JPH0840509A - 荷役搬送車の制御装置 - Google Patents

荷役搬送車の制御装置

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Publication number
JPH0840509A
JPH0840509A JP6180268A JP18026894A JPH0840509A JP H0840509 A JPH0840509 A JP H0840509A JP 6180268 A JP6180268 A JP 6180268A JP 18026894 A JP18026894 A JP 18026894A JP H0840509 A JPH0840509 A JP H0840509A
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JP
Japan
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cargo handling
vehicle
handling vehicle
stop
cargo
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Application number
JP6180268A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suzuki
新一 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】荷役搬送車の牽引車に牽引される台車の姿勢を
崩すことなく荷役ステーションに停止させ、無人搬送車
と台車との間で荷役作業を行わせる。 【構成】牽引車には駆動輪を走行させる走行モータ38を
設ける。走行モータ38を自動制御モードに設定する無人
走行モード設定スイッチ35を設ける。荷役搬送車を停止
させた状態でモード設定スイッチ35の設定により自動制
御モード設定されると、走行モータ38を制御して駆動輪
を回転させ、荷役搬送車を荷役ステーションに向かって
微速走行させるコントローラ30を設ける。荷役搬送車を
荷役ステーションの予め定められた位置に停止させる停
止位置を検出するマークプレート検出センサ34を設け
る。コントローラ30により荷役搬送車を微速走行させ、
マークプレート検出センサ34により停止位置を検出した
とき、走行モータ38の回転を徐々に低下させて荷役搬送
車を停止させるコントローラ30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷役搬送車の制御装置に
係り、詳しくは複数の台車を牽引車に連結した荷役搬送
車が停止したとき、台車の姿勢を制御する荷役搬送車の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の荷役搬送システムを図4に示す。
荷役搬送車51が図示しない運転手によって運転され、
荷役を保管する自動倉庫52の長手方向に設けられた荷
役ステーション53に横付けされる。この荷役搬送車5
1は牽引車54と、該牽引車54に一列に連結された複
数(3台)の台車55とから構成されている。この牽引
車54及び台車55が荷役ステーション53に敷設され
た誘導線56と平行となるように停止する。
【0003】そして、例えば、誘導線56に沿って走行
する2台の無人搬送車58が台車55に載置された荷役
を受け取り、自動倉庫52の荷置き台60に搬送する。
荷置き台60に移載された荷役は自動倉庫52のスタッ
カクレーン61が受け取り、自動倉庫52の予め指定さ
れた場所に収容する。逆に、スタッカクレーン61が自
動倉庫52から荷役を取り出すと、この荷役を荷置き台
60に搬送する。荷置き台60に移載された荷役は無人
搬送車58が受け取り、誘導線56に沿って荷役ステー
ション53に向かって走行する。そして、荷役ステーシ
ョン53に停止している荷役搬送車51の台車55に移
載する。この荷役作業が完了すると運転手は荷役搬送車
51の牽引車54を運転し、台車55を牽引して次ぎの
場所に走行する。
【0004】ここで、牽引車54の後部には連結孔66
が形成された連結レバー65が設けられている。そし
て、台車55の前後にも連結孔66が形成された連結レ
バー65が設けられている。尚、最後部となる台車55
の後部には連結レバー65が形成されていない。この牽
引車54及び台車55の連結レバー65を互いに重なり
合わせて互いの連結孔66を一致させ、この連結孔66
に連結ピン67を挿入している。この構成により、牽引
車54と各台車55が1列に連結されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、荷役搬送車
51が荷役ステーション53に横付けされるとき、誘導
線56と平行となるように停止させる必要がある。これ
は、誘導線56と台車55とが平行とならないと、誘導
線56に沿って走行する無人搬送車58が台車55に載
置されている荷役を受け取ったり、無人搬送車58が台
車55に荷役を移載することができないからである。
【0006】しかし、実際には荷役搬送車51が荷役ス
テーション53に入ると、運転手は牽引車53の図示し
ないブレーキペダルを踏み込んで所定の位置で停止させ
ている。すると、台車55はそれまでの走行の慣性力に
より、図5にの実線にて示すような状態で停止しまう。
すると、無人搬送車58と台車55との間で荷役作業を
スムーズに行うことができない。
【0007】そのため、荷役搬送車51が荷役ステーシ
ョン53に入ってくるとき、運転手は牽引車54を微速
走行させ、牽引車54の図示しないブレーキペダルをゆ
っくりと踏み込み、所定の位置で停止させている。しか
し、このような作業を行って常に台車55を誘導線56
に対して平行にすることは大変難しいとうい問題があ
る。しかも、ブレーキペダルの踏み込み操作も運転手に
よって変化するため、台車55の姿勢が崩れやすく常に
誘導線56に台車55を平行にすることは難しく停止位
置もばらついてしまうという問題がある。
【0008】又、牽引車54及び台車55を連結する連
結ピン67と連結孔66との間には隙間があるため、牽
引車54と台車55及び台車55間においてがたつきが
生じる。このがたつきによっても牽引車54が停止した
とき、台車55の姿勢が崩れてしまい、誘導線56に対
して台車55を平行にすることができないという問題が
ある。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、簡単な構成により荷
役搬送車の牽引車に牽引される台車の姿勢を崩さないよ
うに停止させることができる荷役搬送車の制御装置を提
供することにある。
【0010】第2の目的は、荷役搬送車の牽引車に牽引
される台車の姿勢を崩さないように停止させて無人搬送
車と台車との間で移載作業を行わせることができる荷役
搬送車の制御装置を提供することにある。
【0011】第3の目的は、荷役搬送車の牽引車に牽引
される台車と無人搬送車との間で移載作業を確実に行わ
せることができる荷役搬送車の制御装置を提供すること
にある。
【0012】第4の目的は、荷役ステーションにて荷役
搬送車を直線状に停止させることができる荷役搬送車の
制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の台車を牽引車に1列
に連結して構成される荷役搬送車を自動倉庫の荷役ステ
ーションに敷設された誘導線に沿って走行させ、前記荷
役搬送車を荷役ステーションの誘導線に沿って停止さ
せ、前記誘導線に沿って走行する無人搬送車と荷役搬送
車の台車との間で移載作業を行う荷役搬送車の制御装置
において、前記牽引車のアクセルペダルの踏み込みに基
づいて該牽引車の駆動輪を走行モータによって回転させ
て荷役搬送車を走行させ、ブレーキベダルの踏み込み基
づいて牽引車の駆動輪を停止させて荷役搬送車を停止さ
せる走行制御手段と、前記走行モータを自動制御モード
に設定するモード設定手段と、前記荷役搬送車を停止さ
せた状態でモード設定手段の設定により自動制御モード
設定されると、走行モータを制御して駆動輪を回転さ
せ、荷役搬送車を微速走行させるモータ制御手段と、前
記モータ制御手段により荷役搬送車を予め定められた時
間だけ微速走行させた後、走行モータの回転を徐々に低
下させて荷役搬送車を停止させる停止制御手段とを備え
たことをその要旨とする。
【0014】請求項2記載の発明は、複数の台車を牽引
車に1列に連結して構成される荷役搬送車を自動倉庫の
荷役ステーションに敷設された誘導線に沿って走行さ
せ、前記荷役搬送車を荷役ステーションの誘導線に沿っ
て停止させ、前記誘導線に沿って走行する無人搬送車と
荷役搬送車の台車との間で移載作業を行う荷役搬送車の
制御装置において、前記牽引車のアクセルペダルの踏み
込みに基づいて該牽引車の駆動輪を走行モータによって
回転させて荷役搬送車を走行させ、ブレーキベダルの踏
み込み基づいて牽引車の駆動輪を停止させて荷役搬送車
を停止させる走行制御手段と、前記走行モータを自動制
御モードに設定するモード設定手段と、前記荷役搬送車
を停止させた状態でモード設定手段の設定により自動制
御モード設定されると、走行モータを制御して駆動輪を
回転させ、荷役搬送車を微速走行させるモータ制御手段
と、前記荷役搬送車を予め定められた位置に停止させる
停止位置を検出する停止位置検出手段と、前記モータ制
御手段により荷役搬送車を微速走行させ、停止位置検出
手段により停止位置を検出したとき、走行モータの回転
を徐々に低下させて荷役搬送車を停止させる停止制御手
段とを備えたことをその要旨とする。
【0015】請求項3記載の発明は、前記荷役搬送車の
台車には検出シートが設けられ、この検出シートを検出
することにより無人搬送車が停止し、該無人搬送車と台
車との間で移載作業可能な状態とすることをその要旨と
する。
【0016】請求項4記載の発明は、前記荷役ステーシ
ョンには荷役搬送車を誘導する誘導線が直線状に敷設さ
れていることをその要旨とする。請求項5記載の発明
は、前記誘導線は同一の誘導線にて無人搬送車と荷役搬
送車とを誘導することをその要旨とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、アクセルペダル
の踏み込に基づいて走行制御手段は走行モータを介して
牽引車の駆動輪を回転させて荷役搬送車を走行させる。
又、ブレーキペダルの踏み込みに基づいて走行制御手段
は走行モータを介して牽引車の駆動輪を停止させて荷役
搬送車を停止させる。荷役搬送車を停止させた状態でモ
ード設定手段の設定により自動制御モードに設定される
と、モータ制御手段は走行モータを制御して駆動輪を回
転させ、荷役搬送車の牽引車を自動倉庫の荷役ステーシ
ョンに敷設された誘導線に沿って微速走行させる。する
と、台車も微速走行する。そして、停止制御手段は予め
定められた時間だけ荷役搬送車を微速走行させると、走
行モータの回転を徐々に低下させて停止させる。する
と、荷役ステーションに敷設された誘導線に沿って無人
搬送車が走行し、該無人搬送車は荷役搬送車の台車と移
載作業可能な位置に停止する。そして、無人搬送車と台
車との間で移載作業が行われる。
【0018】従って、荷役搬送車を自動倉庫の荷役ステ
ーションに敷設された誘導線に沿って微速走行させる
と、牽引車に牽引される複数の台車が誘導線に沿うよう
に姿勢が補正される。そして、予め定められた時間経過
すると、微速走行している走行搬送車が停止するため、
誘導線に沿って走行している台車の姿勢が崩れないよう
に停止させることが可能となる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、アクセルペ
ダルの踏み込に基づいて走行制御手段は走行モータを介
して牽引車の駆動輪を回転させて荷役搬送車を走行させ
る。又、ブレーキペダルの踏み込みに基づいて走行制御
手段は走行モータを介して牽引車の駆動輪を停止させて
荷役搬送車を停止させる。荷役搬送車を停止させた状態
でモード設定手段の設定により自動制御モードに設定さ
れると、モータ制御手段は走行モータを制御して駆動輪
を回転させ、荷役搬送車の牽引車を自動倉庫の荷役ステ
ーションに敷設された誘導線に沿って微速走行させる。
すると、台車も微速走行する。そして、停止位置検出手
段により停止位置を検出すると、停止制御手段は走行モ
ータの回転を徐々に低下させて荷役搬送車を予め定めら
れた位置に停止させる。すると、荷役ステーションに敷
設された誘導線に沿って無人搬送車が走行し、該無人搬
送車は荷役搬送車の台車と移載作業可能な位置に停止す
る。そして、無人搬送車と台車との間で移載作業が行わ
れる。
【0020】従って、荷役搬送車を自動倉庫の荷役ステ
ーションに敷設された誘導線に沿って微速走行させる
と、牽引車に牽引される複数の台車が誘導線に沿うよう
に姿勢が補正される。そして、予め定められた停止位置
になると、微速走行している走行搬送車が停止するた
め、誘導線に沿って走行している台車の姿勢が崩れない
ように停止させることが可能となる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、荷役ステー
ションに敷設された誘導線に沿って停止した荷役搬送車
の台車に設けられた検出シートを誘導線に沿って走行す
る無人搬送車が検出する。この検出に基づいて無人搬送
車は停止し、該無人搬送車と台車との間で移載作業が行
われる。
【0022】従って、無人搬送車が荷役ステーションに
て停止している台車を的確に検出し、無人搬送車と台車
との移載作業を確実に行う。請求項4記載の発明によれ
ば、荷役ステーションに敷設されている誘導線が直線状
となっているため、荷役搬送車は誘導線に沿った直線状
態となって停止することになる。
【0023】請求項5記載の発明によれば、同一の誘導
線に沿って荷役搬送車及び無人搬送車を走行させるよう
にしているため、それぞれ専用の誘導線を敷設する必要
がなくなり、システムを簡素化することが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。図1に示すように、2列の自
動倉庫1が平行に設けられ、該自動倉庫1の間には走行
レール2が設けられている。走行レール2にはスタッカ
クレーン3が設けられ、走行レール2に沿って走行する
ようになっている。スタッカクレーン3は自動倉庫1に
保管される荷役を取り出し、該自動倉庫1の左側に設け
られた荷台4に払い出したり、荷台4に移載された荷役
を受け取って自動倉庫1の指定された場所に保管したり
するようになっている。
【0025】自動倉庫1の左側における床面には上下方
向に延びる誘導線6が敷設されている。この誘導線6は
該誘導線6と直交し、かつ、自動倉庫1の長手方向と平
行となる4本の分岐誘導線7a〜7dに接続されてい
る。この分岐誘導線7a〜7dは所定の間隔を持って平
行に床面に敷設されている。前記分岐誘導線7a〜7d
が敷設されたところが第1〜第4荷役ステーション8a
〜8dとなっている。
【0026】前記第1〜第4荷役ステーション8a〜8
dに沿って第1〜第4荷役搬送車10a〜10dが走行
し、この第1〜第4荷役ステーション8a〜8dに第1
〜第4荷役搬送車10a〜10dが停止するようになっ
ている。尚、第4荷役搬送車10dは他の場所に走行し
ているため図示されない。又、通常、第1〜第4荷役搬
送車10a〜10dは第1〜第4荷役ステーション8a
〜8dの入口にて停止し、待機するようになっている。
この場合、第1及び第3荷役搬送車10a,10cが第
1及び第3荷役ステーション8a,8cの入口で待機し
た状態となっている。
【0027】次に、第1〜第4荷役搬送車10a〜10
dの構成について説明するが、全て同一の構成のため、
第1荷役搬送車10aを代表に説明し、第2〜第4荷役
搬送車10b〜10dは同一番号を付して説明を省略す
る。
【0028】第1荷役搬送車10aは牽引車11と、そ
の後部に一列に連結される3台の台車12とから構成さ
れている。牽引車11の後部には連結孔13が形成され
た連結レバー14が設けられている。又、台車12の前
後にも連結孔13が形成された連結レバー14が設けら
れている。尚、最後部の台車12の後部には連結レバー
14が設けられていない。そして、各連結レバー14を
互いに重なり合わせて連結孔13を一致させた状態で、
該連結孔13には連結ピン15が挿入されている。この
連結ピン15と連結孔13との間には隙間が形成されな
いように連結ピン15が形成されている。更に、牽引車
11及び台車12の幅方向の大きさは同じになってい
る。又、台車12の幅方向両側には台車12を検出する
ための検出シート17が設けられている。
【0029】又、第1〜第4荷役ステーション8a〜8
dの入口には姿勢補正用のガイドタイヤ20が回転可能
に設けられている。このガイドタイヤ20は牽引車11
及び台車12の幅方向と略同じ寸法間隔で設けられてい
る。従って、牽引車11及び台車12がガイドタイヤ2
0の間を走行して第1〜第4荷役ステーション8a〜8
dに走行するとき、ガイドタイヤ20によって台車12
が牽引車11に対して直線状態となるように姿勢が補正
されるようになっている。又、第1〜第4荷役ステーシ
ョン8a〜8dの出口側付近の床面には第1〜第4荷役
搬送車10a〜10dを停止させるためのマークプレー
ト21が設けられている。更に、第1〜第4荷役ステー
ション8a〜8dの出口における床面には、第1〜第4
荷役搬送車10a〜10dが出発したか否かを検出する
ための搬送車センサ22が設けられている。
【0030】前記誘導線6及び分岐誘導線7a〜7dに
沿って無人搬送車9a〜9cが走行するようになってい
る。この無人搬送車9a〜9cは荷台4に払い出された
荷役を受け取ったり、荷台4に荷役を搬送したりするよ
うになっている。無人搬送車9a〜9cは検出シート1
7を検出し、荷役作業を行うべく台車12を探すように
なっている。又、荷台4近傍の床面には荷台判別マーク
プレート23が設けられている。この荷台判別マークプ
レート23に基づいて無人搬送車9a〜9cは2つの荷
台4を判別するようになっている。
【0031】前記スタッカクレーン3は管理制御装置2
5によって制御されるようになってる。即ち、管理制御
装置25はスタッカクレーン3を制御し、自動倉庫1に
保管されている荷役を取り出すように制御したり、荷台
4に移載された荷役を自動走行1に保管したりするよう
になっている。又、管理制御装置25は誘導線6及び分
岐誘導線7a〜7dを介して無人搬送車9a〜9cを制
御するようになっている。即ち、管理制御装置25は誘
導線6及び分岐誘導線7a〜7dを介してどの荷役ステ
ーション8a〜8dに停止しているどの台車12から荷
役を受け取り、どの荷台4に移載するかを無人搬送車9
a〜9cに指令するようになっている。又、管理制御装
置25は誘導線6及び分岐誘導線7a〜7dを介してど
の荷台4から荷役を受け取り、どの荷役ステーション8
a〜8dに停止しているどの台車12に荷役を渡すかを
無人搬送車9a〜9cに指令するようになっている。
【0032】この他に、第1〜第4荷役搬送車10a〜
10dが第1〜第4荷役ステーション8a〜8dに向か
って侵入するとき、管理制御装置25は誘導線6及び分
岐誘導線7a〜7dを介して無人搬送車9a〜9cに誘
導線6まで戻ってくるように指令するようになってい
る。又、第1〜第4荷役ステーション8a〜8dに停止
している第1〜第4荷役搬送車10a〜10dが発進す
ると、搬送車センサ22がその発進を検出する。この検
出信号は管理制御装置25に出力される。そして、搬送
車センサ22からの検出信号が無くなると管理制御装置
25は第1〜第4荷役ステーション8a〜8dから第1
〜第4荷役搬送車10a〜10dが居なくなったと判断
するようになっている。
【0033】又、管理制御装置25には送受信回路26
が設けられている。この送受信回路26は第1〜第4荷
役ステーション8a〜8dの入口の手前で停止して待機
している第1〜第4荷役搬送車10a〜10dに走行し
て第1〜第4荷役ステーション8a〜8dに侵入してき
てもよい指令信号を出力するようになっている。
【0034】次に、第1〜第4荷役搬送車10a〜10
dにおける牽引車11に搭載される制御装置の電気的構
成について説明する。図2に示すように、モータ制御手
段、停止制御手段、走行制御手段及び無効化手段として
のコントローラ30には牽引車11の図示しないアクセ
ルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサ31が
接続されている。コントローラ30には牽引車11の図
示しないブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレー
キセンサ32が接続されている。コントローラ30には
ステアリングの操作量を検出するステアリングセンサ3
3が接続されている。コントローラ30にはマークプレ
ート21を検出する停止位置検出手段としてのマークプ
レート検出センサ34が接続されている。又、コントロ
ーラ30には牽引車11を自動制御モードに設定するモ
ード設定手段としての無人走行モード設定スイッチ35
が接続されている。又、コントローラ30には分岐誘導
線7a〜7dの誘導信号を検出する誘導線検出センサ3
6が接続されている。コントローラ30には指令信号を
受信する受信器37が接続されている。
【0035】又、コントローラ30には牽引車11の図
示しない駆動輪を回転させる走行モータ38が接続され
ている。コントローラ30には牽引車の図示しない操舵
輪を操舵させる操舵モータ39が接続されている。更
に、コントローラ30には管理制御装置25の送受信回
路26に指令信号を送信する送信器40が接続されてい
る。そして、コントローラ30には各種のデータが記憶
されるメモリ41が設けられている。
【0036】通常、運転手がアクセルペダルを踏み込め
ば、その踏み込み量をアクセルセンサ31が検出し、そ
の踏み込み量に基づいてコントローラ30は走行モータ
38を回転させる。又、運転手がブレーキペダルを踏み
込めば、その踏み込み量をブレーキセンサ32が検出
し、その踏み込み量に基づいてコントローラ30は走行
モータ38の回転を低下させたり停止させたりする。そ
して、運転手がステアリングを操作すれば、その操作量
をステアリングセンサ33が検出し、その操作量に基づ
いてコントーラ30は操舵モータ39を操舵させる。従
って、アクセルペダルの踏み込みにより牽引車11は走
行し、ブレーキベダルの踏み込みにより牽引車11は減
速又は停止する。そして、ステアリングの操作により牽
引車11は操舵する。
【0037】コントローラ30に接続された無人走行モ
ード設定スイッチ(以下、設定スイッチとい)44が切
換操作されると、コントローラ30は自動走行モードに
切り換えるようになっている。このモードに設定される
と、アクセルペダル、ブレーキペダル及びステアリング
を踏み込んだり、操作してもコントローラ30は走行モ
ータ38を制御しないようになっている。そのため、牽
引車11は走行したり、減速又は停止したり操舵したり
しないようになっている。又、コントローラ30は自動
走行モードに切り換えると送信器40から管理制御装置
25の送受信回路26に第1〜第4荷役ステーション8
a〜8dの入口で待機している指令信号を出力するよう
になっている。そして、管理制御装置25の送受信回路
26から出力される発進許可信号を受信器37が受信す
ると、コントローラ30は走行モータ38及び操舵モー
タ39を制御するようになっている。このため、第1〜
第4荷役搬送車10a〜10dは微速走行するととも
に、誘導線検出センサ36に基づいて第1〜第4荷役搬
送車10a〜10dは分岐誘導線7a〜7dに沿って走
行する。
【0038】自動走行モードにおいて、走行モータ38
を制御する電流マップがメモリ41に予め記憶されてい
る。従って、コントローラ30はメモリ41の電流マッ
プに基づいて走行モータ38を励磁する電流を徐々に増
加させて牽引車11を加速する。その後、コントローラ
30は電流を一定にして走行モータ38の回転を一定に
し、牽引車11が一定の速度で微速走行するように制御
する。
【0039】又、第1〜第4荷役ステーション8a〜8
dに設けられたマークプレート21をマークプレート検
出センサ34が検出すると、コントローラ30は走行モ
ータ38に流す電流をメモリ41の電流マップに基づい
て徐々に減少させ、走行モータ38の回転を徐々に低下
させるようになっている。すると、牽引車11及び台車
12が第1〜第4ステーション8a〜8dにてゆっくり
と減速し、分岐誘導線7a〜7dに平行となるように停
止する。
【0040】又、設定スイッチ35が切換操作される
と、コントローラ30は自動走行モードを解除する。こ
の解除により、アクセルペダル、ブレーキペダル及びス
テアリングを操作すると、コントローラ30が走行モー
タ38、操舵モータ39を制御して牽引車11を手動に
て操作することができるようになっている。
【0041】次に、上記のように構成された第1〜第4
荷役搬送車10a〜10dの作用について説明する。図
1においては、第2荷役搬送車10bが第2荷役ステー
ション8bにて停止した状態となっている。このとき、
第2荷役搬送車10bの牽引車11及び台車12は分岐
誘導線7bと平行になった状態で停止している。又、第
1及び第3荷役ステーション8a,8cの入口にて第1
及び第3荷役搬送車10a,10cが停止して待機した
状態となっている。このとき、第1及び第3荷役搬送車
10a,10cは設定スイッチ35によって自動制御モ
ードに設定されている。又、コントローラ30は送信器
40により送受信回路26に自己の第1及び第3荷役搬
送車10a,10cが自動制御モードに設定されて待機
している旨の信号を送信した状態となっている。この状
態で、第2荷役搬送車10bに対する荷役作業を行うた
め、管理制御装置25は誘導線6及び分岐誘導線7a〜
7dを介して無人搬送車9a〜9cに指令信号を出力し
たり、自動倉庫1のスタッカクレーン3に指令信号を出
力する。
【0042】すると、無人搬送車9a〜9cは第1又は
第3分岐誘導線7a,7cに沿って走行する。又、自動
倉庫1からスタッカクレーン3によって荷役が取られ、
荷台4に払い出されると、荷台判別マークプレート23
に基づいて無人搬送車9a〜9cは停止する荷台4を判
別して停止し、停止した荷台4から荷役を無人搬送車9
a〜9cが受け取る。そして、誘導線6及び及び分岐誘
導線7a〜7dに沿って無人搬送車9a〜9cは走行
し、荷役の搬送を行う。そして、無人搬送車9a〜9c
は台車12の検出シート17を検出し、荷役作業に該当
する台車12を判別する。その該当する台車12を検出
すると、無人搬送車9a〜9cは停止し、台車12と対
向した状態となる。そして、無人搬送車9a〜9cは荷
役を台車12に移載する。
【0043】又、台車12から無人搬送車9a〜9cが
荷役を受け取った場合、無人搬送車9a〜9cは第1又
は第3分岐誘導線7a,7c及び誘導線6に沿って走行
し、荷台4に向かう。そして、無人搬送車9a〜9cは
荷台判別マークプレート23を検出し、該当する荷台4
に停止する。そして、無人搬送車9a〜9cは荷役を荷
台4に移載する。移載された荷役はスタッカクレーン3
によって自動倉庫1の予め定められた場所に保管され
る。そして、第2荷役搬送車10bに対する荷役作業が
終了すると、無人搬送車9a〜9cは誘導線6に沿って
走行し、荷台4近傍にて停止する。
【0044】この状態で、運転手が第2荷役搬送車10
bにおける牽引車11の設定スイッチ35を操作し、自
動制御モードを解除してアクセルペダルを踏み込んで第
2荷役搬送車10bを走行させる。この走行する第2荷
役搬送車10を搬送車センサ22が検出し、この搬送車
センサ22が第2荷役搬送車10の検出をしなくなった
とき、管理制御装置25は第2荷役搬送車10が第2荷
役ステーション8bから居なくなったと判断する。する
と、管理制御装置25の送受信回路26は第3荷役搬送
車10cの受信器37に対して第3荷役ステーション8
cに侵入してきてもよい指令信号を出力する。この指令
信号を第3荷役搬送車10cの受信器37が受信する
と、コントローラ30はメモリ41に記憶された電流マ
ップに基づいて走行モータ38の回転を徐々に上昇させ
て牽引車11を図3に示すような速度で加速していく。
そして、コントローラ30は走行モータ38を励磁する
電流を一定にして制御し、図3に示すように、牽引車1
1を予め定めた一定の微速速度で微速走行させる。
【0045】又、コントローラ30は誘導線検出センサ
36が分岐誘導線7cの誘導信号を検出するように操舵
モータ39を制御して操舵輪を操舵させる。すると、牽
引車11及び台車12は分岐誘導線7cに沿って微速走
行する。このとき、第3荷役搬送車3cは第3荷役ステ
ーション8cの入口のガイドタイヤ20間を走行して侵
入してくる。そのため、牽引車11に連結される台車1
2の姿勢が補正され、牽引車11に対して台車12が一
直線状となるように姿勢が補正される。
【0046】そして、マークプレート検出センサ34が
第3荷役ステーション8cのマークプレート21を検出
すると、コントローラ30はメモリ41に記憶された電
流マップに基づいて電流を徐々に減少させ、走行モータ
38の回転を徐々に低下させて停止させる。従って、第
3荷役ステーション8cの分岐誘導線7cに沿って一直
線状となって停止する。牽引車11及び台車12の停止
が完了すると、コントローラ30は送信器40を介して
管理制御装置25の送受信回路26に第3荷役搬送車1
0cが第3荷役ステーション8cに停止した旨の信号を
送信する。
【0047】すると、管理制御装置25は誘導線6及び
分岐誘導線7a〜7dを介して無人搬送車9a〜9cを
制御し、上記と同様に、無人搬送車9a〜9cと台車1
2との間で荷役作業を行う。
【0048】従って、ガイドタイヤ20により第1〜第
4荷役搬送車10a〜10dの台車12は牽引車11に
対して直線状態となるように姿勢が補正されて第1〜第
4荷役ステーション8a〜8dに侵入してくる。この結
果、牽引車11に対して一直線状となっていない台車1
2の姿勢を強制的に補正することができる。
【0049】又、コントローラ30はメモリ41に記憶
された電流マップに基づいて第1〜第4荷役ステーショ
ン8a〜8dを走行する第1〜第4荷役搬送車10a〜
10dの牽引車11を微速走行させるように走行モータ
38を回転制御している。そして、マークプレート検出
センサ34によってマークプレート21を検出すると、
コントローラ30はメモリ41の電流マップに基づいた
電流によって走行モータ38の回転を徐々に低下させて
停止させている。このため、運転手がブレーキペダルを
踏み込んで牽引車11を停止させ、台車12を停止させ
る場合とは異なり、コントローラ30は走行モータ38
を制御して常に安定した状態で牽引車11を停止させ台
車12を停止させている。この結果、台車12が停止し
たとき、牽引車11に対して直線状態となる台車12の
姿勢が崩れないように防止することができる。
【0050】又、第1〜第4荷役搬送車10a〜10d
はマークプレート21を検出すると停止するが、マーク
プレート21を検出してから各第1〜第4荷役搬送車1
0a〜10dが停止するまでの距離は必ずしも一定では
ない。そのため、台車12に検出シート12を設け、こ
の検出シート17に基づいて無人搬送車9a〜9cが移
載作業を行うべく台車12を検出し、停止する。この結
果、第1〜第4荷役搬送車10a〜10dが第1〜第4
荷役ステーション8a〜8dのどの場所で停止しても無
人搬送車9a〜9cは検出シート17によって台車12
を確実に探すことができるとともに、無人搬送車9a〜
9cと台車12との間で荷役作業を確実に行うことがで
きる。
【0051】更に、誘導線検出センサ36が分岐誘導線
7a〜7dの誘導信号を検出するようにコントローラ3
0は操舵モータ39を操舵制御する。この結果、牽引車
11及び台車12を第1〜第4荷役ステーション8a〜
8dに確実に誘導させることができる。
【0052】又、牽引車11と台車12との連結及び台
車12同志の連結は、連結レバー14の連結孔13に挿
入された連結ピン15によって行われている。そして、
連結ピン15と連結孔13との間には隙間が形成されな
いようになっている。従って、牽引車11と台車12と
の間、台車12間でのがたつきが発生しないようにする
ことができる。この結果、牽引車11を停止させたと
き、台車12の姿勢を崩さないように停止させ、台車1
2を牽引車11に対して直線状態となるように停止させ
ることができる。
【0053】本実施例においては、マークプレート検出
センサ34がマークプレート21を検出したとき、コン
トローラ30が走行モータ38に流れる電流を徐々に減
少させ、牽引車11及び台車12を停止させるようにし
た。この他に、駆動輪の回転を停止させるブレーキ装置
を設け、マークプレート検出センサ34がマークプレー
ト21を検出したとき、コントローラ30がブレーキ装
置を制御して駆動輪の回転を徐々に低下させて停止させ
るように構成することも可能である。
【0054】又、マークプレート検出センサ34がマー
クプレート21を検出したとき、コントローラ30が走
行モータ38の回転を徐々に低下させて停止させるよう
にした。この他に、コントローラ30にタイマー回路4
5を設け、コントローラ30が走行モータ38を回転さ
せて牽引車11を発進させたときからタイマー回路45
によって時間のカウントを開始する。そして、タイマー
回路45が予め定められた時間までカウントしたらコン
トローラ30が走行モータ38の回転を徐々に低下させ
て停止させるようにしてもよい。この場合、第1〜第4
荷役ステーション8a〜8dの入口から一定の微速速度
で第1〜第4荷役搬送車10a〜10dを走行させた場
合、マークプレート21に達するまでにどれだけの時間
を要するかを測定し、その時間をタイマー回路45に設
定する。
【0055】更に、牽引車11が直進走行して台車12
を牽引すれば、台車12は牽引車11に対して直線状態
となるように姿勢が補正される。又、牽引車11は微速
(低速)走行しているため、牽引車11が停止しても、
該牽引車11に対する台車12の直線状態を維持しなが
ら停止させるようにすることができる。
【0056】又、マークプレート検出センサ34がマー
クプレート21を検出すると、コントローラ30は走行
モータ38の回転を徐々に低下させて停止させる。その
ため、マークプレート21を検出してから牽引車11及
び台車12は若干走行してから停止する。しかも、台車
12に搭載されている荷役の重さなどの変化により各第
1〜第4荷役搬送車10a〜10dが停止する停止位置
は若干変化する。この場合、台車12の検出シート17
を無人搬送車9a〜9cが検出するので、第1〜第4荷
役搬送車10a〜10dの停止位置が変化しても台車1
2と無人搬送車9a〜9cとの間で確実に荷役作業を行
わせることができる。
【0057】更に、本実施例においては、第1〜第4荷
役搬送車10a〜10dを誘導する分岐誘導線7a〜7
dに沿って無人搬送車9a〜9cも走行し、第1〜第4
荷役搬送車10a〜10dの台車12と無人搬送車9a
〜9cとの間で移載作業を行っている。
【0058】この結果、第1〜第4荷役搬送車10a〜
10dを誘導する専用の誘導線、無人搬送車9a〜9c
を誘導する専用の誘導線を個々に設ける必要がなくな
り、誘導線の敷設作業を簡単にすることができる。しか
も、誘導線の構成を簡素化することができる。
【0059】次に、上記実施例から把握される請求項以
外の技術思想を、その効果とともに以下に記載する。 (1)請求項1〜5において、モード設定手段により自
動制御モードに設定された場合、アクセルペダル、ブレ
ーキペダルが操作されても走行モータが加速、停止制御
されないように無効化する無効化手段を備えてもよい。
【0060】この構成によれば、自動制御モードに設定
されているとき、アクセルペダルが操作されても荷役搬
送車の牽引車は加速しないように防止される。又、ブレ
ーキペダルが操作されても荷役搬送車の牽引車は停止し
ないように防止される。この結果、アクセルペダル、ブ
レーキペダルが誤って操作されても荷役搬送車の台車を
直線状態となるように停止させ、姿勢を崩さないように
することができる。
【0061】(2)請求項1〜5において、モード設定
手段により自動制御モードに設定された場合、モータ制
御手段は所定時間経過後、走行モータを制御して駆動輪
を回転させ、牽引車を微速走行させるようにしてもよ
い。
【0062】この構成によれば、自動制御モードに設定
されてから所定時間経過すると駆動輪が回転し、荷役搬
送車が微速走行する。この結果、自動制御モードに設定
してから運転手が荷役搬送車から降りる余裕を持たせる
ことができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、荷役搬送車の微速走行制御及び停止制御を
行わせて牽引車に牽引される台車が誘導線に沿った状態
で荷役ステーションにて停止させることを容易に行うこ
とができ、台車の姿勢を崩さないようにすることができ
る。しかも、簡単な構成によって荷役搬送車における台
車の姿勢を崩さないようにすることができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、停止位置検
出手段により荷役ステーションにおいて荷役搬送車の微
速走行制御及び停止制御を行わせて牽引車に牽引される
台車を誘導線に沿った状態で停止させることを容易に行
うことができ、台車の姿勢を崩さないようにすることが
できる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、台車に設け
られた検出シートに基づいて無人搬送車が台車を検出
し、該無人搬送車と台車との間で確実に移載作業を行わ
せることができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、荷役ステー
ションに敷設された直線状となる誘導線に沿って荷役搬
送車を直線状に停止させることができるため、無人搬送
車と台車との間で確実に移載作業を行わせることができ
る。
【0067】請求項5記載の発明によれば、荷役搬送車
を誘導する誘導線と無人搬送車を誘導する誘導線とを同
一にしているため、荷役ステーションに敷設する誘導線
の敷設作業が容易になるとともに、誘導線の配線を簡素
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷役搬送車及び荷役搬送システムの構成を示す
説明図である。
【図2】荷役搬送車を制御する制御装置を示す電気ブロ
ック図である。
【図3】荷役搬送車の牽引車が走行するとき、走行モー
タに流れる電流特性図である。
【図4】従来の荷役搬送車及び荷役搬送システムの構成
を示す説明図である。
【図5】牽引車が停止したとき、該牽引車に牽引される
台車の姿勢が崩れた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
7a〜7d…分岐誘導線、8a〜8d…第1〜第4荷役
ステーション、9a〜9c…無人搬送車、10a〜10
d…荷役搬送車、11…牽引車、12…台車、30…モ
ータ制御手段、停止制御手段、無効化手段及び走行制御
手段としてのコントローラ、34…停止位置検出手段と
してのマークプレート検出センサ、35…モード設定手
段としての無人走行モード設定スイッチ、36…誘導信
号検出手段としての誘導線検出センサ、38…走行モー
タ、39…操舵モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60K 41/20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の台車を牽引車に1列に連結して構
    成される荷役搬送車を自動倉庫の荷役ステーションに敷
    設された誘導線に沿って走行させ、前記荷役搬送車を荷
    役ステーションの誘導線に沿って停止させ、前記誘導線
    に沿って走行する無人搬送車と荷役搬送車の台車との間
    で移載作業を行う荷役搬送車の制御装置において、 前記牽引車のアクセルペダルの踏み込みに基づいて該牽
    引車の駆動輪を走行モータによって回転させて荷役搬送
    車を走行させ、ブレーキベダルの踏み込み基づいて牽引
    車の駆動輪を停止させて荷役搬送車を停止させる走行制
    御手段と、 前記走行モータを自動制御モードに設定するモード設定
    手段と、 前記荷役搬送車を停止させた状態でモード設定手段の設
    定により自動制御モード設定されると、走行モータを制
    御して駆動輪を回転させ、荷役搬送車を微速走行させる
    モータ制御手段と、 前記モータ制御手段により荷役搬送車を予め定められた
    時間だけ微速走行させた後、走行モータの回転を徐々に
    低下させて荷役搬送車を停止させる停止制御手段とを備
    えた荷役搬送車の制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の台車を牽引車に1列に連結して構
    成される荷役搬送車を自動倉庫の荷役ステーションに敷
    設された誘導線に沿って走行させ、前記荷役搬送車を荷
    役ステーションの誘導線に沿って停止させ、前記誘導線
    に沿って走行する無人搬送車と荷役搬送車の台車との間
    で移載作業を行う荷役搬送車の制御装置において、 前記牽引車のアクセルペダルの踏み込みに基づいて該牽
    引車の駆動輪を走行モータによって回転させて荷役搬送
    車を走行させ、ブレーキベダルの踏み込み基づいて牽引
    車の駆動輪を停止させて荷役搬送車を停止させる走行制
    御手段と、 前記走行モータを自動制御モードに設定するモード設定
    手段と、 前記荷役搬送車を停止させた状態でモード設定手段の設
    定により自動制御モード設定されると、走行モータを制
    御して駆動輪を回転させ、荷役搬送車を微速走行させる
    モータ制御手段と、 前記荷役搬送車を予め定められた位置に停止させる停止
    位置を検出する停止位置検出手段と、 前記モータ制御手段により荷役搬送車を微速走行させ、
    停止位置検出手段により停止位置を検出したとき、走行
    モータの回転を徐々に低下させて荷役搬送車を停止させ
    る停止制御手段とを備えた荷役搬送車の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記荷役搬送車の台車には検出シートが
    設けられ、この検出シートを検出することにより無人搬
    送車が停止し、該無人搬送車と台車との間で移載作業可
    能な状態とする請求項1又は2記載の荷役搬送車の制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記荷役ステーションには荷役搬送車を
    誘導する誘導線が直線状に敷設されている請求項1乃至
    3のいずれかに記載の荷役搬送車の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記誘導線は同一の誘導線にて無人搬送
    車と荷役搬送車とを誘導する請求項1乃至4のいずれか
    に記載の荷役搬送車の制御装置。
JP6180268A 1994-08-01 1994-08-01 荷役搬送車の制御装置 Pending JPH0840509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008681A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kokuyo Furniture Co Ltd 移動ラック装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008681A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kokuyo Furniture Co Ltd 移動ラック装置

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