JPH0847867A - ボルト締付け装置 - Google Patents

ボルト締付け装置

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JPH0847867A
JPH0847867A JP18000894A JP18000894A JPH0847867A JP H0847867 A JPH0847867 A JP H0847867A JP 18000894 A JP18000894 A JP 18000894A JP 18000894 A JP18000894 A JP 18000894A JP H0847867 A JPH0847867 A JP H0847867A
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JP
Japan
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bolt
pipe
bit
holding member
supply
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Application number
JP18000894A
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English (en)
Inventor
Hidemi Chibu
英美 千布
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト締付け装置に関し、ボルトが詰まりに
くく、ボルト締付け中に誤って供給されたボルトを排除
できるようにする。 【構成】 ボルト供給固定パイプ12のボルト保持部材
7側端にビット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に
回動自在に取り付けられたボルト供給可動パイプ13を
備え、ボルト供給可動パイプ13のビット進入パイプ側
端13aがビット進入パイプ6内に進入し、ボルト供給
可動パイプ13のビット進入パイプ側端13aがビット
11と当接してボルト供給可動パイプ13がビット進入
パイプ6の中心軸から離れる方向に回動できるように構
成し、ボルト保持部材7におけるボルト供給可動パイプ
13の回動時のビット進入パイプ側端13aに近接する
部分の外側面にボルト保持部材7の先端に向かうにつれ
て幅が狭く、かつ深さが浅くなる切欠き7bを形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルトを供給するボル
トフィーダ等に接続して使用され、供給されたボルトを
所定のネジ孔に挿入して締付けを行うボルト締付け装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のボルト締付け装置として
は、実公昭58−45011号公報に示されたものがあ
る。
【0003】以下、図7を参照しながら上記従来のボル
ト締付け装置について説明する。この従来のボルト締付
け装置は、ビット進入パイプ1内にビット2が進退可能
に配設され、ビット進入パイプ1の先端部にボルト3を
保持するボルト保持部材4が設けられ、ビット進入パイ
プ1の上部にボルト供給パイプ5が斜めに傾斜して接続
され、そのボルト供給パイプ5にボルトフィーダ(図示
せず)がパイプ等を介して接続されて構成される。
【0004】そして、ボルトフィーダから送られたボル
ト3を、ボルト供給パイプ5からビット進入パイプ1の
先端に進行させ、ボルト保持部材4に保持させた状態
で、ビット2を前進させて、ビット2の先端2aをボル
ト頭3aに嵌合させ、ビット2を回転駆動することによ
り、ボルト3の締付けを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のボルト締付け装置は、ボルト3がビット進入パイプ
1内に供給される際、上部に傾斜して接続されたボルト
供給パイプ5から斜めにビット進入パイプ1内に入り、
ビット進入パイプ1内でその姿勢を軸方向に変えてボル
ト保持部材4の先端の中央孔に入れる構造のため、ビッ
ト進入パイプ1内に斜めに進入したボルト3が斜めのま
まビット進入パイプ1をその先端まで進みやすく、ボル
ト3が図7の波線に示すような状態でビット進入パイプ
1に入った場合、ビット進入パイプ1の内部でボルト3
が詰まりやすいという課題があった。
【0006】本発明は、ボルトがビット進入パイプ内で
詰まりにくく、ボルトがビット進入パイプ内で詰まった
場合でも、容易に排除できるボルト締付け装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0007】また、従来のボルト締付け装置では、ビッ
ト2によりボルト3の締付けを行っているときにボルト
供給パイプ5に複数のボルト3が送られた場合、締付け
終了でビット2が後退したとき、その複数のボルト3が
一度にビット進入パイプ1内に入ってボルト2が詰まる
という欠点があった。
【0008】本発明は、ビットによりボルトの締付けを
行っているときにボルト供給パイプにボルトが送られた
場合に、そのボルトがビット進入パイプ内に入ることを
防止するボルト締付け装置を提供することを第2の目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明は、ボルト供給パイプを、ボルト供給固
定パイプと、ボルト供給固定パイプのボルト保持部材側
端にビット進入パイプの中心軸から離れる方向に回動自
在に取り付けられビット進入パイプの中心軸に近づく方
向に付勢されたボルト供給可動パイプとで構成し、ボル
ト供給可動パイプのビット進入パイプ側端がビット進入
パイプ内に進入し、ボルト供給可動パイプのビット進入
パイプ側端がビットと当接してボルト供給可動パイプが
ビット進入パイプの中心軸から離れる方向に回動できる
ように構成したのである。
【0010】また、上記第1、第2の目的を達成するた
めに上記構成に加えて、ボルト供給可動パイプがビット
と当接してビット進入パイプの中心軸から離れる方向に
回動しているとき、ボルト保持部材におけるボルト供給
可動パイプのビット進入パイプ側端に近接する部分の外
側面に前記ボルト保持部材の先端に向かうにつれて幅が
狭く、かつ深さが浅くなる切欠きを形成したのである。
【0011】
【作用】本発明のボルト締付け装置は、ボルト供給可動
パイプの先端がビット進入パイプ内に進入しているの
で、ボルトの向きが変わらずにスムーズにボルト保持部
材に導かれ、ボルトがビット進入パイプ内で詰まりにく
い。
【0012】また、ボルトがビット進入パイプ内で詰ま
った場合は、ボルト供給可動パイプをビット進入パイプ
の中心軸から離れる方向に回動させることにより、詰ま
ったボルトをそこから取り出すことができる。
【0013】また、本発明のボルト締付け装置は、ボル
ト供給可動パイプがビットと当接してビット進入パイプ
の中心軸から離れる方向に回動しているとき、ボルト保
持部材におけるボルト供給可動パイプのビット進入パイ
プ側端に近接する部分の外側面にボルト保持部材の先端
に向かうにつれて幅が狭く、かつ深さが浅くなる切欠き
を形成したので、ビットによりボルトの締付けを行って
いるときにボルト供給パイプにボルトが送られたとき
は、進入してきたビットと当接してビット進入パイプの
中心軸から離れる方向に回動した状態のボルト供給可動
パイプから飛び出たボルトが、ボルト保持部材の角部で
引っかかることなくボルト保持部材の切欠きによりスム
ーズに排出できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のボルト締付け装置の一実施例
について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例のボルト締付け装置における座金付ボルトが供
給された状態を示す要部縦断面図、図2は同実施例のボ
ルト締付け装置におけるビットに座金付ボルトが嵌合し
た状態を示す要部縦断面図、図3は同実施例のボルト締
付け装置におけるビット進入前の状態を示す要部上面
図、図4は同実施例のボルト締付け装置におけるビット
進入後の状態を示す要部上面図、図5は同実施例のボル
ト締付け装置の要部斜視図、図6は同実施例のボルト締
付け装置のビット進入パイプとボルト保持部材との連結
部を示す要部横断面図である。
【0015】図において、6は略直方体の合流部6aと
円筒部6bとからなるビット進入パイプであり、その内
径は本実施例のボルト締付け装置で使用する座金付ボル
トの座金の直径よりわずかに大きい。
【0016】7は左右一対のボルト保持部材であり、ビ
ット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に回動自在に
ビット進入パイプ6の合流部6aの先端に回動軸8によ
り取り付けられビット進入パイプ6内に供給された座金
付ボルト9を先端のネジ部露出用孔7aからのネジ部9
a先端の露出を許して収容挟持する。なお、左右一対の
ボルト保持部材7で構成する座金付ボルト9の通路は、
ビット進入パイプ6側がビット進入パイプ6の通路と連
続しビット進入パイプ6の内径と同じかわずかにに大き
い内径となっており、先端のネジ部露出用孔7aに向か
う程その内径が小さくなっている。
【0017】10はボルト保持部材7をビット進入パイ
プ6の中心軸に近づける方向に付勢する保持部材付勢手
段としての板バネであり、ボルト保持部材7がビット進
入パイプ6の中心軸から離れる方向に回動したときに、
回動軸8を基準にネジ部露出用孔7aとは反対側に延び
るボルト保持部材7の腕部7cが入り込むようにビット
進入パイプ6の合流部6aの側面に形成した凹部6cに
収納されている。
【0018】11は先端に座金付ボルト9のボルト頭部
9bに嵌合する嵌合部11aを有し回転しながらビット
進入パイプ6内をボルト保持部材7側に向かって進入す
るビットであり、その外径は座金付ボルト9の座金の直
径とほぼ同じである。
【0019】12は内径が座金付ボルト9の座金の直径
よりわずかに大きいボルト供給固定パイプであり、ビッ
ト進入パイプ6のボルト保持部材7側に向かうにつれて
ビット進入パイプ6の中心軸に近づくようにビット進入
パイプ6の合流部6aの上面に取り付けられ座金付ボル
ト9が供給される。
【0020】13はボルト供給可動パイプであり、ボル
ト供給固定パイプ12のボルト保持部材7側端に蝶番1
4によりビット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に
回動自在に取り付けられビット進入パイプ側端13aが
ボルト供給パイプ用開口部6dからビット進入パイプ6
内に進入しボルト供給固定パイプ12に供給された座金
付ボルト9をビット進入パイプ6内に導く。
【0021】15は供給パイプ付勢手段としてのねじり
コイルバネであり、蝶番14に取付けられ、ボルト供給
可動パイプ13のビット進入パイプ側端13aがビット
進入パイプ6内に進入する方向にボルト供給可動パイプ
13を付勢する。
【0022】本実施例では、ボルト供給可動パイプ13
のビット進入パイプ側端13aがビット11の先端と当
接してボルト供給可動パイプ13がビット進入パイプ6
の中心軸から離れる方向に回動できるように構成してい
る。また、ボルト供給可動パイプ13のビット進入パイ
プ側端13aがビット11の先端と当接したときの回動
の角度はビット進入パイプ側端13aの肉厚で調節して
いる。
【0023】また、ボルト供給可動パイプ13がビット
11と当接してビット進入パイプ6の中心軸から離れる
方向に回動しているとき、ボルト保持部材7におけるボ
ルト供給可動パイプ13のビット進入パイプ側端13a
に近接する部分の上面にボルト保持部材7の先端に向か
うにつれて幅が狭く、かつ深さが浅くなる切欠き7bを
形成している。ボルト供給可動パイプ13には、ボルト
供給可動パイプ13のビット進入パイプ側端13aがビ
ット進入パイプ6内に進入しているとき、切欠き7bを
覆う蓋部13bが設けられている。
【0024】また、ボルト供給可動パイプ13のボルト
供給固定パイプ12側端において、ボルト供給固定パイ
プ12側に向かうほど内径を大きくし、ボルト供給固定
パイプ12のボルト供給可動パイプ13側端において、
ボルト供給可動パイプ13側に向かうほど外径を小さく
することにより、ボルト供給可動パイプ13がビット1
1と当接してビット進入パイプ6の中心軸から離れる方
向に回動しているときにボルト供給固定パイプ12に座
金付ボルト9が送られたときに、ボルト供給固定パイプ
12とボルト供給可動パイプ13との隙間に座金付ボル
ト9が引っかからないようにしている。
【0025】以上のように構成された本実施例のボルト
締付け装置についでその動作を説明する。
【0026】まず、ボルトフィーダ(図示せず)より圧
縮空気により圧送された座金付ボルト9はボルト供給固
定パイプ12とボルト供給可動パイプ13を通って図1
に示すようにビット進入パイプ6内に供給される。この
とき、ボルト供給可動パイプ13のビット進入パイプ側
端13aがビット進入パイプ6内に進入しているので、
座金付ボルト9の向きが変わらずにスムーズにボルト保
持部材7に導かれ、座金付ボルト9がビット進入パイプ
6内で詰まりにくい。なお、このときボルト保持部材7
側が下になるようにボルト締付け装置が傾いていれば、
座金付ボルト9はボルト保持部材7の通路を通ってネジ
部露出用孔7aからネジ部9a先端が露出する。
【0027】次に、ビット11を回転させながらビット
進入パイプ6内をボルト保持部材7側に向かって進入さ
せる。ビット11の進入によりボルト供給可動パイプ1
3のビット進入パイプ側端13aがビット11と当接し
てビット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に回動
し、座金付ボルト9がボルト保持部材7の通路の先端ま
で到達していない場合は、ビット11が座金付ボルト9
をボルト保持部材7の通路の先端に押し込み、ネジ部露
出用孔7aからネジ部9a先端を露出させ、図2に示す
ようにビット11の先端の嵌合部11aが座金付ボルト
9のボルト頭部9bに嵌合する。
【0028】ネジ部露出用孔7aから座金付ボルト9の
ネジ部9a先端が露出した時点で、ネジ部露出用孔7a
から露出した座金付ボルト9のネジ部9a先端をネジ穴
(図示せず)に差し込み、さらに、ビット11を回転さ
せながらビット進入パイプ6内をボルト保持部材7側に
向かって進入させると、図4に示すようにビット11に
より左右のボルト保持部材7がビット進入パイプ6の中
心軸から離れる方向に押し広げられ、座金付ボルト9が
ボルト保持部材7から押し出されるとともにネジ穴に締
め付けられる。
【0029】なお、ビット11はモータ(図示せず)に
より回転させられ、その回転方向は座金付ボルト9を締
め付ける方向であり、ビット11の回転は、ビット11
の先端の嵌合部11aを座金付ボルト9のボルト頭部9
bに嵌合させ、座金付ボルト9を回転せせるためのもの
であるので、回転開始時期は、ビット11の進入開始と
同時でもビット11が座金付ボルト9をボルト保持部材
7の通路の先端に押し込む直前でもよい。
【0030】万一、座金付ボルト9がビット進入パイプ
6内で詰まった場合は、ボルト供給可動パイプ13をビ
ット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に回動させる
ことにより、詰まった座金付ボルト9をそこから取り出
すことができる。
【0031】また、ビット11により座金付ボルト9の
締付けを行っているときにボルト供給固定パイプ12に
座金付ボルト9が送られたときは、進入してきたビット
11と当接してビット進入パイプ6の中心軸から離れる
方向に回動した状態のボルト供給可動パイプ13から飛
び出た座金付ボルト9は、ボルト保持部材7の角部で引
っかかることなくボルト保持部材7の切欠き7bにより
スムーズに排出できる。
【0032】以上のように本実施例では、ボルト供給パ
イプを、ボルト供給固定パイプ12と、ボルト供給固定
パイプ12のボルト保持部材7側端にビット進入パイプ
6の中心軸から離れる方向に回動自在に取り付けられビ
ット進入パイプ6の中心軸に近づく方向に付勢されたボ
ルト供給可動パイプ13とで構成し、ボルト供給可動パ
イプ13のビット進入パイプ側端13aがビット進入パ
イプ6内に進入し、ボルト供給可動パイプ13のビット
進入パイプ側端13aがビット11と当接してボルト供
給可動パイプ13がビット進入パイプ6の中心軸から離
れる方向に回動できるように構成したので、座金付ボル
ト9の向きが変わらずにスムーズにボルト保持部材7に
導かれ、座金付ボルト9がビット進入パイプ6内で詰ま
りにくい。
【0033】また、座金付ボルト9がビット進入パイプ
6内で詰まった場合は、ボルト供給可動パイプ13をビ
ット進入パイプ6の中心軸から離れる方向に回動させる
ことにより、詰まった座金付ボルト9をそこから取り出
すことができる。
【0034】また、ボルト供給可動パイプ13がビット
11と当接してビット進入パイプ6の中心軸から離れる
方向に回動しているとき、ボルト保持部材7におけるボ
ルト供給可動パイプ13のビット進入パイプ側端13a
に近接する部分の外側面にボルト保持部材7の先端に向
かうにつれて幅が狭く、かつ深さが浅くなる切欠き7b
を形成したので、ビット11により座金付ボルト9の締
付けを行っているときにボルト供給固定パイプ12に座
金付ボルト9が送られたときは、進入してきたビット1
1と当接してビット進入パイプ6の中心軸から離れる方
向に回動した状態のボルト供給可動パイプ13から飛び
出た座金付ボルト9が、ボルト保持部材7の角部で引っ
かかることなくボルト保持部材7の切欠き7bによりス
ムーズに排出できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ボルト
供給パイプを、ボルト供給固定パイプと、ボルト供給固
定パイプのボルト保持部材側端にビット進入パイプの中
心軸から離れる方向に回動自在に取り付けられビット進
入パイプの中心軸に近づく方向に付勢されたボルト供給
可動パイプとで構成し、ボルト供給可動パイプのビット
進入パイプ側端がビット進入パイプ内に進入し、ボルト
供給可動パイプのビット進入パイプ側端がビットと当接
してボルト供給可動パイプがビット進入パイプの中心軸
から離れる方向に回動できるように構成したので、ボル
トの向きが変わらずにスムーズにボルト保持部材に導か
れ、ボルトがビット進入パイプ内で詰まりにくい。
【0036】また、ボルトがビット進入パイプ内で詰ま
った場合は、ボルト供給可動パイプをビット進入パイプ
の中心軸から離れる方向に回動させることにより、詰ま
ったボルトをそこから取り出すことができる。
【0037】また、ボルト供給可動パイプがビットと当
接してビット進入パイプの中心軸から離れる方向に回動
しているとき、ボルト保持部材におけるボルト供給可動
パイプのビット進入パイプ側端に近接する部分の外側面
にボルト保持部材の先端に向かうにつれて幅が狭く、か
つ深さが浅くなる切欠きを形成したので、ビットにより
ボルトの締付けを行っているときにボルト供給固定パイ
プにボルトが送られたときは、進入してきたビットと当
接してビット進入パイプの中心軸から離れる方向に回動
した状態のボルト供給可動パイプから飛び出たボルト
が、ボルト保持部材の角部で引っかかることなくボルト
保持部材の切欠きによりスムーズに排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボルト締付け装置における
ボルトが供給された状態を示す要部縦断面図
【図2】同実施例のボルト締付け装置におけるビットに
ボルトが嵌合した状態を示す要部縦断面図
【図3】同実施例のボルト締付け装置におけるビット進
入前の状態を示す要部上面図
【図4】同実施例のボルト締付け装置におけるビット進
入後の状態を示す要部上面図
【図5】同実施例のボルト締付け装置の要部斜視図
【図6】同実施例のボルト締付け装置のビット進入パイ
プとボルト保持部材との連結部を示す要部横断面図
【図7】従来のボルト締付け装置の要部縦断面図
【符号の説明】
6 ビット進入パイプ 7 ボルト保持部材 7b 切欠き 9 座金付ボルト 9a ネジ部 9b ボルト頭部 10 板バネ 11 ビット 11a 嵌合部 12 ボルト供給固定パイプ 13 ボルト供給可動パイプ 13a ビット進入パイプ側端 15 ねじりコイルバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット進入パイプと、前記ビット進入パ
    イプの中心軸から離れる方向に変位自在に前記ビット進
    入パイプの先端に取り付けられ前記ビット進入パイプ内
    に供給されたボルトをネジ部先端の露出を許して収容挟
    持する複数のボルト保持部材と、前記ボルト保持部材を
    前記ビット進入パイプの中心軸に近づける方向に付勢す
    る保持部材付勢手段と、先端にボルト頭部に嵌合する嵌
    合部を有し回転しながら前記ビット進入パイプ内を前記
    ボルト保持部材側に向かって進入するビットと、前記ビ
    ット進入パイプの前記ボルト保持部材側に向かうにつれ
    て前記ビット進入パイプの中心軸に近づくように前記ビ
    ット進入パイプに取り付けられボルトが供給されるボル
    ト供給固定パイプと、前記ボルト供給固定パイプの前記
    ボルト保持部材側端に前記ビット進入パイプの中心軸か
    ら離れる方向に回動自在に取り付けられビット進入パイ
    プ側端が前記ビット進入パイプ内に進入し前記ボルト供
    給固定パイプに供給されたボルトを前記ビット進入パイ
    プ内に導くボルト供給可動パイプと、前記ボルト供給可
    動パイプのビット進入パイプ側端が前記ビット進入パイ
    プ内に進入する方向に前記ボルト供給可動パイプを付勢
    する供給パイプ付勢手段とからなり、前記ボルト供給可
    動パイプのビット進入パイプ側端がビットと当接して前
    記ボルト供給可動パイプが前記ビット進入パイプの中心
    軸から離れる方向に回動できるように構成したボルト締
    付け装置。
  2. 【請求項2】 ボルト供給可動パイプがビットと当接し
    てビット進入パイプの中心軸から離れる方向に回動して
    いるとき、ボルト保持部材におけるボルト供給可動パイ
    プのビット進入パイプ側端に近接する部分の外側面に前
    記ボルト保持部材の先端に向かうにつれて幅が狭く、か
    つ深さが浅くなる切欠きを形成した請求項1記載のボル
    ト締付け装置。
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