JPH08396B2 - 積層シ−ト材の真空圧縮移動装置 - Google Patents
積層シ−ト材の真空圧縮移動装置Info
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- JPH08396B2 JPH08396B2 JP22197185A JP22197185A JPH08396B2 JP H08396 B2 JPH08396 B2 JP H08396B2 JP 22197185 A JP22197185 A JP 22197185A JP 22197185 A JP22197185 A JP 22197185A JP H08396 B2 JPH08396 B2 JP H08396B2
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- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/22—Corrugating
- B29C53/24—Corrugating of plates or sheets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/10—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the pressing technique, e.g. using action of vacuum or fluid pressure
- B32B37/1018—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the pressing technique, e.g. using action of vacuum or fluid pressure using only vacuum
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Description
この発明は、布地などの通気性シート材を積層してこ
れらのシート材を裁断する場合などに用いる積層シート
材の真空圧縮・移動装置に関するものである。
れらのシート材を裁断する場合などに用いる積層シート
材の真空圧縮・移動装置に関するものである。
従来、積層シート材の真空圧縮方法として、特公昭52
−15831号公報に示すものが知られている。この積層シ
ート材の真空圧縮では、支持台の水平な支持面上に通気
性シート材の積層物を支持し、積層物の外周部を非通気
性シートで覆い、前記積層物の側面から吸気管を介して
真空源により吸気することで、積層物を厚さ方向に圧縮
して支持台の支持面上に保持している。
−15831号公報に示すものが知られている。この積層シ
ート材の真空圧縮では、支持台の水平な支持面上に通気
性シート材の積層物を支持し、積層物の外周部を非通気
性シートで覆い、前記積層物の側面から吸気管を介して
真空源により吸気することで、積層物を厚さ方向に圧縮
して支持台の支持面上に保持している。
前述のような従来の積層シート材の真空圧縮方法で
は、通気性シート材の積層物を吸気管の吸気口から真空
吸気することによって支持台の支持面に保持するだけで
あり、この支持面に対し、吸気管および積層物を移動さ
せることができないため、裁断作業が行いにくく、その
能率が悪く、また支持台および支持面構造が限定される
という問題点があった。 この発明は、前述した問題点を解決して、支持台の支
持面上で、積層物の裁断作業を容易にしかも能率よく行
うことができ、また支持台および支持面の構造の制限が
少ない積層シート材の真空圧縮・移動を行うのに好適す
る真空圧縮・移動装置を提供することを目的とする。
は、通気性シート材の積層物を吸気管の吸気口から真空
吸気することによって支持台の支持面に保持するだけで
あり、この支持面に対し、吸気管および積層物を移動さ
せることができないため、裁断作業が行いにくく、その
能率が悪く、また支持台および支持面構造が限定される
という問題点があった。 この発明は、前述した問題点を解決して、支持台の支
持面上で、積層物の裁断作業を容易にしかも能率よく行
うことができ、また支持台および支持面の構造の制限が
少ない積層シート材の真空圧縮・移動を行うのに好適す
る真空圧縮・移動装置を提供することを目的とする。
この発明に係る特許請求の範囲第１項に記載した積層
シート材の真空圧縮・移動装置は通気性シート材の積層
物を支持するための支持面を有する支持台と、前記積層
物の側面が吸気口と接続する部分以外の積層物の周囲全
体を覆う非通気性シート内から前記吸気口を介して吸気
しかつ前記支持面上に積層物の少なくとも一側面に沿わ
せて配置した吸気管と、吸気管に接続した真空源と、吸
気管を支持面と平行移動可能に支持する支持部材とを備
えたことを特徴としている。
シート材の真空圧縮・移動装置は通気性シート材の積層
物を支持するための支持面を有する支持台と、前記積層
物の側面が吸気口と接続する部分以外の積層物の周囲全
体を覆う非通気性シート内から前記吸気口を介して吸気
しかつ前記支持面上に積層物の少なくとも一側面に沿わ
せて配置した吸気管と、吸気管に接続した真空源と、吸
気管を支持面と平行移動可能に支持する支持部材とを備
えたことを特徴としている。
この発明の特許請求の範囲第１項に記載した積層シー
ト材の真空圧縮・移動装置では、通気性シート材を積層
物を、これが吸気管の吸気口と接続する側面以外の周囲
全体を非通気性シート材で覆い、真空源の作動によって
吸気管の吸気口に接続する前記積層物の側面から非通気
性シート材内の空気を吸引することで、前記積層物を厚
さ方向に圧縮させる。そして、真空吸引状態で積層物と
非通気性シート材を吸気管と共に移動させることで、積
層物を圧縮したまま裁断しやすい位置に移動させること
ができ、この位置で小型の自動裁断機または手動式の裁
断機で裁断作業を行うことができ、また、積層物の下面
を非通気性シート材で覆い、積層物と支持面との間に非
通気性シートがあることで、積層物を下方に押付ける力
が作用せず、積層物と非通気性シートとを吸気管と共に
小さい力で容易に移動させることができる。 そして、支持部材によって、吸気管を支持台の支持面
上でこの支持面と平行に移動するようにしたので、小型
の自動裁断機や手動式の裁断機を用いればよく、従来の
積層シート材を真空圧縮させて支持台上に固定した装置
では大型の自動裁断機が必要になるのに比べ、支持台や
支持面上の構造の制限が少なく、簡単な構造にできる。
ト材の真空圧縮・移動装置では、通気性シート材を積層
物を、これが吸気管の吸気口と接続する側面以外の周囲
全体を非通気性シート材で覆い、真空源の作動によって
吸気管の吸気口に接続する前記積層物の側面から非通気
性シート材内の空気を吸引することで、前記積層物を厚
さ方向に圧縮させる。そして、真空吸引状態で積層物と
非通気性シート材を吸気管と共に移動させることで、積
層物を圧縮したまま裁断しやすい位置に移動させること
ができ、この位置で小型の自動裁断機または手動式の裁
断機で裁断作業を行うことができ、また、積層物の下面
を非通気性シート材で覆い、積層物と支持面との間に非
通気性シートがあることで、積層物を下方に押付ける力
が作用せず、積層物と非通気性シートとを吸気管と共に
小さい力で容易に移動させることができる。 そして、支持部材によって、吸気管を支持台の支持面
上でこの支持面と平行に移動するようにしたので、小型
の自動裁断機や手動式の裁断機を用いればよく、従来の
積層シート材を真空圧縮させて支持台上に固定した装置
では大型の自動裁断機が必要になるのに比べ、支持台や
支持面上の構造の制限が少なく、簡単な構造にできる。
以下、この発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。 第１図，第２図はこの発明の一実施例による積層シー
ト材の圧縮・移動装置を示す。第１図において、１は支
持台である、支持台１は、脚1aによって水平な床面２上
に水平な支持面1cを有する台板1bが固定されている。支
持面1c上にこれと幾分隙間を設けて吸気管３が台板1bの
長辺に沿って配置され、吸気管３の内側部には吸気口3a
が開口され、吸気管３の外側には支持部材４の一部を兼
ねた連結管５が接続固定されている。連結管５の外端部
が支持台１外に突出し、この突出部は可撓性ホース６に
よって真空源である真空源である真空ポンプ７の吸入側
に接続されている。真空ポンプ７は台車８上に固定さ
れ、台車８上には支柱９が垂直に突出し、支柱９には保
持具10が昇降可能に嵌合され、保持具10に連結管５が進
退可能に保持されている。また、台車８にストッパ付き
のキャスタ8aが設けられている。 なお、連結管5,保持具10,支柱9,台車８によって吸気
管３の支持部材４が構成されている。 この実施例の装置によって積層シート材の真空圧縮す
るには、第２図にも示すように、支持台１の支持面1c上
に塩化ビニルなどの合成樹脂のシート、紙などの非通気
性シート11aを載せ、このシート11a上に多数枚の布地な
どの通気性シート材12aの積層物12を載せ、積層物12上
に非通気性シート11aと同様な非通気性シート11bをさら
に載せ、非通気性シート11a,11bによって積層物12の下
面を含む周囲の大部分を覆う。非通気性シート11a,11b
で覆われていない積層物12の一側面を吸気管３に沿わ
せ、前記側面を吸気口3aに当接するように対向させると
共に、吸気管３の吸気口3a上，下面および両端面部も非
通気性シート11a,11bで覆う。すなわち、積層物12は吸
気口3aが対向している部分以外の周囲全体を非通気性シ
ート11a,11bで覆って支持面1cに載置した状態にする。 この状態で、真空ポンプ７を駆動させて、可撓性ホー
ス9,連結管5,吸気管３を介して吸気口3aから非通気性シ
ート11a,11bで囲まれた内部の空気を真空吸引する。こ
の真空吸引によって、非通気性シート11a,11b内が減圧
され、積層物12は厚さ方向に圧縮される。この圧縮状態
で、台車８のキャスタ8aが床面２を自由に動くことを利
用して、吸気管３と積層物12および非通気性シート11a,
11bを手に持って支持面1cと平行に縦横に動かし、積層
物12の裁断がしやすい所望の位置で停止させ、キャスタ
8aの図示しないストッパを働かせて台車８を床面２に固
定することで、吸気管3,積層物12および非通気性シート
11a,11bを固定する。 この固定状態で、第３図に示すように、小型の裁断機
13の板状のガイド14を支持面1cと積層物12の下面を覆う
非通気性シート11aとの間に差し込んで移動させること
で、裁断機13の図示しない切断刃で積層物12を非通気性
シート11a,11bと共に所望形状に裁断する。なおこの裁
断時には、手または適宜の手段で積層物12を非通気性シ
ート11a,11bと共に支持面1cに押付けておく。一回の裁
断作業の終了後、キャスタ8aのストッパによる固定を解
除し、前述したと同様に積層物12などの移動と固定を行
って次の裁断を行う。 この発明において、吸気管３は第４図（ａ），
（ｂ），（ｃ），（ｄ）に示すように、両端を塞いだ断
面ほぼ円形の吸気管３の吸気口3a内に仕切板3bを設け、
断面ほぼ角形の吸気管３の吸気口3aに仕切り板3bを設
け、断面角形の吸気管３の吸気口3a開口面に金網3cを張
り、あるいは断面角形の吸気管３に角筒状の吸気口3aを
適宜の間隔で突出させるなど、種々の構造にすることが
できる。 この発明において、第５図に示すものは、吸気管３
を、２組の平面Ｖ字形にリンクレバー14a,14bを連結し
た移動機構をもった支持部材４で支持台１の支持面1cに
支持し、吸気管３の一端に可撓性ホース６で接続した真
空ポンプ７が床面２に固定してある。 また、第６図，第７図が示すものは、積層物12の両側
面に吸気口3aが当接するように左右１対の吸気管３を保
持棒15に固定し、保持棒15の両端面を筒状の保持具17を
介して左右方向の移動可能に連結棒16に保持し、連結棒
16の両端部を断面倒立凹字状の連結金具18を介して前後
方向の移動可能に受部材19に保持、受部材19を支持台１
の脚1aに固定し、吸気管３の一端を可撓性ホース６を介
して真空ポンプ７に接続してある。第８図，第９図に示
すものは、吸気管３に前後２本の連結棒16の内端を固定
し、連結棒16の外端部を受部材19に保持具兼連結金具20
を介して左右および前後方向の移動可能に保持してあ
る。第10図に示すものは、吸気管３に平行に保持棒15を
固定し、保持棒15の両端部に支持台１に固定した受部材
21に連結金具22を介して左右方向のみ移動可能に保持し
てある。第11図に示すのものは、積層物側面の全辺の側
面に吸気口3aを当接するように対向させて４本の吸気管
３を設け、これらを隣接する２本ずつ可撓性パイプ23で
連結し、吸気管３に固定した保持金具24の長孔24aに止
めねじ25を挿入して保持枠26に長い方向の移動可能に前
記保持金具24を連結保持し、前記保持枠26を左右および
前後方向に適宜の手段で移動可能にしてある。 そして、以上の変形例の支持部材および吸気管を有す
るものでも、前述した第１図，第２図に示す実施例とほ
ぼ同様の作用ができる。なお、第６図から第11図中、第
１図，第２図と同符号は対応部分を示す。 この発明において、前記保持具10,17、連結金具18、
保持具兼連結金具20,連結金具22はそれぞれ押ねじ固定
するものを示したが、押ねじ以外で固定するようにして
もよい。この発明において、吸気管の移動は、駆動機構
である電動機、シリンダ機構などの動力によって支持部
材を介して行うようにしてもよい。この発明において、
支持台の台板に多数の吹出し孔を設け、これらから空気
を上向きに吹出し積層物と非通気性シートを支持面上に
浮上させて移動させてもよく、このようにすると、小さ
な力で移動させることができる。この発明において、非
通気性シートは、１枚を２つ折りにして積層物の上，下
面を覆うようにしてもよく、また支持台外で予め積層物
を大体覆った状態にして支持台上に載せ、当接部以外の
周囲全体を非通気性シートで覆うようにしてもよい。
る。 第１図，第２図はこの発明の一実施例による積層シー
ト材の圧縮・移動装置を示す。第１図において、１は支
持台である、支持台１は、脚1aによって水平な床面２上
に水平な支持面1cを有する台板1bが固定されている。支
持面1c上にこれと幾分隙間を設けて吸気管３が台板1bの
長辺に沿って配置され、吸気管３の内側部には吸気口3a
が開口され、吸気管３の外側には支持部材４の一部を兼
ねた連結管５が接続固定されている。連結管５の外端部
が支持台１外に突出し、この突出部は可撓性ホース６に
よって真空源である真空源である真空ポンプ７の吸入側
に接続されている。真空ポンプ７は台車８上に固定さ
れ、台車８上には支柱９が垂直に突出し、支柱９には保
持具10が昇降可能に嵌合され、保持具10に連結管５が進
退可能に保持されている。また、台車８にストッパ付き
のキャスタ8aが設けられている。 なお、連結管5,保持具10,支柱9,台車８によって吸気
管３の支持部材４が構成されている。 この実施例の装置によって積層シート材の真空圧縮す
るには、第２図にも示すように、支持台１の支持面1c上
に塩化ビニルなどの合成樹脂のシート、紙などの非通気
性シート11aを載せ、このシート11a上に多数枚の布地な
どの通気性シート材12aの積層物12を載せ、積層物12上
に非通気性シート11aと同様な非通気性シート11bをさら
に載せ、非通気性シート11a,11bによって積層物12の下
面を含む周囲の大部分を覆う。非通気性シート11a,11b
で覆われていない積層物12の一側面を吸気管３に沿わ
せ、前記側面を吸気口3aに当接するように対向させると
共に、吸気管３の吸気口3a上，下面および両端面部も非
通気性シート11a,11bで覆う。すなわち、積層物12は吸
気口3aが対向している部分以外の周囲全体を非通気性シ
ート11a,11bで覆って支持面1cに載置した状態にする。 この状態で、真空ポンプ７を駆動させて、可撓性ホー
ス9,連結管5,吸気管３を介して吸気口3aから非通気性シ
ート11a,11bで囲まれた内部の空気を真空吸引する。こ
の真空吸引によって、非通気性シート11a,11b内が減圧
され、積層物12は厚さ方向に圧縮される。この圧縮状態
で、台車８のキャスタ8aが床面２を自由に動くことを利
用して、吸気管３と積層物12および非通気性シート11a,
11bを手に持って支持面1cと平行に縦横に動かし、積層
物12の裁断がしやすい所望の位置で停止させ、キャスタ
8aの図示しないストッパを働かせて台車８を床面２に固
定することで、吸気管3,積層物12および非通気性シート
11a,11bを固定する。 この固定状態で、第３図に示すように、小型の裁断機
13の板状のガイド14を支持面1cと積層物12の下面を覆う
非通気性シート11aとの間に差し込んで移動させること
で、裁断機13の図示しない切断刃で積層物12を非通気性
シート11a,11bと共に所望形状に裁断する。なおこの裁
断時には、手または適宜の手段で積層物12を非通気性シ
ート11a,11bと共に支持面1cに押付けておく。一回の裁
断作業の終了後、キャスタ8aのストッパによる固定を解
除し、前述したと同様に積層物12などの移動と固定を行
って次の裁断を行う。 この発明において、吸気管３は第４図（ａ），
（ｂ），（ｃ），（ｄ）に示すように、両端を塞いだ断
面ほぼ円形の吸気管３の吸気口3a内に仕切板3bを設け、
断面ほぼ角形の吸気管３の吸気口3aに仕切り板3bを設
け、断面角形の吸気管３の吸気口3a開口面に金網3cを張
り、あるいは断面角形の吸気管３に角筒状の吸気口3aを
適宜の間隔で突出させるなど、種々の構造にすることが
できる。 この発明において、第５図に示すものは、吸気管３
を、２組の平面Ｖ字形にリンクレバー14a,14bを連結し
た移動機構をもった支持部材４で支持台１の支持面1cに
支持し、吸気管３の一端に可撓性ホース６で接続した真
空ポンプ７が床面２に固定してある。 また、第６図，第７図が示すものは、積層物12の両側
面に吸気口3aが当接するように左右１対の吸気管３を保
持棒15に固定し、保持棒15の両端面を筒状の保持具17を
介して左右方向の移動可能に連結棒16に保持し、連結棒
16の両端部を断面倒立凹字状の連結金具18を介して前後
方向の移動可能に受部材19に保持、受部材19を支持台１
の脚1aに固定し、吸気管３の一端を可撓性ホース６を介
して真空ポンプ７に接続してある。第８図，第９図に示
すものは、吸気管３に前後２本の連結棒16の内端を固定
し、連結棒16の外端部を受部材19に保持具兼連結金具20
を介して左右および前後方向の移動可能に保持してあ
る。第10図に示すものは、吸気管３に平行に保持棒15を
固定し、保持棒15の両端部に支持台１に固定した受部材
21に連結金具22を介して左右方向のみ移動可能に保持し
てある。第11図に示すのものは、積層物側面の全辺の側
面に吸気口3aを当接するように対向させて４本の吸気管
３を設け、これらを隣接する２本ずつ可撓性パイプ23で
連結し、吸気管３に固定した保持金具24の長孔24aに止
めねじ25を挿入して保持枠26に長い方向の移動可能に前
記保持金具24を連結保持し、前記保持枠26を左右および
前後方向に適宜の手段で移動可能にしてある。 そして、以上の変形例の支持部材および吸気管を有す
るものでも、前述した第１図，第２図に示す実施例とほ
ぼ同様の作用ができる。なお、第６図から第11図中、第
１図，第２図と同符号は対応部分を示す。 この発明において、前記保持具10,17、連結金具18、
保持具兼連結金具20,連結金具22はそれぞれ押ねじ固定
するものを示したが、押ねじ以外で固定するようにして
もよい。この発明において、吸気管の移動は、駆動機構
である電動機、シリンダ機構などの動力によって支持部
材を介して行うようにしてもよい。この発明において、
支持台の台板に多数の吹出し孔を設け、これらから空気
を上向きに吹出し積層物と非通気性シートを支持面上に
浮上させて移動させてもよく、このようにすると、小さ
な力で移動させることができる。この発明において、非
通気性シートは、１枚を２つ折りにして積層物の上，下
面を覆うようにしてもよく、また支持台外で予め積層物
を大体覆った状態にして支持台上に載せ、当接部以外の
周囲全体を非通気性シートで覆うようにしてもよい。
以上説明したように、この発明の特許請求の範囲第１
項に記載した積層シート材の真空圧縮・移動装置は、通
気性シート材の積層物が吸気管の空気口と接続する側面
以外の周囲全体を非通気性シートで覆い、真空源の作動
によって吸気管の吸気口に接続する前記積層物の側面か
ら非通気性シート内の空気を吸引することで、前記積層
物を厚さ方向に圧縮させる。そして、真空吸引状態で積
層物と非通気性シートを吸気管と共に移動させること
で、積層物を圧縮したまま裁断しやすい位置に移動させ
ることができ、この位置で小型の自動裁断機または手動
式の裁断機で裁断作業を行うことができ、また、積層物
は下面を非通気性シートで覆い、積層物と支持面との間
に非通気性シートがあることで、積層物を下方に押付け
る力が作用せず、積層物と非通気性シートとを吸気管と
共に小さい力で容易に移動させることができる。 そして、支持部材によって吸気管を支持台の支持面上
でこの支持面と平行に移動するようにしたので、小型の
自動裁断機や手動式の裁断機を用いればよく、従来の積
層シート材を真空圧縮させて支持台上に固定した装置で
は大型の自動裁断機が必要になるのに比べ、支持台や支
持面上の構造の制限が少なく、簡単な構造にできる。
項に記載した積層シート材の真空圧縮・移動装置は、通
気性シート材の積層物が吸気管の空気口と接続する側面
以外の周囲全体を非通気性シートで覆い、真空源の作動
によって吸気管の吸気口に接続する前記積層物の側面か
ら非通気性シート内の空気を吸引することで、前記積層
物を厚さ方向に圧縮させる。そして、真空吸引状態で積
層物と非通気性シートを吸気管と共に移動させること
で、積層物を圧縮したまま裁断しやすい位置に移動させ
ることができ、この位置で小型の自動裁断機または手動
式の裁断機で裁断作業を行うことができ、また、積層物
は下面を非通気性シートで覆い、積層物と支持面との間
に非通気性シートがあることで、積層物を下方に押付け
る力が作用せず、積層物と非通気性シートとを吸気管と
共に小さい力で容易に移動させることができる。 そして、支持部材によって吸気管を支持台の支持面上
でこの支持面と平行に移動するようにしたので、小型の
自動裁断機や手動式の裁断機を用いればよく、従来の積
層シート材を真空圧縮させて支持台上に固定した装置で
は大型の自動裁断機が必要になるのに比べ、支持台や支
持面上の構造の制限が少なく、簡単な構造にできる。
第１図はこの発明の一実施例による積層シート材の真空
圧縮装置を示す要部の斜視図、第２図は第１図のII−II
線断面図、第３図は裁断状態の説明図、第４図（ａ），
（ｂ），（ｃ），（ｄ）は、この発明による吸気管の互
いに異なった例をそれぞれ示す部分斜視図、第５図はこ
の発明の他の実施例による真空圧縮装置を示す要部の斜
視図、第６図はこの発明による支持部材の変形例を示す
部分平面図、第７図は第６図のVII−VII線部分断面図、
第８図はこの発明による支持部材の他の変形例を示す部
分断面図、第９図は第８図のIX−IX線部分断面図、第10
図はこの発明による支持部材のさらに他の実施例を示す
部分平面図、第11図はこの発明による支持部材の異なっ
た例を示す要部の平面図である。 １……支持台 1c……支持面 ３……吸気管 3a……吸気口 ４……支持部材 ５……連結管 ６……可撓性ホース ７……真空ポンプ真空源 11a,11b……非通気性シート 12……積層物 12a……通気性シート材
圧縮装置を示す要部の斜視図、第２図は第１図のII−II
線断面図、第３図は裁断状態の説明図、第４図（ａ），
（ｂ），（ｃ），（ｄ）は、この発明による吸気管の互
いに異なった例をそれぞれ示す部分斜視図、第５図はこ
の発明の他の実施例による真空圧縮装置を示す要部の斜
視図、第６図はこの発明による支持部材の変形例を示す
部分平面図、第７図は第６図のVII−VII線部分断面図、
第８図はこの発明による支持部材の他の変形例を示す部
分断面図、第９図は第８図のIX−IX線部分断面図、第10
図はこの発明による支持部材のさらに他の実施例を示す
部分平面図、第11図はこの発明による支持部材の異なっ
た例を示す要部の平面図である。 １……支持台 1c……支持面 ３……吸気管 3a……吸気口 ４……支持部材 ５……連結管 ６……可撓性ホース ７……真空ポンプ真空源 11a,11b……非通気性シート 12……積層物 12a……通気性シート材
Claims (4)
- 【請求項１】通気性シート材の積層物を支持するための
支持面を有する支持台と、前記積層物の側面が吸気口と
接続する部分以外の積層物の周囲全体を覆う非通気性シ
ート内から前記吸気口を介して吸気しかつ前記支持面上
に積層物の少なくとも一側面に沿わせて配置した吸気管
と、吸気管に接続した真空源と、吸気管を支持面と平行
移動可能に支持する支持部材とを備えたことを特徴とす
る積層シート材の真空圧縮・移動装置。 - 【請求項２】吸気管は可撓性ホースを介して真空源に接
続してある特許請求の範囲第１項に記載の積層シート材
の真空圧縮・移動装置。 - 【請求項３】支持部材は、支持台に装着してある特許請
求の範囲第１項または第２項に記載の積層シート材の真
空圧縮・移動装置。 - 【請求項４】支持部材は、駆動機構に連結し、この駆動
機構によって吸気管と共に積層物と非通気性シートを移
動させるものである特許請求の範囲第１項、第２項また
は第３項に記載の積層シート材の真空圧縮・移動装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22197185A JPH08396B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 積層シ−ト材の真空圧縮移動装置 |
| KR1019860008106A KR910000003B1 (ko) | 1985-10-07 | 1986-09-27 | 적층시이트재의 진공압축방법 및 그 장치 |
| US06/913,528 US4725393A (en) | 1985-10-07 | 1986-09-30 | Method for vacuum compression of laminated sheet material |
| GB8623804A GB2195580B (en) | 1985-10-07 | 1986-10-03 | Method and apparatus for vacuum compression of laminated sheet material |
| DE19863634357 DE3634357C2 (de) | 1985-10-07 | 1986-10-06 | Vorrichtung zur Vakuumkompression eines Laminats |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22197185A JPH08396B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 積層シ−ト材の真空圧縮移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6284996A JPS6284996A (ja) | 1987-04-18 |
| JPH08396B2 true JPH08396B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=16775032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22197185A Expired - Lifetime JPH08396B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 積層シ−ト材の真空圧縮移動装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4725393A (ja) |
| JP (1) | JPH08396B2 (ja) |
| KR (1) | KR910000003B1 (ja) |
| DE (1) | DE3634357C2 (ja) |
| GB (1) | GB2195580B (ja) |
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| JP2535619B2 (ja) * | 1989-09-19 | 1996-09-18 | 株式会社川上製作所 | 柄物シ―ト裁断方法およびその裁断装置 |
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| US6460271B2 (en) | 1995-04-19 | 2002-10-08 | Csp Technologies, Inc. | Insert having interconnecting channel morphology for aldehyde absorption |
| US5911937A (en) * | 1995-04-19 | 1999-06-15 | Capitol Specialty Plastics, Inc. | Desiccant entrained polymer |
| US6221446B1 (en) | 1995-04-19 | 2001-04-24 | Capitol Specialty Plastics, Inc | Modified polymers having controlled transmission rates |
| US6174952B1 (en) | 1995-04-19 | 2001-01-16 | Capitol Specialty Plastics, Inc. | Monolithic polymer composition having a water absorption material |
| US6194079B1 (en) | 1995-04-19 | 2001-02-27 | Capitol Specialty Plastics, Inc. | Monolithic polymer composition having an absorbing material |
| US6316520B1 (en) | 1995-04-19 | 2001-11-13 | Capitol Specialty Plastics, Inc. | Monolithic polymer composition having a releasing material |
| US6214255B1 (en) * | 1995-04-19 | 2001-04-10 | Capitol Specialty Plastics, Inc. | Desiccant entrained polymer |
| USRE40941E1 (en) * | 1995-04-19 | 2009-10-20 | Csp Technologies, Inc. | Monolithic polymer composition having a releasing material |
| US5814175A (en) * | 1995-06-07 | 1998-09-29 | Edlon Inc. | Welded thermoplastic polymer article and a method and apparatus for making same |
| US6465532B1 (en) | 1997-03-05 | 2002-10-15 | Csp Tecnologies, Inc. | Co-continuous interconnecting channel morphology polymer having controlled gas transmission rate through the polymer |
| US6696002B1 (en) | 2000-03-29 | 2004-02-24 | Capitol Security Plastics, Inc. | Co-continuous interconnecting channel morphology polymer having modified surface properties |
| US7314895B2 (en) * | 2001-12-19 | 2008-01-01 | Csp Technologies, Inc. | Thermoplastic composition comprising a CO2 releasing material |
| EP2384432B1 (en) | 2007-06-21 | 2016-12-28 | Gen-Probe Incorporated | Instrument and receptacles for performing processes |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3072225A (en) * | 1955-10-17 | 1963-01-08 | Solar Aircraft Co | Honeycomb sandwich structure |
| US3765289A (en) * | 1971-01-15 | 1973-10-16 | Gerber Garment Technology Inc | Vacuum hold-down apparatus |
| US3815221A (en) * | 1973-05-21 | 1974-06-11 | Gerber Garment Technology Inc | Method for holding sheet material by a vacuum holddown |
| JPS5811181B2 (ja) * | 1975-07-22 | 1983-03-01 | カブシキガイシヤ コンゴ | コケイハチミツノセイゾウホウ |
| US4205835A (en) * | 1977-05-13 | 1980-06-03 | Gerber Garment Technology, Inc. | Bristle bed for vacuum table |
| US4312254A (en) * | 1977-10-07 | 1982-01-26 | Gerber Garment Technology, Inc. | Fluid jet apparatus for cutting sheet material |
| US4277890A (en) * | 1978-03-30 | 1981-07-14 | Portnoff Lawrence A | Device for cutting multiple plies of material |
| JPS5614440A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of optical fiber base material |
| US4494433A (en) * | 1982-01-25 | 1985-01-22 | Gerber Garment Technology, Inc. | Apparatus for working on sheet material and having movable vacuum chamber |
| US4425406A (en) * | 1982-06-21 | 1984-01-10 | Shatterproof Glass Corporation | Method and apparatus for producing laminated glass |
| DE3326816A1 (de) * | 1983-07-26 | 1985-02-14 | Krauss U. Reichert Gmbh + Co Kg Spezialmaschinenfabrik, 7012 Fellbach | Verfahren und einrichtung zum schneiden eines stapels aus mehreren flachmaterial-lagen |
| US4543862A (en) * | 1984-03-19 | 1985-10-01 | Ontario Die Company Limited | Vacuum die cutting apparatus for foam backed materials |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP22197185A patent/JPH08396B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-09-27 KR KR1019860008106A patent/KR910000003B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-09-30 US US06/913,528 patent/US4725393A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-03 GB GB8623804A patent/GB2195580B/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-06 DE DE19863634357 patent/DE3634357C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3634357C2 (de) | 1994-09-29 |
| DE3634357A1 (de) | 1987-04-23 |
| GB2195580A (en) | 1988-04-13 |
| GB8623804D0 (en) | 1986-11-05 |
| KR870003862A (ko) | 1987-05-04 |
| KR910000003B1 (ko) | 1991-01-19 |
| JPS6284996A (ja) | 1987-04-18 |
| GB2195580B (en) | 1990-05-02 |
| US4725393A (en) | 1988-02-16 |
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