JPH03114339A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JPH03114339A
JPH03114339A JP1252980A JP25298089A JPH03114339A JP H03114339 A JPH03114339 A JP H03114339A JP 1252980 A JP1252980 A JP 1252980A JP 25298089 A JP25298089 A JP 25298089A JP H03114339 A JPH03114339 A JP H03114339A
Authority
JP
Japan
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section
unit
handset
range
zone
Prior art date
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Pending
Application number
JP1252980A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Sumikawa
澄川 惠一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH03114339A publication Critical patent/JPH03114339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、親機と子機とが無線回線を介して接続された
コードレス電話機に係り、より詳細には、通話中に親機
からの受信電波が通話圏外となったことを子機が検出し
たとき゛に、該子機において圏外警告音を発生するよう
に構成したコードレス電話機に関する。
(従来の技術) コードレス電話機においては、通常一定の箇所に固定的
に設置される親機と可搬式の子機との距離は、子機の移
動に伴って変化する。子機が親機から離れるにつれて、
子機とa機との間で授受される電波の強さが弱くなり、
相対的にノイズ成分が増加するため、S/N比が悪化し
て通話品質が低下してくる。このため、通話中に常時的
に電波の状態を監視し、電波の強さがある基準レベル以
下になると(又はノイズが基準レベルを超えると)、通
話圏外であることを知らせる圏外警告音を発するように
構成している。
上記のような圏外警告式のコードレス電話機の従来例を
第5図に示す。
このコードレス電話機は、図示しない相手側端末機に対
し電話回線1を介して双方向性に接続された親機2と、
この親機2との間で無線回線3を介して双方向性に接続
された子機4とからなる。
まず、親機2の構成について説明する。
相手側端末機に対して電話回線1を介して有線電話機部
6が双方向性に接続されている。有線電話機部6は、制
御部8に対して双方向性に接続されるとともに、その音
声信号出力端が受話音声ミュート部10の入力端に接続
されている。受話音声ミュート部10の出力端は送信路
スイッチ部12を介して送信機部14に接続されており
、送信機部14の出力端はアンテナ16に接続されてい
る。
またアンテナ16は受信機部18の入力端にも接続され
ており、受信機部18の出力端は送話音声ミュート部2
0に接続され、送話音声ミュート部20の出力端は有線
電話機部6の音声信号入力端に接続されている。
制御部8は、送信データ部22を介して送信路スイッチ
部12に接続されるとともに、送信用シンセサイザ部2
4及び受信用シンセサイザ部26に接続されており、ま
た受話音声ミュート部10及び送話音声ミュート部20
にも接続されている。
そして、送信用シンセサイザ部24は送信機部14に接
続され、受信用シンセサイザ部26は受信機部18に接
続されている。送話音声ミュート部20に接続された受
信機部18の出力端は受信データ部28にも接続されて
おり、これとは別の受信機部18の出力端はキャリアセ
ンス部30及び圏外検出部32に接続されている。そし
て、受信データ部28、キャリアセンス部30及び圏外
検出部32の各出力端はそれぞれ制御部8に接続されて
いる。
有線電話機部6は、2線−4線変換部、着信検出部、ダ
イヤラ一部、保留部、オフフック部などを備えている。
着信検出部は、電話回線1を介して相手側端末機から送
信されてきた着信信号を検出し、その着信検出信号を制
御部8に送信する機能を有する。2線−4線変換部は、
親機2と子機4とが無線回線3を介して無線通話チャン
ネルを確立した後において、相手側端末機から電話回線
1を介して送信されてきた音声信号を非動作状態にある
受話音声ミュート部10及び送信路スイッチ部12を介
して送信機部■4に送出したり、子機4から送信されて
きた音声信号を受信機部18及び非動作状態にある送話
音声ミュート部20を介して受は取り、電話回線1を介
して相手側端末機に送出する機能を有する。
受信データ部28及び送信データ部22は、親機2と子
機4との間の無線通話チャンネルが確立されてアナログ
通話の状態となるまで、デジタル信号のやりとりを子機
4との間で行うためのものである。例えば子機4からの
オフフッタ信号が無線回線3を介して親機2の受信機部
18に送られてくると、受信機部18から発呼要求有り
のデータが出力され、これを受信データ部28が受は取
って制御部8に送出したり、相手側端末機から電話回線
1及び有線電話機部6を介して着信信号を受は取った制
御部8からの指令により、送信データ部22から子機4
に対してアラームの起動信号を出力したりする。
送信路スイッチ部12は、親機2と子機4との間の無線
通話チャンネルが確立されてアナログ通話の状態となる
までは送信機部14を送信データ部22側に接続し、ア
ナログ通話路が確立された後は送信機部14を受話音声
ミュート部10を介して有線電話機部6側に接続するよ
うに切り換わる切換えスイッチである。
送信機部14は、送信路スイッチ部12を介して入力さ
れた送信データ部22からの送信データや、電話回線1
からの音声信号によって搬送波をFM変調し、高周波電
力増幅した後、アンテナ16に送出する機能を有する。
アンテナ16は、送信機部14から送出されたデータ又
は音声信号を無線回線3を介して子機4側に送出したり
、無線回線3を介して子機4から送出されてきた電波(
FM変調波)を受信し、受信したデータ又は音声信号を
受信機部18に出力する機能を有する。
受信機部18は、アンテナ16により子機4から受信し
たデータ又は音声信号を、図示していないが内蔵してい
るRFアンプ部、ミキサ一部、IFアンプ部、リミッタ
部、検波部などを介して復調し、復調したデータを受信
データ部28に出力するとともに、復調した音声信号を
非動作状態にある送話音声ミュート部20を介して有線
電話機部6に出力し、また受信電波の強さを検波してD
Cレベルでキャリアセンス部30や圏外検出部32に出
力する機能を有する。
送信用シンセサイザ部24は、制御部8が送信状態を検
出したときに、制御部8からの指令によって電源が投入
されるとともに、チャンネルデータを受は取って、送信
機部14をそのチャンネルにロックする機能を有する。
また受信用シンセサイザ部26は、制御部8が受信状態
を検出したときに、制御部8からのチャンネルデータを
受は取って、受信機部18をそのチャンネルにロックす
る機能を有する。
キャリアセンス部30は、受信電波の強さのレベルを検
出して、そのレベルがある基準レベルを超えているとき
には、そのチャンネルが使用されていると判定し、基準
レベル以下のときには、そのチャンネルは空きチャンネ
ルであると判定し、その判定結果を制御部8に送出する
機能を有する。
圏外検出部32は、受信電波の強さのレベルを検出して
、電波の強さが良好でない通話品質の状態になっている
かどうか、すなわち通話圏外かどうかを判定し、その判
定結果を制御部8に送出する機能を有する。
制御部8は、有線電話機部6の構成要素である着信検出
部からの着信検出信号を入力して、送信データ部22に
対し、子機4へのアラームの起動信号を出力したり、子
機4からのオフフック信号を受けた受信機部18からの
発呼要求有りのデータを受信データ部28を介して入力
する等して、親機2と子機4との間の無線のやりとりの
制御を行う。その後、無線回線3による無線通話チャン
ネルが確立されると、その無線回線3と有線回線とを締
結するための制御信号を送出する機能を有する。また、
送信状態を検出したときに送信用シンセサイザ部24の
電源を投入するとともに、チャンネルデータを送信用シ
ンセサイザ部24に送出する機能や、受信状態を検出し
たときにチャンネルデータを受信用シンセサイザ部26
に送出する機能を有する。さらに、キャリアセンス部3
0から使用チャンネルの判定信号を入力したときにはそ
のチャンネルでの電波の送出は行わず、空きチャンネル
の判定信号を入力したときにはそのチャンネルで電波を
送出する機能や、圏外検出部32からの通話圏外の判定
信号が入力されたときには受話音声ミュート部10及び
送話音声ミュート部20を動作状態に切り換えて、受話
音声信号及び送話音声信号をミュートする機能を有する
次に、子機4の構成について説明する。
送話器部40の出力端が送信路スイッチ部42を介して
送信機部44に接続されており、送信機部44の出力端
は親機2側のアンテナ16との間で双方向性の無線回線
3を形成するアンテナ46に接続されている。またアン
テナ46は受信機部48の入力端に接続されており、受
信機部48の出力端は受話器部50に接続されている。
またキー人力部52の出力端は制御部56に接続され、
リンガ一部54の入力端は制御部56に接続されている
制御部56は、送信データ部58を介して送信路スイッ
チ部42に接続されるとともに、送信用シンセサイザ部
60及び受信用シンセサイザ部62に接続されている。
そして、送信用シンセサイザ部60は送信機部44に接
続され、受信用シンセサイザ部62は受信機部48に接
続されている。
受話器部50に接続された受信機部48の出力端は受信
データ部64にも接続されており、これとは別の受信機
部48の出力端はキャリアセンス部66及び圏外検出部
68に接続されている。そして、受信データ部64、キ
ャリアセンス部66及び圏外検出部68の各出力端はそ
れぞれ制御部56に接続されている。また、圏外警告音
発生部70の入力端は制御部56に接続され、出力端は
リンガ一部54に接続されている。
送信機部44は、送信路スイッチ部42を介して入力し
た送信データ部58からの送信データや、送話器部40
からの音声信号によって搬送波をFM変調し、高周波電
力増幅した後、アンテナ46に送出する機能を有する。
アンテナ46は、無線回線3を介して親機2から送出さ
れてきた電波(FM変調波)を受信し、受信したデータ
又は音声信号を受信機部48に出力する機能を有する。
受信機部48は、アンテナ46により親機2からの受信
したデータ又は音声信号を入力し、図示していないが内
蔵しているRFアンプ部、ミキサ一部、IF777部、
リミッタ部、検波部などを介して復調する。そして、復
調したデータを受信データ部64に出力するとともに、
復調した音声信号を受話器部50に出力し、また受信電
波の強さを検波してDCレベルでキャリアセンス部66
や圏外検出部68に出力する機能を有する。
受信データ部64及び送信データ部58は、子機4と親
機2との間の無線通話チャンネルが確立されてアナログ
通話の状態となるまで、デジタル信号のやりとりを親機
2との間で行うためのものである。例えば親機2からの
アラームの起動信号が無線回線3を介して子機4の受信
機部48に送られてきて、受信機部48から呼出要求有
りのデータが出力されると、これを受信データ部64が
受は取り、制御部56に送出する。
送信路スイッチ部42は、子機4と親機2との間の無線
通話チャンネルが確立されてアナログ通話の状態となる
までは送信データ部58を送信機部44に接続し、アナ
ログ通話路が確立された後は送話器部40を送信機部4
4に接続するように切り換える切換えスイッチである。
送信用シンセサイザ部60は、制御部56が送信状態を
検出したときに、制御部56からの指令によって電源が
投入されるとともに、チャンネルデータを受は取って、
送信機部44をそのチャンネルにロックする機能を有す
る。また受信用シンセサイザ部62は、制御部56が受
信状態を検出したときに、チャンネルデータを受は取っ
て受信機部48をそのチャンネルにロックする機能を有
する。
キャリアセンス部66は、受信電波の強さのレベルを検
出して、そのレベルが基準レベルを超えているときには
、そのチャンネルが使用されていると判定し、基準レベ
ル以下のときには、そのチャンネルは空きチャンネルで
あると判定し、その判定結果を制御部56に送出する機
能を有する。
圏外検出部68は、受信電波の強さのレベルを検出して
、電波の強さが良好でない通話品質の状態になっている
かどうか、すなわち通話圏外かどうかを判定し、その判
定結果を制御部56に送出する機能を有する。
制御部56は、子機4と親機2との間の無線のやりとり
の制御を行った後、無線回線3による無線通話チャンネ
ルが確立されると、その無線回線3と有線回線とを締結
するための制御信号を送出する機能や、送信状態を検出
したときに送信用シンセサイザ部60の電源を投入する
とともに、受は取ったチャンネルデータを送信用シンセ
サイザ部60に送出する機能や、受信状態を検出したと
きに受は取ったチャンネルデータを受信用シンセサイザ
部62に送出する機能や、キャリアセンス部66から使
用チャンネルの判定信号を入力したときにはそのチャン
ネルでの電波の送出は行わず、空きチャンネルの判定信
号を入力したときにはそのチャンネルで電波を送出する
機能や、圏外検出部68から入力した通話圏外の判定信
号を入力したときには圏外警告音発生部70を制御して
リンガ一部54を動作させる機能等を有する。
以上のように構成された従来のコードレス電話機におけ
る圏外警告動作を次に説明する。
通話中において、子機4のアンテナ46から発せられた
電波が無線回線3を介して親機2のアンテナ16で受信
され、その受信した電波の強さが受信機部18を介して
圏外検出部32に与えられる。そして、子機4の移動に
よって子機4と親機2との距離が増大した結果、親機2
が受信する電波の強さのレベルが基準レベル以下になる
と、圏外検出部32が通話圏外と判定し、その判定信号
を制御部8に出力する。制御部8は、通話圏外の判定信
号を入力すると、受話音声ミュート部10及び送話音声
ミュート部20を動作させ、受話音声信号及び送話音声
信号をミュートする。この音声信号のミューティングに
よって、子機4側の通話者に、親機2から離れ過ぎであ
ることを警告する。通話者が子機4を持って親機2に近
づくと、親機2が受信する電波の強さのレベルが基準レ
ベルを超えるまで回復し、ミューティングが解除されて
通話が再開できるようになる。
また、親機2のアンテナ16から発せられた電波が無線
回*3を介して子機4のアンテナ46で受信され、その
受信した電波の強さが受信機部48を介して圏外検出部
68に与えられる。そして、子機4の移動によって子機
4と親機2との距離が増大した結果、子機4が受信する
電波の強さのレベルが基準レベル以下になると、圏外検
出部68が通話圏外と判定し、その判定信号を制御部5
6に出力する。制御部56は、通話圏外の判定信号が入
力されると、圏外警告音発生部7oを動作させ、圏外警
告信号をリンガ一部54に出力し、これを入力したリン
ガ一部54は、圏外警告音(例えばピーピーといった音
)を発する。この圏外警告音によって、子機4側の通話
者に、親機2がら離れ過ぎであることを警告する。圏外
警告音を聞いた通話者が子機4を持って親機2に近づく
と、子機4が受信する電波の強さのレベルが基準レベル
を超えるまで回復し、圏外警告音は停止する。
以上のように、子機4側だけでなく親機2側でも圏外検
出を行っているのは、親機2と子機4とでは、その受信
電波の周波数帯が同じではなく、また、アンテナ16.
46を含めた受信機部1848の感度も互いに相違する
ので、同じ条件下においても親機2の圏外検出部32が
通話圏外と判定しているのに、子機4の圏外検出部68
は通話圏外とは判定しないという状況が通常的に起こり
得るからである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、親機2で通話圏外と判定した場合には、
受話及び送話の音声信号をミュートするので、子機4側
の通話者も相手側端末機の通話者も突然音声が聞こえな
くなって奇兵に感じるだけでなく、そのことが通話圏外
であることを警告しているかどうかの判断に直接的に結
びつかないという問題があった。
本発明は上記課題を解決するために創案されたものであ
り、その目的は、通話中において子機が通話圏外を検出
していない状態で親機が通話圏外を検出した場合におい
ても、子機側の通話者に通話圏外となったことを警告音
をもって確実に警告することができるコードレス電話機
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明のコードレス電話機は
、親機と子機とが無線回線を介して接続されており、通
話中に親機からの受信電波が通話圏外となったことを子
機が検出をしたときに子機において圏外警告音を発生す
るように構成されたコードレス電話機において、前記親
機に、通話中に子機からの受信電波が通話圏外となった
ことを検出する圏外検出部と、この圏外検出部からの圏
外検出信号を入力したときに圏外データを送信機部に対
して送出するプログラムを有する制御部とを備え、前記
子機に、親機からの圏外データを受信したときに圏外検
出信号を送出するプログラムを有する制御部と、この制
御部からの圏外検出信号を入力して圏外警告信号を出力
する圏外警告音発生部と、前記圏外警告信号を入力して
圏外警告音を発する発音体とを備えた構成を採用する。
(作用) 通話中において、子機が通話圏外を検出していない状態
で親機の圏外検出部が通話圏外を検出した場合、圏外検
出部からの圏外検出信号を入力した親機の制御部がその
プログラムに従って圏外データを送信機部に送出して子
機に伝送する。そして、この圏外データを受信した子機
の制御部がそのプログラムに従って圏外検出信号を圏外
警告音発生部に出力し、圏外警告音発生部から出力され
る圏外警告信号によって発音体から圏外警告音を発する
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係るコードレス電話機の電
気的構成を示すブロック線図である。
同図において、lは電話回線、2は親機、3は無線回線
、4は子機、6〜32は親機2の構成要素であり、6は
有線電話機部、8は制御部、12は送信路スイッチ部、
14は送信機部、16はアンテナ、18は受信機部、2
2は送信データ部、24は送信用シンセサイザ部、26
は受信用シンセサイザ部、28は受信データ部、3oは
キャリアセンス部、32は圏外検出部である。また40
〜70は子機4の構成要素であり、4oは送話器部、4
2は送信路スイッチ部、44は送信機部、46はアンテ
ナ、48は受信機部、5oは受話器部、52はキー人力
部、54はリンガ一部、56は制御部、58は送信デー
タ部、6oは送信用シンセサイザ部、62は受信用シン
セサイザ部、64は受信データ部、66はキャリアセン
ス部、68は圏外検出部、7oは圏外警告音発生部であ
り、これらの構成は前記従来例と同様であるので、ここ
では同符号を付して説明を省略する。
ただし、親機2においては、従来例における受話音声ミ
ュート部10及び送話音声ミュート部20が省略されて
おり、制御部8による両ミュート部10.20の制御も
行われない。
そして、本実施例においては、親機2、子機4における
制御部8,56は、マイクロコンピュータとその周辺回
路によって構成され、図示しないCPUSROM、RA
M、Iloの各種のインターフェイス部を有している。
次に、上記構成の本実施例のコードレス電話機における
圏外警告の動作を説明する。
まず、子機4による圏外検出動作を第2図のフローチャ
ートに従って説明する。
通話中において、親機2のアンテナ16から発せられた
電波が無線回線3を介して子機4のアンテナ46で受信
され、その受信した電波の強さが受信機部48を介して
圏外検出部68に与えられる。そして、子機4の移動に
よって子機4と親機2との距離が増大した結果、子機4
が受信する電波の強さのレベルが基準レベル以下になる
と、圏外検出部68が通話圏外と判定し、圏外検出信号
を制御部56に出力する。制御部56は、第2図に示す
ように、通話中は圏外検出モードにあり、ステップ■に
おいて圏外検出部68からの信号を入力して、通話圏外
であるかどうかを判定する。
圏外検出部68から入力した信号が圏外検出信号である
ときは、圏外警告音発生部70を動作させ(ステップ■
)、圏外警告信号を発音体であるリンガ一部54に出力
する。リンガ一部54は、圏外警告信号を入力して圏外
警告音(例えばピーピーといった音)を発する。この圏
外警告音によって、子機4側の通話者に、親機2から離
れ過ぎであることを警告する。
この場合、受信機部48で受信した相手側からの受話音
声信号が受話器部50に入力され、受話器部50は、相
手側からの受話音声を発する。すなわち、子機側の通話
者は、受話器部50を通して相手側からの受話音声を聞
きながら、リンガ−部54を通して圏外警告音を聞くこ
とができる。
そして、圏外検出信号が入力され続けている限り、ステ
ップ■、■によって圏外警告信号を出力する。
圏外警告音を聞いた通話者が子機4を持って親機2に近
づくと、子機4が受信する電波の強さのレベルが基準レ
ベルを超えるまで回復する。その結果、圏外検出部68
からの信号は圏外検出信号ではなくなるので、この場合
にはステップ■からステップ■へと動作が進み、圏外警
告信号の出力を停止する。これによって圏外警告音は停
止し、受話器部50からの相手側からの受話音声のみが
聞こえることになる。
次に、親機2による圏外検出動作を第3図及び第4図の
フローチャートに従って説明する。
通話中において、子機4のアンテナ46から発せられた
電波が無線回線3を介して親機2のアンテナ16で受信
され、その受信した電波の強さが受信機部18を介して
圏外検出部32に与えられる。そして、子機4の移動に
よって子機4と親機2との距離が増大した結果、親機2
が受信する電波の強さのレベルが基準レベル以下になる
と、圏外検出部32が通話圏外と判定し、圏外検出信号
を制御部8に出力する。制御部8は、第3図に示すよう
に、通話中は圏外検出モードにあり、圏外検出部32か
らの信号に基いて通話圏外であるかどうかを判定する(
ステップ■)。そして、圏外検出部32から入力した信
号が圏外検出信号であるときは、圏外データを送信デー
タ部22に出力する(ステップ0)。圏外データが入力
された送信データ部22は、圏外データを符号化処理し
、その処理した圏外データを送信路スイッチ部12を介
して送信機部14に送出する。この圏外データは、送信
機部14でFM変調された後、アンテナ16を介して子
機4に送出される。
制御部8は、−度通話圏外と判定すると、ステップ0で
通話圏内を判定し、ステップ■で圏内データを送信する
ようになるまでは、ステップ@。
0を繰り返して圏外データを送信し続ける。
このようにして親機2から送出された圏外データは、子
機4のアンテナ46を介して受信機部48で受信され、
復調される。この復調された圏外データは、受信データ
部64において復号化処理され、制御部56に出力され
る。子機4の制御部56は、通話中は前記圏外検出モー
ドにあると同時に、第4図に示すようにデータ受信モー
ドともなっており、ステップ■においてデータの受信が
あったかどうかを判定する。データを受信したと判定す
ると、ステップ@において受信データが圏外データであ
るかどうかを判定する。そして、圏外データであると判
定すると、圏外検出信号を圏外警告音発生部70に出力
する。圏外警告音発生部70は、圏外検出信号に基いて
圏外警告音を発生しくステップ0)、この圏外警告音を
発音体であるリンガ一部54に出力し、例えばピービー
といった音によって圏外警告音を発する。この場合も、
受信機部48で受信した相手側からの受話音声が受話器
部50から発せられ、リンガ一部54からの圏外警告音
と同時に聞くことができる。
リンガ一部54から発せられた圏外警告音を聞いた通話
者が親機2に近づくと、親機2が受信する電波の強さの
レベルが基準レベルを超えるまで回復するので、制御部
8はステップ0において通話圏内と判定し、圏内データ
を送信データ部22、送信機部14及びアンテナ16を
介して子機4に送出する(ステップ@)。
この圏内データを子機4が受信すると(ステップ■)、
子機4の制御部56は、ステップ@、。
において圏内データであると判定し、ステップ[相]に
進んで、圏外警告音発生部70に対する圏外警告信号の
出力を停止する。すると、リンガ一部54からの圏外警
告音が無くなって、受話器部50より相手側からの受話
音声のみが聞こえる状態となる。なお、ステップ■の判
定において圏内データでない場合には、ステップ[相]
に進み、その受信データに応じた処理を実行する。
以上のように、本実施例におけるコードレス電話機は、
子機4側で通話圏外を検出した場合はもちろん、子機4
側では通話圏外を検出できず親機2側で通話圏外を検出
した場合であっても、通話者は受話器部50を通して相
手側の音声を開きながら、リンガ一部54から発せられ
た圏外警告音を聞くことができ、現在位置が通話圏外で
あることを圏外警告音をもって直接的に正しく判断する
ことができる。そして、子機4を持って通話圏内に移動
することによって通話品質を良好に保つことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、圏外警告音発
生部70の動作については、子機4が通話圏外を検出し
た場合には、制御部56を通じることなく、圏外検出部
68から直接的に圏外警告音発生部70を動作させるよ
うに構成することも可能である。さらに、圏外検出部3
2.68としては、受信電波の強さが基準レベル以下に
なったことを検出する機能をもつものに代えて、通話帯
域外のノイズレベルが基準レベルを超えたことを検出す
る機能をもつものに構成してもよい。また、圏外警告音
を発する発音体としては、リンガ一部54以外に設けた
ものであってもよい。
(発明の効果) 本発明のコードレス電話機は、通話中に、子機において
通話圏外を検出した場合に子機側の通話者に圏外警告音
を発することができるのはもちろん、親機において通話
圏外を検出したときにも、親機の制御部がそのプログラ
ムに従って圏外データを子機に伝送し、この圏外データ
を受信した子機の制御部がそのプログラムに従って発音
体から圏外警告音を発するように構成したので、子機側
の通話者は受話器部から相手側の受話音声を聞くと同時
に、発音体から圏外警告音を聞くことができる。したが
って、親機と子機との受信電波の周波数帯や受信感度が
同一でなく通話圏外検出レベルが異なっているために、
親機が通話圏外の検出をしているにもかかわらず子機で
は通話圏外の検出が行われていない場合であっても、従
来例のように両道話者に奇異な感じを与える音声のミュ
ートをすることな(、発音体からの圏外警告音をもって
子機側の通話者に通話圏外となったことを確実に警告す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るコードレス電話機の電
気的構成を示すブロック線図、第2図は子機が通話圏外
を検出した場合の子機側の制御部の動作を示すフローチ
ャート、第3図は親機が通話圏外を検出した場合の親機
側の制御部の動作を示すフローチャート、第4図は親機
が通話圏外を検出した場合の子機側の制御部の動作を示
すフローチャート、第5図は従来技術のコードレス電話
機の電気的構成を示すブロック線図である。 2・・・親機 3・・・無線回線 4・・・子機 6・・・有線電話機部 8・・・親機側の制御部 14・・・親機側の送信機部 16・・・親機側のアンテナ 18・・・親機側の受信機部 22・・・親機側の送信データ部 32・・・親機側の圏外検出部 40・・・送話器部 44・・・子機側の送信機部 46・・・子機側のアンテナ 48・・・子機側の受信機部 50・・・受話器部 54・・・リンガ一部 56・・・子機側の制御部 64・・・子機側の受信データ部 68・・・子機側の圏外検出部 70・・・子機側の圏外警告音発生部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)親機と子機とが無線回線を介して接続されており、
    通話中に親機からの受信電波が通話圏外となったことを
    子機が検出したときに、該子機において圏外警告音を発
    生するように構成されたコードレス電話機において、 前記親機に、通話中に子機からの受信電波が通話圏外と
    なったことを検出する圏外検出部と、この圏外検出部か
    らの圏外検出信号を入力したときに圏外データを送信機
    部に対して送出するプログラムを有する制御部とを備え
    、 前記子機に、親機からの圏外データを受信したときに圏
    外検出信号を送出するプログラムを有する制御部と、こ
    の制御部からの圏外検出信号を入力して圏外警告信号を
    出力する圏外警告音発生部と、前記圏外警告信号を入力
    して圏外警告音を発する発音体とを備えたことを特徴と
    するコードレス電話機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05316037A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Sharp Corp コードレス電話機
EP0690601A2 (en) 1994-06-30 1996-01-03 Nec Corporation Cordless telephone instrument

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