JPS6333330Y2 - - Google Patents

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JPS6333330Y2
JPS6333330Y2 JP1979110598U JP11059879U JPS6333330Y2 JP S6333330 Y2 JPS6333330 Y2 JP S6333330Y2 JP 1979110598 U JP1979110598 U JP 1979110598U JP 11059879 U JP11059879 U JP 11059879U JP S6333330 Y2 JPS6333330 Y2 JP S6333330Y2
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feeder
coaxial cable
board
conductor
holding piece
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JP1979110598U
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JPS5628182U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2本の平行導線を有するフイーダと
同軸ケーブルとを選択的に接続できるように構成
したフイーダ等の接続部の構造に関するものであ
る。
従来より基板に設けられた二つの端子に対し
て、フイーダにおける2本の導線を夫々個別に接
続する作業は一般に行なわれている。しかし、こ
の接続作業は第10図の如く、第1にフイーダ4
7の導線48,48の先端を基板49と押え片5
0との間をくぐらせ、第2にその2本の導線4
8,48の先端を相互に離間する端子51,51
に止着するという作業は導線が撚線の場合かなり
の注意を要し、接続されたフイーダの2本の導線
における素線が相互に短絡する可能性があつた。
そこでその短絡を防止する為に両導線の間に突起
を設けることも試みられている(例えば実開昭49
−101291号公報に示されたもの)。しかし、その
ような突起があるとそれが邪魔になつて、二つの
端子51,51の中間に同軸ケーブルの中心導体
接続用の端子を配置してフイーダと、同軸ケーブ
ルの二種の給電線の選択的取付けを可能にする接
続部の提供を困難にする欠点があつた。
そこで本考案は、上述の欠点を除くようにした
もので、基板4には、基板4に固着する導電体の
受止板7又は金属基板面に対し、フイーダ又は同
軸ケーブルの外被を締着する為の押え片11を、
基板4の側に向けての遠近を自在に備えさせ、さ
らに上記基板4には、上記押え片11で締止着す
る同軸ケーブルの軸線上位置に同軸ケーブルの中
心導体接続用の端子44を配設すると共に、その
両側には夫々フイーダの導線接続用の端子15,
15を配設し、さらに上記中心導体接続用の端子
44と上記押え片11との間には、押え片11に
対向する先端部23を船首状に形成すると共に、
上記導線接続用の端子15,15に夫々近い外面
部分24,24を張出状に形成した絶縁材料形成
のガイド部材22を配置し、かつガイド部材22
における上記同軸ケーブルの軸線上には同軸ケー
ブルの中心導体42を通過させるようにした溝4
0を具備させることにより、上記のような二本の
導線相互の短絡防止効果は勿論のこと、上記のよ
うな短絡防止効果のある突起があつても同軸ケー
ブルの中心導体の接続端子の配設を阻害しないば
かりか、その接続作業性をも簡易にさせ得るよう
にしたフイーダ等の接続部の構造を提供しようと
するものである。
以下本願の実施例を示す第1図から第9図の図
面について説明する。
1は共同受信機器として例示する増幅器を示
し、2は通常知られた機器用ケース、3,3はフ
イーダを挿入し得るようにした挿入孔、4はケー
ス内に存置させた基板で、周知の如く共同受信回
路(例えば増幅回路)が備えられたものであつ
て、例えばプリント基板或はその他任意の絶縁合
成樹脂板が用いられる。5,5は基板4において
前記挿入孔3,3と対向する位置に設けられたフ
イーダ接続部を示す。尚、これらフイーダ接続部
は増幅器の入力部及び出力部として用いられてい
る。
次に上記フイーダ接続部5において、4aは基
板4における縁部に形成した欠如部、6は、受止
板7と押え片11とで成る外被止付具を示す。受
止板7は、導電性が得られるように金属材料で形
成されており、基板4に対しては通常知られてい
るようにその両端に備えさせた取付板8,8をも
つて固定接地してある。9は欠如部4aに位置さ
せた凹部を示し、後述のフイーダを安定に位置さ
せるように受止板7の中間部に設けられたもので
ある。10,10は左右対称位置に設けられたね
じ孔を示す。尚、基板4には上記ねじ孔10,1
0と夫々重合する位置に貫通孔が設けられてい
る。フイーダ25又は同軸ケーブル41を締止着
する為の押え片11は、金属或は硬質の合成樹脂
材料で形成されている。12,12は押え片11
の両側部分(両縁近くの部分)に穿設した透孔、
13,13は夫々透孔12,12に貫通させ前記
ねじ孔10,10に螺合させた締付ねじ棒を示
す。尚これらねじ棒13の長さは、螺合状態にお
いて受止板7と押え片11との間に充分なフイー
ダ挿通空間ができるような長さにしてある。又1
4は前記凹部9に対向するよう設けた凹部を示
し、フイーダ25および同軸ケーブル41を安定
に止着するようにしたものである。
次に15,15は周知乃至公知構造の端子を示
す。これらにおいて、16は金属材料で形成され
た接続枠で、固定板17と取付板18,18とで
もつてコ字状に形成してある。又、取付板18,
18の先端は基板4に固定してある。更に、その
取付板18の先端は基板4に備える共同受信回路
に電気的に接続してある。19は接続枠16の内
側において、固定板17に対し遠近を自在に備え
させた可動板で、金属材料で形成してある。20
は固定板17に穿設した透孔に貫通させたねじ棒
で、可動板19に設けたねじ孔に螺合させ更に基
板4をも貫通させてある。尚、21は固定板17
と可動板19との間に形成される導線挿入空間を
示す。又、上記二つの端子15,15はフイーダ
25の2本の導線26の先端を相互に離間拡開状
態で接続可能に、相互に適当な間隔をもつて離し
て位置させてある。次に44は同軸ケーブルの中
心導体42を接続する為の端子で、端子15と同
様の構成になつている。この端子44における導
線挿入空間45はガイド部材22に形成した溝4
0の延長線30上に位置するようにしてある。
次に22は端子15,15間で且つ押え板11
に近寄つた位置に配設したガイド部材を示し、合
成樹脂材料等の絶縁材料で形成し、基板4に対し
ては一例として接着剤をもつて固定してある。
尚、このガイド部材22は合成樹脂で形成される
基板4と一体に形成してもよい。上記ガイド部材
22において、23は押え片対向側に位置する先
端部を示し、図示されるような船首状に形成して
ある。又、この先端部23におけるその先端23
aは前記両締付ねじ棒13,13間の中央(凹部
9の中央も同じ)を通る線30上に位置させてあ
る。24,24は夫々案内面を示し、前記先端部
23の両側(外)面から連続して形成してある。
案内面24,24の後端即ち端子15,15に近
い部分の外面は2本の導線26を確実に夫々の挿
入空間21,21に案内し得るようその延長線が
挿入空間21,21に向く方向(左右方向)に張
出させてある。又、このガイド部材22の高さ寸
法は、第5図及び第6図に示されるように端子1
5における接続枠16の高さとほぼ同程度乃至は
やや高くして、案内面24によつて案内される導
線26が確実に挿入空間21内に入るようにして
ある。次に40はガイド部材22に形成した同軸
ケーブル41における中心導体42の存置用(通
過用)の溝である。
上記構成のものにあつて、フイーダ(例えばメ
ガネ型、リボン型フイーダ)25をフイーダ接続
部5に接続する場合は、先ずフイーダ25を挿入
孔3に通し、更にその先端を外被止付具6におけ
る凹部9と凹部14との間に矢印A方向(第2図
参照)から挿入する。すると、揃えた両導線2
6,26の先端はガイド部材の先端部23におけ
る両側の相異なる外面に夫々当接し、更にフイー
ダ25を矢印A方向へ押込むと、それらの導線2
6,26は夫々案内面24,24に分離案内さ
れ、第3図に示すような過程を経て両端子15,
15における挿入空間21,21内に第4図に示
されるように入る。この様に導線26が挿入空間
21に挿入された後は、ねじ棒20を回わして可
動板19を固定板17に近づけ、第5図のように
前記導線26を固定板17と可動板19との間に
挟み付ける。又、締付ねじ棒13,13を回わし
て押え片11を締付け、フイーダ25の外被部分
を第5図のように受止板7と押え片11との間に
挟み付ける。
尚、基板4が金属で形成される場合は、端子1
5は該基板に対して周知乃至公知の如く絶縁構造
のものを用いればよい。更に、欠如部4aを形成
しなくてもよく、この欠如部を設けない場合は受
止板7を設けることのない構造であつても金属の
基板4が受止板の代りになるから実施可能であ
る。
次に同軸ケーブル41の接続について説明す
る。まず第2図のフイーダ25の位置に第8図例
示の同軸ケーブル41を位置させ、端子44に向
けて矢印A方向に移動させる。その結果、第7,
8,9図に示されるように導体42は溝40を通
つて端子44に至る。また外部導体43は押え板
11と受止板7で挟持固着される。
以上のようにこの考案にあつては、二つの端子
15,15間で且つ押え片11に近寄つた位置に
ガイド部材22を配置すると共に、そのガイド部
材22における押え片側を船首状にして、二本平
行のフイーダの導線を第2図の下方向から上方向
へ挿入したときに、二つの導線を分離させて夫々
の端子15,15へ導びくようにしてあるから、
フイーダを上記押え片11の下を通して差込むだ
けの作業で、第一に、そのフイーダ25の2本の
導線26,26を相互に分離させるは勿論、第二
に、分離した二本の導線相互を絶縁する効果を同
時に発揮できる有用性がある。
更に本考案にあつては、上記のようにフイーダ
の2本の導線を差込んだときにはそれらが相互に
分離されるようにガイド部材22の押え片11に
対向する側を船首状にしたものであつても、上記
ガイド部材22には中心導体通過用の溝40が形
成してあるから、同軸ケーブル41の中心導体4
2を、押え片11の下から差し込んでそれを上記
二つの端子15,15間に配置した端子44に接
続しようとする場合には、差し込まれる中心導体
42を右あるいは左へ偏らせることなくそれを上
記溝40を通して直進させて端子44に至らせる
ことができ、その接続を適切に行ない得る効果が
ある。
このように本考案は、フイーダの場合にはそれ
の2本の導線を二つに分けて両者を絶縁分離する
ことができる一方、そのようなガイド部材22を
配置しても同軸ケーブルの中心導体の場合にはそ
れを無視するように直進させて同軸ケーブルの接
続作業を可能にする等、フイーダと同軸ケーブル
の二様の導線の接続に対して夫々作業性を向上さ
せ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図は実施例を示すもので、第1
図は蓋を外して内部を示す共同受信機器の正面
図、第2図乃至第4図はフイーダの接続手順を示
す要部拡大図、第5図はV−V線断面図、第6図
は一部を分離して示す斜視図、第7図乃至第9図
は同軸ケーブルの接続状態を示すもので、順に斜
視図、正面図、Z−Z線断面図、第10図は従来
例を示す正面図。 4……基板、11……押え片、15,15,4
4……端子、22……ガイド部材、25……フイ
ーダ、26,26……導線、41……同軸ケーブ
ル、40……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板4には、基板4に固着する導電体の受止板
    7又は金属基板面に対し、フイーダ又は同軸ケー
    ブルの外被を締着する為の押え片11を、基板4
    の側に向けての遠近を自在に備えさせ、さらに上
    記基板4には、上記押え片11で締止着する同軸
    ケーブルの軸線上位置に同軸ケーブルの中心導体
    接続用の端子44を配設すると共に、その両側に
    は夫々フイーダの導線接続用の端子15,15を
    配設し、さらに上記中心導体接続用の端子44と
    上記押え片11との間には、押え片11に対向す
    る先端部23を船首状に形成すると共に、上記導
    線接続用の端子15,15に夫々近い外面部分2
    4,24を張出状に形成した絶縁材料形成のガイ
    ド部材22を配置し、かつガイド部材22におけ
    る上記同軸ケーブルの軸線上には同軸ケーブルの
    中心導体42を通過させるようにした溝40を具
    備させたことを特徴とするフイーダ等の接続部の
    構造。
JP1979110598U 1979-08-12 1979-08-12 Expired JPS6333330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979110598U JPS6333330Y2 (ja) 1979-08-12 1979-08-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979110598U JPS6333330Y2 (ja) 1979-08-12 1979-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS5628182U JPS5628182U (ja) 1981-03-16
JPS6333330Y2 true JPS6333330Y2 (ja) 1988-09-06

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ID=29343123

Family Applications (1)

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JP1979110598U Expired JPS6333330Y2 (ja) 1979-08-12 1979-08-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101291U (ja) * 1972-12-20 1974-08-31

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JPS5628182U (ja) 1981-03-16

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