JPS5849100B2 - 可動コイル型リニアモ−タ - Google Patents

可動コイル型リニアモ−タ

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JPS5849100B2
JPS5849100B2 JP14065478A JP14065478A JPS5849100B2 JP S5849100 B2 JPS5849100 B2 JP S5849100B2 JP 14065478 A JP14065478 A JP 14065478A JP 14065478 A JP14065478 A JP 14065478A JP S5849100 B2 JPS5849100 B2 JP S5849100B2
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JP
Japan
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moving coil
permanent magnet
magnetic flux
linear motor
coil
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JP14065478A
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JPS5583454A (en
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英彦 宗広
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物体を予め設定された範囲内の位置の位置に移
動させるための可動コイル型リニアモータに関するもの
である。
従来の可動コイル型リニアモータにはそのモータストロ
ークを得る方法によって2つの形式がある。
1つはストロークの全域にわたって一様な磁束を発生さ
せて釦き、その中を可動コイルを移動させ、ストローク
内に釦いて一様な発生力を得る形式、他は比較的狭い範
囲に磁束を発生させて分き、その中に比較的長い可動コ
イルを設けて可動コイルが移動してもコイルの一部に必
ず一定量の磁束を作用させることによって、ストローク
範囲内で一様な発生力を得る形式である。
第1の形式ではストロークの全域にわたって一様な磁束
を発生させなければならないので全磁束量は相当に大き
くなり、特にストロークが長い場合には非常に大きな永
久磁石が必要になる。
第2の形式ではストロークの全域をカバーし得る長いコ
イルを使用しなければならないのでコイルの電気抵抗値
が大きくならざるを得ない、従ってコイルに釦ける電力
損失釦よびコイル重量の増大化と共にコイル強度上の問
題も生じてくる。
又両形式とも全磁束を磁気飽和なく一つ又は二つの磁路
に集めて永久磁石に帰還させるために、ヨークの寸法を
太きくしなければならず、非常に大型かつ重量の大きな
装置となる。
上記従来例のリニアモータにわいてぱモータストローク
ぱ15(1’71i前後が限界であり、それ以上ぱモー
タが大型化してし1った。
又モータの小型化を計った場合には、モータの力定数が
非常に小さいものとなり実用上問題があった。
本発明の目的は上述の如き従来形式の欠点を除去し、長
いストロークを要求される場合でも比較的大きな力定数
を有する小型軽量の可動コイル型リニアモータを提供す
ることにある。
特に本発明はシリアルプリンターの印字ヘッドを駆動す
る如きストロークが35crrL程度を有する装置に用
いる場合に有用である。
本発明によれば平板状で厚み方向に着磁されかつ各々着
磁方向が異なる様に交互に長手方向に配置された永久磁
石片を片面に有するヨークを2組、永久磁石面を向い合
わせ、互いに向い合う極性が異なる様に対向して配置し
、その両端をサイドヨークで固定し、対向する永久磁石
の間の空隙に一様な磁束密度を生ずる様にした磁気回路
と、上記空隙内を磁束と直角方向に運動でき、かつその
巻線部の巻線方向が磁束と直角である扁平な複数個の可
動コイルを積層状に構威した形式の可動コイル型リニア
モータが得られる。
以下本発明を図面に従って説明する。
第1図に本発明による可動コイル型リニアモータの1実
施例の正面図、第2図にそのX−x断面図を示す。
可動コイル型リニアモータは平板状で厚み方向に着磁さ
れ、かつ着磁方向が互いに反対方向になる様に交互に(
図に示すように長手方向に)複数個並べられた永久磁石
片IA,IB、永久磁石片I A. , I Bを片面
に接着等により保持している細長い平板状のヨーク2、
ヨーク2と同一形状寸法で前記永久磁石片IA,1Bの
並ぶ順序が反対になった細長い平板状のヨーク3ち・よ
び前記ヨーク2とヨーク3を両端で前記永久磁石片IA
,IBの端面が対向する様に固定しているサイドヨーク
4から構成され、対向する前記永久磁石片IA,1Bの
間の空隙に一様な磁束密度を生ずるようにした磁気回路
Aと、前記永久磁石片IA,1Bの巾のほぼ半分の厚さ
を有する巻枠6に、巻線部厚さが前記永久磁石片IA,
IBの巾のほぼ半分になる様に巻線した扁平なコイル7
A,7Bを前記永久磁石片IA,IBの巾の半分のピッ
チだけずらして積層に組合せ、前記空隙5内を磁束と直
角方向に移動できる様にした可動コイル組立体8、前記
可動コイル組立体8を保持し、ガイト゛ロー29で前記
ヨーク2、ヨーク3上の一部に設けられている溝をガイ
ドに水平方向に滑動町能なスライド10によって構威さ
れている。
第3図はコイル7.A,7Bの構或を示し、6が巻枠、
11が線材、このコイル7A,7Bが2個積層に組立ら
れ可動コイル組立体8を構成する。
可動コイル組立体8を一体化した巻枠上に巻線された構
或どしても全く同一の機能が実現される。
本発明の特徴を示すために磁気回路内の磁束の流れを従
来例と比較して第4図、第5図に示す。
第4図は本発明による可動コイル型リニアモータの磁気
回路内部の磁束の流れ、第5図は前述した従来方式の第
1の形式による可動コイル型リニアモータの構成例釦よ
び磁気回路内部の磁束の流れを示す。
第5図に釦いて12ぱ永久磁石、13ぱヨーク、14は
センターヨーク、15はサイドヨーク、16ぱ空隙、1
7は可動コイルを示す。
可動コイル17の空隙部の磁束の流れに対する巻線方向
は本発明のコイル7A,7Bの巻線方向と90°異なっ
ていることが判る。
第4図に示す如く本発明による磁気回路は第5図の従来
例に釦けるセンターヨーク14がなく、かつ空隙5の部
分に卦いて複数個の閉ループを構成、磁路の一部に磁束
が集中する部分がない構成であるが、第5図に示す如き
従来例はセンターヨーク14の両端ち・よびサイドヨー
ク15に磁束が集中する如き構成となっている。
従って本発明による磁気回路ぱモータストロークによっ
て、ストローク方向の長さが変るだけで空隙磁束密度お
よび他の寸法は変らず、原理的には無限のストロークも
可能であるが、従来例の磁気回路に釦いてはストローク
が大きくなる程磁束が集中するセンターヨーク14の両
端釦よびサイドヨーク15にむいて磁気飽和が生じ、空
隙磁束密度の低下をもたらし、モータの力走数は小さく
なり実用上利用できるストロークに限界があった。
又同程度の空隙磁束密度を得るためには従来例の構成に
かいては磁路の磁気飽和をなくすためにセンターヨーク
14卦よびサイドヨーク15の寸法を大きくする必要が
あり、かつセンターヨーク14がない構或の本発明に比
べると従来例のモータ重量は非常に大きいものとなった
第6図は本発明による可動コイル型1,1 ニアモータ
の駆動方法を説明する図である。
第6図Aに訃いて可動コイル組立体8が右方向に移動す
る様に駆動する場合について説明する。
第6図Aに示す位置から第6図Bに示す位置1で永久磁
石片IA,1Bの半分のストロークを移動する間はコイ
ル7Aに、次の第6図Bから第6図Cの位置昔での永久
磁石片IA,IBの半分のストロークを移動する間はコ
イル7Bに電流を流す。
この後のストロークについてもコイル7Aとコイル7B
に交互に電流を流してモータを駆動する。
又コイル7A,7Bに流す電流の向きは磁石着磁方向に
よって可動コイル組立体8が右方向に力を受けるべく適
切に切換えられる。
この様に本発明によるモータの駆動は可動コイル8の位
置(永久磁石片IA,1Bとの相対位置)を磁気検出素
子あるいは光学的位置検出素子等を用いて検出し、入力
された移動方向信号に従って、巻線部7A,7Bに流す
電流が制御され、即ち常に移動中一定磁束密度中にある
巻線部のみに電流が印加され、可動コイル8はストロー
ク中常に脈動的変化の少いほぼ一定な発生力を受ける。
従ってコイル7A,7Bに同時に電流が流されることは
なく、平均的にはそれぞれのコイルに交互に流され、従
来式の1コイル方式に比べコイル当りの消費電力は半分
となり、各コイルの温度上昇も小さく、使用頻度が多〈
なってもコイルを焼損する危険性は小さくなった。
以上の説明から明らかな如く本発明による可動コイル型
リニアモータは従来方式の可動コイル型リニアモータに
比して小型、軽量化を可能にすると共に任意のストロー
クのモータの実現をも可能にした。
以上本発明の趣旨を逸脱しない範囲に訃いての変形は可
能であり、以上の記述が本発明の範囲を限定するもので
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による可動コイル型リニアモータの一実
施例を示す図面、第2図は第1図のX−X断面を示す図
面、第3図はコイルの構造の斜視図、第4図は本発明に
よる可動コイル型リニアモータの磁気回路内部の磁束の
流れを示す図面、第5図は従来方式の可動コイル型リニ
アモータの構或および磁気回路内部の磁束の流れを示す
図面、第6図A,B,0は本発明による可動コイル型リ
ニアモータの駆動方法を説明する図面である。 図において、IA,IBは永久磁石片、2,3はヨーク
、4はサイドヨーク、5は空隙、6は巻枠、7A,7B
はコイル、8ぱ可動コイル組立体、9はガイドローラ、
10ぱスライド、11ぱ線材、12ぱ永久磁石、13は
ヨーク、14はセンターヨーク、15はサイドヨーク、
16は空隙、17は可動コイルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板状で厚み方向に着磁されかつ各々着磁方向が異
    なる様に交互に長手方向に配置された複数個の永久磁石
    片を片面に有するヨークを2組、永久磁石面を向い合わ
    せ、互いに向い合う極性が異なる様に対向して配置し、
    その両端をサイドヨークで固定し、対向する永久磁石の
    間の空隙に一様な磁束密度を生ずる様にした磁気回路と
    、上記空隙内を磁束と直角方向に運動でき、かつその巻
    線部の巻線方向が磁束と直角である扁平な複数個の可動
    コイルを積層状に組み合わせた可動コイル組立体によっ
    て構成されたことを特徴とする可動コイル型リニアモー
    タ。 2 磁気回路に同一寸法の平板状の永久磁石片を互いに
    着磁方向が異なる様に交互に配置したものを有し、かつ
    可動コイル組立体として、上記永久磁石片の巾のほぼ半
    分の厚さを有する巻粋に巻線部厚さが上記永久磁石片の
    巾のほぼ半分になる様に巻線した扁平なコイルを2個上
    記永久磁石片の巾の半分のピッチだけずらして積層に構
    成した特許請求の範囲第1項記載の可動コイル型リニア
    モータ。
JP14065478A 1978-11-15 1978-11-15 可動コイル型リニアモ−タ Expired JPS5849100B2 (ja)

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JP14065478A JPS5849100B2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 可動コイル型リニアモ−タ
US06/093,556 US4318038A (en) 1978-11-15 1979-11-13 Moving-coil linear motor
DE19792946147 DE2946147A1 (de) 1978-11-15 1979-11-15 Elektrodynamischer linearmotor

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