JP2005150909A - 受話音質調整機能付きボタン電話装置 - Google Patents

受話音質調整機能付きボタン電話装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005150909A
JP2005150909A JP2003382302A JP2003382302A JP2005150909A JP 2005150909 A JP2005150909 A JP 2005150909A JP 2003382302 A JP2003382302 A JP 2003382302A JP 2003382302 A JP2003382302 A JP 2003382302A JP 2005150909 A JP2005150909 A JP 2005150909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key telephone
sound quality
quality adjustment
key
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003382302A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Yoshida
達夫 吉田
Masayoshi Ohashi
正欣 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP2003382302A priority Critical patent/JP2005150909A/ja
Publication of JP2005150909A publication Critical patent/JP2005150909A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 ボタン電話機毎の受話音質調整状態を、使用する外線毎に設定可能にし、利用者の好みや設置場所による用途への適合を図ると共に、外線の種類に応じて最適な受話音質にする。
【解決手段】 1以上の外線および複数の内線を有し、受話音質調整状態データを記憶する状態記憶手段F44と、受話音質調整状態データをボタン電話機20が通話状態になったときに送信する状態データ送信手段F40を備えたボタン電話主装置10と、周波数帯域フィルタ26と、音質調整キー31と、ボタン電話主装置10から受話音質調整状態データを受信するデータ送受信手段F50と、状態制御手段F52とを備えた複数のボタン電話機20とからなるボタン電話装置において、ボタン電話主装置10から受話音質調整状態データを送信し、これをボタン電話機20で受信すると、受話音質調整状態データF51を上書き設定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、受話音質の調整機能を備えたボタン電話装置に関し、特に電話機毎に受話音質を設定できるようにしたボタン電話装置に関するものである。
ボタン電話装置における受話音の調整機能としては、受話音の音量(大きさの制御)を調整できる機能(以下、受話音量調整機能という)と、受話音の音質(音声周波数帯域の制御)を調整できる機能(以下、受話音質調整機能という)があり、受話音量調整機能は一般的に使用されている。一方、受話音質調整機能については、周囲騒音によって音声周波数帯域を自動的に切替できるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような受話音質調整機能は、移動電話機に関しては有効であるが、一般家庭や事務所等で固定的に使用するボタン電話機では必要性が少なく、利用価値が低かった。
さらに、ボタン電話機の内部で単独に受話音質調整機能を実施しており、ボタン電話装置等の構内電話システムに適用した場合、外線の種類(一般アナログ回線、ISDN回線、専用線、VoIP(Voice over Internet Protocol)回線、等)や、利用者の好み、及び設置場所による用途によっては充分に適合できない状況が発生している。
すなわち、ボタン電話機の設置場所が騒がしいところでは、受話音質調整は低周波数側(低音域)を強調し、受話音の音質を軟らかいものとして聞きやすくする必要があるし、逆に、設置場所が静かなところでは受話音質調整は標準としておけば良い。また、外線の種類によって、専用線やVoIP回線を使用する場合は、一般回線やISDN回線に比べて、音質を調整して聞きやすい音にする必要がある。
特開平7−273840号公報
本発明は、ボタン電話装置等の構内電話システムで、受話音質調整機能を備えたボタン電話機を使用したときに、ボタン電話主装置で、ボタン電話機毎の受話音質調整状態を設定可能にし、利用者の好みや、設置場所による用途への適合を図ると共に、ボタン電話機が故障し、代品交換した場合にも、受話音質調整状態を再設定せずに運用可能とすることを第1の目的とする。
また、本発明は、ボタン電話機が外線通話中に受話音質調整部の操作を行った場合、その受話音質調整状態を、該ボタン電話機と対応させた外線毎にボタン電話主装置に記憶しておき、次の外線通話を行ったときに、記憶していた該ボタン電話機と対応させた外線毎の受話音質調整状態を再設定し、外線の種類に応じて最適な受話音質にすることを第2の目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、1以上の外線および複数の内線を有するボタン電話主装置と、前記内線に接続されるとともに受話音質調整部を有する複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、前記ボタン電話主装置が、前記ボタン電話機毎の受話音質調整状態を設定・記憶しておく状態記憶手段と、前記ボタン電話機が通話状態になったとき、該ボタン電話機に対応した前記状態記憶手段の内容を該ボタン電話機に送信する状態データ送信手段とを備え、前記ボタン電話機が、前記ボタン電話主装置から前記状態データ送信手段により送信された受話音質調整状態を受信すると前記受話音質調整部に受話音質調整状態を設定する状態制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記ボタン電話主装置の前記状態記憶手段は、前記ボタン電話機が外線通話中に受話音質調整部の操作による受話音質調整状態を、該ボタン電話機と対応させた外線毎に設定・記憶しておく状態記憶手段であることを特徴とする。
本発明によれば、ボタン電話装置等の構内電話システムで、受話音質調整機能を備えたボタン電話機を使用したときに、ボタン電話機毎の利用者の好みや、設置場所による用途に応じて、ボタン電話機の受話音質調整状態を設定することができ、受話音質調整状態はボタン電話主装置に記憶され、外線通話時にボタン電話機へ送られることにより、ボタン電話機が故障し、代品交換した場合にも、受話音質調整状態を再設定せずに運用できる。
また、本発明によれば、ボタン電話機で外線通話中に受話音質調整部の操作を行った場合、その受話音質調整状態を、該ボタン電話機と対応させた外線毎にボタン電話主装置に記憶しておき、次に外線通話を行ったときに、記憶していた受話音質調整状態を再設定し、常に最適な受話音質調整状態で運用できる。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、ボタン電話装置としてボタン電話主装置と該主装置に接続された有線式ボタン電話機を例にあげて説明する。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、有線式ボタン電話機の代わりに無線式ボタン電話機を用いることができる。また、本発明は、ボタン電話装置で実施するだけでなく、ボタン電話機を収容する構内交換装置で実施してもよい。なお、VoIP回線は、VoIPアダプタを使用し一般アナログ回線、またはISDN回線に収容する形態も含まれる。
図1は、本発明に係るボタン電話装置を構成する1以上の外線および複数の内線を有するボタン電話主装置10の構成概略図である。図2は、本発明に係るボタン電話装置を構成する前記内線に接続されるボタン電話機20の構成概略図である。図3は、本発明の中央制御部11と、記憶部16と、制御部21の機能ブロック図である。図4は本発明のボタン電話主装置10の中央制御部11の各手段の概略フローチャートである。図5は、本発明のボタン電話機20の制御部21内の概略フローチャートである。
まず、図1を用いてボタン電話主装置10の構成の概要を説明する。ボタン電話主装置10は、中央制御部11と、通話路スイッチ12と、1以上の外線回路13−1〜13−nと、トーン送出部14と、複数の内線回路15−1〜15−nと、記憶部16を有して構成される。
中央制御部11は、ボタン電話主装置10の各回路からの入力情報(ボタン電話機15−1〜15−nからの情報も含む)に対する解析や判断、記憶部16に対する情報の入出力、各回路の制御を行う。
通話路スイッチ12は、ボタン電話主装置10内の交換処理(外線と内線の接続、各音源の内線、外線への接続)を行う。
外線回路13−1〜13−nは、外線(一般アナログ回線、ISDN回線、専用線、VoIP回線等)に接続されるインタフェース回路である。
トーン送出部14は、内線にダイヤルトーンや話中音を送出するとき、および外線へ保留音を送出するとき等に、通話路スイッチ12を経由して外線や内線に接続される。
内線回路15−1〜15−nは、ボタン電話機20−1〜20−nと、音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
記憶部16は、通常の記憶部としての働きの他に、ボタン電話機20−1〜20−n毎の受話音質調整状態、及びボタン電話機20−1〜20−nと対応させた外線回路13−1〜13−n毎の受話音質調整状態を記憶しておく働きを有している。
次に、図2を用いてボタン電話機20の構成の概要を説明する。ボタン電話機20は、制御部21と、データ送受信回路22と、音声処理部23と、スピーカ24と、送受話器25と、周波数帯域フィルタ26と、LCD表示器27と、ダイヤルキー28と、外線キー29と、機能キー30と、音質調整キー31を有して構成される。
制御部21は、ボタン電話機20内の各回路からの入力情報に対する解析や判断、各回路の制御を行い、周波数帯域フィルタ26の制御を行う。
データ送受信回路部22は、ボタン電話主装置10の内線回路15−1〜15−nに接続され、音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
音声処理部23は、音声のデジタル/アナログ変換、アナログ/デジタル変換と、ボタン電話機20内のスピーカ24や送受話器25等との通話路切替および音量(音の大きさ)を制御する。
スピーカ24は、外線や内線の着信音送出や、スピーカによる拡声受話に使用する。
送受話器25は、一般的な通話時の送話、受話を行うためのハンドセットである。
周波数帯域フィルタ26は、受話音声の周波数帯域を選択するためのフィルタであり、受話音声の周波数を高周波数帯域に制限する高域フィルタと、低周波数帯域に制限する低域フィルタとで構成され、各フィルタは各々独立して選択することができる。すなわち、高域フィルタのみを選択した場合には、音声処理部23から出力される信号のうち高周波数側が通過されて送受話器25から受話音声として出力されるため、高周波数側(高音域)が強調され、聞き取り易い受話音声となり。逆に、低域フィルタのみを選択した場合には、低周波数側(低音域)が強調され、受話音声の音質が軟らかいものとなる。また、高域フィルタと低域フィルタの両方を選択した場合には、通常の音質(フラット特性)となる。
LCD表示器27は、ボタン電話機20から外線に発信したときの相手電話番号、通話時間、通話料金等の表示を行う。
ダイヤルキー28は、相手電話番号の入力に使用する。また、各種設定の入力手段としても用いられる。
外線キー29は、複数ある外線から使用したい外線を選択するためのボタンである。
機能キー30は、ボタン電話装置で一般的に使用する保留や拡声受話、各種設定への移行等のボタンである。
音質調整キー31は、通話中の受話音声の音質を高音域にするか、低音域にするか、フラット特性にするかの選択に用いるボタンであり、その押下によって順次音質特性を選択していく。音質調整キー31は、独立したキーとして設けてもよく、他のキーを特別な操作(例えば、*キーと図示を省略した音量調整キーを同時に押下するなどの操作)をすることによって音質調整キーとしての機能を達成してもよい。
次に、図3を用いて、ボタン電話主装置10の中央制御部11内と、記憶部16内の機能構成の概要、およびボタン電話機20の制御部21内の機能構成の概要を説明する。なお、図3は、本発明に関係する部分のみを図示してある。
また、図3では、ボタン電話主装置10の記憶部16内の状態記憶手段F44は、ボタン電話機20が外線通話中に、音質調整キー31の操作による受話音質調整状態(高音域、フラット特性、低音域のいずれか)を該ボタン電話機と対応させた外線毎に記憶しておくことで説明するが、このような構成ではなくて、ボタン電話機毎に受話音質調整状態を予め設定・登録しておくことで実施できることは自明である。
図3において、ボタン電話主装置10の中央制御部11は、データ送受信手段F40と、状態データ送信手段F41と、通話状態判定手段F42とを有している。また、ボタン電話主装置10の記憶部16は、受話音質調整状態送信要求F43と、状態記憶手段F44とを有している。一方、ボタン電話機20の制御部21は、データ送受信手段F50と、受話音質調整状態データF51と、状態制御手段F52と、音質調整入力手段F53とを有している。
ボタン電話主装置10の中央制御部11内のデータ送受信手段F40は、図示していない周期起動手段により一定周期(例えば、100ミリ秒)で起動され、内線回路15を経由し、ボタン電話機20と各種データの送受信を行っている。本発明に係る処理内容としては、ボタン電話機20の音質調整キー31の入力を監視する音質調整入力手段F53が音質調整キー31を検出し、受話音質調整を行ったデータを受信すると、記憶部16の該ボタン電話機に対応した外線毎の状態記憶手段F44に受話音質調整状態データを記憶すると共に、受話音質調整状態送信要求F43をセットする。また、状態データ送信手段F41より、ボタン電話機20に送信すべき受話音質調整状態データを受け取ると、内線回路15を経由してボタン電話機20へ受話音質調整状態データを送信する機能を持った手段である。
状態データ送信手段F41は、ボタン電話機20(20−1〜20−n)に対応した記憶部16の受話音質調整状態送信要求F43がセットされていることを検出すると、状態記憶手段F44に記憶されている該ボタン電話機に対応した外線毎の受話音質調整状態データの送信を、データ送受信手段F40に通知すると共に、受話音質調整状態送信要求F43をリセットする機能を持った手段である。
通話状態判定手段F42は、ボタン電話機20が通話状態になったことを検出すると、該ボタン電話機に対応する記憶部16の受話音質調整状態送信要求F43をセットする機能を持った手段である。
記憶部16内の受話音質調整状態送信要求F43は、ボタン電話機20(20−1〜20−n)毎に設けられており、対応のボタン電話機20が通話状態になったときに、中央制御部11内の通話状態判定手段F42、及びデータ送受信手段F40が受話音質調整状態データを受信したときにセットされる記憶手段である。
状態記憶手段F44は、ボタン電話機20(20−1〜20−n)毎に設けられ、内訳としては、外線回路15−1〜15−n毎の受話音質調整状態データ(高音域、フラット特性、低音域のいずれか)と、内線相互通話時の受話音質調整状態データから構成される記憶手段である。
ボタン電話機20の制御部21内のデータ送受信手段F50は、ボタン電話主装置10からのポーリング要求を検出し、データの送受信を行う手段である。
受話音質調整状態データF51は、データ送受信手段F50が受信した受話音質調整状態データ(高音域、フラット特性、低音域のいずれか)を記憶する手段である。
状態制御手段F52は、受話音質調整状態データF51に記憶されている受話音質調整状態を周波数帯域フィルタ26に指示する。また、図示していないが、受話音量切替による受話音量状態を音声処理部12に指示する機能も併せ持った手段である。
音質調整入力手段F53は、通話中に音質調整キー31の押下により、受話音声の音質を、高音域、フラット特性、低音域(以下、押下の度に繰り返す)と順次切替え、受話音質調整データF51を上書きすると共に、データ送受信手段F50に受話音質調整データの送信を通知する機能を持った手段である。
次に、図4を用いて、ボタン電話主装置10の中央制御部11内の状態データ送信手段F41がデータ送受信手段F40から内線回路15を経由し、ボタン電話機20へ受話音質調整状態データを送信する動作と、データ送受信手段F40がボタン電話機20より受信した受話音質調整状態データを記憶する動作を説明する。なお、図4は、本発明に関係する部分を主体に図示してある。
ボタン電話主装置10は、複数のボタン電話機20−1〜20−nに対する処理を一定周期(例えば、100ミリ秒)で順次行っており、図4に示す通り1台のボタン電話機へのデータ送受信が終了すると、次電話機の送受信処理に移行するが、以下の説明では「次電話機の送受信処理」への移行部分については説明を省略し、1台のボタン電話機に対する処理に限定している。
データ送受信手段F40は、図示していないが、最初に内線回路15経由でボタン電話機20を起動する(ポーリング処理という)。その結果、ボタン電話機20より内線回路15経由で、データが送信されてくる。この送信されてきたデータを受信すると、受話音質調整状態データを受信したかの判定を行う(S60)。
受話音質調整状態データを受信した場合、データ送受信手段F40は、記憶部16の状態記憶手段F44の中の、該ボタン電話機に対応した外線回路15−1〜15−nに対応したメモリに受話音質調整状態データを記憶させる(S61)。なお、該ボタン電話機が内線相互通話中の場合は、内線相互通話時のメモリに記憶させる。さらに、記憶部16にボタン電話機毎に設けられている、受話音質調整状態送信要求をセットする(S62)。
状態データ送信手段F41は、記憶部16の受話音質調整状態送信要求がセットされているかを判定し(S64)、セットされている場合は、対応ボタン電話機の対応外線メモリ(内線相互通話中の場合は、内線相互通話時のメモリ)に記憶されている受話音質調整状態データを、データ送受信手段F40に引き渡し、内線回路15経由でボタン電話機20へ送信する(S65)。また、セットされていた受話音質調整状態送信要求F43をリセットし(S66)、次周期での二重送信を防止する。
受話音質調整状態データ受信か?の判定(S60)で、受話音質調整状態データ以外を受信した場合、他の受信データ処理を行う(S63)。
受話音質調整状態送信要求有り?の判定(S64)で、受話音質調整状態の送信要求がセットされてなかった場合、他のデータをボタン電話機へ送信する(S67)。
次に、図5を用いて、ボタン電話機20の制御部21内の処理を説明する。図5は、本発明に関する手段を主体に図示してある。
電源投入で処理が開始され、制御部21は各種初期設定(図示していない)を行い、その初期設定の中で、受話音質調整状態データF51に初期値(例えば、フラット特性)を設定する(S70)。
初期設定が終了すると通常処理に移行し、ボタン電話主装置10からのポーリング要求が有るかの判定を行う(S71)。このポーリング処理とは、ボタン電話主装置10から一定周期(例えば、100ミリ秒)毎に、データ送受信の要求が来ること、すなわちボタン電話機20は、ボタン電話主装置10に従属してデータ送受信を行っていることを示す。
ボタン電話主装置10からのポーリング要求が有った場合、ボタン電話機20は、ボタン電話主装置10との間で、データ送受信を行う(S72)。次に、受信したデータが受話音質調整状態かの判定を行う(S73)。
受話音質調整状態を受信した場合、ステップS70で初期設定した受話音質調整状態データF51に、受信した受話音質調整状態データを上書き設定する(S74)。その後、通常処理の先頭(S71)に移行する。
ステップS73で受話音質調整状態を受信しなかった場合(他のデータ、例えば、LCD表示器27への表示文字)、他の受信データ処理を行い(S75)、その後、通常処理の先頭(S71)に移行する。
ステップS71で、ボタン電話主装置10からのポーリング要求がなかった場合、制御部21は、ボタン電話機20の内部処理に移行し、受話音質調整状態データF51の内容(高音域、フラット特性、低音域のいずれか)に従い、周波数帯域フィルタ26へ出力する(S76)。次に、音質調整キー31が押下されたかの判定を行う(S77)。
音質調整キー31が押下されていない場合、他の処理(ダイヤルキー、外線キー、機能キー、等の押下確認)を行い(S81)、その後、通常処理の先頭(S71)に移行する。
ステップS77で、音質調整キー31が押下された場合、受話音質調整状態データF51の内容(高音域、フラット特性、低音域のいずれか)を変更(例えば、高音域の場合はフラット特性へ、フラット特性の場合は低音域へ、低音域の場合は高音域へ)し(S78)、受話音質調整状態データF51に、変更した受話音質調整状態データを上書き設定する(S79)。また、変更したことをボタン電話主装置10へ通知するため、受話音質調整状態データのデータ送信要求をセットする(S80)。これにより次回のボタン電話主装置10とのデータ送受信(S72)で、受話音質調整状態データがボタン電話主装置10へ送信される。
本発明に係るボタン電話装置10の構成概略図 本発明に係るボタン電話機20の構成概略図 本発明の中央制御部11と、記憶部16と、制御部21の機能ブロック図 本発明のボタン電話主装置10の中央制御部11内のフローチャート 本発明のボタン電話機20の制御部21内のフローチャート
符号の説明
10 ボタン電話主装置
11 中央制御部
12 通話路スイッチ
13 外線回路
14 トーン送出部
15 内線回路
16 記憶部
20 ボタン電話機
21 制御部
22 データ送受信回路
23 音声処理部
24 スピーカ
25 送受話器
26 周波数帯域フィルタ
27 LCD表示器
28 ダイヤルキー
29 外線キー
30 機能キー
31 音質調整キー
F40 データ送受信手段
F41 状態データ送信手段
F42 通話状態判定手段
F43 受話音質調整状態送信要求
F44 状態記憶手段
F50 データ送受信手段
F51 受話音質調整状態データ
F52 状態制御手段
F53 音質調整入力手段

Claims (4)

  1. 1以上の外線および複数の内線を有するボタン電話主装置と、前記内線に接続されるとともに受話音質調整部を有する複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、
    前記ボタン電話主装置が、前記ボタン電話機毎の受話音質調整状態を設定・記憶しておく状態記憶手段と、前記ボタン電話機が通話状態になったとき、該ボタン電話機に対応した前記状態記憶手段の内容を該ボタン電話機に送信する状態データ送信手段とを備え、
    前記ボタン電話機が、前記ボタン電話主装置から前記状態データ送信手段により送信された受話音質調整状態を受信すると前記受話音質調整部に受話音質調整状態を設定する状態制御手段とを備えた
    ことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    前記ボタン電話主装置の前記状態記憶手段は、前記ボタン電話機が外線通話中に受話音質調整部の操作による受話音質調整状態を、該ボタン電話機と対応させた外線毎に設定・記憶しておく状態記憶手段であることを特徴とするボタン電話装置。
  3. 1以上の外線および複数の内線を有するボタン電話主装置と、前記内線に接続されるとともに受話音質調整部を有する複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置を構成するボタン電話主装置において、
    前記ボタン電話機毎の受話音質調整状態を前記ボタン電話機が外線通話中に受話音質調整部の操作による受話音質調整状態を、該ボタン電話機と対応させた外線毎に設定・記憶しておく状態記憶手段と、
    前記ボタン電話機が通話状態になったとき、該ボタン電話機に対応した前記状態記憶手段の内容を該ボタン電話機に送信する状態データ送信手段とを備えた
    ことを特徴とするボタン電話主装置。
  4. 1以上の外線および複数の内線を有するボタン電話主装置と、前記内線に接続されるとともに受話音質調整部を有する複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置を構成するボタン電話機において、
    前記ボタン電話主装置から前記状態データ送信手段により送信された受話音質調整状態を受信すると前記受話音質調整部に受話音質調整状態を設定する状態制御手段とを備えた
    ことを特徴とするボタン電話機。
JP2003382302A 2003-11-12 2003-11-12 受話音質調整機能付きボタン電話装置 Pending JP2005150909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382302A JP2005150909A (ja) 2003-11-12 2003-11-12 受話音質調整機能付きボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382302A JP2005150909A (ja) 2003-11-12 2003-11-12 受話音質調整機能付きボタン電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005150909A true JP2005150909A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34691413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003382302A Pending JP2005150909A (ja) 2003-11-12 2003-11-12 受話音質調整機能付きボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005150909A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281814A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Oki Electric Ind Co Ltd 帯域補正装置
JP2019001313A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 アルパイン株式会社 車内通話装置、車内通話システム、及び車内通話の制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281814A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Oki Electric Ind Co Ltd 帯域補正装置
JP4635942B2 (ja) * 2006-04-05 2011-02-23 沖電気工業株式会社 帯域補正装置
JP2019001313A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 アルパイン株式会社 車内通話装置、車内通話システム、及び車内通話の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003319062A (ja) ハンズフリー携帯電話機およびハンズフリー切替プログラム
JPH05103070A (ja) 無線電話機および無線電話システム
US20220286538A1 (en) Earphone device and communication method
JP2005150909A (ja) 受話音質調整機能付きボタン電話装置
JP3931402B2 (ja) コードレス電話機
JP5042601B2 (ja) 通信端末装置、通信端末装置制御方法、通信端末装置制御プログラム及び記録媒体
JP4094616B2 (ja) Ip電話機
JP2007013876A (ja) コードレス電話装置
JP3004855B2 (ja) ボタン電話装置
JP2005136788A (ja) 受話音調整機能付き通信端末装置
JP2004229213A (ja) 携帯通信端末
JP3806592B2 (ja) 携帯通信機器
JP2836203B2 (ja) 無線電話方式
JP3039767B2 (ja) 無線通信装置
KR200347947Y1 (ko) 녹음방식을 이용한 전화벨 발생시스템
JP2000224098A (ja) 携帯電話機
KR101106768B1 (ko) 블루투스를 이용한 다기능 통신장치
JP4348911B2 (ja) 通話システム
JP2002158772A (ja) ボタン電話装置とその話中転送方法
KR100703386B1 (ko) 외부장치에서 휴대단말기의 기능수행 장치 및 방법
JP2008079154A (ja) Ip電話装置、通話パス切替方法、およびip電話装置用制御装置
JP2001036615A (ja) 携帯音響機器携帯電話システム
JPH11266291A (ja) 通信装置および記憶媒体
JPH0974442A (ja) デジタルコードレス電話装置
JPH04372251A (ja) コードレス電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070109