固定は連結板45を介して行ってい
る。すなわち、図1及び図2に示すように、H形鋼2の
上片19、中央片22、下片24と、連結体43の上片
43a、中央片43b、下片43cの間を連結板45を
沿わせて、ボルトとナットにて連結固定するものであ
る。なお連結体43とH形鋼2との連結は、連結板45
を介してボルト止めをして行っているが、ボルトを使用
せずに連結体43とH形鋼2とを直接に溶接にて連結固
定したり、あるいは連結板45を溶接して連結固定する
ようにしても良い。また、上側の連結板45のみ溶接す
るようにしても良い。
【0044】支柱1の各コーナー部41にH形鋼2を連
結固定した場合には、各コーナー部41を結ぶ線上にH
形鋼2が配設される形となり、H形鋼2にかかる荷重を
支柱1のコーナー部41で受けるようにしている。した
がって、支柱1のコーナー部41の突出方向とH形鋼2
の長手方向とが同方向となり、コーナー部41にかかる
荷重は支柱1の側辺を介して他のH形鋼2へと分散され
て構造耐力を上げることができる。これにより支柱1の
変形を防止することができる。
【0045】なお、本実施例では支柱1の四隅の各コー
ナー部41に連結体43を介してH形鋼2を連結固定す
るようにしたが、支柱1を立設する場所によっては1つ
のコーナー部41だけにH形鋼2を連結する場合や、2
つあるいは3つのコーナー部41にH形鋼2を連結する
場合にも本発明を適用することができる。
【0046】(実施例2)上記の実施例では、支柱1の
コーナー部41にH形鋼2を連結するのに連結体43を
用いていたが、H形鋼2を直接支柱1のコーナー部41
に溶接等により固着するようにしても良い。この場合に
は、H形鋼2の端部をV字型に切り込んだ接続部44を
加工形成する必要がある。
【0047】(実施例3)本実施例は図3に示すように
図18に示す従来例に対応した実施例である。図3はは
りの支持部の分解斜視図を示しており、鉄製で四角筒状
の支柱1の各側面にH形鋼(はり)2をそれぞれ連結固
定するものである。上記H形鋼2は支柱1の上部にX方
向、Y方向にそれぞれ架橋され、四方のH形鋼2で囲ま
れる空間に床パネル(図示せず)が敷設され、該床パネ
ルの上面に自動車を駐車させるようにしている。
【0048】すなわち、本発明のはりの支持構造は立体
駐車場に適用されるものであり、2層(2階建て)、3
層(3階建て)以上の立体駐車場に適用される。図3に
示す支柱1は、例えば1階に立設される支柱1であり、
その支柱1の上端に上階(2階)部分の支柱1aを連結
固定するようになっている。1階と2階との部分に限ら
ず、下階の部分が支柱1であり、上階の部分が支柱1a
を示している。
【0049】下階の支柱1の上端よりH形鋼2の高さ寸
法と同程度の下方の位置には、鉄板で形成された第1の
フランジ板3が溶接等で固着されるようになっている。
この第1のフランジ板3は図4に示すように、略四角状
に形成されていて、その中央に支柱1に通すための開口
部4が穿孔してある。また、第1のフランジ板3の周囲
であって上記開口部4のコーナー部側にH形鋼2を載置
するための載置片5がそれぞれ形成されている。各載置
片5の端部は四角状に形成されており、H形鋼2が載置
し易い形状としてある。さらに、第1のフランジ板3の
各載置片5の端部の両側にはH形鋼2を連結固定するた
めのボルトを挿通する穴6がそれぞれ穿孔してある。な
お、第1のフランジ板3は1枚ものとしているが、これ
を半割体状の形状にして、支柱1の側方から合わせる形
で支柱1の側面に固着するようにしても良い。
【0050】ここで、第1のフランジ板3の開口部4は
図22に示す従来の第1のフランジ板3’と比べた場
合、45°回転した位置に形成してある。そして後述す
るようにH形鋼2にかかる荷重は支柱1の側辺にて分散
させるために、載置片5間の辺5aの幅寸法bは従来の
幅寸法aよりも小さく形成されている。これは荷重の分
散は主に支柱1の側辺にて行っているために、辺5aに
は荷重を分散させるのに必要最小限の幅があれば良いの
で、狭く形成することができる。これにより第1のフラ
ンジ板3の大きさを従来と比べて小さくすることがで
き、したがって重量も軽量化することができるものであ
る。
【0051】支柱1の上端面には図21に示すのと同様
な第2のフランジ板7が溶接等で固着されるようになっ
ており、この第2のフランジ板7は鉄製で略十字状に形
成されている。第2のフランジ板7の中央には水を落下
させるための穴8が穿設されている。なお本立体駐車場
には排水システムが備えられているが、本発明とは直接
関係がないので、排水システムについてはその説明は省
略する。また、第2のフランジ板7の四方にはH形鋼2
側と連結するための連結部9が形成されており、この四
角状の連結部9にもその両側にボルトを挿通するための
穴10がそれぞれ穿孔されている。
【0052】なお、当該支柱1の上にも上階の支柱1a
を立設する場合には、下階の支柱1の上面開口面を覆設
するように固着した第2のフランジ板7の上面に支柱1
aの下端を溶接等で固着するようになっている。
【0053】上記第1のフランジ板3と第2のフランジ
板7との間であって、支柱1の各コーナー部41の外側
縁42には上下方向に沿って鉄製の第2の連結板11が
溶接等で固着されるようになっている。この第2の連結
板11の外側の端部には上下方向に3つの穴12がそれ
ぞれ穿設されていて、この穴12にボルトを挿通して、
H形鋼2と連結固定するようになっている。
【0054】また上記第1のフランジ板3の下方であっ
て、支柱1の各コーナー部41の外側縁42には上下方
向に沿って鉄製の第3の連結板13が溶接等で固着され
ている。この第3の連結板13の外側の端部には上下方
向に複数の穴14がそれぞれ穿孔されており、この穴1
4にボルトを挿通してブラケット15と連結固定するよ
うになっている。
【0055】ここで、上階の支柱1aを除く下階の支柱
1の上部には、第3の連結板13、第1のフランジ板
3、第2の連結板11、第2のフランジ板7等が予め工
場で組み立てられ、これらの部材を固定した状態でメッ
キ処理、現場等への輸送を行うようにしている。したが
って、支柱1の上部には側方に突出する寸法が少なくな
って、嵩張らないので、トラックには重量で制限される
まで支柱1を積載できて、輸送コストの削減を図ること
ができる。
【0056】はりは一般的なH形鋼2を用いており、支
柱1と連結される側のH形鋼2の上片19の端部には平
板状の連結板20が溶接等で固着されている。図3に示
すように上記連結板20の半分ほどがH形鋼2の端部に
固着されており、連結板20の他方の部分が上片19の
端部より突出している。そして、上記連結板20の端部
の両側にはボルト挿通用の穴21がそれぞれ穿設されて
いて、支柱1に固着した第2のフランジ板7の連結部9
の上面に載置してボルト止めされるようになっている。
【0057】また、H形鋼2の中央片22の端部には上
下方向に複数の穴23が穿孔されていて、支柱1側の第
2の連結板11とボルトにて連結固定するようになって
いる。H形鋼2の下片24は第1のフランジ板3の載置
片5に載置されるようになっており、載置片5の穴6に
対応したH形鋼2の下片24の箇所にボルト挿通用の穴
25が穿孔されていて、ボルトにて連結固定されるよう
になっている。
【0058】H形鋼2の端部を支持するブラケット15
は、図1及び図11に示すように、平板状で略L型に形
成されており、一端側には固定板26が溶接等で固着さ
れている。この固定板26にはボルト挿通用の穴27が
穿孔されていて、上記H形鋼2の下片24に穿孔した穴
28と対応している。また、ブラケット15にも複数の
穴29が穿孔されており、第3の連結板13とボルトに
より連結固定されるようになっている。
【0059】ところで、図1及び図12に示すように、
H形鋼2の中央片22の端部よりには、略逆T字型の取
付金具31が溶接等で固着されており、この取付金具3
1の外側の部分に床パネルの端部の枠体32がボルト等
で固定される。また、ブラケット15の固定板26が位
置するH形鋼2の部分には補強材としてのリブ33が上
片19と下片24との間に設けてある。床パネル34は
図13に示すように、H形鋼2の上片19の上面と面一
となるように敷設されるものであり、床パネル34の上
面は雨水が階下に落下しないように閉塞されている。
【0060】次に、上記はりの支持部の組立方法につい
て説明する。上述のように予め第3の連結板13、第1
のフランジ板3、第2の連結板11、第2のフランジ板
7を固着した支柱1を所定の位置にそれぞれ立設する。
そして、図7に示すように、各H形鋼2の下片24を第
2のフランジ板7の載置片5上に載置し、H形鋼2の下
片24の穴25と第2のフランジ板7の載置片5の穴6
にボルトを挿通し、ナットにて螺着する。
【0061】ここで、対向して立設している支柱1間に
H形鋼2を架橋して、上記のように1本のボルトと挿通
してナットにて仮止めしておくことで、H形鋼2は落下
することなくH形鋼2を支柱1間に仮固定できる。そし
て、H形鋼2を吊っているクレーンは次のH形鋼2の架
橋作業に進めることができ、すべてのH形鋼2を仮固定
してから他の箇所のボルト止めを行うことで、クレーン
を用いたH形鋼2の架橋作業を短時間に終わらせること
ができるものである。
【0062】H形鋼2を仮固定した後に、ボルトをH形
鋼2の中央片22の穴23と、第2の連結板11の穴1
2に挿通し、また、ボルトをH形鋼2の連結板20の穴
21と、第2のフランジ板7の連結部9の穴10に挿通
し、それぞれナットにて螺着し、H形鋼2を支柱1に連
結固定する。この状態が図8である。なおH形鋼2と支
柱1との連結固定は、基本的にはこの状態でも良いが、
本実施例では、H形鋼2と支柱1との連結をより強固に
するために、ブラケット15を用いて構造耐力をより向
上させている。
【0063】すなわち、図9に示すように、図8の状態
からブラケット15をH形鋼2の下面と支柱1の側面と
の間に架橋させている。ブラケット15の内側の穴29
と第3の連結板13の穴14にボルトを挿通し、ナット
にて螺着する。この状態が図10である。また、ブラケ
ット15の外側の固定板26の穴27とH形鋼2の下片
24の穴25のボルトを挿通し、ナットにて螺着する。
これにより、H形鋼2と支柱1との連結をより強固にし
て、構造耐力を向上させている。
【0064】ここで、上階の支柱1aを立設する場合に
は第2のフランジ板7の上面に支柱1aを立設して溶接
等で固着させる。この場合、第2のフランジ板7が内ダ
イヤの機能を果たし、H形鋼2にかかる荷重を他のH形
鋼2に分散させることができ、荷重による支柱1の変形
を防止することができる。
【0065】図5は支柱1に第1のフランジ板3等を介
してH形鋼2をそれぞれ連結固定した場合の断面図を示
している。ここで支柱1のコーナー部41の向きとH形
鋼2との関係は図1の場合と同様に、支柱1のコーナー
部41がH形鋼2側に突出した形となっている。つま
り、支柱1のコーナー部41の突出方向とH形鋼2の長
手方向とが同方向に連結固定されることになる。そして
H形鋼2にかかる荷重は、第1のフランジ板3、第1,
第2の連結板11,13を介して支柱1のコーナー部4
1に加わり、更に支柱1の側辺を介して他方のH形鋼2
へと分散されることになる。
【0066】このようにH形鋼2にかかる荷重を従来の
ように支柱1の側面で受けるのではなく、支柱1のコー
ナー部41で受けて支柱1の側辺を介して荷重を分散さ
せるので構造耐力を上げることができる。これにより支
柱1の変形を防止することができる。
【0067】また、第1のフランジ板3は上述したよう
に従来と比べて大きさを小さくし、且つ重量も軽量化し
ているので、単板から第1のフランジ板3を切断する場
合に多くの第1のフランジ板3を形成することができ
て、コストを削減することができる。また、本実施例で
は切断した第1のフランジ板3を予め支柱1に溶接等で
固着し、その後メッキ処理を行い、メッキ処理後は保管
場所や、施工現場へ輸送されるようになっている。した
がって第1のフランジ板3の軽量化により支柱1自体も
軽量化できるので、多くの支柱1をトラック等で輸送が
でき、輸送コスト及びメッキ処理のコストを削減するこ
とができる。
【0068】なお、第1のフランジ板3を予め支柱1に
溶接せずに、第1のフランジ板3を単体で輸送したりメ
ッキ処理をするようにした場合には、一度に輸送できる
第1のフランジ板3の数も軽量化により非常に多くで
き、メッキ処理も重量単位でコストがかかることからメ
ッキ処理に要するコストも従来と比べて非常に安くする
ことができる。
【0069】図6は立体駐車場の通路と支柱1との関係
を示すものであり、ここではT字状の通路とした場合で
ある。つまり、通路46と通路47とでT字状の通路の
部分を示し、通路46,47の近傍に支柱1が立設され
ている。またH形鋼2は通路46,47と平行に敷設さ
れている。ここで、自動車48が図6に示す矢印イのよ
うに曲がる場合について説明すると以下のようになる。
なお自動車48は全体を図示せず、自動車48の側面を
実線で示している。また、従来の支柱1を立設した状態
を一点鎖線で示している。従来では支柱1の側面が通路
46,47とそれぞれ平行となるように立設されている
が、本発明では上述したように支柱1のコーナー部41
がH形鋼2側に突出した形となっているので、支柱1の
コーナー部41は通路46,47側に突出した形で立設
されている。
【0070】今、図示するように自動車48が通路46
から通路47へ曲がるとすると、自動車48の走行位置
が同じ位置とした場合に、従来例では自動車48と支柱
1との間の距離はcであり、本発明ではdの距離とな
る。つまり、従来の支柱1の立て方では支柱1の側面と
通路46,47とが平行となっているため、通路46,
47の曲がり角では支柱1のコーナー部41が突出する
形となり、この突出したコーナー部41により自動車4
8までの距離がcとなって短くなる。また本発明では、
通路46,47側に支柱1のコーナー部41が突出して
いるものの、通路46,47の曲がり角では支柱1の側
面と平行となるために、自動車48と支柱1との距離
は、上記距離cよりも大きいdとなり、支柱1に接触し
にくくなる。これにより自動車48が支柱1に接触する
事故を防ぐことができる。
【0071】上記の図6の場合においては、T字型の通
路として説明したが、通路46あるいは通路47のいず
れかを自動車48を駐車させるための駐車スペースとし
た場合にも同様に適用することができる。すなわち、駐
車スペースへの出入りを行う場合には、上記と同様に自
動車48の側面と支柱1の側面とが対面した形となり、
自動車48の側面と支柱1の側面との距離dが従来の支
柱1の立て方の場合の距離cよりも広くなって、自動車
48の駐車スペースへの出入りが行い易いものである。
【0072】また支柱1の側面には従来よりステッカー
を貼設しておき、このステッカーがドライバーから見て
容易に認識できて、支柱1との衝突や接触事故を防ぐよ
うにしている。従来では通路46,47に対面している
支柱1の側面にステッカーを貼設していたために、斜め
方向からはステッカーを認識するのが非常に困難であっ
た。そこで本実施例では、図6に示すように通路47側
に突出しているコーナー部41を中心に左右の側面に至
るようにステッカー49を貼設しているものである。し
たがってステッカー49の正面側と左右側から見てもス
テッカー49を容易に認識することができて、支柱1の
衝突や接触事故を防ぐことができる。しかも1枚のステ
ッカー49で3方向(正面、左右方向)からの認識がで
きるものであり、貼設するステッカー49の数も従来と
比べて削減でき、コストも抑えることができる。
【0073】なお図6の場合では、通路47側の支柱1
のコーナー部41にステッカー49を貼設しているが、
この場所に限定されるものではなく、通路46側のコー
ナー部41や、通路47側の反対側のコーナー部41に
もステッカー49を貼設するようにしても良い。もちろ
ん複数のコーナー部41に貼設しても良いが、全方向か
らステッカー49が認識できるように貼設した場合で
も、従来では支柱1の4つの側面に貼設する必要がある
が、本実施例では少なくとも2つのコーナー部41に貼
設するだけで良い。例えば、図6の場合では、図示して
いるステッカー49の位置と、この反対側のコーナー部
41にステッカー49を貼設すれば、通路46,47に
走行する自動車48からはどちらの方向からでもステッ
カー49を認識でき、支柱1との衝突や接触事故を防止
することができる。
【0074】図14〜図16は図23に対応した実施例
を示し、床パネルを構成する枠体61の場合には、本実
施例では支柱1の側面に枠体61の角部が位置するため
に、枠体61の切断箇所は構造材ではなく、構造耐力に
寄与しないアングル62の水平片63の端部だけの切断
で足りるものである。すなわち、支柱1にはH形鋼2が
架橋されており、そのH形鋼2の上面に枠体61のアン
グル62の水平片63を載置する場合、枠体61の角部
が支柱1のコーナー部41ではなく側面に位置するの
で、図14に示す水平片63の破線の部分を切断するだ
けで良い。つまり構造材であるアングル62の垂直片6
4は切断する必要がない。
【0075】このように支柱1を従来の立て方と比べ4
5°回転させた位置で立設させることで、図23に示す
ような枠体61からなる床パネルを容易に敷設すること
ができる。なお、図15では水平片63の斜線の部分が
切断する箇所であり、図16では破線が切断線を示して
いる。
【0076】図17は上階となる支柱1aの下面に第2
のフランジ板7を設けたものであり、この場合には、H
形鋼2の端部に固着した連結板20を設けずに、ボルト
止め用の穴54を複数、本実施例では2個、H形鋼2の
上片19の端部に穿孔している。また、支柱1aの下面
に溶接等で固着されている第2のフランジ板7は基本的
には先の実施例の物と同じである。第2のフランジ板7
の連結部9には、H形鋼2の上記穴54の数に合わせて
2つボルト挿通用の穴55をそれぞれ穿孔している。な
お、上記の部材以外は図3に示す場合と同様なので、図
17では図示していない。つまり、第1のフランジ板3
の形状や支柱1の立て方は先の実施例と同様である(図
3参照)。
【0077】特に図17に示す場合は、3層以上の多層
化に対応させたものであり、下階の支柱1に対してH形
鋼2をH形鋼2の上片19及び第2のフランジ板7の連
結部9との連結部分以外は先の実施例(図3)の場合と
同様に連結固定されるようになっている。そして、下階
の支柱1にH形鋼2を連結固定した後に、上階となる支
柱1aを下階の支柱1の上面に配置し、第2のフランジ
板7の連結部9をH形鋼2の上片19の上に載置すると
共に、ボルト(図示せず)を連結部9の穴55とH形鋼
2の穴54に挿通し、ナットと螺着することで、上階の
支柱1aが下階の支柱1及びH形鋼2等に連結固定され
ることになる。
【0078】なお上記の各実施例では、はりとしてH形
鋼2を使用した場合について説明したが、H形鋼2以外
の部材でもよい。例えば、角パイプで構成される部材で
も良い。また、第2のフランジ板7の中央部は支柱1よ
り大きく形成していたが、第1のフランジ板3の中央部
を支柱1と同じ大きさとし、連結部9だけをH形鋼2の
方向へ突出形成するようにしても良い。
【0079】また、はりの支持部の構成として、第2,
第3の連結板11,13、ブラケット15等を削除して
第1のフランジ板3と第2のフランジ板7だけの構成で
も良い。
【0080】なお、上記の実施例では立体駐車場の場合
について説明したが、立体駐車場に限らず、他の建築物
の場合にも本発明を適用することができる。
【0081】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のはりの支持構造
によれば、はりの端部を支柱のコーナー部に対して連結
固定し、コーナー部の突出方向とはりの長手方向とを同
方向とすることで、はりに加わった荷重は従来のように
支柱の側面で受けるのではなく、支柱のコーナー部で荷
重を受けて、その荷重を支柱の側辺を介して分散させる
ことができて支柱の構造耐力を上げることができる。そ
のため、支柱の変形を防止することができる。
【0082】請求項2記載のはりの支持構造によれば、
支柱の各コーナー部を結ぶ線上に連結体を設けた形とな
り、その各連結体にはりをそのまま連結固定する。した
がって、コーナー部の突出方向とはりの長手方向とが同
方向となり、はりに加わった荷重は従来のように支柱の
側面で受けるのではなく、支柱のコーナー部で荷重を受
けて、その荷重を支柱の側辺を介して分散させることが
できて支柱の構造耐力を上げることができる。そのた
め、支柱の変形を防止することができる。また、連結体
を支柱に設けているので、はりの端部は支柱のコーナー
部の形状に合わせた加工を施す必要がなく、そのままは
りの端部を連結板を介して連結体に連結固定すれば良
く、組立施工性が向上する。
【0083】また、請求項3記載のはりの支持構造によ
れば、はりを支柱に連結する場合には、はりの下片を第
1のフランジ板の載置片の上に載置して、はりと第1の
フランジ板とを連結固定すると共に、はりに形成した連
結板と第2のフランジ板の連結部とを連結固定する。こ
の場合第1のフランジ板の載置片は支柱のコーナー部に
対応して形成されていることで、はりは支柱のコーナー
部側と連結固定された形となる。したがって、コーナー
部の突出方向とはりの長手方向とが同方向となり、はり
に加わった荷重は従来のように支柱の側面で受けるので
はなく、支柱のコーナー部で荷重を受けて、その荷重を
支柱の側辺を介して分散させることができて支柱の構造
耐力を上げることができる。そのため、支柱の変形を防
止することができる。また、はりに加わる荷重は従来の
ように第1のフランジ板を介して分散させるのではな
く、主に支柱の側辺を介して分散させているので、第1
のフランジ板の載置片の間の部分の幅を必要最小限の幅
にすることができる。そのため、第1のフランジ板を従
来より小さくすることができ、第1のフランジ板を軽量
化できる。したがって第1のフランジ板を形成する場
合、単板から従来より多く形成でき、また重量が軽くな
ることから、トラック等に多くの第1のフランジ板を積
載でき、輸送コストを削減することができる。更には、
第1のフランジ板をメッキする場合にも、重量からくる
メッキ処理にかかるコストを低く抑えることができるも
のである。
【0084】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板に載置して組立施工するため、H形鋼と第1のフラ
ンジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完全に固定
するまでクレーン等で吊設しておく必要がなく、組立施
工を迅速に行うことができる。さらに、第2のフランジ
板の上面に上階となる支柱を連結することで、容易に多
層化に対応することができる。しかも、第2のフランジ
板が支柱の内ダイヤの機能を持たせることができ、H形
鋼を介してかかる荷重を第2のフランジ板を介して分散
させることができる。そのため、第2のフランジ板の上
面に上階となる支柱を立設しても、荷重による支柱の変
形を防止することができる。
【0085】さらに、請求項4記載のはりの支持構造に
よれば、H形鋼を支柱に連結する場合には、H形鋼の下
片の端部を第1のフランジ板の載置片上に載置して、H
形鋼の下片と第1のフランジ板とを連結固定すると共
に、H形鋼の上片に形成した連結板と第2のフランジ板
とを連結固定する。この場合第1のフランジ板の載置片
は支柱のコーナー部に対応して形成されていることで、
H形鋼は支柱のコーナー部側と連結固定された形とな
る。したがって、コーナー部の突出方向とH形鋼の長手
方向とが同方向となり、H形鋼に加わった荷重は従来の
ように支柱の側面で受けるのではなく、支柱のコーナー
部で荷重を受けて、その荷重を支柱の側辺を介して分散
させることができて支柱の構造耐力を上げることができ
る。そのため、支柱の変形を防止することができる。ま
た、H形鋼に加わる荷重は従来のように第1のフランジ
板を介して分散させるのではなく、主に支柱の側辺を介
して分散させているので、第1のフランジ板の載置片の
間の部分の幅を必要最小限の幅にすることができる。そ
のため、第1のフランジ板を従来より小さくすることが
でき、第1のフランジ板を軽量化できる。したがって第
1のフランジ板を形成する場合、単板から従来より多く
形成でき、また重量が軽くなることから、トラック等に
多くの第1のフランジ板を積載でき、輸送コストを削減
することができる。更には、第1のフランジ板をメッキ
する場合にも、重量からくるメッキ処理にかかるコスト
を低く抑えることができるものである。
【0086】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板に載置して組立施工するため、H形鋼と第1のフラ
ンジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完全に固定
するまでクレーン等で吊設しておく必要がなく、組立施
工を迅速に行うことができる。さらに、第2のフランジ
板の上面に上階となる支柱を連結することで、容易に多
層化に対応することができる。しかも、第2のフランジ
板が支柱の内ダイヤの機能を持たせることができ、H形
鋼を介してかかる荷重を第2のフランジ板を介して分散
させることができる。そのため、第2のフランジ板の上
面に上階となる支柱を立設しても、荷重による支柱の変
形を防止することができる。
【0087】請求項5記載のはりの支持構造によれば、
四方からのH形鋼を支柱に連結する場合には、H形鋼の
下片の端部を第1のフランジ板の載置片に載置して、H
形鋼の下片と第1のフランジ板とをそれぞれ連結固定す
ると共に、H形鋼の上片に形成した連結板と第2のフラ
ンジ板とをそれぞれ連結固定する。この場合、第1のフ
ランジ板の各載置片は支柱の各コーナー部にそれぞれ対
応して形成されていることで、支柱の対向するコーナー
部を結ぶ線上にH形鋼が連結固定された略十字形状の形
となる。したがって、コーナー部の突出方向とH形鋼の
長手方向とが同方向となり、H形鋼に加わった荷重は従
来のように支柱の側面で受けるのではなく、支柱のコー
ナー部で荷重を受けて、その荷重を支柱の側辺を介して
分散させることができて支柱の構造耐力を上げることが
できる。そのため、支柱の変形を防止することができ
る。また、H形鋼に加わる荷重は従来のように第1のフ
ランジ板を介して分散させるのではなく、主に支柱の側
辺を介して分散させているので、第1のフランジ板の載
置片の間の部分の幅を必要最小限の幅にすることができ
る。そのため、第1のフランジ板を従来より小さくする
ことができ、第1のフランジ板を軽量化できる。したが
って第1のフランジ板を形成する場合、単板から従来よ
り多く形成でき、また重量が軽くなることから、トラッ
ク等に多くの第1のフランジ板を積載でき、輸送コスト
を削減することができる。更には、第1のフランジ板を
メッキする場合にも、重量からくるメッキ処理にかかる
コストを低く抑えることができるものである。
【0088】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板に載置して組立施工するため、H形鋼と第1のフラ
ンジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完全に固定
するまでクレーン等で吊設しておく必要がなく、組立施
工を迅速に行うことができる。さらに、第2のフランジ
板の上面に上階となる支柱を連結することで、容易に多
層化に対応することができる。しかも、第2のフランジ
板が支柱の内ダイヤの機能を持たせることができ、H形
鋼を介してかかる荷重を第2のフランジ板を介して分散
させることができる。そのため、第2のフランジ板の上
面に上階となる支柱を立設しても、荷重による支柱の変
形を防止することができる。
【0089】また、請求項6記載のはりの支持構造によ
れば、四方からのH形鋼を支柱に連結する場合には、H
形鋼の下片の端部を第1のフランジ板の載置片に載置し
て、H形鋼の下片と第1のフランジ板とをそれぞれ連結
固定すると共に、H形鋼の上片に形成した連結板と第2
のフランジ板とをそれぞれ連結固定する。さらに第2の
連結板とH形鋼の中央片とを連結固定する。この場合、
第1のフランジ板の各載置片は支柱の各コーナー部にそ
れぞれ対応して形成されていることで、支柱の対向する
コーナー部を結ぶ線上にH形鋼が連結固定された略十字
形状の形となる。したがって、コーナー部の突出方向と
H形鋼の長手方向とが同方向となり、H形鋼に加わった
荷重は従来のように支柱の側面で受けるのではなく、支
柱のコーナー部で荷重を受けて、その荷重を支柱の側辺
を介して分散させることができて支柱の構造耐力を上げ
ることができる。そのため、支柱の変形を防止すること
ができる。また、H形鋼に加わる荷重は従来のように第
1のフランジ板を介して分散させるのではなく、主に支
柱の側辺を介して分散させているので、第1のフランジ
板の載置片の間の部分の幅を必要最小限の幅にすること
ができる。そのため、第1のフランジ板を従来より小さ
くすることができ、第1のフランジ板を軽量化できる。
したがって第1のフランジ板を形成する場合、単板から
従来より多く形成でき、また重量が軽くなることから、
トラック等に多くの第1のフランジ板を積載でき、輸送
コストを削減することができる。更には、第1のフラン
ジ板をメッキする場合にも、重量からくるメッキ処理に
かかるコストを低く抑えることができるものである。
【0090】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板に載置して組立施工するため、H形鋼と第1のフラ
ンジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完全に固定
するまでクレーン等で吊設しておく必要がなく、組立施
工を迅速に行うことができる。さらに、第2のフランジ
板の上面に上階となる支柱を連結することで、容易に多
層化に対応することができる。しかも、第2のフランジ
板が支柱の内ダイヤの機能を持たせることができ、H形
鋼を介してかかる荷重を第2のフランジ板を介して分散
させることができる。そのため、第2のフランジ板の上
面に上階となる支柱を立設しても、荷重による支柱の変
形を防止することができる。また、H形鋼と支柱との連
結固定は、支柱側の第1,第2のフランジ板及び第2の
連結板と、H形鋼の下片、上片、中央片とを、また、H
形鋼と支柱との間をブラケットによりそれぞれ連結固定
しているために、H形鋼の支持部をより強固にすること
ができ、支持部の構造耐力を向上させることができる。
したがって例えば立体駐車場に適用した場合にも、比較
的重量がある自動車を駐車させても十分な堅牢性を有し
ているものである。
【0091】請求項7記載のはりの支持構造によれば、
四方からのH形鋼を支柱に連結する場合には、H形鋼の
下片の端部を第1のフランジ板の載置片に載置して、H
形鋼の下片と第1のフランジ板とをそれぞれ連結固定す
ると共に、H形鋼の上片に形成した連結板と第2のフラ
ンジ板とをそれぞれ連結固定する。さらに第2の連結板
とH形鋼の中央片とを連結固定し、ブラケットの一端と
H形鋼の下片とを連結固定すると共に、ブラケットの他
端と第3の連結板とをそれぞれ連結固定する。この場
合、第1のフランジ板の各載置片は支柱の各コーナー部
にそれぞれ対応して形成されていることで、支柱の対向
するコーナー部を結ぶ線上にH形鋼が連結固定された略
十字形状の形となる。したがって、コーナー部の突出方
向とH形鋼の長手方向とが同方向となり、H形鋼に加わ
った荷重は従来のように支柱の側面で受けるのではな
く、支柱のコーナー部で荷重を受けて、その荷重を支柱
の側辺を介して分散させることができて支柱の構造耐力
を上げることができる。そのため、支柱の変形を防止す
ることができる。また、H形鋼に加わる荷重は従来のよ
うに第1のフランジ板を介して分散させるのではなく、
主に支柱の側辺を介して分散させているので、第1のフ
ランジ板の載置片の間の部分の幅を必要最小限の幅にす
ることができる。そのため、第1のフランジ板を従来よ
り小さくすることができ、第1のフランジ板を軽量化で
きる。したがって第1のフランジ板を形成する場合、単
板から従来より多く形成でき、また重量が軽くなること
から、トラック等に多くの第1のフランジ板を積載で
き、輸送コストを削減することができる。更には、第1
のフランジ板をメッキする場合にも、重量からくるメッ
キ処理にかかるコストを低く抑えることができるもので
ある。
【0092】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板に載置して組立施工するため、H形鋼と第1のフラ
ンジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完全に固定
するまでクレーン等で吊設しておく必要がなく、組立施
工を迅速に行うことができる。さらに、第2のフランジ
板の上面に上階となる支柱を連結することで、容易に多
層化に対応することができる。しかも、第2のフランジ
板が支柱の内ダイヤの機能を持たせることができ、H形
鋼を介してかかる荷重を第2のフランジ板を介して分散
させることができる。そのため、第2のフランジ板の上
面に上階となる支柱を立設しても、荷重による支柱の変
形を防止することができる。また、H形鋼と支柱との連
結固定は、支柱側の第1,第2のフランジ板及び第2,
第3の連結板と、H形鋼の下片、上片、中央片とを、ま
た、H形鋼と支柱との間をブラケットによりそれぞれ連
結固定しているために、H形鋼の支持部をより強固にす
ることができ、支持部の構造耐力を向上させることがで
きる。したがって例えば立体駐車場に適用した場合に
も、比較的重量がある自動車を駐車させても十分な堅牢
性を有しているものである。
【0093】請求項8記載のはりの支持構造によれば、
支柱の上端面に設けた第2のフランジ板の上面に上階と
なる支柱を連結固定しているので、2層(2階建て)か
ら容易に3層(3階建て)以上の例えば立体駐車場を容
易に構成することが可能となる。
【0094】また、請求項9記載のはりの支持構造によ
れば、2層、3層以上に組み立てる場合であっては、ま
ず下階側の支柱に四方からのH形鋼を連結する場合に、
H形鋼の下片の端部を第1のフランジ板の載置片に載置
して、H形鋼の下片と第1のフランジ板とをそれぞれ連
結固定し、さらに第2の連結板とH形鋼の中央片とを連
結固定し、ブラケットの一端とH形鋼の下片とを連結固
定すると共に、ブラケットの他端と第3の連結板とをそ
れぞれ連結固定する。この場合、第1のフランジ板の各
載置片は支柱の各コーナー部にそれぞれ対応して形成さ
れていることで、支柱の対向するコーナー部を結ぶ線上
にH形鋼が連結固定された略十字形状の形となる。した
がって、支柱のコーナー部の突出方向とH形鋼の長手方
向とが同方向となり、H形鋼に加わった荷重は従来のよ
うに支柱の側面で受けるのではなく、支柱のコーナー部
で荷重を受けて、その荷重を支柱の側辺を介して分散さ
せることができて支柱の構造耐力を上げることができ
る。そのため、支柱の変形を防止することができる。ま
た、H形鋼に加わる荷重は従来のように第1のフランジ
板を介して分散させるのではなく、主に支柱の側辺を介
して分散させているので、第1のフランジ板の載置片の
間の部分の幅を必要最小限の幅にすることができる。そ
のため、第1のフランジ板を従来より小さくすることが
でき、第1のフランジ板を軽量化できる。したがって第
1のフランジ板を形成する場合、単板から従来より多く
形成でき、また重量が軽くなることから、トラック等に
多くの第1のフランジ板を積載でき、輸送コストを削減
することができる。更には、第1のフランジ板をメッキ
する場合にも、重量からくるメッキ処理にかかるコスト
を低く抑えることができるものである。
【0095】また、H形鋼の下片の端部を第1のフラン
ジ板の載置片に載置して組立施工するため、H形鋼と第
1のフランジ板との一部を固定するだけで、H形鋼を完
全に固定するまでクレーン等で吊設しておく必要がな
く、組立施工を迅速に行うことができる。さらに、支柱
の上面に第2のフランジ板を設けた上階側の支柱を配置
して、支柱側の第2のフランジ板の連結部とH形鋼の上
片とをそれぞれ連結固定することで、上階の支柱を下階
の支柱に対して容易に組み立てることができる。そのた
め、2層、3層、4層・・・等多層化に容易に対応する
ことが可能となる。また、第2のフランジ板が支柱の内
ダイヤの機能を持たせることができ、H形鋼を介してか
かる荷重を上記のように支柱の側辺を介して四方に分散
させることができて構造耐力を上げることができる。し
たがって、下階の支柱の上に上階となる支柱を立設して
も、荷重による支柱の変形を防止することができる。ま
た、H形鋼と支柱との連結固定は、支柱側の第1のフラ
ンジ板、支柱側の第2のフランジ板及び第2の連結板
と、H形鋼の下片、上片、中央片とを、また、H形鋼と
支柱との間をブラケットによりそれぞれ連結固定してい
るために、H形鋼の支持部をより強固にすることがで
き、支持部の構造耐力を向上させることができる。した
がって例えば立体駐車場に適用した場合にも、比較的重
量がある自動車を駐車させても十分な堅牢性を有してい
るものである。
【0096】請求項10記載のはりの支持構造によれ
ば、自動車が走行する通路側に支柱のコーナー部が突出
する形で支柱を立設しているので、自動車が通路に沿っ
て曲がる場合に自動車の側面と支柱の側面とが対面した
形となって、支柱のコーナー部が対向した場合より自動
車と支柱との間の距離を大きくとることができる。した
がって支柱に対して自動車が接触しにくくなり、スムー
ズに自動車を通路に沿って曲がることができる。また、
通路と共に略T字型に形成される駐車スペースにあって
は、支柱のコーナー部が駐車スペース側と通路側とにそ
れぞれ突出した形となり、そのため、駐車スペースへの
出入り時に自動車の側面が支柱の側面と略平行、つまり
対面するので、支柱のコーナー部が対向した場合より自
動車と支柱との間の距離を大きくとることができる。し
たがって、支柱に対して自動車が接触しにくくなり、ス
ムーズに自動車を曲折することができ、駐車スペースへ
の自動車の出入りが行い易くなる。また、通路に対して
は支柱のコーナー部が突出した形状となっているため、
従来のように通路に対して支柱の側面が対面しているの
とは異なり、見た目に斬新な形となって意匠的効果を発
揮するものである。
【0097】また、請求項11記載のはりの支持構造に
よれば、支柱のコーナー部を中央にして該支柱の両側面
にかけて支柱認識用のステッカーを貼設していること
で、従来のように支柱の側面だけステッカーを貼設した
場合には、その貼設した支柱の側面がわだけしか良く認
識できないが、3方向からステッカーを良く認識するこ
とができる。そのため、従来では支柱の各側面、つまり
4枚のステッカーを貼設しなければならないが、本発明
では少なくとも支柱の対向するコーナー部に貼設するス
テッカーを2枚とすることができ、ステッカーに対する
コストを1/2以下にできると同時に、ステッカーによ
り支柱を認識できて支柱との衝突や接触事故を防止で
き、安全運転を促すことができる。
【0098】さらに請求項12記載のはりの支持部の組
立方法によれば、予めH形鋼の上面の端部に連結板を配
設しておき、また、予め支柱の上端面よりやや下方に第
1のフランジ板と、支柱の上端面に連結部を形成した平
板状の第2のフランジ板と、上記両フランジ板の間であ
って支柱のコーナー部の外側縁に第2の連結板と、第2
のフランジ板の下方であって支柱のコーナー部の外側縁
に第3の連結板とを支柱にそれぞれ形成しておき、上記
支柱を対向して立設し、H形鋼を第1のフランジ板の載
置片上に載置して、H形鋼の連結板と第2のフランジ板
の連結部、H形鋼の中央片と第2の連結板、H形鋼の下
片と第1のフランジ板とをそれぞれ連結固定し、次に、
平板状のブラケットの一端をH形鋼の下片と、ブラケッ
トの他端と第3の連結板とをそれぞれ連結固定する。し
たがって、H形鋼を完全に固定するまでクレーン等で吊
設しておく必要がなく、組立施工を迅速に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のはりの支持部の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例のはりの支持部の正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例3のはりの支持部の分解斜視図
である。
【図4】本発明の実施例3の第1のフランジ板の平面図
である。
【図5】本発明の実施例3のはりの支持部の断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例3の支柱と通路との関係を示す
説明図である。
【図7】本発明の実施例3のはりの支持部の組立方法を
示す図である。
【図8】本発明の実施例3のはりの支持部の組立方法を
示す図である。
【図9】本発明の実施例3のはりの支持部の組立方法を
示す図である。
【図10】本発明の実施例3のはりの支持部の組立方法
を示す図である。
【図11】(a)は本発明の実施例3のブラケットの側
面図である。(b)は本発明の実施例3のブラケットの
正面図である。
【図12】本発明の実施例3の要部断面図である。
【図13】本発明の実施例3のH形鋼と床パネルとの配
設関係を示す図である。
【図14】本発明の実施例4の枠体と支柱との関係を示
す図である。
【図15】本発明の実施例4の枠体の切断箇所を示す図
である。
【図16】本発明の実施例4の枠体の切断箇所を示す図
である。
【図17】本発明の実施例5の第2のフランジ板を上階
となる支柱の下面に設けた場合の要部分解斜視図であ
る。
【図18】従来例のはりの支持部の分解斜視図である。
【図19】従来例のはりの支持部の要部平面図である。
【図20】従来例のはりの支持部の要部断面図である。
【図21】従来例の第2のフランジ板の平面図である。
【図22】従来例の第1のフランジ板の平面図である。
【図23】床パネルを構成する枠体の斜視図である。
【図24】従来例の支柱と枠体との関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 支柱 1a 支柱 2 H形鋼(はり) 3 第1のフランジ板 7 第2のフランジ板 9 連結部 11 第2の連結板 13 第3の連結板 15 ブラケット 19 上片 20 連結板 22 中央片 24 下片 41 コーナー部 42 外側縁 43 連結体 45 連結板 46 通路 47 通路 49 ステッカー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角筒状の支柱(1)の上部間にはり
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)のコーナー部(41)に対し
    てはり(2)の端部を連結固定し、上記コーナー部(4
    1)の突出方向とはり(2)の長手方向とを同方向とし
    たことを特徴とするはりの支持構造。
  2. 【請求項2】 四角筒状の支柱(1)の上部間にはり
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)の各コーナー部(41)の外
    側面に連結体(43)をそれぞれ設け、この連結体(4
    3)とはり(2)の端部を連結板(45)を介してそれ
    ぞれ連結固定し、上記コーナー部(41)の突出方向と
    はり(2)の長手方向とを同方向としたことを特徴とす
    るはりの支持構造。
  3. 【請求項3】 四角筒状の支柱(1)の上部間にはり
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)の上端よ
    りやや下方に設けられ上記はり(2)の端部を載置する
    載置片(5)を上記支柱(1)のコーナー部(41)に
    対応して形成した第1のフランジ板(3)と、上記支柱
    (1)の上端面に設けられ該支柱(1)のコーナー部
    (41)に対応して形成した連結部(9)を備えた第2
    のフランジ板(7)と、上記はり(2)の上面の端部に
    固着された連結板(20)とを備え、上記はり(2)と
    第1のフランジ板(3)とを連結固定すると共に、上記
    はり(2)に形成した連結板(20)と第2のフランジ
    板(7)の連結部(9)とを連結固定し、上記コーナー
    部(41)の突出方向とはり(2)の長手方向とを同方
    向としたことを特徴とするはりの支持構造。
  4. 【請求項4】 四角筒状の支柱(1)の上部間にH形鋼
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)の上端よ
    りやや下方に設けられ上記H形鋼(2)の下片(24)
    の端部を載置する載置片(5)を上記支柱(1)のコー
    ナー部(41)に対応して形成した第1のフランジ板
    (3)と、上記支柱(1)の上端面に設けられ該支柱
    (1)のコーナー部(41)に対応して形成した連結部
    (9)を備えた第2のフランジ板(7)と、上記H形鋼
    (2)の上片(19)の端部に固着された連結板(2
    0)とを備え、上記H形鋼(2)の下片(24)と第1
    のフランジ板(3)の載置片(5)とを連結固定すると
    共に、上記H形鋼(2)の上片(19)に形成した連結
    板(20)と第2のフランジ板(7)の連結部(9)と
    を連結固定し、上記コーナー部(41)の突出方向とH
    形鋼(2)の長手方向とを同方向としたことを特徴とす
    るはりの支持構造。
  5. 【請求項5】 四角筒状の支柱(1)の上部間にH形鋼
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)の上端よ
    りやや下方に設けられ上記四方からのH形鋼(2)の下
    片(24)の端部をそれぞれ載置する載置片(5)を上
    記支柱(1)の各コーナー部(41)にそれぞれ対応し
    て形成した第1のフランジ板(3)と、上記支柱(1)
    の上端面に設けられ該支柱(1)の各コーナー部(4
    1)にそれぞれ対応して形成した連結部(9)を備えた
    第2のフランジ板(7)と、上記H形鋼(2)の上片
    (19)の端部に固着された連結板(20)とを備え、
    上記四方からのH形鋼(2)の下片(24)と第1のフ
    ランジ板(3)の載置片(5)とをそれぞれ連結固定
    し、上記H形鋼(2)に上片(19)に形成した四方か
    らの連結板(20)と第2のフランジ板(7)の四方の
    連結部(9)とをそれぞれ連結固定し、上記コーナー部
    (41)の突出方向とH形鋼(2)の長手方向とを同方
    向としたことを特徴とするはりの支持構造。
  6. 【請求項6】 四角筒状の支柱(1)の上部間にH形鋼
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)の上端よ
    りやや下方に設けられ上記四方からのH形鋼(2)の下
    片(24)の端部をそれぞれ載置する載置片(5)を上
    記支柱(1)の各コーナー部(41)にそれぞれ対応し
    て形成した第1のフランジ板(3)と、上記支柱(1)
    の上端面に設けられ該支柱(1)の各コーナー部(4
    1)にそれぞれ対応して形成した連結部(9)を備えた
    第2のフランジ板(7)と、上記H形鋼(2)の上片
    (19)の端部に固着された連結板(20)と、上記第
    2のフランジ板(7)と第1のフランジ板(3)との間
    であって支柱(1)の各コーナー部(41)の外側縁
    (42)にそれぞれ設けた第2の連結板(11)とを備
    え、上記四方からのH形鋼(2)の下片(24)と第1
    のフランジ板(3)の載置片(5)とをそれぞれ連結固
    定し、上記H形鋼(2)に上片(19)に形成した四方
    からの連結板(20)と第2のフランジ板(7)の四方
    の連結部(9)とをそれぞれ連結固定し、上記第2の連
    結板(11)とH形鋼(2)の中央片(22)とをそれ
    ぞれ連結固定し、上記コーナー部(41)の突出方向と
    H形鋼(2)の長手方向とを同方向としたことを特徴と
    するはりの支持構造。
  7. 【請求項7】 四角筒状の支柱(1)の上部間にH形鋼
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)の上端よ
    りやや下方に設けられ上記四方からのH形鋼(2)の下
    片(24)の端部をそれぞれ載置する載置片(5)を上
    記支柱(1)の各コーナー部(41)にそれぞれ対応し
    て形成した第1のフランジ板(3)と、上記支柱(1)
    の上端面に設けられ該支柱(1)の各コーナー部(4
    1)にそれぞれ対応して形成した連結部(9)を備えた
    第2のフランジ板(7)と、上記H形鋼(2)の上片
    (19)の端部に固着された連結板(20)と、上記第
    2のフランジ板(7)と第1のフランジ板(3)との間
    であって支柱(1)の各コーナー部(41)の外側縁
    (42)にそれぞれ設けた第2の連結板(11)と、上
    記第1のフランジ板(3)の下方であって支柱(1)の
    各コーナー部(41)の外側縁(42)にそれぞれ設け
    た第3の連結板(13)と、上記H形鋼(2)を支持す
    るブラケット(15)とを備え、上記四方からのH形鋼
    (2)の下片(24)と第1のフランジ板(3)の載置
    片(5)とをそれぞれ連結固定し、上記H形鋼(2)に
    上片(19)に形成した四方からの連結板(20)と第
    2のフランジ板(7)の四方の連結部(9)とをそれぞ
    れ連結固定し、上記第2の連結板(11)とH形鋼
    (2)の中央片(22)とをそれぞれ連結固定し、上記
    ブラケット(15)の一端とH形鋼(2)の下片(2
    4)とをそれぞれ連結固定すると共に、ブラケット(1
    5)の他端と第3の連結板(13)とをそれぞれ連結固
    定し、上記コーナー部(41)の突出方向とH形鋼
    (2)の長手方向とを同方向としたことを特徴とするは
    りの支持構造。
  8. 【請求項8】 上記支柱(1)の上端面に設けた第2の
    フランジ板(7)の上面に上階となる支柱(1a)を連
    結固定して立設したことを特徴とする請求項1〜請求項
    7いずれか記載のはりの支持構造。
  9. 【請求項9】 四角筒状の支柱(1)の上部間にH形鋼
    (2)の端部を連結固定するようにしたはりの支持構造
    において、上記支柱(1)と、この支柱(1)に対して
    上階に配設される四角筒状の支柱(1a)と、上記支柱
    (1)の上端よりやや下方に設けられ上記四方からのH
    形鋼(2)の下片(24)の端部をそれぞれ載置する載
    置片(5)を上記支柱(1)の各コーナー部(41)に
    それぞれ対応して形成した第1のフランジ板(3)と、
    上記支柱(1a)の下面に設けられ支柱(1a)の各コ
    ーナー部(41)にそれぞれ対応して連結部(9)を形
    成した第2のフランジ板(7)と、上記支柱(1)の上
    端と第1のフランジ板(3)との間であって支柱(1)
    の各コーナー部(41)の外側縁(42)にそれぞれ設
    けた第2の連結板(11)と、上記第1のフランジ板
    (3)の下方であって支柱(1)の各コーナー部(4
    1)の外側縁(42)にそれぞれ設けた第3の連結板
    (13)と、上記H形鋼(2)を支持するブラケット
    (15)とを備え、上記四方からのH形鋼(2)の下片
    (24)と第1のフランジ板(3)の載置片(5)とを
    それぞれ連結固定し、上記第2の連結板(11)とH形
    鋼(2)の中央片(22)とをそれぞれ連結固定し、上
    記ブラケット(15)の一端とH形鋼(2)の下片(2
    4)とをそれぞれ連結固定すると共に、ブラケット(1
    5)の他端と第3の連結板(13)とをそれぞれ連結固
    定し、上記支柱(1a)の下面に設けた第2のフランジ
    板(7)の連結部(9)と四方からのH形鋼(2)の上
    片(19)とをそれぞれ連結固定し、上記支柱(1)
    (1a)のコーナー部(41)(41)の突出方向とH
    形鋼(2)の長手方向とを同方向としたことを特徴とす
    るはりの支持構造。
  10. 【請求項10】 自動車が走行する通路(46)(4
    7)側と自動車を駐車させる駐車スペース側との少なく
    ともいずれか一方側に支柱(1)のコーナー部(41)
    が突出する形で支柱(1)を立設していることを特徴と
    する請求項1〜請求項9記載のはりの支持構造。
  11. 【請求項11】 支柱(1)のコーナー部(41)を中
    央にして該支柱(1)の両側面にかけて支柱(1)認識
    用のステッカー(49)を貼設したことを特徴とする請
    求項10記載のはりの支持構造。
  12. 【請求項12】 予めH形鋼(2)の上片(19)の端
    部に連結板(20)を配設しておき、また、予め四角筒
    状の支柱(1)の上端面よりやや下方であって該支柱
    (1)の各コーナー部(41)にそれぞれ対応して載置
    片(5)を形成した第1のフランジ板(3)と、支柱
    (1)の上端面に該支柱(1)の各コーナー部(41)
    に対応してそれぞれ連結部(9)を形成した第2のフラ
    ンジ板(7)と、上記両フランジ板(7)(3)の間で
    あって支柱(1)の各コーナー部(41)の外側縁(4
    2)に第2の連結板(11)と、第1のフランジ板
    (3)の下方であって支柱(1)の各コーナー部(4
    1)の外側縁(42)に第3の連結板(13)とをそれ
    ぞれ支柱(1)に形成しておき、その後上記支柱(1)
    のコーナー部(41)が対向するように支柱(1)を対
    向立設し、H形鋼(2)の下片(24)を第1のフラン
    ジ板(3)の載置片(5)上に載置して、H形鋼(2)
    の連結板(20)と第2のフランジ板(7)の連結部
    (9)、H形鋼(2)の中央片(22)と第2の連結板
    (11)、H形鋼(2)の下片(24)と第1のフラン
    ジ板(3)の載置片(5)とをそれぞれ連結固定し、次
    に、ブラケット(15)の一端とH形鋼(2)の下片
    (24)と、該ブラケット(15)の他端と上記第3の
    連結板(13)とをそれぞれ連結固定し、上記コーナー
    部(41)の突出方向とH形鋼(2)の長手方向とを同
    方向とするようにしたことを特徴とするはりの支持部の
    組立方法。
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