JPH0835015A - ストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法 - Google Patents

ストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法

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JPH0835015A
JPH0835015A JP19121194A JP19121194A JPH0835015A JP H0835015 A JPH0835015 A JP H0835015A JP 19121194 A JP19121194 A JP 19121194A JP 19121194 A JP19121194 A JP 19121194A JP H0835015 A JPH0835015 A JP H0835015A
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JP
Japan
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radiant tube
strip
zone
temperature
flow rate
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JP19121194A
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Masakatsu Mizuno
正克 水野
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱炉各ゾーンのラジアントチューブ表面温度
が不均一な場合にも均一にするストリップ連続熱処理設
備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法。 【構成】 実績ラジアントチューブ表面温度Tjを取り
込み(S1)、平均ラジアントチューブ表面温度Tav
を求めて(S2)、流量ラジアントチューブ表面温度T
ej=Tav+W1j×(Tav−Tj)を計算する
(S3)。但しここで、W1jは第1の重み付け、Tj
は任意のゾーンjの実績表面温度である。次にストリッ
プ温度上昇曲線をゾーンの入口、出口板温Tji、Tj
oとして計算する(S4)。各ゾーンの必要熱量Qjを
温度Tのストリップ比熱CP(T)を、Tji〜Tjo
間積分して求め(S5)、各ゾーンで必要な熱量をガス
流量比率に換算して(S6)、各ゾーンの燃焼ガス流量
Fj=トータル燃焼ガス流量×Kj×W2を計算し、配
分供給する(S7)。但し、ここでW2は第2の重み付
けである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップ連続熱処理
設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱炉内で進行するストリップ面
に対向するように多数並設し、燃焼ガスによって表面か
ら放射される輻射熱によりストリップを加熱するように
した、各ラジアントチューブに設けたバーナに対する燃
焼ガスの供給量の制御方法として、加熱炉内のストリッ
プの進路に沿って複数のゾーンに区分けし、各ゾーンを
通過するに従ったストリップ温度の上昇速度を予測する
際に、ラジアントチューブ表面温度は全て一定とした昇
温曲線を設定し、この曲線に基づいて算出したゾーン毎
の必要熱量に対応して各ラジアントチューブのバーナに
供給する燃焼ガスの流量を制御する方法が、特開平4−
285130号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法によると、各ゾーンのストリップの吸熱
量を計算するのに、前提条件として各ラジアントチュー
ブの表面温度が一定であるとしている。従って、理想的
には各ゾーンのバーナ発熱量と当該ゾーンにおけるスト
リップの吸熱量が完全に等しくなれば、炉内の各ラジア
ントチューブの表面温度は一定となる筈であるが、実際
には炉自体の損出熱量が炉全体で均一ではない等の問題
から、しばしば炉内の各ラジアントチューブ表面温度は
不均一となるという問題がある。
【0004】また、各ゾーンのバーナ発熱量と当該ゾー
ンにおけるストリップの吸熱量が等しくなるとしている
ので、当初より炉内においてラジアントチューブ表面温
度が不均一となっている場合には、均一とすべき修正方
法がないという問題がある。本発明は上述の問題点に鑑
み、ラジアントチューブの表面温度が不均一である場合
においても、均一となるようなストリップ連続熱処理設
備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に示した本発明は、ストリップの進路に沿
って並設された複数のラジアントチューブを備えたスト
リップ連続熱処理設備の加熱炉における燃焼ガス流量制
御方法であって、加熱炉内をストリップの進路に沿って
複数のゾーンに区分けし各ゾーンを通過するに従ったス
トリップ温度の上昇速度を予測する際に、実績のラジア
ントチューブ表面温度のバラツキによる効果を加味した
昇温曲線を設定し、該昇温曲線に基づいて算出したゾー
ン毎の必要熱量に対応し、かつラジアントチューブ表面
温度上限値を上回らないような補正を行った上で、ラジ
アントチューブのバーナに供給する燃焼ガスの流量を制
御するようにしている。
【0006】更に、請求項2に示した本発明は、前記昇
温曲線の設定は、炉内の平均ラジアントチューブ表面温
度に対する各ゾーン毎の実績ラジアントチューブ表面温
度のバラツキを第1の重み付けにより修正した計算用ラ
ジアントチューブ表面温度を基に設定している。
【0007】更に、請求項3に示した本発明は、前記計
算用ラジアントチューブ表面温度は任意のゾーンjにお
ける計算用ラジアントチューブ表面温度Tej=Tav
(平均ラジアントチューブ表面温度)+W1j(ゾーン
jの第1の重み付け)×[Tav−Tj(ゾーンjの実
績ラジアントチューブ表面温度)]のモデル式により求
めている。
【0008】更に、請求項4に示した本発明は、前記ゾ
ーンj毎の必要熱量は前記昇温曲線に基づき、温度Tに
おけるストリップ比熱CP(T)をゾーンjの入側板温
Tjiより出側板温Tjo間積分するゾーンjの必要熱
量Qjは、後述の数2により求めている。
【0009】更に、請求項5に示した本発明は、前記燃
焼ガス流量は、実績ラジアントチューブ表面温度が上限
温度近傍になるほど0に近付く第2の重み付け値により
前記実績ラジアントチューブ表面温度が上限温度を上回
らないよう規制して設定している。
【0010】
【作用】請求項1に示した本発明によれば、各ゾーンの
実績のラジアントチューブ表面温度の効果を加味したス
トリップ温度の上昇曲線の設定によって、各ラジアント
チューブの表面温度が均一となるように供給熱量を制御
するすることができる、特に制御を開始する以前よりラ
ジアントチューブ表面温度が不均一になっている場合に
均一化に要する時間が短縮される。更にゾーン毎に算出
した必要熱量に応じて燃焼ガス流量の制御を行うので、
ストリップ仕様の切換えにも即応することができる。
【0011】請求項2および3に示した本発明によれ
ば、炉内の平均ラジアントチューブ表面温度Tavに対
して、各ゾーンの実績ラジアントチューブ表面温度Tj
のバラツキを第1の重み付けにより修正した計算用ラジ
アントチューブ表面温度Tejを基に設定するので、炉
内のラジアントチューブ表面温度は各ゾーン毎に計算用
ラジアントチューブ表面温度に基づき確実に実質的な均
一化が行われる。
【0012】請求項4に示した本発明によれば、実績ラ
ジアントチューブ表面温度のバラツキを修正した昇温曲
線を基に各ゾーンjの必要熱量Qjを求めるので、計算
ラジアントチューブ表面温度に基づく各ゾーン毎の正確
な必要熱量を算出して炉状況に応じた制御制度の高い最
適炉温制御が可能になる。
【0013】請求項5に示した本発明によれば、実績ラ
ジアントチューブ表面温度が上限温度を上回らないよう
に第2の重み付けにより規制したので、ラジアントチュ
ーブ等の加熱炉設備は上限温度規制により保護され耐久
性が保証される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明が適用されるストリップ加熱炉の概
略構成図である。
【0015】図1に示す加熱炉1は炉内の上下位置に多
数のハースロール2が並設されていて、ストリップ3は
これら上下のロール2間を入口4から出口5へ向かって
炉内を順次進行するものであり、ストリップ3表面に対
向するようにラジアントチューブ式のヒータ6が多数並
設されている。ラジアントチューブ式ヒータ6は、その
内部で可燃性のガスを燃焼させる公知のものであり、バ
ーナに供給する燃焼ガスの流量を調節することにより、
その熱量の制御を行うようになっている。
【0016】さて、設備保護、ラジアントチューブ6の
耐久性等の観点から最も好ましいラジアントチューブ6
の熱量制御は、各ラジアントチューブ6の表面温度が均
一となるようにすることである。ここで連続通板される
ストリップ3のうちのある部分が炉内を通過するのに従
って、その温度が図2に示す昇温曲線のようなパターン
で上昇するものと仮定した時、各ラジアントチューブ6
の表面温度を均一化するためには、炉内を適宜に区分け
(図2には9分割例を示す)した各ゾーンのバーナ燃焼
量を昇温曲線上のストリップ吸熱量に釣り合わせればよ
いわけであるから、ストリップ3に与える熱量は図2中
にハッチングを施した部分で表されることになる。従っ
て、このハッチング面積比に応じて各ゾーンにおけるバ
ーナの燃焼ガス流量を調節すれば良い事が分かる。但
し、ここで従来例ではラジアントチューブ表面温度は一
定として昇温曲線を設定したのに対し、本実施例ではラ
ジアントチューブ表面温度の不均一を修正して昇温曲線
を設定し以降の制御を改善するものである。
【0017】これについては具体的に、実績のラジアン
トチューブ表面温度のバラツキによる効果を加味して重
み付けを行う昇温曲線の設定と、その昇温曲線およびラ
ジアントチューブ表面上限温度の制限を加味した重み付
けに基づいて行う各ゾーン毎に供給する燃焼ガスの流量
配分の方法を、図3に示すCPUモードゾーン配分流量
設定処理のフローチャートを参照して説明する。
【0018】実績ラジアントチューブ表面温度Tj(但
し、j=1〜n)の測定データを取り込む(S1)。
【0019】次に、平均ラジアントチューブ表面温度
を、Tav=ΣTj/n、として計算する(S2)。
【0020】 ここで、実績ラジアントチューブ表面温度:Tj 平均ラジアントチューブ表面温度:Tav は図4(a)のラジアントチューブ表面温度特性図に示
すような、実曲線で示すTjは各ゾーン(ゾーン1〜
9)の炉からのフィードバック実績値であって、このT
jより計算によって鎖直線(図4では850℃を示して
いる)で示すような炉の平均値Tavを求める。
【0021】従って、図4(a)のTjの特性曲線はラ
ジアントチューブ6の不均一、バラツキを表し、Tav
はこの場合にTjを均一化する目標値であり、例えば、
ゾーン6に着目すると、ゾーン6のTjはTavに対し
てaだけ高温であるから、 W1,6=b/a、 但し、W1:第1の重み付け 6:ゾーン番号 と逆温度方向の修正値を求めるのが、Tjのバラツキに
よる効果を加味する重み付けW1の処理である。
【0022】上記修正処理を含め次のS3の処理におい
て、各ラジアントチューブ表面温度Tjを計算上均一化
する処理が行われる。
【0023】流量計算用ラジアントチューブ表面温度の
計算を行う(S3)。この場合は、次のモデル式により
計算が行われる。
【0024】 Tej=Tav+W1j×(Tav−Tj) 但し、 Tej:計算上用いるjゾーンのラジアントチューブ表
面温度 Tav:平均ラジアントチューブ表面温度 Tj :実績jゾーン ラジアントチューブ表面温度 W1j:jゾーンにおける第1の重み付け すなわち、炉全体のTavと比較して、例えばゾーンN
O6のTjがaだけ高い場合は、計算に用いるTejは
Tavよりbだけ低い温度が得られることになる。これ
は見掛け上ゾーンNO6のストリップ3に与える熱量が
小さいとして、算出されるバーナの燃焼ガス流量を本来
の値よりも少なくして、結果的にTjを低くするもので
ある。逆にTjがTavより低い場合も同様手順で上げ
て、最終的に炉内のTjは均一化されるものである。
【0025】続いて、ストリップ温度上昇曲線を計算す
る(S4)。ここでは、S3で求めたTejに基づき各
ゾーンのTji(任意のjゾーン入側板温度)、Tjo
(jゾーン出側板温度)を求める。例えば図2でゾーン
NO1の入口のストリップ3の温度と上昇する出口の温
度、ゾーンNO2の入口温度…というように求めて図2
に実曲線で示したような、但しバラツキが修正されるス
トリップ3の昇温曲線を設定する。
【0026】次に、各ゾーンで必要なストリップ3に与
える熱量を計算する(S5)。この計算は後述の数2に
よる。これは、図2のハッチングを施した部分に該当す
る各ゾーンのQjを求める。
【0027】続いて、S5で求めたQjより各ゾーンで
必要な熱量比率を計算する(S6)。ここでは任意のj
ゾーンの熱量比率:Kj=Qj/ΣQj、を求め各ゾー
ンで必要な熱量Qjをガス流量比率に換算する。
【0028】次に、図5のラジアントチューブ表面温度
制御特性図に示すように、加熱炉1の温度限界に近いラ
ジアントチューブ表面温度上限値(図5では、例えば9
50℃)を設けて、それ以上の加熱が行われないよう
に、Tavが上限温度近傍になるほど0に近付き制限す
る第2の重み付けW2が、Tav上限温度を上回らない
ような効果を加味する処理である。
【0029】S6で求めたガス流量比率Kjおよび第2
の重み付けW2に基づき各ゾーンに配分供給する(S
7)。
【0030】このように燃料を修正配分すれば、図4
(b)に示すように効率的な燃料配分が可能になる。
【0031】つぎに、図6に示す制御構成図および図7
に示す制御フローチャートを参照して加熱炉系全体の動
作を説明する。
【0032】図6において、ビジコン11からのコイル
情報を基に、プロコン側は炉の能力と通板性とを考慮し
た速度パターンを炉操業支援AI部12に設定する。次
の予測制御型最適制御部13の処理が先のS1〜S7の
処理であり、S7で求めたトータルガス流量をゾーン別
分配部14で分配供給して、実際の加熱炉15からは実
績板温/流量/速度データがフィードバックされ、適応
制御部16により各係数、パラメータの適応修正が逐次
行われる。
【0033】図7の制御フローチャートにおいて、S1
00〜S400は従来例と同様な通常のトータル流量設
定処理である。
【0034】CPUモードゾーン以外ゾーン実績流量設
定はプロコン制御外の場合であり、そのまま実績流量に
基づく設定が行われる(S600)。
【0035】CPUモードゾーン配分流量設定処理(S
700)が、先のS1〜S7の処理に相当するものであ
る。
【0036】S700以降の制御下限流量を判別して
(S800)、流量修正を行う低負荷燃焼処理も従来例
と同様な処理であるので、説明は省略する。
【0037】
【数2】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御を行う以前から炉内のラジアントチューブ表面温度
が不均一の場合や、炉自体の損失熱量が炉全体で均一で
はないために各ラジアントチューブ表面温度が不均一に
なる場合においても、迅速にラジアントチューブ表面温
度が均一となるようバーナの発熱量を燃焼ガス流量にて
制御するように構成したので、ラジアントチューブの寿
命を延長する事が可能になる。
【0039】更に、ラジアントチューブの表面上限温度
を考慮し、上限温度に近い操業状態においては燃焼ガス
流量を流さないようにしたので、ラジアントチューブの
寿命を延長することが可能になる。
【0040】更に、各ゾーン毎の燃焼ガス流量の配分を
逐次計算して最適制御を行うよう構成したので、炉況に
応じたきめ細かな炉温制御が行えるので板温の制御制度
が高くなり、ストリップの蛇行幅の変動が低減され、ゾ
ーン間の負荷配分が適正化されて燃料の原単位が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される加熱炉の概略構成図であ
る。
【図2】図1に示すストリップの各ゾーンにおける受熱
量を表す昇温曲線図である。
【図3】本発明のCPUモードゾーン配分流量設定処理
のフローチャートである。
【図4】本発明のラジアントチューブ表面温度の特性曲
線図である。
【図5】本発明のラジアントチューブ表面温度の制御特
性図である。
【図6】図1に示す加熱炉制御系の構成図である。
【図7】図6に示す制御系の処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,15 加熱炉 2 ハースロール 3 ストリップ 4 入口 5 出口 6 ラジアントチューブ 11 ビジコン 12 炉操業支援AI部 13 予測制御型最適制御部 14 ゾーン別分配部 16 適応制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップの進路に沿って並設された複
    数のラジアントチューブを備えたストリップ連続熱処理
    設備の加熱炉における燃焼ガス流量制御方法であって、 加熱炉内をストリップの進路に沿って複数のゾーンに区
    分けし各ゾーンを通過するに従ったストリップ温度の上
    昇速度を予測する際に、実績のラジアントチューブ表面
    温度のバラツキによる効果を加味した昇温曲線を設定
    し、該昇温曲線に基づいて算出したゾーン毎の必要熱量
    に対応し、かつラジアントチューブ表面温度上限値を上
    回らないような補正を行った上で、ラジアントチューブ
    のバーナに供給する燃焼ガスの流量を制御することを特
    徴とするストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃
    焼ガス流量制御方法。
  2. 【請求項2】 前記昇温曲線の設定は、炉内の平均ラジ
    アントチューブ表面温度に対する各ゾーン毎の実績ラジ
    アントチューブ表面温度のバラツキを第1の重み付けに
    より修正した計算用ラジアントチューブ表面温度を基に
    設定することを特徴とする請求項1記載のストリップ連
    続熱処理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法。
  3. 【請求項3】 前記計算用ラジアントチューブ表面温度
    は、任意のゾーンjにおける計算用ラジアントチューブ
    表面温度Tej=Tav(平均ラジアントチューブ表面
    温度)+W1j(ゾーンjの第1の重み付け)×[Ta
    v−Tj(ゾーンjの実績ラジアントチューブ表面温
    度)]のモデル式により求めることを特徴とする請求項
    2記載のストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃
    焼ガス流量制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ゾーンj毎の必要熱量は前記昇温曲
    線に基づき、温度Tにおけるストリップ比熱CP(T)
    をゾーンjの入側板温度Tjiより出側板温度Tjo間
    積分するゾーンjの必要熱量Qj=数1により求めるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載のストリップ連続処
    理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法。 【数1】
  5. 【請求項5】 前記燃焼ガス流量は、実績ラジアントチ
    ューブ表面温度が上限温度近傍になるほど0に近付く第
    2の重み付け値により前記実績ラジアントチューブ表面
    温度が上限温度を上回らないよう規制して設定すること
    を特徴とする請求項1乃至4記載のストリップ連続熱処
    理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法。
JP19121194A 1994-07-22 1994-07-22 ストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法 Withdrawn JPH0835015A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253527A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Tdk Corp ゴム磁石の製造方法
JP2013245400A (ja) * 2012-05-30 2013-12-09 Jfe Steel Corp 連続焼鈍設備における温度制御方法
KR20160125517A (ko) 2014-07-30 2016-10-31 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 연속 열처리 로의 연소 제어 방법 및 연속 열처리 로의 개조 방법

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