JPH0140516Y2 - - Google Patents

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JPH0140516Y2
JPH0140516Y2 JP1985012312U JP1231285U JPH0140516Y2 JP H0140516 Y2 JPH0140516 Y2 JP H0140516Y2 JP 1985012312 U JP1985012312 U JP 1985012312U JP 1231285 U JP1231285 U JP 1231285U JP H0140516 Y2 JPH0140516 Y2 JP H0140516Y2
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JP
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fixed
tip
rotating shaft
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は電動機により駆動される肩たたき器に
同時に肩もみ機構をも付加した手持型あんま器に
関するものである。
(ロ) 従来技術 普通、肩の凝りを取るために人手によりもんだ
りたたいたりしているが、単調な動作ともみ手の
疲労によつてどうしても長続きせず、なかなか実
効が上がらない。
そこで、市販されている各種機器を使用するこ
とになり、例えば従来の手持型のあんま器として
は本体上部にたたき玉が設けられていてこのたた
き玉が細かく出入りするもの、あるいは握柄付き
器具本体下面に電磁石により微振動を起す数個の
振動子を固定したものなどがあるが、手持型の肩
たたき器で同時にもみ機構をも備えたものは存し
ないのが現状であり、肩の凝りを取るのに最も効
果の上がるもみ動作をも行なうものとしては、背
もたれ部にもみ玉を備えた椅子型のものもある
が、機構が複雑で高価であり、また大型であるた
めに設置場所の制約を受けるなど、種々の問題が
ある。
(ハ) 考案の開示 本考案は上記のような問題点を解決し、たたき
機構ともみ機構の両機構を備えた簡易な手持型あ
んま器を提供するものである。
即ち、本考案は正面略逆L字形に形成された器
具本体の下方を握柄部とし、該本体内上部の取付
板中央部にはモーターを垂設固定して該モーター
の回転軸にはウオームギヤと円柱形カムを上下に
配置固定し、上記ウオームギヤは本体上部左右両
側壁間内に水平に軸支された駆動軸中央部に固定
したウオームホイールと噛合せしめ、上記駆動軸
の一端にはギヤを固定して該ギヤは本体上部左右
側壁の一方の外側に先端部が突出した回転軸の基
部に固定したギヤと噛合させ、該回転軸の先端に
はもみ玉を支持軸を介して斜め方向に取付けた回
転板が固定され、一方上記円柱形カムは上記取付
板上に配設したロツド基端部に上下に開設した円
孔に回転自在に嵌合し、該ロツド先端部にはピン
を回転自在に上下に挿入し、該ピンの上記もみ玉
と反対側上部には中間部が取付板上に立設固定し
た支持板と本体側壁とに貫通支持されて直線方向
に摺動自在に構成されまた本体外側に突出した先
端部にたたき玉を固定した支持軸の基部が固定さ
れてなる手持型あんま器に関するものである。
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
(ニ) 実施例 1は内側を空洞とし正面略逆L字形に形成され
た合成樹脂製の器具本体で、該本体1は左右に二
つ割りしてねじ接合されてなり、本体1内上部は
左右に配設した後記もみ玉16ならびにたたき玉
21を駆動するための駆動機構を内装した駆動室
1′とし、下部は握柄部1″としてある。
2は減速機3を備えたモーターで、該モーター
2は上記駆動室1′内の底板を形成する取付板4
の下面中央部に垂設してその回転軸6は取付板4
上に突出させ、取付板4の左右両端部は上方に折
曲して駆動室1′の左右両側壁5a,5bに固定
支持されている。
なお、本体1の上記左右両側壁5a,5bはも
み玉16の支持部を被蔽するように、またたたき
玉21が引込んだときにこのたたき玉21の先端
がわずかに外側へ突出するように内側へ窪ませて
ある。
前記モーター回転軸6の上端部にはもみ機構を
駆動するウオームギヤ7が固定され、また該軸6
基部にはたたき機構を駆動する円柱形カム8を偏
心させて固定してあり、モーター2を回転させる
ことにより後述の如く両機構を同時に駆動するよ
うになつている。
9は上記回転軸6のウオームギヤ7の後方に配
置され、駆動軸1′の左右両側壁5間に差渡し軸
支した駆動軸で、該軸9の中間部には上記ウオー
ムギヤ7と噛合する大径のウオームホイール11
が固定されていて前記モーター2の回転軸6の回
転より低速で回転するようにしてある。
上記駆動軸9のもみ玉16側端部には小径のギ
ヤ12が固定され、該ギヤ12は側壁5aとこれ
と若干の間隔をあけて取付板4上に立設した軸受
板13との間に差渡し軸支された回転軸14に固
定した大径のギヤ15と噛合している。
前記する回転軸14の一端は側壁5外へ突出さ
せ、その突出端には略紡錘形に形成された合成樹
脂製のもみ玉16を偏心支持して旋回させる回転
板17が取付けてある。
該回転板17の外方面即ち上記回転軸14が固
定された板面と反対側の面は第1図に示すように
傘状をなし、この傘状をなした面の外側に寄せて
もみ玉16を回転自在に支持する支持軸18を直
角に固定することにより、もみ玉16は回転板1
7に対し斜め側方に向けて軸支され、回転板17
の回転により大きく旋回してもみ運動するように
なつている。
なお、もみ玉16は基部と先端部とに2分割さ
れ、それぞれ独立して回転できるように支持軸1
8に軸支されている。
次に、モーター2の回転軸6の基部に偏心させ
て固定した前記円柱形カム8により駆動されるた
たき玉21のたたき機構について説明する。
19はロツドで、その基端部に上記円柱形カム
8が水平方向に回転自在に嵌合する上下方向に開
設した円孔20を有し、また先端部にはたたき面
を球状面とした略半円球形の合成樹脂製たたき玉
21を支持する支持軸24に連結すりピン22が
回転自在に嵌合する孔23を上下方向に開設して
なり、上記ピン22のロツド19上に突出してい
る大径部分22′にはたたき玉21側の側壁5b
とこれと若干の間隔を置いて取付板4上に立設さ
れた支持板10を嵌挿して水平方向に摺動自在に
支持された支持軸24の基端部が固定され、該軸
24の先端部は駆動室1′の側壁5bより外側に
突出させ、その先端にはたたき玉21が固定して
ある。
従つて、モーター2の固定軸6が回転するのに
伴ない、該回転軸6に偏心固定された前記カム8
が偏心的に回転し、カム8が挿入されたロツド1
9の基端部には旋回運動が生じ、一方該ロツド1
9の先端部はピン22の大径部分22′に固定さ
れた軸24が側壁5bと支持板10とによつて直
線的に往復動するように規制されているので、ロ
ツド19基端部の旋回運動がロツド19先端部で
は往復運動となり、支持軸24の先端部に固定さ
れたたたき玉21も細かな往復運動をすることと
なる。
25はモーター2の下側に突出した回転軸6に
固定されたフアンで、モーター2に冷却風を送
り、器具本体1の中間部左右両側面に開口する排
気口26より排気を行なうようにしてある。
27は器具本体1の握柄部1″正面に設けた電
源スイツチ、28は電源コードで、スイツチ27
は強弱切替可能としてモーター2の回転数を変え
ることができるようにし、もみ玉16の旋回速度
ならびにたたき玉21の往復速度を調節すること
ができるようになつている。
しかして、上記構成からなる本考案の手持型あ
んま器は、もみ機構とたたき機構の両機構を備え
ており、例えば肩もみとして使用するときには、
第4図に示すように器具本体1の握柄部1″を手
でつかんでもみ玉16をもみたい個所に当てが
い、スイツチ27を入れて通電すると、もみ玉1
6は上下に旋回運動を起すので、もみ玉を肩に押
付けるようにするか、又はもみ玉16と器具本体
1の該もみ玉16側の外側中間部に着脱自在に形
成された突出部29とによつて肩を挾むようにす
るだけで肩もみを行なうことができる。
また、肩たたきとして使用するには、前記と同
様にたたきたい個所に今度はたたき玉21を当て
がえば、たたき玉21の往復運動により肩たたき
を実施することができるのである。
なお、本考案に係るあんま器は肩のみでなく、
腰や脚、腕等所望の個所に使用することもできる
ことは勿論である。
(ホ) 考案の効果 本考案に係る手持型あんま器は以上のように構
成され、一個の駆動源により肩へのもみとたたき
の一方を選択して実施することができ、またもみ
玉及びたたき玉の速度を変えられるようにしてあ
るので、肩の疲労度によつて使い分けることがで
きるので、疲労回復には絶大な効果があり、構造
簡単にして製作容易である等種々の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る手持型あんま器の一部切
欠正面図、第2図は同内部機構を示す斜視図、第
3図は同駆動機構を示す縦断面図、第4図は使用
状態を示す説明図である。 符号説明、1……器具本体、2……モーター、
3……減速機、4……取付板、5……側壁、6…
…回転軸、7…ウオームギヤ、8……カム、9…
…駆動軸、10……支持板、11……ウオームホ
イール、12……ギヤ、13……軸受板、14…
…回転軸、15……ギヤ、16……もみ玉、17
……回転板、18……支持軸、19……ロツド、
20……孔、21……たたき玉、22……ピン、
23……孔、24……軸、25……フアン、26
……排気口、27……スイツチ、28……電源コ
ード、29……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面略逆L字形に形成された器具本体の下方を
    握柄部とし、該本体内上部の取付板中央部にはモ
    ーターを垂設固定して該モーターの回転軸にはウ
    オームギヤと円柱形カムを上下に配置固定し、上
    記ウオームギヤは本体上部左右両側壁間内に水平
    に軸支された駆動軸中央部に固定したウオームホ
    イールと噛合せしめ、上記駆動軸の一端にはギヤ
    を固定して該ギヤは本体上部左右側壁の一方の外
    側に先端部が突出した回転軸の基部に固定したギ
    ヤと噛合させ、該回転軸の先端にはもみ玉を支持
    軸を介して斜め方向に取付けた回転板が固定さ
    れ、一方上記円柱形カムは上記取付板上に配設し
    たロツド基端部に上下に開設した円孔に回転自在
    に嵌合し、該ロツド先端部にはピンを回転自在に
    上下に挿入し、該ピンの上記もみ玉と反対側上部
    には中間部が取付板上に立設固定した支持板と本
    体側壁とに貫通支持されて直線方向に摺動自在に
    構成されまた本体外側に突出した先端部にたたき
    玉を固定した支持軸の基部が固定されてなること
    を特徴とする手持型あんま器。
JP1985012312U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0140516Y2 (ja)

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JP1985012312U JPH0140516Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61127733U JPS61127733U (ja) 1986-08-11
JPH0140516Y2 true JPH0140516Y2 (ja) 1989-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620519Y2 (ja) * 1990-08-27 1994-06-01 株式会社的場電機製作所 マッサージ器
JPH0620520Y2 (ja) * 1990-08-28 1994-06-01 株式会社的場電機製作所 マッサージ器
JP2006192208A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Daito Denki Kogyo Kk マッサージ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044062A (ja) * 1973-08-27 1975-04-21

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JPS5044062A (ja) * 1973-08-27 1975-04-21

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JPS61127733U (ja) 1986-08-11

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