JPH083558Y2 - ユニット階段取付構造 - Google Patents

ユニット階段取付構造

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JPH083558Y2
JPH083558Y2 JP1992032366U JP3236692U JPH083558Y2 JP H083558 Y2 JPH083558 Y2 JP H083558Y2 JP 1992032366 U JP1992032366 U JP 1992032366U JP 3236692 U JP3236692 U JP 3236692U JP H083558 Y2 JPH083558 Y2 JP H083558Y2
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JP
Japan
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sasara
pair
unit
girders
horizontal
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昭良 稲庭
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ユニット階段取付構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示すプレハブ住宅80の
一階の地面から2階の階段廊下側部位82に取り付ける
ユニット階段50の取付構造として、従来、図4に示す
ものが知られている。
【0003】この取付構造は、2階の階段受桁81の両
端部に、ユニット階段50のササラ桁52、54の間隔
に対応した間隔をもって支柱83,短支柱85を配設
し、これら支柱83,短支柱85に溶接等で一対の受具
84、86を取り付け、ユニット階段50のササラ桁5
2、54を前記受具84、86に接合して、図示しない
ボルト及びナットによりササラ桁52を受具84に、サ
サラ桁54を受具86に各々固定するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取付構造の場合、ユニット階段50のササラ桁
52、54が製造誤差や運搬中の衝撃等で歪んでいるよ
うな場合、このササラ桁52、54と受具84、86と
の位置合わせが容易でなく、特に受具84、86はササ
ラ桁52、54の水平方向及び高さ方向の位置決め機能
を持たないのでユニット階段50を迅速に2階の階段廊
下側の支柱83,短支柱85に取り付けることができな
いという問題があった。
【0005】そこで、本考案は、ユニット階段の取り付
けを容易かつ迅速に行うことができるユニット階段取付
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の考案は、ユニット階段の一対のササ
ラ桁を建造物に設けた階段廊下側部位に取付けるユニッ
ト階段取付構造において、前記階段廊下側のササラ桁取
付け部位には、前記一対のササラ桁と前記建造物とを連
結する第1および第2の受け部材が設けられ、前記第1
および第2の受け部材は、前記一対のササラ桁の端部が
載置される水平規制片を、それぞれ有し、第1の受け部
材のみが、前記水平規制片上にて水平移動された前記一
対のササラ桁の一方の側部が密接される垂直規制片を有
し、前記一方のササラ桁の側部が前記垂直規制片に密接
した状態で、前記一対のササラ桁と前記第1および第2
の受け部材とが連結固定されていることを特徴としてい
る。請求項2記載の考案は、請求項1において、前記第
2の受け部材の水平規制片には、前記水平移動方向に沿
って長孔が穿設されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の考案にあっては、建造物とユニ
ット階段とを連結固定する第1および第2の受け部材
が、建造物の一対のササラ桁の取付け部位にそれぞれ設
けられ、第1および第2の受け部材が水平規制片を有
し、かつ第1の受け部材のみが垂直規制片を有する。こ
れにより、第1および第2の受け部材の水平規制片は、
水平規制片上に載置された前記一対のササラ桁を正しい
取付け位置まで案内する案内部材となり、第1の受け部
材が有する垂直規制片は、正しい取付け位置を決定する
基準部材となる。 したがって、ユニット階段取付け作業
の際に、例えば、クレーン等で吊り上げられたユニット
階段の一対のササラ桁の端部を、第1および第2の受け
部材が有する水平規制片上に載置し、その後、それぞれ
の水平規制片上において、水平規制片に案内させなが
ら、一方のササラ桁の側部が、第1の受け部材が有する
垂直規制片と密接するまで一対のササラ桁を水平移動さ
せれば、その状態で一対のササラ桁は正しい取付け位置
に配置されることとなる。そして、この状態で、一対の
ササラ桁と第1および第2の受け部材を連結固定すれ
ば、取付け作業は終了する。 よって、面倒な位置出し作
業を必要とせず、相当重量の一対のササラ桁を建造物の
階段廊下側部位に取付けることができ、ユニット階段の
取付け作業を容易かつ迅速に行うことができる。 また、
相当重量を有するユニット階段の場合、通常、クレーン
等の昇降手段により吊り上げられて建造物の取付け部位
まで搬送されるが、クレーン等の昇降手段を用いる場
合、水平方向の位置出しは、特に、困難であるので、水
平方向の位置出しが不要であることは、ユニット階段の
取付構造においてきわめて有効である。 請求項2記載の
考案にあっては、垂直規制片を有しない第2の受け部材
の水平規制片に、他方のササラ桁の水平移動方向に沿っ
て長孔が穿設されている。このことにより、第1および
第2の受け部材の取付け誤差または一対のササラ桁の幅
寸法の誤差が生じた場合でも、あるいは、第1の受け部
材が有する垂直規制片に より一対のササラ桁の位置合わ
せを行うことにより、ササラ桁の取付け位置の誤差が生
じた場合でも、その誤差を吸収して、一対のササラ桁を
確実に固定することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本考案の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1、図2には、本実施例のユニット階段
取付構造の一例が示されている。本実施例のユニット階
段取付構造は、ユニット階段10の一対のササラ桁1
2、14を取り付ける階段廊下側部位としての2階の階
段の支柱2,短支柱4に対して、一方のササラ桁12の
取付部分である支柱2に水平規制片22及び垂直規制片
24からなるL状の第1の受け部材26を設けるととも
に、他方のササラ桁14の取付部分である短支柱4に平
坦でボルト挿通用の長孔30を、取付けの際の一対のサ
サラ桁12、14の水平移動方向に沿って穿設した第2
の受け部材28を設けたものである。
【0010】尚、支柱2,短支柱4間には階段受桁16
が配設されている。
【0011】前記ササラ桁12、14の下片12a、1
4aには、各々ボルト挿通孔18を設けている。また、
前記水平規制片22にもボルト挿通孔20を設けてい
る。
【0012】前記第1の受け部材26、第2の受け部材
28の階段桁16に対する取り付けは溶接又はボルト締
めで行う。
【0013】上述したユニット階段取付構造によれば、
ユニット階段10の一方のササラ桁12の水平方向及び
高さ方向の位置合わせを、第1の受け部材26の水平規
制片22及び垂直規制片24により行い、このササラ桁
12を図2に示すように水平規制片22及び垂直規制片
24に密接する。
【0014】また、前記一方のササラ桁12の水平方向
への位置合わせに伴う他方のササラ桁14の位置変化に
伴い、このササラ桁14の下片14aに設けたボルト挿
通孔18の位置も水平方向に変化するが、第2の受け部
材28には長孔30を設けているので、他方のササラ桁
14の位置合わせの自由度が大きくなる。
【0015】そして、上述したような位置合わせ終了
後、一方のササラ桁12の下片12aに設けたボルト挿
通孔18と、前記水平規制片22に設けたボルト挿通孔
20とにボルト34を挿通し、ナット32で締め付ける
ことにより、このササラ桁12を第1の受け部材26に
固定できる。また、他方のササラ桁14の下片14aに
設けたボルト挿通孔18及び前記長孔30にボルト34
を挿通し、ナット32で締め付けることにより、このサ
サラ桁14を第2の受け部材28に固定することができ
る。
【0016】このように、本実施例のユニット階段取付
構造によれば、ユニット階段10の一方のササラ桁12
の水平方向及び高さ方向の位置合わせを、第1の受け部
材26の水平規制片22及び垂直規制片24により行
い、この位置合わせに伴う他方のササラ桁14の水平方
向の位置変化を第2の受け部材28のボルト挿通用の長
孔30により対処でき、これにより、クレーン等を用い
てユニット階段10の取り付けを容易かつ迅速に行うこ
とが可能となって、工期の短縮を図ることができる。
【0017】本考案は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能
である。
【0018】
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように、請求項1記載の考
案によれば、面倒な位置出し作業を必要とせず、一対の
ササラ桁を建造物の階段廊下側部位に取付けることがで
き、ユニット階段の取付け作業を容易かつ迅速に行うこ
とが可能となって、工期の短縮を図ることができるユニ
ット階段の取付構造を提供することができる。請求項2
記載の考案によれば、ササラ桁の取付け位置の誤差等が
生じた場合でも、その誤差を吸収し、一対のササラ桁が
確実に固定することができるユニット階段の取付構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のユニット階段取付構造を示す
斜視図
【図2】本実施例のユニット階段取付構造を示す断面図
【図3】ユニット階段の設置例を示す斜視図
【図4】従来のユニット階段取付構造を示す斜視図
【符号の説明】
2 支柱 4 短支柱 10 ユニット階段 12 ササラ桁 14 ササラ桁 16 階段受桁 26 第1の受け部材 28 第2の受け部材 30 長孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット階段の一対のササラ桁を建造物
    に設けた階段廊下側部位に取付けるユニット階段取付構
    造において、 前記階段廊下側のササラ桁取付け部位には、前記一対の
    ササラ桁と前記建造物とを連結する第1および第2の受
    け部材が設けられ、 前記第1および第2の受け部材は、前記一対のササラ桁
    の端部が載置される水平規制片を、それぞれ有し、 第1の受け部材のみが、前記水平規制片上にて水平移動
    された前記一対のササラ桁の一方の側部が密接される垂
    直規制片を有し、 前記一方のササラ桁の側部が前記垂直規制片に密接した
    状態で、前記一対のササラ桁と前記第1および第2の受
    け部材とが連結固定されている ことを特徴とするユニッ
    ト階段取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2の受け部材の水平規制片には、前記水平移動方
    向に沿って長孔が穿設されていることを特徴とするユニ
    ット階段取付構造。
JP1992032366U 1992-04-17 1992-04-17 ユニット階段取付構造 Expired - Fee Related JPH083558Y2 (ja)

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JPH0583144U JPH0583144U (ja) 1993-11-09
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JPS60157397A (ja) * 1984-01-27 1985-08-17 Hitachi Ltd 分散制御方式

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