JPH0818545A - ディジタル移動無線通信方式 - Google Patents

ディジタル移動無線通信方式

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Publication number
JPH0818545A
JPH0818545A JP6173352A JP17335294A JPH0818545A JP H0818545 A JPH0818545 A JP H0818545A JP 6173352 A JP6173352 A JP 6173352A JP 17335294 A JP17335294 A JP 17335294A JP H0818545 A JPH0818545 A JP H0818545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error rate
signal
radio communication
communication system
mobile station
Prior art date
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Pending
Application number
JP6173352A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sugamura
保夫 菅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Japan Ltd
Original Assignee
Nippon Motorola Ltd
Motorola Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Motorola Ltd, Motorola Japan Ltd filed Critical Nippon Motorola Ltd
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Publication of JPH0818545A publication Critical patent/JPH0818545A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波受信環境が悪化した場合に、そのことを
ユーザーに快適な使用感で感知させることができるディ
ジタル移動無線通信方式を提供すること。 【構成】 受信機における受信信号の誤り率を検出する
手段と、この手段により検出した誤り率が規定値を超え
たときに受信音声の音量を低下させる手段とを備えたこ
とを特徴とする。電波受信環境が悪化すると受信信号の
誤り率が規定値を超え、受信音声の音量が低下する。ユ
ーザーは、受信音声の音量があたかもアナログ移動無線
通信方式のように低下することを感知することができ
る。また、ディジタル移動無線通信方式であるので、ア
ナログ移動無線通信方式のような雑音が発生することが
なく音声の明瞭度は保たれたままであり、自然で高品質
な使用感で通話の切断の可能性を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル方式を採用
した移動無線通信方式に関し、例えばディジタルセルラ
ー電話、ディジタルMCA電話、ディジタルコードレス
電話等に適用される移動無線通信方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式を採用した移動無線通信
方式においては、一般に、基地局の送信機と、この基地
局のサービスエリア内を移動する移動局の受信機との間
で、無線により情報の交換が行われる。具体的に説明す
ると、基地局の送信機においては、マイクより入力され
た音声がA/D変換器によりディジタル化され、さらに
このディジタル信号の所定間隔ごとに同期信号が合成さ
れ、この合成信号が変調器に送られる。変調器では、合
成信号により搬送波が変調される。この変調された信号
は高周波増幅器により増幅された後、アンテナより送信
される。
【0003】一方、移動局の受信機では、送信機のアン
テナから送信された信号をアンテナにより受信する。受
信信号は増幅されてディジタル信号に復調された後、同
期信号が分離され、ディジタル符号化された音声信号が
取り出される。この音声信号はD/A変換器に送られて
アナログ信号に複号され、スピーカより音声として出力
される。
【0004】このようなディジタル移動無線通信におい
ては、移動局の移動に伴って送信機と受信機との間の距
離は絶えず変化しており、この距離が大きくなるに従っ
て、受信機における受信信号の誤り率が増大し、ある一
定値を超えると誤り率は急激に大きくなる。従って、移
動局が基地局より次第に遠ざかり、そのサービスエリア
の境界付近にまで移動した場合には、スピーカより出力
される音声の明瞭度が急激に劣化し、通話不能の状態に
なることがある。即ち、ディジタル移動無線通信におい
ては、信号をディジタル化することにより雑音のない明
瞭度の高い音声を出力することができる反面、ディジタ
ルであるがゆえに、ある電界強度より受信電力が低くな
ると、何の兆候もなく急激に通話が切断されるという現
象が生ずる。
【0005】このように通話が切断した場合であって、
引き続いて通話を行う必要のある場合には、ユーザーは
隣接サービスエリアの基地局への切り換えなどの通話続
行の操作を行う必要があり、円滑な通話の継続が困難で
ある問題があった。かかる問題を解決する手段として、
従来、受信信号の誤り率が一定値を超えた場合には、発
音体や発光体により警報表示を行うことが提案されてい
る(特開平4−258030号公報)。即ち、この技術
は、基地局の送信機から送信する送信信号の中にあらか
じめ特定符号の信号を合成しておき、受信機ではこの特
定符号の信号の誤り率を検出し、この誤り率が一定値を
超えたときには、ユーザーに発音体や発光体により警報
表示を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発音体や発光
体により警報表示を行う手段では、ユーザーの使用感が
いまだ不十分である難点がある。即ち、発音体による警
報表示では、警報音が却って通話の障害になり、スピー
カよりの音声が聞き取りにくくなる問題がある。一方、
発光体による警報表示では、通話中のユーザーがその警
報に気がつかない場合もあり、警報としての確実性が低
い問題がある。さらに、ユーザーが警報に気がついたと
しても、そのような状態で通話を続行すると、ディジタ
ル信号であるがために、通話が突然切断してしまい、不
快感を与える問題がある。
【0007】本発明の目的は、電波受信環境が悪化した
場合に、そのことをユーザーに快適な使用感で感知させ
ることができるディジタル移動無線通信方式を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル移動
無線通信方式は、受信機における受信信号の誤り率を検
出する手段と、この手段により検出した誤り率が規定値
を超えたときに受信音声の音量を低下させる手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】ディジタル移動無線通信方式においては、受信
電界強度が低下したりあるいは干渉波が増大すると、電
波受信環境が悪化する。このような場合において、受信
機で検出した受信信号の誤り率が規定値を超えたときに
は、受信音声の音量を低下させる。従って、ユーザー
は、受信音声の音量があたかもアナログ移動無線通信方
式のように低下することを感知することができ、しか
も、ディジタル移動無線通信方式であるので、アナログ
移動無線通信方式のような雑音が発生することがなく音
声の明瞭度は保たれたままであり、自然で高品質な使用
感で通話の切断の可能性を知ることができる。
【0010】
【実施例】ディジタル移動無線通信方式においては、一
般に、基地局と移動局との間で無線により通信が行わ
れ、基地局には送信機および受信機(送受信機)が設け
られ、移動局にも送信機と受信機(送信機)が設けられ
る。本発明は、受信信号の誤り率を検出する手段と、こ
の手段により検出した誤り率が規定値を超えたときに受
信音声の音量を低下させる手段とを設ける点に特徴を有
する。受信信号の誤り率を検出する手段は、移動局の送
受信機に設けてもよいし、基地局の送受信機に設けても
よい。
【0011】図1の実施例は、受信信号の誤り率を検出
する手段を移動局の送受信機に設ける場合の例である。
図1は移動局における送受信機の構成例を示し、まず、
受信側について説明すると、アンテナ1から受信した信
号は、アンテナスイッチ2を介してローノイズアンプ3
に送られ、雑音の少ない増幅信号とされる。この増幅信
号は次いでダウンコンバータ4に送られ、周波数が低下
する。5は局発振器である。周波数が低下した信号はA
/D変換器6によりディジタル信号に変換される。この
ディジタル信号は、ディジタル・シグナル・プロセッサ
ー(DSP)7において復調等の処理が行われ、中央処
理装置(CPU)8に送られる。復調は、例えば16Q
AM復調方式を採用し、準同期検波によっている。
【0012】CPU8には、受信信号の誤り率を検出す
る手段(誤り率検出手段)81と、この誤り率検出手段
81により検出した誤り率が規定値を超えたときに受信
音声の音量を低下させる手段(音声低下手段)82とが
内蔵されている。誤り率検出手段81は、受信データの
CRC(Cyclic Redundancy Che
ck)によるチェックを行い、受信信号の誤り率を検出
するものである。ここでCRCとは、受信データを多項
式表現した受信多項式を生成多項式により割り算して、
余りの有無によって誤りを検出する方法である。音声低
下手段82は、誤り率検出手段81において検出した誤
り率が規定値を超えたときにはスピーカ10の音量を低
下させ、誤り率が規定値以下のときにはもとの音量に戻
すものである。音量の調整は例えば4段階で段階的に低
くするようにしている。CPU8からのディジタル音声
信号はコーデック9によりアナログ化され、このアナロ
グ音声信号がスピーカ10に送られて、音声として出力
される。
【0013】次に、送信側について説明すると、マイク
11により音声が入力されると、コーデック9によりア
ナログ音声信号がディジタル化される。ディジタル音声
信号はCPU8に送られ、さらにDSP7に送られて変
調等の処理が行われる。DSP7からの信号はD/A変
換器12によりアナログ信号に変換され、アップコンバ
ータ13により周波数が上げられる。周波数が高くなっ
たアナログ音声信号はパワーアンプ14により増幅され
た後、アンテナスイッチ2を経由し、アンテナ1から電
波として放射される。
【0014】以上の実施例によれば、基地局と移動局と
の間の距離が大きくなって移動局における受信電界強度
が低下したり、あるいは移動局の受信電波における干渉
波が増大すると、電波受信環境が悪化するが、このよう
な場合には、移動局の受信機におけるCPU8に内蔵さ
れた誤り率検出手段81において受信信号の誤り率が規
定値を超えるようになる。誤り率が規定値を超えると、
音声低下手段82によりスピーカ10の音量が例えば4
段階で段階的に低下するようになる。従って、ユーザー
は、スピーカ10からの受信音声の音量があたかもアナ
ログ移動無線通信方式のように低下することを感知する
ことができる。しかも、音声信号は途中でディジタル化
されて処理されているディジタル移動無線通信方式であ
るので、アナログ移動無線通信方式のような雑音が発生
することがなく音声の明瞭度は保たれたままであり、自
然で高品質な使用感で通話の切断の可能性を知ることが
できる。
【0015】このように通話の切断の可能性を知ったユ
ーザーが、通話を継続するために、例えば基地局との間
の距離が近づくように移動すると、電波受信環境がもと
の良好な状態に戻るので、誤り率検出手段81において
検出する誤り率が規定値以下の状態となり、音声低下手
段82によりスピーカ10の音量がもとの音量に戻さ
れ、通常の状態での通話を続行することができる。
【0016】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は以上の実施例に限定されることなく、種々
の実施例が考えられる。図1の実施例では誤り率検出手
段81を移動局側に設けたが、基地局側に設けてもよ
い。この場合は、基地局側に設けた誤り率検出手段によ
り移動局からの受信信号の誤り率を検出し、検出した誤
り率を移動局に転送し、この誤り率が規定値を超えたと
きに移動局側に設けた音声低下手段により音声を低下さ
せるようにすればよい。また、図1の実施例では、音声
低下手段81により直接スピーカ10の出力を低下させ
てその音量を低下させているが、A/D変換器6のスケ
ーリングを変更したり、あるいはDSP7における復調
アルゴリズム内でのスケーリングの変更によってスピー
カ10の音量を低下させるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】ユーザーは、受信音声の音量があたかも
アナログ移動無線通信方式のように低下することを感知
することができ、しかも、ディジタル移動無線通信方式
であるので、アナログ移動無線通信方式のような雑音が
発生することがなく音声の明瞭度は保たれたままであ
り、自然で高品質な使用感で通話の切断の可能性を知る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 6 A/D変換器 7 ディジタル・シグナル・プロセッサー(DSP) 8 中央処理装置(CPU) 81 受信信号の誤り率を検出する手段(誤り率検出手
段) 82 受信音声の音量を低下させる手段(音声低下手
段) 9 コーデック 10 スピーカ 11 マイク 12 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の誤り率を検出する手段と、こ
    の手段により検出した誤り率が規定値を超えたときに受
    信音声の音量を低下させる手段とを備えたことを特徴と
    するディジタル移動無線通信方式。
JP6173352A 1994-06-30 1994-06-30 ディジタル移動無線通信方式 Pending JPH0818545A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6173352A JPH0818545A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディジタル移動無線通信方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP6173352A JPH0818545A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディジタル移動無線通信方式

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JPH0818545A true JPH0818545A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15958829

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JP6173352A Pending JPH0818545A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディジタル移動無線通信方式

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JP (1) JPH0818545A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293031A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Sony Corp コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法
JP2018056858A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 オンキヨー株式会社 音声無線通信装置

Cited By (3)

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JP2007293031A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Sony Corp コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法
US8190184B2 (en) 2006-04-25 2012-05-29 Sony Corporation Content reproduction system, content reproduction apparatus and content reproduction method
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