JPH0837045A - 同軸ケーブル接続具 - Google Patents

同軸ケーブル接続具

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JPH0837045A
JPH0837045A JP6172481A JP17248194A JPH0837045A JP H0837045 A JPH0837045 A JP H0837045A JP 6172481 A JP6172481 A JP 6172481A JP 17248194 A JP17248194 A JP 17248194A JP H0837045 A JPH0837045 A JP H0837045A
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枝折 藤好
Yasuhiro Mizuchi
保弘 水地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸ケーブル、特に固定側同軸ケーブルの接
続作業を容易にし、かつ狭いスペースに同ケーブルを収
めることを可能とし、しかも部品点数を少なくして製品
コストの低価格化を実現する。 【構成】 接続具本体1の表面側から同軸コネクタを介
して接続する同軸ケーブルに対し、該同軸コネクタのプ
ラグナットを電気的に接続する外側接続部4と、同ケー
ブルの中心導体を電気的に接続する接続片(中心導体接
続部)9bとでコネクタ接続手段2を形成する。一方、
接続具本体1の裏面側から接続する同軸ケーブルに対し
ては、同軸コネクタを使用せず、直接該同軸ケーブルの
外部導体を接続する外部導体接続部5と、同ケーブルの
中心導体を接続する接続片(中心導体接続部)9cと、
同ケーブルの外周面をかしめ保持するケーブルクランプ
部6とでケーブル接続手段を形成する。さらに、コネク
タ接続手段2の接続片9bとケーブル接続手段3の接続
片9cとを、一体の接続金具9で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ受信や通信シ
ステム等の給電線として用いられる同軸ケーブルの接続
具に関し、例えば、家庭用屋内テレビコンセントや分配
器に好適な同軸ケーブル接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビ受信アンテナで受信した
電波を屋内のテレビ受像機へと給電するには、一般に屋
内の壁面に同軸ケーブル接続具(テレビコンセント)を
設置しておき、この同軸ケーブル接続具で同軸ケーブル
を中継して給電するようになっている。
【0003】この同軸ケーブル接続具のアンテナ側から
引き込まれてきた同軸ケーブル、言い換えれば同軸ケー
ブル接続具の裏面側に接続される同軸ケーブルを「固定
側同軸ケーブル」、一方、テレビ受像機(端末機)へと
引き出す同軸ケーブル、言い換えれば同軸ケーブル接続
具の表面側に接続される同軸ケーブルを「着脱側同軸ケ
ーブル」というものとすると(本明細書において同
じ)、同軸ケーブル接続具には表面側に着脱側同軸ケー
ブルの接続手段、さらに裏面側に固定側同軸ケーブルの
接続手段がそれぞれ必要となる。
【0004】従来のこの種の同軸ケーブル接続具は、図
7,図8に示すように、接続具本体100の表面側にね
じ込み式あるいは差し込み式のコネクタ接続栓101が
設けてあり、着脱側同軸ケーブルの先端に取り付けた同
軸コネクタをこのコネクタ接続栓101に接続して固定
する構造となっていた。また、接続具本体100の裏面
側は、図7に示すように締め付け金具102によって固
定側同軸ケーブルの外周面を締め付け固定する構造のも
のと、図8に示すように表面側と同様なねじ込み式のコ
ネクタ接続栓103を設け、同軸コネクタを介して固定
側同軸ケーブルを接続固定する構造のものが知られてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の同
軸ケーブル接続具は、固定側同軸ケーブルを固定するた
めに、締め付け金具102のねじ102aをゆるめ、同
ケーブルを締め付け金具102に挿入し、さらに締め付
け金具102をねじ102aで締め付けるという作業が
必要となる。このようなねじ102aの締め付け作業は
煩雑であり、作業性の面から改善が要望されていた。
【0006】さらに、図7に示した従来の同軸ケーブル
接続具では、固定側同軸ケーブルの中心導体を電気的に
接続する接続金具104と、着脱側同軸ケーブルの中心
導体を電気的に接続する接続金具(図示せず)とを別個
に設け、それぞれの接続金具を配線基板等で接続する必
要があるため、部品点数および製造工程が多く製造コス
トが高価格となる欠点を有していた。
【0007】一方、図8に示した従来の同軸ケーブル接
続具は、表面側,裏面側の双方にコネクタ接続栓10
1,103を使用しているので、固定側同軸ケーブルの
接続にも同軸コネクタが必要となり、コスト面で問題が
あった。しかも、壁の裏面側に同軸コネクタを配置しな
ければならないので、そのために大きな配置スペースを
必要としていた。この発明は上述したような従来の課題
を解決するためになされたもので、同軸ケーブル、特に
固定側同軸ケーブルの接続作業が容易で、かつ狭いスペ
ースに同ケーブルを収めることができ、しかも部品点数
が少なく製品コストの低価格化を実現できる同軸ケーブ
ル接続具の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、接続具本体と、この接続具本体に設けら
れ、同軸コネクタを先端に取り付けた着脱側同軸ケーブ
ルを該同軸コネクタを介して接続するコネクタ接続手段
と、前記接続具本体に設けられ、固定側同軸ケーブルの
先端部を直接接続するケーブル接続手段とを備えた同軸
ケーブル接続具であって、コネクタ接続手段に、同軸コ
ネクタのプラグナットを電気的に接続する外側接続部
と、前記着脱側同軸ケーブルの中心導体を電気的に接続
する中心導体接続部とを設けるとともに、ケーブル接続
手段に、外側接続部と電気的に接続されかつ固定側同軸
ケーブルの外部導体を電気的に接続する外部導体接続部
と、同ケーブルの中心導体を電気的に接続する中心導体
接続部と、固定側同軸ケーブルの外周面をかしめ保持す
るケーブルクランプ部とを設け、かつ、コネクタ接続手
段の中心導体接続部とケーブル接続手段の中心導体接続
部とを、一体の接続金具で形成したことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】上述した構成の同軸ケーブル接続具は、着脱側
同軸ケーブルの中心導体と固定側同軸ケーブルの中心導
体とを一体の接続金具で電気的に接続することができる
ので部品点数が減り製品コストの低価格化を実現でき、
しかも固定側同軸ケーブルの接続にコネクタ接続栓を使
用せず同ケーブルを直接接続できるので、狭小スペース
に収めることができる。また、固定側同軸ケーブルをケ
ーブルクランプ部のかしめ作業によって固定できるの
で、図7に示した従来の同軸ケーブル接続具のように、
締め付け金具のねじ込み作業に比べ作業の容易化を図る
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施
例に係る同軸ケーブル接続具を示している。この実施例
の同軸ケーブル接続具は、接続具本体1に、図示しない
同軸コネクタを介して着脱側同軸ケーブルを接続するコ
ネクタ接続部(コネクタ接続手段)2と、固定側同軸ケ
ーブルAの先端部を同軸コネクタを介さず直接固定する
ケーブル接続部(ケーブル接続手段)3とを備え、これ
ら各部2,3の中心軸を同軸上に配置した構成となって
いる。
【0011】接続具本体1は、絶縁性の合成樹脂で形成
した本体ケース1aを有し、この本体ケース1aの表面
中央部に凹部1bを形成してある(図1,図4参照)。
この凹部1bは、着脱側同軸ケーブルの先端部に取り付
けた同軸コネクタ(図示せず)が挿入可能となってい
る。また、この凹部1bの底壁部分には、図4に示すよ
うに、コネクタ接続栓4を挿通固定するための取付孔1
cが穿設してある。
【0012】コネクタ接続栓(外側接続部)4は金属等
の導電性材料で筒状に形成されており、中央に設けたフ
ランジ部4aを中心として軸方向にそれぞれねじ部4
b,4cが形成してある。その一方のねじ部4bは、凹
部1b内に配置され、着脱側同軸ケーブルの先端部に取
り付けた同軸コネクタにおけるプラグナットを螺合する
ための外側接続部を形成している。コネクタ接続栓4に
形成した他方のねじ部4cは、本体ケース1aの取付孔
1cを貫通し、本体ケース1aの裏面側に突出してお
り、このねじ部4cに直付コネクタ5のナット部5aが
螺合している。
【0013】直付コネクタ(外部導体接続部)5は、金
属等の導電性材料からなり、ナット部5aから軸方向に
スリーブ5bが延出した構造となっている。スリーブ5
bは、固定側同軸ケーブルAの外部導体aと絶縁層bと
の間に差し込まれ、同ケーブルAの外部導体aをコネク
タ接続栓4と電気的に接続する機能を有する。
【0014】直付コネクタ5の外周には、固定側同軸ケ
ーブルAをかしめ保持するためのクランプ金具(ケーブ
ルクランプ部)6が配設してある。このクランプ金具6
は金属等の導電性材料からなり、図3,図4に示すよう
に、基板6aから延出するアーム6bの先端にクランプ
部6cを形成した構造となっている。基板6aには透孔
が形成してあり、この透孔部分をコネクタ接続栓4のね
じ部4bに嵌め込み、スプリングワッシャー7を介して
直付コネクタ5のナット部5aで締め付けて、本体ケー
ス1aに固定してある。クランプ部6cは、直付コネク
タ5におけるスリーブ5bの外周に配置してあり、同ス
リーブ5bに差し込まれた固定側同軸ケーブルAの先端
部外周をかしめ保持する(図3参照)。
【0015】コネクタ接続栓4の内側には、中空部8a
を有する絶縁体8が配設してあり、この絶縁体8の軸方
向両端面に、固定側,着脱側同軸ケーブルにおける中心
導体の挿入孔8b,8cが穿設してある。そして、絶縁
体8の中空部8a内に、固定側,着脱側同軸ケーブルの
中心導体をそれぞれ電気的に接続するための導電性の接
続金具9が配設してある。この接続金具は、金具本体9
aを中心としてそれぞれ同軸方向に各2枚のばね性を有
する接触片9b,9bと9c,9cが延出しており、一
方に延出した接触片9b,9bがコネクタ接続部2にお
ける中心導体接続部を形成し、他方に延出した接触片9
c,9cがケーブル接続部3における中心導体接続部を
形成している。
【0016】本体ケース1aの両側端部には、この同軸
ケーブル接続具を壁面取付枠に装着するための装着板1
dが取り付けてあり、この装着板1dから起立して設け
た装着孔1eを壁面取付枠(図示せず)の係合爪に係合
させて、壁面取付枠へ固定することができるようになっ
ている。この装着板1dと本体ケース1aによって接続
具本体1が形成されている。
【0017】上述した同軸ケーブル接続具は、例えば、
次の手順で容易に組み立てることができる。すなわち、
あらかじめ絶縁体8の中空部8a内に接続金具9を配設
し、さらにこの絶縁体をコネクタ接続栓4の内側に固定
しておく。本体ケース1aにおける凹部1bの底部に平
座金10を配置し、続いて上記コネクタ接続栓4(絶縁
体8,接続金具9を含む)のねじ部4cを本体ケース1
aの取付孔1cから貫通させ、フランジ部4aを平座金
10と接触させる。
【0018】次いで、本体ケース1aの裏面側から、取
付孔1cを貫通してきたコネクタ接続栓4のねじ部4c
にクランプ金具6の基板6aを嵌め込むとともに、スプ
リングワッシャー7を同ねじ部4cに嵌め込み、さらに
直付コネクタ5のナット部5aをねじ部4cに螺合す
る。これによって、コネクタ接続栓4のフランジ部4a
と直付コネクタ5のナット部5aとの間に、平座金1
0,本体ケース1aにおける取付孔1cの周壁,クラン
プ金具6の基板6a,スプリングワッシャー7がそれぞ
れ固定された状態となり、組立てが終了する。なお、装
着板1dは、組立て工程の任意の段階において(通常は
最終工程)、本体ケース1aの両側端部に組み込むよう
にする。勿論、上述した組立て工程を自動化して行なう
こともできる。
【0019】この実施例の同軸ケーブル接続具は、次の
要領で固定側同軸コネクタを接続することができる(図
4,図5参照)。すなわち、図4に示すように固定側同
軸ケーブルAの先端部から中心導体c,絶縁層b,外部
導体aをそれぞれ所定の長さだけ露出させ、絶縁層bと
外部導体aとの境に直付コネクタ5のスリーブ5bを差
し込む。すると、中心導体cは、スリーブ5bの中空部
内を通り、絶縁体8の中心導体挿入孔8cから接続金具
9の接触片9c,9c間に差し込まれる。次いで、クラ
ンプ金具6のクランプ部6cをかしめて固定側同軸ケー
ブルAの外周面を挾持する。これにより同ケーブルAの
接続状態が保持される。
【0020】一方、着脱側同軸ケーブルは、その先端部
に既製の同軸コネクタを装着し、この同軸コネクタのプ
ラグナットをコネクタ接続栓4のねじ部4bに螺合して
接続を行なう。このとき、同ケーブルの中心導体は中心
導体挿入孔8bから絶縁体8の中空部8a内に入り、接
続金具9の接触片9b,9b間に差し込まれる。その結
果、固定側,着脱側の各同軸ケーブルは、外部導体が直
付コネクタ5,コネクタ接続栓4および同軸コネクタの
プラグナットによって電気的に接続され、さらに中心導
体が接続金具9によって電気的に接続される。
【0021】なお、直付コネクタ5,コネクタ接続栓
4,接続金具9の形状は、接続対象となる着脱側同軸ケ
ーブルの接続用同軸コネクタ、および固定側同軸ケーブ
ルの構造に応じて適宜設計変更する必要のあることは勿
論である。
【0022】次に、この発明の第二実施例に係る同軸ケ
ーブル接続具について、図5および図6を参照して説明
する。なお、この実施例において先に説明した第一実施
例と同一部分または相当する部分には同一符号を付し、
その部分の詳細な説明は省略する。
【0023】この実施例の同軸ケーブル接続具は、コネ
クタ接続部2の中心軸とケーブル接続部3の中心軸とを
直交させた構造となっている。第一実施例の同軸ケーブ
ル接続具では、これらの中心軸を同軸上に配置したの
で、固定側同軸ケーブルAの先端部からある程度の長さ
は、壁の内部で幅方向(図3,図4の下方向)に延出す
ることになる。ところが、同軸ケーブル接続具を据え付
ける壁面の内部スペースによっては、幅方向のスペース
が狭小な場合もある。そのような場合を考慮して、この
実施例では、固定側同軸ケーブルAを壁の内面に沿って
延出できるようにするため、コネクタ接続部2の中心軸
とケーブル接続部3の中心軸とを直交させている。
【0024】すなわち、コネクタ接続栓4,絶縁体8,
接続金具9の各部材は、L字形状に形成してある。また
この実施例では、コネクタ接続栓4の外周に、屈曲部を
間において2本のフランジ部4a,4fを形成してあ
る。本体ケース1aに対するコネクタ接続栓4およびク
ランプ金具6の取付けは、まず、コネクタ接続栓4のね
じ部4bにクランプ金具6の基板6aを嵌め込み、さら
に同ねじ部4bを本体ケース1aの裏面側から取付孔1
cに挿通する。続いて、平座金10およびスプリングワ
ッシャー7をコネクタ接続栓4のねじ部4bに嵌め込
み、ナット部材11によって締め付ける。これにより、
ナット部材11とコネクタ接続栓4のフランジ部4aの
間で、クランプ金具6,本体ケース1aの取付孔1c周
壁部,平座金10,スプリングワッシャー7の各部材が
固定される。
【0025】一方、直付コネクタ5は、スプリングワッ
シャー12を介してコネクタ接続栓4のねじ部4cにナ
ット部5aを螺合することにより、コネクタ接続栓4と
一体化する。スプリングワッシャー7は、フランジ部4
fとナット部5a間で圧迫され、ナット部5aに軸方向
の反発力を与えるので、直付けコネクタ5のがたつきが
防止される。クランプ金具6のクランプ部6cは、直付
けコネクタ5におけるスリーブ5bの外周に配置されて
いる。また、接続金具9は、金具本体9aの両端にそれ
ぞれ形成された接触片9b,9bおよび9c,9cが、
絶縁体8の中心導体挿入孔8b,8cと対向するように
配設してある。
【0026】この第二実施例の同軸ケーブル接続具の場
合も、固定側同軸ケーブルAは、直付コネクタ5のスリ
ーブ5bを外部導体aと絶縁層bの間に差し込み、クラ
ンプ金具6におけるクランプ部6cをかしめて、同ケー
ブルAの外周面を挾持することにより接続状態を保持さ
れる。このとき中心導体cは絶縁体8の中心導体挿入孔
8cから中空部8a内に挿入され、接続金具9の接触片
9c,9c間に差し込まれる。一方、着脱側同軸ケーブ
ルは、あらかじめ装着した同軸コネクタのプラグナット
をコネクタ接続栓4のねじ部4bに螺合することによ
り、外部導体をコネクタ接続栓4に、また中心導体cを
接続金具9に電気的に接続させることができる。
【0027】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば、コネクタ接続部2とケーブ
ル接続部3は、各中心軸が同一平面内において任意の角
度で交差するように配設角度を調整することができる。
すなわち、壁面内で固定側同軸ケーブルを延出させる方
向にケーブル接続部3の中心軸を向ければ、一層効率的
に狭小空間で固定側同軸ケーブルを接続しておくことが
できる。
【0028】また、接続具本体には、複数のコネクタ接
続手段またはケーブル接続手段を設けてもよい。例え
ば、この発明の同軸ケーブル接続具を分配器として使用
する場合には、複数のコネクタ接続手段を接続具本体に
並べて設置し、ケーブル接続手段側から給電してきた電
波を、各コネクタ接続手段に接続した同軸ケーブルに分
配するよう構成することもできる。接続金具は接触片の
幅を拡げ、各コネクタ接続手段のすべての中心軸部に同
接触片が配置されるようにすればよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の同軸ケー
ブル接続具によれば、同軸ケーブル、特に固定側同軸ケ
ーブルの接続作業が容易であり、しかも狭いスペースに
同ケーブルを収めることができ、さらに部品点数が少な
く製品コストの低価格化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例に係る同軸ケーブル接続
具の平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく右側面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】この発明の第二実施例に係る同軸ケーブル接続
具の平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】同軸ケーブル接続具の従来例を一部切欠いて示
す正面図である。
【図8】同軸ケーブル接続具の他の従来例を一部切欠い
て示す正面図である。
【符号の説明】
1:接続具本体 1a:本体ケース 1d:装着板 2:コネクタ接続部 3:ケーブル接続部 4:コネクタ接続栓 4a:フランジ部 4b,4c:ねじ部 5:直付コネクタ 5a:ナット部 5b:スリーブ 6:クランプ金具 6a:基板 6c:クランプ部 7,12:スプリングワッシャー 8:絶縁体 9:接続金具 9a:金具本体 9b,9c:接触片 10:平座金 11:ナット部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続具本体と、この接続具本体に設けら
    れ、同軸コネクタを先端に取り付けた着脱側同軸ケーブ
    ルを該同軸コネクタを介して接続するコネクタ接続手段
    と、前記接続具本体に設けられ、固定側同軸ケーブルの
    先端部を直接接続するケーブル接続手段とを備えた同軸
    ケーブル接続具であって、 前記コネクタ接続手段は、前記同軸コネクタのプラグナ
    ットを電気的に接続する外側接続部と、前記着脱側同軸
    ケーブルの中心導体を電気的に接続する中心導体接続部
    とを有し、 前記ケーブル接続手段は、前記外側接続部と電気的に接
    続されかつ前記固定側同軸ケーブルの外部導体を電気的
    に接続する外部導体接続部と、同ケーブルの中心導体を
    電気的に接続する中心導体接続部と、前記固定側同軸ケ
    ーブルの外周面をかしめ保持するケーブルクランプ部と
    を有し、 かつ、前記コネクタ接続手段の中心導体接続部と前記ケ
    ーブル接続手段の中心導体接続部とを、一体の接続金具
    で形成したことを特徴とする同軸ケーブル接続具。
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