JPH0613976A - ディジタル無線電話装置 - Google Patents
ディジタル無線電話装置Info
- Publication number
- JPH0613976A JPH0613976A JP4166016A JP16601692A JPH0613976A JP H0613976 A JPH0613976 A JP H0613976A JP 4166016 A JP4166016 A JP 4166016A JP 16601692 A JP16601692 A JP 16601692A JP H0613976 A JPH0613976 A JP H0613976A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル無線電話装置において、通話中に
親機から遠ざかり電界レベルが下がるのに従い、受話音
量を小さくすることで子機の使用者に親機から遠ざかっ
ていることを知らせることが可能なディジタル無線電話
装置を実現する。 【構成】 ディジタル無線電話装置の子機に電界レベル
を検出する電界検出部９と、受話音量を調節する受話音
量調節部10を設け、通話中に子機の使用者が親機から離
れて行き電界レベルが通話不可レベルに近づいたことを
電界検出部９が検出すると、受話音量調節部10が電界レ
ベルに応じて受話音量を小さくする。
親機から遠ざかり電界レベルが下がるのに従い、受話音
量を小さくすることで子機の使用者に親機から遠ざかっ
ていることを知らせることが可能なディジタル無線電話
装置を実現する。 【構成】 ディジタル無線電話装置の子機に電界レベル
を検出する電界検出部９と、受話音量を調節する受話音
量調節部10を設け、通話中に子機の使用者が親機から離
れて行き電界レベルが通話不可レベルに近づいたことを
電界検出部９が検出すると、受話音量調節部10が電界レ
ベルに応じて受話音量を小さくする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話特にディジタ
ル無線電話装置に関するものである。
ル無線電話装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、無線電話装置は、その利便性，経
済性の向上とともに広く利用されるようになっており、
その中でもオフィス内や宅内用として使用可能範囲を限
定したコードレス電話機や、アナログ信号をディジタル
信号に変換して通信する無線電話装置が普及してきてい
る。このようなディジタル信号で通信する無線電話装置
について以下に説明する。図２は従来のディジタル無線
電話装置の子機のブロック図である。図２において、１
はディジタル無線電話機の親機と無線通信を行う無線
部、２はアンテナ、３は受信したディジタル信号を音声
信号に復号化する音声復号化部、４は音声を出力する受
話部、５は送話部、６は前記送話部で入力された音声信
号をディジタル信号に符号化する音声符号化部、７はキ
ー操作部、８は上記各部に電源を供給し制御するととも
に、ディジタル信号の誤り訂正を行う制御部であり、前
記１〜８の各ブロックがディジタル無線電話機の子機12
を構成する。
済性の向上とともに広く利用されるようになっており、
その中でもオフィス内や宅内用として使用可能範囲を限
定したコードレス電話機や、アナログ信号をディジタル
信号に変換して通信する無線電話装置が普及してきてい
る。このようなディジタル信号で通信する無線電話装置
について以下に説明する。図２は従来のディジタル無線
電話装置の子機のブロック図である。図２において、１
はディジタル無線電話機の親機と無線通信を行う無線
部、２はアンテナ、３は受信したディジタル信号を音声
信号に復号化する音声復号化部、４は音声を出力する受
話部、５は送話部、６は前記送話部で入力された音声信
号をディジタル信号に符号化する音声符号化部、７はキ
ー操作部、８は上記各部に電源を供給し制御するととも
に、ディジタル信号の誤り訂正を行う制御部であり、前
記１〜８の各ブロックがディジタル無線電話機の子機12
を構成する。
【０００３】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を簡単に説明する。無線電話装置の
使用者が発呼する場合、キー操作部７にてダイヤル入力
し発呼操作を行う。発呼操作が終了した時点で、制御部
８は発呼要求信号を無線部１で無線信号に変換し、アン
テナ２を介して無線電波として出力する。親機から送信
された前記無線電波に対する応答がアンテナ２を介して
受信され、無線部１で応答信号に変換される。制御部８
はこれを受けて親機と無線通信が可能であると判断し、
発呼情報を無線部１にて無線信号に変換し、アンテナ２
から無線電波として出力し通話を開始する。通話中は送
話部５から入力された音声信号は音声符号化部６でディ
ジタル信号に符号化され制御部８を介して、無線部１で
無線信号に変換されアンテナ２から送信される。また、
アンテナ２から入力された無線信号は無線部１でディジ
タル信号に変換され、制御部８で誤り訂正を行った後、
音声復号化部３で音声信号に復号化され受話部４より音
声として出力される。
いて、以下その動作を簡単に説明する。無線電話装置の
使用者が発呼する場合、キー操作部７にてダイヤル入力
し発呼操作を行う。発呼操作が終了した時点で、制御部
８は発呼要求信号を無線部１で無線信号に変換し、アン
テナ２を介して無線電波として出力する。親機から送信
された前記無線電波に対する応答がアンテナ２を介して
受信され、無線部１で応答信号に変換される。制御部８
はこれを受けて親機と無線通信が可能であると判断し、
発呼情報を無線部１にて無線信号に変換し、アンテナ２
から無線電波として出力し通話を開始する。通話中は送
話部５から入力された音声信号は音声符号化部６でディ
ジタル信号に符号化され制御部８を介して、無線部１で
無線信号に変換されアンテナ２から送信される。また、
アンテナ２から入力された無線信号は無線部１でディジ
タル信号に変換され、制御部８で誤り訂正を行った後、
音声復号化部３で音声信号に復号化され受話部４より音
声として出力される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のディジタル無線電話装置は、親機と子機の距離
が離れるに従い、受信データの誤り率が増加するため誤
り率がある値を越えると通信を停止する。ディジタル通
信では親機と子機の距離が離れるに従い、アナログの無
線電話装置のように徐々に雑音がひどくなることはない
ため、子機の使用者は通信が停止しないと親機の電波到
達範囲外に移動してしまったことがわからない。子機の
使用者は移動しながら通話する場合は常に親機との距離
を考慮にいれて移動しなければならない煩わしさを有す
るという問題点を有していた。本発明は上記従来の問題
を解決するものであり、子機の使用者が親機との距離を
考慮に入れて移動することが不要な、即ち、子機が親機
からの電波到達範囲外に移動しつつあることを知らせる
ことができるディジタル無線電話装置を提供することを
目的とするものである。
た従来のディジタル無線電話装置は、親機と子機の距離
が離れるに従い、受信データの誤り率が増加するため誤
り率がある値を越えると通信を停止する。ディジタル通
信では親機と子機の距離が離れるに従い、アナログの無
線電話装置のように徐々に雑音がひどくなることはない
ため、子機の使用者は通信が停止しないと親機の電波到
達範囲外に移動してしまったことがわからない。子機の
使用者は移動しながら通話する場合は常に親機との距離
を考慮にいれて移動しなければならない煩わしさを有す
るという問題点を有していた。本発明は上記従来の問題
を解決するものであり、子機の使用者が親機との距離を
考慮に入れて移動することが不要な、即ち、子機が親機
からの電波到達範囲外に移動しつつあることを知らせる
ことができるディジタル無線電話装置を提供することを
目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ディジタル無線電話装置の子機に受話部，
送話部，その他各部に電源を供給し制御するとともに誤
り訂正を行う制御部と、無線電話装置の親機と無線通信
を行う無線部と、アンテナおよびディジタル信号を音声
信号に復号化する音声復号化部と、音声信号をディジタ
ル信号に符号化する音声符号化部と、電界レベルを検出
する電界検出部と、受話音量を調節する受話音量調節部
を設けたものである。
するために、ディジタル無線電話装置の子機に受話部，
送話部，その他各部に電源を供給し制御するとともに誤
り訂正を行う制御部と、無線電話装置の親機と無線通信
を行う無線部と、アンテナおよびディジタル信号を音声
信号に復号化する音声復号化部と、音声信号をディジタ
ル信号に符号化する音声符号化部と、電界レベルを検出
する電界検出部と、受話音量を調節する受話音量調節部
を設けたものである。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成により、通話中に無線電
話装置の子機の使用者が親機からの電波到達範囲外に移
動しようとすると、電界検出部が電界レベルが下がって
きたことを検出し制御部に通知する。制御部は受話音量
調節部を制御して受話音量を小さくすることで子機の使
用者に親機からの電波到達範囲外に移動したことを知ら
せることができる。
話装置の子機の使用者が親機からの電波到達範囲外に移
動しようとすると、電界検出部が電界レベルが下がって
きたことを検出し制御部に通知する。制御部は受話音量
調節部を制御して受話音量を小さくすることで子機の使
用者に親機からの電波到達範囲外に移動したことを知ら
せることができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例におけるディジタル
無線電話装置の子機の構成ブロックを示すものである。
図１において、１は無線部、２はアンテナ、３は音声復
号化部、４は受話部、５は送話部、６は音声符号化部、
７はキー操作部、８は制御部であり、従来例と同様の動
作を行う。９は電界レベルを検出する電界検出部、10は
制御部８からの入力により受話音量を調節する受話音量
調節部であり、以上の各ブロックがディジタル無線電話
機の子機11を構成する。以上のように構成されたディジ
タル無線電話装置について、以下その動作を説明する。
無線電話装置の使用者が子機11から発呼する場合、従来
例と同様にキー操作部７にてダイヤル入力し発呼操作を
行う。通話開始までの処理は従来例と同様である。通話
中は送話部５から入力された音声信号は音声符号化部６
でディジタル信号に符号化され制御部８を介して、無線
部１で無線信号に変換されアンテナ２から送信される。
また、アンテナ２から入力された無線信号は無線部１で
ディジタル信号に復調される。また、この時電界検出部
９では電界レベルの検出を行い、その結果を制御部８に
転送する。前記ディジタル信号は無線部１から制御部８
に転送され、誤り訂正が行われた後、音声復号化部３で
音声信号に復号化される。また制御部８では前記電界レ
ベルの検出結果を通信不可レベルと比較し、大きければ
受話音量調節部10を制御して通常の受話音量で受話部４
より音声を出力する。また電界レベル検出結果が前記通
信不可レベルより小さい場合は、制御部８は受話音量調
節部10を制御して、電界レベル検出結果に応じ受話音量
を小さく設定し、受話部４より前記受話音量で音声を出
力する。
無線電話装置の子機の構成ブロックを示すものである。
図１において、１は無線部、２はアンテナ、３は音声復
号化部、４は受話部、５は送話部、６は音声符号化部、
７はキー操作部、８は制御部であり、従来例と同様の動
作を行う。９は電界レベルを検出する電界検出部、10は
制御部８からの入力により受話音量を調節する受話音量
調節部であり、以上の各ブロックがディジタル無線電話
機の子機11を構成する。以上のように構成されたディジ
タル無線電話装置について、以下その動作を説明する。
無線電話装置の使用者が子機11から発呼する場合、従来
例と同様にキー操作部７にてダイヤル入力し発呼操作を
行う。通話開始までの処理は従来例と同様である。通話
中は送話部５から入力された音声信号は音声符号化部６
でディジタル信号に符号化され制御部８を介して、無線
部１で無線信号に変換されアンテナ２から送信される。
また、アンテナ２から入力された無線信号は無線部１で
ディジタル信号に復調される。また、この時電界検出部
９では電界レベルの検出を行い、その結果を制御部８に
転送する。前記ディジタル信号は無線部１から制御部８
に転送され、誤り訂正が行われた後、音声復号化部３で
音声信号に復号化される。また制御部８では前記電界レ
ベルの検出結果を通信不可レベルと比較し、大きければ
受話音量調節部10を制御して通常の受話音量で受話部４
より音声を出力する。また電界レベル検出結果が前記通
信不可レベルより小さい場合は、制御部８は受話音量調
節部10を制御して、電界レベル検出結果に応じ受話音量
を小さく設定し、受話部４より前記受話音量で音声を出
力する。
【０００８】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明
は、ディジタル無線電話装置の子機に電界検出部と受話
音量調節部を設けることにより、子機の使用者が通話中
に移動して親機からの電波到達範囲を越えると前記電界
検出部が電界レベルが下がったことを検出し、それに応
じて前記受話音量調節部が受話音量を小さくするので子
機の使用者は電波到達範囲から外れかけているのが分か
るため、子機の使用者がまた元の受話音量に戻る位置に
移動することにより電波到達範囲内に戻ることができる
ので通話を継続できる。また、子機の使用者は通話中の
受話音量の変化によって電波到達範囲内または範囲外を
判断できるので、安心して移動しながら通信できるとい
う効果を有するものである。
は、ディジタル無線電話装置の子機に電界検出部と受話
音量調節部を設けることにより、子機の使用者が通話中
に移動して親機からの電波到達範囲を越えると前記電界
検出部が電界レベルが下がったことを検出し、それに応
じて前記受話音量調節部が受話音量を小さくするので子
機の使用者は電波到達範囲から外れかけているのが分か
るため、子機の使用者がまた元の受話音量に戻る位置に
移動することにより電波到達範囲内に戻ることができる
ので通話を継続できる。また、子機の使用者は通話中の
受話音量の変化によって電波到達範囲内または範囲外を
判断できるので、安心して移動しながら通信できるとい
う効果を有するものである。
【図１】本発明の一実施例におけるディジタル無線電話
装置の回路構成を示すブロック図である。
装置の回路構成を示すブロック図である。
【図２】従来のディジタル無線電話装置の回路構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１…無線部、 ２…アンテナ、 ３…音声復号化部、
４…受話部、 ５…送話部、 ６…音声符号化部、 ７
…キー操作部、 ８…制御部、 ９…電界検出部、 10
…受話音量調節部、 11，12…子機。
４…受話部、 ５…送話部、 ６…音声符号化部、 ７
…キー操作部、 ８…制御部、 ９…電界検出部、 10
…受話音量調節部、 11，12…子機。
Claims (1)
- 【請求項１】 無線電話装置の親機と無線信号の送受信
を行う無線部と、前記無線信号が発信・着信するアンテ
ナと、前記無線部により復調されたディジタル信号を音
声信号に復号化する音声復号化部と、復号化された音声
の出力を行う受話部と、外部からキー信号を入力するキ
ー操作部と、音声の入力を行う送話部と、入力された音
声信号をディジタル信号に符号化する音声符号化部と、
システム全体を制御するとともに受信ディジタル信号の
誤り訂正を行う制御部と、電界レベルを検出する電界検
出部と、受話音量を調節する受話音量調節部とを備え、
通話中の電界レベルが通話不可能なレベルに近づくに従
い、受話音量を小さくすることで子機の使用者に親機の
電波到達範囲外に移動していることを知らせることがで
きることを特徴とするディジタル無線電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166016A JPH0613976A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | ディジタル無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166016A JPH0613976A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | ディジタル無線電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613976A true JPH0613976A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15823352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166016A Pending JPH0613976A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | ディジタル無線電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613976A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018056858A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | オンキヨー株式会社 | 音声無線通信装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4166016A patent/JPH0613976A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018056858A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | オンキヨー株式会社 | 音声無線通信装置 |
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