JPH0936931A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0936931A
JPH0936931A JP7182957A JP18295795A JPH0936931A JP H0936931 A JPH0936931 A JP H0936931A JP 7182957 A JP7182957 A JP 7182957A JP 18295795 A JP18295795 A JP 18295795A JP H0936931 A JPH0936931 A JP H0936931A
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JP
Japan
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signal
data signal
circuit
unit
data
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JP7182957A
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Mitsuhiro Kadode
光博 門出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線へのデータ信号の混入を防止し、ま
た、データ信号の送受信時の操作性を向上させる。 【解決手段】 子機2を使用して外線と通話中、キー入
力部22を操作して子機2から親機1へデータ信号を送
信する場合、子機2の制御部23は、低周波信号送出回
路25から送出されている低周波信号の発信を一時中断
した後、上記データ信号をデータ信号送出回路24から
送出する。一方、親機1は、低周波信号検出回路11が
低周波信号を検出していないので、親機1の制御部13
は、ミュート回路10aを作動させて通話回路10を遮
断して、上記データ信号が電話回線3に混入しないよう
にする。このように、本コードレス電話機では、データ
信号が電話回線3に混入して、データ信号が雑音として
通話相手に聞こえることを防止する。また、ミュート回
路10aの作動を低周波信号の切り換えだけで行ってい
るので、データ信号送受信時の操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線に接続さ
れた親機と、該親機と無線回線で接続された子機との間
で、通話とデータ通信とを行うコードレス電話機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コードレス電話機は、電話回線
に接続される親機と、親機と無線回線で接続される子機
とからなる。親機と子機との間では、無線回線を介して
通話信号をやりとりする一方、子機から親機に対してデ
ータ信号を送信できるようになっている。このデータ信
号は、例えば、子機側で設定されたコードレス電話機が
有する機能を親機に伝達するためのものである。
【0003】上記データ信号は音声帯域内の周波数(3
00Hz〜3kHz)を使用している。従って、従来の
コードレス電話機では、子機を使用して外線と通話中、
子機からデータ信号を送信した場合、親機側で、データ
信号を検出すると、これに同期して親機の音声回路を遮
断することにより、即ち音声回路にミュートをかけるこ
とにより通話相手先への通話信号に上記データ信号が混
入しないようにしている。
【0004】しかしながら、このような構成では、親機
がデータ信号を検出してから音声回路にミュートをかけ
るまでの時間的遅れが生じる。このため、データ信号の
最初の部分が音声回路を通過して上記の通話信号に混入
して、雑音として通話相手先に聞こえてしまうという問
題を生じていた。
【0005】そこで、特開平4−315345号公報に
は、無線回線接続後からの経過時間を計測する2つのタ
イマーと、これらのタイマーに連動するとともに、デー
タ信号を形成するフレーム同期信号に基づいて音声回路
を遮断する2つの制御手段とを備えているコードレス電
話機が提案されている。
【0006】この構成では、正しいデータ信号がやりと
りされる確率が高い無線回線接続直後の所定時間の間に
おいて、データ信号が電話回線に混入して通話相手に雑
音として聞こえる回数を少なくすることができる。
【0007】また、特開平5−37665号公報には、
次のような子機と親機とからなる無線電話装置が開示さ
れている。この構成において、子機には、子機にデータ
信号が入力されたとき、この入力データを所定時間格納
するとともに、該所定時間に搬送波変化手段を作動さ
せ、該所定時間経過後に上記入力データをデータ出力手
段から発信するデータ送信手段が設けられている。親機
には、搬送波変化信号およびデータ信号を検出するとと
もに、音声回路を遮断する音声回路遮断手段を作動させ
るデータ受信手段が設けられている。
【0008】この構成では、データ信号の一部が電話回
線に混入しないので、データ信号が雑音として通話相手
先に聞こえてしまうことがなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の特開
平4−315345号公報に開示されている構成のコー
ドレス電話機では、データ信号送受信時において、デー
タ信号の電話回線への混入を低減し得るものの完全に遮
断することができないという問題を有している。
【0010】上記の特開平5−37665号公報に開示
されている無線電話装置では、子機からデータ入力手段
によりデータ入力がなされたとき、この入力データが所
定時間データ送信手段に格納されるので、使用者がキー
を操作しているにも関わらず、反応が即座に現れないこ
とになる。従って、操作性が悪くなるという問題を有し
ている。
【0011】また、子機は、搬送波を所定時間、所定の
時間間隔で断続させているので、搬送波が‘断’の状態
となったとき、親機は、何も受信しないことになり、こ
のことがノイズの原因となり、雑音が通話相手に聞こえ
るという問題を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明のコードレス電話機は、電話回線
に接続された親機と、この親機に無線回線で接続された
子機とからなり、前記親機と子機との間で通話信号の送
受信を行う一方、前記子機にデータ信号の出力指令に応
じて、親機に送信されるデータ信号を出力するデータ信
号出力手段と、前記親機に前記子機から送信された前記
データ信号を受信するデータ信号受信手段と、データ信
号を受信したとき、親機から電話回線への信号の送出を
遮断するミュート手段とを備えているコードレス電話機
において、前記子機に判別信号送出手段と、子機を使用
して外線と通話中、通話信号とともに、判別信号送出手
段から送出される判別信号が親機に送出される一方、デ
ータ信号出力指令が入力されたとき、前記判別信号の送
出が停止され、その後、前記データ信号が送出されるよ
うに前記データ信号出力手段、および判別信号送出手段
を制御する制御手段とを設け、前記親機に前記判別信号
を検出する判別信号検出手段と、前記判別信号が検出さ
れたとき、前記ミュート手段を作動させない一方、前記
判別信号が検出されないとき、前記ミュート手段を作動
させる制御手段とを設けていることを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、子機を使用して外線と
通話中、子機は、通話信号と同時に判別信号送出手段に
より生成された判別信号を親機に送信する。一方、親機
は、受信した信号より判別信号検出手段において判別信
号を検出する。この検出結果から、親機の制御手段は判
別信号‘有’と判断し、ミュート手段を作動させない。
従って、子機からの音声信号は、電話回線を通して通話
相手に伝達される。
【0014】一方、子機を使用して外線と通話中、子機
から親機へデータ信号を送信する場合、データ信号入力
指令が入力されると、子機の制御手段は、上記判別信号
の生成を停止した後、データ信号入力指令に基づくデー
タ信号をデータ信号出力手段より送出させる。このと
き、親機において、判別信号検出手段が子機からの判別
信号を検出しないので、親機の制御手段は、判別信号
‘無’、即ち子機がデータ信号を送信したと判断し、ミ
ュート手段を作動させて通話回路を遮断してデータ信号
が電話回線に混入しないようにする。従って、子機から
のデータ信号は、電話回線を通して雑音として通話相手
に聞こえない。
【0015】この結果、子機からデータ信号を親機に送
信する際には、親機が音声回路を遮断してからデータ信
号を受信するので、データ信号が電話回線に混入しな
い。また、ミュート手段の切り換えを判別信号のONま
たはOFFにより行っているので、使用者がキー操作を
すると即座に反応が現れる。従って、操作性が向上す
る。さらに、搬送波を断続させないので、ノイズの原因
が無くなる。よって、通話相手に雑音が聞こえなくな
る。
【0016】また、請求項2の発明のコードレス電話機
は、請求項1の発明のコードレス電話機において、前記
判別信号送出手段は、低周波信号を送出する低周波信号
送出手段からなることを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、請求項1の構成による
作用に加えて、低周波信号は、リーク等を起こさないの
で、外部に与える影響が少ない。従って、本コードレス
電話機では、より安定した動作を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2に基づいて以下に説明する。コードレス電話機は、
図1に示すように親機1および子機2からなり、親機1
は、電話回線3と接続されている電話機である。子機2
は、親機1と無線回路で接続されている電話機である。
電話回線3は、図示しない交換機を介して通話相手側電
話機と本電話機とを接続するものである。
【0019】親機1は、アンテナ4と、アンテナ共用部
5と、受信部6と、送信部7とを備えている。受信部6
は、子機2から発せられた信号を受信するものである。
受信部6は、受信回路8、音声信号検出回路9、通話回
路10、通話回路10内にあるミュート手段であるミュ
ート回路10a、判別信号検出手段である低周波信号検
出回路11、データ信号受信手段であるデータ信号検出
回路12、および制御手段である制御部13を備えてい
る。
【0020】アンテナ共用部5は、送信時に使用される
電波と、受信時に使用される電波とが互いに相手側の回
路に回り込むことなく、特に送信時に使用される電波が
受信回路に回り込むことなく、1本のアンテナで入出力
されるようにするものである。尚、上記の電波の周波数
は、それぞれ異なっているものとする。
【0021】受信回路8は、子機2からの変調信号を復
調するものである。音声信号検出回路9は、受信回路8
で復調された信号のうち300Hz〜3kHzの周波数
帯域の信号、主に音声信号を検出し通話回路10に送出
するものである。通話回路10は、電話回線3に接続さ
れており、通話相手側電話機と本電話機との間の通話回
線を形成するものである。ミュート回路10aは、通話
回路10を通過する通話信号およびデータ信号を遮断す
る、即ち、ミュートするものである。
【0022】低周波信号検出回路11は、受信回路8で
復調された信号のうち300Hz以下の低周波信号を検
出し、この低周波信号をデジタル信号に変換して制御部
13に送出するものである。データ信号検出回路12
は、受信回路8で復調された信号のうちデータ信号を検
出し、このデータ信号をデジタル信号に変換して制御部
13に送出するものである。制御部13は、各部と信号
のやりとりを行い、各部を制御するものである。
【0023】送信部7は、電話回線3を通じて受信部6
の通話回路10に入力された通話相手からの信号に変調
等の信号処理を行い、上記信号を子機2にアンテナ共用
部5およびアンテナ4を介して送出するものである。
【0024】子機2は、アンテナ4、アンテナ共用部
5、受信部20、および送信部21を備えている。受信
部20は、親機1からの信号に復調等の信号処理を行い
図示しないレシーバから音声として出力するものであ
る。送信部21は、子機2からの音声信号とデータ信号
とをアンテナ4およびアンテナ共用部5を介して親機1
に送出するものである。この送信部21には、キー入力
部22、制御手段である制御部23、データ信号出力手
段であるデータ信号送出回路24、判別信号送出手段で
ある低周波信号送出回路25、音声信号送出回路26、
および送信回路27が備えられている。
【0025】キー入力部22は、使用者が通話相手側電
話機にアクセスするための電話番号を入力するテンキー
および通話中に使用する各種機能キーなどにより構成さ
れている。制御部23は、各部と信号のやりとりを行
い、各部を制御するものである。データ信号送出回路2
4は、制御部23から送出されたデータ信号をデジタル
信号からアナログ信号に変換するとともに、送信回路2
7に送出するものである。
【0026】低周波信号送出回路25は、制御部23か
ら送られてきた低周波信号をデジタル信号からアナログ
信号に変換するとともに、送信回路27に送出するもの
である。音声信号送出回路26は、図示しないマイクな
どから入力された音声信号のうち300Hz〜3kHz
の周波数帯域の音声信号を送信回路27に送出するもの
である。送信回路27は、上記のデータ信号送出回路2
4、低周波信号送出回路25、および音声信号送出回路
26より送られてきた各種アナログ信号を変調して、ア
ンテナ4およびアンテナ共用部5を介して親機1に送出
するものである。
【0027】上記構成において、子機2から親機1へ音
声信号を送信する場合について、図1に基づいて以下に
説明する。先ず、子機2において、使用者がマイクなど
を通して音声信号を音声信号送出回路26に入力する。
この音声信号は、制御部23の指令により低周波信号送
出回路25より送出された低周波信号とともに送信回路
27に入力される。これら2種類の信号は、送信回路2
7において変調され、アンテナ共用部5およびアンテナ
4を介して親機1に送信される。
【0028】次に、親機1において、上記の2種類の信
号は、アンテナ4で受信され、アンテナ共用部5を介し
て受信回路8で復調される。復調された信号のうち低周
波信号は、低周波信号検出回路11で検出される。この
検出結果より、制御部13は、低周波信号‘有’と判断
するので、通話回路10のミュート回路10aにOFF
するように、即ち通話回路10をミュートしないように
指令する。一方、上記信号のうち音声信号は、音声信号
検出回路9で検出され、通話回路10および電話回線3
を経て通話相手側電話機に送出される。
【0029】次に、子機2を使用して外線と通話中、子
機2から親機1にデータ信号を送信する場合について、
図1に基づいて以下に説明する。子機2において、使用
者がデータ信号を親機1に送信するためにキー入力部2
2を操作すると、制御部23は、低周波信号の送出を中
断するように低周波信号送出回路25に指令を出す。そ
して、少し時間を遅らせてキー入力部22の入力に応じ
たデータ信号をデータ信号送出回路24に送出する。上
記データ信号は、データ信号送出回路24を経て、送信
回路27で変調され、アンテナ共用部5およびアンテナ
4を介して親機1に送信される。
【0030】上記の中断以後、親機1において、音声信
号検出回路9では、子機2からの低周波信号が検出され
ない。制御部13は、低周波信号‘無’と判断して、通
話回路10のミュート回路10aをON、即ち通話回路
10をミュートするように指令する。これにより、親機
1は、子機からのデータ信号が電話回線3に混入しない
状態になる。そして、時間的に少し遅れてアンテナ4に
おいて親機1に受信されたデータ信号は、アンテナ共用
部5を経て、受信回路8で復調され、データ信号検出回
路12により検出され、制御部13に送出される。制御
部13は、上記データ信号に基づいて各部を制御する。
ところが、データ信号は、音声帯域内の周波数を使用し
ているので、音声信号検出回路9を通過して通話回路1
0にも入力される。しかしながら、上述したように通話
回路10は、ミュート回路10aによりミュートがかか
っているので、上記データ信号は、電話回線3に混入し
ない。
【0031】本コードレス電話機の通話動作について、
図2に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
子機2を使用して外線と接続すると、子機2の低周波信
号送出回路25から送出された低周波数信号は、親機1
の低周波信号検出回路11で検出され、制御部13にお
いて低周波信号‘有’、即ち外線と通話中と判断される
(S1)。そして、子機2において、使用者がキー入力
部22を操作したか否かを子機2の制御部23が判断す
る(S2)。S2で、使用者がキー入力部22を操作し
たと上記制御部23が判断した場合は、S3へ移行する
一方、使用者がキー入力部22を操作していないと上記
制御部23が判断した場合は、再度、S2に戻る。
【0032】S3では、上記制御部23が低周波信号送
出回路25に低周波信号の送出を中断するよう指令を出
す。その後、時間的に少し遅れて、上記制御部23は、
データ信号送出回路24にデータ信号を送出するよう指
令を出す(S4)。上記データ信号は送信回路27で変
調され、アンテナ共用部5およびアンテナ4を介して親
機1に送信される。上記データ信号は、親機1のアンテ
ナ4で受信され、アンテナ共用部5を経て、受信回路8
において復調される。復調されたデータ信号は、データ
信号検出回路12で検出され、制御部13に送出され
る。また、データ信号は、音声帯域の周波数(300H
z〜3kHz)を使用しているので、音声信号検出回路
9および通話回路10を通り電話回線3に送出されるよ
うとする。
【0033】しかしながら、データ信号検出回路12に
おいてデータ信号が検出される前に、低周波信号検出回
路11が子機2からの低周波信号を検出できないので、
制御部13は、低周波信号‘無’、即ちデータ信号が送
信されたと判断するので、通話回路10のミュート回路
10aを作動させる指令を出す(S5)。これにより、
通話回路10のミュート回路10aは、通話回路10に
ミュートをかける(S6)。この結果、上記データ信号
は電話回線3に混入できない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のコード
レス電話機は、電話回線に接続された親機と、この親機
に無線回線で接続された子機とからなり、前記親機と子
機との間で通話信号の送受信を行う一方、前記子機にデ
ータ信号の出力指令に応じて、親機に送信されるデータ
信号を出力するデータ信号出力手段と、前記親機に前記
子機から送信された前記データ信号を受信するデータ信
号受信手段と、データ信号を受信したとき、親機から電
話回線への信号の送出を遮断するミュート手段とを備え
ているコードレス電話機において、前記子機に判別信号
送出手段と、子機を使用して外線と通話中、通話信号と
ともに、判別信号送出手段から送出される判別信号が親
機に送出される一方、データ信号出力指令が入力された
とき、前記判別信号の送出が停止され、その後、前記デ
ータ信号が送出されるように前記データ信号出力手段、
および判別信号送出手段を制御する制御手段とを設け、
前記親機に前記判別信号を検出する判別信号検出手段
と、前記判別信号が検出されたとき、前記ミュート手段
を作動させない一方、前記判別信号が検出されないと
き、前記ミュート手段を作動させる制御手段とを備えた
構成である。
【0035】これにより、子機を使用して外線と通話
中、子機は、通話信号と同時に判別信号送出手段により
生成された判別信号を親機に送信する。一方、親機は、
受信した信号より判別信号検出手段において判別信号を
検出する。この検出結果から、親機の制御手段は判別信
号‘有’と判断し、ミュート手段を作動させない。従っ
て、子機からの音声信号は、電話回線を通して通話相手
に伝達される。
【0036】一方、子機を使用して外線と通話中、子機
から親機へデータ信号を送信する場合、データ信号入力
指令が入力されると、子機の制御手段は、上記判別信号
の生成を停止した後、データ信号入力指令に基づくデー
タ信号をデータ信号出力手段より送出させる。このと
き、親機において、判別信号検出手段が子機からの判別
信号を検出しないので、親機の制御手段は、判別信号
‘無’、即ち子機がデータ信号を送信したと判断し、ミ
ュート手段を作動させて通話回路を遮断してデータ信号
が電話回線に混入しないようにする。従って、子機から
のデータ信号は、電話回線を通して雑音として通話相手
に聞こえない。
【0037】この結果、子機からデータ信号を親機に送
信する際には、親機が音声回路を遮断してからデータ信
号を受信するので、データ信号が電話回線に混入しな
い。また、ミュート手段の切り換えを判別信号のONま
たはOFFにより行っているので、使用者がキー操作を
すると即座に反応が現れる。従って、操作性が向上す
る。さらに、搬送波を断続させないので、ノイズの原因
が無くなる。よって、通話相手に雑音が聞こえなくなる
という効果を奏する。
【0038】また、請求項2の発明のコードレス電話機
は、請求項1の発明のコードレス電話機において、前記
判別信号送出手段は、低周波信号を送出する低周波信号
送出手段からなる構成である。
【0039】これにより、請求項1の構成による作用に
加えて、低周波信号は、リーク等を起こさないので、外
部に与える影響が少ない。従って、本コードレス電話機
では、より安定した動作を得ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコードレス電話機
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したコードレス電話機の通話動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 3 電話回線 10a ミュート回路(ミュート手段) 11 低周波信号検出回路(判別信号検出手段) 12 データ信号検出回路(データ信号受信手段) 13 制御部(制御手段) 23 制御部(制御手段) 24 データ信号送出回路(データ信号出力手段) 25 低周波信号送出回路(判別信号送出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機と、この親機に
    無線回線で接続された子機とからなり、前記親機と子機
    との間で通話信号の送受信を行う一方、前記子機にデー
    タ信号の出力指令に応じて、親機に送信されるデータ信
    号を出力するデータ信号出力手段と、前記親機に前記子
    機から送信された前記データ信号を受信するデータ信号
    受信手段と、データ信号を受信したとき、親機から電話
    回線への信号の送出を遮断するミュート手段とを備えて
    いるコードレス電話機において、 前記子機に判別信号送出手段と、子機を使用して外線と
    通話中、通話信号とともに、判別信号送出手段から送出
    される判別信号が親機に送出される一方、データ信号出
    力指令が入力されたとき、前記判別信号の送出が停止さ
    れ、その後、前記データ信号が送出されるように前記デ
    ータ信号出力手段、および判別信号送出手段を制御する
    制御手段とを設け、 前記親機に前記判別信号を検出する判別信号検出手段
    と、前記判別信号が検出されたとき、前記ミュート手段
    を作動させない一方、前記判別信号が検出されないと
    き、前記ミュート手段を作動させる制御手段とを設けて
    いることを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】前記判別信号送出手段は、低周波信号を送
    出する低周波信号送出手段からなることを特徴とする請
    求項1に記載のコードレス電話機。
JP7182957A 1995-07-19 1995-07-19 コードレス電話機 Pending JPH0936931A (ja)

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