JPH0847629A - 液体原料ガスの供給方法および装置 - Google Patents

液体原料ガスの供給方法および装置

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JPH0847629A
JPH0847629A JP6204488A JP20448894A JPH0847629A JP H0847629 A JPH0847629 A JP H0847629A JP 6204488 A JP6204488 A JP 6204488A JP 20448894 A JP20448894 A JP 20448894A JP H0847629 A JPH0847629 A JP H0847629A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体原料の混合ガスを一定の濃度で高純度に
保ち、1台のみならず複数の反応装置にも安定して供給
する。 【構成】 バブリングタンク13に液体原料31を収容
して所定温度に保ち、キャリアガス41により液体原料
31をバブリングしつつ蒸発させてキャリアガス41と
液体原料31との混合ガスを発生させ、混合ガスを搬送
途中で凝縮処理し、液化した液体原料31をバブリング
タンク13に戻しながら、液化しなかった混合ガスを反
応装置に供給する液体原料ガスの供給方法において、混
合ガスの凝縮処理を一定に制御された圧力と温度の下で
行い、反応装置に供給する混合ガスの濃度を一定に維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体原料ガスの供給方
法および装置に関し、詳しくは、液体原料をキャリアガ
スでバブリングすることによりキャリアガスと液体原料
との混合ガスを発生させ、該混合ガスを半導体気相成長
装置等の反応装置に供給するための方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の気相成長や合成石英の製
造に用いられる原料として、四塩化ゲルマニウム(Ge
Cl4 )や四塩化珪素(SiCl4 )、または、トリク
ロロシラン(SiHCl3 )等があり、これらの液体材
料をキャリアガスでバブリングすることによりキャリア
ガスと液体原料との混合ガスを発生させる液体原料ガス
の供給装置は、既に公知である。
【0003】例えば、図3に示す従来技術(特開昭60
−248228号公報、以下、第1従来技術という。)
では、常温で液体の液体原料201をヒータ202を備
えたバブラータンク(曝気槽)203に貯溜し、ヒータ
202で液体原料201を加熱しながら、流量計205
により流量が制御されたキャリアガス204を液体原料
201中でバブリングして、キャリアガス204と液体
原料201との混合ガス206を発生させる。該混合ガ
ス206を、一定温度に保たれたコンデンサ207内を
通過させてその一部を液化し、飽和蒸気として反応装置
に供給する。
【0004】また、第1従来技術に類似の技術で、液体
原料201の温度と貯留量、キャリアガス204のバブ
リング量、及びコンデンサ207の温度を検知し、液体
原料201の供給制御、キャリアガス204の流量制
御、及びコンデンサ207の温度制御を行うもの(特開
昭61−257232号公報、以下、第2従来技術とい
う。)も既に公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1従来技術また
は第2従来技術のように、液体原料201とキャリアガ
ス204との混合ガス206を一定流量で供給するよう
に設計された供給装置は、1台の反応装置に1式ずつ装
備して液体原料ガスを供給する場合には有効に作用す
る。
【0006】しかし、前記第1従来技術または第2従来
技術を適用して、1式の供給装置から複数の反応装置に
同時に一定流量の液体原料ガスを供給する場合、供給装
置内、例えばコンデンサ207内での混合ガス206の
圧力は、キャリアガス204の総供給量や反応装置の台
数によって変化する。このため、コンデンサ207内で
飽和状態にある混合ガス206中における液体原料20
1の濃度も変化し、その結果反応装置内での反応速度が
変化する。
【0007】また、第2従来技術のように、コンデンサ
207の温度制御を行って飽和状態の混合ガス206中
における液体原料201の濃度を制御しようとする場合
には、反応装置に供給すべき液体原料ガスの流量が変化
する度に、コンデンサ207を新しい温度設定で制御し
なければならない。しかし、コンデンサ207の温度が
新しい設定値に達するまでに時間を要するうえ、コンデ
ンサ207による混合ガス206の冷却にも必ず時間遅
れがあることから、温度制御を精度よく行うことはでき
ない。
【0008】さらに、液体原料201中には合成過程、
輸送・貯留過程において容器や配管から混入した微量の
重金属が蓄積され、混合ガス206とともに反応装置に
搬送されるという問題もあった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、液体原料とキャリアガスとの混合ガス
を一定の濃度で高純度に保ち、1台のみならず複数の反
応装置にも安定して供給することができる方法および装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエピタ
キシャル成長原料ガスの供給方法は、バブリングタンク
に液体原料を収容して所定温度に保ち、キャリアガスに
より前記液体原料をバブリングしつつ蒸発させてキャリ
アガスと液体原料との混合ガスを発生させ、該混合ガス
を搬送途中で凝縮処理し、液化した液体原料をバブリン
グタンクに戻しながら、液化しなかった混合ガスを反応
装置に供給する液体原料ガスの供給方法において、混合
ガスの凝縮処理を一定に制御された圧力と温度の下で行
い、反応装置に供給する混合ガスの濃度を一定に維持す
ることを特徴とする。
【0011】ここで、混合ガスを凝縮処理する圧力をキ
ャリアガスの圧力制御手段の操作部にフィードバックさ
せて、バブリングさせるキャリアガスの供給量を制御す
るとともに、凝縮処理する混合ガスを凝縮処理手段の冷
却部で一定温度に冷却することにより、混合ガスの凝縮
処理を一定に制御された圧力と温度の下で行うことが好
ましい。
【0012】また、前記バブリングタンクに収容された
液体原料を所定温度に保ち、該バブリングタンクから流
出する混合ガスを凝縮処理する際に、該混合ガスの一部
が必ず液化するようにすることが好ましい。さらに、前
記混合ガスの凝縮処理を行う際の圧力は、絶対圧力で一
定に制御することが好ましい。
【0013】請求項5に記載のエピタキシャル成長原料
ガスの供給装置は、バブリングタンクに液体原料を収容
し、キャリアガスにより前記液体原料をバブリングしつ
つ蒸発させてキャリアガスと液体原料との混合ガスを発
生させる液体原料ガスの供給装置において、バブリング
させるキャリアガスの供給配管系に該キャリアガスの供
給量を制御する供給量制御手段を設け、前記バブリング
タンクに収容した液体原料を所定温度に保つ加熱手段を
設け、前記バブリングタンクの上部に、該バブリングタ
ンクと一体を成し、配管を介して凝縮処理手段と連通す
る精留塔を設け、前記凝縮処理手段は、バブリングタン
ク内で発生した混合ガスを搬送途中で一定温度に冷却す
ることにより凝縮するように構成し、該凝縮処理により
液化した液体原料を精留塔に還流させる一方、液化しな
かった混合ガスの圧力を検出して前記キャリアガスの供
給量制御手段にフィードバックさせて、混合ガスの凝縮
処理を一定に制御された圧力と温度の下で行い、反応装
置に供給する混合ガスの濃度を一定に維持することを特
徴とする。
【0014】前記混合ガスの凝縮処理を行う際の圧力
は、絶対圧力で一定に制御されていることが好ましい。
前記凝縮処理手段の冷却部は、液化せずに該凝縮処理手
段から流出する混合ガスの温度を該冷却部とほぼ同一温
度に冷却するのに十分な伝熱面積を有することが好まし
い。
【0015】また、前記凝縮処理手段は、第1の冷却媒
体で混合ガスを冷却することにより凝縮処理を行い、前
記第1の冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段は、熱交
換器と、第1の冷却媒体を前記凝縮処理手段の冷却部と
前記熱交換器との間で循環させて一定温度に保つ冷却媒
体循環装置と、前記熱交換器を介して第1の冷却媒体を
一定温度に冷却する第2の冷却媒体を温度制御する冷却
装置とを設けて構成することが好ましい。
【0016】また、前記バブリングタンクに収容した液
体原料を所定温度に保つ加熱手段をジャケットとし、該
ジャケットに、加熱媒体の温度と流量が制御できる加熱
媒体供給装置を連絡することが好ましい。
【0017】また、前記液体原料の収容量を、前記バブ
リングタンクの内部に配置された収容量検知手段により
検知し、前記液体原料の不足量を該液体原料の貯溜槽か
ら前記バブリングタンクに供給することにより液体原料
の収容量を制御することが好ましい。
【0018】また、前記バブリングタンクに、開閉弁を
有するドレン管を設けることが好ましい。さらに、反応
装置に供給する混合ガスの圧力変動をバッファタンクで
抑制しても良い。
【0019】
【作用】液体原料をキャリアガスでバブリングすること
によりキャリアガスと液体原料との混合ガスを発生さ
せ、該混合ガスを半導体気相成長装置等の反応装置に供
給する装置(いわゆるバブリングタンク)を用いて反応
装置に液体原料ガスを供給する際に重要なことは、高純
度なものを安定して供給することである。
【0020】また、前記バブリングタンクを用いて、複
数の反応装置に液体原料ガスを供給する際に、1台の反
応装置のみに供給する時と異なる点は、バブリングタン
ク内、例えばコンデンサ内の混合ガスの圧力が、キャリ
アガスの総供給量や反応装置の台数によって変化するこ
とである。
【0021】凝縮処理により混合ガス中に蒸気として存
在する液体原料ガスの濃度を決定するコンデンサ内で、
混合ガスの圧力が変化すると、圧力変動で過飽和になっ
たガスはその一部が液化するので、混合ガスを常に飽和
状態に保っても混合ガス中における液体原料の濃度は変
化してしまい、その結果、混合ガスを使用する反応装置
内での反応速度が変化する。
【0022】従って、前記バブリングタンクを用いて、
複数の反応装置に液体原料ガスを供給する際に重要なこ
とは、一定濃度で高純度のものを安定して供給すること
である。
【0023】まず、反応装置に供給する混合ガス中の液
体原料の濃度を一定に保つには、コンデンサ内で凝縮処
理中に前記混合ガスの圧力と温度を一定に維持すること
が重要である。混合ガスの圧力や温度が一定でないと、
仮に混合ガスの流量が一定であっても、飽和状態におけ
る混合ガス中の液体原料ガス分の濃度は変動する。
【0024】バブリングタンクのコンデンサで凝縮処理
された混合ガスは、供給配管や反応装置さらに排気ガス
配管を通って、大気中に排出される。つまり、液体原料
ガスの供給装置は大気と通じているので、大気圧が変動
するとコンデンサ内の圧力も、その影響を受けて変動す
る。このため、コンデンサ内の混合ガスを一定濃度に保
つには、コンデンサ内の圧力を絶対圧力で制御するほう
が好ましい。
【0025】コンデンサ内の混合ガスを一定濃度に保つ
ためには、さらに、コンデンサ内の混合ガスを常に飽和
状態に保つ必要がある。コンデンサは、混合ガスを凝縮
処理して飽和状態にし、余分のガスを液化して除去する
ことにより、混合ガスを一定濃度に保つ装置である。凝
縮液は、還流してバブリングタンクに戻る。
【0026】もしも、バブリングさせるキャリアガスの
流量を増大させたために気化潜熱によってバブリングタ
ンク内の液体原料の温度が降下し、コンデンサ内で混合
ガスを凝縮処理しても液化しない程度にまでバブリング
タンクからコンデンサに供給される混合ガス中の液体原
料の濃度が低くなると、コンデンサは、もはや混合ガス
の濃度をその中で一定に保つことができなくなる。
【0027】コンデンサ内の混合ガスを常に飽和状態に
保つためには、バブリングタンクに収容された液体原料
をコンデンサの温度よりも十分に高い所定温度に保つこ
とにより、バブリングタンクから流出する混合ガスを凝
縮処理する際に、該混合ガスの一部が必ず液化するよう
にすればよい。
【0028】次に、高純度な液体原料ガスを供給するに
は、合成過程、輸送・貯留過程において容器や配管等か
ら混入し、液体原料中に蓄積された微量の重金属を、除
去する必要がある。そのために、バブリングタンクの上
部に精留塔を設けて混合ガスの精留を行う一方、液体原
料中に蓄積された重金属をドレン管を通して除去する。
【0029】混合ガスは精留塔内において、コンデンサ
内で液化し精留塔内に還流された低温の凝縮液と接触
し、その一部が液化する一方、還流された凝縮液を再度
気化させて、混合ガスに同化させる。細い管を切断した
充填物を精留塔内に装填すると、混合ガスと還流された
凝縮液との接触面積が増大するので、液化と気化を同時
に起こす精留が効率よく行われるようになる。
【0030】このような精留を繰り返すうちに、精留塔
内では、該精留塔の上部ほど低沸点成分に富む蒸気を生
ずるので、最も高純度なものが得られる精留塔の最上部
より、混合ガスをコンデンサに送り出す。
【0031】一方、重金属や高沸点の不純物は、精留塔
内で液化した凝縮液と共にバブリングタンク内に戻るの
で、該バブリングタンク内の液体原料中に蓄積される重
金属や高沸点の不純物の濃度はしだいに高くなってい
く。このため、バブリングタンクの底に設けられたドレ
ン管を通して、液体原料を抜き取り用タンクに適宜排出
する。
【0032】混合ガスを安定して供給するには、バブリ
ングタンク内の液体原料とキャリアガスを安定して確保
しなければならない。キャリアガスについては、前述し
たように、コンデンサ内の混合ガスを一定の圧力に維持
するように制御している。一方、バブリングタンク内の
液体原料については、該液体原料の収容量を検知し、液
体原料の貯溜槽から不足量を供給することにより制御す
ることができる。
【0033】
【実施例】以下に、本発明の構成と作用を図面に示す実
施例を用いて、更に詳細に説明する。
【0034】図1は、液体原料ガスの供給装置の全体構
成を示すプロセスフローシート、図2は図1の要部説明
図である。この装置は、バブリングタンク13の内部に
収容された液体原料31(例えば、四塩化珪素やトリク
ロロシラン)をキャリアガス41でバブリングしつつ、
前記バブリングタンク13の上部に設けられ該バブリン
グタンク13と一体を成す連続式の充填精留塔11(以
下、精留塔という)内で精留を行うことにより、重金属
等の不純物を除去した液体原料の蒸気とキャリアガスと
の混合ガスを調製するとともに、該混合ガスの絶対圧力
と温度を一定に維持しながらコンデンサの一種である分
縮器12で凝縮処理を行うことにより、反応装置に供給
する混合ガスの濃度を一定に制御するように構成したも
のである。
【0035】前記バブリングタンク13の周りには、該
バブリングタンク13を囲繞するようにして液体原料3
1を所定温度に保つための加熱ジャケット14が設けら
れ、該加熱ジャケット14内には、加熱媒体供給装置6
1から、所定温度に保たれた液状の加熱媒体が配管62
を介して供給される。
【0036】この加熱媒体供給装置61では、循環ポン
プ64と、電熱器65aを備え前記液状加熱媒体の貯溜
槽を兼ねたヒータ65と、前記加熱ジャケット14とを
配管62,63で連絡する。そして、配管62に指示調
節温度計(TIC)66を設け、その調節部を電熱器6
5aの操作部に連絡し、バブリングタンク13内の液体
原料31を所定温度に保つために、前記液状加熱媒体の
温度を制御する。
【0037】さらに、配管62に調節弁67を、配管6
2と63を結ぶショートパス配管68に調節弁69をそ
れぞれ設け、これら調節弁67,69の操作部に、バブ
リングタンク13に挿入した指示調節温度計(TIC)
15の調節部を連絡するようにして、バブリングタンク
13内の液体原料31を所定温度に保つために、前記加
熱ジャケット14内に流れる前記液状加熱媒体の流量を
制御する。
【0038】バブリングタンク13の加熱を開始する際
には、指示調節温度計15の設定温度を40℃に設定
し、調節弁67を「閉」、調節弁69を「開」とする。
加熱媒体供給装置61においては、循環ポンプ64を始
動し、指示調節温度計66の設定温度を80℃に設定し
て電熱器65aを始動することにより、加熱媒体供給装
置61内に循環する加熱媒体を加熱し、その温度を所定
温度に安定させる。
【0039】前記バブリングタンク13内の液体原料3
1中には、キャリアガス41のバブリング部材42が浸
漬され、キャリアガス41の供給源(図示せず)から、
絶対圧力の調節弁44を設けたキャリアガス供給配管4
3を介して、キャリアガス41を液体原料31に導入し
てバブリングさせ、気化ガスとキャリアガスの混合ガス
を発生させる。
【0040】前記バブリングタンク13内で発生した混
合ガスは、バブリングタンク13の上部に設けられた充
填塔式の精留塔11内で精留を行うことにより、混合ガ
ス中の重金属や高沸点の不純物等が除去される。
【0041】精留塔11の塔頂は、配管を介して分縮器
12と連通され、混合ガスを分縮器12に送りだす一
方、分縮器12内で冷却された混合ガスの一部を液化し
て還流液として精留塔11に還流する。還流液は、精留
塔11内の充填物(細管の切断物)の表面を伝わって流
れ落ちる最中に、バブリングタンク13で発生し精留塔
11内を上昇してきた混合ガスと接触して、その一部が
気化する一方、該混合ガスの一部を液化させる。
【0042】そして、精留塔11内で液化と気化を同時
に起こす精留を繰り返すうちに、精留塔11の上部ほど
低沸点成分に富む蒸気を生ずるので、最も高純度なもの
が得られる精留塔の最上部より、混合ガスを分縮器12
に送りだす。
【0043】なお所望により、充填塔式の精留塔11に
代えて多孔板塔、泡鐘塔など他の構造のものを採用する
ことができるし、回分式の精留塔とすることもできる。
【0044】一方、重金属や高沸点の不純物は、精留塔
11内で液化した凝縮液と共にバブリングタンク13内
に戻るので、該バブリングタンク13内の液体原料中に
蓄積される重金属や高沸点の不純物の濃度がしだいに高
くなっていく。バブリングタンク13内の不純物の濃度
が高くなると、混合ガス流出部19から流出する混合ガ
ス中に、これらの不純物が同伴するようになる。このた
め、バブリングタンク13内の液体原料31の清浄度を
適宜に測定し、不純物濃度が臨界濃度になったら、バブ
リングタンク13の底部に設けられたドレン管21を介
して抜取りタンク22に一定量の液体原料31を抜き取
る。このようにして、バブリングタンク13内の液体原
料31の不純物濃度を臨界濃度以下に制御する。
【0045】精留塔11の塔頂と配管を介して連通した
分縮器12は、混合ガスを冷却するための十分な伝熱面
積を持つ表面凝縮器12aを有し、精留塔11から溜出
する液体原料31の蒸気とキャリアガスの混合ガスを一
定温度にまで冷却することにより、該混合ガスの一部が
液化するので、これを還流液として精留塔11へ戻すと
ともに、液化しなかったものを一定の絶対圧力と温度に
制御しながら、常に一定濃度の原料ガスとして反応装置
へ供給する。
【0046】分縮器12の混合ガス流出部19には指示
調節圧力計(PIC)52が設けられ、実質的に分縮器
12内の混合ガスの絶対圧力を検知し、キャリアガス供
給配管43に設けられた調節弁44の操作部に連絡し、
調節弁44の開度を調節することにより、分縮器12内
の混合ガスの絶対圧力を制御する。
【0047】分縮器12においては、複数直列に設けら
れた表面凝縮器12aの冷却部に、冷却水供給装置71
が配管92,93を介して連絡され、分縮器12から溜
出する前記混合ガスの温度を常に一定に保つように構成
される。
【0048】前記冷却水供給装置71は、分縮器12に
一定温度の冷却水を供給する装置であり、熱交換器79
と、表面凝縮器12aの冷却部と熱交換器79との間で
冷却水を循環させて前記冷却部を一定温度に冷却する冷
却媒体循環装置と、該冷却媒体循環装置内で循環する冷
却水を熱交換器79を介して一定温度に冷却する冷却装
置とを設けて構成する。
【0049】前記冷却装置において、循環ポンプ72の
吸込み側を冷却水74の貯溜槽75に連絡し、循環ポン
プ72の吐出し側を冷凍装置76に連絡し、該冷凍装置
76の冷却水74の流出部を貯溜槽75に連絡する。貯
溜槽75に指示調節温度計(TIC)83を設け、該指
示調節温度計83の調節部を冷凍装置76の駆動部(図
示せず)に連絡し、冷却水74の温度を一定に制御す
る。また、循環ポンプ73の吸込み側を冷却水74の貯
溜槽75に連絡し、循環ポンプ73の吐出し側を、調節
弁77を設けた配管78を介して熱交換器79に連絡
し、該熱交換器79の冷却水74の流出部を配管80を
介して貯溜槽75に連絡する。配管78と80を連結す
るショートパス配管81に調節弁82を設け、熱交換器
79に供給する冷却水74の流量を制御する。さらに、
貯溜槽75に攪拌機85を設け、貯溜槽75内の冷却水
74の温度を所定温度に安定させる。
【0050】一方、前記冷却媒体循環装置において、循
環ポンプ91を設けてその吐出し側の配管92を前記熱
交換器79を介して前記表面凝縮器12aの冷却部に連
絡し、該冷却部の冷却水流出側を配管93により前記循
環ポンプ91の吸込み側に連絡する。そして、前記配管
92に指示調節温度計(TIC)84を設け、該指示調
節温度計84の調節部を調節弁77,82の操作部に連
絡して、熱交換器79に供給される冷却水74の流量を
制御する。
【0051】冷却水供給装置71では、冷凍装置76を
定常運転状態にしておき、冷却媒体循環装置の指示調節
温度計84の設定温度を12℃に設定し、冷却装置の指
示調節温度計83の設定温度を11℃に設定する。この
ように、冷却水の温度制御を指示調節温度計83と84
により二重に行うように構成したので、分縮器12へ供
給する冷却水の温度を「設定値±0.2℃」の範囲内に
制御することができる。
【0052】混合ガスを安定して供給するためには、バ
ブリングタンク13内に液体原料31を安定して確保し
なければならない。液体原料31をバブリングタンク1
3に供給する供給装置32は、液体原料31をキャリア
ガス41による加圧下で貯溜する貯溜槽32aを設けて
構成する。
【0053】すなわち、該貯溜槽32a内の液体原料3
1に液体原料供給配管33の端部を浸漬し、該貯溜槽3
2aの上部に液体原料投入管34と、加圧したキャリア
ガス41の供給管35とを連結する。前記液体原料投入
管34に電磁弁36を、加圧キャリアガス供給管35に
調節弁37をそれぞれ設ける。また、貯溜槽32aの上
部に指示調節圧力計(PIC)38を設け、該指示調節
圧力計38の調節部を前記調節弁37の操作部に連絡
し、貯溜槽32aに調節警報レベル計(図示せず)を設
けるとともに、該調節警報レベル計の調節部を前記電磁
弁36の操作部に連絡する。さらに、前記液体原料供給
配管33に電磁弁39を設け、該電磁弁39の操作部に
前記調節警報レベル計17の調節部を連絡する。なお、
図2において16は温度検出部、18はレベル検出部で
ある。
【0054】供給装置32を作動するには、まず、前記
調節警報レベル計により電磁弁36を開放し、液体原料
31としてトリクロロシラン(常圧下の沸点は31.7
℃)の所定量を貯溜槽32aに投入する。次いで、指示
調節圧力計38により調節弁37を開放し、加圧したキ
ャリアガス41を貯溜槽32aに供給して該貯溜槽内を
所定圧力に保持する。
【0055】次に、バブリングタンク13内の液体原料
31の液面が所定値に低下すると、調節警報レベル計
(LCA)17により電磁弁39を開放し、貯溜槽32
a内のキャリアガス41の圧力により、該貯溜槽内の液
体原料31をバブリングタンク13内に所定量だけ、液
体原料供給配管33を介して供給する。
【0056】分縮器12から流出した混合ガスは、原料
ガス供給配管51を介してバッファータンク101に連
絡して圧力の変動をさらに抑制した後に、原料ガス供給
配管51を介して、並列配備した複数の反応装置11
1,111…に供給される。
【0057】反応装置111が1台も稼働していない時
には、混合ガスの流れが無いことを指示警報流量計(F
IA)54で検知し、該指示警報流量計54の調節部よ
りパージラインに設けられた電磁弁53の操作部に連絡
して該電磁弁53を開き、混合ガスをパージラインに流
す。
【0058】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、液体原料の混合ガスを一定の濃度で高純度に保
ち、1台のみならず複数の反応装置にも安定して供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すプロセスフローシートで
ある。
【図2】図1の要部を示すプロセスフローシートであ
る。
【図3】従来の原料混合ガスの供給装置を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
11 精留塔 12 分縮器(コンデンサ) 12a 表面凝縮器 13 バブリングタンク 14,202 加熱ジャケット 15,66,83,84 指示調節温度計(TIC) 16 温度検出部 17 調節警報レベル計(LCA) 18 レベル検出部 19 混合ガス流出部 20,36,39,53 電磁弁 21 ドレン管 22 抜取りタンク 31,201 液体原料 32 供給装置 32a,75 貯溜槽 33 液体原料供給配管 34 液体原料投入管 35 供給管 37,44,67,69,77,82 調節弁 38,52 指示調節圧力計(PIC) 41,204 キャリアガス 42 バブリング部材 43 キャリアガス供給配管 51 原料ガス供給配管 54 指示警報流量計(FIA) 61 加熱媒体供給装置 62,63,78,80,92,93 配管 64,72,73,91 循環ポンプ 65 ヒータ 65a 電熱器 68,81 ショートパス配管 71 冷却水供給装置 74 冷却水 76 冷凍装置 79 熱交換器 85 攪拌機 101 バッファータンク 111 反応装置 203 バブラータンク 205 質量流量制御計(MFC) 206 混合ガス 207 コンデンサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バブリングタンクに液体原料を収容して所
    定温度に保ち、キャリアガスにより前記液体原料をバブ
    リングしつつ蒸発させてキャリアガスと液体原料との混
    合ガスを発生させ、該混合ガスを搬送途中で凝縮処理
    し、液化した液体原料をバブリングタンクに戻しなが
    ら、液化しなかった混合ガスを反応装置に供給する液体
    原料ガスの供給方法において、 混合ガスの凝縮処理を一定に制御された圧力と温度の下
    で行い、反応装置に供給する混合ガスの濃度を一定に維
    持することを特徴とする液体原料ガスの供給方法。
  2. 【請求項2】混合ガスを凝縮処理する圧力をキャリアガ
    スの圧力制御手段の操作部にフィードバックさせて、バ
    ブリングさせるキャリアガスの供給量を制御するととも
    に、凝縮処理する混合ガスを凝縮処理手段の冷却部で一
    定温度に冷却することにより、混合ガスの凝縮処理を一
    定に制御された圧力と温度の下で行うことを特徴とする
    請求項1に記載の液体原料ガスの供給方法。
  3. 【請求項3】前記バブリングタンクに収容された液体原
    料を所定温度に保ち、該バブリングタンクから流出する
    混合ガスを凝縮処理する際に、該混合ガスの一部が必ず
    液化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    液体原料ガスの供給方法。
  4. 【請求項4】前記混合ガスの凝縮処理を行う際の圧力
    は、絶対圧力で一定に制御されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の液体原料ガスの供給方法。
  5. 【請求項5】バブリングタンクに液体原料を収容し、キ
    ャリアガスにより前記液体原料をバブリングしつつ蒸発
    させてキャリアガスと液体原料との混合ガスを発生させ
    る液体原料ガスの供給装置において、 バブリングさせるキャリアガスの供給配管に該キャリア
    ガスの供給量を制御する供給量制御手段を設け、前記バ
    ブリングタンクに収容した液体原料を所定温度に保つ加
    熱手段を設け、前記バブリングタンクの上部に、該バブ
    リングタンクと一体を成し、配管を介して凝縮処理手段
    と連通する精留塔を設け、前記凝縮処理手段は、バブリ
    ングタンク内で発生した混合ガスを搬送途中で一定温度
    に冷却することにより凝縮するように構成し、該凝縮処
    理により液化した液体原料を精留塔に還流させる一方、
    液化しなかった混合ガスの圧力を検出して前記キャリア
    ガスの供給量制御手段にフィードバックさせて、混合ガ
    スの凝縮処理を一定に制御された圧力と温度の下で行
    い、反応装置に供給する混合ガスの濃度を一定に維持す
    ることを特徴とする液体原料ガスの供給装置。
  6. 【請求項6】前記混合ガスの凝縮処理を行う際の圧力
    は、絶対圧力で一定に制御されていることを特徴とする
    請求項5に記載の液体原料ガスの供給装置。
  7. 【請求項7】前記凝縮処理手段の冷却部は、液化せずに
    該凝縮処理手段から流出する混合ガスの温度を該冷却部
    とほぼ同一温度に冷却するのに十分な伝熱面積を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の液体原料ガスの供給
    装置。
  8. 【請求項8】前記凝縮処理手段は、第1の冷却媒体で混
    合ガスを冷却することにより凝縮処理を行い、前記第1
    の冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段は、熱交換器
    と、第1の冷却媒体を前記凝縮処理手段の冷却部と前記
    熱交換器との間で循環させて一定温度に保つ冷却媒体循
    環装置と、前記熱交換器を介して第1の冷却媒体を一定
    温度に冷却する第2の冷却媒体を温度制御する冷却装置
    とを設けて構成することを特徴とする請求項5に記載の
    液体原料ガスの供給装置。
  9. 【請求項9】前記バブリングタンクに収容した液体原料
    を所定温度に保つ加熱手段をジャケットとし、該ジャケ
    ットに、加熱媒体の温度と流量が制御できる加熱媒体供
    給装置を連絡することを特徴とする請求項5に記載の液
    体原料ガスの供給装置。
  10. 【請求項10】前記液体原料の収容量を、前記バブリン
    グタンクの内部に配置された収容量検知手段により検知
    し、前記液体原料の不足量を該液体原料の貯溜槽から前
    記バブリングタンクに供給することにより液体原料の収
    容量を制御することを特徴とする請求項5に記載の液体
    原料ガスの供給装置。
  11. 【請求項11】前記バブリングタンクに、開閉弁を有す
    るドレン管を設けたことを特徴とする請求項5に記載の
    液体原料ガスの供給装置。
  12. 【請求項12】反応装置に供給する混合ガスの圧力変動
    をバッファタンクで抑制することを特徴とする請求項5
    に記載の液体原料ガスの供給装置。
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