JPH0715753Y2 - 試験片作成装置 - Google Patents

試験片作成装置

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JPH0715753Y2
JPH0715753Y2 JP1989020631U JP2063189U JPH0715753Y2 JP H0715753 Y2 JPH0715753 Y2 JP H0715753Y2 JP 1989020631 U JP1989020631 U JP 1989020631U JP 2063189 U JP2063189 U JP 2063189U JP H0715753 Y2 JPH0715753 Y2 JP H0715753Y2
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JP
Japan
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punching
test piece
sheet
punched
holding
Prior art date
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Application number
JP1989020631U
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JPH02110499U (ja
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元和 日野
修 松井
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、打抜型により打抜シートを打抜いて試験片を
作成する試験片作成装置に関する。
B.従来の技術 この種の従来の試験片作成装置は、ゴムやプラスチック
から成る打抜シートから試験片を打抜くための打抜型を
有し、この打抜型は、例えば第3図に示すダンベル形状
の試験片TPと同形状の打抜刃を備えている。試験片を打
抜くには、上述の打抜シートを打抜台上に載置し、上記
打抜型をシリンダ等により駆動して打抜刃を打抜シート
に押圧して試験片を打抜く。そして、打抜かれた試験片
を搬送装置により所定の位置に搬送する。以上の工程は
全自動で行われる。
C.考案が解決しようとする課題 しかしながら、打抜刃が一部破損していたり打抜台に凹
凸があると、試験片が完全に打抜けず打抜シートから分
離できないことがある。手動により試験片を打抜く場合
には、打抜き後に作業者が手で試験片をシートから分離
させることができるが、上述のように試験片を自動的に
打抜いて搬送する装置では、打抜かれた試験片を打抜シ
ートから分離する手段が存在せず作業に支障を来してい
た。
本考案の技術的課題は、試験片を自動的に作成する装置
において、試験片が完全に打抜けなかった場合でもその
試験片を打抜シートから分離できるようにすることにあ
る。
D.課題を解決するための手段 本考案に係る試験片作成装置は、打抜シートが載置され
る打抜台と、試験片形状の打抜刃を持ち打抜刃を打抜シ
ートに押圧してシートから試験片を打抜く打抜型と、こ
の打抜型を駆動する打抜駆動手段と、打抜かれた試験片
を一対の挟持部により厚さ方向で挟持し、この挟持部と
打抜シートとをシート面と直交する方向に相対移動させ
て試験片を打抜シートから分離する分離手段と、この分
離手段を駆動する分離駆動手段と、分離手段で分離され
た試験片を一方の挟持片に保持せしめるとともに、この
一方の挟持片を移動させて試験片を所定位置まで搬送す
る搬送手段とを具備し、これにより上記問題点を解決す
る。
E.作用 打抜かれた試験片を分離手段を構成する一対の挟持部に
より圧さ方向で挟持し、次いで分離駆動手段により挟持
部と打抜シートとをシート面と直交する方向に相対移動
させると、試験片が打抜シートから分離される。分離さ
れた試験片は一方の挟持片に保持され、この状態で所定
位置まで搬送される。
F.実施例 −第1の実施例− 第1図により本考案の第1の実施例を説明する。
第1図(a)〜(f)は本考案に係る試験片作成装置の
概略を示す正面断面図である。打抜シートSTが載置され
る打抜台1には、一対のシート押え1aが設けられるとと
もに孔1bが穿設されている。この打抜台1に固着された
継手2にはナット(不図示)が内挿され、このナットに
ボールねじ3が螺合貫通している。ボールねじ3は、一
端が支持部材4により回転可能に軸支され、モータ5の
駆動力により回転し、このボールねじ3の回転により打
抜台1が図示左右方向に移動する。ここで、ボールねじ
3およびモータ5が変位手段を構成する。
打抜台1の上部に配設された油圧シリンダ(打抜駆動手
段)6のピストンロッド6aには打抜型7が取付けられ、
ピストンロッド6aの伸縮によりこの打抜型7が昇降す
る。打抜型7は、第3図に示すダンベル型試験片と同形
状の打抜刃7aを有している。また、油圧シリンダ6に並
設された空圧シリンダ8のピストンロッド8aには上部保
持具9が取付けられている。この上部保持具9は、ピス
トンロッド8aに固着される本体9aと、この本体9aの内部
を上下方向に摺動可能な保持棒9bとを有し、本体9aと保
持棒9bとの間にはばね10が介装されている。また、上部
保持棒9には空気孔9cが設けられ、不図示の真空ポンプ
で本体9aの内部を真空引きすることにより空気孔9cを介
して保持棒9bの先端に打抜かれた試験片TP(第1図
(f))が吸着される。
空圧シリンダ8の下方には空圧シリンダ11が設けられ、
そのピストンロッド11aには、下部保持具12が上部保持
棒9bと対向して同軸で取付られている。この保持具12
は、ピストンロッド11aの伸長により第1図(e)に示
すように打抜台1の孔1bを通って昇降可能とされる。こ
こで、保持棒9bおよび保持具12は、第3図に示す試験片
TPの両端部分を挟持するよう先端が2又に分かれてい
る。そして、上下保持具9,12が分離手段を、空圧シリン
ダ8,11が分離駆動手段をそれぞれ構成する。
次に、実施例の動作を説明する。
まず、モータ5によりボールねじ3を所定方向に回転さ
せ、第1図(a)に示すように打抜シートSTの打抜部
分、すなわち孔1bが打抜型7と対向する位置に打抜台1
を移動する。打抜シートSTを打抜台1上に載置してシー
ト押え1aにより固定し、この状態でシリンダ6のピスト
ンロッド6aを伸長させると、打抜き型7が下降し、第1
図(b)に示すように打抜刃7aが打抜シートSTを押圧し
てこれを試験片形状に打抜く。次いで、ピストンロッド
6aを収縮させて打抜型7を上昇させる(第1図(c))
とともに、モータ5によりボールねじ3を回転させ、第
1図(d)に示すように上下保持具9,12の間に打ち抜か
れた試験片TPが位置するように、すなわち上下保持具9,
12と孔1bが同軸となる位置に打抜台1を移動する。
しかる後、空圧シリンダ8,11のピストンロッド8a,11aを
それぞれ伸長させると、第1図(e)に示すように上部
保持具9の保持棒9bと下部保持具12により打抜かれた試
験片TPがその厚さ方向で挟持される。ここで、ばね10の
ばね力は下部シリンダ11の押出し力よりも小さいから、
下部ピストンロッド11aを更に伸長させると、第1図
(f)に示すように、保持棒9bがばね10のばね力に抗し
て保持具本体9a内部を上方に摺動する。したがって、打
抜かれた試験片TPは、ばね10のばね力とピストンロッド
11aの推進力とにより保持棒9bと保持具12との間に挟持
されたまま、打抜シートSTから分離して上昇する。その
後、不図示の真空ポンプにより保持棒9bの空気孔9cを真
空引きして打抜かれた試験片TPを保持棒9bの先端に吸着
させるとともに、下部保持具12を下降させる。そして、
不図示の駆動装置によりシリンダ8とともに上部保持具
9を移動させて試験片TPを所定位置に搬送する。
以上によれば、打抜き刃7aの破損や打抜台の凹凸により
試験片TPが完全に打抜けなかった場合でも、上下保持具
9,12により試験片TPを挟持しつつ打抜シートSTから分離
させることができる。
−第2の実施例− 次に、第2図に基づいて本考案の第2の実施例を説明す
る。
第2図において、上述と同様な打抜刃21aを持つ打抜き
型21の内部には、上部保持具22が挿設され、この保持具
22には空気孔22aが穿設されている。打抜台1には打抜
き型21と同軸で孔1bが設けられている。24は、空圧シリ
ンダ25によって駆動される下部保持具であり、打抜型21
と同軸で配置される。
今、上述と同様に打抜シートSTを打抜台1上に載置して
シート押え1aにより固定し、打抜き型21を下降させる
と、第2図(b)に示すように打抜刃21aが打抜シートS
Tを押圧しこれを試験片形状に打抜く。次いで空圧シリ
ンダ25を駆動して下部保持具24を上昇させると、第2図
(c)に示すように下部保持具24は打抜台1の孔1bを通
って打抜かれた試験片TPを押上げるので試験片TPが打抜
シートSTから分離し、上部保持具22と下部保持具24との
間に挟持される。その後、不図示の真空ポンプにより上
部保持具22の空気孔22aを真空引きして打抜かれた試験
片TPを保持具22の先端に吸着させ、上部保持具22を移動
させて試験片TPを所定位置に搬送する。なお、打抜台1
は、定位置に設置されるが、第1図のように水平方向に
移動するものでもよい。
以上によっても、上述と同様に試験片TPが完全に打抜け
なかった場合でも、上下保持具22,24により試験片TPを
挟持しつつ打抜シートSTから分離させることができる。
なお、打抜き型や上下保持具を駆動する手段は、上述の
ものに限定されない。また、試験片TPを挟持する上下保
持具の先端は試験片TPと同形状となっていてもよい。さ
らに以上では、モータおよびボールねじにより打抜台1
を駆動して打抜シートの打抜部分と打抜型あるいは上部
保持具とが対向するようにしたが、打抜台1は固定と
し、打抜き型や上下保持具抜を図示左右方向に駆動して
打抜シートの打抜部分と対向せしめるようにしてもよ
い。
G.考案の効果 本考案は以上のように構成したから、試験片を自動的に
打抜いて作成する装置において、試験片が完全に打抜け
ていない場合、すなわち打ち残し部分がある場合でもそ
の打ち残し部分に大きな剪断力を与えることができ、し
たがって試験片を確実に打抜きシートから分離すること
ができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は第1の実施例における試験片作
成装置の概略構成および試験片作成手順を示す正面図、
第2図(a)〜(c)は第2の実施例における試験片作
成装置の概略構成および試験片作成手順を示す正面図、
第3図は試験片の形状の一例を示す図である。 1:打抜台、2:打抜型 2a:打抜刃、3:ボールねじ 5:モータ、6:油圧シリンダ 8,11:空圧シリンダ 9:上部保持具、12:下部保持具 ST:打抜シート、TP:試験片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打抜シートが載置される打抜台と、試験片
    形状の打抜刃を持ち該打抜刃を前記打抜シートに押圧し
    て該シートから試験片を打抜く打抜型と、この打抜型を
    駆動する打抜駆動手段と、前記打抜かれた試験片を一対
    の挟持部により厚さ方向で挟持し、この挟持部と打抜シ
    ートとをシート面と直交する方向に相対移動させて試験
    片を打抜シートから分離する分離手段と、この分離手段
    を駆動する分離駆動手段と、前記分離手段で分離された
    試験片を一方の挟持片に保持せしめるとともに、この一
    方の挟持片を移動させて試験片を所定位置まで搬送する
    搬送手段とを具備することを特徴とする試験片作成装
    置。
JP1989020631U 1989-02-23 1989-02-23 試験片作成装置 Expired - Lifetime JPH0715753Y2 (ja)

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JP1989020631U JPH0715753Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 試験片作成装置

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JPH02110499U JPH02110499U (ja) 1990-09-04
JPH0715753Y2 true JPH0715753Y2 (ja) 1995-04-12

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JPH02110499U (ja) 1990-09-04

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