JPH0233420Y2 - - Google Patents
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- JPH0233420Y2 JPH0233420Y2 JP1983062477U JP6247783U JPH0233420Y2 JP H0233420 Y2 JPH0233420 Y2 JP H0233420Y2 JP 1983062477 U JP1983062477 U JP 1983062477U JP 6247783 U JP6247783 U JP 6247783U JP H0233420 Y2 JPH0233420 Y2 JP H0233420Y2
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、親機と子機との間を無線通信で結
び、前記子機と電話回線を介した電話先との間で
通話を行なうコードレス電話装置に関し、前記子
機が前記親機から送受信可能エリアの近辺または
前記エリア外まで離れたことを前記子機側に報知
するようにし、使用性に優れたコードレス電話装
置を提供するものである。
び、前記子機と電話回線を介した電話先との間で
通話を行なうコードレス電話装置に関し、前記子
機が前記親機から送受信可能エリアの近辺または
前記エリア外まで離れたことを前記子機側に報知
するようにし、使用性に優れたコードレス電話装
置を提供するものである。
一般に、親機と子機との間で無線通信を結び、
前記子機と電話回線を介した通話先との間で通話
を行なうコードレス電話装置の親機は、ほぼ第1
図に示すように構成されている。同図において、
1は周波数変調されたガードトーン信号および音
声信号が重畳された子機からの搬送波信号を受信
する受信用アンテナ、2は入力端子がアンテナ1
に接続されたフロントエンド部、3は入力端子が
フロントエンド部2の出力端子に接続された中間
周波アンプ、4は入力端子が中間周波アンプ3の
出力端子に接続された中間周波検波部、5は入力
端子が検波部4の出力端子に接続された受信用低
周波アンプ、6は前記子機から出力される所定周
波数のガードトーン信号を検知して検知信号を出
力するガードトーン検知部、7は入力端子が検知
部6の出力端子に接続され前記検知信号によりリ
レーを駆動するリレー駆動部、8は一端が低周波
アンプ5に接続され前記リレーの駆動によりオン
する前記リレーのリレー接点であり、他端が電話
回線9の一方の電話線10を介して前記回線9の
電話局11の交換器に接続されている。
前記子機と電話回線を介した通話先との間で通話
を行なうコードレス電話装置の親機は、ほぼ第1
図に示すように構成されている。同図において、
1は周波数変調されたガードトーン信号および音
声信号が重畳された子機からの搬送波信号を受信
する受信用アンテナ、2は入力端子がアンテナ1
に接続されたフロントエンド部、3は入力端子が
フロントエンド部2の出力端子に接続された中間
周波アンプ、4は入力端子が中間周波アンプ3の
出力端子に接続された中間周波検波部、5は入力
端子が検波部4の出力端子に接続された受信用低
周波アンプ、6は前記子機から出力される所定周
波数のガードトーン信号を検知して検知信号を出
力するガードトーン検知部、7は入力端子が検知
部6の出力端子に接続され前記検知信号によりリ
レーを駆動するリレー駆動部、8は一端が低周波
アンプ5に接続され前記リレーの駆動によりオン
する前記リレーのリレー接点であり、他端が電話
回線9の一方の電話線10を介して前記回線9の
電話局11の交換器に接続されている。
13は入力端子が電話回線9の他方の電話線1
2に接続され電話回線9を介した通話先からの通
話音声信号を増幅する送信用低周波アンプ、14
は入力端子が電話線12に接続され電話回線9を
介した通話先の電話機からの呼出音を呼出して呼
出音検出信号を出力する呼出音検出部、15は内
蔵のスイツチのオンにより呼出指示信号を出力す
る呼出指示部、16は両入力端子が呼出音検出部
14および呼出指示部15の両出力端子に接続さ
れ前記呼出音検出信号または呼出指示信号により
呼出制御信号を出力するオアゲート、17は入力
端子がオアゲート16の出力端子に接続されオア
ゲート16とともに呼出信号出力部18を構成し
前記呼出制御信号により起動されて呼出音声信号
を出力する呼出音発生部、19は入力端子が低周
波アンプ13および発生部17の両出力端子に接
続された変調回路、20は入力端子が変調回路1
9の出力端子に接続された送信部、21は送信部
20の出力端子に接続された送信用アンテナであ
り、第1図に示す回路により親機22が構成され
ている。
2に接続され電話回線9を介した通話先からの通
話音声信号を増幅する送信用低周波アンプ、14
は入力端子が電話線12に接続され電話回線9を
介した通話先の電話機からの呼出音を呼出して呼
出音検出信号を出力する呼出音検出部、15は内
蔵のスイツチのオンにより呼出指示信号を出力す
る呼出指示部、16は両入力端子が呼出音検出部
14および呼出指示部15の両出力端子に接続さ
れ前記呼出音検出信号または呼出指示信号により
呼出制御信号を出力するオアゲート、17は入力
端子がオアゲート16の出力端子に接続されオア
ゲート16とともに呼出信号出力部18を構成し
前記呼出制御信号により起動されて呼出音声信号
を出力する呼出音発生部、19は入力端子が低周
波アンプ13および発生部17の両出力端子に接
続された変調回路、20は入力端子が変調回路1
9の出力端子に接続された送信部、21は送信部
20の出力端子に接続された送信用アンテナであ
り、第1図に示す回路により親機22が構成され
ている。
そして、子機と親機22との双方向の無線通信
により、子機から親機22の指定用のカードトー
ン信号が重畳された搬送波信号が出力されると、
アンテナ1により前記搬送波信号が受信され、中
間周波アンプ3および検波部4を介してガードト
ーン検知部6に前記ガードトーン信号が入力され
るとともに、前記ガードトーン信号が所定周波数
のガードトーン信号であることが検出され、検知
部6からリレー駆動部7のハイレベルの指定検知
信号が出力されて前記リレーが駆動されると同時
に、リレー接点8がオンして子機が親機22を介
して電話回線9に結合され、所望の通話先と通話
状態となる。
により、子機から親機22の指定用のカードトー
ン信号が重畳された搬送波信号が出力されると、
アンテナ1により前記搬送波信号が受信され、中
間周波アンプ3および検波部4を介してガードト
ーン検知部6に前記ガードトーン信号が入力され
るとともに、前記ガードトーン信号が所定周波数
のガードトーン信号であることが検出され、検知
部6からリレー駆動部7のハイレベルの指定検知
信号が出力されて前記リレーが駆動されると同時
に、リレー接点8がオンして子機が親機22を介
して電話回線9に結合され、所望の通話先と通話
状態となる。
このとき、子機からの搬送波信号に重畳された
通話音声信号が検波部4を介して低周波アンプ5
に入力されるとともに、アンプ5により前記音声
信号が増幅され、前記音声信号がリレー接点8、
電話回線9を介して前記所望の通話先に伝送され
るとともに、前記通話先からの通話音声信号が電
話回線9を介して低周波アンプ13に入力され、
アンプ13により前記音声信号が増幅されて変調
回路19により周波数変調され、変調された前記
音声信号が送信部20およびアンテナ21を介し
て前記子機に送信され、前記子機と親機22とが
無線通信で結ばれ、前記子機と前記通話先との間
で通話が行なわれる。
通話音声信号が検波部4を介して低周波アンプ5
に入力されるとともに、アンプ5により前記音声
信号が増幅され、前記音声信号がリレー接点8、
電話回線9を介して前記所望の通話先に伝送され
るとともに、前記通話先からの通話音声信号が電
話回線9を介して低周波アンプ13に入力され、
アンプ13により前記音声信号が増幅されて変調
回路19により周波数変調され、変調された前記
音声信号が送信部20およびアンテナ21を介し
て前記子機に送信され、前記子機と親機22とが
無線通信で結ばれ、前記子機と前記通話先との間
で通話が行なわれる。
また、前記通話先が前記子機を呼出すと、前記
通話先の電話機からの呼出音が呼出音検出部14
により検出され、検出部14からオアゲート16
にハイレベルの呼出音検出信号が出力されてオア
ゲート16から呼出信号発生部17にハイレベル
の呼出制御信号が出力されるとともに、発生部1
7から呼出信号が出力され、変調回路19により
前記呼出信号が周波数変調され、変調された前記
呼出信号が送信部20およびアンテナ21を介し
て前記子機に送信される。
通話先の電話機からの呼出音が呼出音検出部14
により検出され、検出部14からオアゲート16
にハイレベルの呼出音検出信号が出力されてオア
ゲート16から呼出信号発生部17にハイレベル
の呼出制御信号が出力されるとともに、発生部1
7から呼出信号が出力され、変調回路19により
前記呼出信号が周波数変調され、変調された前記
呼出信号が送信部20およびアンテナ21を介し
て前記子機に送信される。
なお、呼出指示部15の前記スイツチを操作す
ることにより、指示部15から呼出指示信号がオ
アゲート16に出力されてオアゲート16から呼
出制御信号が出力され、前記通話先による呼出し
の場合と同様に、アンテナ21を介して前記子機
に呼出信号が送信される。
ることにより、指示部15から呼出指示信号がオ
アゲート16に出力されてオアゲート16から呼
出制御信号が出力され、前記通話先による呼出し
の場合と同様に、アンテナ21を介して前記子機
に呼出信号が送信される。
ところで、前記従来のコードレス電話装置の場
合、通話状態中に子機が携帯されて親機22との
送受信可能エリア外まで離れると、前記搬送波信
号のレベルが低下すると同時にガードトーン信号
のレベルがガードトーン検知部6の受信可能しき
いレベルまで低下し、ガードトーン検知部6から
の検知信号のレベルが低下するため、リレー接点
8がチヤタリングを起こし、電話回線9に異常信
号が出力されて誤動作が生じ、前記子機の使用者
が所望の通話先と通話することができなくなり、
しかも、前記子機が前記エリア外にあることが前
記子機の使用者に報知されないため、前記使用者
が通話不能状態であることをいつまでも知ること
ができず、使用性に欠けるという欠点がある。
合、通話状態中に子機が携帯されて親機22との
送受信可能エリア外まで離れると、前記搬送波信
号のレベルが低下すると同時にガードトーン信号
のレベルがガードトーン検知部6の受信可能しき
いレベルまで低下し、ガードトーン検知部6から
の検知信号のレベルが低下するため、リレー接点
8がチヤタリングを起こし、電話回線9に異常信
号が出力されて誤動作が生じ、前記子機の使用者
が所望の通話先と通話することができなくなり、
しかも、前記子機が前記エリア外にあることが前
記子機の使用者に報知されないため、前記使用者
が通話不能状態であることをいつまでも知ること
ができず、使用性に欠けるという欠点がある。
一方、特開昭54−124602号公報(H04B7/26)
には、基地局(親機)と移動局(子機)との無線
通信において、通信直前に移動局から送られる特
定の制御信号、例えばID信号S/N又は受信電
界強度を基地局で計測し、その計測結果により移
動局が送受信可能エリア外にあることを検出した
ときに、基地局から移動局にその報知信号として
特別な圏外表示用制御信号を形成して送信し、こ
の制御信号の受信により移動局でエリア外を報知
することが記載されている。
には、基地局(親機)と移動局(子機)との無線
通信において、通信直前に移動局から送られる特
定の制御信号、例えばID信号S/N又は受信電
界強度を基地局で計測し、その計測結果により移
動局が送受信可能エリア外にあることを検出した
ときに、基地局から移動局にその報知信号として
特別な圏外表示用制御信号を形成して送信し、こ
の制御信号の受信により移動局でエリア外を報知
することが記載されている。
しかし、前記公報に記載の報知手法では、通信
開始直前のみにエリア外の計測、報知が行われる
ため、この種コードレス電話装置に適用した場
合、移動局に相当する子機が通話途中(無線通信
中)にエリア外移動しても報知されない問題点が
ある。
開始直前のみにエリア外の計測、報知が行われる
ため、この種コードレス電話装置に適用した場
合、移動局に相当する子機が通話途中(無線通信
中)にエリア外移動しても報知されない問題点が
ある。
しかも、エリア外の報知を行うために、親機に
相当する基地局に専用の圏外表示用制御信号発生
回路を設け、移動局にその制御信号を検出する専
用の圏外表示用制御信号検出回路を設ける必要が
あり、装置の構成が複雑化して高価になる問題点
もある。
相当する基地局に専用の圏外表示用制御信号発生
回路を設け、移動局にその制御信号を検出する専
用の圏外表示用制御信号検出回路を設ける必要が
あり、装置の構成が複雑化して高価になる問題点
もある。
この考案は、簡単、安価な構成により通話状態
中に子機の送受信可能エリア外への移動を常時監
視して警報するようにしたコードレス電話装置を
提供することを目的とする。
中に子機の送受信可能エリア外への移動を常時監
視して警報するようにしたコードレス電話装置を
提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、この考案のコード
レス電話装置においては、親機に、子機からの通
信の搬送波信号の受信レベルを検出し前記受信レ
ベルが所定レベルより低くなるときに低レベル検
出信号を出力するレベル検出部と、ガードトーン
信号の検知により指定検知信号が出力される通話
状態中の前記低レベル検出信号の入力により呼出
信号出力部に起動用の指令信号を出力する指令部
とを設け、子機に、前記呼出信号の受信を検出す
る呼出信号検出部と、前記呼出信号検出部の出力
信号により動作し前記通話状態中に前記搬送波信
号のレベル低下を報知する報知手段とを設ける。
レス電話装置においては、親機に、子機からの通
信の搬送波信号の受信レベルを検出し前記受信レ
ベルが所定レベルより低くなるときに低レベル検
出信号を出力するレベル検出部と、ガードトーン
信号の検知により指定検知信号が出力される通話
状態中の前記低レベル検出信号の入力により呼出
信号出力部に起動用の指令信号を出力する指令部
とを設け、子機に、前記呼出信号の受信を検出す
る呼出信号検出部と、前記呼出信号検出部の出力
信号により動作し前記通話状態中に前記搬送波信
号のレベル低下を報知する報知手段とを設ける。
したがつて、この考案のコードレス電話装置に
よると、親機において、通話状態中の搬送波信号
のレベル変化がレベル検出部で常時監視され、子
機が送受信可能エリアのその近辺(境界)を含む
外方に離れたときに、低レベル検出信号に基づく
指令部の指令信号により、呼出信号出力部から子
機に呼出信号が送信される。
よると、親機において、通話状態中の搬送波信号
のレベル変化がレベル検出部で常時監視され、子
機が送受信可能エリアのその近辺(境界)を含む
外方に離れたときに、低レベル検出信号に基づく
指令部の指令信号により、呼出信号出力部から子
機に呼出信号が送信される。
そして、子機において、通話状態中に呼出信号
検出部が呼出信号を検出すると、この検出に基づ
いて報知手段が搬送波信号のレベル低下を報知
し、この報知により子機のエリア外への移動が警
報される。
検出部が呼出信号を検出すると、この検出に基づ
いて報知手段が搬送波信号のレベル低下を報知
し、この報知により子機のエリア外への移動が警
報される。
そのため、通話状態中に、親機により子機の送
受信可能なエリア外への移動を常時監視し、この
エリア外への移動時に直ちに子機で警報を発する
ことができる。
受信可能なエリア外への移動を常時監視し、この
エリア外への移動時に直ちに子機で警報を発する
ことができる。
しかも、本来は通話先からの呼出しの報知に用
いられる親機の呼出信号が前記エリア外への移動
の警報に兼用され、この警報のための特別な信号
発生回路、信号検出回路を設けることなく装置を
形成することができる。
いられる親機の呼出信号が前記エリア外への移動
の警報に兼用され、この警報のための特別な信号
発生回路、信号検出回路を設けることなく装置を
形成することができる。
したがつて、簡単かつ安価な構成により通話状
態中に子機の送受信可能エリア外への移動を常時
監視して警報することができ、使用性の優れた安
価なコードレス電話装置を提供することができ
る。
態中に子機の送受信可能エリア外への移動を常時
監視して警報することができ、使用性の優れた安
価なコードレス電話装置を提供することができ
る。
つぎに、この考案を、その実施例を示した第2
図以下の図面とともに詳細に説明する。
図以下の図面とともに詳細に説明する。
まず、1実施例を示した第2図および第3図に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図は親機27の構成を示し、同図におい
て、第1図と同一記号は同一のものを示し、第1
図と異なる点は、フロントエンド部2を介して入
力される搬送波信号のレベルを計測するレベル計
測部23と、レベル計測部23により計測された
前記搬送波信号のレベルと基準信号の所定レベル
とを比較する比較部24とにより、前記搬送波信
号の受信レベルが前記所定レベルよりも低いとき
にローレベルの低レベル検出信号を出力するレベ
ル検出部25を構成し、かつ、ガードトーン検知
部6の指定検知信号の入力中の前記低レベル検出
信号の入力によりハイレベルの指令信号を出力す
るナンドゲート構成の指令部26を設け、この指
令部26の指令信号をオアゲート16に供給した
点である。
て、第1図と同一記号は同一のものを示し、第1
図と異なる点は、フロントエンド部2を介して入
力される搬送波信号のレベルを計測するレベル計
測部23と、レベル計測部23により計測された
前記搬送波信号のレベルと基準信号の所定レベル
とを比較する比較部24とにより、前記搬送波信
号の受信レベルが前記所定レベルよりも低いとき
にローレベルの低レベル検出信号を出力するレベ
ル検出部25を構成し、かつ、ガードトーン検知
部6の指定検知信号の入力中の前記低レベル検出
信号の入力によりハイレベルの指令信号を出力す
るナンドゲート構成の指令部26を設け、この指
令部26の指令信号をオアゲート16に供給した
点である。
つぎに、子機の受信ブロツクを示した第3図に
ついて説明する。
ついて説明する。
同図において、28は受信用アンテナ、29は
入力端子のアンテナ28に接続されたフロントエ
ンド部、30は入力端子がフロントエンド部29
の出力端子に接続された中間周波アンプ、31は
入力端子が中間周波アンプ30の出力端子に接続
されフロントエンド部29、中間周波アンプ30
とともに受信部32を構成する中間周波検波部、
33は入力端子が検波部31の出力端子に接続さ
れた低周波アンプ、34はアンプ33に接続され
た報知手段であるスピーカ、35は入力端子が検
波部31の出力端子に接続され親機27からの呼
出信号を検出して検出信号を出力する呼出信号検
出部、36は入力端子および制御端子が検波部3
1および検出部35の両出力端子にそれぞれ接続
され呼出信号検出部35からの検出信号により作
動して前記呼出信号を増幅して低周波アンプ33
に出力する補助アンプ、37は補助アンプ36の
増幅率調整用調整部であり、第3図に示す回路に
より子機38が構成されている。
入力端子のアンテナ28に接続されたフロントエ
ンド部、30は入力端子がフロントエンド部29
の出力端子に接続された中間周波アンプ、31は
入力端子が中間周波アンプ30の出力端子に接続
されフロントエンド部29、中間周波アンプ30
とともに受信部32を構成する中間周波検波部、
33は入力端子が検波部31の出力端子に接続さ
れた低周波アンプ、34はアンプ33に接続され
た報知手段であるスピーカ、35は入力端子が検
波部31の出力端子に接続され親機27からの呼
出信号を検出して検出信号を出力する呼出信号検
出部、36は入力端子および制御端子が検波部3
1および検出部35の両出力端子にそれぞれ接続
され呼出信号検出部35からの検出信号により作
動して前記呼出信号を増幅して低周波アンプ33
に出力する補助アンプ、37は補助アンプ36の
増幅率調整用調整部であり、第3図に示す回路に
より子機38が構成されている。
そして、子機38が送受信可能エリア内にあ
り、通常の通話を行なう場合、指令部26から指
令信号が出力されず、親機27の第1図の親機2
2と同様の動作により、子機38と親機27を介
した通話先との間で通話が行なわれる。
り、通常の通話を行なう場合、指令部26から指
令信号が出力されず、親機27の第1図の親機2
2と同様の動作により、子機38と親機27を介
した通話先との間で通話が行なわれる。
つぎに、子機38が送受信可能エリアの近辺ま
たは前記エリア外に移動すると、通話状態中に子
機38から常時送られる搬送波信号の受信レベル
が基準信号の所定レベルより低くなり、比較部2
4からローレベルの低レベル検出信号が出力さ
れ、この検出信号およびガードトーン検知部6か
らのハイレベルの検知信号により、指令部26か
らハイレベルの指令信号がオアゲート16の入力
端子に出力され、オアゲート16から発生部17
にハイレベルの呼出制御信号が出力され、変調回
路9、送信部20およびアンテナ21を介して発
生部17からの呼出信号が送信される。
たは前記エリア外に移動すると、通話状態中に子
機38から常時送られる搬送波信号の受信レベル
が基準信号の所定レベルより低くなり、比較部2
4からローレベルの低レベル検出信号が出力さ
れ、この検出信号およびガードトーン検知部6か
らのハイレベルの検知信号により、指令部26か
らハイレベルの指令信号がオアゲート16の入力
端子に出力され、オアゲート16から発生部17
にハイレベルの呼出制御信号が出力され、変調回
路9、送信部20およびアンテナ21を介して発
生部17からの呼出信号が送信される。
そして、送信された前記呼出信号がアンテナ2
8により受信されるとともに、前記呼出信号が受
信部32を介して呼出信号検出部35に入力さ
れ、検出部35により前記呼出信号が検出されて
補助アンプ36に検出信号が出力され、調整部3
7により調整された所定の増幅率で前記補助アン
プ36により前記呼出信号が増幅されて低周波ア
ンプ33に出力されるとともに、低周波アンプ3
3により前記呼出信号がさらに増幅されてスピー
カ34から前記呼出信号に基づく呼出音が出力さ
れ、子機38の使用者に子機38が前記送受信可
能エリアの近辺または前記エリア外にあることが
報知される。
8により受信されるとともに、前記呼出信号が受
信部32を介して呼出信号検出部35に入力さ
れ、検出部35により前記呼出信号が検出されて
補助アンプ36に検出信号が出力され、調整部3
7により調整された所定の増幅率で前記補助アン
プ36により前記呼出信号が増幅されて低周波ア
ンプ33に出力されるとともに、低周波アンプ3
3により前記呼出信号がさらに増幅されてスピー
カ34から前記呼出信号に基づく呼出音が出力さ
れ、子機38の使用者に子機38が前記送受信可
能エリアの近辺または前記エリア外にあることが
報知される。
このとき、調整部37により補助アンプ36の
増幅率が調整されているため、スピーカ34から
の通話中の呼出音と通話開始前の呼出音との音量
が適宜調整されるとともに、ナンドゲートにより
指令部26を構成したため、子機38以外の子機
からの周波数の異なるガードトーン信号により呼
出信号出力部18が誤動作することが防止され
る。
増幅率が調整されているため、スピーカ34から
の通話中の呼出音と通話開始前の呼出音との音量
が適宜調整されるとともに、ナンドゲートにより
指令部26を構成したため、子機38以外の子機
からの周波数の異なるガードトーン信号により呼
出信号出力部18が誤動作することが防止され
る。
したがつて、前記実施例によると、子機38か
らの搬送波信号のレベルを検出するレベル検出部
25、および前記レベルが指定レベルより低いと
きに、指令信号を出力して呼出信号出力部18か
ら呼出信号が出力させる指令部を親機27に設
け、前記呼出信号により前記搬送波信号のレベル
の低下をスピーカ34により前記呼出信号に基づ
く呼出音として出力するようにしたことにより、
本来は呼出しの報知に用いられる呼出信号出力部
18の呼出信号を利用した簡単かつ安価な構成
で、通話状態中に、子機38が親機27から送受
信可能エリアの近辺または前記エリア外まで離れ
たことを子機38の使用者に報知することがで
き、使用性の優れたコードレス電話装置を提供す
ることができる。
らの搬送波信号のレベルを検出するレベル検出部
25、および前記レベルが指定レベルより低いと
きに、指令信号を出力して呼出信号出力部18か
ら呼出信号が出力させる指令部を親機27に設
け、前記呼出信号により前記搬送波信号のレベル
の低下をスピーカ34により前記呼出信号に基づ
く呼出音として出力するようにしたことにより、
本来は呼出しの報知に用いられる呼出信号出力部
18の呼出信号を利用した簡単かつ安価な構成
で、通話状態中に、子機38が親機27から送受
信可能エリアの近辺または前記エリア外まで離れ
たことを子機38の使用者に報知することがで
き、使用性の優れたコードレス電話装置を提供す
ることができる。
そして、第4図に示すように、調整部37に代
え、切換スイツチ39の切換片を呼出信号検出部
35の出力端子に接続し、スイツチ39の一方の
切換接点を補助アンプ36の制御端子に接続する
とともに、スイツチ39の他方の切換接点に発光
ダイオード等の点灯素子からなる報知手段である
表示部40の出力端子を接続して子機41を構成
し、通話時にスイツチ39を表示部40側に切換
えて呼出信号検出部35からの検出信号により表
示部40の素子を点灯させ、子機41が送受信可
能エリアの近辺または前記エリア外にあることを
報知するようにしてもよい。
え、切換スイツチ39の切換片を呼出信号検出部
35の出力端子に接続し、スイツチ39の一方の
切換接点を補助アンプ36の制御端子に接続する
とともに、スイツチ39の他方の切換接点に発光
ダイオード等の点灯素子からなる報知手段である
表示部40の出力端子を接続して子機41を構成
し、通話時にスイツチ39を表示部40側に切換
えて呼出信号検出部35からの検出信号により表
示部40の素子を点灯させ、子機41が送受信可
能エリアの近辺または前記エリア外にあることを
報知するようにしてもよい。
第1図は従来のコードレス電話装置の親機のブ
ロツク図、第2図以下の図面はこの考案のコード
レス電話装置の実施例を示し、第2図は1実施例
の親機のブロツク図、第3図は前記1実施例の子
機のブロツク図、第4図は他の実施例の子機のブ
ロツク図である。 6……ガードトーン検知部、9……電話回線、
18……呼出信号出力部、25……レベル検出
部、26……指令部、27……親機、34……ス
ピーカ、38……子機、40……表示部、41…
…子機。
ロツク図、第2図以下の図面はこの考案のコード
レス電話装置の実施例を示し、第2図は1実施例
の親機のブロツク図、第3図は前記1実施例の子
機のブロツク図、第4図は他の実施例の子機のブ
ロツク図である。 6……ガードトーン検知部、9……電話回線、
18……呼出信号出力部、25……レベル検出
部、26……指令部、27……親機、34……ス
ピーカ、38……子機、40……表示部、41…
…子機。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電話回線に接続され子機との間で無線通信する
親機に、 前記電話回線を介した通話先からの呼出しの検
知等により起動され呼出信号を発生して前記子機
に送信出力する呼出信号出力部と、 前記子機からの通信の搬送波信号に重畳される
親機指定用のガードトーン信号を検知して指定検
知信号を出力するガードトーン検知部とを設け、 前記指定検知信号により前記無線通信の間前記
親機を介して前記子機を前記電話回線に結合し、
前記子機を通話状態にするコードレス電話装置に
おいて、 前記親機に、 前記搬送波信号の受信レベルを検出し前記受信
レベルが所定レベルより低くなるときに低レベル
検出信号を出力するレベル検出部と、 前記指定検知信号が出力される通話状態中の前
記低レベル検出信号の入力により前記呼出信号出
力部に起動用の指令信号を出力する指令部とを設
け、 前記子機に、 前記呼出信号の受信を検出する呼出信号検出部
と、 前記呼出信号検出部の出力信号により動作し前
記通話状態中に前記搬送波信号のレベル低下を報
知する報知手段とを設けた コードレス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983062477U JPS59166539U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | コ−ドレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983062477U JPS59166539U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | コ−ドレス電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166539U JPS59166539U (ja) | 1984-11-08 |
JPH0233420Y2 true JPH0233420Y2 (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=30192671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983062477U Granted JPS59166539U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | コ−ドレス電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166539U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54124602A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-27 | Nec Corp | Radiotelephony system |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP1983062477U patent/JPS59166539U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54124602A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-27 | Nec Corp | Radiotelephony system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166539U (ja) | 1984-11-08 |
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