JPH0834900A - 複合成形用樹脂組成物 - Google Patents
複合成形用樹脂組成物Info
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Abstract
を主体とする重合体ブロックAと少なくとも1個のイソ
プレン化合物を主体とする重合体ブロックBとからなる
ブロック共重合体50〜100重量部(但し、該イソプ
レン化合物の70〜100重量%が1,4−ミクロ構造
を有し、該イソプレン化合物に基づく脂肪族二重結合
は、少なくとも90%が水素添加され、該重合体ブロッ
クAは、(a)成分中、5〜70重量%の割合で存在
し、且つ該ブロック共重合体は、50,000〜500,
000の数平均分子量を有する)、(b)ポリオレフィ
ン樹脂0〜50重量部および(c)オイル1〜200重
量部を含有してなる。 【効果】 実用上十分な物性を有しながら、様々な樹脂
と熱融着することができ、さらに柔軟性のコントロール
が容易である。
Description
に関するものであり、さらに詳しくは本発明は、実用上
十分な物性を有しながら、様々な樹脂と熱融着すること
ができ、さらに柔軟性のコントロールが容易な複合成形
用樹脂組成物に関するものである。
品において異なる樹脂を複合成形(例えば2色成形)す
ることが行われている。例えば自動車部材では、自動車
の窓枠、ランプパッキング、建材部材では、サッシの
枠、弱電製品では、電話、無線機、TVリモコン、VT
Rリモコンのプッシュボタン等にこのような2色成形が
行われている。異なる樹脂の複合成形品を得る場合、樹
脂ごとに別々に成形した各成形品を接着剤を用いて結合
したり、両樹脂に凹凸をもたせて成形し、嵌合させるこ
とが行われている。
は、接着剤の塗布工程の複雑さによりコストが高くなっ
たり、接着剤を効果的に塗布するための熟練を要したり
していた。また、嵌合部分を設ける場合は、金型が複雑
になるためコストも高くなり、さらに嵌合工程が作業性
を悪化させる等の欠点を有している。
号、特開昭63−115711号、特開平1−1392
40号、特開平1−139241号および特開平2−1
39232号公報において、特定の樹脂を用い、熱融着
することにより成形品を複合化することが提案されてい
るが、これらの方法に記載されている組成物ではいずれ
も、柔軟性をコントロールすることが困難である。
くすることを目的として、オイルを添加することが通常
行われているが、上記の従来の組成物にオイルを添加す
ると、得られる成形品の表面または個々の樹脂の界面か
らオイルがブリードする現象が見られる。したがって、
両樹脂間での接着強度が低くなり、そのため成形品を長
期間使用しているうちに剥離する問題がある。
し、実用上十分な物性を有しながら、様々な樹脂と熱融
着することができ、さらに柔軟性のコントロールが容易
な複合成形用樹脂組成物を提供することを目的とするも
のである。
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、(a)少なくとも2個のビニル
芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAと少なくと
も1個のイソプレン化合物を主体とする重合体ブロック
Bとからなるブロック共重合体50〜100重量部(但
し、該イソプレン化合物の70〜100重量%が1,4
−ミクロ構造を有し、該イソプレン化合物に基づく脂肪
族二重結合は、少なくとも90%が水素添加され、該重
合体ブロックAは、(a)成分中、5〜70重量%の割
合で存在し、且つ該ブロック共重合体は、50,000
〜550,000の重量平均分子量を有する)、(b)
ポリオレフィン樹脂0〜50重量部および(c)オイル
1〜200重量部を含有してなる、複合成形用樹脂組成
物を提供するものである。
レフィン樹脂が、1〜50重量部配合されている、前記
の組成物を提供するものである。
発明は上述のように、実用上満足な物性を有しながら、
様々な樹脂と熱融着することのできる複合成形用樹脂組
成物(以下、単に組成物ということがある)を提供する
ものである。ここで本発明の組成物と熱融着可能な樹脂
は、とくにポリオレフィン系樹脂(例えば低密度ポリエ
チレン樹脂、リニア低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポ
リエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂(ブロック、ランダムおよびホモポリマーのい
ずれであってもよい)、アイオノマー樹脂、ポリ−4−
メチルペンテン−1樹脂が含まれる)、スチレン系樹脂
(例えば一般ポリスチレン樹脂、耐衝撃ポリスチレン樹
脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニト
リル−アクリルゴム−スチレン共重合体、アクリロニト
リル−エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体、変
性ポリフェニレンエーテル樹脂が含まれる)が挙げら
れ、とくにポリオレフィン系樹脂にその効果が高い。
成分を必須成分として用い、これに必要に応じて(b)
成分を配合することにより構成されている。以下、各成
分について詳述する。
も2個のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
クAと、少なくとも1個のイソプレン化合物を主体とす
る重合体ブロックBとからなるブロック共重合体を水素
添加して得られるものであり、例えばA−B−A、B−
A−B−A、A−B−A−B−A等の構造を有するビニ
ル芳香族化合物−イソプレン化合物ブロック共重合体の
水素添加されたものである。
少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする重合
体ブロックAは、ビニル芳香族化合物のホモ重合体、
あるいは、ビニル芳香族化合物を50重量%超、好ま
しくは70重量%以上含有する共重合体により構成され
ているものである。また、少なくとも1個のイソプレン
化合物を主体とする重合体ブロックBは、イソプレン
化合物のホモ重合体、あるいは、イソプレン化合物を
50重量%超、好ましくは70重量%以上含有する共重
合体により構成されているものである。また、これらの
少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする重合
体ブロックAおよび少なくとも1個のイソプレン化合物
を主体とする重合体ブロックBは、それぞれの重合体ブ
ロック中の分子鎖の分布については、とくに制限される
ものではなく、例えばランダム、テーパード(分子鎖中
に沿ってモノマー成分が増加または減少するもの)、一
部ブロック状またはこれらの任意の組み合わせでなって
いてもよい。
化合物としては、例えばスチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、p−第三ブチルスチレン等のうち
から1種または2種以上が選択でき、中でもスチレンが
もっとも好ましい。
の含有量は、例えば5〜70重量%であり、好ましくは
10〜60重量%、さらに好ましくは15〜40重量%
である。重合体ブロックAの含有量が5重量%未満であ
ると、必要なゴム弾性が得られない。逆に70重量%を
超えると、硬くなりすぎる傾向がある。
プレン化合物は、1,4−ミクロ構造が70〜100重
量%でなければならない。1,4−ミクロ構造が70重
量%未満の場合には、オイルがブリードするので好まし
くない。好ましくは90〜100重量%である。
は、具体的に次の構造を意味するものとする。
二重結合は、少なくとも90%が水素添加されていなけ
ればならない。このように水素添加することにより、イ
ソプレン化合物を主体とする重合体ブロックを形態的に
オレフィン性化合物重合体ブロックに変換させることが
できる。また、この値を規定した理由は、90%未満で
は、エチレン・プロピレンの交互共重合性が失われ、オ
レフィン性が損なわれて熱可塑性樹脂への熱融着性が劣
るので好ましくない。また耐候性が劣るので好ましくな
い。
(a)成分は、重量平均分子量が50,000〜550,
000、好ましくは50,000〜400,000の範囲
がよい。重量平均分子量が50,000未満であると、
樹脂組成物の機械的強度が劣るため好ましくない。ま
た、逆に550,000を超えると、成形加工性が劣る
ため好ましくない。(a)成分の分子量分布(重量平均
分子量Mw/数平均分子量Mn)は、10以下がよく、
好ましくは5以下、さらに好ましくは2以下である。
(b)成分は、ポリオレフィン樹脂である。具体的に
は、低密度ポリエチレン樹脂、リニア低密度ポリエチレ
ン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂(ブロック、ランダムおよび
ホモポリマーのいずれであってもよい)、エチレン−酢
酸ビニル樹脂、アイオノマー樹脂、ポリ4−メチルペン
テン−1樹脂が挙げられる。中でも好ましくはポリプロ
ピレン樹脂である。この(b)成分は、本発明の組成物
において、加工性向上の役割をはたすため、添加したほ
うが好適である。
具体的には、芳香族系ゴム軟化剤、非芳香族系ゴム軟化
剤が挙げられ、プロセスオイル、鉱物油系ゴム用軟化
剤、アロマ系オイル、流動パラフィン、パラフィン系オ
イル、ナフテン系オイル等が包含される。中でも好まし
くは、非芳香族系ゴム軟化剤であり、さらに好ましくは
流動パラフィン、パラフィン系オイル、ナフテン系オイ
ルである。オイルの重量平均分子量は、100〜2,0
00が好ましい。このオイル成分は、組成物の柔軟性を
コントロールし易くすることに寄与し、また従来のよう
に、成形品にオイルがブリードすることがない。
成分を必須成分として用い、これに必要に応じて(b)
成分が配合される。ここで各成分の配合割合を明確に示
す。 [(a)および(c)成分の2成分系の場合](a)成
分50〜100重量部、(c)成分1〜200重量部、
好ましくは50〜180重量部である。(c)成分が1
重量部未満であると、柔軟性が得られないので好ましく
ない。また、逆に200重量部を超えるとオイルのブリ
ード抑制効果を損なうので好ましくない。 [(a)および(b)および(c)成分の3成分系の場
合](a)成分50〜100重量部、好ましくは60〜
100重量部、(b)成分1〜50重量部、好ましくは
5〜50重量部、(c)成分1〜200重量部、好まし
くは50〜180重量部である。(b)成分を50重量
部超えて配合してもゴム的性質が損なわれるので好まし
くない。
必要に応じて無機充填剤や安定剤を添加し配合すること
ができる。この無機充填剤は、増量剤としてのコスト低
下だけではなく、成形品の外観(艶)の改良にも効果が
ある。ここで添加される無機充填剤としては、例えば炭
酸カルシウム、タルク、クレー、カーボンブラック、水
酸化マグネシウム、マイカ、硫酸バリウム、天然ケイ
酸、合成ケイ酸、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化
亜鉛等が挙げられる。安定剤としては、耐熱安定剤、紫
外線吸収剤、ヒンダードアミン系安定剤、酸化防止剤等
が挙げられる。また、ガラス繊維、カーボン繊維、ナイ
ロン繊維、着色剤等も配合することができる。本発明に
おいては、これらの無機充填剤、安定剤等の量はとくに
規定するものではなく、目的(樹脂に対する熱融着力、
機械的強度等)により任意に添加することができるが、
通常、得られる組成物に対して0〜50重量%である。
組成物の製造あるいはゴム組成物の製造に際して用いら
れる方法が採用でき、単軸押出機、二軸押出機、バンバ
リーミキサー、加熱ロール、各種ニーダー等の溶融混練
機を用いて各成分を均一に複合化することにより製造で
きる。加工機器の設定温度は120℃〜300℃の中か
ら任意に選ぶことができる。従って、樹脂に対して熱融
着するという本発明の組成物の効果が発現するならば、
その製造方法になんら制限はない。
熱可塑性樹脂成形機を用いて成形することが可能であ
り、射出成形、押出成形、ブロー成形、カレンダー成形
等各種成形方法が可能である。例示として詳しく述べる
と、射出成形を行う場合は、第1の金型内において、適
当な樹脂を所望の形状のコアを射出成形し、冷却後この
コアを取り出し、第2の金型に入れ、続いてこの樹脂上
に本発明の組成物を射出し、複合成形品を得ることがで
きる。この場合、第1のコアの射出成形と第2の射出成
形の樹脂の種類を逆にすることも可能である。また、2
台の異なる射出成形機に適当な樹脂および本発明の組成
物をそれぞれ挿入し、一つの金型内に同時あるいは時間
差をつけて射出成形して複合成形品を得ることもでき
る。また、押出成形を行う場合は、内側と外側、あるい
は上側と下側の2層に分割された金型に、適当な樹脂お
よび本発明の組成物をそれぞれ挿入し、押出して、複合
成形品を得ることができる。さらに、第1の金型に適当
な樹脂を入れ、所望の形状に押出成形した後、この全部
または一部を覆うような構造の金型に本発明の組成物を
挿入し、押出成形し、複合成形品を得ることもできる。
本発明の組成物は、射出成形にとくに適している。
本発明はこれら実施例に何ら制限されるものではない。
成分について記す。 (1)(a)成分スチレン−イソプレンブロック共重合
体の水添物 セプトン4055(クラレ社製) スチレンの含有量:30重量% イソプレンの含有量:70重量% 重量平均分子量:260,000 分子量分布:1.3 水素添加率:90%以上 (2)(b)成分ポリオレフィン樹脂 MS670(徳山曹達社製) 種類:ポリプロピレン(ブロック) メルトフローレイト:23g/10分(JIS K67
58,230℃,2160g) (3)(c)成分オイル PW−90(出光興産社製) 種類:パラフィン系オイル 重量平均分子量:540
0重量部、(c)成分80重量部、安定剤として抗酸化
剤(イルガノックス1010、チバガイギー社製)0.
2重量部および無機充填材としてタルク(JA−13
R、浅田製粉社製)10重量部を、混練機において20
0℃で混練し、ペレットを得た。得られたペレットを射
出成形機に入れ、200℃で成形し、以下に示す各試験
条件に適合するような各種成形品を得た。得られた成形
品を用いて、硬さ、引張強さ、伸び、圧縮永久歪、ブリ
ード性を測定した。その結果を表1に示す。なお、各種
の評価に用いられた試験方法は以下のとおりである。 (1)硬さ JIS K6301に記載のJIS Aタイプ法で測定
した。 (2)引張強さ JIS K6301に記載の方法で測定した。試料は1
mm厚のプレス成形シートを用い、試験片は3号ダンベル
とした。 (3)伸び JIS K6301に記載の方法で測定した。 (4)圧縮永久歪み JIS K6301に記載の方法で測定した。条件は7
0℃×22時間とした。 (5)ブリード性 縦25mm×横25mm×厚さ4mmの試験片を70℃の恒温
槽に1時間、さらに−20℃の恒温槽に1時間浸漬する
ことを10回行った後に表面状態を観察した。 ブリード無し:○、ややブリードあり:△、ブリード有
り:×とした。
の樹脂板を射出成形にて作成した。樹脂板作成に使用し
た樹脂は次のとおりである。 ポリプロピレン(徳山曹達社製RB110)。 射出条件は、 射出成形機:日精樹脂工業社製FS−120 成形温度:200℃または250℃ 射出速度:55mm/秒 射出圧力:1400kg/cm2 保圧圧力:400kg/cm2 射出時間:6秒 冷却時間:45秒
インサートし(なお、このとき図2もに示されているよ
うに、樹脂板の一部に紙を両面テープで貼り付けてお
く)上記のようにして得られた本発明の組成物を射出成
形し、図1および図2に示すような試験片を作成した。
剥離強さを測定した。なお、測定は、図3のように本発
明の組成物を折り曲げて樹脂板と組成物の両端をそれぞ
れ矢印の方向に引張ることにより行った。さらに、18
0度剥離強さは、試験片のヒートサイクル試験の前後に
おいてそれぞれ測定された。このヒートサイクル試験
は、試験片を70℃の恒温槽に1時間、さらに−20℃
の恒温槽に1時間浸漬することを10回繰り返すという
ものである。
を繰り返した。 (a)成分スチレン−イソプレンブロック共重合体の水
添物 セプトン4033(クラレ社製) スチレンの含有量:30重量% イソプレンの含有量:70重量% 重量平均分子量:130,000 分子量分布:1.3 水素添加率:90%以上 結果を表1に示す。
繰り返した。結果を表1に示す。
実施例1を繰り返した。結果を表1に示す。
を、スチレン−ブタジエンブロック共重合体の水添物
(クレイトンG1650、シェル社製、重量平均分子量
130,000)に変更したこと以外は、実施例1を繰
り返した。結果を表1に示す。
体(タフプレン315、旭化成工業社製)単体[(b)
および(c)成分を加えていない]に変更したこと以外
は、実施例1を繰り返した。
を、スチレン−ブタジエンブロック共重合体(アサプレ
ンT−420、旭化成工業社製、重量平均分子量12
0,000)に変更したこと以外は、実施例1を繰り返
した。180度剥離試験において、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、ポリオレフィン樹脂およびオイルが相溶せ
ず、試験片に表面層剥離が生じ、測定に良好な試験片を
得ることができなかった。
子量分布は次の装置および条件において測定したもので
ある。 測定装置:東ソー社製、HLC−8020/LS−80
00 溶媒:クロロホルム カラム:TSKgel GMHXL 測定温度:40℃ 流量:1.0ml/分 検出器:紫外部検出器(UV)、示差屈折計(RI)、
低角度光散乱光度計(LALLS)
組成物は、各種樹脂と熱融着し、実用上充分な物性(例
えば柔軟性、耐候性、耐傷性)を有し、しかも柔軟性を
容易にコントロールすることのできる画期的な組成物で
ある。従って、従来の製造工程で必須とされていた接着
剤を使用することや、嵌合部分を設ける必要がないの
で、大幅なコストダウンが可能となる。
図である。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】(a)少なくとも2個のビニル芳香族化合
物を主体とする重合体ブロックAと少なくとも1個のイ
ソプレン化合物を主体とする重合体ブロックBとからな
るブロック共重合体50〜100重量部(但し、該イソ
プレン化合物の70〜100重量%が1,4−ミクロ構
造を有し、該イソプレン化合物に基づく脂肪族二重結合
は、少なくとも90%が水素添加され、該重合体ブロッ
クAは、(a)成分中、5〜70重量%の割合で存在
し、且つ該ブロック共重合体は、50,000〜550,
000の重量平均分子量を有する)、 (b)ポリオレフィン樹脂0〜50重量部および (c)オイル1〜200重量部を含有してなる、複合成
形用樹脂組成物。 - 【請求項2】 (b)成分として、ポリオレフィン樹脂
が、1〜50重量部配合されている、請求項1に記載の
組成物。 - 【請求項3】 イソプレン化合物の90〜100重量%
が1,4−ミクロ構造を有する、請求項1または2に記
載の組成物。 - 【請求項4】 (a)成分のブロック共重合体が、5
0,000〜400,000の重量平均分子量を有する、
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 オイルが、プロセスオイル、鉱物油系ゴ
ム用軟化剤、アロマ系オイル、流動パラフィン、パラフ
ィン系オイルおよびナフテン系オイルからなる群から選
ばれる1種以上である、請求項1ないし4のいずれか1
項に記載の組成物。 - 【請求項6】 オイルの重量平均分子量が、100〜
2,000である、請求項5に記載の組成物。 - 【請求項7】 熱可塑性樹脂に熱接着可能な請求項1な
いし6のいずれか1項に記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942494A JP3865412B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 複合成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942494A JP3865412B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 複合成形用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834900A true JPH0834900A (ja) | 1996-02-06 |
JP3865412B2 JP3865412B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=15886340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16942494A Expired - Lifetime JP3865412B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 複合成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3865412B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929165A (en) * | 1995-10-27 | 1999-07-27 | Riken Vinyl Industry Co., Ltd. | Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof |
EP0943673A1 (en) * | 1998-03-17 | 1999-09-22 | Asahi Chemical Synthetic Co., Ltd. | Hot melt composition and use thereof |
JP2011153227A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Aron Kasei Co Ltd | 熱可塑性エラストマー組成物 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16942494A patent/JP3865412B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP0943673A1 (en) * | 1998-03-17 | 1999-09-22 | Asahi Chemical Synthetic Co., Ltd. | Hot melt composition and use thereof |
JP2011153227A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Aron Kasei Co Ltd | 熱可塑性エラストマー組成物 |
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JP3865412B2 (ja) | 2007-01-10 |
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