JPH08415Y2 - 外壁パネル - Google Patents

外壁パネル

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JPH08415Y2
JPH08415Y2 JP1991004986U JP498691U JPH08415Y2 JP H08415 Y2 JPH08415 Y2 JP H08415Y2 JP 1991004986 U JP1991004986 U JP 1991004986U JP 498691 U JP498691 U JP 498691U JP H08415 Y2 JPH08415 Y2 JP H08415Y2
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JP
Japan
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wall panel
sheet
panel
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wall
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Inventor
隆司 太田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物の外壁面とな
る部分に施工する外壁パネルに関するものである。
【従来の技術】従来例の外壁パネル101は、図6およ
び図7に示すように、防湿シート103と壁面石膏ボー
ド102で室内106側の面を被い、地面110に下部
を埋設施工した基礎107に固定することにより施工さ
れ、建築物の一部となる。この後、室内106の密閉性
すなわち気密性を良くするため壁面石膏ボード102と
床部の合板105あるいは、天井石膏ボード109との
出合いコーナ部(各々C部,D部)にアルミまたはポリ
エチレン等のコーナテープ104を貼り着けていた。
【考案が解決しようとする課題】上記のような構造の外
壁パネル101を用いた施工では、コーナテープ104
を正しく貼り着けるのは技術的に困難で熟練を要する。
その上多くの時間を費やした。また、施工の過程でコー
ナテープ104の貼り着けを忘れる事も起こり得た。こ
の考案の目的は、コーナテープ等を用いることなく室内
の密閉性すなわち気密性を確保できる外壁パネルを提供
することである。
【課題を解決するための手段】この考案の外壁パネル
は、方形のパネル枠の屋内側面に面材を貼るとともに、
この面材と前記パネル枠の間にシートを介在させ、かつ
前記シートが前記面材の上下方向の少なくとも一辺から
はみ出したことを特徴とするものである。
【作用】この考案の外壁パネルによれば、シートを面材
とパネル枠の間に介在させてあるのでシートが剥がれる
ことはなく、かつシートを面材の上下方向の少なくとも
一辺からはみ出したので外壁パネルに隣接する天井パネ
ルや床パネルに容易に貼り着けることができる。このた
め、屋内における密閉性すなわち冷気や暖気を維持する
気密性が高く、効率的に冷暖房を行うことができるので
経済的である。 また、シートが面材からはみ出している
部分を除いては面材で保護されて露出しないので、梱包
時や輸送時においてシートが損傷を受けることがない。
【実施例】この考案の外壁パネル1の一実施例を図1な
いし図5に基づいて説明する。外壁パネル1は、断熱材
11を詰め込んだ方形のパネル枠15の両面に面材16
を貼り、この片面にシート10を貼ったものである。
なわち、面材16とパネル枠15の間にシート10を介
在させ、かつシート10が面材16の上下方向の少なく
とも一辺からはみ出した延長部17を有する状態で、シ
ート10の貼り着けが行われている。図2および図4
は、外壁パネル1と天井石膏ボード9の出合い部である
コーナAおよび外壁パネル1と床部の合板5の出合い部
であるコーナBの、施工完了時の状態を各々示す。ま
ず、コーナAは、壁面石膏ボード2で室内6側の面を被
われた外壁パネル1、および、延長部17と防湿シート
3を天井石膏ボード9との間に挟み込む、天井下地パネ
ル13で構成される。図3を用いてコーナAを密閉すな
わち防湿、気密する施工方法と手順を説明する。外壁パ
ネル1を建物に組み込む前の状態(a)で、あらかじめ
延長部17を壁面石膏ボード2へ、その表面21に這わ
せるように粘着紙テープ12で仮止めしておく。組み込
んだ状態(b)で、粘着紙テープ12を外し、延長部1
7を天井下地パネル13に釘14で弛み等生じないよう
に打ち付ける。その後に(c)のように、延長部17
と、防湿シート3、天井石膏ボード9の順に重ね合わせ
て貼り着ける。つぎに、コーナBは、壁面石膏ボード2
で室内6側の面を被われた外壁パネル1、および、延長
部17を合板5との間に挟み込む、床仕上材8で構成さ
れる。防湿シート3は、合板5に対してこれが延長部1
7を挟み込んだ面の裏側に設ける。これ以外の構成はコ
ーナAと同じである。図5を用いてコーナBを密閉すな
わち防湿、気密する施工方法と手順を説明する。外壁パ
ネル1を建物に組み込む前の状態(a)までの工程はコ
ーナAと同じである。組み込んだ状態(b)で、粘着紙
テープ12を外し、延長部17を合板5の上面に沿って
倒す。その後に(c)のように、合板5との間に延長部
17を挟み込んで床仕上材8を貼り着ける。さらに、床
仕上材8の端部81と壁面石膏ボード2に跨がり巾木4
を固着する。以上のように、シート10の延長部17の
貼り着けにより室内6の密閉性すなわち冷気や暖気を維
持する気密性が高くなる。なお、天井下地パネル13と
したが、天井野縁でも良い。
【考案の効果】この考案の外壁パネルによれば、シート
を面材とパネル枠の間に介在させてあるのでシートが剥
がれることはなく、かつシートを面材の上下方向の少な
くとも一辺からはみ出したので外壁パネルに隣接する天
井パネルや床パネルに容易に貼り着けることができる。
このため、屋内における密閉性すなわち冷気や暖気を維
持する気密性が高く、効率的に冷暖房を行うことができ
るので経済的である。 また、シートが面材からはみ出し
ている部分を除いては面材で保護されて露出しないの
で、梱包時や輸送時においてシートが損傷を受けること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外壁パネルの部分断面斜視図。
【図2】実施例の外壁パネルの天井部施工状態図。
【図3】実施例の外壁パネルの天井部施工方法説明図。
【図4】実施例の外壁パネルの床部施工状態図。
【図5】実施例の外壁パネルの床部施工方法説明図。
【図6】従来例の外壁パネルの天井部施工状態図。
【図7】従来例の外壁パネルの床部施工状態図。
【符号の説明】
1 外壁パネル 10 シート 15 パネル枠 16 面材 17 シート10の延長部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形のパネル枠の屋内側面に面材を貼
    とともに、この面材と前記パネル枠の間にシートを介在
    させ、かつ前記シートが前記面材の上下方向の少なくと
    も一辺からはみ出したことを特徴とする外壁パネル。
JP1991004986U 1991-02-08 1991-02-08 外壁パネル Expired - Fee Related JPH08415Y2 (ja)

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JPH04101436U JPH04101436U (ja) 1992-09-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5281924A (en) * 1975-12-27 1977-07-08 Michio Fukuda Reinforced cell portion material for reinforcement and reinforced concrete structure
JPS5467000A (en) * 1977-11-07 1979-05-29 Japan Atom Energy Res Inst Transparent thermosetting resin composition

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