JPH08339431A - 帰零式積算計 - Google Patents

帰零式積算計

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JPH08339431A
JPH08339431A JP14293595A JP14293595A JPH08339431A JP H08339431 A JPH08339431 A JP H08339431A JP 14293595 A JP14293595 A JP 14293595A JP 14293595 A JP14293595 A JP 14293595A JP H08339431 A JPH08339431 A JP H08339431A
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JP
Japan
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zero
spring
numeral
wheel
return
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Application number
JP14293595A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Takizawa
史晃 滝沢
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Inoue Mfg Inc
Inoue Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Inoue Mfg Inc
Inoue Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 帰零バネをプラスチック材料によって形成し
てその製造の簡略化並びに生産性の向上を図る。 【構成】 枠体に横架された共通軸2上に回転自在に支
承され連続する各位数の数字を表示する複数個の数字車
3a〜3dを設けるとともに数字車中最下位数字車に隣
接して主動歯車を共通軸上に回転自在に設け、かつ各数
字車の一側には連続歯20をまた他側には間欠歯を形成
し、主動歯車の回転が最下位数字車に伝達されると、各
数字車間に設けられかつ爪部を介して枠体の地板に嵌着
されたピニオン保持板4a〜4cに保持されたピニオン
を介して下位の数字車から高位の数字車が順次回転し、
かつ各数字輪の一側面に係合部を形成し、この係合部と
係合する帰零バネ42を回動軸に貫挿固定し、共通軸を
一方向に回動したときに帰零バネのバネ部が係合部と順
次係合して数字車の零復帰を行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帰零バネをプラスチッ
ク材料によって形成してその製造の簡略化を図るととも
に係合部と帰零バネとが常時接触していることがないよ
うに工夫しプラスチック材料のクリープ現象を回避する
ようにした帰零式積算計に関する。
【0002】
【関連技術】従来、自動車等に用いられる帰零式積算計
(トリップメータと称される。)としては図5に示した
ごとき機構が知られている。同図において、1はコ字状
枠体で、該枠体1の両側板1a,1bを介して共通軸2
が回転可能に設けられている。
【0003】4a〜4cは、各数字車3a〜3d間に設
けられたピニオン保持板で、その周縁部に設けられた係
止部5a〜5cを介して両側板1a,1bに横架された
地板6に固定されている。
【0004】7,8は車軸等の回転を伝達する伝達軸
で、前記共通軸2の一端部に最下位数字車3aに隣接し
て設けられた歯車9に、ギヤG1 ,G2 ,G3 ,G4
介して車軸等の回転を伝達する。該数字車3a〜3dの
一側には連続歯20(図示の例では20枚歯)をまた他
側には不図示の間欠歯(通常は2枚歯)が形成されてい
る(図7)。ピニオン保持板4a〜4cに保持されてい
るピニオンPを中継して最下位数字車3aから順次高位
の数字車3b〜3dが回転して自動車等の走行距離を表
示するようになっている。
【0005】ピニオンPは、下位桁側の歯幅を1つおき
に切欠したもの、即ち歯幅の厚い長歯21の3枚と歯幅
の薄い短歯22の3枚を交互に配設したものである。2
4は捩じりコイルバネで、その屈曲中央部を支軸23に
嵌入し、一端を受壁25に、他端をピニオンPの歯を半
径方向に弾発付勢し、次いで支承壁26に嵌合してい
る。短歯22が中央に位置し、左右に長歯21が位置
し、左右の長歯21の歯を半径方向に弾発付勢している
状態がピニオンPの安定状態となる。ピニオンPが回動
するときには長歯21が捩じりコイルバネ24を押し上
げ、次いで再びピニオンPが安定状態となる。このピニ
オンPが安定状態となった位置で数字車3b〜3dの各
数字が表示窓に正確に表示されるように各数字は対応配
置されている。このように、捩じりコイルバネ24はピ
ニオンPの妄動を防止する。
【0006】他方では、数字車3a〜3dの各々の側面
に形成した係合部分A、普通には突起と共通軸2に貫挿
固定した渦巻状でかつ異平面を連続的に形成する金属製
帰零バネBが相互に係止しまたは滑動するように配設
し、共通軸2を設定方向に回動したときに金属製帰零バ
ネBのバネ板bが該係合部分Aに係止し、数字車3a〜
3dが強制回動されて帰零整列できるように構成されて
いる。該金属製帰零バネBは中央部に貫通孔30が穿設
されかつ該貫通孔30には突部32が形成されている。
該突部32を共通軸2の長手方向に穿設されたキー溝状
の溝部2aに一致させて、該貫通孔30を該共通軸2に
挿通することにより、該金属製帰零バネBが該共通軸2
に取付けられている。
【0007】この帰零機構は公知であるから、詳細には
説明しないが、例えば実公昭55−8049号公報に記
載されている従来機構が用いられる。
【0008】図5においては、10は共通軸2を回動操
作するための摘みである。11は数字車3dの側方に位
置して共通軸2に固定された円形カム板で、11aは該
円形カム板11の円周面の1カ所に設けられた切欠段部
である。12は、側板1aに基端部が固着されたコ字状
バネ部材で、その先端部に形成された折曲部12aが該
円形カム板11の円周面を弾圧し、かつ該切欠段部11
aに係合するようになつている。
【0009】該摘み10を介して共通軸2を回転して数
字車3a〜3dを零復帰させると、零復帰の状態でバネ
部材12の折曲部12aが切欠段部11aに係合し、共
通軸2がその位置でバネ部材12のバネ力によつて弾圧
固定され、零位置にある各数字車3a〜3dの妄動が防
止される。
【0010】このような装置の場合には、零位置を正確
に定める必要から、バネ部材12の位置決めを正確に行
なってビス等の止め手段によつて側板1bに取りつける
ことが必須となり、その取りつけ作業は工数が多くな
り、面倒であつた。
【0011】そこで、本願出願人は、図6〜図9に示す
ごとく、支持板14と一面にカム板11を設けた無地車
13とを最高位数字車3dに隣接して該共通軸2に取り
つけ、該支持板14は枠板の地板に爪部15を介して固
着されるとともに共通軸には回転可能に貫挿されかつ該
支持板には先端部を係止部17とした彎曲状弾性バネ体
16の基端部を固着し、一方該共通軸に固定されたカム
板11の外周面には該係止部17に対応する係止凹部1
1aを穿設し、前記数字車3a〜3dの全てが零復帰し
たときに該係止凹部11aに該係止部17が係止するこ
とによつて該共通軸2を停止するように構成することに
よつて、共通軸2を停止せしめて帰零状態にある各数字
車3a〜3dの妄動を防ぐことができ、図5に示した装
置に比較してその取りつけ工数が減少しかつ取りつけ作
業が簡単となるようにした帰零式積算計についてすでに
提案した(実公昭58−9329号公報)。なお、図7
において28は主動歯車9のラチエッチバネ部9aがそ
の変形によて帰零バネBに接触して該動作が発生しない
ようにその接触を防止する接触防止板である。29は止
め輪で、回転円滑及び適正なるスラストギャップを確保
するため共通軸の両端部に取り付けられる。図8におい
てH2は軸孔、図9においてH1は軸孔、Tは突条であ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置の場
合、渦巻状でかつ異平面を連続的に形成する金属製帰零
バネBは、金属板をプレス方式で曲げ加工を加えて行っ
ており、曲げ加工によるバラツキによって、前記共通軸
2のキー溝状の溝部2aを基準として見た場合、各金属
製帰零バネBの先端が正確に同一寸法に形成されること
は不可能で、バラツキが発生して、各先端が一致しない
状態となってしまう。この状態で、帰零操作をするため
に摘み10を回すと各金属製帰零バネBがロックしてし
まい、帰零することができない事故が発生していた。そ
こで、現実の製造工程においては、帰零バネBの製造に
あたって、各金属製帰零バネごとに、想定されるバラツ
キを予め考慮して、その先端の長短を調整して、帰零操
作が可能な寸法に設定して製造している。この金属製帰
零バネの製造方法では、その手間が大変であるし、生産
性の面からも非常に不都合なものであった。
【0013】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、帰零バネをプラスチック材料によっ
て形成してその製造の簡略化並びに生産性の向上を図る
とともに係合部と帰零バネとが常時接触していることが
ないように工夫しプラスチック材料のクリープ現象を回
避するようにした帰零式積算計を提供することを目的と
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の帰零式積算計は、枠体に横架された共通軸
上に回転自在に支承され連続する各位数の数字を表示す
る複数個の数字車を設けるとともに前記数字車中最下位
数字車に隣接して主動歯車を共通軸上に回転自在に設
け、かつ前記各数字車の一側には連続歯をまた他側には
間欠歯を形成し、前記主動歯車の回転が最下位数字車に
伝達されると、各数字車間に設けられかつ爪部を介して
枠体の地板に嵌着されたピニオン保持板に保持されたピ
ニオンを介して下位の数字車から高位の数字車が順次回
転し、かつ各数字輪の一側面に係合部を形成し、この係
合部と係合する帰零バネを回動軸に貫挿固定し、共通軸
を一方向に回動したときに帰零バネのバネ部が係合部と
順次係合して数字車の零復帰を行なうようにした帰零式
積算計において、上記帰零バネをプラスチック材料で形
成し、かつ該帰零バネ本体部から外方に突出して形成さ
れた杆状バネ部のバネ力の作用方向を該数字車の側面と
平行な方向に一致させるようにしたことを特徴とする。
【0015】上記係合部を連続歯の頂部から数字車の中
心方向に突出して形成した係合凸部とし、上記杆状バネ
部が係合凸部と係合する際、該杆状バネ部の先端平坦部
と該係合凸部の平坦係合面とが互いに当接状態となるよ
うにするのが好適である。
【0016】最下位の数字車の帰零バネとして渦巻状に
して両端部を異平面とした金属製爪板を用い、かつ該金
属製爪板と係合する係合部を該数字車の一側面に形成す
るという従来と同一の構成を採用すれば、スピードメー
ター等で微かな動きによって、最下位数字車の桁位で、
該数字車が中途半端な位置で停止した場合にも、プラス
チック製の帰零バネの場合のようにクリープ変形を生じ
ない利点がある。
【0017】上記プラスチック材料としては各種のエン
ジニアリングプラスチックを使用することができ、例え
ばポリアセタール樹脂が好適である。
【0018】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面中、図1
〜図4に基づいて説明する。図1〜図4において図5〜
図9に示した従来例と同一部材又は類似部材は同一符号
で示す。
【0019】図1において、符号40は、本発明に係る
帰零式積算計で、枠体(従来装置と同様であり、図示は
省略する)に横架された共通軸2を有している。該共通
軸2には、回転自在に支承され連続する各位数の数字を
表示する複数個の数字車3a〜3dが設けられている。
【0020】従来例の場合と同様に、該数字車3a〜3
dの一側には連続歯20(図示の例では20枚歯)をま
た他側には不図示の間欠歯(通常は2枚歯)が形成され
ている。主動歯車9が回転すると、爪部5a〜5cを介
して枠体の地板に嵌着されたピニオン保持板4a〜4c
に保持されているピニオンPを中継して最下位数字車3
aから順次高位の数字車3b〜3dが回転して自動車等
の走行距離を表示するようになっている。
【0021】ピニオンPも、従来例と同様の構成で、下
位桁側の歯幅を1つおきに切欠したもの、即ち歯幅の厚
い長歯21の3枚と歯幅の薄い短歯22の3枚を交互に
配設したものである。24は捩じりコイルバネで、その
屈曲中央部を支軸23に嵌入し、一端を受壁25に、他
端をピニオンPの歯を半径方向に弾発付勢し、次いで支
承壁26に嵌合している。短歯22が中央に位置し、左
右に長歯21が位置し、左右の長歯21の歯を半径方向
に弾発付勢している状態がピニオンPの安定状態とな
る。ピニオンPが回動するときには長歯21が捩じりコ
イルバネ24を押し上げ、次いで再びピニオンPが安定
状態となる。このピニオンPが安定状態となった位置で
数字車3b〜3dの各数字が表示窓に正確に表示される
ように各数字は対応配置されている。このように、捩じ
りコイルバネ24はピニオンPの妄動を防止する。
【0022】本発明の特徴的構成は、帰零バネ42をプ
ラスチック材料で形成し、かつ該帰零バネ42の本体部
44から外方に突出して形成された杆状バネ部46のバ
ネ力の作用方向を該数字車の側面と平行な方向に一致さ
せるようにしたことである。プラスチック材料として
は、エンジニアプラスチック、例えばポリアセタール樹
脂が好適に用いられる。
【0023】48は連続歯20の頂部から数字車の中心
方向に突出して形成した係合凸部であり、上記杆状バネ
部46と係合するようになっている。
【0024】上記杆状バネ部46が係合凸部48と係合
する際、図2に示すように、該杆状バネ部46の先端平
坦部46aと該係合凸部48の平坦係合面48aとが互
いに当接状態となるように構成されている。このように
形成することにより、該杆状バネ部46と係合凸部48
の係合が確実に行われ、従って帰零動作が確実に行われ
る。
【0025】共通軸2を設定方向に回動したときに帰零
バネ42の杆状バネ部46が該係合凸部48に係止し、
数字車3a〜3dが強制回動されて帰零整列できるよう
に構成されている。該帰零バネ42は中央部に貫通孔3
0が穿設されかつ該貫通孔30には突部32が形成され
ている。該突部32を共通軸2の長手方向に穿設された
キー溝状の溝部2aに一致させて、該貫通孔30を該共
通軸2に挿通することにより、該帰零バネ42が該共通
軸2に取付けられている。
【0026】上記の構成により、主動歯車の回転が最下
位数字車3aに伝達されると、各数字車3a〜3d間に
設けられかつ爪部5a〜5cを介して枠体の地板に嵌着
されたピニオン保持板4a〜4cに保持されたピニオン
Pを介して下位の数字車から高位の数字車が順次回転す
る。また、共通軸2を一方向に回動したときに帰零バネ
42の杆状バネ部46が係合凸部48と順次係合して数
字車の零復帰が行なわれる。なお、図1において、13
は無地車、14は支持板及び16は湾曲状弾性バネ部材
であり、図6〜図9に示した従来例と同様の構成を有
し、同様の作用(共通軸2の位置決め)を行う。
【0027】上記実施例では、全ての数字車3a〜3に
対する帰零バネ42をプラスチック材料で形成する場合
を示した。度数計のように単位の数字を確実に表示する
必要がある場合には、数字車が中途半端な位置(即ち、
数字と数字の間の位置)で停止することはないので、帰
零バネ42は常に図2に示すように、該杆状バネ部46
の先端平坦部46aと該係合凸部48の平坦係合面48
aとが互いに当接状態となる状態となり、たとえ該帰零
バネ42が上記実施例のようにプラスチックで形成され
ていてもクリープ変形が生じる恐れはない。
【0028】一方、走行距離計やスピードメーター等の
ように、走行距離に応じて数字車が数字と数字の間に停
止する構成の場合には、最下位数字車の桁位で、図3に
示すように、該数字車が中途半端な位置で停止した場合
に、プラスチック製の帰零バネ42の場合にはクリープ
変形が生じる恐れがある。
【0029】そこで、図4に示すように、最下位の数字
車3aの帰零バネとして渦巻状にして両端部を異平面と
した従来公知の金属製帰零バネBを用い、かつ該金属製
帰零バネBのバネ板bと係合する従来と同様の係合部A
を該数字車3aの一側面に形成し、残りの数字車3b〜
3dの帰零バネとしては上記した実施例と同様にプラス
チック製の帰零バネ42を用いる構成を採用することが
可能である。
【0030】この場合、最下位数字車の桁位で該数字車
が中途半端な位置で停止した場合でも、帰零バネBは金
属製であるため、プラスチックの場合のようにクリープ
変形を生じる恐れはなく、走行距離計やスピードメータ
ー等の微かな動きを示す積算計の場合に好適に用いられ
る利点がある。
【0031】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、帰
零バネをプラスチック材料によって形成してその製造の
簡略化並びに生産性の向上を図るとともに係合部と帰零
バネとが常時接触していることがないように工夫しプラ
スチック材料のクリープ現象を回避することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帰零式積算計の一実施例を示す要部の
分解斜視図である。
【図2】帰零バネと係合凸部の完全係合状態を示す側面
説明図である。
【図3】帰零バネと係合凸部の不完全係合状態を示す側
面説明図である。
【図4】本発明の帰零式積算計の他の実施例を示す要部
の分解斜視図である。
【図5】従来の帰零式積算計の一例を示す外観斜視図で
ある。
【図6】従来の帰零式積算計の他の例を示す要部斜視図
である。
【図7】図6に示した帰零式積算計の要部の分解斜視図
である。
【図8】図6に示した帰零式積算計の支持板の一例を示
す摘示斜視図である。
【図9】図6に示した帰零式積算計のカム板の一例を示
す摘示斜視図である。
【符号の説明】
1 コ字状枠体 1a,1b コ字状枠体の両側板 2 共通軸 2a キー溝状の溝部 3a〜3d 数字車 4a〜4c ピニオン保持板 5a〜5c 係止部、爪部 6 地板 7,8 伝達軸 9 歯車 10 摘み 11 カム板 11a 係止凹部、切欠段部 12 バネ部材 12a 折曲部 13 無地車 14 支持板 15 爪部 16 湾曲状弾性バネ部材 17 係止部 20 連続歯 21 長歯 22 短歯 23 支軸 24 捩じりコイルバネ 25 受壁 26 支承壁 30 貫通孔 32 突部 40 帰零式積算計 42 帰零バネ 44 帰零バネの本体部 46 杆状バネ部 46a 先端平坦部 48 係合凸部 48a 平坦係合面 A 係合部 B 金属製帰零バネ G1 ,G2 ,G3 ,G4 ギヤ P ピニオン b バネ板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に横架された共通軸上に回転自在に
    支承され連続する各位数の数字を表示する複数個の数字
    車を設けるとともに前記数字車中最下位数字車に隣接し
    て主動歯車を共通軸上に回転自在に設け、かつ前記各数
    字車の一側には連続歯をまた他側には間欠歯を形成し、
    前記主動歯車の回転が最下位数字車に伝達されると、各
    数字車間に設けられかつ爪部を介して枠体の地板に嵌着
    されたピニオン保持板に保持されたピニオンを介して下
    位の数字車から高位の数字車が順次回転し、かつ各数字
    輪の一側面に係合部を形成し、この係合部と係合する帰
    零バネを回動軸に貫挿固定し、共通軸を一方向に回動し
    たときに帰零バネのバネ部が係合部と順次係合して数字
    車の零復帰を行なうようにした帰零式積算計において、
    上記帰零バネをプラスチック材料で形成し、かつ該帰零
    バネ本体部から外方に突出して形成された杆状バネ部の
    バネ力の作用方向を該数字車の側面と平行な方向に一致
    させるようにしたことを特徴とする帰零式積算計。
  2. 【請求項2】 上記係合部を連続歯の頂部から数字車の
    中心方向に突出して形成した係合凸部としたことを特徴
    とする請求項1記載の帰零式積算計。
  3. 【請求項3】 上記杆状バネ部が係合凸部と係合する
    際、該杆状バネ部の先端平坦部と該係合凸部の平坦係合
    面とが互いに当接状態となるようにしたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の帰零式積算計。
  4. 【請求項4】 最下位の数字車の帰零バネとして渦巻状
    にして両端部を異平面とした金属製帰零バネを用い、か
    つ該金属製帰零バネと係合する係合部を該数字車の一側
    面に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載の帰零式積算計。
  5. 【請求項5】 上記プラスチック材料がポリアセタール
    樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の帰零式積算計。
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