JP2021019929A - マッサージ装置及びクッション - Google Patents

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Abstract

【課題】揉み心地を向上できるマッサージ装置及びクッションを提供する。【解決手段】マッサージ装置1は、駆動部20と、駆動部20によって連続的に回転するように駆動される少なくとも1つの回転台40と、回転台40に取り付けられた少なくとも1つの揉み玉50と、回転台40の回転数を変更可能なように駆動部20を制御する制御部60とを備える。制御部60は、回転台40の回転数が所定の第1周期で周期的に変化するように、駆動部20を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、マッサージ装置及びクッションに関する。
特許文献1のマッサージ装置は、駆動手段と、駆動手段によって回転する回転台と、回転台の表面に取り付けられた揉み玉とを備える。
特開2013−75113号公報
しかし、このようなマッサージ装置では、駆動手段による回転台の回転運動が一定の回転数で行われ、揉み玉の運動が単調になるので、揉み心地に改善の余地がある。
本発明は、マッサージ装置において、揉み心地の向上を図ることを目的とする。
本発明の一態様は、駆動部と、前記駆動部によって連続的に回転するように駆動される少なくとも1つの回転台と、前記回転台に取り付けられた少なくとも1つの揉み玉と、前記回転台の回転数を変更可能なように前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記回転台の回転数が所定の第1周期で周期的に変化するように、前記駆動部を制御する、マッサージ装置を提供する。
この構成によれば、回転台の回転数が周期的に変化するので、揉み玉の動きに緩急がつき、揉み心地を向上できる。
前記制御部は、前記回転台の回転角度の時間変化と、前記回転台の回転数の時間変化とが非同期になるように前記駆動部を制御してもよい。
この構成によれば、回転台の回転数の時間変化が、回転台の回転角度の時間変化に非同期になるように回転台の回転数が変化するので、揉み玉の動きが複雑になり、揉み心地を向上できる。
前記回転台は、前記第1周期と異なる第2周期で1回転してもよい。
前記回転台の回転数の前記第1周期は、1つの前記第1周期中に前記回転台が回転する回転角度が360°以外になるように、設定されている。
回転数の1つの第1周期中に回転台が回転する回転角度が360°である場合、回転台の各回転角度での回転数が回転台の回転毎に変化しない。言い換えれば、回転台がある回転角度になった時の回転数は常に一定となってしまう。その結果、揉み玉の動きが単調になる。この構成によれば、回転数の1つの第1周期中に回転台が回転する回転角度が360°以外であるので、回転台の各回転角度での回転数が回転台の回転毎に異なる。言い換えれば、回転台がある回転角度になった時の回転数は、回転台が回転を繰り返すのに伴って変化する。その結果、揉み玉の動きが複雑になるので、揉み心地を向上できる。
前記回転台の回転数は、直線的に変化してもよい。
本発明の他の態様は、前述のマッサージ装置を内蔵したクッションを提供する。
本発明によれば、マッサージ装置及びマッサージ装置を内蔵したクッションにおいて、揉み心地を向上できる。
本発明の実施形態に係るマッサージ装置を内蔵したクッションの斜視図。 実施形態に係るマッサージ装置の斜視図。 実施形態に係るマッサージ装置の分解斜視図。 実施形態に係るマッサージ装置の背面図。 実施形態に係るマッサージ装置の側面図。 実施形態に係るマッサージ装置の正面図。 実施形態に係るマッサージ装置の回転台の動作を説明するための図。 実施形態に係るマッサージ装置の回転台の回転角度の変化を説明するための図。 実施形態の変形例に係るマッサージ装置の回転台の動作を説明するための図。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るクッションCの斜視図である。図1を参照すると、クッションCは、マッサージ装置1と、マッサージ装置1を収容するカバー2と、家庭用コンセント(図示せず)のような電源に接続された電源コード(図示せず)を接続するための電源コネクタ3を備える。つまり、クッションCには、マッサージ装置1が内蔵されている。本実施形態のマッサージ装置1は、家庭用コンセントのような電源から電力の供給を受けて動作する。
図2は、本発明の実施形態に係るマッサージ装置1の斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るマッサージ装置1の分解斜視図である。
図2及び図3を参照すると、本実施形態に係るマッサージ装置1は、ケーシング10と、ケーシング10に収容されたモータ20と、モータ20に機械的に接続された少なくとも1つの伝達機構30とを備える。また、本実施形態に係るマッサージ装置1は、モータ20によって連続的に回転するように駆動される少なくとも1つの回転台40と、回転台40に取り付けられた少なくとも1つの揉み玉50とを備える。本実施形態では、個々の回転台40が2つの揉み玉50を備える。また、図3に示すように、本実施形態に係るマッサージ装置1は、回転台40の回転数を変更可能なようにモータ20を制御する制御部60を備える。
本実施形態のケーシング10は、一方側(図3において上側)が開口したケーシング本体11と、ケーシング本体11の開口を覆う蓋体12とを備える。ケーシング10の内部には、1つの両軸型のモータ20と4つの伝達機構30とが収容されている。また、図3に示すように、ケーシング10の蓋体12は、各伝達機構30の第2回転シャフト33を挿通するための穴部12aを有する。つまり、蓋体12は、4つの穴部12aを有している。
図4は、本実施形態に係るマッサージ装置1の背面図である。図5は、本実施形態に係るマッサージ装置1の側面図である。図4及び図5では、マッサージ装置1のケーシング10の図示を省略している。
図4に示すように、本実施形態に係るモータ20は、2つの出力軸21を有する両軸モータである。モータ20は、電源(図示せず)に電気的に接続されており、電源から供給された電力により駆動される。モータ20の出力軸21は、その先端部分において、ねじ溝(図示せず)がそれぞれ形成されている。言い換えれば、モータ20の出力軸21のそれぞれは、ウォームギヤ又はスパイラルギヤ等の駆動歯車を有する。本実施形態に係るモータ20は、本発明に係る駆動部の一例である。
図4及び図5を参照すると、伝達機構30は、第1回転シャフト31と、第1回転シャフト31に固定された中間歯車32と、第2回転シャフト33と、第2回転シャフト33に固定された従動歯車34とを備える。伝達機構30は、モータ20の回転力を回転台40に伝達するために設けられている。伝達機構30は、モータ20の軸方向(図4において上下方向)の両側に2つずつ設けられている。言い換えれば、モータ20の1つの出力軸21に対して一対の伝達機構30が設けられている。
第1回転シャフト31は、ケーシング10(図3に示す)のケーシング本体11の底面と蓋体12とによって、回転可能に軸支されている。第1回転シャフト31には、中間歯車32が固定されている。中間歯車32は、出力軸21に設けられた駆動歯車に噛み合う大歯車32aと、大歯車32aよりも小径の小歯車32bとを有する。言い換えれば、中間歯車32は、2段歯車である。本実施形態の大歯車32aは、ウォームホイール又は斜歯歯車であり、小歯車32bは、平歯車である。
第2回転シャフト33は、ケーシング10(図2に示す)のケーシング本体11と、蓋体12に設けられた穴部12aによって、第1回転軸C1を中心にして回転可能に軸支されている。第2回転シャフト33には、第1回転シャフト31に設けられた小歯車32bと噛み合う従動歯車34が設けられている。本実施形態の従動歯車34は、平歯車である。また、第2回転シャフト33の上部は、ケーシング10の蓋体12から突出するように設けられている。また、図5に示すように、第2回転シャフト33の上部には、回転台40が固定されている。
伝達機構30により、モータ20から回転台40に動力が伝達される。具体的には、モータ20の出力軸21に設けられた駆動歯車(図示せず)と中間歯車32の大歯車32aとの噛み合い、及び中間歯車32の小歯車32bと従動歯車34との噛み合いによって、モータ20の出力軸21の回転運動が第2回転シャフト33に伝達される。
図6は、本実施形態に係るマッサージ装置1の正面図である。図6では、マッサージ装置1のケーシング10の図示を省略している。
図6を参照すると、本実施形態の回転台40は、正面視略円形である。本実施形態では、4つの回転台40が設けられている。具体的には、回転台40は、モータ20の軸方向(図6において上下方向)の両側に2つずつ設けられている。言い換えれば、モータ20の1つの出力軸21に対して一対の回転台40が設けられている。また、図5を併せて参照すると、回転台40は、第2回転シャフト33の上部に固定されている。これにより、回転台40は、第1回転軸C1を中心にして回転可能である。言い換えれば、回転台40は、自転可能である。また、回転台40は、モータ20によって、連続的に回転するように駆動されるように構成されている。
前述したように、本実施形態の回転台40は、第1回転軸C1を中心として自転するように構成されている。これにより、本実施形態の回転台40は、ケーシング10又はモータ20のようなマッサージ装置1の他の構成要素に対する相対的な位置を維持しながら自転する。言い換えれば、本実施形態の回転台40は、例えば、マッサージ装置1の中心軸まわりの公転(又は揺動)、又は第1回転軸C1の軸方向の移動のような運動をしない。
本実施形態の揉み玉50は、回転台40の上面に設けられている。具体的には、1つの回転台40に対してそれぞれ2つの揉み玉50が設けられている。2つの揉み玉50は、回転台40の周方向において、180°間隔を開けて配置されている。また、2つの揉み玉50は、回転台40に対して、それぞれ偏心して設けられている。言い換えれば、揉み玉50は、第1回転軸C1に対して偏心した位置に設けられている。これにより、揉み玉50は、回転台40の第1回転軸C1まわりの自転に伴って、第1回転軸C1まわりに公転する。
本実施形態の揉み玉50は、回転台40に対して相対的に回転自在に、回転台40に取り付けられている。具体的には、揉み玉50は、回転台40に設けられた第2回転軸C2(図5に示す)を中心にして回転台40に対して回転自在(自由回転可能)である。本実施形態では、第2回転軸C2は、人体(使用者)側が第1回転軸C1に対して離間するように傾いている。
図5を併せて参照すると、本実施形態の揉み玉50は、半球状であり、回転台40の上面から第1回転軸C1の一方側(図5において上側)に突出するように設けられている。言い換えれば、揉み玉50は、図1に示すように、使用者に向かって突出するように設けられている。本実施形態のそれぞれの揉み玉50は、略半球状である揉み玉本体51と、揉み玉本体51の上面に設けられた3つの凸部52を有している。3つの凸部52は、球面状であり、揉み玉本体51に対してそれぞれ偏心して設けられている。
また、図1に示すように、揉み玉50は、マッサージ装置1がクッションCに内蔵されたときに、使用者の体表面を押圧するように、カバー2の内側から表面側に張り出すように配置されている。
本実施形態の制御部60は、モータ20に電気的に接続されている。制御部60は、回転台40の回転数Nを変更可能なように、モータ20を制御する。制御部60は、例えば、パルス幅変調(PMW)によってモータ20の出力を変化させることで、回転台40の回転数Nを変更させる。回転台40の回転数Nとは、単位時間あたりに回転台40が回転する回数である。回転数Nは、回転速度ともいえる。
(マッサージ装置1の動作)
電源(図示せず)から供給された電力によってモータ20が駆動されると、モータ20の出力軸21が回転する。この回転運動が、伝達機構30を介して回転台40に伝達され、回転台40は、第1回転軸C1を中心にして回転する。これにより、揉み玉50は、第1回転軸C1まわりに回転する。言い換えれば、回転台40の第1回転軸C1まわりの自転によって、揉み玉50は第1回転軸C1まわりに公転する。このとき、揉み玉50は、使用者の体表面との接触などにより電力無しで第2回転軸C2まわりに自転する。
本実施形態では、モータ20の軸方向の一方側(図6において上側)の出力軸21によって回転駆動される一対の回転台40は、互いに逆方向に回転する(図中実線矢印参照)。同様に、本実施形態では、モータ20の軸方向の他方側(図6において下側)の出力軸21によって回転駆動される一対の回転台40は、互いに逆方向に回転する(図中実線矢印参照)。また、本実施形態では、モータ20の回転方向を逆転させることで、各回転台40の回転方向を逆転できる(図中破線矢印参照)。また、4つの伝達機構30がそれぞれ同様の構成を有しているため、4つの回転台40の回転数Nは、同期している。
図7は、本実施形態に係るマッサージ装置1の回転台40の動きを説明するための図である。図7の上側のグラフと下側のグラフにおいて、横軸は、時間t[任意目盛]を表す。図7の上側のグラフにおいて、縦軸は、回転台40の回転数N[rpm]である。図7の下側のグラフにおいて、縦軸は、回転台40の回転角度θ[°]である。回転角度θは、例えば、図6に示す状態を初期状態とした場合に、初期状態から回転台40が第1回転軸C1を中心にして回転した角度である。より具体的には、回転角度θは、第1回転軸C1を端点として回転台40の径方向に延びる始線ILから、回転台40が第1回転軸C1まわりに回転した角度である。また、図8は、本実施形態に係るマッサージ装置1の回転台40が1回転する間の回転台40の回転角度θの変化を説明するための図である。図8において、横軸は、時間t[任意目盛]を表す。図8において、縦軸は、回転台40の回転角度θ[°]である。
図7の上側のグラフを参照すると、制御部60は、回転台40の回転数Nが所定の第1周期T1で周期的に変化するように、モータ20を制御する。言い換えれば、制御部60は、回転台40の回転数Nの時間変化が周期的であるように、モータ20を制御する。具体的には、制御部60は、回転台40の回転数Nが、所定の第1回転数N1より大きい所定の第2回転数N2から、第1回転数N1に向かって、直線的に減少するように、モータ20を制御する。次いで、制御部60は、回転台40の回転数Nが第1回転数N1から第2回転数N2に向かって直線的に増加するように、モータ20を制御する。その後、制御部60は、回転台40の回転数Nが減少と増加とを交互に繰り返すように、モータ20を制御する。言い換えれば、制御部60は、時間に対する回転台40の回転数Nの変化を表すグラフが三角波状になるようにモータ20を制御する。ここで、所定の第1周期T1とは、回転台40の回転数Nが、ある回転数(例えば第1回転数N1)である時点から、再び当該回転数(例えば、第1回転数N1)になり、回転数Nの変化の方向(増加又は減少)が同じになる時点までの時間である。
図7の下側のグラフ及び図8を参照すると、回転台40の回転数Nが周期的に変化するため、回転台40の回転角度θは、時間tに対して、直線的に変化せず、傾きが変化しながら変化している。また、回転台40は、第2周期T2で1回転する。言い換えれば、第2周期T2は、回転台40が1回転するのに要する時間である。具体的には、第2周期T2は、回転台40の回転角度θが0°から360°になるまでの時間である。
図8に示すように、開始時刻0(回転台40の回転数Nが第2回転数N2である時刻)から第1時刻ta(回転台40の回転数Nが第1回転数N1となる時刻)の間では、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、上側に凸(山形状)になる。言い換えれば、回転台40の回転数Nが直線的に減少すると、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、上側に凸(山形状)になる。
次いで、第1時刻ta(回転台40の回転数Nが第1回転数N1である時刻)から第2時刻tb(回転台40の回転数Nが第2回転数N2となる時刻)の間では、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、下側に凸(谷形状)になる。言い換えれば、回転台40の回転数Nが直線的に増加すると、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、下側に凸(谷形状)になる。
その後、第2時刻tb(回転台40の回転数Nが第2回転数N2である時刻)から第3時刻tc(回転台40が1回転した時刻)の間では、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、上側に凸(山形状)になる。言い換えれば、回転台40の回転数Nが直線的に減少すると、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、上側に凸(山形状)になる。
これにより、時間に対する回転角度θの変化を表すグラフは、回転台40が1回転する間に、全体として増加しつつ、山形状と谷形状とを繰り返すように変化する。
図7の2つのグラフを併せて参照すると、本実施形態の制御部60は、回転台40の回転数Nの時間変化と、回転台40の回転角度θの時間変化とが非同期になるようにモータ20を制御している。回転台40の回転数Nの時間変化と回転角度θの時間変化とが非同期であるとは、回転台40の回転数Nと回転角度θとが一対一に対応しないことを意味する。図7に示すように、例えば、回転台40の回転数Nがある回転数(例えば、第2回転数N2)となる複数の時点のそれぞれにおいて、回転台40の回転角度θが互いに異なる。一方で、回転台40がある回転角度θ(例えば、360°)になった時の回転台40の回転数Nは、回転台40が回転を繰り返すのに伴って変化する。
回転台40の回転数Nについての所定の第1周期T1は、回転台40が1回の第1周期T1中に回転する回転角度θが、360°以外になるように、設定されている。言い換えれば、回転台40の回転数Nについての所定の第1周期T1と、回転台40の回転角度θについての第2周期T2とが一致しない。好ましくは、回転台40の回転数Nについての所定の第1周期T1は、回転台40が1回の第1周期T1中に回転する回転角度θが、360°未満となるように設定されている。
また、回転台40の回転についての第2周期T2は、回転台40の回転数Nの周期的な変化によって、変動する。
本実施形態によれば、回転台40の回転数Nの周期的な変化により、揉み玉50の動きに緩急がつき、揉み心地を向上できる。
仮に、回転台40の回転数Nの時間変化が、回転台40の回転角度θの時間変化と同期すると、揉み玉50の動きが単調になる。これに対して、本実施形態によれば、回転台40の回転数Nが、回転台40の回転角度θに非同期に独立して変化するので、揉み玉50の動きが複雑になり、揉み心地を向上できる。
仮に、回転数Nの1回の第1周期T1中に回転台40が回転する回転角度θが360°であるとすると、回転台40の各回転角度θでの回転数Nが回転台40の回転毎に変化しない。言い換えれば、回転台40がある回転角度θになった時の回転数Nは常に一定となってしまう。その結果、揉み玉50の動きが単調になる。これに対して、本実施形態によれば、回転数Nの1回の第1周期T1中に回転台40が回転する回転角度θが360°以外であるので、回転台40の各回転角度θでの回転数Nが回転台40の回転毎に異なる。言い換えれば、回転台40がある回転角度θになった時の回転数Nは、回転台40が回転を繰り返すのに伴って変化する。言い換えれば、回転台40がある回転角度θになった時の回転台40の回転数Nは、回転台40が回転を繰り返す毎に異なる。その結果、揉み玉50の動きが複雑になるので、揉み心地を向上できる。
また、回転台40の回転数Nの周期的な変化により、回転台40が回転するために要する第2周期T2が変動し、これにより揉み玉50の動きにゆらぎが生じるので、揉み心地を向上できる。
また、回転台40が行う運動は、第1回転軸C1を中心とした回転駆動のみであるが、上述のように回転台40の回転数Nを制御することで、揉み玉50の動きを複雑にできる。これにより、マッサージ装置1の機構を複雑にせずに、揉み玉50の動きを複雑にでき、揉み心地を向上できる。
また、本実施形態によれば、マッサージ装置1がクッションCに内蔵されているので、マッサージ装置1の持ち運びを容易にできる。
(変形例)
図9は、本実施形態の変形例に係るマッサージ装置の回転台の動作を説明するための図である。図9の上側のグラフと下側のグラフにおいて、横軸は、時間t[任意目盛]を表す。図9の上側のグラフにおいて、縦軸は、回転台40の回転数N[rpm]である。図9の下側のグラフにおいて、縦軸は、回転台40の回転角度θ[°]である。
図9の上側のグラフを参照すると、図9に示す変形例では、制御部60は、回転台40の回転数Nが、所定の第1回転数N1から、第1回転数N1より大きい所定の第2回転数に向かって、直線的に増加するように、モータ20を制御する。次いで、制御部60は、回転台40の回転数Nが第2回転数N2から第1回転数N1に向かって直線的に減少するように、モータ20を制御する。その後、制御部60は、回転台40の回転数Nが増加と減少とを交互に繰り返すように、モータ20を制御する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、特許請求の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
実施形態では、制御部60は、時間に対する回転台40の回転数Nの変化を表すグラフが三角波のように直線的に変化するようにモータ20を制御していたが、これに限定されず、制御部60は、例えば、時間に対する回転台40の回転数Nの変化を表すグラフが余弦曲線(余弦波)又は正弦曲線(正弦波)のように曲線的に変化するようにモータ20を制御してもよい。
また、実施形態では、4つの回転台40が設けられていたが、これに限定されず、回転台40は、少なくとも1つ設けられていればよい。
実施形態では、1つの回転台40に2つの揉み玉50が設けられていたが、これに限定されず、1つの回転台に少なくとも1つの揉み玉が設けられていればよい。
また、駆動部から回転台への動力の伝達機構は、実施形態の伝達機構30に限定されない。
実施形態では、本発明に係るマッサージ装置1をクッションCに内蔵させたが、マッサージ装置1の適用対象は、これに限定されず、マッサージ装置1は、例えば、マッサージチェア、ハンドマッサージャ、又はフットマッサージャに適用してもよい。
1 マッサージ装置
2 カバー
3 電源コネクタ
10 ケーシング
11 ケーシング本体
12 蓋体
12a 穴部
20 モータ(駆動部)
21 出力軸
30 伝達機構
31 第1回転シャフト
32 中間歯車
32a 大歯車
32b 小歯車
33 第2回転シャフト
34 従動歯車
40 回転台
50 揉み玉
51 揉み玉本体
52 凸部
60 制御部
C クッション
C1 第1回転軸
C2 第2回転軸
N 回転数
N1 第1回転数
N2 第2回転数
θ 回転角度

Claims (6)

  1. 駆動部と、
    前記駆動部によって連続的に回転するように駆動される少なくとも1つの回転台と、
    前記回転台に取り付けられた少なくとも1つの揉み玉と、
    前記回転台の回転数を変更可能なように前記駆動部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記回転台の回転数が所定の第1周期で周期的に変化するように、前記駆動部を制御する、マッサージ装置。
  2. 前記制御部は、前記回転台の回転角度の時間変化と、前記回転台の回転数の時間変化とが非同期になるように前記駆動部を制御する、請求項1に記載のマッサージ装置。
  3. 前記回転台は、前記第1周期と異なる第2周期で1回転する、請求項2に記載のマッサージ装置。
  4. 前記回転台の回転数の前記第1周期は、1つの前記第1周期中に前記回転台が回転する回転角度が、360°以外になるように、設定されている、請求項2に記載のマッサージ装置。
  5. 前記回転台の回転数は、直線的に変化する、請求項1から4のいずれか1項に記載のマッサージ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のマッサージ装置を内蔵したクッション。
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