JPH0847829A - 断熱耐火パネルの製造方法と装置 - Google Patents

断熱耐火パネルの製造方法と装置

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JPH0847829A
JPH0847829A JP18371294A JP18371294A JPH0847829A JP H0847829 A JPH0847829 A JP H0847829A JP 18371294 A JP18371294 A JP 18371294A JP 18371294 A JP18371294 A JP 18371294A JP H0847829 A JPH0847829 A JP H0847829A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金属外皮間に無機質芯材を充填させた断熱耐火
パネルを製造するのに、その無機質芯材を損傷しないよ
うに生産ラインに容易に組み込む。 【構成】金属外皮a,b間に複数本の短冊状の無機質芯
材c・・を充填した断熱耐火パネルの製造方法である。
フープ材の上記金属外皮a,bを連続して送り出す。下
の金属外皮bの幅方向の両端部を折り曲げ芯材保持用の
端部保持片を起立させる。金属外皮a,bの送り方向と
は略直交する横方向から、その長さ方向を金属外皮a,
bの送り方向に沿う方向に長く設定された短冊状の上記
無機質芯材c・・を下の金属外皮bに装着して両端の端
部保持片1,1間に保持させる。その後、上の金属外皮
aを下の金属外皮bに近接させて金属外皮a,b間に無
機質芯材cを充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱耐火パネルの製造
方法と装置に関し、詳しくは、金属外皮間に無機質芯材
を充填させた断熱耐火パネルを製造するのに、その無機
質芯材を損傷しないように生産ラインに容易に組み込む
ようにしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属外皮間に複数本の短冊状の無
機質芯材を充填させた断熱耐火パネルを製造するのに、
長いフープ材の金属外皮が連続的に送られ、そして、こ
のような金属外皮間にその長さ方向を金属外皮の送り方
向に沿う方向に長くした短冊状の無機質芯材の複数本を
装填させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
に、金属外皮間に金属外皮の送り方向に沿う方向に長く
した短冊状の無機質芯材をその長さ方向に送り込むの
に、これら短冊状の無機質芯材を折ったりあるいは亀裂
を生じさせたりすることがあり、また、短冊状で、曲が
りやすい無機質芯材をその長さ方向に送り込むのが難し
いものとなっていた。そして、無機質芯材として無機質
繊維材と無機質材とを使用し、無機質繊維材の繊維方向
をパネルの厚さ方向に揃えてラインに組み込むのが面倒
になるものであった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、金属外皮間に無
機質芯材を充填させた断熱耐火パネルを製造するのに、
その無機質芯材を損傷しないように生産ラインに容易に
組み込むことができ、また、無機質繊維材を使用するの
にその繊維方向をパネルの厚さ方向に向けて揃えて挿入
するのを容易におこなえる断熱耐火パネルの製造方法と
装置を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、上
下の金属外皮a,b間に複数本の短冊状の無機質芯材c
・・を充填させた断熱耐火パネルの製造方法であって、
フープ材の上記金属外皮a,bを連続して送り出し、下
の金属外皮bの幅方向の両端部を折り曲げて芯材保持用
の端部保持片1を起立させ、金属外皮a,bの送り方向
とは略直交する横方向から、その長さ方向を金属外皮
a,bの送り方向に沿う方向に長く設定された短冊状の
上記無機質芯材c・・を下の金属外皮b上に装着して両
端の端部保持片1,1間に保持させ、その後、上の金属
外皮aを下の金属外皮bに近接させて金属外皮a,b間
に無機質芯材cを充填することを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2においては、端部保持片1をパネ
ルを接続するためのパネル接続片1aに形成することを
特徴とするものである。請求項3においては、無機質芯
材cは、パネルの幅方向の中央部に配される無機質繊維
材dと、パネルの幅方向の両端部に配される無機質材e
とから構成され、無機質繊維材dの繊維方向をパネルの
厚さ方向に設定して金属外皮a,b間に装填させるの
に、一枚の無機質繊維板Dの繊維方向を金属外皮a,b
の送り方向とは直交する横方向にし、このような無機質
繊維板Dを繊維長さ方向に分断するように切断し、これ
ら分断した短冊状の無機質繊維材dを90°反転させて
繊維方向を上下方向に向けることを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項4においては、上下の金属外皮a,
b間に複数本の短冊状の無機質芯材c・・を充填させた
断熱耐火パネルの製造装置であって、フープ材の上記金
属外皮a,bを連続して送り出す送り出し装置2と、下
の金属外皮bの幅方向の両端部を折り曲げてパネルを接
続するためのパネル接続片1を起立させる折り曲げ装置
3と、金属外皮a,bの送り方向とは略直交する横方向
から、その長さ方向を金属外皮a,bの送り方向に沿う
方向に長く設定された短冊状の上記無機質芯材c・・を
下の金属外皮b上に装着して両端の端部保持片1,1間
に保持させる装填装置4と、上の金属外皮aを下の金属
外皮bに近接させて金属外皮a,b間に無機質芯材cを
充填する成形装置5とを備えて成ることを特徴とするも
のである。
【0008】請求項5においては、端部保持片1をパネ
ルを接続するためのパネル接続片1aに形成する折り曲
げ装置3であることを特徴とするものである。請求項6
においては、無機質芯材cは、パネルの幅方向の中央部
に配される無機質繊維材dと、パネルの幅方向の両端部
に配される無機質材eとから構成され、無機質繊維材d
の繊維方向をパネルの厚さ方向に設定して金属外皮a,
b間に装填させるのに、一枚の無機質繊維板Dの繊維方
向を金属外皮a,bの送り方向とは直交する横方向に
し、このような無機質繊維板Dを繊維長さ方向に分断す
るように切断する切断装置6と、これら分断された短冊
状の無機質繊維材dを90°反転させて繊維方向を上下
方向に向ける反転装置7とを備えて成ることを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】請求項1においては、長さ方向を金属外皮a,
bの送り方向に沿う方向に長く設定された短冊状の無機
質芯材c・・を金属外皮a,bの送り方向とは略直交す
る横方向から下の金属外皮b上に装着させて、両端の端
部保持片1,1間に保持させる。その後、上の金属外皮
aを下の金属外皮bに近接させて金属外皮a,b間に無
機質芯材cを充填する。金属外皮a,bの長さ方向に短
冊状の無機質芯材c・・を供給するものに比べて、金属
外皮a,bの送り方向とは略直交する横方向から短冊状
の無機質芯材c・・を送り込むことで、折れたり曲がり
やすい短冊状の無機質芯材cを支障なく送り込む。不良
品の発生を抑える。
【0010】請求項2においては、端部保持片1をパネ
ルを接続するためのパネル接続片1aに形成すること
で、必要なパネル接続片1aを有効に利用して、無機質
芯材cの端部の保持をおこなう。請求項3においては、
金属外皮a,bの送り方向とは略直交する横方向に繊維
方向を向けた一枚の無機質繊維板Dから数本の無機質繊
維材d・・を分断する。分断された短冊状の無機質繊維
材d・・を各々90°回転させて繊維の方向をパネルの
厚さ方向に向ける。このように、繊維方向をパネルの厚
さ方向に揃えてラインに供給し、繊維方向をパネルの厚
さ方向に向けるのが容易である。繊維方向をパネルの厚
さ方向に向けることで、パネルの厚さ方向の強度を充分
なものにする。
【0011】請求項4においては、装填装置4にて短冊
状の無機質芯材c・・を複数本を揃えて長さ方向ではな
く横方向から金属外皮a,b間に供給する。短冊状の無
機質芯材c・・を折ったり亀裂を入れるのを回避して生
産ラインに供給する。金属外皮a,bの長さ方向に短冊
状の無機質芯材c・・を供給するものに比べて、金属外
皮a,bの送り方向とは略直交する横方向から短冊状の
無機質芯材c・・を送り込むことで、折れたり曲がりや
すい短冊状の無機質芯材cを支障なく送り込む。不良品
の発生を抑える。
【0012】請求項5においては、折り曲げ装置3にて
端部保持片1をパネルを接続するためのパネル接続片1
aに形成して、必要なパネル接続片1aを有効に利用し
て、無機質芯材cの端部の保持をおこなう。請求項6に
おいては、切断装置6にて一枚の無機質繊維板Dから数
本の無機質繊維材d・・を分断する。反転装置7にて分
断された短冊状の無機質繊維材d・・を各々90°回転
させて繊維の方向をパネルの厚さ方向に向ける。このよ
うに、繊維方向をパネルの厚さ方向に揃えてラインに供
給し、繊維方向をパネルの厚さ方向に向けるのが容易で
ある。そして、繊維方向をパネルの厚さ方向に向けるこ
とで、パネルの厚さ方向の強度を充分なものにする。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1及び図2は断熱耐火パネルAの生産ラインの説
明図を示していて、生産ラインの始端部には、送り出し
装置2としての上下にアンコイラー2a,2bが設けら
れ、上のアンコイラー2aから供給される上の金属外皮
aは搬送途中に設けられた第1の折り曲げ装置3にて幅
方向の両側端部がロール成形される。その成形形状は図
6及び図7に示す。また、下のアンコイラー2bから供
給される下の金属外皮bには、その幅方向の両端部で送
り始端部に設けられた打抜き部9において打抜き孔8
a,8bが打抜かれる。このような打抜き孔8a,8b
は図4に示すように、先行の製品部分イと後続の製品部
分ロの切断分離に利用され、そして、ラインの切断分離
箇所において、後述のように、下の金属外皮bの折り曲
げ仕上げをおこなうものである。
【0014】下の金属外皮bの搬送途中には、二箇所に
わたって折り曲げ装置3,3が配備され、これら折り曲
げ装置3,3にて後述する芯材を保持する芯材保持用の
端部保持片1,1がロール成形される。この端部保持片
1はパネルの接続のためのパネル接続片1aになるもの
である。その成形形状は、図3(a)(b)に示す。こ
れらの折り曲げ装置3,3の下流側に接着剤の部分塗布
装置10が配設され、この部分塗布装置10にて下の金
属外皮bのパネルの幅方向の両端部に接着剤が部分的に
塗布される。部分塗布装置10の下流側には、パネルの
幅方向の両端部に挿入部21が配設され、挿入部21に
おいて、珪酸カルシウムにて形成された硬質の無機質芯
材c,cが挿入されるようにしてある。しかして、部分
塗布装置10にて接着剤が下の金属外皮bの幅方向の両
端部に塗布され、その塗布箇所に金属外皮bの送り方向
に長い短冊状の珪酸カルシウムの無機質芯材c,cが装
填され、接着することができるようにしてある。
【0015】珪酸カルシウムの挿入部21の後方には装
填装置4が配設され、パネルの幅方向の両端部の珪酸カ
ルシウムの無機質芯材cの間にロックウール材にて形成
された無機質芯材c・・を装填させることができるよう
にしてある。ところで、無機質芯材cは、パネルの幅方
向の中央部に配される上記ロックウール材の無機質繊維
材dと、パネルの幅方向の両端部に配される上記珪酸カ
ルシウムの無機質材eとから構成されるものである。こ
のようなロックウールの無機質繊維材d・・を珪酸カル
シウムの無機質材e,e間に装填させる装填装置4は、
無機質繊維材dの繊維方向をパネルの厚さ方向に設定し
て金属外皮a,b間に装填させるものであり、以下その
構成を詳述する。
【0016】図8に示すように、ロックウールを短冊状
に切断する切断装置6は、その始端部に受入れ用のロー
ラコンベヤ11が配設されて、板状の無機質繊維板Dを
積み重ねて待機させるようにしてある。ローラコンベヤ
11の終端部には、移載機12が配置され、ローラコン
ベヤ11から移載された一枚の無機質繊維板Dを移動送
りすることができるようにしてある。移載機12の移送
方向の終端部には、切断装置6の主要部を構成するスリ
ッター13が配設され、スリッター13にてその繊維方
向が金属外皮a,bの送り方向とは直交する水平横方向
に向けられた無機質繊維板Dをその繊維方向とは直交す
る方向に分断し、数本の短冊状の無機質繊維材d・・を
切断分離することができるようにしてある。
【0017】スリッター13の下流部には、ストッパー
14を備えたコンベヤ15が配設され、ストッパー14
にて受けられた短冊状の無機質繊維材d・・を矢印ヘに
示すように、生産ラインに対して略直交する水平横方向
に移送することができるようにしてある。コンベヤ15
の終端部には反転装置7が配置され、この反転装置7に
おいては、コンベヤ15にて移送される短冊状の無機質
繊維材dの各々を例えば反転バー15の回転にて無機質
繊維材dを90°回転させて、その繊維方向を上下方向
に向くようにしてある。
【0018】反転装置7に隣接させて、送りコンベヤ1
6、サイドガイド22、昇降ストッパー23が設けら
れ、送りコンベヤ16にて、その繊維方向を上下方向に
なされた数本(実施例では5本)の短冊状の無機質繊維
材d・・をまとめて送り込みコンベヤ17に移すことが
できるようにしてある。送り込みコンベヤ17は、水平
部分18と傾斜部分19とから構成され、まとめられた
数本の無機質繊維材d・・を生産ラインの上方で、かつ
生産ラインに沿って下流側に移送し、そして、傾斜部分
19において流下状態にしながら、生産ラインにおいて
連続的に送られている下の金属外皮bの上で、既に接着
剤にて接着されている珪酸カルシウムの無機質材e,e
間に装填することができるようにしてある。この場合、
無機質材e・・の先端は先行の無機質材e・・に当接さ
せて、詰め込むことができるようにしてある。このよう
な詰め込みにて、パネルの幅方向において、無機質繊維
材d,d同士の突き合わせ縁20が一直線状に揃うのを
回避し、突き合わせ縁20をずらすことで、製品におい
て曲げ強度の弱い部分が生じるのを回避するようにして
ある。
【0019】このようなロックウールの無機質繊維材d
の下の金属外皮bへの挿入箇所の上流部には、接着剤塗
布装置24が配設されていて、上下の金属外皮a,bの
内面に予め接着剤を塗布することができるようにしてあ
る。図9に示すように、接着剤塗布装置24は、塗布ノ
ズル25を搬送される金属外皮bに当接させた場合に、
ノズル孔26から所定圧力にて噴出される接着剤の噴出
圧を受けて塗布ノズル25を金属外皮bから若干後退さ
せて金属外皮bに対して僅かな隙間Eを形成する塗布ノ
ズル保持手段27と、塗布ノズル25の表面に形成され
ていて、上記隙間における接着剤を均一に均して接着剤
を金属外皮bに面状に塗布するロール状の均し部28と
を備えている。図中29はシリンダー、30はスプリン
グ、31は受ロールである。
【0020】このような接着剤塗布装置24によれば、
塗布ノズル25を上または下の金属外皮a,bに当接さ
せ、ノズル孔26から噴出される接着剤が金属外皮b及
び受ロール31にて受けられることに起因する受圧力に
て、塗布ノズル26が金属外皮bから後退し、金属外皮
bとの間に噴出圧に起因する所定の隙間Eを形成する。
このような隙間Eにおいてノズル孔26から噴出された
接着剤を塗布ノズル25に形成されたロール状の均し部
28において面状にかつ隙間Eに相当する厚みにおいて
均して金属外皮bに塗布する。また、上の金属外皮aに
も同様にして接着剤が塗布される。このように、接着剤
を噴出する圧力に起因する受圧力にて塗布ノズル25を
金属外皮a,bから後退させて隙間Eを形成し、このよ
うな隙間Eにおいて接着剤を面状に均して金属外皮a,
bに塗布することで、搬送される上下の金属外皮a,b
の上下面においても良好に塗布することができるのであ
る。そして、ノズル孔26から接着剤を噴出する圧力を
変更することで、接着剤を金属外皮a,bに噴出するこ
とに起因して、塗布ノズル25が金属外皮bから離れる
隙間Eを変更し、接着剤の厚みの設定を容易に変更する
ものである。このような接着剤塗布装置24は、種々設
計変更可能である。
【0021】接着剤塗布装置24の下流部にはガイドロ
ール(図示せず)が設けられ、このガイドロールの下流
部には、成形装置5として、上成形型34と、下成形型
35とをコンベヤ状に回動自在にしたダブルコンベヤ形
態に形成されている。このような成形装置5は周知な構
成のものである。成形装置5の下流部には、丸のこ形態
の切断機36が配設されて、図3における切断線Lに
て、上下の丸のこ39,40にて上下の金属外皮a,b
及び無機質芯材c・・の切断をおこない、さらに丸のこ
41にて切断線Rに沿って上の金属外皮a及び無機質芯
材c・・を下の金属外皮bに至らないように切断し、こ
のような、切断箇所における不要の珪酸カルシウムの無
機質材e、ロックウールの無機質繊維材dをカッターナ
イフなどにて除去するのである。このような無機質芯材
c・・の不要部分の除去に際しては、予め離型剤の塗布
が打抜き孔8a,8b間の全域ホにおいて塗布されてい
て、不要部分の除去を容易におこなえるようになされて
いる。そして、不要部分の無機質芯材c・・が除去され
て残された金属外皮a,bの端部部分をラインに組み込
まれた端面折り曲げ機37にて図3のX寸法で示す側端
片42にて折り曲げ、断熱耐火パネルAを得るのであ
り、そして、送り出しローラコンベヤ38にてその製品
を送り出すのである。図中ハ、ニ部は除去部分、Y,Z
はカッターによる切断線を示している。
【0022】尚、断熱耐火パネルAの接続のためのパネ
ル接続片1aの形状形態、及び側端部42の形状形態は
種々設計変更可能である。また、上の金属外皮aの側端
部は、下の金属外皮bの側端片42のように折り曲げて
もよいが、折り曲げなくてもよいものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1においては、上下の金属外皮間
に複数本の短冊状の無機質芯材を充填させた断熱耐火パ
ネルの製造方法であって、フープ材の上記金属外皮を連
続して送り出し、下の金属外皮の幅方向の両端部を折り
曲げて芯材保持用の端部保持片を起立させ、金属外皮の
送り方向とは略直交する横方向から、その長さ方向を金
属外皮の送り方向に沿う方向に長く設定された短冊状の
上記無機質芯材を下の金属外皮に装着して両端の端部保
持片間に保持させ、その後、上の金属外皮を下の金属外
皮に近接させて金属外皮間に無機質芯材を充填するか
ら、金属外皮の長さ方向に短冊状の無機質芯材を供給す
るものに比べて、金属外皮の送り方向とは略直交する横
方向から短冊状の無機質芯材を送り込むことで、折れた
り曲がりやすい短冊状の無機質芯材を支障なく送り込む
ことができ、不良品の発生を抑えることができるという
利点がある。
【0024】請求項2においては、端部保持片をパネル
を接続するためのパネル接続片に形成するから、必要な
パネル接続片を有効に利用して、無機質芯材の端部の保
持をおこなうことができるという利点がある。請求項3
においては、無機質芯材は、パネルの幅方向の中央部に
配される無機質繊維材と、パネルの幅方向の両端部に配
される無機質材とから構成され、無機質繊維材の繊維方
向をパネルの厚さ方向に設定して金属外皮間に装填させ
るのに、一枚の無機質繊維板の繊維方向を金属外皮の送
り方向とは直交する横方向にし、このような無機質繊維
板を繊維長さ方向に分断するように切断し、これら分断
した短冊状の無機質繊維材を90°反転させて繊維方向
を上下方向に向けるから、一枚の無機質繊維板から数本
の無機質繊維材を分断し、分断された短冊状の無機質繊
維材を各々90°回転させて繊維の方向をパネルの厚さ
方向に向け、このように、繊維方向をパネルの厚さ方向
に揃えてラインに供給し、繊維方向をパネルの厚さ方向
に向けるのが容易であり、そして、繊維方向をパネルの
厚さ方向に向けることで、パネルの厚さ方向の強度を充
分なものにできるという利点がある。
【0025】請求項4においては、上下の金属外皮間に
複数本の短冊状の無機質芯材を充填させた断熱耐火パネ
ルの製造装置であって、フープ材の上記金属外皮を連続
して送り出す送り出し装置と、下の金属外皮の幅方向の
両端部を折り曲げて無機質芯材を保持するための端部保
持片を起立させる折り曲げ装置と、金属外皮の送り方向
とは略直交する横方向から、その長さ方向を金属外皮の
送り方向に沿う方向に長く設定された短冊状の上記無機
質芯材を下の金属外皮に装着して両端の端部保持片間に
保持させる装填装置と、上の金属外皮を下の金属外皮に
近接させて金属外皮間に無機質芯材を充填する成形装置
とを備えているから、装填装置にて短冊状の無機質芯材
を複数本を揃えて金属外皮の長さ方向ではなく横方向か
ら金属外皮間に供給することができ、短冊状の無機質芯
材を折ったり亀裂を入れないで生産ラインに供給するこ
とができ、金属外皮の長さ方向に短冊状の無機質芯材を
供給するものに比べて、金属外皮の送り方向とは略直交
する横方向から短冊状の無機質芯材を送り込むことで、
折れたり曲がりやすい短冊状の無機質芯材を支障なく送
り込むことができ、不良品の発生を抑えることができる
という利点がある。
【0026】請求項5においては、端部保持片をパネル
を接続するためのパネル接続片に形成する折り曲げ装置
であるから、端部保持片をパネルを接続するためのパネ
ル接続片に形成し、必要なパネル接続片を有効に利用し
て、無機質芯材の端部の保持をおこなうことができる。
請求項6においては、無機質芯材は、パネルの幅方向の
中央部に配される無機質繊維材と、パネルの幅方向の両
端部に配される無機質材とから構成され、無機質繊維材
の繊維方向をパネルの厚さ方向に設定して金属外皮間に
装填させるのに、一枚の無機質繊維板の繊維方向を金属
外皮の送り方向とは直交する横方向にし、このような無
機質繊維板を繊維長さ方向に分断するように切断する切
断装置と、これら分断された短冊状の無機質繊維材を9
0°反転させて繊維方向を上下方向に向ける反転装置と
を備えているから、切断装置にて一枚の無機質繊維板か
ら数本の無機質繊維材を分断し、反転装置にて分断され
た短冊状の無機質繊維材を各々90°回転させて繊維の
方向をパネルの厚さ方向に向けることができ、このよう
に、繊維方向をパネルの厚さ方向に揃えてラインに供給
し、繊維方向をパネルの厚さ方向に向けるのが容易であ
り、そして、繊維方向をパネルの厚さ方向に向けること
で、パネルの厚さ方向の強度を充分なものにできるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の生産ラインを示す概略説明
図である。
【図2】同上の生産ラインを示す概略説明図である。
【図3】(a)(b)は下の金属外皮の幅方向の端部に
おける曲げ形状を示す破断斜視図である。
【図4】同上の金属外皮に形成された打抜き孔を示す破
断斜視図である。
【図5】(a)は同上の下の金属外皮の曲げ形状と打ち
抜き孔との関係を示す斜視図、(b)は同上の打ち抜き
孔の平面図である。
【図6】同上の断熱耐火パネルの端部斜視図である。
【図7】同上の断熱耐火パネルの接合状態の断面図であ
る。
【図8】同上の無機質芯材の装填装置を示し、(a)は
動作を説明する概略平面図、(b)(c)(d)は部分
側面図である。
【図9】同上の接着剤の塗布作用を示し、(a)(b)
(c)は断面図である。
【図10】同上の切断装置を示し、(a)は概略側面
図、(b)は作用を示す説明図、(c)は上下の金属外
皮を切断する丸のこを示す正面図、(d)は上の金属外
皮及び無機質芯材を切断する丸のこを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 端部保持片 2 送り出し装置 3 折り曲げ装置 4 装填装置 5 成形装置 6 切断装置 7 反転装置 a 金属外皮 b 金属外皮 c 無機質芯材 d 無機質繊維材 e 無機質材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の金属外皮間に複数本の短冊状の無
    機質芯材を充填させた断熱耐火パネルの製造方法であっ
    て、フープ材の上記金属外皮を連続して送り出し、下の
    金属外皮の幅方向の両端部を折り曲げて芯材保持用の端
    部保持片を起立させ、金属外皮の送り方向とは略直交す
    る横方向から、その長さ方向を金属外皮の送り方向に沿
    う方向に長く設定された短冊状の上記無機質芯材を下の
    金属外皮上に装着して両端の端部保持片間に保持させ、
    その後、上の金属外皮を下の金属外皮に近接させて金属
    外皮間に無機質芯材を充填することを特徴とする断熱耐
    火パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 端部保持片をパネルを接続するためのパ
    ネル接続片に形成することを特徴とする請求項1記載の
    断熱耐火パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 無機質芯材は、パネルの幅方向の中央部
    に配される無機質繊維材と、パネルの幅方向の両端部に
    配される無機質材とから構成され、無機質繊維材の繊維
    方向をパネルの厚さ方向に設定して金属外皮間に装着さ
    せるのに、一枚の無機質繊維板の繊維方向を金属外皮の
    送り方向とは直交する横方向にし、このような無機質繊
    維板を繊維長さ方向に分断するように切断し、これら分
    断した短冊状の無機質繊維材を90°反転させて繊維方
    向を上下方向に向けることを特徴とする請求項1記載の
    断熱耐火パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 上下の金属外皮間に複数本の短冊状の無
    機質芯材を充填させた断熱耐火パネルの製造装置であっ
    て、フープ材の上記金属外皮を連続して送り出す送り出
    し装置と、下の金属外皮の幅方向の両端部を折り曲げて
    無機質芯材を保持するための端部保持片を起立させる折
    り曲げ装置と、金属外皮の送り方向とは略直交する横方
    向から、その長さ方向を金属外皮の送り方向に沿う方向
    に長く設定された短冊状の上記無機質芯材を下の金属外
    皮上に装着して両端の端部保持片間に保持させる装填装
    置と、上の金属外皮を下の金属外皮に近接させて金属外
    皮間に無機質芯材を充填する成形装置とを備えて成るこ
    とを特徴とする断熱耐火パネルの製造装置。
  5. 【請求項5】 端部保持片をパネルを接続するためのパ
    ネル接続片に形成する折り曲げ装置であることを特徴と
    する請求項4記載の断熱耐火パネルの製造装置。
  6. 【請求項6】 無機質芯材は、パネルの幅方向の中央部
    に配される無機質繊維材と、パネルの幅方向の両端部に
    配される無機質材とから構成され、無機質繊維材の繊維
    方向をパネルの厚さ方向に設定して下の金属外皮に装填
    させるのに、一枚の無機質繊維板の繊維方向を金属外皮
    の送り方向とは直交する横方向にし、このような無機質
    繊維板を繊維長さ方向に分断するように切断する切断装
    置と、これら分断された短冊状の無機質繊維材を90°
    反転させて繊維方向を上下方向に向ける反転装置とを備
    えて成ることを特徴とする請求項4記載の断熱耐火パネ
    ルの製造装置。
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