JP2002191074A - 移動通信端末、及び音楽再生装置 - Google Patents

移動通信端末、及び音楽再生装置

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JP2002191074A
JP2002191074A JP2000388159A JP2000388159A JP2002191074A JP 2002191074 A JP2002191074 A JP 2002191074A JP 2000388159 A JP2000388159 A JP 2000388159A JP 2000388159 A JP2000388159 A JP 2000388159A JP 2002191074 A JP2002191074 A JP 2002191074A
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music
earphone
stereo
sound
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JP2000388159A
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English (en)
Inventor
Shigeo Nitta
茂男 新田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽再生中に着信があったとき、音楽再生を
停止することなしに着信を報知することができる音楽再
生機能を備えた移動通信端末、並びに音楽再生中に報知
時刻になったとき、音楽再生音を停止することなく報知
時刻となったことを報知できる音楽再生装置を提供す
る。 【解決手段】 ステレオイヤホン61がステレオジャッ
ク60に装着されて音楽再生中に、着信があったとき
は、ステレオイヤホン61のうち一方のRチャネルのイ
ヤホン611からのみ音楽再生音が出力され、他方のL
チャネルのイヤホン612からは着信音が出力される。
これにより、音楽再生を停止することなしに着信を報知
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音楽再生機能(MP
3、MIDI形式ファイル等)を備えた携帯電話端末等
の移動通信端末、及びコンポーネントステレオ等の音楽
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽再生機能を備えた携帯電話端
末等の移動通信端末は存在しなかった。
【0003】仮に、音楽再生機能を備えた携帯電話端末
等の移動通信端末が考えられるとしても、その音楽再生
機能の部分は、図6に示す構成となっている。
【0004】図6において、121は音楽再生回路、1
22は着信音再生回路、123は加算回路、124はオ
ーディオアンプ、125はスピーカである。音楽再生回
路121から出力された音楽再生信号は加算回路123
を通り、オーディオアンプ124で増幅されてスピーカ
125から音楽再生音として出力される。音楽再生中
に、着信があったとき、着信音発生回路122から着信
音信号が出力され、加算回路123で音楽再生信号に加
算され、オーディオアンプ124で増幅されてスピーカ
125から着信音として音楽再生音とともに出力され
る。
【0005】または、音楽再生音回路121の動作を停
止させ着信音だけスピーカ125から出力する。
【0006】これらの方法によると、音楽再生を楽しん
でいる時に着信があったとき、音楽再生音と着信音が同
じレベルで出力されるため着信があったことに気づかな
いという不具合や、音楽再生を停止させられてしまう煩
わしさが生じる。
【0007】そこで、音楽再生中に着信があったとき、
スピーカ125から出力される音楽再生音の出力レベル
を着信音の出力レベルより低くすることも考えられる。
しかしこの場合でも、出力レベルに差はあるものの、音
楽再生音と着信音が同じスピーカ125から出力される
ため、やはり着信音を認識しにくく、着信があったこと
に気づかない場合があるという不具合が生じる。
【0008】また、音楽再生を行うコンポーネントステ
レオ等の音楽再生装置において、予め設定された所定の
時刻を報知するために、音楽再生を行っていない場合は
所定の時刻になると、自動的に音楽再生を行ってステレ
オスピーカから音楽再生音を出力するものがあるが、音
楽再生中に報知時刻になったとき、報知音を発するもの
は存在しない。
【0009】仮に、音楽再生中でも報知音を発するもの
が考えられるとしても、音楽再生音に報知音を加えて出
力するか、あるいは音楽再生を停止して所定の報知音を
ステレオスピーカから出力するものとなる。
【0010】しかし、これらの方法によると、音楽再生
を楽しんでいる間に所定の報知時刻になったとき、音楽
再生音と報知音が同じレベルで出力されるため報知音が
発せられていることに気づかないという不具合や、音楽
再生を停止させられてしまう煩わしさが生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、音楽再
生機能を備えた携帯電話端末等の移動通信端末におい
て、音楽再生中に着信があった場合は音楽再生を停止す
るか、音楽再生音と同時にそのまま着信音を、同じ出力
レベルまたは異なる出力レベルで鳴らして報知する。
【0012】前者の場合は音楽を楽しんでいるのに、着
信により再生を停止される煩わしさがあり、後者の場合
は音楽再生音に着信音が紛れて着信があることに気づか
ないという不都合が生じる。
【0013】また、コンポーネントステレオ等の音楽再
生装置において、音楽再生中に報知時刻を通知する場
合、音楽再生を停止するか、音楽再生音に報知音を加え
て出力することにより報知する。
【0014】前者の場合は音楽を楽しんでいるのに、報
知時刻になったことにより再生を停止される煩わしさが
あり、後者の場合は音楽再生音に報知音が紛れて報知音
が発せられていることに気づかないという不都合が生じ
る。
【0015】そこで、本発明は音楽再生中に着信があっ
ても、上記不都合が生じないような音楽再生機能を備え
た移動通信端末を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は音楽再生中に報知時刻にな
った場合でも、上記不都合が生じないような音楽再生装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、音楽再生機能を有する移動通信端末において、音楽
再生信号を生成する音楽再生手段と、この音楽再生手段
からの音楽再生信号が供給され音楽再生音として出力す
るステレオイヤホンと、着信があったとき着信音信号を
発生する着信音発生手段と、ステレオイヤホンから音楽
再生音出力中に着信があったとき、ステレオイヤホンの
うち一方のイヤホンにのみ前記音楽再生手段からの音楽
再生信号が供給されて一方のイヤホンから音楽再生音が
出力され、他方のイヤホンには着信音発生手段からの着
信音信号が供給されて他方のイヤホンから着信音が出力
されるように制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0018】請求項1に記載の本発明によれば、移動通
信端末でステレオイヤホンを用いて音楽再生中に、着信
があったとき、音楽再生を停止することなく、また着信
があったことを見逃すことなく着信音を確認することが
できる。
【0019】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の移動通信端末において、制御手段が、着信があった
とき、他方のイヤホンから出力される着信音出力レベル
が、一方のイヤホンから出力される音楽再生音の出力レ
ベル以上となるように制御するものであることを特徴と
する。
【0020】請求項2に記載の本発明によれば、より確
実に着信音を確認することができる。
【0021】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の移動通信端末において、ステレオイ
ヤホンが着脱自在なものであり、制御手段が、ステレオ
イヤホンが装着されている場合、着信があったとき、サ
ウンダからの着信音の出力を停止するように制御するも
のであることを特徴とする。
【0022】請求項3に記載の本発明によれば、移動通
信端末にステレオイヤホンが装着されている場合、サウ
ンダからの着信音の出力を停止することができ、周囲の
人に迷惑をかけないようにすることができる。
【0023】請求項4に記載の本発明に係る音楽再生装
置は、音楽再生信号を生成する音楽再生手段と、この音
楽再生手段からの音楽再生信号が供給され音楽再生音と
して出力するステレオスピーカまたはステレオイヤホン
と、所定の時刻になったとき、報知音信号を発生する報
知音発生手段と、ステレオスピーカまたはステレオイヤ
ホンから音楽再生音出力中に所定の時刻になったとき、
ステレオイヤホンのうち一方のスピーカまたはイヤホン
にのみ音楽再生手段からの音楽再生信号が供給されて一
方のスピーカまたはイヤホンから音楽再生音が出力さ
れ、他方のスピーカまたはイヤホンには報知音発生手段
からの報知音信号が供給されて他方のスピーカまたはイ
ヤホンから報知音が出力されるように制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の本発明によれば、音楽再
生装置で音楽再生中に、報知時刻になったとき、音楽再
生を停止することなく、また報知音を見逃すことなく確
認することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0026】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態に係る移動通信端末の構成を図1に示す。
【0027】同図に示すように、例えば携帯電話端末な
どの移動通信端末は、無線部1、変復調部2、TDMA
部3、符号化・復号化部4、制御部5から成る。
【0028】基地局からの下り受信信号はアンテナ11
で受信され、無線部1のスイッチ12を通って受信部1
3に入力され、シンセサイザ14からのローカル信号に
より周波数変換される。受信信号の強度はRSSI検出
部16により検出されて制御部5に供給される。周波数
変換された受信信号は、変復調部2のディジタル復調回
路21にて復調される。復調された信号は、TDMA部
3のTDMAデコーダ31でバースト状の信号を連続信
号に戻す。連続信号は、符号化・復号化部4のADPC
M―CODEC41にて復号化されてPCM信号に変換
される。PCM信号はさらにPCM―CODEC42に
て復号化されアナログ信号となりこれがスピーカ43か
ら出力される。
【0029】一方、マイク44から入力されるアナログ
信号は、符号化・復号化部4のPCM−CODEC42
にてPCM信号に変換されたのち、ADPCM−COD
EC41で符号化される。ADPCM符号化された信号
は、TDMA部3のTDMAエンコーダ32にてバース
ト状の信号に変換される。バースト信号は、変復調部2
のディジタル変調回路22にて、変調される。変調され
た信号は、無線部1の送信部15でシンセサイザ14か
らのローカル信号により、高周波信号に変換され、増幅
されたのち、スイッチ12、アンテナ11を通して送信
される。
【0030】電源部9は、バッテリ91とバッテリ出力
を電圧変換するための電源回路92とから成り、電圧変
換された電源を各部へ供給する。
【0031】制御部5は、移動通信端末全体を制御する
CPU55、音楽再生制御部56、着信音発生制御部5
7を有する。制御部5には、操作部51、LCD52、
LCD制御部53、サウンダ54、バイブレータ59が
接続されるとともに、ステレオイヤホン61(611
612)がステレオジャック60(601、602)に着
脱自在に接続される。
【0032】図2に、音楽再生制御部56、及び着信音
発生制御部57の更に詳細な構成を示す。
【0033】同図に示すように、音楽再生制御部56
は、MP3、MIDI等の再生回路で構成される音楽再
生回路63、Rチャネルのゲインコントロールアンプ
(若しくはアッテネータ)641、Lチャネルのゲイン
コントロールアンプ(若しくはアッテネータ)642
ステレオアンプ65(Rチャネルのオーディオアンプ6
1、Lチャネルのオーディオアンプ652)、及び音楽
再生と着信音発生とを切り替える切り替えスイッチ66
から成る。
【0034】また、着信音発生制御部57は、着信検出
回路71、着信音発生回路72、ゲインコントロールア
ンプ(若しくはアッテネータ)73、ゲインコントロー
ルアンプ(若しくはアッテネータ)74、スイッチ7
5、アンプ76から成る。
【0035】本実施形態の特徴は、ステレオイヤホン6
1がステレオジャック60に装着されて音楽再生中に、
着信があったときは、ステレオイヤホン61のうち一方
のRチャネルのイヤホン611からのみ音楽再生音が出
力され、他方のLチャネルのイヤホン612からは着信
音が出力されるとともに、サウンダ54からの着信音の
出力が停止されることにある。
【0036】図3は、本実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。音楽を聞く為に、ステレオイヤホン61
がステレオジャック60に装着され、音楽再生中で、着
信がない場合、Rチャネルのゲインコントロールアンプ
(若しくはアッテネータ)641、及びLチャネルのゲ
インコントロールアンプ(若しくはアッテネータ)64
2はユーザ好みの音量に調整されている。ゲインコント
ロールアンプ(若しくはアッテネータ)641、642
調整された音楽再生回路63からの音楽再生信号はステ
レオアンプ65(651、652)により増幅されてステ
レオイヤホン61(611、612)へ供給され、ステレ
オイヤホン61(611、612)から音楽再生音が出力
されている(ステップS81)。
【0037】音楽再生中に、着信があった場合(ステッ
プS82)、着信検出回路71で着信が検出され、着信
音発生回路72で着信音信号を発生する。着信音発生回
路72で発生された着信音信号はゲインコントロールア
ンプ(若しくはアッテネータ)73、74に入力され
る。
【0038】ここで、CPU55は、切り替えスイッチ
66をゲインコントロールアンプ(若しくはアッテネー
タ)642側からゲインコントロールアンプ(若しくは
アッテネータ)73側に切り替える(即ち、ステレオア
ンプ65の一方のオーディオアンプであるLチャネルの
オーディオアンプ652の入力を音楽再生側から着信音
発生側に切り替える)とともに、Rチャネルのゲインコ
ントロールアンプ(若しくはアッテネータ)641のレ
ベルを下げ、ゲインコントロールアンプ(若しくはアッ
テネータ)73のレベルを上げる。このときゲインコン
トロールアンプ(若しくはアッテネータ)73のレベル
の設定値はユーザによって予め好みの値に設定されてい
るが、CPU55はゲインコントロールアンプ(若しく
はアッテネータ)73のレベルがRチャネルのゲインコ
ントロールアンプ(若しくはアッテネータ)641のレ
ベル以上となるように、ゲインコントロールアンプ(若
しくはアッテネータ)641、73のレベルを調整す
る。また、ステレオイヤホン61がステレオジャック6
0に装着されているので、CPU55は、スイッチ75
をオフとし、アンプ76への着信音信号の入力を停止す
る(ステップS83)。
【0039】ゲインコントロールアンプ(若しくはアッ
テネータ)641でレベル調整された音楽再生信号はR
チャネルのオーディオアンプ651により増幅されてR
チャネルのイヤホン611へ供給され、Rチャネルのイ
ヤホン611から音楽再生音が出力されるとともに、ゲ
インコントロールアンプ(若しくはアッテネータ)73
でレベル調整された着信音信号は切り替えスイッチ66
を介してLチャネルのオーディオアンプ652へ供給さ
れて増幅された後、Lチャネルのイヤホン612へ供給
され、Lチャネルのイヤホン611から着信音が出力さ
れる。以上により、ステレオイヤホン61のうち一方の
イヤホン611から音楽再生音が、また他方のイヤホン
612からは音楽再生音の出力レベル以上の出力レベル
の着信音が出力される。そして、スイッチ75がオフと
されアンプ76への着信音信号の入力がないので、サウ
ンダ54から着信音は出力されない(ステップS8
4)。
【0040】以上説明したように、本実施形態において
は、ステレオイヤホン61を用いて音楽再生中に着信が
あったとき、ステレオイヤホン61の一方からは音楽再
生音、他方からは着信音が出力されるので、音楽再生を
停止することなく、また着信があったことを見逃すこと
なく着信音を確認することができる。しかも、着信音の
出力レベルを、音楽再生音の出力レベル以上としている
ので、着信音を確実に確認することができる。さらに、
サウンダ54からの着信音の出力を停止することによ
り、周囲の人に迷惑をかけないようにすることができ
る。
【0041】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態に係る音楽再生装置の構成を図4に示す。
【0042】同図に示すように、コンポーネントステレ
オ等の音楽再生装置は、MP3、MIDI等の再生回路
で構成される音楽再生回路101、Rチャネルのゲイン
コントロールアンプ(若しくはアッテネータ)10
1、Lチャネルのゲインコントロールアンプ(若しく
はアッテネータ)1022、ステレオアンプ103(R
チャネルのオーディオアンプ1031、Lチャネルのオ
ーディオアンプ1032)、ステレオスピーカ(または
ステレオイヤホン)104(Rチャネルのスピーカ(ま
たはイヤホン)1041、Lチャネルのスピーカ(また
はイヤホン)1042)、予め設定された時刻になると
信号を出力するタイマ105、このタイマ105の出力
信号が入力されたとき報知音信号を発生する報知音発生
回路106、ゲインコントロールアンプ(若しくはアッ
テネータ)107、音楽再生と報知音発生とを切り替え
る切り替えスイッチ108、及び音楽再生装置全体を制
御するCPU109から成る。
【0043】本実施形態の特徴は、音楽再生中に予め設
定された報知時刻になったときは、ステレオスピーカ
(またはステレオイヤホン)104のうち一方のRチャ
ネルのスピーカ(またはイヤホン)1041からのみ音
楽再生音が出力され、他方のスピーカ(またはイヤホ
ン)1042からは報知音が出力されることにある。
【0044】図5は、本実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。音楽再生中で、予め設定された報知時刻
になっていない場合、Rチャネルのゲインコントロール
アンプ(若しくはアッテネータ)1021、及びLチャ
ネルのゲインコントロールアンプ(若しくはアッテネー
タ)1022はユーザ好みの音量に調整されている。ゲ
インコントロールアンプ(若しくはアッテネータ)10
1、1022で調整された音楽再生回路101からの音
楽再生信号はステレオアンプ103(1031、10
2)により増幅されてステレオスピーカ(またはステ
レオイヤホン)104(1041、1042)へ供給さ
れ、ステレオスピーカ(またはステレオイヤホン)10
4(1041、1042)から音楽再生音が出力されてい
る(ステップS111)。
【0045】音楽再生中に、予め設定された報知時刻に
なった場合(ステップS112)、タイマ105が信号
を出力し、この信号が入力された報知音発生回路106
は報知音信号を発生する。報知音信号はゲインコントロ
ールアンプ(若しくはアッテネータ)107に入力され
る。
【0046】ここで、CPU109は、切り替えスイッ
チ108をゲインコントロールアンプ(若しくはアッテ
ネータ)1022側からゲインコントロールアンプ(若
しくはアッテネータ)107側に切り替える(即ち、ス
テレオアンプ103の一方のオーディオアンプであるL
チャネルのオーディオアンプ1032の入力を音楽再生
側から報知音発生側に切り替える)とともに、Rチャネ
ルのゲインコントロールアンプ(若しくはアッテネー
タ)1021のレベルを下げ、ゲインコントロールアン
プ(若しくはアッテネータ)107のレベルを上げる。
このときゲインコントロールアンプ(若しくはアッテネ
ータ)107のレベルの設定値はユーザによって予め好
みの値に設定されているが、CPU109はゲインコン
トロールアンプ(若しくはアッテネータ)107のレベ
ルがRチャネルのゲインコントロールアンプ(若しくは
アッテネータ)1021のレベル以上となるように、ゲ
インコントロールアンプ(若しくはアッテネータ)10
1、107のレベルを調整する(ステップS11
3)。
【0047】ゲインコントロールアンプ(若しくはアッ
テネータ)1021でレベル調整された音楽再生信号は
Rチャネルのオーディオアンプ1031により増幅され
てRチャネルのスピーカ(またはイヤホン)1041
供給され、Rチャネルのスピーカ(またはイヤホン)1
041から音楽再生音が出力されるとともに、ゲインコ
ントロールアンプ(若しくはアッテネータ)107でレ
ベル調整された報知音信号は切り替えスイッチ108を
介してLチャネルのオーディオアンプ1032へ供給さ
れて増幅された後、Lチャネルのスピーカ(またはイヤ
ホン)1042へ供給され、Lチャネルのスピーカ(ま
たはイヤホン)1042から報知音が出力される。以上
により、ステレオスピーカ(またはステレオイヤホン)
104のうち一方のRチャネルのスピーカ(またはイヤ
ホン)1041からのみ音楽再生音が出力され、他方の
スピーカ(またはイヤホン)1042からは音楽再生音
の出力レベル以上の出力レベルの報知音が出力される。
(ステップS114)。
【0048】以上説明したように、本実施形態において
は、音楽再生中に報知時刻になったとき、ステレオスピ
ーカ(またはステレオイヤホン)104の一方からは音
楽再生音、他方からは報知音が出力されるので、音楽再
生を停止することなく、また報知音を見逃すことなく確
認することができる。しかも、報知音の出力レベルを、
音楽再生音の出力レベル以上としているので、報知音を
確実に確認することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動通信
端末によれば、ステレオイヤホンを用いて音楽再生中に
着信があったとき、音楽再生音を停止することなく着信
のあることを報知できるので、お気に入りの音楽を聴い
ているときに着信があっても、音楽再生を停止させられ
てしまう煩わしさや着信音を聞き逃すことがなくなると
いう利点がある。
【0050】また、本発明の音楽再生装置によれば、音
楽再生中に報知時刻となったとき、音楽再生音を停止す
ることなく報知時刻となったことを報知できるので、お
気に入りの音楽を聴いているときに報知時刻となった場
合でも、音楽再生を停止させられてしまう煩わしさや報
知音を聞き逃すことがなくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る移動通信端末
の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施形態における主要部の詳
細な構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第1の実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係る音楽再生装置
の構成を示すブロック図。
【図5】 本発明の第2の実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図6】 従来の移動通信端末の主要部の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1…無線部 2…変復調部 3…TDMA部 4…符号化・復号化部 5…制御部 9…電源部 11…アンテナ 12…スイッチ 13…受信部 14…シンセサイザ 15…送信部 16…RSSI検出部 21…ディジタル復調回路 22…ディジタル変調回路 31…TDMAデコーダ 32…TDMAエンコーダ 41…ADPCM―CODEC 42…PCM―CODEC 43…スピーカ 44…マイク 51…操作部 52…LCD 53…LCD制御部 54…サウンダ 55…CPU 56…音楽再生制御部 57…着信音発生制御部 59…バイブレータ 60(601、602)…ステレオジャック 61(611、612)…ステレオイヤホン 63…音楽再生回路 64(641、642)…ゲインコントロールアンプ(若
しくはアッテネータ) 65(651、652)…ステレオアンプ 66…切り替えスイッチ 71…着信検出回路 72…着信音発生回路 73、74…ゲインコントロールアンプ(若しくはアッ
テネータ) 75…スイッチ 76…アンプ 91…バッテリ 92…電源回路 101…音楽再生回路 102(1021、1022)…ゲインコントロールアン
プ(若しくはアッテネータ) 103(1031、1032)…ステレオアンプ 104(1041、1042)…ステレオスピーカ(また
はステレオイヤホン) 105…タイマ 106…報知音発生回路 107…ゲインコントロールアンプ(若しくはアッテネ
ータ) 108…切り替えスイッチ 109…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 310 H04R 3/12 A 3/12 5/04 Z 5/04 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5D011 AD02 5D020 AD05 5K011 GA03 JA01 KA12 5K027 AA11 BB01 DD14 FF03 FF25 HH29 5K067 AA34 BB04 FF25 FF31 FF34 FF40 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽再生機能を有する移動通信端末におい
    て、音楽再生信号を生成する音楽再生手段と、この音楽
    再生手段からの音楽再生信号が供給され音楽再生音とし
    て出力するステレオイヤホンと、着信があったとき着信
    音信号を発生する着信音発生手段と、前記ステレオイヤ
    ホンから音楽再生音出力中に着信があったとき、前記ス
    テレオイヤホンのうち一方のイヤホンにのみ前記音楽再
    生手段からの音楽再生信号が供給されて一方のイヤホン
    から音楽再生音が出力され、他方のイヤホンには前記着
    信音発生手段からの着信音信号が供給されて他方のイヤ
    ホンから着信音が出力されるように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、着信があったとき、前記
    他方のイヤホンから出力される着信音出力レベルが、前
    記一方のイヤホンから出力される音楽再生音の出力レベ
    ル以上となるように制御するものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】前記ステレオイヤホンは着脱自在なもので
    あり、前記制御手段は、前記ステレオイヤホンが装着さ
    れている場合、着信があったとき、サウンダからの着信
    音の出力を停止するように制御するものであることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端
    末。
  4. 【請求項4】音楽再生信号を生成する音楽再生手段と、
    この音楽再生手段からの音楽再生信号が供給され音楽再
    生音として出力するステレオスピーカまたはステレオイ
    ヤホンと、所定の時刻になったとき、報知音信号を発生
    する報知音発生手段と、前記ステレオスピーカまたはス
    テレオイヤホンから音楽再生音出力中に前記所定の時刻
    になったとき、前記ステレオイヤホンのうち一方のスピ
    ーカまたはイヤホンにのみ前記音楽再生手段からの音楽
    再生信号が供給されて一方のスピーカまたはイヤホンか
    ら音楽再生音が出力され、他方のスピーカまたはイヤホ
    ンには前記報知音発生手段からの報知音信号が供給され
    て他方のスピーカまたはイヤホンから報知音が出力され
    るように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    音楽再生装置。
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