JP4770087B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理すると共に前記無線通信規格信号が含む音声データのエラーの検知が可能な無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、親機や子機などの無線通信装置を用いて無線伝送される音声品質の向上が望まれている。
【0003】
図1(a)は一般的な無線通信装置としての親機を示すブロック図であり、図1(b)は一般的な無線通信装置としての子機を示すブロック図である。
【0004】
図1(a)、図1(b)において、100はベースバンドIC、200は複数の無線通信規格信号を送受信する無線部、33はRAM、34はROM、35は複数の回線の制御を行う回線制御部、37はスピーカ、38はマイクロフォン、39はキーボード、40はLCD等の表示部である。
【0005】
このように構成された無線通信装置においては従来、音声データのエラー(音声エラー)が発生した場合、音声データを削除するなどしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の無線通信装置では、音声エラーが発生した場合に音声データを削除するなどしており、エラーの種類やエラーの重みが反映されず、またスパイクノイズを検知できないという問題点を有していた。
【0007】
この無線通信装置では、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知し、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができ、またスパイクノイズを検知できることが要求されている。
【0008】
本発明は、この要求を満たすため、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができ、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができ、またスパイクノイズを検知することができる無線通信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の無線通信装置は、所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理する無線通信装置であって、無線通信規格信号を送受信する無線部と、無線通信規格信号を判別する同期識別器と、同期識別器における判別結果に応じた処理を行うと共に音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知する制御部とを有する構成を備えている。
【0010】
これにより、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができ、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができる無線通信装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の無線通信装置は、所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理する無線通信装置であって、第1の無線通信規格信号によって送られてくるデータおよび第2の無線通信規格信号によって送られてくるデータを受信するための無線部と、前記無線部によって受信された受信データが第1の無線通信規格のデータであるか、または第2の無線通信規格のデータであるかを判別する同期識別器と、前記同期識別器における判別結果に応じて音声処理を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記同期識別器が第1の無線通信規格の受信データであると判別した場合は第1のエラーの有無を検知し、前記同期識別器が第2の無線通信規格のデータであると判別した場合は第2のエラーの有無を検知するエラー判定手段と、第1のエラーに関係する第1のエラー重みを決定し、第1のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第1のエラー重み処理手段と、第2のエラーに関係する第2のエラー重みを決定し、第2のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第2のエラー重み処理手段とを有することとしたものである。
【0012】
この構成により、異なる無線通信規格毎に音声エラーの重みを検知することができるので、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができ、音声エラーに対してきめ細かに対応して音声信号の品質向上を図ることができるという作用を有する。
【0013】
請求項2に記載の無線通信装置は、請求項1に記載の無線通信装置において、前記制御部は、前記第1の無線通信規格がコードレス電話である場合にコードレス電話における音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行い、前記第2の無線通信規格がブルートゥースである場合にブルートゥースにおける音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行うこととしたものである。
【0014】
この構成により、複数の無線通信規格の信号が共存する場合にも、それぞれの無線通信規格信号に応じて音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができるという作用を有する。
【0015】
請求項3に記載の無線通信装置は、請求項1または2に記載の無線通信装置において、制御部は、スパイクノイズを検知することができ、スパイクノイズを検知した音声信号に対して所定の処理を行うスパイクノイズ検知処理手段を有することとしたものである。
【0016】
この構成により、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができるのみならず、スパイクノイズを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができるという作用を有する。
【0017】
請求項4に記載の無線通信装置は、請求項1に記載の無線通信装置において、前記第1のエラー重み処理手段及び前記第2のエラー重み処理手段は、それぞれ第1のエラー重み及び第2のエラー重みに応じて音声エラーを検知した音声信号を減衰させ、音声エラーを検知した音声信号に対してフィルタリングを行うこととしたものである。
【0018】
この構成により、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施して品質の向上を図ることができるという作用を有する。
【0019】
請求項5に記載の無線通信装置は、請求項3に記載の無線通信装置において、スパイクノイズ検知処理手段は、前回音声レベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合、あるいは平均化されたレベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合にスパイクノイズであると判定し、スパイクノイズを含む音声信号を減衰させ、スパイクノイズを含む音声信号に対してフィルタリングを行うこととしたものである。
【0020】
この構成により、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施すことができるのみならず、スパイクノイズを含む音声信号に対しも適正な処理を施すことができ、更に音声信号の品質の向上を図ることができるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜13を用いて説明する。
【0022】
(実施の形態1)
図2、図3は本発明の実施の形態1による無線通信装置としての親機、子機を示すブロック図である。
【0023】
親機の構成を示す図2および子機の構成を示す図3において、同じ機能を有する部位には同じ図番を付し、重複する説明は省略する。図2および図3において、1は送受信を切り替える送受信切替えスイッチ、2はデュアルモード(ここではブルートゥースモードとコードレス電話モード)での受信を行うデュアルモード受信機、3、14、28はデータのバッファとなるデータバッファ、4は上記デュアルモードのうち通知されたモードのフォーマットで受信データを分けるバースト受信データ作成器、5は受信データがブルートゥース(標準化団体Bluetooth SIG(the Bluetooth Special Interest Group)で定められた無線通信規格)のデータであると認識した場合にはブルートゥースデータであることを示す信号(ブルートゥース通知信号)を出力し、受信データがコードレス電話のデータであると認識した場合にはコードレス電話データであることを示す信号(コードレス電話通知信号)を出力する同期識別器である。図2において、6は親機全体を制御する親機制御部である。7は同期識別器5からの通知によりブルートゥースまたはコードレス電話のどちらを受信したかを認識し、バースト受信データ作成器4にどちらのモードにするかをモードセレクト信号eにより通知するバースト制御部である。図2および図3において、8は周波数シンセサイザである。図3において、9は子機全体を制御する子機制御部である。図2において、10〜13はバースト制御部7から通知されたアッテネータのレベル、フィルタのレベルにより音声の処理を行う音声エラー処理部、15〜18は受信した音声信号をデコードするスピーチデコーダ、19はモデム送信を行うモデム送信部である。図2および図3において、20はデュアルモードでの送信電力を制御しつつ送信を行うデュアルモード送信機、21はバースト変調を行うバースト変調器、23はバースト制御部7から通知されたモードのフォーマットに応じて送信するパケットを作成するバースト送信データ作成器、24〜27は送信する音声信号をエンコードするスピーチエンコーダである。図2において、29はモデム受信を行うモデム受信部である。図2および図3において、30はコードレス電話モードにおいてスロットを計数するコードレススロットカウンタ(Cordless Slot Counter)、31はブルートゥースモードにおいてスロットを計数するブルートゥーススロットカウンタ(Bluetooth Slot Counter)、32はスロット割込みを指示するスロット割込み器、33はROM、34はRAM、35は外部との間で回線を制御する回線制御部、36はアンテナである。図3において、37はスピーカ、38はマイクロフォンである。
【0024】
ここで、図1(a)、(b)と図2、図3との対応について説明する。図1(a)、(b)の無線部200は図2、図3の構成要素1、2、8、20に相当し、図1(a)のベースバンド100は図2の構成要素1、2、8、20、33〜35を除く部分に相当し、図1(b)のベースバンド100は図3の構成要素1、2、8、20、37、38を除く部分に相当する。
【0025】
このように構成された無線通信装置としての親機について、その動作の概要を図2を用いて説明する。
【0026】
送受信切替えスイッチ1を介してデュアルモード受信機でモードに応じて受信された受信データはデータバッファ3を介してバースト受信データ作成器4に入力される。バースト受信データ作成器4は、バースト制御部7から通知されたモードのフォーマットで受信データを分け、受信したデータの内容を判読する。同期識別器5は、デュアルモード受信機2から受信データを入力し、受信データがデュアルモードのうちのブルートゥースモードであるかコードレス電話モードであるかを認識し、その認識結果を親機制御部6のバースト制御部7に通知する。
【0027】
ここで、ブルートゥースとコードレス電話のデータフォーマットについて説明する。図11はブルートゥースのデータフォーマットを示すフォーマット図であり、図12はコードレス電話のデータフォーマットを示すフォーマット図である。図11に示すように、ブルートゥースのデータは、アクセスコード(Access Code)、ヘッダ(Header)およびペイロード(Payload)からなり、また、図12に示すように、コードレス電話のデータは、プリアンブル(Preamble)、同期(Sync)、A部(A−field)、B部(B−field)およびCRCから成る。
【0028】
同期識別器5は、受信データがアクセスコード(図11参照)と一致するデータを含む場合にはバースト制御部7にブルートゥースデータであることを通知信号cにより通知し、受信データが図12のシンクワード(Syncword、同期語)と一致するデータを含む場合にはバースト制御部7にコードレス電話データであることを通知信号cにより通知し、バースト制御部7は、同期識別器5から通知を受けると、そのときのスロットカウンタ(ブルートゥーススロットカウント30またはブルートゥーススロットカウンタ31)の番号とモードとをRAM34に記憶させる。なお、バースト制御部7は、すでに同期しているか又は接続中の場合は同期識別器5からの通知がなくても、バースト受信データ作成器4にモードを設定することができる。
【0029】
バースト受信データ作成器4は、親機制御部6に無線制御データaおよび無線クオリティデータbを出力する。無線制御データaはコードレス電話モードにおいて接続・同期を行うときに通信するデータであり、無線クオリティデータbはコードレス電話データのプリアンブル(Preamble、図12参照)を受信中に生成される受信パルスのアイデータ(Eye、パルスのデューティ比がどれだけ50%に近いかを示すデータ)を含むデータであり、これはアンテナダイバーシティや受信ゲインの切替えを行うためのデータである。またバースト受信データ作成器4は、無線クオリティデータbにより、ブルートゥースモードではアクセスコード、ヘッダ(Header)(図11参照)のエラーの有無やエラーの割合いなどをバースト制御部7に通知し、コードレス電話モードではSyncword、A部(A−field)、B部(B−field)のエラーの有無、エラーの割合いなどを通知する。バースト制御部7はモードセレクト信号eによりバースト受信データ作成器4にモードを設定する。バースト制御部7は又、無線クオリティデータbにより通知されたエラーの項目により重み付けを行い、アッテネータレベル、フィルタレベルを音声エラー処理部10〜13に通知する。
【0030】
音声エラー処理部10〜13は、バースト制御部7からの通知により音声データの処理を行うと共に、スパイクノイズを常にチェックし、スパイクノイズを検知した場合、アッテネータの減衰度、フィルタの特性の制御を行う。バースト受信データ作成器4からの受信データはデータバッファ14、モデム送信部19、回線制御部35を介して回線へ出力される。スピーチデコーダ15〜18は音声エラー処理部10〜13からのエラー処理された受信データ(音声データ)をデコードして音声信号として回線制御部35から回線へ出力する。
【0031】
回線からの音声信号は、回線制御部35からスピーチエンコーダ24〜27に入力されてエンコードされ、音声データとしてバースト送信データ作成器23に出力される。データは回線制御部35、モデム受信部29、データバッファ28を介してバースト送信データ作成器23に入力される。このときバースト制御部7は、RAM34に記憶されているデータとコードレススロットカウンタ30のカウントデータとブルートゥーススロットカウンタ31のカウントデータとから、送信するスロットがコードレス電話のスロットかブルートゥースのスロットかを判定し、バースト送信データ作成器23にモードセレクト信号fによりモードの通知を行う。バースト送信データ作成器23は、無線制御データdを入力するとともに、通知されたモードのフォーマットに応じて送信するパケットデータを作成し、そのパケットデータをバースト変調器21を介してデュアルモード送信機20に出力する。デュアルモード送信機20は、親機制御部6により、モードに応じた送信電力に制御される。デュアルモード送信機20出力の上記パケットデータは送受信切替えスイッチ1を経てアンテナ36から空中に電波信号として放射され、この電波信号は例えば図3の子機で受信される。デュアルモード送信機20の送信出力としては、ブルートゥースモードでは20dBm最大、コードレス電話の場合には30dBm最大とすることが好適である。
【0032】
次に、子機について、その動作の概要を図3を用いて説明する。
【0033】
送受信切替えスイッチ1を介してデュアルモード受信機でモードに応じて受信された受信データはデータバッファ3を介してバースト受信データ作成器4に入力される。バースト受信データ作成器4は、バースト制御部7から通知されたモードのフォーマットで受信データを分け、受信したデータの内容を判読する。同期識別器5は、デュアルモード受信機2から受信データを入力し、受信データがデュアルモードのうちのブルートゥースモードであるかコードレス電話モードであるかを認識し、その認識結果を子機制御部9のバースト制御部7に通知する。ブルートゥースとコードレス電話のデータフォーマットは親機についての説明で述べた通りである。
【0034】
バースト受信データ作成器4は、子機制御部9に無線制御データaおよび無線クオリティデータbを出力する。無線制御データaはコードレス電話モードにおいて接続・同期を行うときに通信するデータであり、無線クオリティデータbはコードレス電話データのプリアンブル(Preamble、図12参照)を受信中に生成される受信パルスのアイデータ(Eye、パルスのデューティ比がどれだけ50%に近いかを示すデータ)を含むデータであり、これはアンテナダイバーシティや受信ゲインの切替えを行うためのデータである。またバースト受信データ作成器4は、無線クオリティデータbにより、ブルートゥースモードではアクセスコード、ヘッダ(Header)(図11参照)のエラーの有無やエラーの割合いなどをバースト制御部7に通知し、コードレス電話モードではSyncword、A部(A−field)、B部(B−field)のエラーの有無、エラーの割合いなどを通知する。バースト制御部7はモードセレクト信号eによりバースト受信データ作成器4にモードを設定する。バースト制御部7は又、無線クオリティデータbにより通知されたエラーの項目により重み付けを行い、アッテネータレベル、フィルタレベルを音声エラー処理部10〜13に通知する。
【0035】
音声エラー処理部10は、バースト制御部7からの通知により音声データの処理を行うと共に、スパイクノイズを常にチェックし、スパイクノイズを検知した場合、アッテネータの減衰度、フィルタの特性の制御を行う。バースト受信データ作成器4からの受信データはデータバッファ14を介してパソコンなどへ出力される。スピーチデコーダ15は音声エラー処理部10からのエラー処理された受信データ(音声データ)をデコードして音声信号としてスピーカ37に出力する。
【0036】
マイクロフォン38からの音声信号はスピーチエンコーダ24に入力されてエンコードされ、音声データとしてバースト送信データ作成器23に出力される。パソコンなどからUSBなどを使って入力されたデータはデータバッファ28を介してバースト送信データ作成器23に入力される。このときバースト制御部7は、RAM34に記憶されているデータとコードレススロットカウンタ30のカウントデータとブルートゥーススロットカウンタ31のカウントデータとから、送信するスロットがコードレス電話のスロットかブルートゥースのスロットかを判定し、バースト送信データ作成器23にモードセレクト信号fによりモードの通知を行う。バースト送信データ作成器23は、無線制御データdを入力するとともに、通知されたモードのフォーマットに応じて送信するパケットデータを作成し、そのパケットデータをバースト変調器21を介してデュアルモード送信機20に出力する。デュアルモード送信機20は、子機制御部9により、モードに応じた送信電力に制御される。デュアルモード送信機20出力の上記パケットデータは送受信切替えスイッチ1を経てアンテナ36から空中に電波信号として放射され、この電波信号は例えば図2の親機で受信される。
【0037】
次に、親機制御部6および子機制御部9について、その詳細動作を図4〜図10を用いて説明する。図4は親機制御部6および子機制御部9における機能実現手段を処理対応で示す機能ブロック図であり、図5は親機制御部6および子機制御部9における機能実現手段をステップ対応で示す機能ブロック図、図6〜図10は親機制御部6および子機制御部9に共通な動作を示す。図6、図7はコードレス電話受信エラー処理(CDL受信エラー処理)を示すフローチャート、図8、図9はブルートゥース受信エラー処理を示すフローチャート、図10はスパイクノイズ検知処理を示すフローチャートである。
【0038】
図4において、41はコードレス電話受信エラー処理を行うコードレス電話受信エラー処理手段(CDL受信エラー処理手段)、42はブルートゥース受信エラー処理を行うブルートゥース受信エラー処理手段(BT受信エラー処理手段)、43はスパイクノイズ検知処理を行うスパイクノイズ検知処理手段である。
【0039】
また図5において、51は音声とデータとを判別する音声・データ判別手段、52はエラーの有無を判定するエラー判定手段、53はエラーに応じた処理を行うエラー処理手段、54はエラー重みに応じた処理を行うエラー重み処理手段、55は前回音声レベルと今回音声レベルとの差分を計算する差分計算手段、56は上記差分が所定値を越えているか否かを判定する差分判定手段、57は差分に応じた処理を行う差分処理手段である。
【0040】
このような機能実現手段を有する親機制御部6および子機制御部9について、音声エラー処理部10〜13における音声エラーの処理動作を図6〜図10を用いて説明する。上述したように、親機制御部6と子機制御部9は共通的に図6〜図10の処理動作を行う。
【0041】
最初に、CDL受信エラー処理手段41が行うコードレス電話受信エラー処理を図6、図7を用いて説明する。
【0042】
まず、音声・データ判別手段51は受信データが音声データかデータかを判別し(S1)、音声データの場合には次にエラー判定手段52は、同期エラーが発生しているか否か(S2)、コードレス電話データフォーマットのB部(B−field)エラーが第1のスレッショールドレベルを越えているか否かを判定する(S3)。同期エラーが発生しているか、またはB−fieldエラーが第1のスレッショールドレベルを越えている場合には、ステップS12へ移行し、同期エラーが発生せず、かつB−fieldエラーが第1のスレッショールドレベルを越えていない場合にはステップS4に移行する。
【0043】
ステップS4では、B−fieldエラーが第1のスレッショールドレベルよりも低い第2のスレッショールドレベルを越えているか否かを判定し、越えている場合にはステップS15へ移行し、越えていない場合にはステップS5へ移行する。ステップS5では、A−fieldエラーの有無を判定し、A−fieldエラーが有る場合にはステップS15へ移行し、A−fieldエラーがない場合にはエラー判定手段52は同期語エラーの有無を判定し(S6)、有る場合にはステップS15へ移行し、無い場合にはエラー無しと判定し(S7)、ステップS8へ移行する。ステップS8では、エラー重み処理手段54は、前回受信時の音声エラーの重みから一定の値を減算し、減算結果の重みに応じて音声エラー処理部10〜13のアッテネータ(図示せず)において音声信号を減衰させ(S9)、また減算結果の重みに応じて音声処理部10〜13のフィルタ(図示せず)の係数を設定してフィルタリングを行う(S10)。その後、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。
【0044】
ステップS1でデータであると判定し、エラー判定手段52がエラー有りと判定したときはデータを出力せず、エラー無しと判定したときはデータを出力する(S11)。また、ステップS2で同期エラーが発生していると判定するか、またはステップS3でB−fieldエラーが第1のスレッショールドレベルを越えている場合には、エラー処理手段53は、最新のB−fieldデータを破棄し、最後にエラー無しで受信した音声データを使用し(この場合、ミュート(無音)とすることも可能である)(S12)、上記使用する音声データを減衰させ(S13)、その音声データに対してフィルタリングを行い(S14)、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。
【0045】
ステップS5でA−fieldエラーが有ると判定するか、ステップS6で同期語エラーが有ると判定した場合、エラー重み処理手段54は、前回受信時の音声エラーの重みに今回の重みを加算し(S15)、(S16)、加算結果としての重みに応じて音声信号を減衰させ(S17)、その重みに応じてフィルタの係数を設定してフィルタリングを行い(S18)、その後、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。
【0046】
次に、BT受信エラー処理手段42が行うブルートゥース受信エラー処理を図8、図9を用いて説明する。
【0047】
まず、音声・データ判別手段51は受信データが音声データかデータかを判別し(S21)、音声データの場合には次にエラー判定手段52は、同期エラーが発生しているか否かを判定し(S22)、同期エラーが発生している場合にはステップS31へ移行する。同期エラーが発生していない場合には次に、ブルートゥースデータフォーマットのヘッダ(Header)エラー(図11参照)が第1のスレッショールドレベルを越えているか否かを判定し(S23)、Headerエラーが第1のスレッショールドレベルを越えている場合には、ステップS34へ移行し、Headerエラーが第1のスレッショールドレベルを越えていない場合にはステップS24に移行する。
【0048】
ステップS24では、Headerエラーが第1のスレッショールドレベルよりも高い第2のスレッショールドレベルを越えているか否かを判定し、越えている場合にはステップS34へ移行し、越えていない場合にはステップS25へ移行する。ステップS25では、アクセスコード(Access Code)エラーの有無を判定し、アクセスコードエラーが有る場合にはステップS34へ移行し、アクセスコードエラーがない場合にはエラー判定手段52はエラー無しと判定し(S26)、ステップS27へ移行する。ステップS27では、エラー重み処理手段54は、前回受信時の音声エラーの重みから一定の値を減算し、減算結果の重みに応じて音声エラー処理部10〜13のアッテネータにおいて音声信号を減衰させ(S28)、また減算結果の重みに応じて音声処理部10〜13のフィルタの係数を設定してフィルタリングを行う(S29)。その後、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。
【0049】
ステップS21でデータであると判定し、エラー判定手段52がエラー有りと判定したときはデータを出力せず、エラー無しと判定したときはデータを出力する(S30)。また、ステップS22で同期エラーが発生していると判定した場合、エラー処理手段53は、最新のPayloadデータ(図11参照)を破棄し、最後にエラー無しで受信した音声データを使用し(この場合、ミュート(無音)とすることも可能である)(S31)、上記使用する音声データを減衰させ(S32)、その音声データに対してフィルタリングを行い(S33)、、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。また、ステップS3でHeaderエラーが第1のスレッショールドレベルを越えているか、またはステップS24でHeaderエラーが第2のスレッショールドレベルを越えているか、あるいはステップS25でアクセスコードエラーが有ると判定した場合には、エラー重み処理手段54は、前回受信時の音声エラーの重みに今回の重みを加算し(S34)、(S35)、加算結果としての重みに応じて音声信号を減衰させ(S36)、その重みに応じてフィルタの係数を設定してフィルタリングを行い(S37)、その後、図10のスパイクノイズ検知処理へ移行する。
【0050】
最後に、スパイクノイズ検知処理手段43が行うスパイクノイズ検知処理について図10を用いて説明する。
【0051】
図10において、まず、差分計算手段55は、前回音声レベルと今回音声レベルとのレベルの差分をデジタル的に計算し(S41)、次に差分判定手段56は、ステップS41で計算した差分が所定のスレッショールドレベルを越えるか否かを判定し(S42)、越えたと判定したときは予め設定した減衰量(音声エラー処理部10〜13のアッテネータの減衰量)で今回の音声信号を減衰させ(S43)、予め設定したフィルタ特性でフィルタリングを行い(S44)、音声を再生する(S45)。ステップS41で計算した差分が所定のスレッショールドレベルを越えていないと差分判定手段が判定した場合(S42)、そのまま音声を再生する(S46)。
【0052】
図13は従来からのコードレス電話データを示すフォーマット図である。図13においてはCRCは4ビットであり、本実施の形態におけるCRCは図12に示すように60ビットである。CRCのビット数を増加させることにより、CRCデータが豊富となり、図6〜図10で述べたような音声エラーに対するきめ細かな処理を実現できる。
【0053】
以上のように本実施の形態によれば、無線通信規格信号を送受信する無線部1、2、8、20と、無線通信規格信号を判別する同期識別器5と、同期識別器5における判別結果に応じた処理を行うと共に音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知する制御部6、9とを有することにより、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができるので、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができ、音声エラーに対してきめ細かに対応して音声信号の品質向上を図ることができる。
【0054】
また、制御部6、9は、無線通信規格信号がコードレス電話信号である場合にコードレス電話における音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行うコードレス電話受信エラー処理手段41と、無線通信規格信号がブルートゥース信号である場合にブルートゥースにおける音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行うブルートゥース受信エラー処理手段42とを有することにより、無線通信規格信号としてコードレス電話信号とブルートゥース信号が共存する場合にも、それぞれの無線通信規格信号に応じて音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができる。
【0055】
さらに、制御部6、9は、スパイクノイズを検知することができ、スパイクノイズを検知した音声信号に対して所定の処理を行うスパイクノイズ検知処理手段43を有することにより、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができるのみならず、スパイクノイズを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができる。
【0056】
さらに、コードレス電話受信エラー処理手段41とブルートゥース受信エラー処理手段42とはそれぞれ、音声エラーを検知した音声信号を減衰させ、音声エラーを検知した音声信号に対してフィルタリングを行うことにより、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施して品質の向上を図ることができる。
【0057】
さらに、スパイクノイズ検知処理手段43は、前回音声レベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合にスパイクノイズであると判定し、スパイクノイズを含む音声信号を減衰させ、スパイクノイズを含む音声信号に対してフィルタリングを行うことにより、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施すことができるのみならず、スパイクノイズを含む音声信号に対しも適正な処理を施すことができ、更に音声信号の品質の向上を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理する無線通信装置であって、第1の無線通信規格信号によって送られてくるデータおよび第2の無線通信規格信号によって送られてくるデータを受信するための無線部と、前記無線部によって受信された受信データが第1の無線通信規格のデータであるか、または第2の無線通信規格のデータであるかを判別する同期識別器と、前記同期識別器における判別結果に応じて音声処理を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記同期識別器が第1の無線通信規格の受信データであると判別した場合は第1のエラーの有無を検知し、前記同期識別器が第2の無線通信規格のデータであると判別した場合は第2のエラーの有無を検知するエラー判定手段と、第1のエラーに関係する第1のエラー重みを決定し、第1のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第1のエラー重み処理手段と、第2のエラーに関係する第2のエラー重みを決定し、第2のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第2のエラー重み処理手段とを有することにより、異なる無線通信規格毎に音声エラーの重みを検知することができるので、その検知結果に応じた音声エラーの処理を行うことができ、音声エラーに対してきめ細かに対応して音声信号の品質向上を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0059】
さらに前記制御部は、第1の無線通信規格がコードレス電話である場合にコードレス電話における音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行い、前記第2の無線通信規格がブルートゥースである場合にブルートゥースにおける音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行うことにより、無線通信規格信号としてコードレス電話信号とブルートゥース信号が共存する場合にも、それぞれの無線通信規格信号に応じて音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができるという有利な効果が得られる。
【0060】
さらに前記制御部は、スパイクノイズを検知することができ、スパイクノイズを検知した音声信号に対して所定の処理を行うスパイクノイズ検知処理手段を有することにより、音声エラーの種類や音声エラーの重みを検知することができるのみならず、スパイクノイズを検知することができ、その検知結果に応じた処理を行うことができるという有利な効果が得られる。
【0061】
さらに前記第1のエラー重み処理手段及び第2のエラー重み処理手段は、それぞれ第1のエラー重み及び第2のエラー重みに応じて音声エラーを検知した音声信号を減衰させ、音声エラーを検知した音声信号に対してフィルタリングを行うことにより、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施して品質の向上を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0062】
さらに前記スパイクノイズ検知処理手段は、前回音声レベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合にスパイクノイズであると判定し、スパイクノイズを含む音声信号を減衰させ、スパイクノイズを含む音声信号に対してフィルタリングを行うことにより、音声エラーを検知した音声信号に対して適正な処理を施すことができるのみならず、スパイクノイズを含む音声信号に対しも適正な処理を施すことができ、更に音声信号の品質の向上を図ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)一般的な無線通信装置としての親機を示すブロック図
(b)一般的な無線通信装置としての子機を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による無線通信装置としての親機を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1による無線通信装置としての子機を示すブロック図
【図4】親機制御部および子機制御部における機能実現手段を処理対応で示す機能ブロック図
【図5】親機制御部および子機制御部における機能実現手段をステップ対応で示す機能ブロック図
【図6】コードレス電話受信エラー処理を示すフローチャート
【図7】コードレス電話受信エラー処理を示すフローチャート
【図8】ブルートゥース受信エラー処理を示すフローチャート
【図9】ブルートゥース受信エラー処理を示すフローチャート
【図10】スパイクノイズ検知処理を示すフローチャート
【図11】ブルートゥースのデータフォーマットを示すフォーマット図
【図12】コードレス電話のデータフォーマットを示すフォーマット図
【図13】従来からのコードレス電話データを示すフォーマット図
【符号の説明】
1 送受信切替えスイッチ
2 デュアルモード受信機
3 データバッファ
4 バースト受信データ作成器
5 同期識別器
6 親機制御部
7 バースト制御部
8 周波数シンセサイザ
9 子機制御部
10、11、、12、13 音声エラー処理部
14、28 データバッファ
15、16、17、18 スピーチデコーダ
19 モデム送信部
20 デュアルモード送信機
21 バースト変調器
23 バースト送信データ作成器
24、25、26、27 スピーチエンコーダ
29 モデム受信部
30 コードレス電話スロットカウンタ
31 ブルートゥーススロットカウンタ
33 RAM
34 ROM
35 回線制御部
36 アンテナ
37 スピーカ
38 マイクロフォン
39 キーボード(KEY)
40 表示部(LCD)
41 コードレス電話受信エラー処理手段(CDL受信エラー処理手段)
42 ブルートゥース受信エラー処理手段(BT受信エラー処理手段)
43 スパイクノイズ検知処理手段
51 音声・データ判別手段
52 エラー判定手段
53 エラー処理手段
54 エラー重み処理手段
55 差分計算手段
56 差分判定手段
57 差分処理手段
100 ベースバンドIC
200 無線部

Claims (6)

  1. 所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理する無線通信装置であって、
    第1の無線通信規格信号によって送られてくるデータおよび第2の無線通信規格信号によって送られてくるデータを受信するための無線部と、
    前記無線部によって受信された受信データが第1の無線通信規格のデータであるか、または第2の無線通信規格のデータであるかを判別する同期識別器と、
    前記同期識別器における判別結果に応じて音声処理を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記同期識別器が第1の無線通信規格の受信データであると判別した場合は第1のエラーの有無を検知し、前記同期識別器が第2の無線通信規格のデータであると判別した場合は第2のエラーの有無を検知するエラー判定手段と、
    第1のエラーに関係する第1のエラー重みを決定し、第1のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第1のエラー重み処理手段と、
    第2のエラーに関係する第2のエラー重みを決定し、第2のエラー重みに応じて受信データのエラー処理を行う第2のエラー重み処理手段とを有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の無線通信規格がコードレス電話である場合にコードレス電話における音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行い、前記第2の無線通信規格がブルートゥースである場合にブルートゥースにおける音声エラーの種類と音声エラーの重みとを検知し、その検知結果に応じた処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、スパイクノイズを検知することができ、スパイクノイズを検知した音声信号に対して所定の処理を行うスパイクノイズ検知処理手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1のエラー重み処理手段及び前記第2のエラー重み処理手段は、それぞれ第1のエラー重み及び第2のエラー重みに応じて、音声エラーを検知した音声信号を減衰させ、前記音声エラーを検知した音声信号に対してフィルタリングを行うことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記スパイクノイズ検知処理手段は、前回音声レベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合、あるいは平均化されたレベルと今回音声レベルとの差分が所定値を越えている場合にスパイクノイズであると判定し、前記スパイクノイズを含む音声信号を減衰させ、前記スパイクノイズを含む音声信号に対してフィルタリングを行うことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  6. 所定の無線通信規格の無線通信規格信号を送受信し処理する無線通信装置であって、
    第1の無線通信規格信号によって送られてくるデータおよび第2の無線通信規格信号によって送られてくるデータを受信するための無線部と、
    前記無線部によって受信された受信データが第1の無線通信規格のデータであると認識した場合には第1の無線通信規格であることを示す信号を出力し、受信データが第2の無線通信規格のデータであると認識した場合には第2の無線通信規格であることを示す信号を出力する同期識別器と、
    通知された無線通信規格のフォーマットに沿って受信データを分けるバースト受信データ作成器と、
    前記同期識別器における判別結果に応じて音声処理を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記同期識別器からの信号により第1の無線通信規格または第2の無線通信規格のどちらのフォーマットに沿って受信データを分けるかを示す信号を前記バースト受信データ作成器へ送るとともにエラーの種類毎に個別にエラー重みを決定し、前記エラー重みに応じてアッテネータレベル若しくはフィルタレベルを音声エラー処理部へ通知するバースト制御部を有し、
    前記バースト制御部から通知されたアッテネータのレベル若しくはフィルタのレベルにより音声の処理を行う音声エラー処理部と、
    前記音声エラー処理部から出力された信号をデコードするスピーチデコーダを有することを特徴とする無線通信装置。
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