JPH0847233A - 単極形リニア直流モータ - Google Patents

単極形リニア直流モータ

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JPH0847233A
JPH0847233A JP19716394A JP19716394A JPH0847233A JP H0847233 A JPH0847233 A JP H0847233A JP 19716394 A JP19716394 A JP 19716394A JP 19716394 A JP19716394 A JP 19716394A JP H0847233 A JPH0847233 A JP H0847233A
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coil
pole
magnetic flux
stator
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JP19716394A
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Yuichi Moriki
優一 森木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子に所定の間隔を隔て複数の第1の永久
磁石を配列し、可動子に第2の永久磁石を装着すること
で、単極形リニア直流モータの小型化、軽量化、大推力
化および低価格化を伴う長ストローク化を図る。 【構成】 固定子11は、円筒状を成すセンタ・ヨーク
12と、その外側円筒面に間隔21を隔て所定数配列さ
れる円筒状を成す第1の永久磁石13と、その外側円筒
面に所定数配列されるコイル17とにより同軸円筒状に
構成される。可動子16は、円筒状を成す第2の永久磁
石20により構成され、コイル17の外側円筒面に対し
て間隙23を隔て同軸円筒状に配置される。第1の永久
磁石13と第2の永久磁石20とは、コイル17と間隙
23とを介して、それぞれ異なる極性を有する磁極面が
相対するように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型化、軽量化、大推
力化および低価格化が可能な長ストローク化を目的とし
た単極形リニア直流モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リニア直流モータは、コイルに
流れる電流I[A]とコイルに鎖交する磁束Φ[wb]
との相対関係により、単極形リニア直流モータと多極形
リニア直流モータとに分類され、固定子および可動子の
形状により、円筒形リニア直流モータと平板形リニア直
流モータとに分類され、更に、可動子の構成要素によ
り、コイル可動形リニア直流モータと永久磁石可動形リ
ニア直流モータとに大きく分類される。
【0003】単極形リニア直流モータは、可動子の位置
にかかわらずコイルに鎖交する磁束Φ[wb]の方向が
常に一定である構造を有し、多極形リニア直流モータ
は、コイルに鎖交する磁束Φ[wb]の方向が可動子の
移動に伴い所定の間隔をもって変化する構造を有するも
のである。
【0004】単極形リニア直流モータは、他の形式のリ
ニア・モータ(多極形リニア直流モータ、リニア誘導モ
ータ、リニア同期モータあるいはリニア・パルスモータ
等)に対して、極めて優れた推力のリニアリティーを有
し、可動子の位置にかかわらずコイルを鎖交する磁束の
方向が常に一定であり、位置検出センサーを装着するこ
とにより全ストロークにわたっての位置制御、速度制御
および推力制御を容易にするものである。しかし、長ス
トローク化に際しては、大型化、大重量化および高価格
化を来すものであり、実用化されている単極形リニア直
流モータの最長ストロークは100[mm]程度であ
り、300[mm]を越えるストロークに対応すること
は実用上不可能とされている。
【0005】図1ないし図3に示す単極形リニア直流モ
ータの従来例に従い、構造および動作を説明する。
【0006】図1は、磁気回路を形成する固定子1と、
コイル7より成る可動子6とを主に構成される円筒状を
成す単極形リニア直流モータ(コイル可動形)を示すも
のである。
【0007】固定子1は、円筒状を成すセンタ・ヨーク
2と、センタ・ヨーク2の外側円筒面に同軸円筒状に固
着される円筒状を成す永久磁石3と、永久磁石3の外側
円筒面に対し所定の間隔を隔て同軸円筒状に配置される
バック・ヨーク4と、バック・ヨーク4の両端開口部に
センタ・ヨーク2と共に固着される一対のサイド・ヨー
ク5とを主に構成され、永久磁石3は、外側円筒面と内
側円筒面とがそれぞれ異なる極性を有する磁極面と成る
ように形成される。
【0008】可動子6は、固定子1を構成する永久磁石
3の外側円筒面に所定の間隙8を隔て巻装されるコイル
7を主に構成され、永久磁石3の外側円筒面とバック・
ヨーク4の内側円筒面とが形成する円筒状を成す空間9
内を、固定子1の一部を間隙8を隔て貫通させ、矢印A
方向および矢印B方向に円滑に移動し得る構造を有する
ものである。
【0009】可動子6は、コイル7に所定の方向と所定
の大きさとを有する電流I[A]を流すと、矢印A方向
あるいは矢印B方向に所定の大きさを有する推力F
[N]をもって移動し、コイル7に異なる方向と所定の
大きさとを有する電流I[A]を流すと、異なる方向に
所定の大きさを有する推力F[N]をもって移動する。
【0010】図2は、磁気回路を形成する固定子1と、
コイル7より成る可動子6とを主に構成される平板状を
成す単極形リニア直流モータ(コイル可動形)を示すも
のである。
【0011】固定子1は、平板状を成すセンタ・ヨーク
2と、一対のサイド・ヨーク5と、センタ・ヨーク7に
サイド・ヨーク5を介して所定の間隔を隔て相対するよ
うに配置される平板状を成すバック・ヨーク4と、バッ
ク・ヨーク4のセンタ・ヨーク2への相対面に固着され
る平板状を成す永久磁石3とを主に構成され、永久磁石
3は、バック・ヨーク4への固着面とセンタ・ヨーク2
への相対面とがそれぞれ異なる極性を有する磁極面と成
るように形成される。
【0012】可動子6は、固定子1を構成するセンタ・
ヨーク2に所定の間隙8を隔て巻装されるコイル7を主
に構成され、センタ・ヨーク2と永久磁石3との、それ
ぞれの相対面が形成する矩形状断面を有する空間9内
を、センタ・ヨーク2を所定の間隙8を隔て貫通させ、
矢印A方向あるいは矢印B方向に円滑に移動し得る構造
を有するものである。
【0013】可動子6は、コイル7に所定の方向と所定
の大きさとを有する電流I[A]を流すと、矢印A方向
あるいは矢印B方向に所定の大きさを有する推力F
[N]をもって移動し、コイル7に異なる方向と所定の
大きさとを有する電流I[A]を流すと、異なる方向に
所定の大きさを有する推力F[N]をもって移動する。
【0014】図3は、磁路を構成する各種ヨークおよび
コイル7より成る固定子1と、永久磁石3より成る可動
子6とを主に構成される円筒状を成す単極形リニア直流
モータ(永久磁石可動形)を示すものである。
【0015】固定子1は、円筒状を成すセンタ・ヨーク
2と、センタ・ヨーク2の外側円筒面に同軸円筒状に巻
装される円筒状を成すコイル7と、コイル7の外側円筒
面に対し所定の間隔を隔て同軸円筒状に配置されるバッ
ク・ヨーク4と、バック・ヨーク4の両端開口部にセン
タ・ヨーク2と共に固着される一対のサイド・ヨーク5
とを主に構成される。
【0016】可動子6は、固定子1を構成するコイル7
の外側円筒面に対して所定の間隙8を隔て配置される円
筒状を成す永久磁石3を主に構成され、コイル7の外側
円筒面とバック・ヨーク4の内側円筒面とが形成する円
筒状を成す空間9内を、固定子1の一部を間隙8を隔て
貫通させ、矢印A方向および矢印B方向に円滑に移動し
得る構造を有するものである。永久磁石3の外側円筒面
と内側円筒面とは、それぞれ異なる極性を有する磁極面
と成るように形成される。
【0017】可動子6は、コイル7に所定の方向と所定
の大きさとを有する電流I[A]を流すと、矢印A方向
あるいは矢印B方向に所定の大きさを有する推力F
[N]をもって移動し、コイル7に異なる方向と所定の
大きさとを有する電流I[A]を流すと、異なる方向に
所定の大きさを有する推力F[N]をもって移動する。
【0018】図1ないし図3に示す従来の単極形リニア
直流モータは、長ストローク化に際して、磁路を構成す
る各種ヨークの断面積を広くせねば成らず、大型化、大
重量化および高価格化を来す欠点を有するものである。
更に、ストロークの増加は、磁路長を増加させ、永久磁
石端部からの漏洩磁束を増加させる。漏洩磁束の増加
は、推力の減少と推力のリニアリティーの悪化とを来す
欠点をリニア直流モータに与えるものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の単極形リニア直流モータが長ストローク化
に対応できない点である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の単極形リニア直
流モータは、前記課題を解決するために、下記のように
構成することにより、小型化、軽量化、高推力化、低価
格化および推力のリニアリティーの向上を伴う長ストロ
ーク化という目的を実現した。 (1)コイル可動形にあっては、固定子を構成する第1
の永久磁石を所定の間隔を隔て複数配列させ、可動子を
構成するコイルの周囲に第2の永久磁石を装着し、固定
子を構成する第1の永久磁石と可動子を構成する第2の
永久磁石との相対面がそれぞれ異なる極性を有する磁極
面に成るように構成する。 (2)永久磁石可動形にあっては、固定子を構成する第
1の永久磁石を所定の間隔を隔て複数配列させ、第1の
永久磁石の周囲にそれぞれコイルを複数巻装し、固定子
を構成する第1の永久磁石と可動子を構成する第2の永
久磁石との相対面がそれぞれ異なる極性を有する磁極面
に成るように構成する。
【0021】
【作用】従って、本発明の単極形リニア直流モータによ
れば、固定子を構成する第1の永久磁石を所定の間隔を
隔て複数配列させ、第1の永久磁石と可動子を構成する
第2の永久磁石とを、それぞれ異なる極性を有する磁極
面が相対するように構成することにより、推力の発生に
関与する磁路を短くし、コイルに鎖交する磁束を収束さ
せ、更に、永久磁石より発生する磁束Φ[wb]の磁路
を分散させるので、優れた推力のリニアリティーを有す
る小型化、軽量化、大推力化および低価格化を伴う長ス
トローク化が可能と成る。即ち、単極形リニア直流モー
タの特性を活かした長ストローク化を可能とするもので
ある。
【0022】
【実施例】図4ないし図13に示す本発明の単極形リニ
ア直流モータの実施例に従い、構造および動作を説明す
る。
【0023】図4は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第1の実施例を示す斜視断面図であり、磁路を構成す
るセンタ・ヨーク12および第1の永久磁石13より成
る固定子11と、コイル17および第2の永久磁石20
より成る可動子16とを主に構成される円筒状を成す単
極形リニア直流モータ(コイル可動形)を示すものであ
る。
【0024】固定子11は、円筒状を成すセンタ・ヨー
ク12と、幅22を有する円筒状を成す複数の第1の永
久磁石13とを主に同軸円筒状に構成され、第1の永久
磁石13は、センタ・ヨーク12の外側円筒面に間隔2
1を隔て所定数配列(図面では8個を配列)される。
【0025】可動子16は、幅24を有する円筒状を成
すコイル17と、幅24を有する円筒状を成す第2の永
久磁石20とを主に同軸円筒状に構成され、第2の永久
磁石20は、コイル17の外側円筒面に電気的に絶縁さ
れ固着される。
【0026】固定子11を構成する第1の永久磁石13
の外側円筒面と、可動子16を構成する第2の永久磁石
20の内側円筒面とは、コイル17と間隙23とを介し
て相対し、それぞれ異なる極性を有する磁極面と成るよ
うに構成される。
【0027】可動子16は、可動子16を構成するコイ
ル17の内側円筒面が、固定子を構成する第1の永久磁
石13の外側円筒面に対して間隙23を隔て、矢印A方
向および矢印B方向に円滑に移動し得る構造に構成さ
れ、コイル17に所定の方向と所定の大きさとを有する
電流I[A]を流すと、矢印A方向あるいは矢印B方向
に所定の大きさを有する推力F[N]をもって移動し、
コイル17に異なる方向と所定の大きさとを有する電流
I[A]を流すと、異なる方向に所定の大きさを有する
推力F[N]をもって移動する。
【0028】図5は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第2の実施例を示す斜視断面図であり、磁路を構成す
るセンタ・ヨーク12、第1の永久磁石13および第1
の永久磁石26より成る固定子11と、コイル17、第
2の永久磁石20および第2の永久磁石27より成る可
動子16とを主に構成される平板状を成す単極形リニア
直流モータ(コイル可動形)を示すものである。
【0029】固定子11は、平板状を成すセンタ・ヨー
ク12と、幅22を有する平板状を成す複数の第1の永
久磁石13と、幅22を有する平板状を成す複数の第1
の永久磁石26とを主に構成される。第1の永久磁石1
3は、センタ・ヨーク12の1つの外側平面に間隔21
を隔て所定数配列(図面では8個を配列)され、第1の
永久磁石26は、センタ・ヨーク12の前記外側平面に
相対する他の外側平面に間隔21を隔て所定数配列(図
面では8個を配列)される。
【0030】可動子16は、幅24を有するコイル17
と、幅24を有する平板状をなす第2の永久磁石20
と、幅24を有する平板状を成す第2の永久磁石27と
を主に構成される。第2の永久磁石20は、第1の永久
磁石13に相対するコイル17の外側を構成する平面に
電気的に絶縁され固着され、第2の永久磁石27は、第
1の永久磁石26に相対するコイル17の外側を構成す
る平面に電気的に絶縁され固着される。
【0031】固定子11を構成する第1の永久磁石13
と、可動子16を構成する第2の永久磁石20とのそれ
ぞれの相対面は、コイル17と間隙23とを介して、そ
れぞれ異なる極性を有する磁極面と成るように構成さ
れ、固定子11を構成する第1の永久磁石26と、可動
子16を構成する第2の永久磁石27とのそれぞれの相
対面は、コイル17と間隙23とを介して、それぞれ異
なる極性を有する磁極面と成るように構成される。
【0032】可動子16は、可動子16を構成するコイ
ル17と固定子を構成する第1の永久磁石13との、間
隙23を隔て相対するそれぞれの相対面が形成する空間
と、可動子16を構成するコイル17と固定子を構成す
る第1の永久磁石26との、間隙23を隔て相対するそ
れぞれの相対面が形成する空間とを介して、矢印A方向
および矢印B方向に円滑に移動し得る構造に構成され、
コイル17に所定の方向と所定の大きさとを有する電流
I[A]を流すと、矢印A方向あるいは矢印B方向に所
定の大きさを有する推力F[N]をもって移動し、コイ
ル17に異なる方向と所定の大きさとを有する電流I
[A]を流すと、異なる方向に所定の大きさを有する推
力F[N]をもって移動する。
【0033】図6は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第3の実施例を示す斜視断面図であり、磁路を構成す
るセンタ・ヨーク12、第1の永久磁石13およびコイ
ル17より成る固定子11と、第2の永久磁石20より
成る可動子16とを主に構成される円筒状を成す単極形
リニア直流モータ(永久磁石可動形)を示すものであ
る。
【0034】固定子11は、円筒状を成すセンタ・ヨー
ク12と、幅22を有する円筒状を成す複数の第1の永
久磁石13と、幅22を有する円筒状を成す複数のコイ
ル17とを主に同軸円筒状に構成される。第1の永久磁
石13は、センタ・ヨーク12の外側円筒面に間隔21
を隔て所定数配列(図面では4個を配列)され、コイル
17は、第1の永久磁石13の外側円筒面に間隔21を
隔て所定数巻装(図面では4個を巻装)される。
【0035】可動子16は、幅24を有する円筒状を成
す第2の永久磁石20を主に構成される。
【0036】固定子11を構成する第1の永久磁石13
の外側円筒面と、可動子16を構成する第2の永久磁石
20の内側円筒面とは、コイル17と間隙23とを介し
て相対し、それぞれ異なる極性を有する磁極面と成るよ
うに構成される。
【0037】可動子16は、可動子16を構成する第2
の永久磁石20の内側円筒面が、固定子を構成するコイ
ル17の外側円筒面に対して間隙23を隔て、矢印A方
向および矢印B方向に円滑に移動し得る構造に構成さ
れ、コイル17に所定の方向と所定の大きさとを有する
電流I[A]を流すと、矢印A方向あるいは矢印B方向
に所定の大きさを有する推力F[N]をもって移動し、
コイル17に異なる方向と所定の大きさとを有する電流
I[A]を流すと、異なる方向に所定の大きさを有する
推力F[N]をもって移動する。
【0038】図7は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第4の実施例を示す斜視断面図であり、磁路を構成す
るセンタ・ヨーク12、第1の永久磁石13およびコイ
ル17より成る固定子11と、第2の永久磁石20より
成る可動子16とを主に構成される平板状を成す単極形
リニア直流モータ(永久磁石可動形)を示すものであ
る。
【0039】固定子11は、平板状を成すセンタ・ヨー
ク12と、幅22を有する平板状を成す複数の第1の永
久磁石13と、幅22を有する複数のコイル17とを主
に構成される。第1の永久磁石13は、センタ・ヨーク
12の1つの外側平面に間隔21を隔て所定数配列(図
面では4個を配列)され、コイル17は、センタ・ヨー
ク12および第1の永久磁石13の周囲に電気的に絶縁
され所定数巻装(図面では4個巻装)される。
【0040】可動子16は、幅24を有する平板状を成
す第2の永久磁石20を主に構成される。
【0041】固定子11を構成する第1の永久磁石13
と、可動子16を構成する第2の永久磁石20とのそれ
ぞれの相対面は、コイル17と間隙23とを介してそれ
ぞれ異なる極性を有する磁極面と成るように構成され
る。
【0042】可動子16は、固定子11を構成するコイ
ル17と固定子を構成する第2の永久磁石20との、間
隙23を隔て相対するそれぞれの相対面が形成する空間
を介して、矢印A方向および矢印B方向に円滑に移動し
得る構造に構成され、コイル17に所定の方向と所定の
大きさとを有する電流I[A]を流すと、矢印A方向あ
るいは矢印B方向に所定の大きさを有する推力F[N]
をもって移動し、コイル17に異なる方向と所定の大き
さとを有する電流I[A]を流すと、異なる方向に所定
の大きさを有する推力F[N]をもって移動する。
【0043】図8ないし図11おいて図4に示す本発明
の単極形リニア直流モータの動作を説明する。
【0044】図8は、固定子11の断面を示すものであ
り、固定子11は、円筒状を成すセンタ・ヨーク12の
外側円筒面に円筒状を成す第1の永久磁石13をピッチ
τにて所定数配列(図面では3個を配列)させ構成され
る。第1の永久磁石13は、磁極片13a、磁極片13
bおよび磁極片13cにより構成され、磁極片13a、
13b、13cは、それぞれ幅22を有し、間隔21を
隔てセンタ・ヨーク12に固着される。即ち、それぞれ
ピッチτ(幅21+幅22)をもってセンタ・ヨーク1
2に固着される。
【0045】磁極片13aからは磁束Φaaと磁束Φa
bとが、磁極片13bからは磁束Φbaと磁束Φbbと
が、磁極片13cからは磁束Φcaと磁束Φcbとがそ
れぞれ図示の方向に発生し、全周にわたり連続した閉磁
路を形成する。尚、各磁極片13a、13b、13cに
おいて、外側円筒面と内側円筒面とは、図示の極性を有
するように均一に磁化されるので、磁束Φaaと磁束Φ
ab、磁束Φbaと磁束Φbbおよび磁束Φcaと磁束
Φcbとは、等しい値を有するものである。
【0046】図9は、可動子16の断面を示すものであ
り、可動子16は、幅24を有する円筒状を成すコイル
17の外側円筒面に幅24を有する円筒状を成す第2の
永久磁石20を装着させ構成される。第2の永久磁石2
0の幅24およびコイル17の幅24は、第1の永久磁
石13を構成する磁極片13a、13b、13cがセン
タ・ヨーク12に配列されるピッチτ以上の長さにて構
成される。
【0047】第2の永久磁石20からは磁束Φmaと磁
束Φmbとがそれぞれ図示の方向に発生し、全周にわた
り連続した閉磁路を形成する。尚、第2の永久磁石20
において、外側円筒面と内側円筒面とは、図示の極性を
有するように均一に磁化されるので、磁束Φmaと磁束
Φmbとは、等しい値を有するものである。
【0048】図10は、可動子16が固定子11に対
し、図示の位置に配置あるいは移動した際の磁束Φ[w
b]の構成説明図である。第1の永久磁石13を構成す
る磁極片13aおよび磁極片13bは、それぞれピッチ
τにてセンタ・ヨーク12へ固着され、磁極片13aお
よび磁極片13bの幅22は、それぞれ2/3・τと成
るように構成され、コイル17と第2の永久磁石20と
の幅24は、それぞれピッチτと等しく成るように構成
される。
【0049】推力の発生に関与する磁束Φ[wb]は、
第2の永久磁石20と磁極片13aとの相対面間に位置
するコイル17の一部を鎖交する磁束Φaである。
【0050】数1に示すように磁束Φaは、磁極片13
aの一部より発生する磁束Φaaと、磁極片13aの一
部より発生する磁束Φabと、第2の永久磁石20の一
部より発生する磁束Φmaと、第2の永久磁石20の一
部より発生する磁束Φmbの一部とにより構成される。
【0051】磁束Φaaの一部は、磁極片13aの端部
においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有
する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束
Φlaaと成り、磁束Φabの一部は、磁極片13aの
端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性
を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩
磁束Φlabと成り、磁束Φmaの一部は、第2の永久
磁石20の端部においてN極の極性を有する磁極面より
S極の極性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与
し無い漏洩磁束Φlmaと成る。
【0052】
【数1】
【0053】可動子16は、可動子16を構成するコイ
ル17に図示の方向と所定の大きさとを有する電流I
[A]を流すと、数2に示す磁束Φ[wb]と電流I
[A]との積に比例した推力F[N]をもって、矢印A
方向に移動する。
【0054】
【数2】
【0055】図11は、可動子16が固定子11に対
し、矢印A方向に1/3・τ移動した際の磁束Φ[w
b]の構成説明図である。
【0056】推力の発生に関与する磁束Φ[wb]は、
第2の永久磁石20と磁極片13aとの相対面間に位置
するコイル17の一部に鎖交する磁束Φaと、第2の永
久磁石20と磁極片13bとの相対面間に位置するコイ
ル17の一部に鎖交する磁束Φbとである。
【0057】数3に示すように磁束Φaは、磁極片13
aの一部より発生する磁束Φabと、第2の永久磁石2
0の一部より発生する磁束Φmaとにより構成される。
【0058】磁束Φabの一部は、磁極片13aの端部
においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有
する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束
Φlabと成り、磁束Φmaの一部は、第2の永久磁石
20の端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極
の極性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無
い漏洩磁束Φlmaと成る。
【0059】数3に示すように磁束Φbは、磁極片13
bの一部より発生する磁束Φbaと、第2の永久磁石2
0の一部より発生する磁束Φmbとにより構成される。
【0060】磁束Φbaの一部は、磁極片13bの端部
においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有
する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束
Φlbaと成り、磁束Φmbの一部は、第2の永久磁石
20の端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極
の極性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無
い漏洩磁束Φlmbと成る。
【0061】
【数3】
【0062】可動子16は、可動子16を構成するコイ
ル17に図示の方向と所定の大きさとを有する電流I
[A]を流すと、数4に示す磁束Φ[wb]と電流I
[A]との積に比例した推力F[N]をもって、矢印A
方向に移動する。
【0063】
【数4】
【0064】図12および図13おいて図6に示す本発
明の単極形リニア直流モータの動作を説明する。尚、固
定子単体での第1の永久磁石13の磁束Φ[wb]の構
成および可動子単体での第2の永久磁石20の磁束Φ
[wb]の構成は、図8および図9に示す磁束Φ[w
b]の構成に準ずるものとする。
【0065】図12は、可動子16が固定子11に対
し、図示の位置に配置あるいは移動した際の磁束Φ[w
b]の構成説明図である。
【0066】第1の永久磁石13は、磁極片13aおよ
び磁極片13bにて構成され、コイル17は、コイル1
7aおよびコイル17bにて構成される。磁極片13a
およびコイル17aと、磁極片13bおよびコイル17
bとは、それぞれピッチτにてセンタ・ヨーク12へ固
着され、磁極片13a、磁極片13b、コイル17aお
よびコイル17bの幅22は、それぞれ3/4・τと成
るように構成され、第2の永久磁石20の幅24は、5
/4・τと成るように構成される。
【0067】推力の発生に関与する磁束Φ[wb]は、
第2の永久磁石20と磁極片13aとの相対面間に位置
するコイル17aを鎖交する磁束Φaと、第2の永久磁
石20と磁極片13bとの相対面間に位置するコイル1
7bの一部を鎖交する磁束Φbとである。
【0068】数5に示すように磁束Φaは、磁極片13
aの一部より発生する磁束Φaaと、磁極片13aの一
部より発生する磁束Φabと、第2の永久磁石20の一
部より発生する磁束Φmaと、第2の永久磁石20の一
部より発生する磁束Φmbの一部とにより構成される。
【0069】磁束Φaaの一部は、磁極片13aの端部
においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有
する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束
Φlaaと成り、磁束Φabの一部は、磁極片13aの
端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性
を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩
磁束Φlabと成り、磁束Φmaの一部は、第2の永久
磁石20の端部においてN極の極性を有する磁極面より
S極の極性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与
し無い漏洩磁束Φlmaと成る。
【0070】数5に示すように磁束Φbは、磁極片13
bの一部より発生する磁束Φbaの一部と、第2の永久
磁石20の一部より発生する磁束Φmbの一部とにより
構成される。
【0071】
【数5】
【0072】磁束Φbaの一部は、磁極片13bの端部
においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有
する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束
Φlbaと成り、磁束Φmbの一部は、第2の永久磁石
20の端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極
の極性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無
い漏洩磁束Φlmbと成る。
【0073】可動子16は、固定子11を構成するコイ
ル17に図示の方向と所定の大きさとを有する電流I
[A]を流すと、数6に示す磁束Φ[wb]と電流I
[A]との積に比例した推力F[N]をもって、矢印A
方向に移動する。
【0074】
【数6】
【0075】図13は、可動子16が固定子11に対
し、矢印A方向に1/4τ移動した際の磁束Φ[wb]
の構成説明図である
【0076】推力の発生に関与する磁束Φ[wb]は、
第2の永久磁石20と磁極片13aとの相対面間に位置
するコイル17aの一部を鎖交する磁束Φaと、第2の
永久磁石20と磁極片13bとの相対面間に位置するコ
イル17bの一部を鎖交する磁束Φbである。
【0077】数7に示すように磁束Φaは、磁極片13
aの一部より発生する磁束Φaaの一部と、磁極片13
aの一部より発生する磁束Φabと、第2の永久磁石2
0の一部より発生する磁束Φmaとにより構成される。
【0078】磁束Φabの一部は磁極片13aの端部に
おいてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有す
る磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束Φ
labと成り、磁束Φmaの一部は第2の永久磁石20
の端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極
性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏
洩磁束Φlmaと成る。
【0079】数7に示すように磁束Φbは、磁極片13
bの一部より発生する磁束Φbaと、磁極片13bの一
部より発生する磁束Φbbの一部と、第2の永久磁石2
0の一部より発生する磁束Φmbとにより構成される。
【0080】磁束Φbaの一部は磁極片13bの端部に
おいてN極の極性を有する磁極面よりS極の極性を有す
る磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏洩磁束Φ
lbaと成り、磁束Φmbの一部は第2の永久磁石20
の端部においてN極の極性を有する磁極面よりS極の極
性を有する磁極面に向かい、推力の発生に関与し無い漏
洩磁束Φlmbと成る。
【0081】
【数7】
【0082】可動子16は、固定子11を構成するコイ
ル17aおよびコイル17bより成るコイル17に図示
の方向と所定の大きさとを有する電流I[A]を流す
と、数8に示す磁束Φ[wb]および電流I[A]の積
に比例した推力をもって、矢印A方向に移動する。
【0083】
【数8】
【0084】本発明の単極形リニア直流モータは、可動
子16の幅24を、固定子11を構成する第1の永久磁
石13のピッチτ以上に構成することにより、より優れ
た推力のリニアリティーの向上を可能とするものである
が、可動子16の幅24の増加は、可動子16の質量を
増加させ、停止精度を悪くさせるものである。しかし、
サーボ制御運転をする際には、速度制御性および位置制
御性が向上し、停止精度が改善される。
【0085】図4に示す本発明の単極形リニア直流モー
タの第1の実施例は、図1に示す従来の単極形リニア直
流モータに対して、無限の長ストローク化を可能とする
ものであり、同一ストロークに際しては、永久磁石の全
体質量を減少させ、センタ・ヨーク12の体積を減少さ
せ、バック・ヨーク4およびサイド・ヨーク5を不要と
するものであり、小型化、軽量化および低価格化を実現
するものである。
【0086】図5に示す本発明の単極形リニア直流モー
タの第2の実施例において、図4に示す本発明の第1の
実施例の単極形リニア直流モータに対して、第1の永久
磁石13および第2の永久磁石20の可動子の移動方向
に形成される側面の漏洩磁束を考慮せねば成らず、推力
および推力のリニアリティーの低下を来すものである
が、薄型軽量化を可能とするものである。
【0087】尚、センタ・ヨーク12にそれぞれピッチ
τにて配列される第1の永久磁石13と第1の永久磁石
26とを、所定の距離ずらせ配列することにより、推力
のリニアリティーの向上を可能とするものである。
【0088】図6に示す本発明の第3の実施例の単極形
リニア直流モータは、図3に示す従来の単極形リニア直
流モータに対して、無限の長ストローク化を可能とする
ものであり、同一ストロークに際しては、永久磁石の全
体質量を減少させ、センタ・ヨーク12の体積を減少さ
せ、バック・ヨーク4およびサイド・ヨーク5を不要と
するものであり、小型化、軽量化および低価格化を実現
するものである。
【0089】図6に示す本発明の第3の実施例の単極形
リニア直流モータは、図4に示す本発明の第1の実施例
の単極形リニア直流モータに対して、給電線を固定出来
る利点を有するものであるが、消費電力を大きくする欠
点を有するものである。
【0090】しかし、可動子の位置を検出する段を装着
する際には、可動子に相対するコイル17のみに電流を
供給することにより、消費電力の減少が可能と成る。
【0091】図7に示す本発明の第4の実施例の単極形
リニア直流モータは、図6に示す本発明の第3の実施例
の単極形リニア直流モータに対して、第1の永久磁石1
3および第2の永久磁石20の可動子の移動方向に形成
される側面の漏洩磁束を考慮せねば成らず、推力および
推力のリニアリティーの低下を来すものであるが、薄型
軽量化を可能とするものである。
【0092】一般に、図4ないし図7に示す本発明の単
極形リニア直流モータの第1の実施例ないし第4の実施
例において、固定子1の一部を構成するセンタ・ヨーク
12は、電磁軟鉄鋼、炭素鋼あるいは快削鋼等の磁気特
性の優れた各種磁性材料により形成される。固定子を構
成する第1の永久磁石13および可動子を構成する第2
の永久磁石20は、複数の部材により円筒状に構成され
得るものであり、コイル17は、小型軽量化を目的とす
る際には、自己融着線によりボビンレス構造に構成され
る。
【0093】通常、コイル7は軽量で優れた機械的強度
を有する非磁性材料であるアルミニュウムあるいは各種
合成樹脂等により形成されるコイル保持部材(ボビン)
に巻装され、コイル保持部材(ボビン)には、可動子を
固定子に対して所定の間隙23を隔て円滑に移動させる
構造を有する軸受装置の一部が装着される。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコイル可動
式の単極型リニア直流モータは、固定子11を構成する
第1の永久磁石13、26を、所定の間隔21を隔て配
列し、可動子16を構成するコイル17に第2の永久磁
石20、27を装着して構成され、本発明の永久磁石可
動式の単極型リニア直流モータは、固定子11を構成す
る第1の永久磁石13とコイル17とを、所定の間隔2
1を隔て配列し、可動子16を第2の永久磁石にて構成
されるものであり、下記のような効果を有するものであ
る。 (1)無限の長ストローク化を実現するものである。 (2)振動を伴わない、超低速度運転および高速度運転
を可能とするものである。 (3)固定子の形成する磁路をセンタ・ヨーク12のみ
で構成することが可能となり、構成部材の減少、構造の
簡略化、小型化、軽量化および低価格化を実現するもの
である。 (4)センタ・ヨーク12に流れる磁束Φは、可動子1
6を構成する第2の永久磁石20の発生し得る磁束(Φ
ma+Φmb)と、固定子11を構成するセンタ・ヨー
ク12に複数個配列される第1の永久磁石13を構成す
る磁極片(13a、13b、13c、・・・・・・・)
1個の発生し得る磁束(Φaa+Φab、Φba+Φb
b、Φca+Φcb、・・・・・・・)のみを考慮すれ
ば良く、センタ・ヨーク12の断面積を変化させること
なく、ストロークを任意に設定することを可能とするも
のである。 (5)固定子11を構成する第1の永久磁石13および
可動子16を構成する第2の永久磁石20の磁束をコイ
ル17に収束させることが可能と成り、高磁束密度運転
を実現するものである。 (6)高磁束密度化により、コイルに流す電流値を減少
させることが可能と成り、推力のリニアリティーの向上
を実現するものである。 (7)コイルに流す電流値を減少させることにより、消
費電力の減少を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の円筒状を成す単極形リニア直流
モータの構造説明を目的とした断面図である。
【図2】図2は、従来の平板状を成す単極形リニア直流
モータの構造説明を目的とした断面図である。
【図3】図3は、従来の円筒状を成す単極形リニア直流
モータの構造説明を目的とした断面図である。
【図4】図4は、本発明の単極形リニア直流モータの第
1の実施例の構造説明を目的とした斜視断面図である。
【図5】図5は、本発明の単極形リニア直流モータの第
2の実施例の構造説明を目的とした斜視断面図である。
【図6】図6は、本発明の単極形リニア直流モータの第
3の実施例の構造説明を目的とした斜視断面図である。
【図7】図7は、本発明の単極形リニア直流モータの第
4の実施例の構造説明を目的とした斜視断面図である。
【図8】図8は、図4に示す単極形リニア直流モータの
固定子単体での磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした
断面図である。
【図9】図9は、図4に示す単極形リニア直流モータの
可動子単体での磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした
断面図である。
【図10】図10は、図4に示す単極形リニア直流モー
タの磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした断面図であ
る。
【図11】図11は、図4に示す単極形リニア直流モー
タの磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした断面図であ
る。
【図12】図12は、図6に示す単極形リニア直流モー
タの磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした断面図であ
る。
【図13】図13は、図6に示す単極形リニア直流モー
タの磁束Φ[wb]の構成説明を目的とした断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定子 2 センタ・ヨーク 3 永久磁石 4 バック・ヨーク 5 サイド・ヨーク 6 可動子 7 コイル 8 間隙 9 空間 11 固定子 12 センタ・ヨーク 13 第1の永久磁石 13a、13b、13c 磁極片 14 バック・ヨーク 16 可動子 17 コイル 17a、17b、17c コイル 20 第2の永久磁石 21 間隔 22 幅 23 間隙 24 幅 26 第1の永久磁石 27 第2の永久磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークおよび該ヨークに所定の間隔を隔
    て配列される少なくとも2つ以上の第1の永久磁石を主
    に構成される固定子と、該固定子に所定の間隙を隔て巻
    装されるコイルおよび該コイルに装着される第2の永久
    磁石を主に構成される可動子とにより成り、前記第1の
    永久磁石と前記第2の永久磁石とを、それぞれ異なる極
    性をもって均一に磁化された磁極面が前記コイルと前記
    間隙とを介して相対するように構成したことを特徴とす
    る単極形リニア直流モータ。
  2. 【請求項2】 ヨークおよび該ヨークに所定の間隔を隔
    て配列される少なくとも2つ以上の第1の永久磁石およ
    び該第1の永久磁石にそれぞれ巻装されるコイルを主に
    構成される固定子と、該固定子に所定の間隙を隔て配置
    される第2の永久磁石を主に構成される可動子とにより
    成り、前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石とを、
    それぞれ異なる極性をもって均一に磁化された磁極面が
    前記コイルと前記間隙とを介して相対するように構成し
    たことを特徴とする単極形リニア直流モータ。
JP19716394A 1994-08-01 1994-08-01 単極形リニア直流モータ Pending JPH0847233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10211588B4 (de) * 2001-03-16 2009-01-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma-shi Linearmotor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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