JP2913588B2 - 配線部品 - Google Patents
配線部品Info
- Publication number
- JP2913588B2 JP2913588B2 JP3927489A JP3927489A JP2913588B2 JP 2913588 B2 JP2913588 B2 JP 2913588B2 JP 3927489 A JP3927489 A JP 3927489A JP 3927489 A JP3927489 A JP 3927489A JP 2913588 B2 JP2913588 B2 JP 2913588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- insulating base
- connection terminal
- conductive metal
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connecting Device With Holders (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リード線を有する部品の組立てが容易に行
え、自動組立に最適な配線部品に関するものである。
え、自動組立に最適な配線部品に関するものである。
一般住宅で使用される住宅用照明器具は、多量生産が
行われるにもかかわらず、従来、安定器やランプソケッ
ト、スイッチ、グロースタータソケット、保安球ソケッ
ト等の必要部品が多く、これら部品がそれぞれ単独で器
具本体に取り付けられ、配線されて点灯回路を形成して
いた。しかし、上記従来技術は多くの配線作業をそれぞ
れの部品について行うために、多大の工数を必要とし、
かつ作業が煩雑であった。そのため、あらかじめ定めら
れた部品配置にしたがって、絶縁基体の上に導電材料で
それぞれの電路を形成した配電ユニットといわれる配線
部品が利用され、組立て作業の自動化がはかられつつあ
る。
行われるにもかかわらず、従来、安定器やランプソケッ
ト、スイッチ、グロースタータソケット、保安球ソケッ
ト等の必要部品が多く、これら部品がそれぞれ単独で器
具本体に取り付けられ、配線されて点灯回路を形成して
いた。しかし、上記従来技術は多くの配線作業をそれぞ
れの部品について行うために、多大の工数を必要とし、
かつ作業が煩雑であった。そのため、あらかじめ定めら
れた部品配置にしたがって、絶縁基体の上に導電材料で
それぞれの電路を形成した配電ユニットといわれる配線
部品が利用され、組立て作業の自動化がはかられつつあ
る。
上記配電ユニットは、第５図に分解して示すように、
組立て治具１上にセットされた、例えば合成樹脂で成形
された絶縁基体２のそれぞれの絶縁壁で形成された各電
路に、導電金属板を打ち抜きプレスした導電板３を配置
し、上記絶縁基体２に設けた突起と上記導電板３に設け
た穴とにより締着していた。そして、例えばリード線付
きヒューズ４などのようなリード線付き部品は、上記導
電板３の係止穴に挿入係止して接続を行っていた。な
お、この種の配電ユニットは例えば特公昭57−6644号公
報に示されている。
組立て治具１上にセットされた、例えば合成樹脂で成形
された絶縁基体２のそれぞれの絶縁壁で形成された各電
路に、導電金属板を打ち抜きプレスした導電板３を配置
し、上記絶縁基体２に設けた突起と上記導電板３に設け
た穴とにより締着していた。そして、例えばリード線付
きヒューズ４などのようなリード線付き部品は、上記導
電板３の係止穴に挿入係止して接続を行っていた。な
お、この種の配電ユニットは例えば特公昭57−6644号公
報に示されている。
上記従来の配電ユニットでは、第６図に示すように絶
縁基体２の裏面に円錐形のガイド穴を設けた突出部を形
成し、上記絶縁基体２の平面状の表面に、上方に突出し
た係止穴３′を上記ガイド穴に一致させて導電板３を取
り付けていた。そのため、リード線付きヒューズ４など
の部品は、第６図に示すように、上記配電ユニットの裏
側から挿入して取り付けねばならず、したがって、上記
配電ユニットを用いた照明器具の組立ては、配電ユニッ
トの表裏両面から行う必要があり、上記配電ユニットが
自動組立の障害になっていた。
縁基体２の裏面に円錐形のガイド穴を設けた突出部を形
成し、上記絶縁基体２の平面状の表面に、上方に突出し
た係止穴３′を上記ガイド穴に一致させて導電板３を取
り付けていた。そのため、リード線付きヒューズ４など
の部品は、第６図に示すように、上記配電ユニットの裏
側から挿入して取り付けねばならず、したがって、上記
配電ユニットを用いた照明器具の組立ては、配電ユニッ
トの表裏両面から行う必要があり、上記配電ユニットが
自動組立の障害になっていた。
本発明は、一方向だけから部品を供給し、接続するこ
とができる配線部品を得ることを目的とする。
とができる配線部品を得ることを目的とする。
上記目的は、配電ユニットの導電板におけるリード線
挿入部に、リード線挿入のガイドになる円錐加工部を、
絶縁基体側に突出して設け、絶縁基体は上記円錐加工部
を包含した案内用テーパ穴を有する突出部を、上記導電
板と反対側に設けることによって達成できる。
挿入部に、リード線挿入のガイドになる円錐加工部を、
絶縁基体側に突出して設け、絶縁基体は上記円錐加工部
を包含した案内用テーパ穴を有する突出部を、上記導電
板と反対側に設けることによって達成できる。
本発明の配線部品である配電ユニットは、第５図に示
すように絶縁基体２に導電板３を締着しているが、上記
導電板３のリード線挿入穴は第４図（ａ）および（ｂ）
に示すように、割り線を伴う挿入穴を囲んで、円錐状に
加工した円錐加工部３″を絶縁基体２の方向に突出して
設けている。そして、第２図に示すように上記円錐加工
部３″を包含するテーパ穴２″を、上記絶縁基体２の導
電板３と反対側に設けているため、上記円錐加工部３″
を案内として導電板３の挿入穴に挿通したリード線は、
上記挿入穴を貫通してテーパ穴２″に案内される。そし
て、上記挿入穴の大きさを適当に選ぶことにより、挿通
されたリード線はほぼ45゜に傾けられた挿入穴の縁に阻
まれて、挿通方向と逆の方向には抜けることなく係止さ
れ、電気的接続を保つことができる。リード線が撚線で
あるときは、撚線部を半田含浸固化することにより、上
記同様挿入接続することができる。
すように絶縁基体２に導電板３を締着しているが、上記
導電板３のリード線挿入穴は第４図（ａ）および（ｂ）
に示すように、割り線を伴う挿入穴を囲んで、円錐状に
加工した円錐加工部３″を絶縁基体２の方向に突出して
設けている。そして、第２図に示すように上記円錐加工
部３″を包含するテーパ穴２″を、上記絶縁基体２の導
電板３と反対側に設けているため、上記円錐加工部３″
を案内として導電板３の挿入穴に挿通したリード線は、
上記挿入穴を貫通してテーパ穴２″に案内される。そし
て、上記挿入穴の大きさを適当に選ぶことにより、挿通
されたリード線はほぼ45゜に傾けられた挿入穴の縁に阻
まれて、挿通方向と逆の方向には抜けることなく係止さ
れ、電気的接続を保つことができる。リード線が撚線で
あるときは、撚線部を半田含浸固化することにより、上
記同様挿入接続することができる。
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第１
図は本発明による配線部品の一実施例を組立て治具に固
着した状態を示す斜視図、第２図はリード線付き部品の
装着例を示す部分断面図、第３図は上記実施例における
導電体の配置を示す斜視図、第４図は上記導電体のリー
ド線挿入穴を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＡ−
Ａ断面図である。第１図は配電ユニットを組立て治具１
に取り付けた状態を示しているが、上記配電ユニットが
合成樹脂等で成形した絶縁基体２に導電金属板よりなる
導電板３を、上記絶縁基体２の突起と導電板３の穴とに
より締着している。上記導電板３はその配置例を第３図
に示すが、導電性金属板をプレスで打ち抜き、必要に応
じて折り曲げ加工して形成している。これらの導電板３
はそれぞれ絶縁基体２に締着するための穴を有するほ
か、ランプソケット線の接続端子31、安定器接続端子3
2、電源接続ピン33、グロースタータ接触折り曲げ片34,
35、保安球ソケット接触片36などをそれぞれ有している
が、例えばリード線付きヒューズ４などのリード線挿入
接続するリード線挿入穴３″も併置している。上記リー
ド線挿入穴はその詳細な拡大図を第４図（ａ）に示す
が、導電板３に設けた割り線を有する挿入穴を囲んで、
円錐状の円錐加工部３″は第４図（ｂ）に示すように、
リード線挿入穴を中心としてその周囲をほぼ45゜傾けた
円錐状に設けられ、リード線は上記円錐状の傾斜面案内
として挿入穴に導かれ、挿入穴を横切って設けた割り線
を押し開いて上記挿入穴に挿通され、挿通方向と逆の方
向には抜けることがなく、しかも確実な電気的接触を得
ることができる。上記円錐加工部３″は導電板３の絶縁
基体側に向け突出して設けられ、上記導電板３に接する
絶縁基体２には、その該当個所に第２図に示すような円
錐加工部３″を、外側から包み蔽うようなテーパ穴２″
を内部に形成する絶縁物の突起が、導電板３と反対側に
設けられている。したがって、リード線付きヒューズ４
やリード線付きコンデンサのようなリード線付きの部品
も、安定器などを取り付けるのと同一方向から挿入する
ことができ、しかも挿入しただけで電気的な接続を行う
こともできる。
図は本発明による配線部品の一実施例を組立て治具に固
着した状態を示す斜視図、第２図はリード線付き部品の
装着例を示す部分断面図、第３図は上記実施例における
導電体の配置を示す斜視図、第４図は上記導電体のリー
ド線挿入穴を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＡ−
Ａ断面図である。第１図は配電ユニットを組立て治具１
に取り付けた状態を示しているが、上記配電ユニットが
合成樹脂等で成形した絶縁基体２に導電金属板よりなる
導電板３を、上記絶縁基体２の突起と導電板３の穴とに
より締着している。上記導電板３はその配置例を第３図
に示すが、導電性金属板をプレスで打ち抜き、必要に応
じて折り曲げ加工して形成している。これらの導電板３
はそれぞれ絶縁基体２に締着するための穴を有するほ
か、ランプソケット線の接続端子31、安定器接続端子3
2、電源接続ピン33、グロースタータ接触折り曲げ片34,
35、保安球ソケット接触片36などをそれぞれ有している
が、例えばリード線付きヒューズ４などのリード線挿入
接続するリード線挿入穴３″も併置している。上記リー
ド線挿入穴はその詳細な拡大図を第４図（ａ）に示す
が、導電板３に設けた割り線を有する挿入穴を囲んで、
円錐状の円錐加工部３″は第４図（ｂ）に示すように、
リード線挿入穴を中心としてその周囲をほぼ45゜傾けた
円錐状に設けられ、リード線は上記円錐状の傾斜面案内
として挿入穴に導かれ、挿入穴を横切って設けた割り線
を押し開いて上記挿入穴に挿通され、挿通方向と逆の方
向には抜けることがなく、しかも確実な電気的接触を得
ることができる。上記円錐加工部３″は導電板３の絶縁
基体側に向け突出して設けられ、上記導電板３に接する
絶縁基体２には、その該当個所に第２図に示すような円
錐加工部３″を、外側から包み蔽うようなテーパ穴２″
を内部に形成する絶縁物の突起が、導電板３と反対側に
設けられている。したがって、リード線付きヒューズ４
やリード線付きコンデンサのようなリード線付きの部品
も、安定器などを取り付けるのと同一方向から挿入する
ことができ、しかも挿入しただけで電気的な接続を行う
こともできる。
すなわち、本発明による配電ユニットを使用する際に
は、組立て治具１に絶縁基体２をセットし、つぎに導電
板３を締着したのち、同一方向からそれぞれの部品を供
給してつぎつぎに装着すればよく、従来のように途中で
組立て治具を外して裏側からヒューズを取り付けるよう
な必要がなく、組立て治具をセットしたままで組立てを
完了することができるので、組立て作業の自動化を効率
よく行うことができる。
は、組立て治具１に絶縁基体２をセットし、つぎに導電
板３を締着したのち、同一方向からそれぞれの部品を供
給してつぎつぎに装着すればよく、従来のように途中で
組立て治具を外して裏側からヒューズを取り付けるよう
な必要がなく、組立て治具をセットしたままで組立てを
完了することができるので、組立て作業の自動化を効率
よく行うことができる。
上記のように本発明による配線部品は、ランプソケッ
トの接続端子や電源接続端子や安定器接続端子等の電気
部品接続端子を有し、これらの端子間を接続して点灯回
路を形成する導電金属板と、該導電金属板を保持する絶
縁基体とを備えた配電ユニットを構成する照明器具の配
線部品において、電気部品リード線や回路を形成するリ
ード線が接続される上記導電金属板の接続個所に、上記
絶縁基体側に突出した円錐加工部を有するリード線挿入
穴を設け、上記接続個所に接する絶縁基体には、上記円
錐加工部を包含するテーパ穴を内部に形成する突起を、
上記導電金属板と反対側に設けたことにより、リード線
付きヒューズ等のリード線付き電気部品を組立ての効率
を考えて同一方向に集約でき、組立て精度が向上できる
とともに、組立て作業の自動化を効率よく行える。ま
た、部品のチェックも一方向から行えるので、品質水準
の向上がはかれる等の効果がある。
トの接続端子や電源接続端子や安定器接続端子等の電気
部品接続端子を有し、これらの端子間を接続して点灯回
路を形成する導電金属板と、該導電金属板を保持する絶
縁基体とを備えた配電ユニットを構成する照明器具の配
線部品において、電気部品リード線や回路を形成するリ
ード線が接続される上記導電金属板の接続個所に、上記
絶縁基体側に突出した円錐加工部を有するリード線挿入
穴を設け、上記接続個所に接する絶縁基体には、上記円
錐加工部を包含するテーパ穴を内部に形成する突起を、
上記導電金属板と反対側に設けたことにより、リード線
付きヒューズ等のリード線付き電気部品を組立ての効率
を考えて同一方向に集約でき、組立て精度が向上できる
とともに、組立て作業の自動化を効率よく行える。ま
た、部品のチェックも一方向から行えるので、品質水準
の向上がはかれる等の効果がある。
第１図は本発明による配線部品の一実施例を組立て治具
に固着した状態を示す斜視図、第２図はリード線付き部
品の装着例を示す部分断面図、第３図は上記実施例にお
ける導電体の配置を示す斜視図、第４図は上記導電体の
リード線挿入穴を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は
Ａ−Ａ断面図、第５図は配線ユニットの分解説明図、第
６図は従来のリード線付き電気部品の取り付けを示す断
面図である。 ２……絶縁基体、２″……テーパ穴 ３……導電金属板、３″……円錐加工部 31……ランプソケット接続端子 32……安定器接続端子、33……電源接続端子
に固着した状態を示す斜視図、第２図はリード線付き部
品の装着例を示す部分断面図、第３図は上記実施例にお
ける導電体の配置を示す斜視図、第４図は上記導電体の
リード線挿入穴を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は
Ａ−Ａ断面図、第５図は配線ユニットの分解説明図、第
６図は従来のリード線付き電気部品の取り付けを示す断
面図である。 ２……絶縁基体、２″……テーパ穴 ３……導電金属板、３″……円錐加工部 31……ランプソケット接続端子 32……安定器接続端子、33……電源接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 4/48,33/02 F21V 23/00 H05K 7/06 H01B 5/14 H02G 3/16
Claims (1)
- 【請求項１】ランプソケットの接続端子や電源接続端子
や安定器接続端子等の電気部品接続端子を有し、これら
の端子間を接続して点灯回路を形成する導電金属板と、
該導電金属板を保持する絶縁基体とを備えた配電ユニッ
トを構成する照明器具の配線部品において、電気部品の
リード線や回路を形成するリード線が接続される上記導
電金属板の接続個所に、上記絶縁基体側に突出した円錐
加工部を有するリード線挿入穴を設け、上記接続個所に
接する絶縁基体には、上記円錐加工部を包含するテーパ
穴を内部に形成する突起を、上記導電金属板と反対の側
に設けたことを特徴とする配線部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927489A JP2913588B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 配線部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927489A JP2913588B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 配線部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02220374A JPH02220374A (ja) | 1990-09-03 |
| JP2913588B2 true JP2913588B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=12548583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3927489A Expired - Lifetime JP2913588B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 配線部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913588B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP3927489A patent/JP2913588B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02220374A (ja) | 1990-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 10 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |