JPH09261331A - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- JPH09261331A JPH09261331A JP8091885A JP9188596A JPH09261331A JP H09261331 A JPH09261331 A JP H09261331A JP 8091885 A JP8091885 A JP 8091885A JP 9188596 A JP9188596 A JP 9188596A JP H09261331 A JPH09261331 A JP H09261331A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 公衆回線網を介した通話と公衆回線網を介さ
ない通話のいずれでも、適切な受話音量で通話可能とす
る。 【解決手段】 受話スピーカ3の入力側に受話音量レベ
ル可変回路8を設け、この受話音量レベル可変回路8を
受話音量レベル制御回路9が制御し、通話が公衆回線網
を介するときと介さないときとで受話音量レベルを可変
設定し、家庭モードでの内線通話、トランシーバモード
通話など公衆回線網を介さない通話を行う場合、該通話
時に最適な受話音量が得られる標準レベルに設定し、家
庭内での外線通話、公衆モードでの移動通信など公衆回
線網を介した通話をする場合には、公衆回線網を介さな
いときより相対的に受話音量レベルを6dBだけ上げる
設定をする。
ない通話のいずれでも、適切な受話音量で通話可能とす
る。 【解決手段】 受話スピーカ3の入力側に受話音量レベ
ル可変回路8を設け、この受話音量レベル可変回路8を
受話音量レベル制御回路9が制御し、通話が公衆回線網
を介するときと介さないときとで受話音量レベルを可変
設定し、家庭モードでの内線通話、トランシーバモード
通話など公衆回線網を介さない通話を行う場合、該通話
時に最適な受話音量が得られる標準レベルに設定し、家
庭内での外線通話、公衆モードでの移動通信など公衆回
線網を介した通話をする場合には、公衆回線網を介さな
いときより相対的に受話音量レベルを6dBだけ上げる
設定をする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機に係り、とく
にPHS、コードレス電話などで公衆回線網を介した通
話と公衆回線網を介さない通話が可能な電話機に関す
る。
にPHS、コードレス電話などで公衆回線網を介した通
話と公衆回線網を介さない通話が可能な電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルコードレス電話の子機
を屋外でも使用できるようにしたPHS(パーソナルハ
ンディホンシステム)が実用化され、急速に普及しつつ
ある。このPHSは、簡易携帯電話のほかに種々の機能
が付加されており、通話モードが、(1)陸上移動局と
して公衆回線網を介した通話、(2)家庭、事業所等で
親子電話の子機として親機との内線通話、(3)家庭、
事業所等で親子電話の子機として親機と公衆回線網を介
した外線通話、(4)子機相互間でのトランシーバ通
話、という4つの種類に切り換わるようになっている。
を屋外でも使用できるようにしたPHS(パーソナルハ
ンディホンシステム)が実用化され、急速に普及しつつ
ある。このPHSは、簡易携帯電話のほかに種々の機能
が付加されており、通話モードが、(1)陸上移動局と
して公衆回線網を介した通話、(2)家庭、事業所等で
親子電話の子機として親機との内線通話、(3)家庭、
事業所等で親子電話の子機として親機と公衆回線網を介
した外線通話、(4)子機相互間でのトランシーバ通
話、という4つの種類に切り換わるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のP
HSは、上記4つの通話モードにおいて受話音量レベル
が全て同じに設定されていたため、例えば、親機との内
線通話や子機相互間でのトランシーバ通話の如く、相手
機器と電波により直接通話するときに適した受話音量レ
ベルに設定してある場合、移動局や親機を介した外線通
話の如く、公衆回線網を介して通話をするとき、回線途
中での損失が大きく、受話音量が小さくなって聞き取り
にくくなってしまう問題があった。本発明は上記した従
来技術の問題に鑑み、公衆回線網を介した通話と公衆回
線網を介さない通話のいずれでも、適切な受話音量で通
話できる電話機を提供することを、その目的とする。
HSは、上記4つの通話モードにおいて受話音量レベル
が全て同じに設定されていたため、例えば、親機との内
線通話や子機相互間でのトランシーバ通話の如く、相手
機器と電波により直接通話するときに適した受話音量レ
ベルに設定してある場合、移動局や親機を介した外線通
話の如く、公衆回線網を介して通話をするとき、回線途
中での損失が大きく、受話音量が小さくなって聞き取り
にくくなってしまう問題があった。本発明は上記した従
来技術の問題に鑑み、公衆回線網を介した通話と公衆回
線網を介さない通話のいずれでも、適切な受話音量で通
話できる電話機を提供することを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話機で
は、公衆回線網を介した通話と公衆回線網を介さない通
話が可能な電話機において、受話音量レベルを可変する
受話音量レベル可変手段と、受話音量レベル可変手段を
制御し、通話が公衆回線網を介するときと介さないとき
とで受話音量レベルを可変設定し、通話が公衆回線網を
介するときは介さないときより相対的に受話音量レベル
を一定量上げる受話音量レベル可変制御手段とを備えた
ことを特徴としている。
は、公衆回線網を介した通話と公衆回線網を介さない通
話が可能な電話機において、受話音量レベルを可変する
受話音量レベル可変手段と、受話音量レベル可変手段を
制御し、通話が公衆回線網を介するときと介さないとき
とで受話音量レベルを可変設定し、通話が公衆回線網を
介するときは介さないときより相対的に受話音量レベル
を一定量上げる受話音量レベル可変制御手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明に係る電話機によれば、受話音量レベル
可変手段を制御し、通話が公衆回線網を介するときと介
さないときとで受話音量レベルを可変設定し、通話が公
衆回線網を介するときは介さないときより相対的に受話
音量レベルを一定量上げる。これにより、公衆回線網を
介さない通話時に適切な受話音量レベルに設定する一
方、公衆回線網を介した通話時には受話音量レベルを自
動的に一定量上げて、公衆回線網を介した通話時にも適
切な受話音量で通話可能とできる。
可変手段を制御し、通話が公衆回線網を介するときと介
さないときとで受話音量レベルを可変設定し、通話が公
衆回線網を介するときは介さないときより相対的に受話
音量レベルを一定量上げる。これにより、公衆回線網を
介さない通話時に適切な受話音量レベルに設定する一
方、公衆回線網を介した通話時には受話音量レベルを自
動的に一定量上げて、公衆回線網を介した通話時にも適
切な受話音量で通話可能とできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例に係るP
HSのブロック図である。1はアンテナ、2は送話マイ
ク、3は受話スピーカ、4は後述するシステムコントロ
ーラの制御により着信時に呼び出し音を発するリンガで
あり、公衆回線網からの着信時と内線による親機からの
着信時とで呼び出し音が異なる。5は公衆基地局、家庭
の親機、他の子機などとの間で各種制御信号と音声信号
を送受する送・受信部であり、通話時に送話マイク2か
ら音声信号を入力し、ディジタル化して外部に送信した
り、外部から受信したディジタル音声信号をアナログ化
し、受話スピーカ3の側に出力する。6は各種キー操作
を行うためのキーマトリクスであり、電源オン/オフ、
屋外で移動通信を行うための公衆モード,家庭、事業所
等でディジタルコードレス電話機の子機として用いる家
庭モード,子機相互間でトランシーバとして用いるトラ
ンシーバモードなどの使用モード切り換えキー、オフフ
ックキーとオンフックキー、ダイヤルキー、内線キー、
などが設けられている。
HSのブロック図である。1はアンテナ、2は送話マイ
ク、3は受話スピーカ、4は後述するシステムコントロ
ーラの制御により着信時に呼び出し音を発するリンガで
あり、公衆回線網からの着信時と内線による親機からの
着信時とで呼び出し音が異なる。5は公衆基地局、家庭
の親機、他の子機などとの間で各種制御信号と音声信号
を送受する送・受信部であり、通話時に送話マイク2か
ら音声信号を入力し、ディジタル化して外部に送信した
り、外部から受信したディジタル音声信号をアナログ化
し、受話スピーカ3の側に出力する。6は各種キー操作
を行うためのキーマトリクスであり、電源オン/オフ、
屋外で移動通信を行うための公衆モード,家庭、事業所
等でディジタルコードレス電話機の子機として用いる家
庭モード,子機相互間でトランシーバとして用いるトラ
ンシーバモードなどの使用モード切り換えキー、オフフ
ックキーとオンフックキー、ダイヤルキー、内線キー、
などが設けられている。
【0007】7はキーマトリクス6でのキー操作を受け
付けたり、送・受信部5を介して外部と制御信号を授受
してPHSの全体的な動作制御を司るシステムコントロ
ーラであり、電源のオン/オフ、使用モードの切り換
え、公衆モード時の公衆回線網との間での発信接続,着
信接続,終話等の各移動通信処理、家庭モード時の親機
を介した公衆回線網との間の発信接続,着信接続,終話
等の各外線通信処理、家庭モード時の親機との間の内線
での発信接続,着信接続,終話等の各内線通信処理、ト
ランシーバモード時の他の子機との間のトランシーバ通
信処理を実行する。システムコントローラ7は、公衆モ
ード、家庭モード、トランシーバモードの各使用モード
を内蔵メモリ(図示せず)に登録して管理しており、更
に、使用モードが家庭モードとなった場合、通話が外線
モードと内線モードのいずれの種類かも管理しており、
これらの管理情報を後述する受話音量レベル制御回路に
出力する機能を有している。
付けたり、送・受信部5を介して外部と制御信号を授受
してPHSの全体的な動作制御を司るシステムコントロ
ーラであり、電源のオン/オフ、使用モードの切り換
え、公衆モード時の公衆回線網との間での発信接続,着
信接続,終話等の各移動通信処理、家庭モード時の親機
を介した公衆回線網との間の発信接続,着信接続,終話
等の各外線通信処理、家庭モード時の親機との間の内線
での発信接続,着信接続,終話等の各内線通信処理、ト
ランシーバモード時の他の子機との間のトランシーバ通
信処理を実行する。システムコントローラ7は、公衆モ
ード、家庭モード、トランシーバモードの各使用モード
を内蔵メモリ(図示せず)に登録して管理しており、更
に、使用モードが家庭モードとなった場合、通話が外線
モードと内線モードのいずれの種類かも管理しており、
これらの管理情報を後述する受話音量レベル制御回路に
出力する機能を有している。
【0008】8は送・受信部5の音声信号出力側に設け
られた電圧制御ゲイン可変アンプ(VCA)から成る受
話音量レベル可変回路、9は通話が公衆回線網を介した
ものか、公衆回線網を介さないものかによって、受話音
量レベル可変回路8に加える制御電圧を変えて、受話音
量レベルを可変する受話音量レベル制御回路であり、こ
こではマイクロコンピュータで構成されているものとす
る。
られた電圧制御ゲイン可変アンプ(VCA)から成る受
話音量レベル可変回路、9は通話が公衆回線網を介した
ものか、公衆回線網を介さないものかによって、受話音
量レベル可変回路8に加える制御電圧を変えて、受話音
量レベルを可変する受話音量レベル制御回路であり、こ
こではマイクロコンピュータで構成されているものとす
る。
【0009】次に、上記した実施例の動作を図2、図3
を参照して説明する。図2はPHSの使用形態の説明
図、図3は受話音量レベル制御回路9の動作を示すフロ
ーチャートである。図2において、10はPHS、11
はPHS親機、12は公衆回線網、13は移動通信用の
基地局、14は他のPHSである。家庭モードでの内線通話(図2(1)参照) 電源オン後、PHS10を家庭等でディジタルコードレ
ス電話の子機として使いたい場合、家庭モードに切り換
える操作をすると、システムコントローラ7は家庭モー
ドに切り換え設定する。家庭モードではシステムコント
ローラ7はPHS親機11との間で制御チャネルの捕
捉、待ち受けを行う。PHS親機11に対し内線通話を
したいとき、内線キーを押す。すると、システムコント
ローラ7はPHS親機11に内線通話要求を行い、受け
付けられれば接続制御をし、送・受信部5により送話マ
イク2からの音声信号をPHS親機11の側に送信さ
せ、PHS親機11からの音声信号を受信して受話スピ
ーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中にPHS親
機11の側から内線通話要求があると、通話許可条件が
成立するかチェックし、OKであれば内線用の呼び出し
音を鳴らし、内線キーの操作後、接続制御をし、送・受
信部5により送話マイク2からの音声信号をPHS親機
11に送信させ、基地局からの音声信号を受信して受話
スピーカ3の側に出力させる。
を参照して説明する。図2はPHSの使用形態の説明
図、図3は受話音量レベル制御回路9の動作を示すフロ
ーチャートである。図2において、10はPHS、11
はPHS親機、12は公衆回線網、13は移動通信用の
基地局、14は他のPHSである。家庭モードでの内線通話(図2(1)参照) 電源オン後、PHS10を家庭等でディジタルコードレ
ス電話の子機として使いたい場合、家庭モードに切り換
える操作をすると、システムコントローラ7は家庭モー
ドに切り換え設定する。家庭モードではシステムコント
ローラ7はPHS親機11との間で制御チャネルの捕
捉、待ち受けを行う。PHS親機11に対し内線通話を
したいとき、内線キーを押す。すると、システムコント
ローラ7はPHS親機11に内線通話要求を行い、受け
付けられれば接続制御をし、送・受信部5により送話マ
イク2からの音声信号をPHS親機11の側に送信さ
せ、PHS親機11からの音声信号を受信して受話スピ
ーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中にPHS親
機11の側から内線通話要求があると、通話許可条件が
成立するかチェックし、OKであれば内線用の呼び出し
音を鳴らし、内線キーの操作後、接続制御をし、送・受
信部5により送話マイク2からの音声信号をPHS親機
11に送信させ、基地局からの音声信号を受信して受話
スピーカ3の側に出力させる。
【0010】このようにして、家庭モードでの内線通話
が確立したとき、システムコントローラ7は受話音量レ
ベル制御回路9に対し使用モードが家庭モードの内線通
話である旨のモード切り換え通知をする。受話音量レベ
ル制御回路9は電源オン後、初期設定処理により受話音
量レベル可変回路8を制御して標準受話音量レベルに設
定している(図3のステップS1)。この標準受話音量
レベルは、家庭モードの内線通話やトランシーバモード
の如く、公衆回線網12を介さずにPHS親機11また
は他のPHSと無線で直接短距離通信する場合に、最適
な受話音量が得られるレベルである。システムコントロ
ーラ7からモード切り換え通知を受けると、受話音量レ
ベル制御回路9は通知内容から今回の通話が公衆回線網
12を介した通話か否か判別する(図3のステップS
2、S3)。ここでは、家庭モードでの内線通話であ
り、PHS親機11と無線で直接通信するので、ステッ
プS3でNOと判断し、受話音量レベル可変回路8での
受話音量レベルは標準レベルのままとする(ステップS
4)。これにより、受話音量が不必要に大きくならず、
標準の音量に維持され、良好な通話品質が得られる。内
線通話後、内線キーを押すと、システムコントローラ7
は終話制御をし、待ち受け状態に戻る。
が確立したとき、システムコントローラ7は受話音量レ
ベル制御回路9に対し使用モードが家庭モードの内線通
話である旨のモード切り換え通知をする。受話音量レベ
ル制御回路9は電源オン後、初期設定処理により受話音
量レベル可変回路8を制御して標準受話音量レベルに設
定している(図3のステップS1)。この標準受話音量
レベルは、家庭モードの内線通話やトランシーバモード
の如く、公衆回線網12を介さずにPHS親機11また
は他のPHSと無線で直接短距離通信する場合に、最適
な受話音量が得られるレベルである。システムコントロ
ーラ7からモード切り換え通知を受けると、受話音量レ
ベル制御回路9は通知内容から今回の通話が公衆回線網
12を介した通話か否か判別する(図3のステップS
2、S3)。ここでは、家庭モードでの内線通話であ
り、PHS親機11と無線で直接通信するので、ステッ
プS3でNOと判断し、受話音量レベル可変回路8での
受話音量レベルは標準レベルのままとする(ステップS
4)。これにより、受話音量が不必要に大きくならず、
標準の音量に維持され、良好な通話品質が得られる。内
線通話後、内線キーを押すと、システムコントローラ7
は終話制御をし、待ち受け状態に戻る。
【0011】家庭モードでの外線通話(図2(1)参
照) 家庭モード状態において、外線通話をしたい場合、オフ
フックキーを押し、ダイヤルすると、システムコントロ
ーラ7はPHS親機11に発信要求を行い、受け付けら
れればダイヤル情報の送信、接続制御をし、送・受信部
5により送話マイク2からの音声信号をPHS親機11
を介して公衆回線網12の側に送信させ、公衆回線網1
2からの音声信号をPHS親機11を介して受話スピー
カ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中に外線電話が
掛かってきてPHS親機11から着信要求があると、着
信許可条件が成立するかチェックし、OKであれば外線
呼び出し音を鳴らし、オフフックキーの操作後、接続制
御をし、送・受信部5により送話マイク2からの音声信
号をPHS親機11を介して公衆回線網12の側に送信
させ、公衆回線網12からの音声信号をPHS親機11
を介して受話スピーカ3の側に出力させる。
照) 家庭モード状態において、外線通話をしたい場合、オフ
フックキーを押し、ダイヤルすると、システムコントロ
ーラ7はPHS親機11に発信要求を行い、受け付けら
れればダイヤル情報の送信、接続制御をし、送・受信部
5により送話マイク2からの音声信号をPHS親機11
を介して公衆回線網12の側に送信させ、公衆回線網1
2からの音声信号をPHS親機11を介して受話スピー
カ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中に外線電話が
掛かってきてPHS親機11から着信要求があると、着
信許可条件が成立するかチェックし、OKであれば外線
呼び出し音を鳴らし、オフフックキーの操作後、接続制
御をし、送・受信部5により送話マイク2からの音声信
号をPHS親機11を介して公衆回線網12の側に送信
させ、公衆回線網12からの音声信号をPHS親機11
を介して受話スピーカ3の側に出力させる。
【0012】このようにして、家庭モードでの外線通話
が確立したとき、システムコントローラ7は受話音量レ
ベル制御回路9に対し使用モードが家庭モードの外線通
話である旨のモード切り換え通知をする。受話音量レベ
ル制御回路9はシステムコントローラ7からモード切り
換え通知を受けると、受話音量レベル制御回路9は通知
内容から今回の通話が公衆回線網12を介した通話か否
か判別する(図3のステップS2、S3)。ここでは、
家庭モードでの外線通話であり、公衆回線網12を介し
た通話であるので、ステップS3でYESと判断する。
そして、受話音量レベル可変回路8を制御して受話音量
レベルを6dBだけ増大させる(ステップS5)。公衆
回線網12を介した通話では伝送ロスが大きいが、受話
音量レベルが6dB増大されたことで、受話音量が小さ
くならず、標準の音量に維持され、良好な通話品質が得
られる。オンフックキーが押されると、システムコント
ローラ7は終話制御をし、待ち受け状態に移る。
が確立したとき、システムコントローラ7は受話音量レ
ベル制御回路9に対し使用モードが家庭モードの外線通
話である旨のモード切り換え通知をする。受話音量レベ
ル制御回路9はシステムコントローラ7からモード切り
換え通知を受けると、受話音量レベル制御回路9は通知
内容から今回の通話が公衆回線網12を介した通話か否
か判別する(図3のステップS2、S3)。ここでは、
家庭モードでの外線通話であり、公衆回線網12を介し
た通話であるので、ステップS3でYESと判断する。
そして、受話音量レベル可変回路8を制御して受話音量
レベルを6dBだけ増大させる(ステップS5)。公衆
回線網12を介した通話では伝送ロスが大きいが、受話
音量レベルが6dB増大されたことで、受話音量が小さ
くならず、標準の音量に維持され、良好な通話品質が得
られる。オンフックキーが押されると、システムコント
ローラ7は終話制御をし、待ち受け状態に移る。
【0013】公衆モード(図2(2)参照) これと異なり、電源オン後、PHS10を用いて屋外で
通信をしたい場合、公衆モードに切り換える操作をする
と、システムコントローラ7は公衆モードに切り換え設
定する。公衆モードではシステムコントローラ7は移動
通信の基地局13との間で制御チャネルの捕捉、待ち受
けを行う。オフフックキーを押し、ダイヤルすると、シ
ステムコントローラ7は基地局13に発信要求を行い、
受付られればダイヤル情報の送信、接続制御をし、送・
受信部5により送話マイク2からの音声信号を基地局1
3の側に送信させ、基地局13からの音声信号を受信し
て受話スピーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中
に着信要求があると、着信許可条件が成立するかチェッ
クし、OKであれば呼び出し音を鳴らし、オフフックキ
ーの操作後、接続制御をし、送・受信部5により送話マ
イク2からの音声信号を基地局13に送信させ、基地局
13からの音声信号を受信して受話スピーカ3の側に出
力させる。
通信をしたい場合、公衆モードに切り換える操作をする
と、システムコントローラ7は公衆モードに切り換え設
定する。公衆モードではシステムコントローラ7は移動
通信の基地局13との間で制御チャネルの捕捉、待ち受
けを行う。オフフックキーを押し、ダイヤルすると、シ
ステムコントローラ7は基地局13に発信要求を行い、
受付られればダイヤル情報の送信、接続制御をし、送・
受信部5により送話マイク2からの音声信号を基地局1
3の側に送信させ、基地局13からの音声信号を受信し
て受話スピーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け中
に着信要求があると、着信許可条件が成立するかチェッ
クし、OKであれば呼び出し音を鳴らし、オフフックキ
ーの操作後、接続制御をし、送・受信部5により送話マ
イク2からの音声信号を基地局13に送信させ、基地局
13からの音声信号を受信して受話スピーカ3の側に出
力させる。
【0014】このようにして、公衆モードでの通話が確
立したとき、システムコントローラ7は受話音量レベル
制御回路9に対し使用モードが公衆モードである旨のモ
ード切り換え通知をする。受話音量レベル制御回路9は
電源オン後、初期設定処理により受話音量レベル可変回
路8を制御して標準受話音量レベルに設定している(図
3のステップS1)。そして、システムコントローラ7
からモード切り換え通知を受けると通知内容を参考にし
て、今回の通話が公衆回線網12を介した通話か否か判
別する(図3のステップS2、S3)。ここでは、移動
通信であり、公衆回線網12を介した通話なので、ステ
ップS3でYESと判断し、受話音量レベル可変回路8
を制御して受話音量レベルを標準より6dBだけ増大さ
せる(ステップS5)。公衆回線網12を介した通話で
は伝送ロスが大きいが、受話音量レベルが6dB増大さ
れたことで、受話音量が小さくならず、標準の音量に維
持され、良好な通話品質が得られる。オンフックキーが
押されると、システムコントローラ7は終話制御をし、
待ち受け状態に移る。
立したとき、システムコントローラ7は受話音量レベル
制御回路9に対し使用モードが公衆モードである旨のモ
ード切り換え通知をする。受話音量レベル制御回路9は
電源オン後、初期設定処理により受話音量レベル可変回
路8を制御して標準受話音量レベルに設定している(図
3のステップS1)。そして、システムコントローラ7
からモード切り換え通知を受けると通知内容を参考にし
て、今回の通話が公衆回線網12を介した通話か否か判
別する(図3のステップS2、S3)。ここでは、移動
通信であり、公衆回線網12を介した通話なので、ステ
ップS3でYESと判断し、受話音量レベル可変回路8
を制御して受話音量レベルを標準より6dBだけ増大さ
せる(ステップS5)。公衆回線網12を介した通話で
は伝送ロスが大きいが、受話音量レベルが6dB増大さ
れたことで、受話音量が小さくならず、標準の音量に維
持され、良好な通話品質が得られる。オンフックキーが
押されると、システムコントローラ7は終話制御をし、
待ち受け状態に移る。
【0015】トランシーバモードでの通話(図2(3)
参照) 電源オン後、PHS10と14とでトランシーバ通信を
したい場合、いずれのPHS10,14もトランシーバ
モードに切り換えておく。トランシーバモードでは、P
HS10のシステムコントローラ7はPHS14との間
で制御チャネルの捕捉、待ち受けを行う。PHS14と
の間で通信したい場合、オフフックキーを押す。する
と、システムコントローラ7はPHS14にトランシー
バ通話要求を行い、受け付けられれば接続制御をし、送
・受信部5により送話マイク2からの音声信号をPHS
14の側に送信させ、PHS14からの音声信号を受信
して受話スピーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け
中にPHS14の側からトランシーバ通話要求がある
と、通話許可条件が成立するかチェックし、OKであれ
ば接続制御をし、送・受信部5により送話マイク2から
の音声信号をPHS14に送信させ、PHS14からの
音声信号を受信して受話スピーカ3の側に出力させる。
参照) 電源オン後、PHS10と14とでトランシーバ通信を
したい場合、いずれのPHS10,14もトランシーバ
モードに切り換えておく。トランシーバモードでは、P
HS10のシステムコントローラ7はPHS14との間
で制御チャネルの捕捉、待ち受けを行う。PHS14と
の間で通信したい場合、オフフックキーを押す。する
と、システムコントローラ7はPHS14にトランシー
バ通話要求を行い、受け付けられれば接続制御をし、送
・受信部5により送話マイク2からの音声信号をPHS
14の側に送信させ、PHS14からの音声信号を受信
して受話スピーカ3の側に出力させる。逆に、待ち受け
中にPHS14の側からトランシーバ通話要求がある
と、通話許可条件が成立するかチェックし、OKであれ
ば接続制御をし、送・受信部5により送話マイク2から
の音声信号をPHS14に送信させ、PHS14からの
音声信号を受信して受話スピーカ3の側に出力させる。
【0016】このようにして、トランシーバモードでの
通話が確立したとき、システムコントローラ7は受話音
量レベル制御回路9に対し使用モードがトランシーバモ
ードである旨のモード切り換え通知をする。受話音量レ
ベル制御回路9は電源オン後、初期設定処理により受話
音量レベル可変回路8を制御して標準受話音量レベルに
設定している(図3のステップS1)。この標準受話音
量レベルは、家庭モードの内線通話やトランシーバモー
ドの如く、公衆回線網12を介さずにPHS親機11ま
たは他のPHS14と無線で直接通信する場合に、最適
な受話音量が得られるレベルである。システムコントロ
ーラ7からモード切り換え通知を受けると、受話音量レ
ベル制御回路9は通知内容から今回の通話が公衆回線網
12を介した通話か否か判別する(図3のステップS
2、S3)。ここでは、トランシーバモードであり、P
HS14と無線で直接通信するので、ステップS3でN
Oと判断し、受話音量レベル可変回路8での受話音量レ
ベルは標準レベルのままとする(ステップS4)。これ
により、受話音量が不必要に大きくならず、標準の音量
に維持され、良好な通話品質が得られる。トランシーバ
通信後、オンフックキーを押すと、システムコントロー
ラ7は終話制御をし、待ち受け状態に戻る。
通話が確立したとき、システムコントローラ7は受話音
量レベル制御回路9に対し使用モードがトランシーバモ
ードである旨のモード切り換え通知をする。受話音量レ
ベル制御回路9は電源オン後、初期設定処理により受話
音量レベル可変回路8を制御して標準受話音量レベルに
設定している(図3のステップS1)。この標準受話音
量レベルは、家庭モードの内線通話やトランシーバモー
ドの如く、公衆回線網12を介さずにPHS親機11ま
たは他のPHS14と無線で直接通信する場合に、最適
な受話音量が得られるレベルである。システムコントロ
ーラ7からモード切り換え通知を受けると、受話音量レ
ベル制御回路9は通知内容から今回の通話が公衆回線網
12を介した通話か否か判別する(図3のステップS
2、S3)。ここでは、トランシーバモードであり、P
HS14と無線で直接通信するので、ステップS3でN
Oと判断し、受話音量レベル可変回路8での受話音量レ
ベルは標準レベルのままとする(ステップS4)。これ
により、受話音量が不必要に大きくならず、標準の音量
に維持され、良好な通話品質が得られる。トランシーバ
通信後、オンフックキーを押すと、システムコントロー
ラ7は終話制御をし、待ち受け状態に戻る。
【0017】この実施例によれば、受話スピーカ3の入
力側に受話音量レベル可変回路6を設け、この受話音量
レベル可変回路6を受話音量レベル制御回路9が制御
し、通話が公衆回線網を介するときと介さないときとで
受話音量レベルを可変設定し、家庭モードでの内線通
話、トランシーバモード通話など公衆回線網を介さない
通話を行う場合、該通話時に最適な受話音量が得られる
標準レベルに設定し、家庭内での外線通話、公衆モード
での移動通信など公衆回線網を介した通話をする場合に
は、公衆回線網を介さないときより相対的に受話音量レ
ベルを6dBだけ上げる設定をするので、公衆回線網を
介した通話時にも公衆回線網を介さないときと同様に適
切な受話音量で通話ができる。
力側に受話音量レベル可変回路6を設け、この受話音量
レベル可変回路6を受話音量レベル制御回路9が制御
し、通話が公衆回線網を介するときと介さないときとで
受話音量レベルを可変設定し、家庭モードでの内線通
話、トランシーバモード通話など公衆回線網を介さない
通話を行う場合、該通話時に最適な受話音量が得られる
標準レベルに設定し、家庭内での外線通話、公衆モード
での移動通信など公衆回線網を介した通話をする場合に
は、公衆回線網を介さないときより相対的に受話音量レ
ベルを6dBだけ上げる設定をするので、公衆回線網を
介した通話時にも公衆回線網を介さないときと同様に適
切な受話音量で通話ができる。
【0018】なお、上記した実施例では電源オン後の初
期設定で受話音量レベル可変回路6を標準レベルに設定
したが、標準レベル+6dBに設定しても良い。また、
図3のステップS5において、標準レベルより上げる量
は、5dB或いは7dBなど、他の適当な量としても良
い。また、PHSを例に挙げて説明したが、ディジタル
コードレス電話など他の種類の電話機にも同様に適用す
ることができる。ディジタルコードレス電話の場合、内
線モードと外線モードとで受話音量レベルを可変設定す
る。
期設定で受話音量レベル可変回路6を標準レベルに設定
したが、標準レベル+6dBに設定しても良い。また、
図3のステップS5において、標準レベルより上げる量
は、5dB或いは7dBなど、他の適当な量としても良
い。また、PHSを例に挙げて説明したが、ディジタル
コードレス電話など他の種類の電話機にも同様に適用す
ることができる。ディジタルコードレス電話の場合、内
線モードと外線モードとで受話音量レベルを可変設定す
る。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る電話機によれば、受話音量
レベル可変手段を制御し、通話が公衆回線網を介すると
きと介さないときとで受話音量レベルを可変設定するよ
うにしたので、公衆回線網を介した通話と公衆回線網を
介さない通話のいずれにおいても、適切な受話音量で通
話可能となる。
レベル可変手段を制御し、通話が公衆回線網を介すると
きと介さないときとで受話音量レベルを可変設定するよ
うにしたので、公衆回線網を介した通話と公衆回線網を
介さない通話のいずれにおいても、適切な受話音量で通
話可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るPHSのブロック図で
ある。
ある。
【図2】PHSの利用形態の説明図である。
【図3】受話音量レベル制御回路の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 アンテナ 2 送話マイク 3 受話スピーカ 5 送・受信部 6 キーマトリクス 7 システムコン
トローラ 8 受話音量レベル可変回路 9 受話音量レベ
ル制御回路
トローラ 8 受話音量レベル可変回路 9 受話音量レベ
ル制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 公衆回線網を介した通話と公衆回線網を
介さない通話が可能な電話機において、 受話音量レベルを可変する受話音量レベル可変手段と、 受話音量レベル可変手段を制御し、通話が公衆回線網を
介するときと介さないときとで受話音量レベルを可変設
定し、通話が公衆回線網を介するときは介さないときよ
り相対的に受話音量レベルを一定量上げる受話音量レベ
ル制御手段と、 を備えたことを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8091885A JPH09261331A (ja) | 1996-03-20 | 1996-03-20 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8091885A JPH09261331A (ja) | 1996-03-20 | 1996-03-20 | 電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261331A true JPH09261331A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=14039027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8091885A Pending JPH09261331A (ja) | 1996-03-20 | 1996-03-20 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261331A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100530542B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2006-01-27 | 도또리 상요 덴기 가부시끼가이샤 | 전화기 |
JP2012147326A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 集合住宅用インターホンシステムの外線転送装置 |
-
1996
- 1996-03-20 JP JP8091885A patent/JPH09261331A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100530542B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2006-01-27 | 도또리 상요 덴기 가부시끼가이샤 | 전화기 |
JP2012147326A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 集合住宅用インターホンシステムの外線転送装置 |
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