JPS6121895Y2 - - Google Patents

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JPS6121895Y2
JPS6121895Y2 JP1977071463U JP7146377U JPS6121895Y2 JP S6121895 Y2 JPS6121895 Y2 JP S6121895Y2 JP 1977071463 U JP1977071463 U JP 1977071463U JP 7146377 U JP7146377 U JP 7146377U JP S6121895 Y2 JPS6121895 Y2 JP S6121895Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビジヨン共聴器(通常直列ユニ
ツトと称される)に関し、詳しくは主としてフレ
ーム固着される端子台からテレビ信号を取出すこ
とができるようにしてあるもので、フレームに対
する端子台の取付作業が容易であるばかりでな
く、取付けた状態が堅固で且つ製造にあたつて安
価に製造でき、また電気特性を安定した状態が得
られるようにしたテレビジヨン共聴器を提供しよ
うとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図において、1はテレビセツトを示し、
自体におけるアンテナ端子板1′に対して周知の
如くアンテナ(図示外)で受信されたテレビ信号
を、その取出しに用いられるテレビジヨン共聴器
2から給電線3(平行フイーダ或は同軸ケーブ
ル)を介して供給し得るようにされている。尚上
記共聴器2は、通常部屋の壁に設けられると共
に、自体にはフラツシユプレート4が装着されて
いる。次にテレビジヨン共聴器2を第2図乃至第
7図について説明する。5はフレームで、主フレ
ーム6と側フレーム7,7とから成り、任意の金
属板を折曲げて形成されている。この主フレーム
6の両端部において、8は通常壁に埋込まれるア
ウトレツトボツクス又はスイツチボツクス内にこ
の共聴器2をビス止着する時に利用される孔、9
は板壁にこの共聴器2をビス止着する時に利用さ
れる孔、10はフラツシユプレート取付用のタツ
プ孔を示す。12,12は両側フレーム7,7に
設けられた給電線接続部で、周知の如くアンテナ
からの給電線(同軸ケーブル)或は次段のテレビ
ジヨン共聴器に接続する為の給電線を止着するよ
うにしてあり、これは中心導体接続用の端子具1
3a及び外被導体接続用の金具13bを備えてい
る。第4図に示される14は主フレーム6と側フ
レーム7,7とで形成される凹状の空間内に備え
られたプリント基板で、自体の一面には周知の如
く分岐、分配回路等の共聴器用の電気回路を構成
するに必要な種々の電気回路素子(例えばコンデ
ンサ、コイル、抵抗など)が具備される。また上
記回路は、周知の如く上述の給電線接続部12,
12に連なるように接続される。15はプリント
基板14を側フレーム7に対して電気的且つ機械
的に連結するためのアース用の半田を示す。尚上
記電気回路素子及びプリント基板上の回路配線並
びに他の配線は図示を省略した。また上記した凹
状空間の開口側には周知の如く蓋体によつて覆わ
れる。
次に主フレーム6に固定されたテレビ信号取出
しに用いる分岐用の端子台16について詳述す
る。17は本体で、塑成可能の絶縁材料例えばプ
ラスチツク材或はその他の合成樹脂材で形成さ
れ、かつ自体の外形はフラツシユプレート4にお
ける透孔4′に嵌合し得るように形成されてい
る。18は本体17における受部19に対し遠近
自在を可能にされる押着片で、本体17と同様な
絶縁材料で形成されている。この押着片18と受
部19との間には周知の如くテレビセツトに連な
る平行フイーダが狭着されるものであり、そのフ
イーダの止着は締付ねじ棒20のつまみ20′を
回わして止着される。尚締付ねじ棒20は主フレ
ーム6に穿設されたタツプ孔21に螺合されてい
る。また上記フイーダが止着された状態において
は、周知の如くそのフイーダにおける二つの導体
は本体17内に設けられた二つの端子板(図示
外)に接続される。22,22は上記二つの端子
板における電気回路接続用の端子で、本体17に
おけるフレーム対向面17′に設けられた端子板
固定部23,23から露出し、前述のプリント基
板14における回路配線に半田付接続される。2
4,24は本体17のフレーム対向面17′から
突出した固定部材で、本体17と一体に成形さ
れ、またこれらは第5,6図に明示される如く上
述の二つの端子22,22を結ぶ線の両側に位置
するように設けられている。25,25は上記両
固定部材における外側面24′,24′に形成され
た係合凹部で、後述の切起し片と係合し易いよう
な形状にされる。次に26,26は主フレーム6
に穿設された孔で、上記固定部材24の貫通を可
能に形成してあり、27,27は上記孔24,2
4の孔縁に設けられた切起し片で、固定部材2
4,24の係合凹部25,25に夫々係合可能な
位置に設けられている。尚上記端子台16は平行
フイーダ止着用の構造の外に、周知の同軸ケーブ
ル止着用の構造であつてもよい。また端子台11
は主フレーム6に対して複数個具備されることも
ある。
上記構成のものにあつて、主フレーム6に対す
る端子台16の装着を第8図乃至第9図について
説明する。尚装着に先立つて、フレーム6側の端
子台取付位置には第7図に示されるように、端子
板固定部挿通用の透孔29,29、締付ねじ棒螺
合用のタツプ孔21及び固定部材挿通用の孔2
6,26が穿設されると共に、この孔26の孔縁
には孔26相当大の切起し片27,27が主フレ
ーム6からフレームの凹状空間内側に切起しされ
る。このようにされた主フレーム6に対して、第
8図に示されるようにして端子台16における固
定部材24、ねじ棒20等を夫々の孔に挿通或は
螺合させ、端子台の本体17のフレーム対向面1
7′を主フレーム6に当接させる。次に第9図に
示されるように、両切起し片27を工具(例えば
略示したプライヤ30)により挾むようにして一
度に曲げつけて係合凹部25に係合させる。これ
によつて端子台16は主フレーム6に対して堅固
に装着される。尚このとき、係合凹部25の内面
において、切起し片27の先端面27′がぴつた
りと密接するような面25′に形成することによ
り外部からの衝撃に対してより強くできる。
以上のようにこの考案にあつては、フレーム5
に対して装着させる端子台の本体17に突設した
二つの固定部材24を、上記フレーム5に穿設し
た孔26に挿入させると共に、その孔縁に設けた
切起し片27を上記固定部材24の外側面に形成
した係合凹部25に曲げつけて係止させるもので
あるから、フレーム5に対する端子台4は極めて
堅固に装着されて、経年変化に対して強く、耐久
性に優れる効果がある。しかもその上、フレーム
5に対する端子台の本体17の装着、固定の作業
は、前述した如く端子台の本体17における固定
部材24をフレーム5の孔26に差込み、切起し
片27を固定部材24側へ曲げつけるという単純
な作業でもつて両者の固定を図ることができ、組
立て作業上の大きな効果を伴なう。更に上記の如
く端子台の装着状態は堅固で且つその装着作業が
容易になる構成にしたものであつても、その部品
点数は少なく、即ち、端子台の本体17と一体に
成形される固定部材24とフレーム5から切起し
される切起し片27とでもつて構成するものであ
るから、フレーム5に端子台の本体17を固着す
る為の特に余分な部材を用いることなく両者の特
長ある結合を図り得るコスト上の効果もある。本
考案の特長を更に詳細に説明すれば、フレーム5
に対し端子台の本体17を取付ける場合、固定部
材24を孔26に挿通すると共に、つまみ20′
を回して締付ねじ棒20の下端部をタツプ孔21
に螺合させ、更につまみ20′を回してそれを締
付けることにより本体17のフレーム対向面1
7′をフレーム5の上面に密着させ(本体17を
最下位に位置させ)てその状態を維持できる特長
がある。そのように本体17を最下位に位置させ
た状態でもつて固定部材24の係合凹部25に対
し切起し片27を曲げ付けて係合させ、本体17
のフレーム5からの浮上りを防止できる特長があ
る。このことはフレーム5に対する本体17の固
定作業の遂行を、誰でもが確実化させられるとい
う構造上の効果がある。
更に上記のようにして取付けた本体17に対し
給電線を止着する場合には、先ず上記のつまみ2
0′を戻し回動させ、押着片18を本体17の受
部19から持ち上げて受部19との間にすき間を
作り、そのすき間に給電線を差し込み、次に上記
のつまみ20′を締付方向に回して受部19と押
着片18との間に上記給電線を挟着できる特長が
ある。
このように本考案のテレビジヨン共聴器にあつ
ては、つまみ20′の付いた上記締付ねじ棒20
を、第1回目はフレーム5に対する端子台本体1
7の確実な取付作業の為に用いることができ、 第2回目は、上記本体17に対する給電線の止
着の為に用いることができる という二つの用途に活用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はテ
レビセツトとテレビジヨン共聴器との関係を示す
図、第2図は正面図、第3図は斜視図、第4図は
内部を示す斜視図、第5図は端子台の斜視図、第
6図は端子台の背面図、第7図はフレームの斜視
図、第8図、第9図はフレームに対する端子台の
取付けの説明図。 2……テレビジヨン共聴器、5……フレーム、
16……端子台、17……端子台の本体、22…
…端子、24……固定部材、25……係合凹部、
26……孔、27……切起し片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームには、夫々固定部材貫通用の二つの孔
    を相互に離間させて穿設すると共に、それらの各
    孔の孔縁には夫々フレームの下面側に突出する切
    起し片を具備させ、更に上記フレームには、上記
    の両孔の間において固定用ねじ棒螺合用のタツプ
    孔が穿設してあり、一方、一面が上記フレームの
    上面に当接させる為のフレーム対向面となつてお
    り他面には受部を備える端子台本体を有し、上記
    本体におけるフレーム対向面からは夫々上記の孔
    に貫通させる為の二つの固定部材を突設させると
    共に、各々の固定部材には夫々上記切り起し片を
    係合させる為の係合凹部を備えさせ、更に、上記
    両固定部材の間には、上記タツプ孔との螺合用の
    締付ねじ棒の下端を位置させると共に、該締付ね
    じ棒において上記受部の上方に位置する上端には
    つまみを具備させ、更に上記受部とつまみとの間
    には、受部との間に給電線を挟着する為の押着片
    を受部に対し遠近自在に配設し、更に、上記フレ
    ームにおける切起し片の長さは、上記固定部材を
    上記の孔に挿通させかつ締付ねじ棒をタツプ孔に
    螺合させて上記つまみにより締付ねじ棒を締固着
    した状態において、上記固定部材の係合凹部と係
    合可能な長さにしてあることを特徴とするテレビ
    ジヨン共聴器。
JP1977071463U 1977-06-01 1977-06-01 Expired JPS6121895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977071463U JPS6121895Y2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01

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JPS53164736U JPS53164736U (ja) 1978-12-23
JPS6121895Y2 true JPS6121895Y2 (ja) 1986-07-01

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434614Y1 (ja) * 1964-08-04 1968-02-28
JPS527535B2 (ja) * 1972-05-02 1977-03-03

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812384Y2 (ja) * 1975-07-03 1983-03-09 マスプロデンコウ カブシキガイシヤ チヨクレツユニツト

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JPS53164736U (ja) 1978-12-23

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