JP2018056858A - 音声無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コードレス電話機のような音声無線通信装置において、親機と子機との間の距離が離れた場合、音声の途切れによりユーザーに不快感が生じるという課題がある。また、音声の途切れを低減するために、ユーザーに直感的に電波強度の低下を認識させることができないという課題もある。本発明は、音声の途切れによる不快感を軽減し、またユーザーが直感的に電波強度の低下を認識できる音声無線通信装置を提供する。
【解決手段】
音声無線通信装置において、第1送受信機と第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する無線通信状況情報取得部と、第1送受信機から第2送受信機へ送信された音声情報を、第2送受信機で再生する音声情報再生部と、無線通信状況に関する情報に応じて、音声情報の再生音量を制御する再生音量制御部と、を有し、再生音量制御部は、無線通信状況が悪くなるにつれて再生音量を低下させる制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、音声無線通信装置に関する。
コードレス電話機のような音声無線通信装置には、親機と子機との間の距離が離れることによる無線ノイズの増大を防止するために、子機から送信された電波を親機で検出し、電界検出レベルが所定値より大きい時は、アナログフィルタを通過させず、周波数特性の良い音質で通話を行い、所定値より小さい時は、アナログフィルタを通過させ、無線ノイズを減衰させる技術がある。これにより親機と子機との間の距離が離れることによる無線ノイズの増加を防止している。
特開平6−77892公報
しかしながら、上述の背景技術では、親機と子機との間の距離が離れ、音声の途切れが発生した場合に、ユーザーが感じる不快感を十分低減することができないという課題がある。また、ユーザーが直感的に、子機が親機から離れすぎていて電波強度が低下していることを認識し、子機を親機に近づけて通信状態を改善することができないという課題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、親機と子機との間の距離が離れ無線通信状況が悪化し、音声の途切れが発生しても、ユーザーが感じる不快感を低減する音声無線通信装置を提供するものである。合わせて、ユーザーが直感的に、子機が親機から離れすぎていて電波強度が低下していることを認識し、子機を親機に近づけて通信状態を改善することができる音声無線通信装置を提供するものである。
本発明の音声無線通信装置は、第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置であって、前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する無線通信状況情報取得部と、前記第1送受信機から前記第2送受信機へ送信された音声情報を、前記第2送受信機で再生する音声情報再生部と、前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の再生音量を制御する再生音量制御部と、を有し、前記再生音量制御部は、前記無線通信状況が悪くなるにつれて前記再生音量を低下させる制御を行うことを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記再生音量を低下させる制御は、段階的もしくは連続的に前記再生音量を低下させる制御であることを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記音声情報はデジタル情報であって、前記再生音量を低下させる制御は、前記音声情報再生部が再生する音声の途切れが発生する前記無線通信状況において行われることを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記第2送受信機は、前記音声情報再生部の再生音量の可変範囲の設定を行う再生音量可変範囲設定部を有し、前記再生音量可変範囲設定部による設定範囲は、前記再生音量制御部によって制御された前記再生音量が小さいほど狭いことを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記第2送受信機は報知手段を有し、前記再生音量が前記設定範囲の上限に達した場合、前記報知手段により報知することを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記無線通信状況に関する情報は、前記第1送受信機もしくは前記第2送受信機が受信する前記音声情報の電波強度に関する情報であることを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記無線通信状況に関する情報は、前記第1送受信機もしくは前記第2送受信機が受信する前記音声情報のビットエラーレートであることを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記再生音量制御部は、前記無線通信状況が良くなるにつれての前記再生音量を増加させる制御を行うことを特徴とする。
上記音声無線通信装置において、前記第1送受信機は親機であり、前記第2送受信機は子機であり、前記第1送受信機と前記第2送受信機とが、コードレス電話機を構成することを特徴とする。
本発明の音声無線通信装置において、第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置であって、前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する無線通信状況情報取得部と、前記第2送受信機から前記第1送受信機へ送信された音声情報を、公衆電話回線へ送出する音声情報送出部と、前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の送出音量を制御する送出音量制御部と、を有し、前記送出音量制御部は、前記無線通信状況が悪くなるにつれての前記送出音量を低下させる制御を行うことを特徴とする。
本発明の音声無線通信装置の制御方法において、第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置の制御方法であって、前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する工程と、 前記第1送受信機から前記第2送受信機へ送信された音声情報を、前記第2送受信機で再生する工程と、前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の再生音量を制御する工程と、前記無線通信状況が悪くなるにつれて前記再生音量を低下させる制御を行う工程と、を、有することを特徴とする。
本発明によれば、親機と子機との間の距離が離れ無線通信状況が悪化し、音声の途切れが発生しても、ユーザーが感じる不快感を低減する音声無線通信装置を提供できる。また、ユーザーが直感的に、子機が親機から離れすぎていて電波強度が低下していることを認識し、子機を親機に近づけて通信状態を改善することができる音声無線通信装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の信号を示す図である。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の電波強度と音声レベルの関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の電波強度と音声レベルの関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の電波強度と音声レベルの関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の電波強度と音声レベルの関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る音声無線通信装置の構成を示すブロック図である。
本発明の音声無線通信装置は、送受話器と本体とを無線で接続するコードレスホン、親機と子機とを無線で接続する親子電話や、屋外の音声無線通信装置と屋内の音声無線通信装置とを無線通信によって接続するインターホンなど、音声無線通信装置間を無線通信によって接続するものであれば適用可能である。
以下、送受話器と本体とを無線で接続するコードレスホンを例にとって、本発明の音声無線通信装置に係る第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る音声無線通信装置(コードレスホン1)の外観を示す図である。図1に示すようにコードレスホン1は、本体2と、送受話器3、とを備える。送受話器3は、待機時は本体2のクレイドル4に載置され、送受話時にはクレイドル4から取り外し使用される。図1は送受話器3がクレイドル4から取り外されている状態である。本体2と送受話器3は無線通信によって接続されている。
本体2には、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示部5、各種操作ボタンである操作部6が設けられている。操作部6は、電話番号等を入力するテンキーや、保留ボタン、留守番電話ボタンなどが含まれる。
送受話器3は、操作部9、表示部8、受話口7、送話口10が配置されている。操作部9及び表示部8は、本体2の操作部6及び表示部5と、それぞれ同様の機能を有している。
図2は、本発明の実施形態に係る音声無線通信装置(コードレスホン1)の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本体2は主制御部21と、RAM(Random Access Memory)23と、不揮発性メモリ24と、公衆回線制御部25と、出力部26と、表示部27と、操作部28と、無線部22と、を備える。公衆回線制御部25は公衆回線に接続される。
主制御部21は、不揮発性メモリ24に記憶されている制御プログラムに従って、本体2を構成する各部を制御する。不揮発性メモリ24は、制御プログラム等を記憶している。RAM23は、主制御部21の主メモリとして機能する。公衆回線制御部25は、公衆回線に接続される。主制御部21は、公衆回線制御部25を制御して、他の電話機と回線接続することができる。
表示部27は、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示装置からなる。操作部28は電話番号等を入力するテンキーや、保留ボタン、留守番電話ボタンなどが含まれる。
出力部26は、通話の音声、鳴動音、留守番電話の内容、アラーム音などを、スピーカーから発音させる。
図2に示すように、送受話器3は主制御部41と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発性メモリ44と、無線部42と、を備える。
主制御部41は、不揮発性メモリ44に記憶されている制御プログラムに従って、送受話器3を構成する各部を制御する。不揮発性メモリ44は、制御プログラム等を記憶している。RAM43は、主制御部41の主メモリとして機能する。
入力部45は図1の送話口10に相当し、音声を集音するマイクを含む。出力部46は図1の受話口7に相当し、音声を出力するスピーカーを含む。
本体2と、送受話器3とは、無線部22と、無線部44を介して無線により接続される。
次に、図3を参照し、本発明の無線通信装置(コードレスホン1)の第1の実施形態の詳細について説明する。図3は、図2の本体2の主制御部21、無線部22、出力部26の詳細を示すものである。また、本発明においては図3に関する部分の基本的な構成は、本体部2と送受話器3は同様である。従って、送受話器3の主制御部41、無線部42、入力部45、出力部46の詳細を示すものでもある。ただし、送受話器3の場合は、公衆回線制御部60、公衆回線61はない。なお、コードレスホン1を、インターホンとして機能させる場合は、図2の本体部2に入力部を追加すれば、同様の構成で屋外と屋内とを無線で結ぶインターホンとして機能させることができる。
以下、送受話器3を例にとって説明する。従って図3の公衆回線制御部60と公衆回線61はない。受信部51及び送信部56が、図2の無線部42に相当する。復調部52、音量制御部53、無線通信状況情報取得部55、変調部57、及び音量制御部58が、図2の主制御部41に含まれる。
なお、後述するように無線通信状況情報取得部55は、本体2もしくは送受話器3のいずれか一方にあれば良い。以下、送受話器3に無線通信状況情報取得部55がある場合を例にとって、説明する。
送受話器3の受信部51は本体2から送信された音声情報を受信する。受信した音声情報がデジタル信号の場合、復調部52でアナログ信号に復調される。なお、音声情報の無線通信はデジタル信号であるとして説明するが、後述するようにアナログ信号でも良い。その場合は復調部52、及び変調部57は不要である。
復調部52で復調された音声信号は、音量制御部53で制御され出力部54から音声として出力される。
また、受信部51で受信された音声信号は、無線通信状況情報取得部55にも送られる。無線通信状況情取得部55は、本体2と送受話器3との間の無線通信の状況に関する情報を取得する。無線通信状況情報とは、例えば電波強度、ビットエラーレート、S/N比等があげられる。
無線通信状況情報取得部55によって取得された無線通信状況情報は、音量制御部53に送られる。音量制御部53は無線通信状況情報に基づいて音量(音声レベル)を制御し、出力部54へ送出する。なおこの実施形態では、入力部59に接続されている音量制御部58は無くても良い。
次に、図4を参照し、本発明の無線通信装置の効果について説明する。図4の左側は復調部52でアナログ信号に復調した音声信号の波形である。(a)の区間は、正常な音声信号である。しかし、本体2と送受話器3との間の距離が離れ、音声無線通信状況が悪化すると、正常にデジタル信号を復調することが困難になり、(b)の区間の様に無音状態が発生する。これが音声の途切れである。
この音声の途切れ(無音状態)は急激に生じる。正常に受信できた音声信号の音声レベル(a)と、無線通信状況が悪く正常に受信できなかった音声信号の無音レベル(b)との間のレベル差が大きいため、ユーザーにとっては「バツ、バツ」や「ブツ、ブツ」といった音として聞こえるため、非常に不快な音となる。ユーザーによっては、この音声の途切れを故障と誤解してしまう場合もある。
この音の不快さを軽減するためには、正常な音声レベル(a)と、無音レベル(b)との間のレベル差を小さくすれば良い。図4の右側は音声信号を、音量制御部53によって減衰させた波形である。なお、右側の波形は、左側の波形とは異なる波形を減衰させたものである。正常に受信できた区間の音声レベル(c)と正常に受信できなかった区間の音声レベル(d)の音声レベルは、ともに同じ割合で減衰制御されているが、(c)の区間と(d)の区間の音声レベルの差は、減衰制御しない場合(左側)よりも小さくなっている。このため、音の途切れによって発生する「バツ、バツ」や「ブツ、ブツ」といった音によるユーザーの不快感は軽減される。
本発明では、無線通信状況情報に基づいて、無線通信状況が悪い場合は、音量制御部によって上述の減衰制御を行い、ユーザーの不快感を低減する。音声信号を減衰制御するだけなので、簡単な回路構成で顕著な効果を得ることができる。また、背景技術の様にフィルターによる制御を行わないので、音声の周波数特性は変わらず、良好な音質を維持することができる。
また、本発明では本体2と送受話器3との間の距離が離れて、無線通信状況が悪化した場合に、音声レベルが減衰制御されるので、ユーザーは直感的に電話が遠くなったと感じる。そのため、送受話器3を持ったユーザーは自然に本体2に近づき、無線通信状況を良好な状態に回復させることができる。従来はアラームなどにより本体2に近づくように警告する技術もあったが、本発明ではアラームによって警告される煩わしさがなく、ユーザーは直感的に、子機が親機から離れすぎていて電波強度が低下していることを認識し、好適な無線通信状況が得られる位置へ移動することができるという、顕著な効果も奏する。その結果、送受話器3を持ったユーザーは自然に本体2に近づき、無線通信状態無線通信状況を良好な状態に回復させることができる。
次に、図5を参照して、音量制御部53による減衰制御の具体的な例を説明する。横軸は無線通信状況情報を示し、具体的には電波強度やビットエラーレートである。右側に行くほど無線通信状況が悪化することを示している。縦軸は通話の音声レベルである。上に行くほど出力部54から出力される音声レベルが大きい
閾値1より左側は、正常に受信できる電波強度(またはビットエラーレートでもよい。以下は電波強度を例にとって説明する)であり、この時の音声レベルをレベル1とする。電波強度は、無線通信状況情報取得部55によって取得された、無線通信状況情報である。
電波強度が低下し閾値1を超えた場合(図5で閾値1の右側)、音声の途切れが発生し始めるので、音声レベルを下げレベル2になる様に制御する。これによって音の途切れによる不快感を軽減する。さらに電波強度が低下し閾値2を超えた場合、より音声の途切れ方が顕著になるので、不快感を低減するためにさらに音声レベルを下げレベル3になる様に制御する。このように電波強度が低下し、音声の途切れが顕著になり、音声通話状況が悪化するにつれ音声レベルを下げ、不快感を低減する制御を行う。
なお、電波強度が閾値1の左側の状態から、急激に悪化し閾値3の右側になった場合は、音声レベルをレベル1からすぐにレベル4には下げずに、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4と順番に下げる操作を行っても良い。一般に急激な変化はユーザーに不快感を与えることが多いので、この方が、ユーザーの不快感を軽減することができる。
上述の閾値1は、途切れが発生する電波強度として説明したが、実際は閾値1を境に明確に音声の途切れが発生するとは限らないため、閾値1より電波強度が少し高い状態から音声レベルを低下させても良い。この場合、音途切れが始まる無線通信状況に近づいたことを、ユーザーに知らせる効果もある。逆に閾値1より電波強度が少し低い状態から音声レベルを低下させても良い。
図5では、電波強度が低下するにつれて、音声レベルを段階的に下げた例を示したが、これに限るものではなく、連続的に下げても良い。連続的に下げた方がユーザーにとって音声レベルの変化を感じにくいため、不快感を軽減することができる。ただし、回路コストの観点からは、段階的に減衰制御した方が優れている場合がある。
図5では、電波強度と音声レベルはほぼリニアな変化をするとして説明したが、これに限るものではなく、例えば電波強度が大幅に低下したとき、より大きく音声レベルを低下させる制御を行っても良い。図6に示すように、レベル1とレベル2の音声レベルの差よりも、レベル2とレベル3の音声レベル変化が大きくなるように設定する。電波強度が低下するにつれ、この音声レベル差を大きくし、レベル5とレベル6音声レベルの差が最も大きくなるように設定する。これによって、電波強度が低下した場合、より途切れによる不快感の低減効果を強くする効果が得られる。
また、電波強度が低下するにつれ、徐々に音声レベルを低下させることにより、ユーザーは電話が徐々に遠くなったと感じられる。これによってユーザーは自分が電波状態の悪い場所に移動しつつあること感覚的に知ることができ、電波状態の良い場所に自然に移動することができる。
なお、上記の実施例では電波強度が低下したときに音声レベルを下げるとして説明したが、電波強度が強くなったときには音声レベルを上げる制御を行ってもよい。これによって電波強度に最適な音声レベルで出力することができる。また、音声レベルを上げることによって、ユーザーに無線通信状況が改善されたことを直感的に認識させることができる。
電波強度の閾値1は、無線部22及び42の性能によって異なるので一概には言えないが、家庭用のコードレス電話機の場合、例えばアンテナ端子端で−90〜−95dBm程度である。また図5の各レベル間の音声レベルの差は、ユーザーに急激な音声レベル変化による違和感を生じさせないためには、例えば2dB程度が好ましい。ただし、ユーザーに電波強度の低下を強く認識させ、電波強度が近い場所へ移動させたい場合は、この変化量を大きくしても良い。
閾値をビットエラーレートで判定する場合は、公知技術として例えば以下の3通りの方法があげられる。
・受信した誤り符号の数(ビット数)/送信された符号の総数
・受信し復号された誤り符号の数/送信され復号された符号の数
・受信し誤り訂正された符号の数/送信され誤り訂正された符号の数
一般的によく用いられる方法は、最初に挙げた、受信した誤り符号の数(ビット数)/送信された符号の総数、であるが、いずれの方法を用いても良く、また他の方法を用いてビットエラーレートを判定しても良い。ビットエラーレートの判定は、受信側だけで可能であり、無線通信状況情報取得部55で行う。
ビットエラーレートによる閾値1は、無線部22及び42の性能によって異なるので一概には言えないが、家庭用のコードレス電話機の場合は、例えば10のマイナス3乗程度である。
なお、上述の実施形態はデジタル信号の場合を例にとって説明したが、アナログ信号であっても良い。アナログ信号の場合は電波強度やS/N比などによって判定する。アナログ信号の場合はデジタル信号の場合のような急激な音声の途切れが発生するわけではないが、通信状態が悪くなるにつれ「ザー」、「ガー」といったノイズが大きく聞こえ不快な音となる。この状態によるユーザーの不快感を低減するために、アナログ信号の場合も本発明の様に音声レベルを低下させる制御が有効である。
(変形例1)
上述の実施形態では送受話器3の受信部51の受信状況から無線通信状況状を取得し、音量制御部53で音量制御を行い、出力部54から出力する実施例を説明したが、音量制御は入力に対して行っても良い。
図3に戻り、送受話器3の入力部59で集音された音声を音量制御部58で音量制御し、これを変調部57でデジタル信号に変調し、送信部56にて本体2へ送信する。無線通信状況情報は、本体2からの電波を送受話器3の受信部51で受信し、受信部51から無線通信状況情報取得部55へ送られた音声信号に基づき取得する。音量制御部58はこれに基づき音量を制御する。音量制御の仕方は、出力を制御する場合と同様である。
入力信号の音量を制御すると、制御された信号が、送信部56より本体2に送信される。コードレスホンの場合は本体2の公衆回線制御部25から公衆回線を通じて他の電話機へ送信される。他の電話機のユーザーは、音量を制御された音声を聞くため、途切れ音による不快感が低減される効果がある。また、音量が下がる様に制御された場合、電話が遠くなったと感じるため、送受話器3のユーザーに電話が遠くなった旨を伝えれば、送受話器3のユーザーは本体2に近づく動作を行うことができる。
(変形例2)
また、音量制御を本体2の音量制御部58で行っても良い。この場合、図3は本体2であり、公衆回線制御部60を有し、公衆回線61に接続されている。本体2の受信部51が受信した信号から、無線通信状況情報取得部55が取得した無線通信情報に基づいて、公衆回線制御部60へ送る信号の音声レベルを音声制御部53によって制御しても良い。この場合、出力部54からは出力されない。この音声レベルは本体2の主制御部21で行われる。制御の仕方は上述の実施形態と同様である。この方法では、送受話器3では無線通信状況情報の取得や音量制御は行われず、本体2のみで本発明を実施することができる。
上述の公衆回線へ送信する音声レベルを制御する実施例は、無線のインターホンの場合は、公衆回線ではなく本体2の出力部から出力される音声によって、同様の効果が得られる。
また、音量制御を本体2の音量制御部53で行い、出力部54から送受話器3へ送信しても同様の効果が得られる。
なお、無線通信状況情報取得部55は、本体2で音量制御を行う場合は本体に、送受話器3で音量制御を行う場合は送受話器に配置する方法が基本であるが、音量制御を行なっていない本体2、もしくは送受話器3に備えていても良い。この場合、本体2もしくは送受話器3で取得した無線通信状況情報を、音量制御を行う送受話器3もしくは本体2に送信を行う。
(変形例3)
上述の様に、電波強度が低下したとき音声レベルを低下させる制御を行うと、音の途切れによる不快感を低減する効果がある。また、ユーザーは直感的に、電波強度の低下を認識でき、電波状態の良い場所への移動することができる効果がある。しかし、送受話器3や本体2には、ユーザーが音声レベルを調整することが可能なボリューム(ユーザー音量設定部62)が通常存在する。音声レベルが音量制御部53もしくは58によって低減するよう制御された場合、ユーザーは電話が遠くなったと感じてボリューム設定を上げてしまうことが考えられる。この場合、本発明の効果は薄れてしまう恐れがある。
図7は、図5の電波強度(もしくはビットエラーレート。以下同様)と音声レベルの関係のグラフに、ユーザーによるボリューム設定を加えたものである。図5に、単にユーザーによるボリューム設定機能を例えば3段階追加した場合、ボリューム大、ボリューム中、ボリューム小の様に、3つの線が並行して描ける。なお、以下ユーザー設定のボリュームは大中小の3段階として説明するが、これに限るものではない。
ここで、ユーザーにとって音途切れによる不快感が少ない音声レベルの上限を一点鎖線で表す。閾値1より強い電波強度(図8の閾値1の左側)では、ユーザー設定によるボリュームは、ボリューム大でも、音途切れによる不快感は発生しない。しかし、閾値1よりも電波強度が低下すると(図8の閾値1の右側)、音途切れによる不快感が発生し始める。さらに閾値4付近を超えると、ボリューム中でも音途切れによる不快感が発生し始める。
ユーザーがボリューム設定を上げても本発明の効果を得るには、電波強度が下がるにつれ、ユーザーによるボリューム設定の効果を制限すればよい。図8は、ユーザーがボリューム設定を上げても、音途切れによる不快感が少ない音声レベルの上限を超えないようにした例である。図7と同様に、不快感の少ない音声レベルの上限を一点鎖線で示す。
図8で、ユーザーによるボリューム設定がボリューム小の場合は、不快感の少ない音声レベルの上限を超えることがないので、図7と同じ音声レベルの設定となる。しかし、ボリュームレベル大やボリュームレベル中の場合は、電波強度によって上限を超える場合があるので、ユーザーによるボリューム設定を制限する。
図8のボリューム大とボリューム小との間隔が、音声レベルのユーザーによるボリューム設定可能範囲に相当する。ボリューム設定可能範囲の上限は、ユーザーに与える不快感が少ない、もしくはユーザーに与える不快感がない音声レベルの上限に相当する。ユーザーによるボリューム設定可能範囲は、閾値1と閾値2の間よりも、閾値5以上(図8の閾値5の右側)の方が狭くなっている。ボリューム設定可能範囲はこのように、電波強度が小さくなるにつれて狭く設定されると、ユーザーにとって違和感が小さくなる。しかし、ユーザーによるボリューム設定可能範囲は、これに限るものではなく、不快感の少ない音声レベルの上限を超えなければ、任意に設定することができる。
以下、ユーザーが送受話器3のボリュームを上げても本発明の効果が十分得られる構成を説明する。図9で再生音量可変範囲設定部63を設け、予め設定された再生音量可変範囲により、音量制御部53の音量制御範囲を図8の様に制限する。これによってユーザーがユーザー音量設定部62で音声レベルを上げても、音途切れによる不快感の少ない音声レベルの範囲に収まる様に、制御される。
再生音量可変範囲設定部63によって設定された可変範囲を超えて、ユーザーがさらに音量設定を上げようとした場合でも、音量は制限され上げることはできなくなるが、これをユーザーが故障と誤解する恐れがある。音量設定範囲の上限(上限は、上限近傍も含む)に達した場合、本体2もしくは送受話器3に設けられた報知部64により、アラーム音の発生、音声ガイド、ランプの点灯などを行って報知を行う。また、送受話器3の振動などで、ユーザーに上限に達したことを報知しても良い。さらに、音量設定範囲の上限に達した場合、本体2に近づくことを促すメッセージを表示部8に表示しても良い。また、音量設定範囲の制御を行っていることを表示部8に表示しても良い。これにより、ユーザーが故障と誤解することを防止できる。
本変形例3は、上述の変形例1や変形例2と組み合わせて実施することが可能であることは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う音声無線通信装置もまた本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、親機と子機とを無線で接続するコードレスホン、親子電話の親機と子機の間や子機同士の間、屋外の音声無線通信装置と屋内の音声無線通信装置とを無線通信によって接続するインターホンなど、音声無線通信装置の間を無線通信によって接続する音声無線通信装置に好適に採用され得る。
1…コードレスホン、2…本体、3…送受話器、4…クレイドル、5…表示部、6…操作部、7…受話口、8…表示部、9…操作部、10…送話口、21…主制御部、22…無線部、23…RAM、24…不揮発性メモリ、25…公衆回線制御部、26…出力部、27…表示部、28…操作部、41…主制御部、42…無線部、43…RAM、44…不揮発性メモリ、45…入力部、46…出力部、51…受信部、52…復調部、53…音量制御部、54…出力部、55…無線通信状況情報取得部、56…送信部、57…変調部、58…音量制御部、59…入力部、60…公衆回線制御部、61…公衆回線、62…ユーザー音量設定部、63…再生音量可変範囲設定部、64…報知部

Claims (11)

  1. 第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置であって、
    前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する無線通信状況情報取得部と、
    前記第1送受信機から前記第2送受信機へ送信された音声情報を、前記第2送受信機で再生する音声情報再生部と、
    前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の再生音量を制御する再生音量制御部と、
    を有し、
    前記再生音量制御部は、前記無線通信状況が悪くなるにつれて前記再生音量を低下させる制御を行うことを特徴とする音声無線通信装置。
  2. 前記再生音量を低下させる制御は、段階的もしくは連続的に前記再生音量を低下させる制御であることを特徴とする請求項1記載の音声無線通信装置。
  3. 前記音声情報はデジタル情報であって、
    前記再生音量を低下させる制御は、前記音声情報再生部が再生する音声の途切れが発生する前記無線通信状況において行われることを特徴とする請求項1もしくは2いずれかに記載の音声無線通信装置。
  4. 前記第2送受信機は、前記音声情報再生部の再生音量の可変範囲の設定を行う再生音量可変範囲設定部を有し、
    前記再生音量可変範囲設定部による設定範囲は、前記再生音量制御部によって制御された前記再生音量が小さいほど狭いことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の音声無線通信装置。
  5. 前記第2送受信機は報知手段を有し、
    前記再生音量が前記設定範囲の上限に達した場合、前記報知手段により報知することを特徴とする請求項4記載の音声無線通信装置。
  6. 前記無線通信状況に関する情報は、前記第1送受信機もしくは前記第2送受信機が受信する前記音声情報の電波強度に関する情報であることを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の音声無線通信装置。
  7. 前記無線通信状況に関する情報は、前記第1送受信機もしくは前記第2送受信機が受信する前記音声情報のビットエラーレートであることを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の音声無線通信装置。
  8. 前記再生音量制御部は、前記無線通信状況が良くなるにつれての前記再生音量を増加させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の音声無線通信装置。
  9. 前記第1送受信機は親機であり、前記第2送受信機は子機であり、前記第1送受信機と前記第2送受信機とが、コードレス電話機を構成することを特徴とする請求項1から8いずれか記載の音声無線通信装置。
  10. 第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置であって、
    前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する無線通信状況情報取得部と、
    前記第2送受信機から前記第1送受信機へ送信された音声情報を、公衆電話回線へ送出する音声情報送出部と、
    前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の送出音量を制御する送出音量制御部と、
    を有し、
    前記送出音量制御部は、前記無線通信状況が悪くなるにつれての前記送出音量を低下させる制御を行うことを特徴とする音声無線通信装置。
  11. 第1送受信機と、前記第1送受信機と無線接続される第2送受信機と、を有する音声無線通信装置の制御方法であって、
    前記第1送受信機と前記第2送受信機との間の無線通信状況に関する情報を取得する工程と、
    前記第1送受信機から前記第2送受信機へ送信された音声情報を、前記第2送受信機で再生する工程と、
    前記無線通信状況に関する情報に応じて、前記音声情報の再生音量を制御する工程と、
    前記無線通信状況が悪くなるにつれて前記再生音量を低下させる制御を行う工程と、
    を、
    有することを特徴とする音声無線通信装置の制御方法。
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