JPH05103070A - 無線電話機および無線電話システム - Google Patents

無線電話機および無線電話システム

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JPH05103070A
JPH05103070A JP3256466A JP25646691A JPH05103070A JP H05103070 A JPH05103070 A JP H05103070A JP 3256466 A JP3256466 A JP 3256466A JP 25646691 A JP25646691 A JP 25646691A JP H05103070 A JPH05103070 A JP H05103070A
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call
transmission
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Yuji Umemoto
祐司 梅本
Koichi Ito
伊藤  公一
Kimitake Otsuka
公毅 大塚
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • H04M1/6033Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets
    • H04M1/6041Portable telephones adapted for handsfree use
    • H04M1/6075Portable telephones adapted for handsfree use adapted for handsfree use in a vehicle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドヘルド形の無線電話機においても必要
に応じてハンズフリー通話を行なえるようにし、これに
より使い勝ってをさらに向上させる。 【構成】 マイクロホン11から出力された送話信号の
信号レベルおよびスピーカ28から出力される受話音声
のレベルをそれぞれ可変するための可変減衰器13,2
6と、ハンドセット通話モードとハンズフリー通話モー
ドとを指定入力するための通話モード指定スイッチ36
とを備える。そして、この通話モード指定スイッチ36
によりハンドセット通話モードが指定された状態では、
上記可変減衰器13,26の利得を所定の第1の値に設
定し、一方上記ハンズフリー通話モードが指定された状
態では、上記可変減衰器13,26の利得を上記第1の
値よりも大きい所定の第2の値に設定するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話システム
やコードレス電話システムなどの移動無線電話システム
およびこのシステムで使用されるハンドヘルド形の無線
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されている移動無線電話シ
ステムとして、例えばセルラ方式の携帯無線電話システ
ムやコードレス電話システムが知られている。
【0003】先ずセルラ方式の携帯無線電話システム
は、例えば図9に示す如く有線電話網NWに接続された
制御局CSと、この制御局CSに対しそれぞれ有線回線
CL1〜CLnを介して接続された複数の基地局BS1
〜BSnと、複数の移動局PS1〜PSmとから構成さ
れている。上記各基地局BS1〜BSnは、それぞれ異
なるエリアにセルと呼ばれる無線ゾーンE1〜Enを形
成する。移動局PS1〜PSmは、自局が位置している
無線ゾーンの基地局に対し無線回線を介して接続され、
さらにこの基地局から制御局CSを介して有線電話網N
Wに接続される。そして、この状態で有線電話網NWに
接続された電話機と通話が可能となる。また、通話中に
移動局PS1〜PSmが他の無線ゾーンに移動した場合
には、制御局CSの制御により無線回線が移動先の基地
局の無線回線に切換えられ、通話は継続される。
【0004】一方、コードレス電話システムは、携帯無
線電話システムの基地局に相当する固定装置を例えば家
庭やオフィスの加入者線端子に接続し、移動局に相当す
る無線電話機を無線回線を介して上記固定装置に接続す
るようにしたものである。このコードレス電話システム
は、固定装置を中心とする例えば半径 100m程度の小エ
リア内で通信が可能であり、このエリアの外に出ると通
話は断となる。
【0005】ところで、これらの携帯無線電話システム
およびコードレス電話システムで使用される無線電話機
には、例えばハンドセット形をなすいわゆるハンドヘル
ドタイプのものが多く使用されている。この種のタイプ
の無線電話機は、無線電話機自体を有線電話機のハンド
セットのように話者の耳と口に当てることにより通話を
行なえるので、話者にとっては違和感を感じることなく
使用することができ非常に便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの種の従来の
無線電話機は、その使用形態として一般に先に述べたよ
うなハンドセット通話モードしか有していない。このた
め、例えば話者が筆記しながら通話を行なう場合のよう
に両手が使えない場合や、複数の話者が同時に通話に参
加したい場合には、不便を感じることがあった。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、ハンドヘルド形であって
も必要に応じてハンズフリー通話を行なえるようにし、
これにより使い勝ってをさらに向上させた無線電話機を
提供することである。
【0008】また本発明の他の目的は、ハンドヘルド形
であっても必要に応じてハンズフリー通話を行なえ、し
かも高品質の通話を行ない得る無線電話システムを提供
することである。
【0009】さらに本発明の別の目的は、高品質のハン
ズフリー通話を行なえ、しかもそのために電話機の複雑
化や大形化、さらには消費電力の増加によるバッテリ寿
命の短命化を招かない無線電話システムを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線電話機は、基地局に対し無線通信回線を
介して接続されるハンドヘルド形の無線電話機におい
て、送話音声を集音してこの送話音声に対応する送話信
号を出力するためのマイクロホンと、少なくとも受話信
号に対応する受話音声を出力するためのスピーカと、上
記マイクロホンから出力された送話信号の信号レベルお
よび上記スピーカから出力される受話音声のレベルをそ
れぞれ可変するためのレベル可変手段と、ハンドセット
通話モードとハンズフリー通話モードとを指定入力する
ための通話モード指定手段と、利得制御手段とを備え
る。そして、この利得制御手段により、上記通話モード
指定手段によりハンドセット通話モードが指定された状
態では、上記レベル可変手段の利得を所定の第1の値に
設定し、一方上記ハンズフリー通話モードが指定された
状態では、上記レベル可変手段の利得を上記第1の値よ
りも大きい所定の第2の値に設定するようにしたもので
ある。
【0011】また上記他の目的を達成するために本発明
の無線電話システムは、無線電話機に、上記発明と同じ
く、マイクロホンと、スピーカと、レベル可変手段と、
通話モード指定手段と、この通話モード指定手段により
設定された通話モードに応じて上記レベル可変手段の利
得を制御する利得制御手段とを備え、さらに無線電話機
から基地局までの送受話路中にエコーキャンセラを設
け、このエコーキャンセラにより、少なくとも上記無線
電話機のスピーカとマイクロホンとの間で発生する音響
エコーに対応するエコー信号を消去するようにしたもの
である。さらに上記別の目的を達成するために本発明の
無線電話システムは、エコーキャンセラを基地局内の送
受話路中に設けることも特徴とする。
【0012】
【作用】この結果本発明の無線電話機によれば、通話モ
ード指定手段により通話モードとしてハンズフリー通話
モードを指定すると、レベル可変手段および利得制御手
段によりマイクロホンおよびスピーカがハンズフリー通
話用として動作することになる。したがって、ハンドヘ
ルド形の無線電話機であるにも拘らず、ハンドセット通
話ばかりでなく必要に応じてハンズフリー通話を行なう
ことが可能となり、これにより両手が使えない場合でも
通話が可能になり、また複数の話者が同時に通話に参加
することも可能になる。また、ハンズフリー通話用のマ
イクロホンおよびスピーカを別設する必要がないので、
電話機の複雑化や大形化を招くことなく比較的簡単に実
施できる。
【0013】また本発明の無線電話システムによれば、
送受話路中に挿入されたエコーキャンセラにより、ハン
ズフリー通話時において無線電話機のスピーカとマイク
ロホンとの間で発生する音響エコーがキャンセルされる
ので、高品質の通話を行なうことができる。
【0014】さらに、エコーキャンセラを基地局内に設
置することにより、無線電話機の回路構成の複雑化およ
び大形化を防止することができ、さらに無線電話機の消
費電力の増加を抑えてバッテリ寿命の短命化を防ぐこと
ができる。これらの効果は、小形軽量化およびバッテリ
寿命の延長が最重要の課題になっている無線電話機にお
いては、極めて重要である。
【0015】
【実施例】次に本発明の一実施例をコードレス電話シス
テムを例にとって説明する。コードレス電話システム
は、有線電話網に加入者線CLを介して接続される固定
装置と、この固定装置に対し無線回線を介して1対1に
接続される無線電話機とから構成される。
【0016】先ず無線電話機は次のように構成される。
図1はその構成を示す回路ブロック図である。同図にお
いて、後述する固定装置から所定の無線通話チャネルに
より送られた無線通信信号は、アンテナ10および高周
波スイッチ(SW)20を介して受信回路(RX)21
に入力され、ここで周波数シンセサイザ(SYN)32
から出力される局部発振信号と合成されて中間周波信号
に変換される。そして、この受信中間周波信号は、ディ
ジタル復調回路(DEMOD)22によりフレーム同期
およびビット同期がとられたうえでディジタル復調され
る。このディジタル復調により得られる信号には、ディ
ジタル通話信号とディジタル制御信号とがあり、このう
ちディジタル制御信号は制御回路31に供給されて識別
される。
【0017】一方ディジタル通話信号は、図示しない等
化器で復調波形の信号等化が行なわれたのち、誤り訂正
復号回路(CHDEC)23で誤り訂正復号化される。
そして、音声復号回路(SPDEC)24で復号化処理
され、さらにディジタル・アナログ変換器(D/A)2
5でアナログ通話信号に戻されたのち、後述する切換ス
イッチ38および受話可変減衰器26を介して受話増幅
器27で増幅されてスピーカ28から拡声出力される。
なお、33は受信電界強度検出器(RSSI)であり、
固定装置から到来する電波の強度を検出して制御回路3
1に伝える。
【0018】一方、マイクロホン11から出力された送
話信号は、送話増幅器12および送話可変減衰器13に
より信号レベルが可変設定されたのちアナログ・ディジ
タル変換器(A/D)14でディジタル信号に変換さ
れ、しかるのち音声符号回路(SPCOD)15に入力
される。この音声符号回路15では、上記ディジタル送
話信号の符号化が行なわれる。この符号化により得られ
たディジタル送話信号は、制御回路31から出力される
ディジタル制御信号とともに誤り訂正符号回路(CHD
EC)16で誤り訂正符号化されたのち、ディジタル変
調回路(MOD)17に入力される。このディジタル変
調回路17では、上記誤り訂正符号回路16から供給さ
れたディジタル送信信号に応じた中間周波数の変調信号
が発生され、送信回路に入力される。送信回路では、上
記変調信号がミキサ18で周波数シンセサイザ32から
出力される局部発振信号と合成されて高周波信号に変換
され、この高周波信号は送信電力増幅器(PA)19で
高周波増幅されたのち高周波スイッチ20を介してアン
テナ10から固定装置へ向けて送信される。
【0019】また操作パネルには、ダイヤルキー34、
フックスイッチ35および通話モード指定スイッチ36
が設けられている。このうち通話モード指定スイッチ3
6は、通話モードとしてハンドセット通話モードとハン
ズフリー通話モードとを択一的に切換指定するもので、
その切換位置を表わす情報は制御回路31に入力され
る。さらに本実施例の無線電話機は、電源として充電可
能なバッテリ41を有しており、このバッテリ41は無
線電話機を付属の充電器40上にセットした状態で充電
される。
【0020】ところで、制御回路31は例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、その制御
機能として無線回線の設定制御や通話制御を行なうため
の通常の制御機能に加えて、通話モード判定手段と、利
得制御手段と、遅延情報送出手段26bとを有してい
る。
【0021】通話モード判定手段は、上記通話モード指
定スイッチ36の切換位置から指定された通話モードを
判定する。利得制御手段は、通話時に上記通話モードの
判定結果に応じて、前記受話可変減衰器26および送話
可変減衰器13の減衰量を、ハンドセット通話モードお
よびハンズフリー通話モードに各々適した値に可変設定
するものである。
【0022】遅延情報送出手段は、発着呼時および通話
中に通話条件の変更があった場合に、そのときの通話条
件に応じた遅延情報を発生して固定装置に伝えるもので
ある。遅延情報は、音響エコーを打消すために必要な情
報であり、ディジタル変復調回路17,22、誤り訂正
符号復号回路16,23、音声符号復号回路15,24
等における遅延時間と、スピーカ28とマイクロホン1
1との間の音響エコー経路EPに関する情報とから構成
され、機種毎および想定される通話条件ごとに予め設定
されて制御回路31内のメモリに記憶されている。
【0023】一方、固定装置は次のように構成される。
図2はその構成を示す回路ブロック図である。同図にお
いて、上記無線電話機から送られた無線通信信号は、ア
ンテナ70および高周波スイッチ(SW)69を介して
受信回路(RX)71に入力され、ここで周波数シンセ
サイザ(SYN)82から出力される局部発振信号と合
成されて中間周波信号に変換される。そして、この受信
中間周波信号は、ディジタル復調回路(DEMOD)7
2によりフレーム同期およびビット同期がとられたうえ
でディジタル復調される。このディジタル復調により得
られる信号には、ディジタル通話信号とディジタル制御
信号とがあり、このうちディジタル制御信号は制御回路
81に供給されて識別される。
【0024】一方ディジタル通話信号は、図示しない等
化器で復調波形の信号等化が行なわれたのち、誤り訂正
復号回路(CHDEC)73で誤り訂正復号化される。
そして、この誤り訂正復号されたディジタル通話信号は
音声復号回路(SPDEC)74で復号化処理されたの
ち、第1のエコーキャンセラ110に入力される。この
第1のエコーキャンセラ110は、無線電話機のスピー
カ28とマイクロホン11との間で発生する音響エコー
を打消すためのもので、そのキャンセル処理は制御回路
81により制御される。第1のエコーキャンセラ110
で音響エコーがキャンセルされた通話信号は、第2のエ
コーキャンセラ100を通過したのちD/A変換器75
によりアナログ信号に戻され、しかるのちハイブリッド
回路62およびラインスイッチ61を介して加入者線C
Lへ送出される。ラインスイッチ61は、通話路の形成
およびダイヤルパルスの発生を行なうものである。な
お、83は受信電界強度検出器(RSSI)であり、無
線電話機から到来する電波の強度を検出して制御回路8
1に伝える。
【0025】一方、図示しない有線電話網の交換機から
加入者線CLを介して送られた16Hzのリンガ信号は、着
信検出回路(16D)84で検出されて、制御回路81に
通知される。また、通話中に相手端末から送られた通話
信号は、ラインスイッチ61およびハイブリッド回路6
2を介してA/D変換器63に入力され、このA/D変
換器63でディジタル信号に変換されて第2のエコーキ
ャンセラ100に入力される。この第2のエコーキャン
セラ100は、ハイブリッド回路62の不整合により発
生する回線エコーを打消すためのもので、そのキャンセ
ル処理は制御回路81により制御される。
【0026】この第2のエコーキャンセラ81により回
線エコーがキャンセルされた通話信号は、第1のエコー
キャンセラ110を通過したのち音声符号回路(SPC
OD)64に入力され、ここで符号化される。この符号
化により得られたディジタル送話信号は、制御回路81
から出力されるディジタル制御信号と共に誤り訂正符号
回路(CHCOD)65で誤り訂正符号化されたのち、
ディジタル変調回路(MOD)66に入力される。この
ディジタル変調回路66では、上記誤り訂正符号回路6
5から供給されたディジタル送信信号に応じた中間周波
数の変調信号が発生され、送信回路に入力される。送信
回路では、上記変調信号がまずミキサ67で周波数シン
セサイザ(SYN)82から出力される局部発振信号と
合成されて高周波信号に変換され、この高周波信号は送
信電力増幅器(PA)68で高周波増幅されたのち高周
波スイッチ69を介してアンテナ70から無線電話機へ
向けて送信される。
【0027】ところで、制御回路81は例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、無線回線
の設定制御や通話路の制御等の通常の制御機能に加え
て、通話モード判定手段と、エコーキャンセラ制御手段
とを有している。
【0028】通話モード判定手段は、発着呼時に無線電
話機から送られたオフフック信号に含まれる通話モード
を表わす情報により無線電話機で選択された通話モード
を判定する。エコーキャンセラ制御手段は、上記通話モ
ード判定手段により無線電話機にハンズフリーモードが
設定されたと判定された場合に、無線電話機から送られ
た遅延情報をに基づいて、第1のエコーキャンセラ11
0のエコーキャンセル処理を制御するものである。次
に、以上のように構成されたコードレス電話システムの
動作を図3および図4に示すフローチャートにしたがっ
て説明する。
【0029】無線電話機では、電源が投入されると制御
回路31が自身を含め各回路に対し初期設定を行なう。
そして、以後発呼操作と着呼信号の到来とを繰り返し監
視する。
【0030】一方固定装置は、制御回路81により待機
中に図示しない交換機からのリンガ信号(16Hzの信号)
の到来監視と、無線電話機からの発呼信号の到来監視と
をそれぞれ行なっている。この状態でいま交換機からリ
ンガ信号が到来し、このリンガ信号が着信検出回路84
で検出されると、制御回路81はステップ3aでこのリ
ンガ信号の到来を確認してステップ4bに移行し、ここ
で通話用無線周波数の空きタイムスロットの中から任意
の使用可能なタイムスロットを通話用無線チャネルとし
て選択し、この通話用無線チャネルを指示するための情
報を含む着呼信号をステップ3bで無線電話機に向けて
送出する。そして、ステップ3cで無線電話機からの着
呼応答信号の返送を監視し、着呼応答信号の返送を確認
すると、ステップ3dで鳴動信号を送出する。
【0031】無線電話機は、制御回路31によりステッ
プ4aで着呼信号の到来を検出すると、ステップ4bで
固定装置に対し着呼応答信号を返送する。そして、続い
て固定装置から鳴動信号が送られると、ステップ4cで
ベル鳴動を開始させる。このベル鳴動は、切換スイッチ
38を制御回路31側に切換えた状態で制御回路31内
の発振器からベル鳴動信号を出力し、このベル鳴動信号
をスピーカ28から出力させることにより行なわれる。
【0032】また、制御回路31はこの状態でステップ
4dでオフフック操作を監視する。そして、この状態で
話者が例えばフックスイッチ35をオンすることにより
応答すると、ステップ4eでベル鳴動を停止させたの
ち、ステップ4lで通話モード指定スイッチ36の切換
指定状態を判定する。この判定の結果、いま例えばハン
ドセット通話モードが指定されていたとすれば、制御回
路31はステップ4fに移行してここでハンドセット通
話モードであることを示す情報を含んだオフフック信号
を作成し、このオフフック信号を固定装置へ向けて送信
する。そして、ステップ4gで、先に固定装置により指
定された無線通話チャネルを固定装置との間に設定する
ことにより音声パスを形成し、さらにステップ4hで送
話可変減衰器13および受話可変減衰器26に対しハン
ドセット通話モード用の利得を指示し、以後通話状態と
なる。なお、このときハンドセット通話モード用の利得
値としては、送話路および受話路にハンドセット通話を
行なうに十分な比較的大きな減衰量を与える値が選択さ
れる。
【0033】これに対し固定装置は、ステップ3eでオ
フフック信号の到来を監視し、オフフック信号が到来す
ると、このオフフック信号に含まれる通話モードを表わ
す情報から無線電話機に設定された通話モードを判定す
る。そして、いま例えばハンドセット通話モードと判定
されれば、音響エコーキャンセラである第1のエコーキ
ャンセラを動作させる必要はないと判断し、ステップ3
hに移行してここでラインスイッチ61をオンし、さら
にステップ3iで無線電話機との間に無線通話チャネル
を設定することにより音声パスをオンにし、以後通話状
態に移行する。なお、回線エコーキャンセラである第2
のエコーキャンセラ100は動作状態に設定される。
【0034】一方、無線電話機においていま仮にハンズ
フリー通話モードが指定されていたとする。そうすると
無線電話機の制御回路31は、ステップ4lで通話モー
ド指定スイッチ36の状態からハンズフリー通話モード
であると判定すると、ステップ4iに移行してここでオ
フフック信号を送信する。このとき、このオフフック信
号にはハンズフリー通話モードを表わす情報が挿入され
る。また、ハンズフリー通話モードでは、スピーカ20
とマイクロホン21との間で発生する音響エコーをキャ
ンセルする必要があるので、制御回路31は遅延情報を
作成して、この遅延情報を上記オフフック信号に挿入し
て送出する。遅延情報は、音響エコーの状態を表わす情
報と、ディジタル変復調回路17,22、誤り訂正符号
復号回路16,23、音声符号復号回路15,24等に
おける処理遅延時間とから構成される。
【0035】そして制御回路31は、ステップ4jで固
定装置との間に無線通話チャネルを設定することにより
音声パスをオンとしたのち、ステップ4kで送話可変減
衰器13および受話可変減衰器26に対しハンズフリー
通話モード用の利得を指示し、以後通話状態となる。な
お、このときハンズフリー通話モード用の利得値として
は、送話路および受話路にハンズフリー通話を行なうに
必要な小さい減衰量を与えるための値が設定される。
【0036】これに対し固定装置の制御回路81は、無
線電話機から送られたオフフック信号に含まれる通話モ
ードを表わす情報から、ハンズフリー通話モードである
ことを認識すると、音響エコーをキャンセルする必要が
あると判断してステップ3gで第1のエコーキャンセラ
110をオンさせる。また、このとき上記オフフック信
号に含まれている遅延量に関する情報に基づいて最適な
タップ係数を求め、このタップ係数を第1のエコーキャ
ンセラ110の適応形フィルタ(AF)に初期設定す
る。したがって第1のエコーキャンセラ110では、最
適なタップ係数を推定するための学習動作が省略され、
この結果通話開始時から最適な条件で音響エコーのキャ
ンセル動作が開始される。
【0037】そうして通話準備が完了すると、固定装置
の制御回路81はステップ3hでラインスイッチ61を
オンし、さらにステップ3iで無線電話機との間に無線
通話チャネルを設定することにより音声パスをオンにし
て、以後通話状態に移行する。
【0038】このように本実施例であれば、無線電話機
にハンドセット通話モードに加えてハンズフリー通話モ
ードを設けたので、ハンドヘルドタイプの無線電話機で
ありながら、例えばこの無線電話機を机上に載置した状
態でハンズフリー通話を行なうことが可能となる。ま
た、その際ハンズフリー通話用のスピーカおよびマイク
ロホンをハンドセット通話用として既に設けられている
もので共用するようにしているので、無線電話機の構成
が複雑かつ大形化する心配がない。さらに、送話可変減
衰器13および受話可変減衰器26を設けてハンドセッ
ト通話時とハンズフリー通話時とにおいて送話路および
受話路の利得を各々最適な値に可変設定するようにして
いるので、ハンドセット通話時においても、またハンズ
フリー通話時においても、それぞれ最適な音量で通話を
行なうことができる。
【0039】また本実施例であれば、ハンズフリー通話
モードに備えて、送受話路中に音響エコーをキャンセル
するための第1のエコーキャンセラ110を設け、ハン
ズフリー通話時にはこの第1のエコーキャンセラ110
を動作させるようにしたので、音響エコーの少ない高品
質の通話を行なうことができる。この効果は、特にディ
ジタル方式のコードレス電話システムにおいては、各コ
ーデックにおける処理遅延時間が比較的大きくなるた
め、極めて有用である。
【0040】さらに本実施例では、第1のエコーキャン
セラ110を無線電話機に設けずに固定装置に設けたの
で、無線電話機の回路構成を簡単化して、無線電話機の
小形軽量化および低価格化を図ることができる。この効
果は、無線電話機の小形軽量化が最も重要な課題の一つ
であるコードレス電話システムにあっては、非常に有効
である。しかも本実施例では、通話を開始する際に無線
電話機から固定装置へ無線電話機における遅延情報を伝
送し、固定装置でこの遅延情報に応じて最適な処理モー
ドを第1のエコーキャンセラ110に設定するようにし
ている。このため、第1のエコーキャンセラ110のバ
ッファメモリの容量は低減され、また処理プログラムは
簡単化される。また、エコーキャンセラ自身のトレーニ
ングを含む装置全体のトレーニングに要する時間を短縮
することができる。
【0041】ちなみに、無線電話機から固定装置に遅延
情報を伝送せずに音響エコーキャンセラを動作させる場
合には、音響エコーキャンセラを如何なる音響エコーに
対しても対応できるように構成しなければならない。エ
コーキャンセラは、一般に適応フィルタで抽出した音声
信号をバッファメモリに一旦保持した上で入力信号と比
較するように構成されている。このため、音響エコーの
遅延量が明確ではない場合には、抽出音声信号を十分に
長い時間バッファメモリに保持させなければならず、そ
のためには大容量のバッファメモリが必要となり、さら
に複雑で膨大な処理プログラムが必要になる。また、想
定される複数種類の音響エコーに応じた複数のエコーキ
ャンセラを用意し、これらの中から適当なエコーキャン
セラを選択して使用することも考えられるが、この様に
すると固定装置に設けるエコーキャンセラの数が多くな
り、固定装置の回路構成が複雑化して高価になる。
【0042】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、図5に示すごとく無線電話機が充電
器40上にセットされているか否かを検出して制御回路
310に伝えるためのセット検出器(DET)37を設
け、この検出器37およびフックスイッチ35を用いて
通話モードを指定するようにしてもよい。
【0043】すなわち、ハンドセット通話を行なう場
合、話者は無線電話機を必ず充電器40から持上げて使
用するので、この場合にはハンドセット通話モードと見
做すことができる。したがって、例えば図6に示すごと
く制御回路310では、オフフックを監視する際にフッ
クスイッチ35の操作監視とセット検出器37の状態監
視とを繰り返し行ない、この監視によりフックスイッチ
が押されるかまたは無線電話機が充電器40から持ち上
げられたことが検出されると、これをオフフックと判断
する。そして、ステップ5cでまずベル鳴動を停止さ
せ、続いてセット検出器37がオンになっているか否か
を判定する。この判定により、セット検出器37がオフ
になったことが、つまり無線電話機が持ち上げられたこ
とが確認されれば、ハンドセット通話モードであると判
断してステップ4f〜4hを実行したのち通話状態に移
行する。これに対しセット検出器37がオン状態になっ
たままであることが、つまり無線電話機が充電器40上
に置かれたままになっていることが確認されると、ハン
ズフリー通話モードであると判断して以後ステップ4i
〜4kを実行したのち、通話状態に移行する。
【0044】この様な構成であれば、通話モード指定ス
イッチを無くすことができ、その分操作パネル部の構成
を簡単かつ小形化することができる。なお、無線電話機
を充電器40から一旦持ち上げてハンドセット通話モー
ドが設定された状態で、ハンズフリー通話モードに移行
する場合には、例えばフックスイッチ35を押すことに
よりハンズフリー通話モードに切換えることができる。
この場合には、通話中に通話信号の伝送を一時中断して
代わりに通話モードおよび遅延量情報の通知制御を行な
えばよい。また、ハンズフリー通話モードからハンドセ
ット通話モードに戻る場合にも、上記の場合と同様にフ
ックスイッチ35を押すことにより通話モードを切換え
ることができる。
【0045】その他、通話モードの指定手段としては、
ハンドセット通話用のフックスイッチとハンズフリー通
話用のフックスイッチとをそれぞれ設け、発着呼時に希
望する通話モードに対応するフックスイッチを押すこと
により指定するようにしてもよい。また、1個のフック
スイッチを1回押すかまたは続けて2回押すかにより通
話モードを指定するようにしてもよい。
【0046】さらに、例えば赤外線等を使用したリモー
トコントローラ(リモコン)を設け、ハンズフリー通話
モードによる通話を希望する場合には、このリモコンを
用いて充電器上に載置された無線電話機に対しフックス
イッチの操作情報やダイヤル情報を送るようにしてもよ
い。この様にすれば、無線電話機には全く手を触れるこ
となくハンズフリー通話モードによる通話を行なうこと
ができる。
【0047】また、ハンドセット通話に使用するスピー
カ28の他に、ベル鳴動音を発生するためのスピーカが
既に設けられている場合には、このスピーカをハンズフ
リー通話時のスピーカとして使用するようにしてもよ
い。すなわち、図5に示すごとくベル鳴動信号を拡声出
力させる場合には、切換スイッチ51を制御回路310
側に設定する。一方ハンズフリー通話モードの場合に
は、切換スイッチ51をD/A変換器25側に設定すれ
ばよい。
【0048】さらに、発光ダイオードを点灯させたり、
LCD表示器に通話モード名を表わす文字や記号、マー
ク等を表示することにより、設定中の通話モードを表示
するようにしてもよい。
【0049】その他、無線電話機の回路構成や制御回路
の制御手順および制御内容、音響エコーキャンセラの設
置位置等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の無線電話機
は、マイクロホンから出力された送話信号の信号レベル
およびスピーカから出力される受話音声のレベルをそれ
ぞれ可変するためのレベル可変手段と、ハンドセット通
話モードとハンズフリー通話モードとを指定入力するた
めの通話モード指定手段と、利得制御手段とを備える。
そして、この利得制御手段により、上記通話モード指定
手段によりハンドセット通話モードが指定された状態で
は、上記レベル可変手段の利得を所定の第1の値に設定
し、一方上記ハンズフリー通話モードが指定された状態
では、上記レベル可変手段の利得を上記第1の値よりも
大きい所定の第2の値に設定するようにしたものであ
る。
【0051】したがって本発明によれば、ハンドヘルド
形であっても必要に応じてハンズフリー通話を行なうこ
とができ、これにより使い勝ってをさらに向上させるこ
とができる無線電話機を提供することができる。
【0052】また本発明の無線電話システムは、無線電
話機に、レベル可変手段と、通話モード指定手段と、こ
の通話モード指定手段により設定された通話モードに応
じて上記レベル可変手段の利得を制御する利得制御手段
とを備え、さらに無線電話機から基地局までの送受話路
中にエコーキャンセラを設け、このエコーキャンセラに
より、少なくとも上記無線電話機のスピーカとマイクロ
ホンとの間で発生する音響エコーに対応するエコー信号
を消去するようにしたものである。
【0053】したがって本発明によれば、ハンドヘルド
形であっても必要に応じてハンズフリー通話を行なうこ
とができ、しかも高品質の通話を行ない得る無線電話シ
ステムを提供することができる。
【0054】さらに、エコーキャンセラを基地局内の送
受話路中に設ければ、高品質のハンズフリー通話を行な
うことができ、しかもそのために電話機の複雑化や大形
化、さらには消費電力の増加によるバッテリ寿命の短命
化を招かない無線電話システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話システムの
無線電話機の構成を示す回路ブロック図。
【図2】本発明の一実施例における無線電話システムの
固定装置の構成を示す回路ブロック図。
【図3】図2に示した固定装置の制御回路の制御手順お
よび制御内容を示すフローチャート。
【図4】図1に示した無線電話機の制御回路の制御手順
および制御内容を示すフローチャート。
【図5】本発明の他の実施例における無線電話機の構成
を示す回路ブロック図。
【図6】図5に示した無線電話機の制御回路の制御手順
および制御内容を示すフローチャート。
【図7】セルラ方式の無線電話システムの概略構成図。
【符号の説明】 10,70…アンテナ、11…マイクロホン、12…送
話増幅器、13…送話可変減衰器、14,63…A/D
変換器、15,64…音声符号回路(SPCOD)、1
6,65…誤り訂正符号回路(CHCOD)、17,6
6…ディジタル変調回路(MOD)、18,67…ミキ
サ、19,68…送信電力増幅器(PA)、20,69
…高周波スイッチ(SW)、21,71…受信回路(R
X)、22,72…ディジタル復調回路(DEMO
D)、23,73…誤り訂正復号回路(CHDEC)、
24,74…音声復号回路(SPDEC)、25,75
…D/A変換器、26,52…受話可変減衰器、27,
53…受話増幅器、28,54…スピーカ、31,31
0…無線電話機の制御回路(CONT)、81…固定装
置の制御回路(CONT)、32,82…周波数シンセ
サイザ(SYN)、33,83…受信電界強度検出器
(RSSI)、34…ダイヤルキー、35…フックスイ
ッチ、36…通話モード指定スイッチ、37…セット検
出器、38,51…切換スイッチ、40…充電器、41
…バッテリ、61…ラインスイッチ、62…ハイブリッ
ド回路、84…着信検出回路(16D)、100…第2
のエコーキャンセラ、110…第1のエコーキャンセ
ラ、EP…音響エコー経路。
フロントページの続き (72)発明者 大塚 公毅 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝エー・ブイ・イー株式会社日野事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局に対し無線通信回線を介して接続
    されるハンドヘルド形の無線電話機において、 送話音声を集音してこの送話音声に対応する送話信号を
    出力するためのマイクロホンと、 少なくとも受話信号に対応する受話音声を出力するため
    のスピーカと、 前記マイクロホンから出力された送話信号の信号レベル
    および前記スピーカから出力される受話音声のレベルを
    それぞれ可変するためのレベル可変手段と、 ハンドセット通話モードとハンズフリー通話モードとを
    指定入力するための通話モード指定手段と、 この通話モード指定手段によりハンドセット通話モード
    が指定された状態では前記レベル可変手段の利得を所定
    の第1の値に設定し、前記ハンズフリー通話モードが指
    定された状態では前記レベル可変手段の利得を前記第1
    の値よりも大きい所定の第2の値に設定するための利得
    制御手段とを具備したことを特徴とする無線電話機。
  2. 【請求項2】 電話網に接続される基地局と、この基地
    局に対し無線回線を介して接続されるハンドヘルド形の
    無線電話機とを備えた無線電話システムにおいて、 前記無線電話機は、 送話音声を集音してこの送話音声に対応する送話信号を
    出力するためのマイクロホンと、 少なくとも受話信号に対応する受話音声を出力するため
    のスピーカと、 前記マイクロホンから出力された送話信号の信号レベル
    および前記スピーカから出力される受話音声のレベルを
    それぞれ可変するためのレベル可変手段と、 ハンドセット通話モードとハンズフリー通話モードとを
    指定入力するための通話モード指定手段と、 この通話モード指定手段によりハンドセット通話モード
    が指定された状態では前記レベル可変手段の利得を所定
    の第1の値に設定し、前記ハンズフリー通話モードが指
    定された状態では前記レベル可変手段の利得を前記第1
    の値よりも大きい所定の第2の値に設定するための利得
    制御手段とを備え、 かつ前記無線電話機から前記基地局までの送受話路中に
    は、少なくとも前記無線電話機のスピーカとマイクロホ
    ンとの間で発生する音響エコーに対応するエコー信号を
    消去するためのエコーキャンセラを備えたことを特徴と
    する無線電話システム。
  3. 【請求項3】 エコーキャンセラは、基地局内の送受話
    路中に設けられることを特徴とする請求項2に記載の無
    線電話システム。
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