JPH084610B2 - マッサージ装置 - Google Patents
マッサージ装置Info
- Publication number
- JPH084610B2 JPH084610B2 JP26438893A JP26438893A JPH084610B2 JP H084610 B2 JPH084610 B2 JP H084610B2 JP 26438893 A JP26438893 A JP 26438893A JP 26438893 A JP26438893 A JP 26438893A JP H084610 B2 JPH084610 B2 JP H084610B2
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- JP
- Japan
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- massage
- rotation
- pressing member
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疲労回復等を目的とし
て、身体の所定箇所をマッサージするマッサージ装置に
関する。
て、身体の所定箇所をマッサージするマッサージ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】首、肩の凝りの解消等を目的として、身
体の所定部位(首、肩、腰等)をマッサージする機器、
装置は従来から良く知られており、実用に供されてい
る。但し、従来の機器、装置は、身体の所定部位を叩い
たり、揉んだり、振動を与えたりするものであった。例
えば、肩を叩く装置や、バイブレータを用いて振動を与
えてマッサージする装置や、一対の駒のような物で身体
の所定部位を挟むようにして揉むようにした装置や、ロ
ーラーを身体に押し付けながら移動させて揉むようにし
た装置等が従来から良く知られている。
体の所定部位(首、肩、腰等)をマッサージする機器、
装置は従来から良く知られており、実用に供されてい
る。但し、従来の機器、装置は、身体の所定部位を叩い
たり、揉んだり、振動を与えたりするものであった。例
えば、肩を叩く装置や、バイブレータを用いて振動を与
えてマッサージする装置や、一対の駒のような物で身体
の所定部位を挟むようにして揉むようにした装置や、ロ
ーラーを身体に押し付けながら移動させて揉むようにし
た装置等が従来から良く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の機
器、装置は、凝りの解消、疲労回復等にそれなりの効果
を得ることができる。ところが、本出願人は指による身
体の”つぼ”のマッサージを長年行ってきた結果、上記
のようなマッサージではなく、指先で円を描くようにし
て”つぼ”をマッサージすると、首、肩の凝り解消、疲
労快復、ストレス解消等に非常に効果があるということ
を経験的に発見した。
器、装置は、凝りの解消、疲労回復等にそれなりの効果
を得ることができる。ところが、本出願人は指による身
体の”つぼ”のマッサージを長年行ってきた結果、上記
のようなマッサージではなく、指先で円を描くようにし
て”つぼ”をマッサージすると、首、肩の凝り解消、疲
労快復、ストレス解消等に非常に効果があるということ
を経験的に発見した。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みたもので、
上記指先で円を描くようなマッサージと同様なマッサー
ジを行わせることができるような構成のマッサージ装置
を提供することを目的とする。
上記指先で円を描くようなマッサージと同様なマッサー
ジを行わせることができるような構成のマッサージ装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、少なくとも先端部が丸みを帯び
た形状をした押圧部材と、この押圧部材に連結されると
ともにその先端部の中心から偏心した回転中心軸を有し
た回転部材と、この回転部材をその回転中心軸を中心と
して回転させる回転駆動手段とからなるマッサージ機構
を構成し、このマッサージ機構を、身体の所定部位を支
持可能な支持手段内に取り付けてマッサージ装置を構成
している。このため、支持手段には、支持した状態の身
体の所定部位における所定箇所(例えば、”つぼ”とな
る位置)に対向するマッサージ用開口を形成し、押圧部
材の先端部をマッサージ用開口から突出させるようにし
てマッサージ機構を支持手段内に配設している。なお、
マッサージ用開口は”つぼ”となる位置の数に応じて形
成されており、”つぼ”が複数のときには複数形成さ
れ、各開口に対応してマッサージ機構が取り付けられ
る。
め、本発明においては、少なくとも先端部が丸みを帯び
た形状をした押圧部材と、この押圧部材に連結されると
ともにその先端部の中心から偏心した回転中心軸を有し
た回転部材と、この回転部材をその回転中心軸を中心と
して回転させる回転駆動手段とからなるマッサージ機構
を構成し、このマッサージ機構を、身体の所定部位を支
持可能な支持手段内に取り付けてマッサージ装置を構成
している。このため、支持手段には、支持した状態の身
体の所定部位における所定箇所(例えば、”つぼ”とな
る位置)に対向するマッサージ用開口を形成し、押圧部
材の先端部をマッサージ用開口から突出させるようにし
てマッサージ機構を支持手段内に配設している。なお、
マッサージ用開口は”つぼ”となる位置の数に応じて形
成されており、”つぼ”が複数のときには複数形成さ
れ、各開口に対応してマッサージ機構が取り付けられ
る。
【0006】上記の構成のマッサージ装置においては、
回転駆動手段により回転部材を回転させると、押圧部材
の丸みを帯びた形状の先端部は回転部材の回転中心軸を
中心とした円を描くようにして中心軸と直角な面内で円
運動する。これにより、身体の所定箇所、すなわち、支
持手段により支持された身体の所定部位におけるマッサ
ージ用開口が対向する箇所(通常は身体の”つぼ”の位
置に対向するようにマッサージ用開口が形成される)
を、押圧部材の先端部により円を描くようにしてマッサ
ージさせることができる。
回転駆動手段により回転部材を回転させると、押圧部材
の丸みを帯びた形状の先端部は回転部材の回転中心軸を
中心とした円を描くようにして中心軸と直角な面内で円
運動する。これにより、身体の所定箇所、すなわち、支
持手段により支持された身体の所定部位におけるマッサ
ージ用開口が対向する箇所(通常は身体の”つぼ”の位
置に対向するようにマッサージ用開口が形成される)
を、押圧部材の先端部により円を描くようにしてマッサ
ージさせることができる。
【0007】なお、このような構成のマッサージ装置に
おいて、回転部材に複数の押圧部材を取り付け、回転部
材を回転駆動することによりこれら複数の押圧部材をほ
ぼ同一面内で円運動させるようにしても良い。さらに、
このような構成のマッサージ装置に、押圧部材の先端部
のマッサージ用開口からの突出量を調節する突出量調節
手段と、回転駆動手段による回転シャフトの回転速度お
よび方向を制御する回転制御手段とを設けるのが好まし
い。このようにすると、マッサージを施す対象となる人
に合わせて、もしくは、マッサージを施す身体の部位に
合わせて、押圧部材の突出量や、回転速度、方向等を調
節することができ、最適なマッサージを行わせることが
できる。また、押圧部材を回転部材の回転中心軸と同心
に取り付けても良い。
おいて、回転部材に複数の押圧部材を取り付け、回転部
材を回転駆動することによりこれら複数の押圧部材をほ
ぼ同一面内で円運動させるようにしても良い。さらに、
このような構成のマッサージ装置に、押圧部材の先端部
のマッサージ用開口からの突出量を調節する突出量調節
手段と、回転駆動手段による回転シャフトの回転速度お
よび方向を制御する回転制御手段とを設けるのが好まし
い。このようにすると、マッサージを施す対象となる人
に合わせて、もしくは、マッサージを施す身体の部位に
合わせて、押圧部材の突出量や、回転速度、方向等を調
節することができ、最適なマッサージを行わせることが
できる。また、押圧部材を回転部材の回転中心軸と同心
に取り付けても良い。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係るマッサージ装置の一
例として、図1に、マッサージを受ける人Mの首部N
の”つぼ”をマッサージする装置10を示している。こ
のマッサージ装置10は、図2にも示すように、上面に
首部Nを支持する凹部12を有した直方体箱状の支持ボ
ディ11を有し、この凹部12を覆うようにして支持ボ
ディ11の上面に布製のカバー15が取り付けられてい
る。
例について説明する。本発明に係るマッサージ装置の一
例として、図1に、マッサージを受ける人Mの首部N
の”つぼ”をマッサージする装置10を示している。こ
のマッサージ装置10は、図2にも示すように、上面に
首部Nを支持する凹部12を有した直方体箱状の支持ボ
ディ11を有し、この凹部12を覆うようにして支持ボ
ディ11の上面に布製のカバー15が取り付けられてい
る。
【0009】図3にも示すように、支持ボディ11の凹
部12には複数箇所(本例では3箇所)にマッサージ用
開口13が形成されており、この開口13から押圧部材
24が部分的に突出するようにして複数のマッサージ機
構20が支持ボディ11内に配設されている。図4に拡
大して示すように、各マッサージ機構20はそれぞれ、
電気モータ21と、この電気モータ22の回転を減速し
て伝達する減速機22と、減速機22により減速された
電気モータ21の回転駆動を受けて回転される回転シャ
フト23と、回転シャフト23の先端に取り付けられた
球状の押圧部材24とから構成される。
部12には複数箇所(本例では3箇所)にマッサージ用
開口13が形成されており、この開口13から押圧部材
24が部分的に突出するようにして複数のマッサージ機
構20が支持ボディ11内に配設されている。図4に拡
大して示すように、各マッサージ機構20はそれぞれ、
電気モータ21と、この電気モータ22の回転を減速し
て伝達する減速機22と、減速機22により減速された
電気モータ21の回転駆動を受けて回転される回転シャ
フト23と、回転シャフト23の先端に取り付けられた
球状の押圧部材24とから構成される。
【0010】回転シャフト23は先端側においてクラン
ク状に曲げられており、その先端に取り付けられた押圧
部材24の中心軸Bは回転シャフト23の根元部の中心
軸Aに対して距離Rだけ偏心している。回転シャフト2
3は中心軸Aを中心として回転されるようになってお
り、このため、電気モータ21により駆動されて回転シ
ャフト23が回転されると、押圧部材24は中心軸Aを
中心とし、中心軸Aと直角な面内で、半径Rの円運動
(矢印Qで示す運動)を行う。
ク状に曲げられており、その先端に取り付けられた押圧
部材24の中心軸Bは回転シャフト23の根元部の中心
軸Aに対して距離Rだけ偏心している。回転シャフト2
3は中心軸Aを中心として回転されるようになってお
り、このため、電気モータ21により駆動されて回転シ
ャフト23が回転されると、押圧部材24は中心軸Aを
中心とし、中心軸Aと直角な面内で、半径Rの円運動
(矢印Qで示す運動)を行う。
【0011】上述したように押圧部材24の先端部がマ
ッサージ用開口13から上方に突出しており、このよう
に電気モータ21に駆動されて押圧部材24が半径Rの
円運動を行うと、支持ボディ11の凹部12の上に載っ
た人Mの首部Nの所定箇所がカバー15を介して押圧部
材24の円運動によるマッサージを受ける。ここで、マ
ッサージ用開口13は、凹部12に載った状態の首部N
の”つぼ”に当たる部分に対向する位置に形成されてお
り、押圧部材24は首部Nの”つぼ”をマッサージす
る。
ッサージ用開口13から上方に突出しており、このよう
に電気モータ21に駆動されて押圧部材24が半径Rの
円運動を行うと、支持ボディ11の凹部12の上に載っ
た人Mの首部Nの所定箇所がカバー15を介して押圧部
材24の円運動によるマッサージを受ける。ここで、マ
ッサージ用開口13は、凹部12に載った状態の首部N
の”つぼ”に当たる部分に対向する位置に形成されてお
り、押圧部材24は首部Nの”つぼ”をマッサージす
る。
【0012】なお、図3における左右のマッサージ用開
口13は凹部12の斜めとなった面に形成されているた
め、押圧部材24もこの斜めとなった開口13の面に直
角に突出するように、回転シャフト23を傾けて突出さ
せるようになっている。このため、減速機22の外形形
状はそれぞれ異なっている。この減速機22は、電気モ
ータ21の回転を回転シャフト23に伝達するだけでな
く、回転シャフト23を軸方向上下に(矢印P方向に)
移動させて、押圧部材24の開口13からの突出量を調
節する機能も有している。
口13は凹部12の斜めとなった面に形成されているた
め、押圧部材24もこの斜めとなった開口13の面に直
角に突出するように、回転シャフト23を傾けて突出さ
せるようになっている。このため、減速機22の外形形
状はそれぞれ異なっている。この減速機22は、電気モ
ータ21の回転を回転シャフト23に伝達するだけでな
く、回転シャフト23を軸方向上下に(矢印P方向に)
移動させて、押圧部材24の開口13からの突出量を調
節する機能も有している。
【0013】上記各電気モータ21の駆動は、電線42
の先端のプラグ41をコンセントに差し込んで入力され
る電力を用いて、コントローラ30により制御される。
コントローラ30は、図5に示すように、メインスイッ
チ31と、作動表示ランプ32と、突出量調節ボタン3
3a,33bと、回転パターン設定ボタン35a,35
bと、回転速度調節つまみ37とを備えている。メイン
スイッチ31は電源のオン・オフ切換を行うスイッチ
で、これがオンにされると作動表示ランプ32が点灯す
る。
の先端のプラグ41をコンセントに差し込んで入力され
る電力を用いて、コントローラ30により制御される。
コントローラ30は、図5に示すように、メインスイッ
チ31と、作動表示ランプ32と、突出量調節ボタン3
3a,33bと、回転パターン設定ボタン35a,35
bと、回転速度調節つまみ37とを備えている。メイン
スイッチ31は電源のオン・オフ切換を行うスイッチ
で、これがオンにされると作動表示ランプ32が点灯す
る。
【0014】突出量調節ボタン33a,33bは、回転
シャフト23および押圧部材24の軸方向上下移動(図
4の矢印P方向の移動)量を調節するボタンで、アップ
用ボタン33aを押すと押圧部材24を突出させ、ダウ
ン用ボタン33bを押すと押圧部材24を引っ込めるこ
とができる。回転パターン設定ボタン35a,35b
は、回転シャフト23の回転パターン(方向)を設定す
るボタンで、連続回転設定ボタン35aを押すと回転シ
ャフト23は所定方向に連続回転し、反転回転設定ボタ
ン35bを押すと回転シャフト23は所定反転回転す
る。所定反転回転とは、例えば、30秒間の右回転と3
0秒間の左回転とを交互に繰返す回転である。回転速度
調節つまみ37は回転シャフト23の回転速度を調節す
るつまみで、これを指で回すことにより、回転シャフト
23の回転速度を、例えば、1回転/秒〜5回転/秒の
間で調節することができる。
シャフト23および押圧部材24の軸方向上下移動(図
4の矢印P方向の移動)量を調節するボタンで、アップ
用ボタン33aを押すと押圧部材24を突出させ、ダウ
ン用ボタン33bを押すと押圧部材24を引っ込めるこ
とができる。回転パターン設定ボタン35a,35b
は、回転シャフト23の回転パターン(方向)を設定す
るボタンで、連続回転設定ボタン35aを押すと回転シ
ャフト23は所定方向に連続回転し、反転回転設定ボタ
ン35bを押すと回転シャフト23は所定反転回転す
る。所定反転回転とは、例えば、30秒間の右回転と3
0秒間の左回転とを交互に繰返す回転である。回転速度
調節つまみ37は回転シャフト23の回転速度を調節す
るつまみで、これを指で回すことにより、回転シャフト
23の回転速度を、例えば、1回転/秒〜5回転/秒の
間で調節することができる。
【0015】以上の例においては、押圧部材24を球状
の部材から構成したが、図6に示すように、先端26a
が球状となった円筒状の押圧部材26を用いてマッサー
ジ機構20′を構成しても良い。この機構の回転シャフ
ト25は、先端部にネジ25aを有し、これが押圧部材
24と螺合しており、固定ナット27により押圧部材2
4が固定される。このため、固定ナット27を緩めた状
態で押圧部材24の螺合量を調節すれば、押圧部材26
の突出量を調節することができる。このため、この機構
では、回転シャフト25および押圧部材26を上下動さ
せて突出量を調節する手段を設ける必要がない。
の部材から構成したが、図6に示すように、先端26a
が球状となった円筒状の押圧部材26を用いてマッサー
ジ機構20′を構成しても良い。この機構の回転シャフ
ト25は、先端部にネジ25aを有し、これが押圧部材
24と螺合しており、固定ナット27により押圧部材2
4が固定される。このため、固定ナット27を緩めた状
態で押圧部材24の螺合量を調節すれば、押圧部材26
の突出量を調節することができる。このため、この機構
では、回転シャフト25および押圧部材26を上下動さ
せて突出量を調節する手段を設ける必要がない。
【0016】さらに、図7に示すように、押圧部材29
を球状の部材から構成し、棒状の回転シャフト28を押
圧部材29の中心軸Bから距離Rだけ偏心した位置にお
いて結合させてマッサージ機構20″を構成しても良
い。この場合にも、回転シャフト28を回転駆動させる
と押圧部材29は回転シャフト28の軸Aを中心として
半径Rの円運動を行う。
を球状の部材から構成し、棒状の回転シャフト28を押
圧部材29の中心軸Bから距離Rだけ偏心した位置にお
いて結合させてマッサージ機構20″を構成しても良
い。この場合にも、回転シャフト28を回転駆動させる
と押圧部材29は回転シャフト28の軸Aを中心として
半径Rの円運動を行う。
【0017】また、図8に示すように、回転シャフト3
1の先端に円盤部31aを形成して回転部材を構成し、
円盤部31aの上に複数(この例では3個)の押圧部材
32を取り付けても良い。この押圧部材32はいずれも
回転シャフト31の回転中心軸から偏心しており、その
半球状先端部は回転中心軸に直角な平面上にほぼ並んで
位置する。この機構では、回転シャフト31を回転駆動
すると、各押圧部材32が同時に円運動を行う。
1の先端に円盤部31aを形成して回転部材を構成し、
円盤部31aの上に複数(この例では3個)の押圧部材
32を取り付けても良い。この押圧部材32はいずれも
回転シャフト31の回転中心軸から偏心しており、その
半球状先端部は回転中心軸に直角な平面上にほぼ並んで
位置する。この機構では、回転シャフト31を回転駆動
すると、各押圧部材32が同時に円運動を行う。
【0018】以上の例では、マッサージ機構において押
圧部材は回転シャフトの回転中心軸から偏心して取り付
けられ、回転中心軸を中心とする円運動を行うようにな
っているが、図9に示すように、押圧部材42,46を
回転シャフト41,45の回転中心軸と同心に取り付け
ても良い。この場合には、押圧部材42,46は自転し
ながら身体の所定箇所をマッサージすることになる。
圧部材は回転シャフトの回転中心軸から偏心して取り付
けられ、回転中心軸を中心とする円運動を行うようにな
っているが、図9に示すように、押圧部材42,46を
回転シャフト41,45の回転中心軸と同心に取り付け
ても良い。この場合には、押圧部材42,46は自転し
ながら身体の所定箇所をマッサージすることになる。
【0019】以上においては、人の首部をマッサージす
るマッサージ装置を例にして本発明を説明したが、本マ
ッサージ装置は身体の他の部位、例えば、腰をマッサー
ジするように構成することができるのは無論のことであ
る。例えば、図10に示すように、マッサージ用イスC
に座った人Mの首部Nを支えてこの部分をマッサージす
る首マッサージ装置50と、腰部Wを支えてこの部分を
マッサージする腰マッサージ装置55とを取り付けた装
置を構成することもできる。この場合、腰マッサージ装
置55の支持ボディは腰の形状に合わせた凹部を有す
る。
るマッサージ装置を例にして本発明を説明したが、本マ
ッサージ装置は身体の他の部位、例えば、腰をマッサー
ジするように構成することができるのは無論のことであ
る。例えば、図10に示すように、マッサージ用イスC
に座った人Mの首部Nを支えてこの部分をマッサージす
る首マッサージ装置50と、腰部Wを支えてこの部分を
マッサージする腰マッサージ装置55とを取り付けた装
置を構成することもできる。この場合、腰マッサージ装
置55の支持ボディは腰の形状に合わせた凹部を有す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転駆動手段により回転シャフトを回転させると、押圧
部材の丸みを帯びた形状の先端部は回転シャフトの中心
軸を中心とした円を描くようにして中心軸と直角な面内
で円運動する。これにより、身体の所定箇所、すなわ
ち、支持手段により支持された身体の所定部位における
マッサージ用開口が対向する箇所(通常は身体の”つ
ぼ”の位置に対向するようにマッサージ用開口が形成さ
れる)を、押圧部材の先端部により円を描くようにして
マッサージさせることができ、凝り解消、疲労快復、ス
トレス解消等に効果の高いマッサージを行わせることが
できる。
回転駆動手段により回転シャフトを回転させると、押圧
部材の丸みを帯びた形状の先端部は回転シャフトの中心
軸を中心とした円を描くようにして中心軸と直角な面内
で円運動する。これにより、身体の所定箇所、すなわ
ち、支持手段により支持された身体の所定部位における
マッサージ用開口が対向する箇所(通常は身体の”つ
ぼ”の位置に対向するようにマッサージ用開口が形成さ
れる)を、押圧部材の先端部により円を描くようにして
マッサージさせることができ、凝り解消、疲労快復、ス
トレス解消等に効果の高いマッサージを行わせることが
できる。
【0021】なお、このような構成のマッサージ装置
に、押圧部材の先端部のマッサージ用開口からの突出量
を調節する突出量調節手段と、回転駆動手段による回転
シャフトの回転速度および方向を制御する回転制御手段
とを設けるのが好ましい。このようにすると、マッサー
ジを施す対象となる人に合わせて、もしくは、マッサー
ジを施す身体の部位に合わせて、押圧部材の突出量や、
回転速度、方向等を調節することができ、最適なマッサ
ージを行わせることができる。
に、押圧部材の先端部のマッサージ用開口からの突出量
を調節する突出量調節手段と、回転駆動手段による回転
シャフトの回転速度および方向を制御する回転制御手段
とを設けるのが好ましい。このようにすると、マッサー
ジを施す対象となる人に合わせて、もしくは、マッサー
ジを施す身体の部位に合わせて、押圧部材の突出量や、
回転速度、方向等を調節することができ、最適なマッサ
ージを行わせることができる。
【図1】本発明に係るマッサージ装置の使用状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】このマツサージ装置を示す斜視図である。
【図3】このマッサージ装置の部分断面図である。
【図4】マッサージ機構を示す正面図である。
【図5】マッサージ装置のコントローラを示す平面図で
ある。
ある。
【図6】第2実施例に係るマッサージ機構の一部を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】第3実施例に係るマッサージ機構の一部を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】第4実施例に係るマッサージ機構の一部を示す
正面図である。
正面図である。
【図9】第5および第6実施例に係るマッサージ機構の
一部を示す正面図である。
一部を示す正面図である。
【図10】本発明に係るマッサージ装置の異なる例を示
す正面図である。
す正面図である。
10,50,55 マッサージ装置 11 支持ボディ 13 マッサージ用開口 20 マッサージ機構 23,25,28 回転シャフト 24,26,29 押圧部材
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも先端部が丸みを帯びた形状を
した押圧部材、この押圧部材が連結されるとともに前記
先端部の中心から偏心した回転中心軸を有した回転部
材、およびこの回転部材を前記回転中心軸を中心として
回転させる回転駆動手段とからなるマッサージ機構と、 身体の所定部位を支持可能な支持手段とを有し、 この支持手段には、支持した状態の身体の所定部位にお
ける所定箇所に対向するマッサージ用開口が形成され、 このマッサージ用開口面に対して前記回転中心軸が直角
に延びるようにして前記押圧部材の先端部を前記マッサ
ージ用開口から突出させて、前記マッサージ機構が前記
支持手段内に配設されていることを特徴とするマッサー
ジ装置。 - 【請求項2】 前記回転部材に複数の前記押圧部材が前
記回転中心軸と直角なほぼ同一面上に並んで連結されて
いることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装
置。 - 【請求項3】 前記押圧部材の先端部の前記マッサージ
用開口からの突出量を調節する突出量調節手段と、前記
回転駆動手段による前記回転シャフトの回転速度および
方向を制御する回転制御手段とを有していることを特徴
とする請求項1もしくは2に記載のマッサージ装置。 - 【請求項4】 少なくとも先端部が丸みを帯びた形状を
した押圧部材、この押圧部材が連結されるとともに前記
先端部の中心と同心の回転中心軸を有した回転部材、お
よびこの回転部材を前記回転中心軸を中心として回転さ
せる回転駆動手段とからなるマッサージ機構と、 身体の所定部位を支持可能な支持手段とを有し、 この支持手段には、支持した状態の身体の所定部位にお
ける所定箇所に対向するマッサージ用開口が形成され、 このマッサージ用開口面に対して前記回転中心軸が直角
に延びるようにして前記押圧部材の先端部を前記マッサ
ージ用開口から突出させて、前記マッサージ機構が前記
支持手段内に配設されていることを特徴とするマッサー
ジ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26438893A JPH084610B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | マッサージ装置 |
US08/311,558 US5695451A (en) | 1993-09-28 | 1994-09-23 | Massaging apparatus |
AU74229/94A AU680287B2 (en) | 1993-09-28 | 1994-09-27 | Massaging apparatus |
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