JPH0836784A - 予備フォーマットされた基板およびその製造方法およびマスタディスクまたは光ディスクの製造方法 - Google Patents

予備フォーマットされた基板およびその製造方法およびマスタディスクまたは光ディスクの製造方法

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JPH0836784A
JPH0836784A JP7032317A JP3231795A JPH0836784A JP H0836784 A JPH0836784 A JP H0836784A JP 7032317 A JP7032317 A JP 7032317A JP 3231795 A JP3231795 A JP 3231795A JP H0836784 A JPH0836784 A JP H0836784A
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resin layer
micropits
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Jean Ledieu
ジャン・ルディユ
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    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
    • G11B7/263Preparing and using a stamper, e.g. pressing or injection molding substrates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも一つのストレスに対して感度を有
する樹脂層2がコーティングされた支持部1からなる型
のマスタディスク又は光りディスクを製造するために使
用される予備フォーマットされた基板を得る。 【構成】 予備フォーマットされた基板において、樹脂
層2はその表面に、予備フォーマット信号を表す第1の
連続するマイクロピット、または第1の溝4であって、
これらの深さが上記樹脂層2の厚さよりも浅い第1の連
続するマイクロピットまたは第1の溝4を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予備フォーマットさ
れた基板、複写される情報を含む予備フォーマットされ
た基板、予備フォーマットされた基板の製造方法、及び
複写される情報を含む予備フォーマットされた基板の製
造方法に関する。この発明は、更に、マスタディスクや
光ディスクの製造方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】ウオーム(WORM)型の光ディスク
は、予備フォーマットされた基板、一般的には1つ以上
の感応層で被覆されたポリカーボネート(polyca
rbonate)から形成される。感応層は、レーザー
ダイオードにより発生されるビームに接触すると変形し
て、記録される情報を表すマイクロピットが溶発により
得られる。
【0003】ところで、ニッケル製のダイを基板に押圧
することにより該基板の予備エッチングを行うようにし
た基板の予備フォーマット方法が知られており、すなわ
ち溝により形成されたトラックを正確に追跡するため
に、半径方向位置を制御することにより、レーザーダイ
オードにより発生されたビームを正確に案内する溝を予
備エッチングする方法が知られている。この予備エッチ
ング(すなわち予備フォーマッティング)は時間ベース
を埋め込み(integrate)、基板の回転速度を
自動的に制御することができ、この時間ベースは連続す
る溝内の揺動(webbulation)や国際標準に
より既に特定されたフォーマット(サンプルされたフォ
ーマット、あるいは連続した複合フォーマット)により
構成される。
【0004】さらに、ガラス製の光ディスクに情報を記
録、エッチングしたり、あるいは情報がエッチングされ
るマスタディスク(光ディスクをプレスするために使用
するダイを製造するためのもの)を制作するために市販
のウオーム(WORM)レコーダを使用する方法も知ら
れている。また、このような方法において、上述したと
同様の方法により得られた予備フォーマットされた基板
も使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、マスタディスク、プレス用ダイ従ってこのよ
うにして得られた光ディスクは複写されたり読み出され
る情報ばかりでなく、予備フォーマット信号を含んでい
るため、情報の読み出しを混乱させていた。
【0006】この発明は、光ディスクの製造や光ディス
クのプレスに使用するダイの制作を可能にするマスタデ
ィスクの製造に使用しうる予備フォーマットされた基板
を提案することにより、上述したような問題点を解消す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1の予備フォーマットされた基板
は、少なくとも一つのストレスに対して感度を有する樹
脂層がコーティングされた支持部からなる予備フォーマ
ットされた基板において、上記感応性のある樹脂層はそ
の表面に、予備フォーマット信号を表す第1の一連のマ
イクロピット、または第1の溝4であって、これらの深
さが上記感応性のある樹脂層の厚さよりも浅い上記第1
の一連のマイクロピットまたは第1の溝を備えるもので
ある。
【0008】また、この発明の請求項2の予備フォーマ
ットされた基板は、少なくとも一つのストレスに感度を
有する樹脂層がコーティングされた支持部からなり、複
写されるべき情報を有する予備フォーマットされた基板
において、上記感応性のある樹脂層は、予備フォーマッ
ト信号を表す第1の一連のマイクロピット、または第1
の溝4であって、これらの深さが上記樹脂層2の厚さよ
りも浅い上記第1の一連のマイクロピットまたは第1の
溝と、複写されるべき情報を表す第2の一連のマイクロ
ピットであって、これらの深さが、これらが形成された
領域内において上記樹脂層の厚さに等しい上記第2の一
連のマイクロピットとを備えるものである。
【0009】また、この発明の請求項3の予備フォーマ
ットされた基板においては、上記第2の一連のマイクロ
ピットは、上記第1の一連のマイクロピットまたは第1
の溝の下における樹脂領域内に位置付けられるものであ
る。
【0010】また、この発明の請求項4の予備フォーマ
ットされた基板においては、上記第2の一連のマイクロ
ピット6は、上記第1の一連のマイクロピットまたは第
1の溝4の下とは異なる樹脂領域5に形成されるもので
ある。
【0011】また、この発明の請求項5の予備フォーマ
ットされた基板においては、上記樹脂層の厚さは、約1
00ナノメートルと1マイクロメートルの間であり、上
記マイクロピットまたは溝4の深さは約75ナノメート
ルである。
【0012】また、この発明の請求項6の予備フォーマ
ットされた基板においては、支持部は焼戻された、また
は脱アルカリ化されたガラスからなるものである。
【0013】また、この発明の請求項7の予備フォーマ
ットされた基板においては、上記支持部1は、アルミニ
ウムからなるものである。
【0014】また、この発明の請求項8の予備フォーマ
ットされた基板及び複写されるべき情報を有する予備フ
ォーマットされた基板においては、上記支持部は近赤外
領域の光を反射する導電性の硬質材からなものである。
【0015】また、この発明の請求項9の予備フォーマ
ットされた基板及び情報を有する予備フォーマットされ
た基板が脱アルカリ化または焼戻しされたガラスまたは
アルミニウムならば、予備フォーマットされた基板及び
情報を有する予備フォーマットされた基板は、さらに、
上記支持部と樹脂層の間に位置付けられ、近赤外領域の
光を反射し、かつ、導電性材料の硬質層を備えるもので
ある。
【0016】また、この発明の請求項10の予備フォー
マットされた基板においては、上記近赤外領域の光を反
射する導電性材料の硬質材は、ジルコニウム、ハーフニ
ウム、またはチタンの窒化物、または炭化窒化物からな
るものである。
【0017】また、この発明の請求項11の予備フォー
マットされた基板の製造方法においては、支持部の上に
少なくとも一つのストレスに対して感度を有する樹脂層
を堆積させる工程と、第1のストレスを加えることによ
り、深さが上記樹脂層の厚さより浅い、予備フォーマッ
ト信号を表す第1の一連のマイクロピットまたは第1の
溝を形成することで、上記樹脂層内に上記予備フォーマ
ット信号を転写する工程とを備えるものである。
【0018】また、この発明の請求項12の複写される
べき情報を含む予備フォーマットされた基板の製造方法
においては、支持部の上に少なくとも一つのストレスに
対して感度を有する樹脂層を堆積させる工程と、第1の
ストレスを加えることにより、深さが上記樹脂層の厚さ
より浅い、予備フォーマット信号を表す第1の一連のマ
イクロピットまたは第1の溝を形成することで、上記樹
脂層内に上記予備フォーマット信号を転写する工程と、
第2のストレスを加えることにより、深さが上記樹脂層
の厚さと等しい、複写されるべき情報を表す第2の一連
のマイクロピットを、それらが形成されるべき領域に形
成することで、上記樹脂層内に上記複写されるべき情報
を記憶する工程とを備えるものである。
【0019】また、この発明の請求項13のマスタディ
スクまたは光ディスクの製造方法においては、支持部の
上に少なくとも一つのストレスに対して感度を有する樹
脂層を堆積させる工程と、第1のストレスを加えること
により、深さが上記樹脂層の厚さより浅い、予備フォー
マット信号を表す第1の一連のマイクロピットまたは第
1の溝を形成することで、上記樹脂層内に上記予備フォ
ーマット信号を転写する工程と、第2のストレスを加え
ることにより、深さが上記樹脂層2の厚さと等しい、複
写されるべき情報を表す第2の一連のマイクロピット
を、それらが形成されるべき領域に形成することで、上
記樹脂層内に上記複写されるべき情報を記憶する工程
と、上記支持部にマイクロピットを形成することによ
り、支持部に上記情報を転写する工程と、残余の樹脂領
域を除去する工程とを備え、上記マスタディスクまたは
上記光ディスクはこのようにして、複写されるべき情報
のみを含み、予備フォーマット信号を含まないようにさ
れたものである。
【0020】また、この発明の請求項14のマスタディ
スクまたは光ディスクの製造方法においては、さらに、
残余の樹脂を除去した工程の後、上記支持部内に形成さ
れた一連のマイクロピット上に近赤外領域の光を反射
し、かつ、導電性材料9の硬質層を堆積させる工程を備
えるものである。
【0021】また、この発明の請求項15の予備フォー
マットされた基板の製造方法、またはマスタディスクあ
るいは光ディスク製造方法においては、上記第2の一連
のマイクロピットは、上記第1の一連のマイクロピット
または第1の溝の下に形成されるものである。
【0022】また、この発明の請求項16の複写される
べき情報を有する予備フォーマットされた基板の製造方
法、またはマスタディスクあるいは光ディスクの製造方
法においては、上記情報の記録は、上記第1の一連のマ
イクロピットまたは第1の溝の位置する領域とは異なる
樹脂の領域内で行われるものである。
【0023】また、この発明の請求項17の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、上記樹
脂層の厚さは、約100ナノメートルと1マイクロメー
トルの間にあり、上記マイクロピットの連続における上
記マイクロピットの深さは、約75ナノメートルであ
る。
【0024】また、この発明の請求項18の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、上記支
持部はガラスからなるものである。
【0025】また、この発明の請求項19の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、上記支
持部はアルミニウムからなるものである。
【0026】また、この発明の請求項20の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、上記支
持部は、近赤外領域の光を反射し、かつ、導電性材料の
硬質材からなるものである。
【0027】また、この発明の請求項21の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、さら
に、支持部1と樹脂層2の間に導電材料9の層を堆積さ
せ、上記情報の転写は、このような転写が実行される場
合には、上記導電材料9内に転写されるものである。
【0028】支持部が近赤外領域で反射する固い導電性
の材料から構成されなければ、感応性樹脂の層を形成す
る工程の前に、支持部上に、近赤外領域で反射する固い
導電性の材料の層を設ける工程を、更に追加しても良
い。
【0029】この場合、本発明によるマスタディスクや
光ディスクの製造工程中に、近赤外領域で反射する固い
導電性の材料の層に情報を転写させる。
【0030】また、この発明の請求項22の予備フォー
マットされた基板の製造方法、または情報を有する予備
フォーマットされた基板の製造方法、またはマスタディ
スクあるいは光ディスクの製造方法においては、上記近
赤外領域の光を反射し、かつ、導電性材料となる硬質材
は、ジルコニウム、ハーフニウム、またはチタンの窒化
物、または炭化窒化物からなるものである。
【0031】本発明のその他の特徴、詳細及び利点は、
添付図面を参照して後述する実施例の詳細な説明から一
層明確になるであろう。
【0032】
【実施例】本発明の予備フォーマット基板は、滑らか
で、50オングストロームより大きな粗さを持たない表
面を有する支持体を備え、支持体の一面は少なくとも一
つの応力(ストレス)に感応性の樹脂層により被覆さ
れ、この樹脂層には深さが樹脂層の厚さよりも小さな第
1の一連のマイクロピットあるいは第1の溝が設けてあ
る。支持体はテンパー(焼戻し)および/または脱アル
カリ化処理されたガラスで構成できる。また、アルミニ
ウムで形成しても良い。更に、硬く、近赤外線領域の光
を反射する導電性の材料で形成することもできる。支持
体を、硬く、近赤外線領域の光を反射する導電性の材料
で形成しない場合には、上述の樹脂層と支持体との間に
硬く、導電性で、近赤外線領域の光を反射する材料の層
を設けて本発明の予備フォーマット基板とすることもで
きる。
【0033】この材料はジルコニウム、ハフニウムある
いはチタニウムの窒化物あるいは炭化窒化物で良い。
【0034】予備フォーマット用の信号を表す第1の一
連のマイクロピットあるいは第1の溝を形成するのに
は、様々な手段を使用できる。ここで使用する「第1の
一連のマイクロピットあるいは第1の溝」の用語は、予
備フォーマット信号が一連の複数のマイクロピットでも
良いし、1つの連続した溝でも良いとの意味である。
【0035】上述の様々な手段のうち第一の手段は、感
応性の樹脂層上に、予備フォーマット信号を「ネガ」状
態で表すマイクロレリーフ(微小突起)を持った押圧ダ
イを押圧することである。この押圧ダイを感応性の樹脂
層上に押圧することにより、所望通りの第1の一連のマ
イクロピットあるいは第一の溝を直接形成することがで
きる。
【0036】第1の一連のマイクロピットあるいは第1
の溝を形成する別の方法は、隔離樹脂層を予備フォーマ
ット信号を持つマスクにより覆って隔離し、次にこのよ
うに覆われた樹脂層の所定領域を例えば化学的処理等の
適切な手段により、感応性樹脂層の厚さよりも小さい深
さだけ除去することである。
【0037】また、第1の一連のマイクロピットあるい
は第1の溝を形成するのに、例えばレーザー光源から照
射され、予備フォーマット信号に対応して変調された光
ビームを通過させて形成することもできる。被覆された
樹脂層の所定領域は、上に説明したのと同様に、その後
化学的処理により感応性樹脂層の厚さよりも小さい深さ
まで除去される。
【0038】どのような手段で第1の一連のマイクロピ
ットあるいは第1の溝を形成したとしても、感応性樹脂
層の厚さは約100ナノメートル乃至約1マイクロメー
トルであり、第1の一連のマイクロピットあるいは第1
の溝の深さは約75ナノメートルである。
【0039】このようにして得た本発明の予備フォーマ
ット基板は、予備フォーマット基板を用いる記録装置を
用い、情報の記録に使用できる。情報を記録するために
WORM方式の記録装置を使用できる。
【0040】情報は第1の一連のマイクロピットの下に
ある樹脂層の残りの部分に、あるいはこの部分とは異な
る樹脂層の部分に記録できる。複写すべき情報の記録
を、第1の一連のマイクロピットの下の樹脂層に、照射
により記録する場合、また、予備フォーマット信号の記
録を照射により行う場合には、この照射を例えば低レベ
ルの照射によって行い、第1の一連のマイクロピットあ
るいは第1の溝の下の樹脂が非活性化されぬようにす
る。
【0041】情報の記録は、予備フォーマット信号の場
合の如く、記録あるいは複写すべき情報を表す「ネガ」
状態のマイクロピットを持つ押圧ダイを押圧することに
より、あるいは記録および複写すべき情報を持つマスク
を介して照射した後化学的処理により照射した部分の樹
脂を除去することにより、あるいは記録および複写すべ
き信号に応じて変調した光ビームを通過させてその部分
の樹脂を除去することにより記録できる。このようにし
て、複写すべき情報を表す第2の一連のマイクロピット
を形成できる。
【0042】この第2の一連のマイクロピットの深さ
は、これを形成する感応性樹脂層の厚さと等しい。従っ
て、複写すべき情報を持つ本発明の予備フォーマット基
板は、感光性樹脂層により被覆された支持体を備え、こ
の支持体は深さが感応性樹脂層の厚さよりも小さい第1
の一連のマイクロピットあるいは第1の溝と、深さが形
成される部分の感応性樹脂層の厚さに等しい第2の一連
のマイクロピットとを備えている。換言すれば、複写す
べき情報を表す第2の一連のマイクロピットの深さは、
支持体表面にまで達する深さである。
【0043】勿論、支持体を先に挙げた予備フォーマッ
ト基板用の材料のいずれで形成しても良い。また、支持
体が硬く、近赤外線領域の光を反射する材料で構成せず
に、この材料の層で被覆したものである場合には、第2
の一連のマイクロピットの深さはこの材料の表面にまで
達する深さである。
【0044】本発明の予備フォーマット基板および情報
を持った予備フォーマット基板は、予備フォーマット信
号ではなく情報だけを持った光ディスクあるいは光ディ
スク製造用の押圧ダイを製造するためのマスタディスク
を得るために使用される。実際、情報を持った予備フォ
ーマット基板を製造した後には、化学的エッチングによ
りあるいは反応性プラズマにより支持体に情報を転写す
るだけであり、残った樹脂は総て化学的処理あるいは他
の適当な手段により除去される。
【0045】支持体が、硬く、近赤外線領域で光を反射
する導電性の材料で形成されてない場合、あるいは硬
く、近赤外線領域で光を反射する導電性の材料によって
被覆されていない場合には、残りの樹脂を除去する工程
後に、マスターディスクを硬く、近赤外線領域で光を反
射する導電性の材料によって被覆することができる。
【0046】本発明をより良く理解できるようにするた
めに、次に幾つかの実施例を説明するが、これらは単に
例示的なものであって、本発明の非限定的な例である。
【0047】実施例1.この発明の実施例1による情報
を含み予めフォーマットされた予備フォーマット基板及
びマスタディスク又は光ディスク、並びに情報を含み予
めフォーマットされた基板についての第1の製造方法に
ついて、図1を参照して説明する。図1の工程(a)に
おいて、脱アルカリされた又は焼戻しされたガラスから
作製された支持部1上に厚さ200nmの感光性樹脂層
2を蒸着する。次に、加圧ダイ3を適用することによっ
て、感光性樹脂層2に予備フォーマット信号を記録す
る。すなわち、加圧ダイ3を感光性樹脂層2の深さ75
nmまで加圧する。
【0048】図1の工程(b)に示されるように、脱ア
ルカリされた又は焼戻しされたガラスから作製された支
持部1上に感光性樹脂層2が被覆された予備フォーマッ
ト基板が得られ、感光性樹脂層2の表面には一連の第1
のマイクロピット又は第1の溝4及びゾーン5が形成さ
れる。次に、記録された信号に従って変調されたレーザ
ービーム8を照射することによって、ゾーン5間に位置
するマイクロピット又は溝4内で、情報は複写される。
次いで、隔離した感光性樹脂層2のゾーン5を支持部1
の表面まで除去する。
【0049】このようにして、図1の工程(c)に示さ
れるような情報を含む予備フォーマット基板が得られ
る。得られた予備フォーマット基板は、表面に深さ75
nmである一連の第1のマイクロピット又は第1の溝4
と、この一連の第1のマイクロピット又は第1の溝4の
下に形成された深さ200nmである一連の第2のマイ
クロピット6と、残った樹脂によるゾーン5とが形成さ
れた感光性樹脂層が被覆された支持部1からなる情報を
含む。
【0050】図1の工程(d)において、支持部1は反
応性プラズマによるエッチングによって複写された情報
だけが転写される。すなわち、この工程では支持部1に
おける一連の第2のマイクロピット7だけが転写され
る。次いで、残った感光性樹脂は、適当な手段によって
除去する。このようにして得られたマスタディスク又は
光ディスクは、図1の工程(e)に示される。支持部1
の表面には、複写された情報だけを示す一連のマイクロ
ピット7を含む。
【0051】導電性金属材料を蒸着する1つの工程を行
った後、得られたマスタディスクはダイにより加圧さ
れ、電型プラスチック工程により光ディスクの製造に使
用できる。
【0052】図1の工程(e)に示されるマスタディス
ク又は光ディスクは、近赤外領域の光を反射する硬質層
及び導電性材料を被覆してもよい。すなわち、図1の工
程(f)に示すように、複写された情報を示す一連のマ
イクロピット7を含み、導電性材料9が被覆された支持
部1から構成されたマスタディスク又は光ディスク10
が得られる。
【0053】導電性材料9は、硬質で容易に傷が付かな
い必要があり、これにより、取り扱いが容易で機械的な
点から動作時間が長く、マイクロピットの形状や深さを
変更することなしに多くのダイの製造か可能となる。ま
た、支持部1、特にガラスやアルミニウムに対して付着
性が非常によく、引き続く電型プラスチック工程で加圧
ダイを得る際に傷付けられるおそれが除かれる。導電性
材料9は、光ディスクの加圧ダイを電型プラスチック工
程においてマスタディスクを前処理することなく製造す
るために、導電性とする必要がある。また、導電性材料
9は、化学薬品浴中でも耐え、かつ厳しい環境下でも長
い動作寿命を有するように、化学的に安定である必要が
ある。
【0054】さらに、光ディスクの読み取り機で使用さ
れる波長範囲の光を反射すべきである。この時、光ディ
スクの読み取り機で使用される波長は、近赤外領域の光
であり、より正確には約780nmである。しかし、こ
の発明では、導電性材料9が、光ディスクの読み取り機
における技術の進歩によって使用が可能となるかもしれ
ない可視領域及び/又は紫外線領域の光を反射すること
を排除するものではない。
【0055】この点から、ジルコニウム、ハフニウム又
はチタンの窒化物又は炭化窒化物は、特に好適な材料で
ある。実際、これらの材料は硬質で近赤外、紫外及び可
視領域の光を反射し、かつ導電性である。特に好適に
は、窒化チタンである。
【0056】従って、得られたマスタディスク10は光
ディスクの読み取り機によって読み取ることができる。
また、非常に長い動作寿命のため、マスタディスクは情
報の保管に使用できる。マスタディスクに書き込まれた
情報は、新たな加圧ダイの製造によっても、破壊された
り変更されない。もちろんこの実施例において、支持部
1はアルミニウム、又は光ディスク若しくはマスタディ
スクの製造に好適な他の材料から作製してもよい。
【0057】実施例2.図2において、この発明の実施
例2による工程(a)では、窒化チタンで作製された支
持部1上に、厚さ1μmの感光性樹脂層2を蒸着させ
る。予備フォーマット信号を含むマスクを介して光ビー
ム3を照射することにより、感光性樹脂層2にプレフォ
ーマット信号を潜像としてプレフォーマット信号を記録
する。次に、隔離した感光性樹脂のゾーンを深さ75n
mまで除去する。
【0058】このようにして、図2の工程(b)に示す
ように、窒化チタンから作製され感光性樹脂層2で被覆
された支持部1から構成される。感光性樹脂層2は、そ
の表面に一連の第1のマイクロピット、又は感光性樹脂
層2の厚さより薄い深さでありプレフォーマット信号を
表す溝4を含む。
【0059】図2の工程(c)において、WORMタイ
プのレコーダーを使用して感光性樹脂層2のまだ隔離さ
れていないゾーン5内で光照射8により複写される情報
を潜像として記録する。次に、適当な手段によって、潜
像としての情報を含む感光性樹脂層2のゾーン5を支持
部1表面の下まで除去する。
【0060】このようにして、図2の工程(c)で表さ
れる情報を含み、感光性樹脂層2で被覆された窒化チタ
ンで作製された支持部1で構成されるプレフォーマット
基板が得られる。この感光性樹脂層2は、感光性樹脂層
2の厚さより薄い一連の第1のマイクロピット又はプレ
フォーマット信号を表す第1の溝4と、支持部1表面か
ら下に延び複写された情報を表す一連の第2のマイクロ
ピット6とを含む。
【0061】次に、図2の工程(d)において、支持部
1で複写された情報は反応性プラズマによるエッチング
によって転写される。これにより、複写された情報を表
す一連のマイクロピット7を支持部1に形成する。
【0062】実施例3.図3において、まず、工程
(a)では、アルミニウムからなる支持部1上に近赤外
線範囲で反射する硬質の層および前に規定したような導
電性材料9を被着し、次いで、この導電性材料9の上に
厚さ500nmの感光性樹脂層2を被着する。
【0063】予備フォーマット信号を有するダイを押圧
することにより、感光性樹脂層2に第1の一連のマイク
ロピット、すなわち、予備フォーマット信号を表す75
nmの深さを有する第1の溝4を形成する。従って、図
3の工程(b)に示すように、導電性材料9で被覆され
たアルミニウムからなる支持部1で構成されたこの発明
による予備フォーマット基板が得られる。この導電性材
料9自体は、その表面に第1の一連のマイクロピット、
すなわち、予備フォーマット信号を表しかつ感光性樹脂
層2の厚さより小さな深さを有する第1の溝4と何も圧
力を受けない樹脂領域5を備えた感光性樹脂層2で被覆
される。
【0064】次に、移動経歴を符号化される信号に応じ
て光ビーム8を用いることにより、何も圧力を受けない
樹脂領域5に潜像として複写される情報を記録する。次
いで、任意の適当な手段を用いて照射された領域を除去
する。この除去により導電性材料9の表面下にある照射
された樹脂の全てを除去できる。
【0065】従って、図3の工程(c)に示すように、
この発明による情報を有する予備フォーマット基板が得
られる。この基板は、アルミニウムからなる支持部1
と、この支持部1を被覆する導電性材料9と、この導電
性材料9を被覆し、かつ第1の一連のマイクロピット、
すなわち、予備フォーマット信号を表しかつその深さが
感光性樹脂層2の厚さより小さな第1の溝4および第2
の一連のマイクロピット6を備えた感光性樹脂層2とで
構成される。第2の一連のマイクロピット6は、その深
さがそれらの形成される領域内の感光性樹脂層2の厚さ
と等しい。
【0066】図3の工程(d)では、複写される情報を
導電性材料9に転写し、そして、残りの樹脂領域2を除
去する。
【0067】かくして、図3の工程(e)に示すよう
に、アルミニウムからなり、複写されるべき情報を表す
一連のマイクロピットを備えた導電性材料9で被覆され
た支持部1で構成されたマスタディスクすなわち光ディ
スクが得られる。従って、得られたマスタディスクすな
わち光ディスク10により、何も事前に前処理すること
なく、単に電鋳法だけで光ディスクの多数のプレスダイ
を実現できるようになる。
【0068】マイクロピットは近赤外線範囲で反射する
硬質の導電性材料9で構成されているので、このマスタ
ディスクおよびこの光ディスクは、特別の前処理を行う
事なく読み取り装置で読み出すことができ、また、導電
性材料9は非常に硬質であり、プレスダイの製造中に情
報が変更されたり、劣化することがない。従って、それ
らを長期間に亙って、情報の蓄積のために使用できる。
勿論、この発明は、一例として説明し、例示した実施例
に何ら限定されるものではない。それどころか、この発
明は、この発明の要旨を逸脱することなく行われるので
あれば、上述した実施例に技術的に等価なものやそれら
の組み合わせたものの全てを備えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるマスタディスクあるいは光ディ
スクの製造方法を実施するための第1実施例を概略的に
表す側面図である。
【図2】この発明によるマスタディスクあるいは光ディ
スクの製造方法を実施するための第2実施例を概略的に
表す側面図である。
【図3】この発明によるマスタディスクあるいは光ディ
スクの製造方法を実施するための第3実施例を概略的に
表す側面図である。
【符号の説明】
1 支持部、2 樹脂層、4 溝、5 樹脂領域、6
マイクロピット、9導電性材料。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのストレスに対して感度
    を有する樹脂層2がコーティングされた支持部1からな
    る型のマスタディスク又は光ディスクを製造するために
    使用される予備フォーマットされた基板において、 上記樹脂層2はその表面に、予備フォーマット信号を表
    す第1の一連のマイクロピット、または第1の溝4であ
    って、これらの深さが上記樹脂層2の厚さよりも浅い上
    記第1の一連のマイクロピットまたは第1の溝4を備え
    ることを特徴とする予備フォーマットされた基板。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つのストレスに感度を有す
    る樹脂層2がコーティングされた支持部1からなる型の
    マスタディスク又は光ディスクを製造するために使用さ
    れる複写されるべき情報を有する予備フォーマットされ
    た基板において、 上記樹脂層2は、予備フォーマット信号を表す第1の一
    連のマイクロピット、または第1の溝4であって、これ
    らの深さが上記樹脂層2の厚さよりも浅い上記第1の一
    連のマイクロピットまたは第1の溝4と、 複写されるべき情報を表す第2の一連のマイクロピット
    6であって、これらの深さが、これらが形成された領域
    内において上記樹脂層2の厚さに等しい上記第2の一連
    のマイクロピットとを備えることを特徴とする予備フォ
    ーマットされた基板。
  3. 【請求項3】 請求項2の予備フォーマットされた基板
    において、 上記第2の一連のマイクロピット6は、上記第1の一連
    のマイクロピットまたは第1の溝4の下における樹脂領
    域内に位置付けられることを特徴とする予備フォーマッ
    トされた基板。
  4. 【請求項4】 請求項2の予備フォーマットされた基板
    において、 上記第2の一連のマイクロピット6は、上記第1の一連
    のマイクロピットまたは第1の溝4の下とは異なる樹脂
    領域5に形成されることを特徴とする予備フォーマット
    された基板。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかの予備
    フォーマットされた基板において、 上記樹脂層2の厚さは、約100ナノメートルと1マイ
    クロメートルの間であり、上記マイクロピットまたは溝
    4の深さは約75ナノメートルであることを特徴とする
    予備フォーマットされた基板。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかの予備
    フォーマットされた基板において、支持部1は焼戻され
    た、または脱アルカリされたガラスでなることを特徴と
    する予備フォーマットされた基板。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれかの予備
    フォーマットされた基板において、 上記支持部1は、アルミニウムからなることを特徴とす
    る予備フォーマットされた基板。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項5のいずれかの予備
    フォーマットされた基板において、 上記支持部1は近赤外領域の光を反射する導電性材料9
    の硬質材からなることを特徴とする予備フォーマットさ
    れた基板。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7のいずれかの予備
    フォーマットされた基板において、 さらに、上記支持部1と樹脂層2の間に位置付けられ、
    近赤外領域の光を反射し、かつ、導電性材料9の硬質層
    を備えることを特徴とする予備フォーマットされた基
    板。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9の予備フォー
    マットされた基板において、 上記近赤外領域の光を反射する導電性材料9の硬質材
    は、ジルコニウム、ハーフニウム、またはチタンの窒化
    物、または炭化窒化物からなることを特徴とする予備フ
    ォーマットされた基板。
  11. 【請求項11】 マスタディスクまたは光ディスクの製
    造に使用できる予備フォーマットされた基板の製造方法
    において、 支持部1の上に少なくとも一つのストレスに対して感度
    を有する樹脂層2を堆積させる工程と、 第1のストレス3を加えることにより、深さが上記樹脂
    層2の厚さより浅い、予備フォーマット信号を表す第1
    の一連のマイクロピットまたは第1の溝4を形成するこ
    とで、上記樹脂層2内に上記予備フォーマット信号を転
    写する工程とを備えることを特徴とする予備フォーマッ
    トされた基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 複写されるべき情報を含む予備フォー
    マットされた基板の製造方法において、 支持部1の上に少なくとも一つのストレスに対して感度
    を有する樹脂層2を堆積させる工程と、 第1のストレス3を加えることにより、深さが上記樹脂
    層2の厚さより浅い、予備フォーマット信号を表す第1
    の一連のマイクロピットまたは第1の溝4を形成するこ
    とで、上記樹脂層2内に上記予備フォーマット信号を転
    写する工程と、 第2のストレス8を加えることにより、深さが上記樹脂
    層2の厚さと等しい、複写されるべき情報を表す第2の
    一連のマイクロピット6を、それらが形成されるべき領
    域に形成することで、上記樹脂層2内に上記複写される
    べき情報を記憶する工程とを備えることを特徴とする予
    備フォーマットされた基板の製造方法。
  13. 【請求項13】 マスタディスクまたは光ディスクの製
    造方法において、支持部1の上に少なくとも一つのスト
    レスに対して感度を有する樹脂層2を堆積させる工程
    と、 第1のストレス3を加えることにより、深さが上記樹脂
    層2の厚さより浅い、予備フォーマット信号を表す第1
    の一連のマイクロピットまたは第1の溝4を形成するこ
    とで、上記樹脂層2内に上記予備フォーマット信号を転
    写する工程と、 第2のストレス8を加えることにより、深さが上記樹脂
    層2の厚さと等しい、複写されるべき情報を表す第2の
    一連のマイクロピット6を、それらが形成されるべき領
    域に形成することで、上記樹脂層2内に上記複写される
    べき情報を記憶する工程と、 上記支持部1にマイクロピット7を形成することによ
    り、支持部1に上記情報を転写する工程と、 残余の樹脂領域を除去する工程とを備え、 上記マスタディスクまたは上記光ディスクはこのように
    して、複写されるべき情報のみを含み、予備フォーマッ
    ト信号を含まないことを特徴とするマスタディスクまた
    は光ディスクの製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13のマスタディスクまたは光
    ディスクの製造方法において、 さらに、残余の樹脂を除去した工程の後、近赤外領域の
    光を反射し、かつ、導電性材料9の硬質層を堆積させる
    工程を備えることを特徴とするマスタディスクまたは光
    ディスクの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項12乃至請求項14のいずれか
    の製造方法において、 上記第2の一連のマイクロピットは、上記第1の一連の
    マイクロピットまたは第1の溝4の下に形成されること
    を特徴とする製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項12乃至請求項14のいずれか
    の製法において、上記第2の一連のマイクロピット6
    は、上記第1の一連のマイクロピットまたは第1の溝4
    の位置する領域とは異なる樹脂の領域5内に形成される
    ことを特徴とする製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至請求項16のいずれか
    の製造方法において、 上記樹脂層2の厚さは、約100ナノメートルと1マイ
    クロメートルの間にあり、上記マイクロピット4の連続
    における上記マイクロピット4の深さは、約75ナノメ
    ートルであることを特徴とする製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項11乃至請求項17のいずれか
    の製造方法において、 上記支持部1はガラスからなることを特徴とする製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項11乃至請求項17のいずれか
    の製造方法において、 上記支持部1は、アルミニウムからなることを特徴とす
    る製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項11乃至請求項13および請求
    項15乃至請求項17のいずれかの製造方法において、 上記支持部1は、近赤外領域の光を反射し、かつ、導電
    性材料9の硬質材からなることを特徴とする製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項18または請求項19の製造方
    法において、 さらに、支持部1と樹脂層2の間に導電材料9の層を堆
    積させ、上記情報の転写は、このような転写が実行され
    る場合には、上記導電材料9内に転写されることを特徴
    とする製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項20または請求項21の製造方
    法において、 上記近赤外領域の光を反射し、かつ、導電性材料9の硬
    質材は、ジルコニウム、ハーフニウム、またはチタンの
    窒化物、または炭化窒化物からなることを特徴とする製
    造方法。
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