JP2000136564A - 床パネル型鉄骨架構構造と架構システム - Google Patents

床パネル型鉄骨架構構造と架構システム

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JP2000136564A
JP2000136564A JP10312058A JP31205898A JP2000136564A JP 2000136564 A JP2000136564 A JP 2000136564A JP 10312058 A JP10312058 A JP 10312058A JP 31205898 A JP31205898 A JP 31205898A JP 2000136564 A JP2000136564 A JP 2000136564A
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JP10312058A
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English (en)
Inventor
Shigeto Yamada
茂人 山田
Original Assignee
Nippon Steel Corp
新日本製鐵株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構成部材の単純化・標準化により、工場製作
・現場施工・運搬等の効率向上が可能な床パネル型鉄骨
架構構造と架構システムを提供する。 【解決手段】 エンドPL付き床パネル(以下床パネル
と略す)21・22・23、21a・22a・23a
は、上下2枚の水平エンドPL12を有する床パネル部
コーナーブロック(以下ブロックと略す)3にXY2軸
配置の床パネル部短梁1と床パネル部長梁2を溶接して
構成する。このブロック3を2個所以上有し、短梁方向
のブロック芯間隔を固定長に設定し、長梁方向のブロッ
ク芯間隔を自由長に設定したものである。ブロックエン
ドPL12と主柱エンドPL11とを剛接、ブロックエ
ンドPL12とアジャスト部材とをボルト結合する事
で、1スパン・複数スパンの平屋・複数階の建築物9を
築造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、平屋又は複数階
の建物(主に事務所ビル)の築造に使用される鉄骨架構
構造と架構システムに関する。
【0002】
【従来の技術】 事務所ビルのようにサッシ等建具が壁
面に数多く取り付く建物を構築する場合、両方向ラーメ
ン構造(XY両方向の柱梁剛接合)とし、柱(柱通し)
に梁端部(ブラケット)を工場溶接し、施工現場で梁中
間部材を高力ボルト接合する鉄骨架構システム、つまり
梁ブラケット方式が一般的である。両方向ラーメン構造
にするのは、耐震上効果のある壁面ブレースを適切に設
置できないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 梁ブラケット方式の
鉄骨架構には次の問題がある。柱と端部梁を工場溶接
する為、柱から2〜4方に腕(端部梁)が出て、トラッ
ク運搬・工場での仮置き等の効率が悪い。端部梁・中
間部梁のフランジを高力ボルト接合する為梁上にボルト
等が突出し、特に梁上にデッキPLを敷設する場合の手
間・コストがかかる。又、中小ビルで計算上梁サイズが
小さい場合でも、梁フランジ高力ボルト接合の為、通常
H−248×124(H形鋼の場合)以上という寸法制
限がある。梁の左端・中央・右端のサイズが同一とは
限らない点、最上階の柱頭レベルが同一水平レベルとは
限らない点(水勾配なりが一般的)、水平ブレース・胴
縁等の取付金物の取付方法や柱芯間隔等が建物毎の都度
の検討が多い点、等の要因により、構造設計・鉄骨工作
図作成等のエンジニアリングの効率向上を図りにくい。
本発明は前記欠点を改善できる手段を提供する事を目的
とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】 本発明は、次の基本構想
の下に提案する。梁ブラケット方式の鉄骨架構を採用せ
ず、梁フランジのボルト接合が無い床パネル型鉄骨架構
構造を採用する。ブロック部の上下2枚の水平なエン
ドPLに大梁フランジを溶接し、床パネル上面をフラッ
トにする。短梁成と長梁成が異なる場合、必要に応
じ、ブロック中間部に短梁下フランジ用の水平スチフナ
ーを設ける。ブロックエンドPLと主柱エンドPL
は、各種のボルト孔(基本12孔)を有する。固定長区
間水平ブレース,アジャスト区間梁・水平ブレース,胴
縁取付金物等向けの種々の孔を規格化しエンドPLに前
もってあけておく。短辺方向ブロック芯間隔を一定
(基本)とし、長辺方向ブロック芯間隔は自由設定とす
る。必要に応じ、アジャスト区間長を可変とする。ト
ラック運搬を前提にした床パネル等の工場製作を行う。
梁サイズにH−248×124未満も用いる。
【0005】前記の基本構想のもとに、本発明は次のように
構成する。第1発明の床パネル型鉄骨架構構造は、エ
ンドプレート付き床パネル(以下床パネルと略す)は、
上下2枚の水平エンドプレート(以下プレートをPLと
略す)を有する床パネルコーナーブロック(以下ブロッ
クと略す)に、平面上XY2軸配置の当該床パネルの基
準梁で短い大梁(以下短梁と略す)と床パネルの長い大
梁(以下長梁と略す)を、梁フランジ部では溶接によ
り、梁ウェブでは溶接又はボルトにより接合して構成
し、この床パネルは前記ブロックを2個所以上有し、短
梁方向のブロック芯間隔を固定長に設定し、長梁方向の
ブロック芯間隔を自由長に設定し、かつ当該床パネルの
大きさをトラック運搬可能範囲とするものであり、エ
ンドPL付き主柱(以下主柱と略す)は、柱部エンドP
Lを両端部に溶接してあり、かつ前記ブロック部エンド
PLと施工現場にて当接して剛接合するものであり、
アジャスト部材は、梁・ブレース等で構成され前記床パ
ネルに結合されるものであり、以上〜を工場製作す
る事を特徴とする。第2発明は、前記主柱の両端に溶接
するエンドPLを前記ブロックエンドPLと基本的に同
じ板厚・大きさとし、又、前記ブロックエンドPLは柱
面から60mm以上突出とし、大きさ・板厚・孔径等標
準化する事を特徴とする。第3発明は、前記短梁・長梁
上面とブロック部エンドPL上面を同レベルで突き合わ
せた上、当該梁をブロックに結合する事で床パネル上面
をフラットに構成する事を特徴とする。第4発明は、前
記床パネルには、必要に応じ、短梁・長梁・ブロック
間等に取付ける小梁・水平ブレース等が設けられてい
る、又、必要に応じ、ブロック中間部に短梁下フラン
ジ用の水平スチフナーが設けられている、以上を特
徴とする。第5発明の床パネル型鉄骨架構システムは、
現場施工にて、ブロック4個所有の床パネルのブロッ
ク部エンドPLと主柱部エンドPLを高力ボルト結合し
て1スパン分の建築物ユニット(以下ユニットと略す)
を築造し、現場施工にて、床パネルの短梁方向のブロ
ック芯間隔を固定長水平区間(以下固定長区間と略す)
とし、必要に応じ、所定の間隔つまりアジャスト水平区
間(以下アジャスト区間と略す)をあけて別のユニット
をXY双方、又は、一方に設置し、かつ梁・ブレース等
からなるアジャスト区間連結部材を隣合うユニットにボ
ルト結合し、アジャスト区間にて、土地の制約・階段
幅確保等、建築物の長さ調整ができる等多様な建築物を
築造する、の以上により、1スパン・複数スパン
(つまり、奇数偶数いずれか)の平屋・複数階の建築物
(以下建築物と略す)を築造する事を特徴とする。第6
発明は、現場施工にてブロック2〜3個所有の床パネル
を、ブロック4個所有の前記床パネルに高力ボルト結合
する場合を含む事を特徴とする。第1〜4発明により、
構成部材の単純化・標準化による工場製作・運搬・現場
施工等を効率向上した床パネル型鉄骨架構構造を提供で
きる。第5・第6発明により、設計・施工等の自由度の
大きい床パネル型鉄骨架構構造と架構システムを提供で
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を参
照して説明する。図は、2階建の事務所建築物の鉄骨架
構構造を例として示している。この構造は、1階床・2
階床・屋上床がそれぞれ床パネル21,22,23、2
1a22a,23a(各種床パネルと略す)によって構
成され、上下階の床パネルの間が主柱8で結合されてユ
ニット10が構築される。更に、ユニット10が所定の
間隔(アジャスト区間25)を離して複数個配置され、
ユニット10がアジャスト区間25に配置するアジャス
ト部梁6によってピン結合する方法が基本となり、複数
スパンの建築物9が構築される。ただし、現場施工手順
は種々ある。
【0007】各図を参照して、各種床パネルの構造と、主柱
8の構造と、床パネル・主柱8・アジャスト部梁6の結
合構造を順に説明する。
【0008】各種床パネルを説明する(図1)。1階床パネ
ル21はブロック3を4個所有し、小梁・水平ブレース
等が無いといった基本構成であるので、これを中心に説
明し、他の床パネルも合わせて説明する。共通部分に共
通の符号を付してある。ただし、製作上・現場建方用の
補強部材は図示・説明を省略する。
【0009】1階床パネルを説明する(図1、4、5,
6)。床パネル21は、XY2軸配置の短梁1と長梁2
の端部がブロック3に溶接されている。そのブロック3
は、ブロック内柱3a(以下内柱と略す)と、内柱3a
の上下の端部に溶接した平面矩形のエンドPL12から
構成される。内柱3aは、H型鋼の両フランジ間に垂直
補強プレート30を溶接して閉断面矩形状となっている
(主柱8の柱部分24と同じ断面構造)。エンドPL1
2の端縁は内柱3aの外面よりも60mm以上突出(各
階共通)している。
【0010】短梁1・長梁2はH形鋼を切断して構成され
る。床パネル21(ブロック4個所有)では、短梁1・
長梁2・ブロック3の成が同じなので、上下のエンドP
L12の間にガセットPL3b(図5,6,11)を垂
直に配し、ガセットPL3bを溶接して構成される。つ
まり、水平スチフナー3cは不要である。短梁1長梁
2の上フランジ18上端と上エンドPL12上端のレベ
ルを合わせ突き合わせ、次に、短梁1長梁2の下フラ
ンジ18と下エンドPL12の各端面を突き合わせ、
更に、そのウエブ17とガセットPL3bの各端面を突
き合わせ、これらの突き合わせ端面を溶接する事で、短
梁1・長梁2・ブロック3は剛接合される。床パネル2
1aは、ブロック2個所有という点と短梁1の左端(図
4)がピン状態という点以外は床パネル21と同様なの
で省略する。
【0011】2階・屋上階の床パネルを説明する(図1、
5,6,11)。床パネル22では、短梁1・長梁2・
ブロック3の成が異なるので、上下のエンドPL12の
間にガセットPL3bを垂直に配し、短梁2の下フラン
ジ18に水平スチフナー3c(図5,6)を配し、ガセ
ットPL3bを溶接して構成される。つまり、水平スチ
フナー3cが必要である。短梁1長梁2の上フランジ
18上端と上エンドPL12上端のレベルを合わせ突き
合わせ、次に、長梁2の下フランジ18と下エンドP
L12の各端面を突き合わせ、次に、短梁1の下フラ
ンジ18と水平スチフナー3cの各端面を突き合わせ、
更に、そのウエブ17とガセットPL3bの各端面を
突き合わせ、これらの突き合わせ端面を溶接する事で、
短梁1・長梁2・ブロック3は剛接合される。床パネル
22a、23,23aは床パネル22と同様なので省略
する。
【0012】前記の通り、1階・2階・屋上階において、各
種床パネルの短梁1・長梁2・ブロック3は溶接接合で
あるので、接合用の高力ボルト等が梁上に突出しない、
つまり、床パネル上面がフラット面になる。床パネルの
短梁方向のブロック芯間隔を固定長に設定し、長梁方向
のブロック芯間隔を自由長に設定する。大梁ウェブ芯イ
コール主柱芯とする。例えば、短梁方向のブロック芯間
隔を2500mm(基本)とし、長梁方向のブロック芯
間隔を自由長(例8500mm)とする。
【0013】このように、各種床パネル上面をフラットにす
る点、大きさ・仕様を標準化する点・大きさをトラック
運搬可能範囲とする点、等により、床パネルを工場にて
効率的に製作する事が可能となる。
【0014】主柱8を説明する(図5、7)。主柱8はH形
鋼を切断して構成される。かつ、上下部の所定区間にお
いて、両フランジ間に垂直補強プレート31を溶接して
閉断面矩形状とし、その上下に柱部エンドPL11を溶
接して構成される。つまり、ブロック3の内柱3aと同
一断面形状である。主柱部エンドPL11と床パネル部
エンドPL12は同一形状、同一寸法である。主柱8構
成する材料は、H形鋼の他、角形鋼管、四面PL、溝形
鋼、日の字断面等各種適応できる。
【0015】1階床パネル21と主柱8の接合を説明する
(図4、5、7)。床パネル21にあっては、短梁1・
長梁2・アジャスト部梁6全てを土間コンクリート中に
埋める例である。そのブロック3下側のエンドPL12
には、基礎アンカーボルト接合用孔15(図7、11
a)が工場段階で予め設けられており、床パネル21を
コンクリート基礎(フーチング)上に設置し固定する。
又、そのブロック3上側のエンドPL12に1階主柱8
下側のエンドPL11を当接し、各エンドPLに設けた
ボルト孔13に高力ボルト19を挿入しナットを締結す
る事で、床パネル21と1階主柱8を接合する。
【0016】2階床パネル22と主柱8の接合を説明する
(図3、5、7)。床パネル22にあっては、デッキP
L(図示せず)が載置され、その上に床コンクリートを
打設する例であり、長梁の座屈拘束上、必要に応じ、床
パネル部小梁4を取り付ける。そのブロック3下側のエ
ンドPL12に1階主柱8上側のエンドPL11を当接
し、各エンドPLに設けたボルト孔13に高力ボルト1
9を挿入しナットを締結する事で、床パネル22と1階
主柱8を接合する。更に、そのブロック3上側のエンド
PL12に2階主柱8下側のエンドPL11を当接し、
各エンドPLに設けたボルト孔13に高力ボルト19を
挿入しナットを締結する事で、床パネル22と2階主柱
8を接合する。
【0017】屋上階床パネル23と主柱8の接合を説明する
(図2、5、7)。床パネル23にあっては、梁上に折
板屋根(図示せず)を載置する例であり、折板屋根の強
度・長梁の座屈拘束上、必要に応じ、床パネル部小梁4
を取り付ける。そのブロック3下側のエンドPL12に
2階主柱8上側のエンドPL11を当接し、各エンドP
Lに設けたボルト孔13に高力ボルト19を挿入しナッ
トを締結する事で、床パネル23と2階主柱8を接合す
る。
【0018】アジャスト区間での接合状況を説明する(図
1,2,3,4)。前記構成からなるユニット10を所
定の間隔(アジャスト区間)をあけて配置し、必要に応
じ、連結部材としてアジャスト部梁6・アジャスト部ブ
レース5を配設する。
【0019】アジャスト部梁6はH形鋼等を切断したものが
使用され、梁端部はL形等の連結PL28(図8、1
0)を介してブロック3にボルト結合される。連結PL
28の一端部側面は、アジャスト部梁6の端部のウエブ
側面に当てがわれ、両部材を貫通する連結ボルト29で
結合され、他端部側面は、ブロック3のガセットPL3
bの側面に当てがわれ、両部材を貫通する高力ボルト2
9で結合される。
【0020】ブロックに取り付かないアジャスト部梁6(図
3 建築物の内側)の両端は、長梁2内に設けたガセッ
トPL3bに連結PL28を介してボルト結合する。
又、階段等の配置スペース26を確保する例もある。床
パネル部水平ブレース5・アジャスト部水平ブレース5
(図2,8,9)は、その両端がブロック3のエンドP
L12・水平ブレース用長梁2付き金物7aにボルト結
合される。
【0021】建築物9の構築状況を説明する(図1)。ユニ
ット10がアジャスト部梁6等を介して複数個結合され
て、建築物9を構築する。なお、建築物9の左端から3
ユニット分の床パネル21・22・23(図1〜4)
は、4個のブロック3に各々短梁1・長梁2をXY2軸
配置で溶接された矩形である。一方、右端の1ユニット
分の床パネル21a・22a・23aは、2個のブロッ
ク3に短梁1・長梁2がXY2軸配置で溶接された矩形
であり、短梁1の他端が、隣接する別の床パネルのブロ
ック3のガセットPLに連結PL28(図5)を介して
ボルト結合される。その結合構造はアジャスト部梁6の
両端とブロック3のボルト結合構造と同じである(図示
省略)。
【発明の実施形態の作用効果】
【0022】本発明の実施形態に係る床パネル型鉄骨架構構
造及びシステムの作用効果を説明する。本実施形態で
は、床パネルをトラック縦積みの範囲以内にて工場製作
し、剛区間とアジャスト区間の組み合わせで建築物を構
築するものであり、次の[1]〜[5]の各面でのメリ
ットがある。
【0023】[1]設計: 本発明の鉄骨架構システムは設
計面で合理的である。意匠設計の平面計画が容易であ
る、つまり、必要に応じ、アジャスト区間長を変化させ
る(例えば階段設置の為)事によって、所望の建物形状
にする事が可能である。又、立面計画についても容易
である、つまり、必要に応じ、主柱長さを大きく設定す
る事によって、所望の天井高や多雪地区対応が可能であ
る。一方、構造計画が容易である、つまり、トラック
運搬前提の故に、短梁方向柱ピッチが一定で長梁方向ピ
ッチも運搬制限以内の為、複数スパンの建築物について
も、1スパンの建築物とほぼ同様の鉄骨部材サイズとな
る点、構成部材の単純化・標準化がなされる点等によ
り、断面検討・構造図作成等の手間が軽減される。
【0024】[2]工作図: 本発明の鉄骨架構システムは
工作図面で合理的である。建築物の規模が変化しても
仕口ディテールが同一である点、床パネル上面がフラッ
トである点等、仕様を標準化できるので予め鉄骨工作図
等を整備できる。又、エンドPLの多数の孔位置・孔
径が標準されており、この孔を水平ブレース・壁胴縁等
の取付に活用する事で、胴縁割付等に左右されにくい
等、実施プロジェクト毎の手間・コストを削減できる。
【0025】[3]工場加工: 本発明の鉄骨架構システム
は工場加工面で合理的である。ブロックの標準仕様があ
る点、床パネル・主柱・アジャスト区間部材(小梁、水
平ブレース等)等の断面と長さの種類が少ない点によ
り、工場における形鋼の切断加工が規格化・標準化さ
れ、加工コストが削減できる。
【0026】[4]運搬: 本発明の鉄骨架構システムは運
搬面で合理的である。床パネルが大型になるが、床パ
ネル上面がフラットでありブロックが規格化されている
為、エンドPL同士でボルト孔を相互に結合できる事に
より、縦積みの場合でも安全な積載・運搬が可能であ
る。主柱・アジャスト区間用部材の出張りの少ない事
により床パネルとの積載効率向上・混載可能となりコス
トを削減できる。
【0027】[5]現場施工: 本発明の鉄骨架構システム
は現場施工面で合理的である。床パネル上にデッキP
Lと打設コンクリート等を載せる場合、長梁ピッチが小
さい為、長梁にデッキPLを連続して(連梁)載せる事
ができる。又、床パネル上面にボルト等が突出しない
ので、デッキ工事の危険が少なくコストを削減できる。
又、1階床パネルが基礎鉄骨梁の為、建築物の柱脚固
定度が大きくなる点、ユニットが剛接合である点等によ
り、鉄骨建方の危険が少なくコストを削減できる。更
に、屋根・外壁・胴縁の大型化・工場製作化を図り、か
つブロックエンドPLの多数のボルト孔の活用徹底を図
る事で現場工期短縮・コスト削減を可能とする。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の床パネル
型鉄骨架構構造及び架構システムによると、構成部材の
単純化・標準化により、各種の効率向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1 】本発明の第1実施形態として、2階建鉄骨架
構システムを示す概要斜視図で、屋上階床パネルの小梁
を省略して示す図である。
【図2 】屋上階床パネルの概要斜視図である。
【図3 】2階床パネルの概要斜視図である。
【図4 】1階床パネルの概要斜視図である。
【図5 】図1のA部の拡大側面説明図である。
【図6 】図1のB部の拡大側面説明図である(一部省
略)。
【図7 】床パネルと主柱を分離して示す拡大側面説明
図である(一部省略)。
【図8 】図2のC部の拡大横断平面図である。
【図9 】図2のD部の拡大横断平面図である。
【図10】図9の矢視図である。(a)E部 (b)F
【図11】図1、6の拡大横断平面図(ブロックエンド
PL下段)である。(a)G1部(b)G2部(c)G
3部
【符号の説明】
1 :床パネル部短梁(短梁と略す) 2 :床パネル部長梁(長梁と略す) 3 :床パネル部コーナーブロック(ブロックと略す) 3a:ブロック内柱(内柱と略す) 3b:ガセットPL 3c:水平スチフナー 4 :床パネル部小梁 5 :床パネル部水平ブレース 6 :アジャスト部梁 7 :アジャスト部水平ブレース 7a:水平ブレース用長梁付き金物 8 :エンドPL付き主柱(主柱と略す) 9 :1スパン・複数スパンの平屋・複数階の建築物(建
築物と略す) 10:1スパン分の建築物ユニット(ユニットと略す) 11:主柱部エンドPL 12:床パネル部エンドPL 13:床パネルと柱接合用ボルト孔 14:水平ブレース接合
用ボルト孔 15:基礎アンカーボルト接合用孔 16:金物取付用孔 17:梁ウェブ 18:梁フランジ 19、29 :高力ボルト 21、22、23 :エンドPL付き床パネル(床パネルと略す
大梁全剛接合) 21a、22a、23a:エンドPL付き床パネル(床パネルと略す
短梁片端ピン接合) 24:エンドPL付き主柱の柱部分 25:アジャスト水平区間(アジャスト区間と略す) 26:階段配置スペース 27:固定長水平区間(固定長区間と略す) 28:連結PL 30,31:垂直補強PL

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドプレート付き床パネル(以下床
    パネルと略す)は、上下2枚の水平エンドプレート(以
    下プレートをPLと略す)を有する床パネルコーナーブ
    ロック(以下ブロックと略す)に、平面上XY2軸配置
    の当該床パネルの基準梁で短い大梁(以下短梁と略す)
    と床パネルの長い大梁(以下長梁と略す)を、梁フラン
    ジ部では溶接により、梁ウェブでは溶接又はボルトによ
    り接合して構成し、この床パネルは前記ブロックを2個
    所以上有し、短梁方向のブロック芯間隔を固定長に設定
    し、長梁方向のブロック芯間隔を自由長に設定し、かつ
    当該床パネルの大きさをトラック運搬可能範囲とするも
    のであり、エンドPL付き主柱(以下主柱と略す)
    は、柱部エンドPLを両端部に溶接してあり、かつ前記
    ブロック部エンドPLと施工現場にて当接して剛接合す
    るものであり、アジャスト部材は、梁・ブレース等で
    構成され前記床パネルに結合されるものであり、以上
    〜を工場製作する事を特徴とする床パネル型鉄骨架構
    構造。
  2. 【請求項2】 前記主柱の両端に溶接するエンドPLを
    前記ブロックエンドPLと基本的に同じ板厚・大きさと
    し、又、前記ブロックエンドPLは柱面から60mm以
    上突出とし、大きさ・板厚・孔径等標準化する事を特徴
    とする請求項1記載の床パネル型鉄骨架構構造。
  3. 【請求項3】 前記短梁・長梁上面とブロック部エンド
    PL上面を同レベルで突き合わせた上、当該梁をブロッ
    クに結合する事で床パネル上面をフラットに構成した請
    求項1又は2のいずれかに記載の床パネル型鉄骨架構構
    造。
  4. 【請求項4】 前記床パネルには、必要に応じ、短梁
    ・長梁・ブロック間等に取付ける小梁・水平ブレース等
    が設けられている、又、必要に応じ、ブロック中間部
    に短梁下フランジ用の水平スチフナーが設けられてい
    る、以上を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の床パネル型鉄骨架構構造。
  5. 【請求項5】 現場施工にて、ブロック4個所有の床
    パネルのブロック部エンドPLと主柱部エンドPLを高
    力ボルト結合して1スパン分の建築物ユニット(以下ユ
    ニットと略す)を築造し、現場施工にて、床パネルの
    短梁方向のブロック芯間隔を固定長水平区間(以下固定
    長区間と略す)とし、必要に応じ、所定の間隔つまりア
    ジャスト水平区間(以下アジャスト区間と略す)をあけ
    て別のユニットをXY双方、又は、一方に設置し、かつ
    梁・ブレース等からなるアジャスト区間連結部材を隣合
    うユニットにボルト結合し、アジャスト区間にて、土
    地の制約・階段幅確保等、建築物の長さ調整ができる等
    多様な建築物を築造する、の以上により、1スパ
    ン・複数スパン(つまり、奇数偶数いずれか)の平屋・
    複数階の建築物(以下建築物と略す)を築造する床パネ
    ル型鉄骨架構システム。
  6. 【請求項6】 現場施工にてブロック2〜3個所有の床
    パネルを、ブロック4個所有の前記床パネルに高力ボル
    ト結合する場合を含む請求項5に記載の床パネル型鉄骨
    架構構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003056060A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Shimizu Corp 建築物の架構構造
CN102979169A (zh) * 2012-11-26 2013-03-20 北京工业大学 一种多高层装配式钢结构中心支撑体系
CN102995744A (zh) * 2012-11-26 2013-03-27 北京工业大学 一种工业化多高层装配式钢结构框架-预应力中心支撑体系

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