JPH0846567A - ディジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置 - Google Patents
ディジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置Info
- Publication number
- JPH0846567A JPH0846567A JP6180142A JP18014294A JPH0846567A JP H0846567 A JPH0846567 A JP H0846567A JP 6180142 A JP6180142 A JP 6180142A JP 18014294 A JP18014294 A JP 18014294A JP H0846567 A JPH0846567 A JP H0846567A
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- Japan
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基地局側で回線状態が劣化した場合において
も移動局側で把握し得るディジタル移動無線装置を提供
すること。 【構成】 このディジタル移動無線装置は、基地局に対
してディジタル信号により上がり通信を行うと共に、基
地局が上り通信の誤り率が劣化した際に誤り率劣化信号
を送信する誤り率劣化送信部を有する場合に適用される
もので、移動局から基地局への上がり通信の回線品質が
劣化した場合には、基地局からの誤り率劣化信号を受信
して制御部8がアラーム音発生部10によりアラーム音
を発生させるが、基地局から移動局への下り通信の受信
レベルが低下した場合には、復調部5からBER測定部
6へ伝送される受信データ信号の位相情報における位相
ずれが大きくなり、このときにBER測定部6で検出さ
れた誤り率検出信号に従って制御部8がアラーム音発生
部10によりアラーム音を発生させる。
も移動局側で把握し得るディジタル移動無線装置を提供
すること。 【構成】 このディジタル移動無線装置は、基地局に対
してディジタル信号により上がり通信を行うと共に、基
地局が上り通信の誤り率が劣化した際に誤り率劣化信号
を送信する誤り率劣化送信部を有する場合に適用される
もので、移動局から基地局への上がり通信の回線品質が
劣化した場合には、基地局からの誤り率劣化信号を受信
して制御部8がアラーム音発生部10によりアラーム音
を発生させるが、基地局から移動局への下り通信の受信
レベルが低下した場合には、復調部5からBER測定部
6へ伝送される受信データ信号の位相情報における位相
ずれが大きくなり、このときにBER測定部6で検出さ
れた誤り率検出信号に従って制御部8がアラーム音発生
部10によりアラーム音を発生させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局及び移動局の間
をディジタル信号により通信を行うディジタル移動無線
方式及びディジタル移動無線装置に関する。
をディジタル信号により通信を行うディジタル移動無線
方式及びディジタル移動無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、普及の一途にある自動車電話,携
帯電話等ではアナログ方式による通信が主流を占めてい
るが、最近ではディジタル方式により通信を行うディジ
タル移動無線装置も開発されている。
帯電話等ではアナログ方式による通信が主流を占めてい
るが、最近ではディジタル方式により通信を行うディジ
タル移動無線装置も開発されている。
【0003】このような移動無線装置では、使用対象領
域外等で電界が弱くなると、アナログ方式では通話中に
雑音が序々に増えて電波が届き難くなるが、ディジタル
方式では基本的に無線ノイズが発生しない代わりに通話
が突然途切れてしまうことがある。こうした場合の対策
としては、移動局側で使用対象領域内へと移動するか、
或いは通話相手にその旨を知らせる等の処置を行うのが
一般的である。又、別な対策として、移動局側において
基地局側からの下り通信の受信時に誤り率(BER)が
劣化した場合、回線品質の劣化を通知する機能を持たせ
ることも検討されている。
域外等で電界が弱くなると、アナログ方式では通話中に
雑音が序々に増えて電波が届き難くなるが、ディジタル
方式では基本的に無線ノイズが発生しない代わりに通話
が突然途切れてしまうことがある。こうした場合の対策
としては、移動局側で使用対象領域内へと移動するか、
或いは通話相手にその旨を知らせる等の処置を行うのが
一般的である。又、別な対策として、移動局側において
基地局側からの下り通信の受信時に誤り率(BER)が
劣化した場合、回線品質の劣化を通知する機能を持たせ
ることも検討されている。
【0004】因みに、一般的な回線又は伝送網において
誤り率の劣化に応じて警報(アラーム音)を発生する技
術やそれに関連した技術は、例えば特開昭61−224
527号公報に開示された符号誤り率劣化警報処理回路
や実開昭62−129853号公報に開示された誤り率
劣化警報回路等が挙げられる。
誤り率の劣化に応じて警報(アラーム音)を発生する技
術やそれに関連した技術は、例えば特開昭61−224
527号公報に開示された符号誤り率劣化警報処理回路
や実開昭62−129853号公報に開示された誤り率
劣化警報回路等が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したディジタル移
動無線装置の場合、使用対象領域外等で電界が弱くなる
と何の予告も無しに通話が途切れてしまうことが起こり
得るため、こうした場合には使用者にとって不快感を感
じてしまう。
動無線装置の場合、使用対象領域外等で電界が弱くなる
と何の予告も無しに通話が途切れてしまうことが起こり
得るため、こうした場合には使用者にとって不快感を感
じてしまう。
【0006】そこで、上述したように基地局側からの下
り通信の受信時に誤り率が劣化した場合を回線品質の劣
化として移動局側で通知させれば使用者に不快感を与え
る問題は対策できるが、それでも電波障害等で基地局側
における上りの回線状態が悪くなると移動局側では依然
としてその状態を把握できないという問題が残る。
り通信の受信時に誤り率が劣化した場合を回線品質の劣
化として移動局側で通知させれば使用者に不快感を与え
る問題は対策できるが、それでも電波障害等で基地局側
における上りの回線状態が悪くなると移動局側では依然
としてその状態を把握できないという問題が残る。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、基地局側で回線状
態が劣化した場合においても移動局側で把握し得るディ
ジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置を提供
することにある。
なされたもので、その技術的課題は、基地局側で回線状
態が劣化した場合においても移動局側で把握し得るディ
ジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
及び移動局の間をディジタル信号により通信を行うディ
ジタル移動無線方式において、基地局は、移動局からの
上り通信で誤り率が劣化した際に該移動局に対して誤り
率劣化信号を送信し、移動局は、基地局からの下り通信
の受信で誤り率が劣化した場合と誤り率劣化信号を受信
した場合とに際して警報を発生するディジタル移動無線
方式が得られる。
及び移動局の間をディジタル信号により通信を行うディ
ジタル移動無線方式において、基地局は、移動局からの
上り通信で誤り率が劣化した際に該移動局に対して誤り
率劣化信号を送信し、移動局は、基地局からの下り通信
の受信で誤り率が劣化した場合と誤り率劣化信号を受信
した場合とに際して警報を発生するディジタル移動無線
方式が得られる。
【0009】一方、本発明によれば、基地局に対してデ
ィジタル信号により上がり通信を行うと共に、該基地局
が該上り通信の誤り率が劣化した際に誤り率劣化信号を
送信する誤り率劣化送信部を有するディジタル移動無線
装置において、基地局からの下がり通信の受信で誤り率
が劣化した場合に警報を発生する第1の警報発生部と、
誤り率劣化信号を受信した場合に警報を発生する第2の
警報発生部とを有するディジタル移動無線装置が得られ
る。
ィジタル信号により上がり通信を行うと共に、該基地局
が該上り通信の誤り率が劣化した際に誤り率劣化信号を
送信する誤り率劣化送信部を有するディジタル移動無線
装置において、基地局からの下がり通信の受信で誤り率
が劣化した場合に警報を発生する第1の警報発生部と、
誤り率劣化信号を受信した場合に警報を発生する第2の
警報発生部とを有するディジタル移動無線装置が得られ
る。
【0010】又、本発明によれば、上記ディジタル移動
無線装置において、下がり通信を受信して受信信号を出
力する受信部と、受信信号を受信データ信号に復調する
復調部と、受信データ信号から誤り率を測定して誤り率
検出信号を出力する誤り率測定部と、誤り率検出信号に
従って第1の警報発生部を制御する制御部とを含むディ
ジタル移動無線装置が得られる。
無線装置において、下がり通信を受信して受信信号を出
力する受信部と、受信信号を受信データ信号に復調する
復調部と、受信データ信号から誤り率を測定して誤り率
検出信号を出力する誤り率測定部と、誤り率検出信号に
従って第1の警報発生部を制御する制御部とを含むディ
ジタル移動無線装置が得られる。
【0011】更に、本発明によれば、上記ディジタル移
動無線装置において、受信部は誤り率劣化信号を受信
し、制御部は誤り率劣化信号に従って第2の警報発生部
を制御するディジタル移動無線装置が得られる。
動無線装置において、受信部は誤り率劣化信号を受信
し、制御部は誤り率劣化信号に従って第2の警報発生部
を制御するディジタル移動無線装置が得られる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明のディジタル移
動無線方式及びディジタル移動無線装置について、図面
を参照して詳細に説明する。
動無線方式及びディジタル移動無線装置について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】最初に図1を参照して本発明のディジタル
移動無線方式の動作を簡単に説明する。このディジタル
移動無線方式は、基地局B及び移動局Mの間をディジタ
ル信号により通信を行うもので、基地局Bが移動局Mか
らの上り通信TU で誤り率(BER)が劣化して所定時
間継続した際に移動局Mに対して誤り率劣化信号(回線
品質劣化信号)Sを送信し、移動局Mは基地局Bからの
下り通信TD の受信で誤り率が劣化した場合と誤り率劣
化信号Sを受信した場合とに際して警報としてアラーム
音ALMを発生するものである。
移動無線方式の動作を簡単に説明する。このディジタル
移動無線方式は、基地局B及び移動局Mの間をディジタ
ル信号により通信を行うもので、基地局Bが移動局Mか
らの上り通信TU で誤り率(BER)が劣化して所定時
間継続した際に移動局Mに対して誤り率劣化信号(回線
品質劣化信号)Sを送信し、移動局Mは基地局Bからの
下り通信TD の受信で誤り率が劣化した場合と誤り率劣
化信号Sを受信した場合とに際して警報としてアラーム
音ALMを発生するものである。
【0014】このとき、基地局Bは上り通信TU におけ
る誤り率の劣化状態が更に特定時間継続していると移動
局Mに対して無線チャンネル切断CS を行い、移動局M
では基地局Bに対して無線チャンネル切断確認CR を行
う。
る誤り率の劣化状態が更に特定時間継続していると移動
局Mに対して無線チャンネル切断CS を行い、移動局M
では基地局Bに対して無線チャンネル切断確認CR を行
う。
【0015】図1は、このディジタル移動無線方式を適
用した本発明の一実施例に係る携帯用ディジタル移動無
線装置の基本構成をブロック図により示したもので、図
2は、このディジタル移動無線装置に備えられる復調部
の構成を示したものである。但し、このディジタル移動
無線装置は、基地局に対してディジタル信号により上が
り通信を行うと共に、基地局が上り通信の誤り率が劣化
した際に誤り率劣化信号を送信する誤り率劣化送信部を
有する場合に適用されるものである。
用した本発明の一実施例に係る携帯用ディジタル移動無
線装置の基本構成をブロック図により示したもので、図
2は、このディジタル移動無線装置に備えられる復調部
の構成を示したものである。但し、このディジタル移動
無線装置は、基地局に対してディジタル信号により上が
り通信を行うと共に、基地局が上り通信の誤り率が劣化
した際に誤り率劣化信号を送信する誤り率劣化送信部を
有する場合に適用されるものである。
【0016】このディジタル移動無線装置は、上がり通
信の送信系として、通話による音声を電気信号に変換す
るマイク14,音声の電気信号を増幅するマイクアンプ
11,音声の電気信号を必要に応じてオンオフするため
のスイッチ回路16,音声の電気信号を符号化する音声
符号部17,符号化された音声の電気信号を変調する変
調部2,変調された音声の電気信号を変換して送信信号
として出力する送信部1,及び送信信号を基地局へ送信
するためのアンテナに接続されたデュープレクサ18を
含んでいる。
信の送信系として、通話による音声を電気信号に変換す
るマイク14,音声の電気信号を増幅するマイクアンプ
11,音声の電気信号を必要に応じてオンオフするため
のスイッチ回路16,音声の電気信号を符号化する音声
符号部17,符号化された音声の電気信号を変調する変
調部2,変調された音声の電気信号を変換して送信信号
として出力する送信部1,及び送信信号を基地局へ送信
するためのアンテナに接続されたデュープレクサ18を
含んでいる。
【0017】又、下がり通信の受信系として、アンテナ
に接続されたデュープレクサ18,変調された音声の電
気信号を受信して受信信号を出力すると共に、基地局か
らの誤り率劣化信号を受信する受信部3,変調された音
声の電気信号である受信信号を復調して受信データ信号
を出力する復調部5,受信データ信号から誤り率を測定
して誤り率検出信号を出力するBER測定部6,受信デ
ータ信号をデータ処理して符号化された音声の電気信号
を取り出す受信データ処理部7,符号化された音声の電
気信号変調された音声の電気信号を復号して音声の電気
信号を出力する音声復号部9,音声の電気信号を必要に
応じてオンオフするためのスイッチ回路15,音声の電
気信号を増幅する受話器用アンプ12,音声の電気信号
を通話による音声に変換する受話器13,及び誤り率検
出信号や誤り率劣化信号を受けた制御部8による制御に
従ってアラーム音を発生するアラーム音発生部10を含
んでいる。
に接続されたデュープレクサ18,変調された音声の電
気信号を受信して受信信号を出力すると共に、基地局か
らの誤り率劣化信号を受信する受信部3,変調された音
声の電気信号である受信信号を復調して受信データ信号
を出力する復調部5,受信データ信号から誤り率を測定
して誤り率検出信号を出力するBER測定部6,受信デ
ータ信号をデータ処理して符号化された音声の電気信号
を取り出す受信データ処理部7,符号化された音声の電
気信号変調された音声の電気信号を復号して音声の電気
信号を出力する音声復号部9,音声の電気信号を必要に
応じてオンオフするためのスイッチ回路15,音声の電
気信号を増幅する受話器用アンプ12,音声の電気信号
を通話による音声に変換する受話器13,及び誤り率検
出信号や誤り率劣化信号を受けた制御部8による制御に
従ってアラーム音を発生するアラーム音発生部10を含
んでいる。
【0018】更に、制御部8は送受信系において、周波
数や音響を調整するためのシンセサイザ部4を介して送
信部1,受信部3を制御する他、送信系の音声符号部1
7及びスイッチ回路16を制御すると共に、受信系の音
声復号部9,スイッチ回路15,及びアラーム音発生部
10を制御する。
数や音響を調整するためのシンセサイザ部4を介して送
信部1,受信部3を制御する他、送信系の音声符号部1
7及びスイッチ回路16を制御すると共に、受信系の音
声復号部9,スイッチ回路15,及びアラーム音発生部
10を制御する。
【0019】このディジタル移動無線装置において、ア
ラーム音発生部10は基地局からの下がり通信の受信で
誤り率が劣化した場合に警報を発生する第1の警報発生
部として機能すると共に、誤り率劣化信号を受信した場
合に警報を発生する第2の警報発生部としても機能す
る。
ラーム音発生部10は基地局からの下がり通信の受信で
誤り率が劣化した場合に警報を発生する第1の警報発生
部として機能すると共に、誤り率劣化信号を受信した場
合に警報を発生する第2の警報発生部としても機能す
る。
【0020】又、復調部5は、図3に示すように、受信
部3からの受信信号に関し、装置内部のクロック発生部
(図示せず)からの再生クロック信号CLKに従って中
間周波数の位相検出を行ってN番目及びN+1番目の位
相情報θN ,θN+1 を含む位相信号を出力する位相検出
部101と、この位相信号のN番目の位相情報θN とN
+1番目の位相情報θN+1 とに基づく位相差分を算出し
た結果を示す受信データ信号を出力する減算部102
と、受信データ信号の差分結果を復調して新たに受信デ
ータ信号を出力するデータ判定部103とから成ってい
る。因みに、BER測定部6では受信データ信号の差分
結果に対して正規の位相からのずれを算出した結果によ
って誤り率を検出測定し、その測定結果を示す誤り率検
出信号を出力する。この誤り率検出信号には、測定され
る誤り率を段階別にランク分けした結果が含まれる。
部3からの受信信号に関し、装置内部のクロック発生部
(図示せず)からの再生クロック信号CLKに従って中
間周波数の位相検出を行ってN番目及びN+1番目の位
相情報θN ,θN+1 を含む位相信号を出力する位相検出
部101と、この位相信号のN番目の位相情報θN とN
+1番目の位相情報θN+1 とに基づく位相差分を算出し
た結果を示す受信データ信号を出力する減算部102
と、受信データ信号の差分結果を復調して新たに受信デ
ータ信号を出力するデータ判定部103とから成ってい
る。因みに、BER測定部6では受信データ信号の差分
結果に対して正規の位相からのずれを算出した結果によ
って誤り率を検出測定し、その測定結果を示す誤り率検
出信号を出力する。この誤り率検出信号には、測定され
る誤り率を段階別にランク分けした結果が含まれる。
【0021】そこで、以下はこのディジタル移動無線装
置の要部における動作を具体的に説明する。
置の要部における動作を具体的に説明する。
【0022】先ず、このディジタル移動無線装置におい
て基地局から移動局への下り通信の受信レベルが低下し
た場合に関し、受信レベルの低下により復調部5からB
ER測定部6へ伝送される受信データ信号の位相情報が
位相ずれの大きい誤り率3%以上のランクであったとす
ると、制御部8はアラーム音発生部10によりアラーム
音を発生させ、電界レベルが下がったことの警告を行
う。
て基地局から移動局への下り通信の受信レベルが低下し
た場合に関し、受信レベルの低下により復調部5からB
ER測定部6へ伝送される受信データ信号の位相情報が
位相ずれの大きい誤り率3%以上のランクであったとす
ると、制御部8はアラーム音発生部10によりアラーム
音を発生させ、電界レベルが下がったことの警告を行
う。
【0023】このアラーム音を聞いた使用者は、電界の
強い場所への移動を行うか、或いは相手先に電界が弱い
旨を通話する。ことにより、突然音声が途切れることに
よる混乱を回避できる。
強い場所への移動を行うか、或いは相手先に電界が弱い
旨を通話する。ことにより、突然音声が途切れることに
よる混乱を回避できる。
【0024】一方、回線状態が悪く、移動局から基地局
への上がり通信の回線品質が劣化した場合に関し、基地
局側において移動局からの誤り率が3%以上のランク付
けであったとすると、このとき基地局は移動局に対して
上りの誤り率が劣化したことを示す誤り率劣化信号を送
信するので、この誤り率劣化信号を受信した制御部8は
アラーム音発生部10によりアラーム音を発生させ、回
線品質が劣化したことの警告を行う。
への上がり通信の回線品質が劣化した場合に関し、基地
局側において移動局からの誤り率が3%以上のランク付
けであったとすると、このとき基地局は移動局に対して
上りの誤り率が劣化したことを示す誤り率劣化信号を送
信するので、この誤り率劣化信号を受信した制御部8は
アラーム音発生部10によりアラーム音を発生させ、回
線品質が劣化したことの警告を行う。
【0025】従って、この場合もアラーム音を聞いた使
用者が上述した場合と同様に電界の強い場所への移動す
るか、或いは相手先に電界が弱い旨を通話することによ
り、突然音声が途切れることによる混乱を回避できる。
用者が上述した場合と同様に電界の強い場所への移動す
るか、或いは相手先に電界が弱い旨を通話することによ
り、突然音声が途切れることによる混乱を回避できる。
【0026】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明によれば、基
地局から移動局への下り通信の受信レベルが低下した場
合や、移動局から基地局への上がり通信で回線状態が劣
化した場合において、移動局側でその状態を警報により
把握し得るディジタル移動無線方式及びディジタル移動
無線装置が実現される。この結果、使用者がアラーム音
を聞いた場合に電界の強い場所への移動するか、或いは
相手先に電界が弱い旨を通話することにより、突然音声
が途切れることによる混乱を回避することができるよう
になる。
地局から移動局への下り通信の受信レベルが低下した場
合や、移動局から基地局への上がり通信で回線状態が劣
化した場合において、移動局側でその状態を警報により
把握し得るディジタル移動無線方式及びディジタル移動
無線装置が実現される。この結果、使用者がアラーム音
を聞いた場合に電界の強い場所への移動するか、或いは
相手先に電界が弱い旨を通話することにより、突然音声
が途切れることによる混乱を回避することができるよう
になる。
【図1】本発明のディジタル移動無線方式による動作を
説明するために示したものである。
説明するために示したものである。
【図2】図1で説明したディジタル移動無線方式を適用
した一実施例に係る携帯用ディジタル移動無線装置の基
本構成を示したブロック図である。
した一実施例に係る携帯用ディジタル移動無線装置の基
本構成を示したブロック図である。
【図3】図2に示すディジタル移動無線装置に備えられ
る復調部の構成を示したものである。
る復調部の構成を示したものである。
1 送信部 2 変調部 3 受信部 4 シンセサイザ部 5 復調部 6 BER測定部 7 受信データ処理部 8 制御部 9 音声復号部 10 アラーム音発生部 11 マイクアンプ 12 受話器用アンプ 13 受話器 14 マイク 15,16 スイッチ回路 17 音声符号部 18 デュープレクサ 101 位相検出部 102 減算部 103 データ判定部
Claims (4)
- 【請求項1】 基地局及び移動局の間をディジタル信号
により通信を行うディジタル移動無線方式において、前
記基地局は、前記移動局からの上り通信で誤り率が劣化
した際に該移動局に対して誤り率劣化信号を送信し、前
記移動局は、前記基地局からの下り通信の受信で誤り率
が劣化した場合と前記誤り率劣化信号を受信した場合と
に際して警報を発生することを特徴とするディジタル移
動無線方式。 - 【請求項2】 基地局に対してディジタル信号により上
がり通信を行うと共に、該基地局が該上り通信の誤り率
が劣化した際に誤り率劣化信号を送信する誤り率劣化送
信部を有するディジタル移動無線装置において、前記基
地局からの下がり通信の受信で誤り率が劣化した場合に
警報を発生する第1の警報発生部と、前記誤り率劣化信
号を受信した場合に警報を発生する第2の警報発生部と
を有することを特徴とするディジタル移動無線装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のディジタル移動無線装置
において、前記下がり通信を受信して受信信号を出力す
る受信部と、前記受信信号を受信データ信号に復調する
復調部と、前記受信データ信号から誤り率を測定して誤
り率検出信号を出力する誤り率測定部と、前記誤り率検
出信号に従って前記第1の警報発生部を制御する制御部
とを含むことを特徴とするディジタル移動無線装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のディジタル移動無線装置
において、前記受信部は前記誤り率劣化信号を受信し、
前記制御部は前記誤り率劣化信号に従って前記第2の警
報発生部を制御することを特徴とするディジタル移動無
線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180142A JPH0846567A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ディジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180142A JPH0846567A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ディジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0846567A true JPH0846567A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16078146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6180142A Pending JPH0846567A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | ディジタル移動無線方式及びディジタル移動無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0846567A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01261943A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-18 | Fujitsu Ltd | 無線回線終端部の信号処理装置 |
JPH0329445A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレス電話装置 |
JPH0677891A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル無線電話装置 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6180142A patent/JPH0846567A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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