JPH0834485B2 - Gmsk直交同期検波装置 - Google Patents

Gmsk直交同期検波装置

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JPH0834485B2
JPH0834485B2 JP62126247A JP12624787A JPH0834485B2 JP H0834485 B2 JPH0834485 B2 JP H0834485B2 JP 62126247 A JP62126247 A JP 62126247A JP 12624787 A JP12624787 A JP 12624787A JP H0834485 B2 JPH0834485 B2 JP H0834485B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば移動通信等に利用して好適なGMSK
(ガウシアミニマムシフトキーイング)直交同期検波装
置に関する。
従来の技術 従来のこの種のGMSK直交同期検波装置は、第2図に示
す構成より成る。
即ち、第2図において、1はクロック再生回路、2は
そのクロック再生回路1に接続の乗算器、3はその乗算
器2に接続のローパスフィルタ(LPF)、4はそのLPF3
に接続の電圧制御発振器(VCO)、5はそのVCO4に接続
のπ/2移相器、6は前記VCO4に接続の乗算器、7は前記
π/2移相器5に接続の乗算器、8は前記乗算器2に接続
の乗算器、9は乗算器6,8の接続のローパスフィルタ(L
PF)、10は乗算器7,8に接続のローパスフィルタ(LP
F)、11はLPF9,10に接続の復調器である。
今、変調波をcos(wct+φ(t))、送信側の搬送波
をcos(wct)、θを送信側の搬送波と受信側の再生搬送
波との位相差と仮定すると、VCO4の出力はcos(wct+
θ)となり、LPF9,10で角周波数Wcより高い成分をカッ
トすると、乗算器8の入力信号として、cos(φ(t)
+θ)とsin(φ(t)+θ)が得られる。従って、そ
の乗算器8の出力信号はsin(2φ(t)+2θ)とな
る。
ここに、φ(t)は で表され、クロック再生回路1からは が出力されるので、乗算器2の出力としては、 が得られ、LPF3でsin(2θ)のみが得られることとな
る。
VCO4では、そのLPF3の出力sin(2θ)を0にすべく
θの制御を行う。
このように、上記従来のGMSK直交同期検波装置でも、
送信側の搬送波を再生することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のGMSK直交同期装置では、フ
ェージング等により、伝送路で大きな位相変化を受けた
場合、これを検出する手立てがなく、その結果再生搬送
波の位相を、その大きな位相変化に対応せしめて変える
ことができない、つまり再生搬送波の追従性が悪く、伝
送誤り率が増加するという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、伝送路で大きな位相変化を受けた場合に、再生搬送
波の追従性を高速化できるようにしたGMSK直交同期検波
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、受信信号を直
交する2つのベースバンド信号に変換する手段と、直交
する2つのベースバンド信号の低域成分からデータを復
号する復調器と、復号データから送信信号のベースバン
ド信号を発生するGMSKベースバンド変調装置と、この送
信信号のベースバンド信号をそれぞれπ/2、πおよび3
π/2移相する第1、第2および第3の移相器と、前記直
交する2つのベースバンド信号の低域成分とGMSKベース
バンド変調装置、第1、第2および第3の移相器の各出
力信号との移相誤差を検出する第1、第2、第3および
第4の誤差検出器と、第1、第2、第3および第4の誤
差検出器の出力信号から再生搬送波の位相追従量を0、
π/2、πおよび3π/2の中から選択する位相制御装置
と、直交する2つのベースバンド信号の低域成分を乗算
し、この乗算出力と送信データ間隔に同期したクロック
信号とを乗算する乗算手段と、乗算手段の出力の低域成
分により発振周波数を制御する電圧制御発振器と、電圧
制御発振器の出力信号を前記位相制御装置の出力に基づ
いて0、π/2、πおよび3π/2のいずれかだけ移相する
移相器とを設けることにより、大きな位相変化を検出
し、再生搬送波の追従性を高速化し得るようにしたもの
である。
作用 本発明によれば、再生されたデータ列から、検波出力
に対応する信号を生成し、検波出力との位相差を計算す
る。これにより大きな位相変化を検出することができ、
再生搬送波の追従性を高速にできる。
実施例 第1図は本発明の一実施例であるGMSK直交同期検波装
置の概略ブロック図である。
第1図において、21,22は乗算器である。23,24はロー
パスフィルタ(LPF)であり、LPF23は乗算器21に、LPF2
4は乗算器22に接続されている。25は乗算器であり、LPF
23,24に接続されている。26は復調器であり、LPF23,24
に接続されている。27は送信データ間隔に同期するクロ
ック信号を再生するクロック再生回路である。
28は乗算器であり、前記乗算器25とクロック再生回路
27に接続されている。29は再生されたクロック信号と検
波出力から得られる信号を通すローパスフィルタ(LP
F)であり、乗算器28に接続されている。30はLPF29の出
力によって制御される電圧制御発振器(VCO)であり、L
PF29に接続されている。31はVCO30出力を移相する移相
器であり、前記乗算器21,22及びVCO30に接続されてい
る。
32は後述の4種類の誤差を比較して、再生搬送波(VC
O30出力)に加える移相を決める(制御する)移相制御
装置であり、移相器31に接続されている。33,34,35,36
は前記4種類の誤差を求める誤差検出器であり、全て前
記LPF23,24と移相制御装置32に接続されている。37,38,
39はそれぞれ3π/2,π,π/2の移相器(3種類の移相
器)であり、3π/2移相器37は誤差検出器33に、π移相
器38は誤差検出器34に、π/2移相器39は誤差検出器35に
接続されている。40は再生データ列から検波出力に対応
する同相成分信号と直交成分信号を作るGMSKベースバン
ド変調装置であり、復調器26,3種類の移相器37,38,39及
び誤差検出器36に接続されている。
ここに、前記3種類の移相器37〜39は、変調装置40の
各出力(生成出力信号)を移相する。また、誤差検出器
33〜35は、前記3種類の移相器37〜39の出力と検波出力
との誤差を求め、誤差検出器36は変調装置40の出力(生
成出力信号)と検波出力との誤差を求める。かようにし
て、4個の誤差検出器33〜36によって、前記4種類の誤
差が求められる。これら求められた4種類の誤差から、
再生搬送波(VCO30出力)に移相器31が加える移相を、
移相制御装置32が制御、決定する。
更に、上記実施例の動作について詳細に説明する。
第1図において、変調波は、乗算器21,22,LPF23,24を
通して、検波出力としての同相成分、直交成分の2種類
の信号となる。
この2種類の信号は乗算器25で乗算される。その乗算
結果の2種類の信号とクロック再生回路27から出力され
る再生クロック信号との乗算を乗算器28で行い、高周波
成分をLPF29で除去し、送信側と受信側との搬送波の位
相差θに対してsin(2θ)を得る。VCO30では、sin
(2θ)の大きさによって、位相差を0にするように動
作する。
一方、前記2種類の信号から、復調器26でデータの再
生を行い、再生されたデータ列から、送信側と全く同位
相の搬送波で検波した場合の出力を計算する(変調装置
40)。
再生搬送波と送信側の搬送波との間には、安定した状
態でnπ/2(nは整数)の位相差が生じるので、同位相
の場合の計算結果を、それぞれπ/2移相器39、π移相器
38及び3π/2移相器37でπ/2,π,3π/2移相させる。し
かして、移相後の信号と検波出力としての2種類の信号
との誤差を誤差検出器33〜35で求める。
求められた各誤差の比較を移相制御装置32で行い、現
在の位相差が、0,π/2,π,3π/2のどれに最も近いかを
求める。フェージング等により、伝送路で大きな位相変
化が加えられた場合に、π/2以上の変化であれば、最も
近い位相差が変化する。
この位相差の変化によって、移相制御装置32では、π
/2,π,3π/2のうち、何れか適当な位相を選択し、移相
器31で、VCO30の出力を移相する。
尚、移相器31の出力は、再生搬送波として用いられ、
かつ乗算器21への出力と、乗算器22への出力とは、位相
がπ/2異なっている。
このように、上記実施例によれば、π/2単位の大きな
位相変化を検出し、これが検出された時に、π/2単位で
再生搬送波の位相を変える。片や、小さな位相変化は、
VCO30によって制御される。これにより、大きな位相変
化がある場合に、再生搬送波の追従性を高速に行える。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、受信信号
を直交する2つのベースバンド信号に変換する手段と、
直交する2つのベースバンド信号の低域成分からデータ
を復号する復調器と、復号データから送信信号のベース
バンド信号を発生するGMSKベースバンド変調装置と、こ
の送信信号のベースバンド信号をそれぞれπ/2、πおよ
び3π/2移相する第1、第2および第3の移相器と、前
記直交する2つのベースバンド信号の低域成分とGMSKベ
ースバンド変調装置、第1、第2および第3の移相器の
各出力信号との移相誤差を検出する第1、第2、第3お
よび第4の誤差検出器と、第1、第2、第3および第4
の誤差検出器の出力信号から再生搬送波の位相追従量を
0、π/2、πおよび3π/2の中から選択する位相制御装
置と、直交する2つのベースバンド信号の低域成分を乗
算し、この乗算出力と送信データ間隔に同期したクロッ
ク信号とを乗算する乗算手段と、乗算手段の出力の低域
成分により発振周波数を制御する電圧制御発振器と、電
圧制御発振器の出力信号を前記位相制御装置の出力に基
づいて0、π/2、πおよび3π/2のいずれかだけ移相す
る移相器とを設けて、送信側と受信側の搬送波の位相差
の変化を検出し、伝送路で大きな位相変化が加わる場合
に、π/2単位で再生搬送波の位相を変化させるようにし
たものであるから、再生搬送波の追従性を高速にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるGMSK直交同期検波装置
の概略ブロック図、第2図は従来のGMSK直交同期検波装
置の概略ブロック図である。 21,22,25,28…乗算器、23,24,29…ローパスフィルタ(L
PF)、26…復調器、27…クロック再生回路、30…電圧制
御発振器(VCO)、31…移相器、32…移相制御装置、33
〜36…誤差検出器、37…3π/2移相器、38…π移相器、
39…π/2移相器、40…GMSKベースバンド変調装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を直交する2つのベースバンド信
    号に変換する手段と、前記直交する2つのベースバンド
    信号の低域成分からデータを復号する復調器と、復号デ
    ータから送信信号のベースバンド信号を発生するGMSKベ
    ースバンド変調装置と、前記送信信号のベースバンド信
    号をそれぞれπ/2、πおよび3π/2移相する第1、第2
    および第3の移相器と、前記直交する2つのベースバン
    ド信号の低域成分とGMSKベースバンド変調装置、第1、
    第2および第3の移相器の各出力信号との移相誤差を検
    出する第1、第2、第3および第4の誤差検出器と、前
    記第1、第2、第3および第4の誤差検出器の出力信号
    から再生搬送波の位相追従量を0、π/2、πおよび3π
    /2の中から選択する位相制御装置と、前記直交する2つ
    のベースバンド信号の低域成分を乗算し、この乗算出力
    と送信データ間隔に同期したクロック信号とを乗算する
    乗算手段と、前記乗算手段の出力の低域成分により発振
    周波数を制御する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振
    器の出力信号を前記位相制御装置の出力に基づいて0、
    π/2、πおよび3π/2のいずれかだけ移相する移相器と
    を有するGMSK直交同期検波装置。
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JPS6240841A (ja) * 1985-08-19 1987-02-21 Fujitsu Ltd フレ−ム同期保護回路
JPS62216554A (ja) * 1986-03-18 1987-09-24 Fujitsu Ltd 復調器
JPS62234448A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直交パ−シヤルレスポンス信号の検波装置

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