JP2006135581A - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006135581A JP2006135581A JP2004321573A JP2004321573A JP2006135581A JP 2006135581 A JP2006135581 A JP 2006135581A JP 2004321573 A JP2004321573 A JP 2004321573A JP 2004321573 A JP2004321573 A JP 2004321573A JP 2006135581 A JP2006135581 A JP 2006135581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- circuit
- earphone
- mobile phone
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【課題】 マイクやアンテナで受信した音声信号をイヤホンに送る回路にボイススイッチを設け、マイクで受信した送話者の音声をそのままの音量でイヤホンから聴取するとともに、送話者がイヤホンの音量を任意に調節できるようにする。
【解決手段】 マイクで受信した信号を増幅する送信側増幅回路と、増幅された信号を変調して送信する変調回路を有する送信側回路と、アンテナで受信した信号を復調する復調回路と、復調された信号を増幅する受信側増幅回路を有する受信側回路とを備えた携帯電話装置において、前記受信側増幅回路から音声出力部に至る発声回路にボイススイッチを設け、該ボイススイッチは、前記マイクからの入力信号を受け前記音声出力部とイヤホンに出力信号を送るように接続し、前記ボイススイッチにより、周囲の状況に応じて前記イヤホンの発生音量を調節するようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】 マイクで受信した信号を増幅する送信側増幅回路と、増幅された信号を変調して送信する変調回路を有する送信側回路と、アンテナで受信した信号を復調する復調回路と、復調された信号を増幅する受信側増幅回路を有する受信側回路とを備えた携帯電話装置において、前記受信側増幅回路から音声出力部に至る発声回路にボイススイッチを設け、該ボイススイッチは、前記マイクからの入力信号を受け前記音声出力部とイヤホンに出力信号を送るように接続し、前記ボイススイッチにより、周囲の状況に応じて前記イヤホンの発生音量を調節するようにした。
【選択図】 図4
Description
本発明は、携帯電話装置に関し、特に通話の音量拡大機能を有する携帯電話装置の改良に関する。
従来の携帯電話装置では、出荷前には通話音量を任意に設定することができるが、出荷時に通話音量を設定してしまうと、それ以降はその設定した通話音量で使用するようになっている。また、携帯電話装置は、使用者とともに様々な場所に移動し、通話時の周囲の環境も様々に変化する。
ところが、携帯電話装置の通話音量は、使用環境が変化しても、出荷時のままで使用され、使用環境の変動に適応するようにはなっていなかった。そのため、電車内や人混みなど、周囲の雑音が大きい場所で携帯電話装置を使用すると、通話音量が小さく設定されていると、使用者は、自然に声が大きくなってしまい、周囲に迷惑をかけてしまう恐れがあった。
そこで、特許文献1に、携帯電話装置を公衆の場で使用するときに、周囲の人に迷惑をかけないように、通話中に使用者の発生音量を低下させる携帯電話装置が開示されている。図7は、この携帯電話装置の構成を示し、基地局(図示せず)からの電波は、受信アンテナ51で受信され、受信用高調波増幅器52、復調回路53、受話音声信号増幅回路54を経て、受話器55から音声として出力される。一方、送話器61で集音された音声は、送話音声信号増幅回路62、変調回路63、送信用高調波増幅器64、送信用アンテナ65を経て基地局に向けて送信される。
また、携帯電話装置を公衆の場で使用する場合、携帯電話装置を公衆環境通話モードに切り替えるためのスイッチ71は、受話音声信号増幅回路54と送話音声信号増幅回路62とに連動しており、スイッチ71をONにすると、各々の回路の増幅度を一定量だけ増加させる。また、スイッチ71がONになると、側音増幅器72が働き、送話器61からの送話音声が増幅され、受話音声信号増幅回路54を経て受話器55からの送話の側音が大きく聞こえるようになる。
特開平6−6441号公報
ところで、側音増幅器72の出力は、一旦ボイススイッチ73を経由し、相手側の通話音声がある場合、若しくは送話していない場合には、ボイススイッチ73が働き、側音増幅器72の出力を受話音声信号増幅回路54に伝えないようにして、受話音声の劣化を防止している。
これにより、公衆の場における通話モードでは、送話時の音声側音が増大するため、送話者の発生レベルでは自然に低下するが、同時に送話音声信号増幅回路62の増幅度を増加させるようになっているので、相手側の受話音量は送話者の発声レベルが低下しても影響を受けない。
ところが、上記従来の携帯電話装置では、ボイススイッチ73を、相手側の通話音声を検知することにより、側音増幅器72の出力をON又はOFFにする。すなわち、ボイススイッチ73は、相手側の通話音声がある場合、若しくは送話していない場合に、側音増幅器72の出力を受話音声信号増幅回路54に伝えないように音声を遮断するようになっている。
ところが、上記従来の携帯電話装置では、ボイススイッチ73を、相手側の通話音声を検知することにより、側音増幅器72の出力をON又はOFFにする。すなわち、ボイススイッチ73は、相手側の通話音声がある場合、若しくは送話していない場合に、側音増幅器72の出力を受話音声信号増幅回路54に伝えないように音声を遮断するようになっている。
そのため、上記従来の携帯電話装置は、相手側の通話音声がある場合や、非送話時に、側音増幅器72の出力を遮断するだけで、電車内など、雑音が大きい場所で携帯電話装置を使用した場合、通話音声を小さく抑えることができず、送話者は、自然と大声で話し、周りの人に迷惑をかけてしまうという厄介な問題があった。
そこで、本発明の目的は、マイクやアンテナで受信した音声信号をイヤホンに送る回路にボイススイッチを設け、マイクで受信した送話者の音声をそのままの音量でイヤホンから聴取するとともに、送話者がイヤホンの音量を任意に調節できるようにする。これにより、送話者が、周囲の雑音が大きい場合に大声で話すことをなくし、周囲の人に迷惑をかけないようにすることにある。
本発明の上記目的は、マイクで受信した信号を増幅する送信側増幅回路と、増幅された信号を変調して送信する変調回路を有する送信側回路と、アンテナで受信した信号を復調する復調回路と、復調された信号を増幅する受信側増幅回路を有する受信側回路とを備えた携帯電話装置において、前記受信側増幅回路から音声出力部に至る発声回路にボイススイッチを設け、該ボイススイッチは、前記マイクからの入力信号を受け、前記音声出力部とイヤホンに出力信号を送るように接続し、前記ボイススイッチにより、周囲の状況に応じて前記イヤホンの発生音量を調節するようにしたことにより、達成される。
また、本発明の上記目的は、前記ボイススイッチに、音量調節ボタンと音声増幅器を備え、前記音量調節ボタンの操作によって、前記イヤホンの音量が小さい場合に、音量を増大するようにしたことを特徴とすることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記ボイススイッチを携帯電話本体に設けられた接続口からイヤホンに至る連結コードに配したことにより、効果的に達成される。
さらに、上記目的は、前記ボイススイッチを携帯電話本体に内蔵された制御回路に組み込むことにより、効果的に達成される。
以上のように、本発明に係る携帯電話装置では、受信側増幅回路から音声出力部に至る発声回路にボイススイッチを設け、該ボイススイッチは、前記マイクからの入力信号を受け、前記音声出力部とイヤホンに出力信号を送るように接続し、前記ボイススイッチにより、周囲の状況に応じて前記イヤホンの発生音量を調節するようにした。これにより、電車の中など、周囲の雑音が大きい場で携帯電話装置を使用しても、送話者は、発生した音声を適度の音量で聞くことができ、周囲の雑音などの影響を受けることがない。よって、周囲の雑音が大きい場合に必然的に生じる大声を発生することがなくなり、周囲の人に迷惑をかけることがない。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1ないし図3は、一般的な携帯電話の概略構成を示す。これらの図において、例えば、いわゆる携帯電話やPHSなどの携帯電話装置1は、携帯電話装置本体2(以降、単に「本体」という。)に、本体2の各種操作を行う操作部3と、いわゆるアンテナである送受信部4と、各種表示を行う表示部5と、使用者の音声などが入力される音声入力部6と、相手側の電話の音声が出力される音声出力部7と、携帯電話装置1の各種制御を行う制御部8と、マイク9とが設けられている。
また、制御部8は、図3に示すように、送受信部4で、通信回路網を介して他の携帯電話装置や配信センタからの電波を受信する。また、送受信部4で他の携帯電話からの電波を受信すると、本体2側の制御によって音声出力部7から相手の音声を出力するとともに、音声入力部6に入力された使用者の音声を他の携帯電話装置に送信するようになっている。なお、制御部8には、送受信データなどを記憶するための記憶部10が設けられている。
また、本体2の側部には、音声信号をイヤホン11に伝達するためのコード12の接続口13が設けられている。このコード12には、図4に示すように、音声信号の音量を調節するためのボイススイッチ14が配されている。このボイススイッチ14は、図5に示すように、下部に一対のボタン、すなわち断続ボタン15と音量調節ボタン16が設けられている。断続ボタン15は、イヤホン10に伝達する音声信号の遮断を調節し、音量調節ボタン16は、音量の増減を調節するようになっている。
また、図6は、携帯電話装置による音声処理を示す。この図において、マイク9から入力された音声信号は、送信側増幅回路21で増幅され、変調回路22で変調される。この変調信号は、送信高周波回路23およびアンテナ共用器24を介してアンテナ25から送信される。このマイク9からアンテナ25に至る回路によって、音声信号の送信側回路が構成される。一方、アンテナ25で受信された信号は、アンテナ共用器24を介して受信高周波回路31に送られる。この信号は、復調回路32で、音声信号として復調され、受信側増幅回路33で増幅される。
そして、受信側増幅回路33からの増幅信号は、ボイススイッチ14を介して音声出力部7に送られる。また、ボイススイッチ14は、マイク9からの入力信号を受け、イヤホン11に出力信号を送るようになっている。このボイススイッチ14には、音声増幅器を備え、マイク9からの音声入力信号に応じて、イヤホン11に音声信号を出力するようになっている。
これにより、ボイススイッチ14に、音声増幅器を設けることによって、マイク9からの入力信号に応じて音声信号を増減できるようになっている。その結果、人混みの中など、周囲が騒がしい場合でも、ボイススイッチ14によってボイススイッチ14の音量を調節することにより、送話者は、自分の発する音声をイヤホンで確認しながら、常に適切な音量で自分の音声を明瞭に聞くことができる。よって、周囲の雑音が大きい場合でも、大声で周囲の人に迷惑をかけず、携帯電話の使用時のマナーが向上する。
1 携帯電話装置
2 本体
4 送受信部
6 音声入力部
7 音声出力部
8 制御部
9 マイク
11 イヤホン
12 コード
13 接続口
14 ボイススイッチ
15 断続ボタン
16 音量調節ボタン
25 アンテナ
2 本体
4 送受信部
6 音声入力部
7 音声出力部
8 制御部
9 マイク
11 イヤホン
12 コード
13 接続口
14 ボイススイッチ
15 断続ボタン
16 音量調節ボタン
25 アンテナ
Claims (4)
- マイクで受信した信号を増幅する送信側増幅回路と、増幅された信号を変調して送信する変調回路を有する送信側回路と、アンテナで受信した信号を復調する復調回路と、復調された信号を増幅する受信側増幅回路を有する受信側回路とを備えた携帯電話装置において、
前記受信側増幅回路から音声出力部に至る発声回路にボイススイッチを設け、該ボイススイッチは、前記マイクからの入力信号を受け、前記音声出力部とイヤホンに出力信号を送るように接続し、前記ボイススイッチにより、周囲の状況に応じて前記イヤホンの発生音量を調節するようにしたことを特徴とする携帯電話装置。 - 前記ボイススイッチは、音量調節ボタンと音声増幅器を備え、前記音量調節ボタンの操作によって、前記イヤホンの音量が小さい場合に、音量を増大するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
- 前記ボイススイッチは、携帯電話本体に設けられた接続口からイヤホンに至る連結コードに配されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
- 前記ボイススイッチは、携帯電話本体に内蔵された制御回路に組み込まれることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321573A JP2006135581A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321573A JP2006135581A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 携帯電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006135581A true JP2006135581A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36728732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004321573A Pending JP2006135581A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 携帯電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006135581A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105100356A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-11-25 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种音量自动调节的方法和系统 |
-
2004
- 2004-11-05 JP JP2004321573A patent/JP2006135581A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105100356A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-11-25 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种音量自动调节的方法和系统 |
CN105100356B (zh) * | 2015-07-07 | 2018-04-06 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种音量自动调节的方法和系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8265297B2 (en) | Sound reproducing device and sound reproduction method for echo cancelling and noise reduction | |
US7191127B2 (en) | System and method for speech enhancement | |
EP1379103B1 (en) | Telephone with integrated hearing aid | |
JPH10304030A (ja) | 携帯電話装置 | |
JP3022807B2 (ja) | 携帯電話装置 | |
WO2001087012A1 (fr) | Prothese auditive | |
KR100423705B1 (ko) | 보청기 기능을 구비한 휴대폰 | |
US7826805B2 (en) | Automatic-switching wireless communication device | |
KR20110080306A (ko) | 보청기 기능이 구비된 휴대용 단말기 | |
US20040037438A1 (en) | Method, apparatus, and system for reducing audio signal noise in communication systems | |
JP2006135581A (ja) | 携帯電話装置 | |
JP2006337939A (ja) | 騒音制御装置、騒音制御装置付き携帯電話及び騒音制御装置付きヘッドセット | |
KR20060023235A (ko) | 외부 노이즈 제거 기능을 갖는 이동통신단말기 | |
JPH066441A (ja) | 携帯電話機 | |
JP3033700B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP3838905B2 (ja) | 携帯電話装置 | |
JP2001298394A (ja) | 携帯電話装置 | |
JP3037565B2 (ja) | デジタルコードレス電話システムの移動局端末 | |
JP2560884B2 (ja) | 携帯無線電話機 | |
KR100692769B1 (ko) | 이동통신단말기에서의 음량 조절 방법 및 장치 | |
KR100496974B1 (ko) | 이동통신 단말기의 외부 스피커 조절 방법 | |
JPH10276247A (ja) | 無線電話機 | |
KR200209943Y1 (ko) | 이동 통신 단말기의 핸즈 프리 유닛을 갖는 무전기 | |
JPH04216216A (ja) | 通話装置の送話音量最適化回路 | |
JPH07231276A (ja) | 携帯用無線電話装置 |