JPH0646887Y2 - ユニットロード設置用ベース - Google Patents
ユニットロード設置用ベースInfo
- Publication number
- JPH0646887Y2 JPH0646887Y2 JP5829989U JP5829989U JPH0646887Y2 JP H0646887 Y2 JPH0646887 Y2 JP H0646887Y2 JP 5829989 U JP5829989 U JP 5829989U JP 5829989 U JP5829989 U JP 5829989U JP H0646887 Y2 JPH0646887 Y2 JP H0646887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- rail
- rack
- shelf
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワーク受け棚を上下ならびに左右方向に所定
間隔を隔てて備えたラックと、当該ラックに沿わせて左
右方向に敷設したレール、及び、該レールに沿って往復
移動自在で且つ前記受け棚に対するワーク入出庫用のフ
ォーク装置を備えたスタッカクレーンから成るユニット
ロードの設置用ベースに関する。
間隔を隔てて備えたラックと、当該ラックに沿わせて左
右方向に敷設したレール、及び、該レールに沿って往復
移動自在で且つ前記受け棚に対するワーク入出庫用のフ
ォーク装置を備えたスタッカクレーンから成るユニット
ロードの設置用ベースに関する。
〔従来の技術〕 上記のユニットロードを工場や倉庫などに設置するのに
従来は、第8図および第9図に示すように、多数のレー
ル受けベース31を敷地の所定位置に所定間隔を隔てて設
けると共に、当該レール受けベース31上にレール32を敷
設する一方、ラック構成用の棚柱ユニットUを前記レー
ル32に沿わせて個々に立設し、かつ、当該棚柱ユニット
Uの隣るものの下部側どうしを連結部材38によつて連結
している。
従来は、第8図および第9図に示すように、多数のレー
ル受けベース31を敷地の所定位置に所定間隔を隔てて設
けると共に、当該レール受けベース31上にレール32を敷
設する一方、ラック構成用の棚柱ユニットUを前記レー
ル32に沿わせて個々に立設し、かつ、当該棚柱ユニット
Uの隣るものの下部側どうしを連結部材38によつて連結
している。
より詳しくは、ラック構成用の前後方向前部側と後部側
の各棚柱33の下端にフランジ39を取り付ける一方、椀状
のベース36に相対回転のみ自在にアジャストボルト37を
設け、このアジャストボルト37を前記フランジ39に螺合
し、この棚柱33を上下複数個のワーク受け棚33で連結し
て、梯子状の棚柱ユニットUを作製する。
の各棚柱33の下端にフランジ39を取り付ける一方、椀状
のベース36に相対回転のみ自在にアジャストボルト37を
設け、このアジャストボルト37を前記フランジ39に螺合
し、この棚柱33を上下複数個のワーク受け棚33で連結し
て、梯子状の棚柱ユニットUを作製する。
そして、この棚柱ユニットロードUを前記レール32に沿
わせて所定位置に立設すると共に、該棚柱ユニットUを
立設するたびに当該棚柱ユニットUの隣り合うものどう
しを互いに連結部材38で連結し、かつ、前記アジャスト
ボルト37を操作して棚柱33ひいては棚柱ユニットUの建
ち修正を行い、最終的に所定の棚柱33に固定部材34を溶
接して、これを敷地に固定させている。
わせて所定位置に立設すると共に、該棚柱ユニットUを
立設するたびに当該棚柱ユニットUの隣り合うものどう
しを互いに連結部材38で連結し、かつ、前記アジャスト
ボルト37を操作して棚柱33ひいては棚柱ユニットUの建
ち修正を行い、最終的に所定の棚柱33に固定部材34を溶
接して、これを敷地に固定させている。
しかしながら、上記の設置手段では、前記椀状のベース
36が敷地上に載置されているだけであると共に、一般に
敷地上面がフラットでないことから、前記アジャストボ
ルト37の操作時に椀状ベース36が移動して、前記棚柱33
ひいては棚柱ユニットUの下端位置が位置ずれし易く、
かつ、この棚柱33の位置ずれが既に立設された棚柱ユニ
ットUの棚柱33の位置ずれを招来することから、多数の
棚柱ユニットUの棚柱33を敷地の所定位置に設置するの
に非常に手間がかかるものであった。
36が敷地上に載置されているだけであると共に、一般に
敷地上面がフラットでないことから、前記アジャストボ
ルト37の操作時に椀状ベース36が移動して、前記棚柱33
ひいては棚柱ユニットUの下端位置が位置ずれし易く、
かつ、この棚柱33の位置ずれが既に立設された棚柱ユニ
ットUの棚柱33の位置ずれを招来することから、多数の
棚柱ユニットUの棚柱33を敷地の所定位置に設置するの
に非常に手間がかかるものであった。
しかも、前記レール32ならびに当該レール32に対するワ
ーク受け棚35のレベル出しを行う上で、前記多数のレー
ル受けベース31と棚柱33を個々に高さ調節しなければな
らず、当該レベル出しの作業にも多大の時間を要するも
のであった。
ーク受け棚35のレベル出しを行う上で、前記多数のレー
ル受けベース31と棚柱33を個々に高さ調節しなければな
らず、当該レベル出しの作業にも多大の時間を要するも
のであった。
本考案は、合理的な技術によって上記の不都合を一掃
し、延いては、ユニットロードの設置を短期間で達成す
ることのできるユニットロード設置用ベースを提供する
ことを目的としている。
し、延いては、ユニットロードの設置を短期間で達成す
ることのできるユニットロード設置用ベースを提供する
ことを目的としている。
上記の目的を達成するために本考案は、冒頭に記載した
ユニットロードの設置用ベースとして、一対のレール支
持ベースをレール受けベースによって連結すると共に、
前記ラックの前後方向前部側の棚柱立設ベースを一方の
レール支持ベースで兼用構成し、かつ、前記ラックの前
後方向後部側の棚柱立設ベースを、連結部材を介して前
記兼用構成したレール支持ベースに連結すると共に、当
該前後方向後部側の棚柱立設ベースならびに前記一対の
レール支持ベースの夫々に、ベース固定用のアンカーボ
ルトとベースの上下アジャスタ用のボルトおよび棚柱固
定用ボルトの取り付け孔を設け、更に、ベース上面の所
定のレベル出し後において当該ベースの前記ラックなら
びにスタッカクレーンの荷重が集中し易い部分のベース
下部にコンクリートを打設して成る点に特徴を有する。
ユニットロードの設置用ベースとして、一対のレール支
持ベースをレール受けベースによって連結すると共に、
前記ラックの前後方向前部側の棚柱立設ベースを一方の
レール支持ベースで兼用構成し、かつ、前記ラックの前
後方向後部側の棚柱立設ベースを、連結部材を介して前
記兼用構成したレール支持ベースに連結すると共に、当
該前後方向後部側の棚柱立設ベースならびに前記一対の
レール支持ベースの夫々に、ベース固定用のアンカーボ
ルトとベースの上下アジャスタ用のボルトおよび棚柱固
定用ボルトの取り付け孔を設け、更に、ベース上面の所
定のレベル出し後において当該ベースの前記ラックなら
びにスタッカクレーンの荷重が集中し易い部分のベース
下部にコンクリートを打設して成る点に特徴を有する。
即ち、レール敷設用のレール受けベースとレール支持ベ
ース及び棚柱立設ベースを一体化させて、当該一体化ベ
ースにアジャストボルトを備えさせているので、このア
ジャストボルトによってベース全体のレベル出しが一挙
に成される。
ース及び棚柱立設ベースを一体化させて、当該一体化ベ
ースにアジャストボルトを備えさせているので、このア
ジャストボルトによってベース全体のレベル出しが一挙
に成される。
而して後は、当該ベース上に単純にレールを敷設すると
共に、棚柱ユニットの棚柱を立設させるだけで、当該レ
ールと棚柱の所定位置への設置が達成され、かつ、前記
レールならびにワーク受け棚のレベル出しも所定通りに
達成される。
共に、棚柱ユニットの棚柱を立設させるだけで、当該レ
ールと棚柱の所定位置への設置が達成され、かつ、前記
レールならびにワーク受け棚のレベル出しも所定通りに
達成される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は一部を省略したユニットロードAの全体を示
し、第2図はユニットロードAの正面を示すものであっ
て、詳細を後述するベース1を敷地上に設けると共に、
上下ならびに左右方向に所定間隔を隔てて複数個のワー
ク受け棚2が構成された2組のラック3,3を、当該ラッ
ク3,3間にスタッカクレーン走行空間を形成する状態で
前記ベース1上に設置し、かつ、前記ベース1のラック
3,3間におけるレール受けベース4上に1本のレール5
を敷設すると共に、前記ラック3,3の上部を互いにフレ
ーム6で連結し、更に、前記ラック3,3の左右方向両側
の上部に外方への張り出しフレーム7を延設すると共
に、当該張り出しフレーム7と前記連結フレーム6とに
わたって天井レール8を設けてある。
し、第2図はユニットロードAの正面を示すものであっ
て、詳細を後述するベース1を敷地上に設けると共に、
上下ならびに左右方向に所定間隔を隔てて複数個のワー
ク受け棚2が構成された2組のラック3,3を、当該ラッ
ク3,3間にスタッカクレーン走行空間を形成する状態で
前記ベース1上に設置し、かつ、前記ベース1のラック
3,3間におけるレール受けベース4上に1本のレール5
を敷設すると共に、前記ラック3,3の上部を互いにフレ
ーム6で連結し、更に、前記ラック3,3の左右方向両側
の上部に外方への張り出しフレーム7を延設すると共
に、当該張り出しフレーム7と前記連結フレーム6とに
わたって天井レール8を設けてある。
そして、前記レール5に沿って往復移動自在な移動台車
9にポスト10を立設し且つ当該ポスト10にワーク入出庫
用のフォーク装置11を昇降自在に設けて成るスタッカク
レーン12を、前記両レール5,8にわたって設けると共
に、下部側のレール5の端部にはストッパー13を設けて
ある。
9にポスト10を立設し且つ当該ポスト10にワーク入出庫
用のフォーク装置11を昇降自在に設けて成るスタッカク
レーン12を、前記両レール5,8にわたって設けると共
に、下部側のレール5の端部にはストッパー13を設けて
ある。
前記ラック3,3は、前後方向前部側(レール5側)の棚
柱14と前後方向後部側の棚柱15を上下複数個のワーク受
け棚2で連結して梯子状の棚柱ユニットUを作製し、当
該棚柱ユニットUを前記レール5に沿わせて所定位置に
立設すると共に、この棚柱ユニットUの隣り合うものの
下部側を連結部材29で連結して成る。
柱14と前後方向後部側の棚柱15を上下複数個のワーク受
け棚2で連結して梯子状の棚柱ユニットUを作製し、当
該棚柱ユニットUを前記レール5に沿わせて所定位置に
立設すると共に、この棚柱ユニットUの隣り合うものの
下部側を連結部材29で連結して成る。
尚、前記棚柱14,15の下端には、ボルト挿通孔aを穿設
したフランジ28を連設(第6図参照)してある。
したフランジ28を連設(第6図参照)してある。
さて、第3図に示すように、前記ワーク入出庫空間に対
するワーク乗載パレット18の入庫は、前記フォーク装置
11のフォーク17上面を前記受け棚2の上面よりもやゝ高
く(例えば40mm程度のクリアランスであるが、パレット
負荷を受けてフォーク17が撓むことから実際は25mm程度
のクリアランスである)した状態で行われ、該パレット
18をワーク受け棚2に載架させて後のフォーク17の抜き
出しは、当該フォーク17の上面を前記ワーク受け棚2の
上面よりもやゝ低く(例えば25mm程度のクリアランス)
した状態で行われ、上記とは逆の動作でワーク入出庫空
間からのパレット18の出庫が行われる。
するワーク乗載パレット18の入庫は、前記フォーク装置
11のフォーク17上面を前記受け棚2の上面よりもやゝ高
く(例えば40mm程度のクリアランスであるが、パレット
負荷を受けてフォーク17が撓むことから実際は25mm程度
のクリアランスである)した状態で行われ、該パレット
18をワーク受け棚2に載架させて後のフォーク17の抜き
出しは、当該フォーク17の上面を前記ワーク受け棚2の
上面よりもやゝ低く(例えば25mm程度のクリアランス)
した状態で行われ、上記とは逆の動作でワーク入出庫空
間からのパレット18の出庫が行われる。
このパレット18の入出庫時におけるフォーク17の前記ワ
ーク受け棚2に対するクリアランスは、スペースを有効
に利用する上で可及的小(上述したように25mm程度)に
設定され、かつ、前記2組のラック3,3の相対応するワ
ーク受け棚2のレベル差も厳密に要求される。更に、前
記ラック3の前後方向(奥行き方向)におけるパレット
18の先端とラック構成部材とのクリアランスも小に設定
される。
ーク受け棚2に対するクリアランスは、スペースを有効
に利用する上で可及的小(上述したように25mm程度)に
設定され、かつ、前記2組のラック3,3の相対応するワ
ーク受け棚2のレベル差も厳密に要求される。更に、前
記ラック3の前後方向(奥行き方向)におけるパレット
18の先端とラック構成部材とのクリアランスも小に設定
される。
而して、前記レール5に対するラック3,3の位置設定、
並びに、前記レール5とワーク受け棚2のレベル出しが
高度に要求されるのであり、かゝる要求に応じることを
容易に達成できるベース1の具体構造を次に説明する。
並びに、前記レール5とワーク受け棚2のレベル出しが
高度に要求されるのであり、かゝる要求に応じることを
容易に達成できるベース1の具体構造を次に説明する。
即ち、本考案によるベース1は、第3図乃至第7図に示
すように、前記レール受けベース4を介してレール5を
支持するための一対のレール支持ベース19,19を上記レ
ール受けベース4によって連結すると共に、前記ラック
3,3の前後方向前部側の棚柱14を立設するためのベース
を前記レール支持ベース19,19で兼用構成し、かつ、前
記ラック3,3の前後方向後部側の棚柱15を立設するため
のベース20,20を、連結部材21を介して前記兼用構成し
たレール支持ベース19,19に連結してある。
すように、前記レール受けベース4を介してレール5を
支持するための一対のレール支持ベース19,19を上記レ
ール受けベース4によって連結すると共に、前記ラック
3,3の前後方向前部側の棚柱14を立設するためのベース
を前記レール支持ベース19,19で兼用構成し、かつ、前
記ラック3,3の前後方向後部側の棚柱15を立設するため
のベース20,20を、連結部材21を介して前記兼用構成し
たレール支持ベース19,19に連結してある。
そして、設計上の棚柱立設位置を基にして、前記一対の
レール支持ベース19,19と棚柱立設ベース20,20の夫々
に、前記棚柱下端のフランジ28のボルト挿通孔aに相対
応するボルト螺着用の取り付け孔bを設けると共に、当
該ボルト取り付け孔bの近傍にアンカーボルト22の取り
付け孔cを設け、更に、前記アジャストボルト23を螺着
するための取り付け孔dを前記孔b,cの両側に設ける一
方、レール押え金具25を介して前記レール5をレール受
けベース4に固定するためのボルト27の挿通孔fを前記
レール受けベース4に穿設して成る。
レール支持ベース19,19と棚柱立設ベース20,20の夫々
に、前記棚柱下端のフランジ28のボルト挿通孔aに相対
応するボルト螺着用の取り付け孔bを設けると共に、当
該ボルト取り付け孔bの近傍にアンカーボルト22の取り
付け孔cを設け、更に、前記アジャストボルト23を螺着
するための取り付け孔dを前記孔b,cの両側に設ける一
方、レール押え金具25を介して前記レール5をレール受
けベース4に固定するためのボルト27の挿通孔fを前記
レール受けベース4に穿設して成る。
而して、例えば設計上の所定位置に墨打ちを行ってベー
ス設置箇所に前記アンカーボルト22を設けると共に、こ
のアンカーボルト22に前記ボルト取り付け孔cを挿通さ
せるようにして前記ベース1を配置し、かつ、アンカー
ボルト22に螺合させたナットeと前記アジャストボルト
23の締め込み調整操作によりベース1上面のレベル出し
を行い、次に、前記ラック3,3ならびにスタッカクレー
ン12の荷重が集中し易いベース部分の下部、即ち、棚柱
14,15の立設箇所のベース下部と前記レール受けベース
4の下部に、夫々荷重支持のためのコンクリート24を打
設し、かつ、当該コンクリート24の養生を待つことで、
前記ベース1が所定のレベル出し状態で所定位置に設置
される。
ス設置箇所に前記アンカーボルト22を設けると共に、こ
のアンカーボルト22に前記ボルト取り付け孔cを挿通さ
せるようにして前記ベース1を配置し、かつ、アンカー
ボルト22に螺合させたナットeと前記アジャストボルト
23の締め込み調整操作によりベース1上面のレベル出し
を行い、次に、前記ラック3,3ならびにスタッカクレー
ン12の荷重が集中し易いベース部分の下部、即ち、棚柱
14,15の立設箇所のベース下部と前記レール受けベース
4の下部に、夫々荷重支持のためのコンクリート24を打
設し、かつ、当該コンクリート24の養生を待つことで、
前記ベース1が所定のレベル出し状態で所定位置に設置
される。
尚、前記コンクリート24をベース1の下面全面にわたっ
て打設するもよい。
て打設するもよい。
このコンクリート24の打設に際し、前記ボルト取り付け
孔bにコンクリート24が廻り込む心配があるので、必要
に応じて前記ボルト取り付け孔bに養生ボルトを螺設さ
せておくことが望ましい。
孔bにコンクリート24が廻り込む心配があるので、必要
に応じて前記ボルト取り付け孔bに養生ボルトを螺設さ
せておくことが望ましい。
さて、上記コンクリート24の養生を終えたならば前記必
要に応じて螺着した養生ボルトを取り外すと共に、前記
ベース1の所定位置に順次棚柱ユニットUを立て掛け、
当該棚柱ユニットUの棚柱14,15のフランジ28の各ボル
ト挿通孔aにボルト26を挿通させると共に、これを前記
ベース1のボルト取り付け孔bに締め込み、かつ、必要
に応じてフランジ28の下面にシム等を挿入して棚柱14,1
5ひいては棚柱ユニットUの建ち修正を行うと共に、レ
ール押え金具25とボルト27を介してレール受けベース4
上にレール5を敷設することで、前記棚柱ユニットUの
棚柱14,15とレール5の所定位置への設置、ならびに、
前記レール5に対するワーク受け棚2のレベル出しが所
定通りに達成された2組のラック3,3が構成される。
要に応じて螺着した養生ボルトを取り外すと共に、前記
ベース1の所定位置に順次棚柱ユニットUを立て掛け、
当該棚柱ユニットUの棚柱14,15のフランジ28の各ボル
ト挿通孔aにボルト26を挿通させると共に、これを前記
ベース1のボルト取り付け孔bに締め込み、かつ、必要
に応じてフランジ28の下面にシム等を挿入して棚柱14,1
5ひいては棚柱ユニットUの建ち修正を行うと共に、レ
ール押え金具25とボルト27を介してレール受けベース4
上にレール5を敷設することで、前記棚柱ユニットUの
棚柱14,15とレール5の所定位置への設置、ならびに、
前記レール5に対するワーク受け棚2のレベル出しが所
定通りに達成された2組のラック3,3が構成される。
尚、前記ラック3,3の左右方向におけるワーク受け棚2
の数量が多くなるほどベース1が長尺になって、当該ベ
ース1を取り扱い難くなるが、そのような場合には、前
記ベース1を長手方向で複数個に分割して作製すると共
に、ベースの設置に際し分割ベースをボルト連結や溶接
などによって一体化させる等の手段をとればよい。
の数量が多くなるほどベース1が長尺になって、当該ベ
ース1を取り扱い難くなるが、そのような場合には、前
記ベース1を長手方向で複数個に分割して作製すると共
に、ベースの設置に際し分割ベースをボルト連結や溶接
などによって一体化させる等の手段をとればよい。
また実施例では、レール5の巾方向両側に2組のラック
3,3を設置するユニットロードのベース1を示している
が、レール5の巾方向一側にラック3を設置するユニッ
トロードのベース1を本考案の実施対象にすることが可
能である。
3,3を設置するユニットロードのベース1を示している
が、レール5の巾方向一側にラック3を設置するユニッ
トロードのベース1を本考案の実施対象にすることが可
能である。
以上説明したように本考案によるユニットロードの設置
用ベースは、レール受けベースとレール支持ベース及び
棚柱立設ベースを一体にし、かつ、当該一体にしたベー
ス全体のレベル出しをアジャストボルトによって一挙に
成されるように構成した点に特徴を有し、而して、前記
アジャストボルトに対する簡単な手間でベースのレベル
出しを簡易に行えると共に、該レベル出しをした上は、
当該ベース上に単純にレールを敷設し且つ棚柱を立設さ
せるだけのことで、当該レールと棚柱の所定位置への設
置、並びに、前記レールと当該レールに対するワーク受
け棚のレベル出しを、何れも簡単な手間と少ない人手で
極めて簡易に行えるのであり、延いては、ユニットロー
ドの設置を短期間で達成することができるに至ったので
ある。
用ベースは、レール受けベースとレール支持ベース及び
棚柱立設ベースを一体にし、かつ、当該一体にしたベー
ス全体のレベル出しをアジャストボルトによって一挙に
成されるように構成した点に特徴を有し、而して、前記
アジャストボルトに対する簡単な手間でベースのレベル
出しを簡易に行えると共に、該レベル出しをした上は、
当該ベース上に単純にレールを敷設し且つ棚柱を立設さ
せるだけのことで、当該レールと棚柱の所定位置への設
置、並びに、前記レールと当該レールに対するワーク受
け棚のレベル出しを、何れも簡単な手間と少ない人手で
極めて簡易に行えるのであり、延いては、ユニットロー
ドの設置を短期間で達成することができるに至ったので
ある。
第1図は一部を省略したユニットロードの斜視図、第2
図はユニットロードの正面図、第3図はユニットロード
の要部の正面図、第4図はユニットロード設置用ベース
の平面図、第5図は第4図におけるZ部分の拡大平面
図、第6図はユニットロード設置用ベースの要部の断面
図、第7図は夫々ベースと棚柱の一部を示す斜視図であ
る。 第8図および第9図は従来例を示し、第8図はユニット
ロード下部の正面図、第9図はユニットロード下部の斜
視図である。 2……ワーク受け棚、3……ラック、4……レール受け
ベース、5……レール、11……フォーク装置、12……ス
タッカクレーン、14,15……棚柱、19……レール支持ベ
ース、20……棚柱立設ベース、21……連結部材、22……
アンカーボルト、23……アジャストボルト、24……コン
クリート、26……ボルト、27……レール取り付け用ボル
ト、b,c,d……ボルト取り付け孔、f……ボルト挿通
孔。
図はユニットロードの正面図、第3図はユニットロード
の要部の正面図、第4図はユニットロード設置用ベース
の平面図、第5図は第4図におけるZ部分の拡大平面
図、第6図はユニットロード設置用ベースの要部の断面
図、第7図は夫々ベースと棚柱の一部を示す斜視図であ
る。 第8図および第9図は従来例を示し、第8図はユニット
ロード下部の正面図、第9図はユニットロード下部の斜
視図である。 2……ワーク受け棚、3……ラック、4……レール受け
ベース、5……レール、11……フォーク装置、12……ス
タッカクレーン、14,15……棚柱、19……レール支持ベ
ース、20……棚柱立設ベース、21……連結部材、22……
アンカーボルト、23……アジャストボルト、24……コン
クリート、26……ボルト、27……レール取り付け用ボル
ト、b,c,d……ボルト取り付け孔、f……ボルト挿通
孔。
Claims (1)
- 【請求項1】ワーク受け棚を上下ならびに左右方向に所
定間隔を隔てて備えたラックと、当該ラックに沿わせて
左右方向に敷設したレール、及び、該レールに沿って往
復移動自在で且つ前記受け棚に対するワーク入出庫用の
フォーク装置を備えたスタッカクレーンから成るユニッ
トロードの設置用ベースであって、一対のレール支持ベ
ースをレール受けベースによって連結すると共に、前記
ラックの前後方向前部側の棚柱立設ベースを一方のレー
ル支持ベースで兼用構成し、かつ、前記ラックの前後方
向後部側の棚柱立設ベースを、連結部材を介して前記兼
用構成したレール支持ベースに連結すると共に、当該前
後方向後部側の棚柱立設ベースならびに前記一対のレー
ル支持ベースの夫々に、ベース固定用のアンカーボルト
とベースの上下アジャスト用ボルトおよび棚柱固定用ボ
ルトの取り付け孔を設け、更に、前記レール受けベース
にレール取り付け用ボルトの挿通孔を設ける一方、ベー
ス上面の所定のレベル出し後において前記ラックならび
にスタッカクレーンの荷重が集中し易い部分のベース下
部にコンクリートを打設してあることを特徴とするユニ
ットロード設置用ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829989U JPH0646887Y2 (ja) | 1989-05-20 | 1989-05-20 | ユニットロード設置用ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829989U JPH0646887Y2 (ja) | 1989-05-20 | 1989-05-20 | ユニットロード設置用ベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02149607U JPH02149607U (ja) | 1990-12-20 |
JPH0646887Y2 true JPH0646887Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31583781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5829989U Expired - Lifetime JPH0646887Y2 (ja) | 1989-05-20 | 1989-05-20 | ユニットロード設置用ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646887Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-20 JP JP5829989U patent/JPH0646887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02149607U (ja) | 1990-12-20 |
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